JPH0592817A - 全天候型荷役設備用開閉扉 - Google Patents

全天候型荷役設備用開閉扉

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JPH0592817A
JPH0592817A JP16016091A JP16016091A JPH0592817A JP H0592817 A JPH0592817 A JP H0592817A JP 16016091 A JP16016091 A JP 16016091A JP 16016091 A JP16016091 A JP 16016091A JP H0592817 A JPH0592817 A JP H0592817A
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誠二 上田
Toyoo Yamashita
豊士 山下
Shigeru Kitajima
茂 北嶋
Kunio Abe
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Taiyo Kogyo Co Ltd
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Kawatetsu Warehouse Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷役空間への雨水等の侵入を略完全に防止し
て貨物を濡らすことなく一連の荷役作業が行えるように
することを目的とする。 【構成】 シート状の開閉扉本体12を巻取ドラム18
に巻取自在とし、且つ開閉扉本体12の両側部に複数の
シートサポート13…を設けて該シートサポート13…
を摺動自在に嵌合保持する一対のシート用ガイドレール
30,30を開閉扉本体12の側方に設けた全天候型荷
役設備用開閉扉。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全天候型荷役設備用開閉
扉、さらに詳しくは、港湾岸壁に設けられた倉庫等の建
屋と着岸された船舶間で貨物を雨水等に濡らすことなく
荷役作業が行える所謂全天候型荷役設備用の開閉扉に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば雨天時に於ける雨水等から
貨物を守り、品質を低下させることなく良好な荷役作業
を行うべく所謂全天候型荷役設備が採用されるに至って
おり、例えば次のようなものが存在する。
【0003】即ち、この従来のものは、前面を開放した
建屋を港湾岸壁に構築してこれに天井クレーンを備える
と共に、前面上部に相互に外方(海側)に90゜回動し
うる一対のブームを具備してなり、建屋の屋根部内に格
納された可動屋根を回動したブームに沿って海側に移動
するように構成したものである。そして、可動屋根の下
方に形成された荷役空間の前面及び側面を覆うべく、図
10のようにブーム(図示せず)に取付けた巻取軸35
から下端部に先頭材36を具備するシート状の開閉扉本
体12aを垂下せしめて荷役空間内への雨水等の侵入を
防止していたのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものはシート状の開閉扉本体12aを単に巻取軸3
4から垂下せしめるだけのものであり、側部には何ら保
持手段が設けられていないために、風雨等の影響を開閉
扉本体12aが直接受けて撓みが生じ、下方及び側方に
できた隙間37から雨水等が荷役空間内に侵入すること
となり、その結果貨物が雨水等にさらされて商品価値を
大幅に低下せしめると共に、荷役作業が極めて煩雑とな
る致命的な問題点を有していたのである。
【0005】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、荷役空間への雨水等
の侵入を略完全に防止して貨物を濡らすことなく一連の
荷役作業が良好に行えるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために、本発明は前面が開放された建屋1と船舶5と
の相互間で荷役作業を行う荷役空間9を形成すべく建屋
1から外部に突出しうるブーム3と、前記建屋1に格納
され且つ該ブーム3に沿って移動可能な可動屋根8とか
らなる全天候型荷役設備に於いて前記荷役空間9の前面
又は/及び側面を覆うための開閉扉であって、両端部に
複数個のシートサポート13…が設けられたシート状の
開閉扉本体12と、該開閉扉本体12の両側方に配設さ
れ且つ前記シートサポート13…が摺動自在に嵌合する
一対のシート用ガイドレール30,30と、前記開閉扉
本体12の上方に配設され且つ該開閉扉本体12を巻取
るべく回転自在に設けられた巻取ドラム18とからなる
全天候型荷役設備用開閉扉である。
【0007】
【作用】従って、上記構成を特徴とする全天候型荷役設
備用開閉扉に於いては、開閉扉本体12の両側部には複
数のシートサポート13…が設けられてなるため、開閉
扉本体12を巻取った状態にある巻取ドラム18を回転
せしめると、シート用ガイドレール30,30にシート
サポート13…が嵌合した状態で摺動移動して開閉扉本
体12が巻取ドラム18により垂下状態で前記荷役空間
9の側面等が覆われることとなる。
【0008】而して、開閉扉本体12の両側部に設けた
シートサポート13…はシート用ガイドレール30,3
0にて夫々嵌合保持されてなるため、たとえ風雨等を開
閉扉本体12が直接受けてもその影響はなく、荷役空間
9内へ雨水等の侵入を良好に阻止できることとなる。
【0009】尚、荷役作業完了後或いは晴天時等の開閉
扉不要時は、巻取ドラム18を逆回転せしめて開閉扉本
体12を巻取っておく。
【0010】
【実施例】先ず、本発明が適用される全天候型荷役設備
の一実施例について図面に従って説明する。
【0011】図1中、1は貨物を保管すべく港湾岸壁等
に構築される倉庫等の建屋を示し、その前面(海側)は
開放されると共に、両内側壁の上部側には天井クレーン
(図示せず)を前後方向に走行させるべく一対の走行路
(図示せず)が夫々配設されてなる。3は各走行路の先
端部に引出し旋回可能に連結されたブームで、その引出
し時には港湾岸壁4に碇泊する船舶5の上方をカバーで
きるような長さに設定されてなる。
【0012】6は建屋1の屋根部内に格納された可動屋
根8を前記走行路及びブーム3上に沿って前後方向に移
動させるための移動台車であり、この可動屋根8の海側
への移動により該可動屋根8の下方位置に荷役空間9が
形成されることとなり、また移動台車6の両端部にはコ
ーナーポスト10,10が下向きに突設されている。1
1は移動台車6の前面に設けられた蛇腹状に折畳み可能
なシャッターで、電動機(図示せず)の駆動によりコー
ナーポスト10,10に沿って昇降しうるように構成さ
れてなる。
【0013】次に、かかる全天候型荷役設備に設けられ
る開閉扉について説明すると、図1乃至図4中、12は
塩化ビニル被覆ポリエステル等からなる防水性を有する
シート状の開閉扉本体を示し、その両端部には図5の如
く所定間隔隔てて両端が円錐台状に形成されたシートサ
ポート13…が水平補強梁等を介さず直接シート側端部
に各6個ずつ取付けられている。14は開閉扉本体12
の下端部に設けられた角パイプからなる先導芯材を示
し、図8のように該先導芯材14は略中央部で偏心して
なり、またその両端部に取付けられた連結部材15には
摺動自在なスライドピン16が複数設けられ、且つ該ス
ライドピン16の先端部には回転自在な車輪17が夫々
取付けられている。尚、海側の連結部材15は背面側に
延設され、この部位にスライドピン16が設けられてな
る。
【0014】18は図4及び図6のように移動台車6の
下面に設けたブラケット19を介して取付けられた支持
部材20と、図3の如く建屋1の海側の支柱21の内側
に配設したレール22に係合する複数の車輪23…を具
備したサドル24の下面に夫々設けられた支持部材25
間に回転自在に軸支された巻取ドラムで、前記先導芯材
14と同様に略中央部で偏心してなり、且つ開閉扉本体
12を巻取るべく該開閉扉本体12の基部が固定される
と共に、海側の先端部に設けられた電動機26により回
転駆動され、また前記支持部材20とサドル24とは連
結梁27にて連結されている。尚、巻取ドラム支持部材
20,25の内方位置に設けられた巻取部18aは断面
略正六角形状に形成されてなる。
【0015】図8中、28,29は前記コーナーポスト
10に外方側部又は支柱21の内方側面に沿って突設さ
れた補助支柱を夫々示し、該補助支柱28,29の側面
には前記シートサポート13…が摺動自在に嵌合するシ
ート用ガイドレール30と前記先導芯材14…の車輪2
3…が摺動自在に係合する先導芯材用ガイドレール31
とが上下方向に並設されてなる。尚、図6の如く陸側の
シート用ガイドレール30と先導芯材用ガイドレール3
1は海側のものに比して短寸に形成されている。
【0016】図6中、32は先導芯材14を先導芯材用
ガイドレール31内へ良好に誘導すべく陸側の支持部材
25に設けられた誘導用ガイドレールを示し、その下端
部は先導芯材用ガイドレール31の上端部に対面するよ
うに配設されてなる。
【0017】本実施例は以上のような構成からなり、次
にこれを使用する場合について説明する。
【0018】先ず、ブーム3,3を旋回せしめて海側に
突出させた後、移動台車6を始動すると図1のように可
動屋根8及びコーナーポスト10,10が巻取ドラム1
8に巻取られた開閉扉本体12を伴って、ブーム3,3
上を海側に移動し、可動屋根8の下方に荷役空間9が形
成されることとなる。この際、巻取ドラム18及び先導
芯材14は夫々偏心して形成されてなるために、図8の
二点鎖線で示す如く連結部材28等が支柱21に設けら
れた連結部材29に接触することはない。
【0019】次に、電動機の駆動より移動台車6の前面
に設けられたシャッター11がコーナーポスト10,1
0に沿って下降して荷役空間9の前面が覆われ、さら
に、巻取ドラム18の電動機26を始動すると、巻取ド
ラム18が回転して先ず先導芯材14が海側の先導芯材
用ガイドレール31に係合してガイドされ、その後海側
のシートサポート13がシート用ガイドレール30に係
合すると共に、先導芯材14が陸側の先導芯材用レール
31に誘導用ガイドレール32を介して係合した後、陸
側のシートサポート13がシート用ガイドレール30に
係合した状態で、順次開閉扉11が巻取ドラム18から
垂下して前記荷役空間9の両側方を覆うこととなる。
【0020】そして、図1のようにこれら開閉扉本体1
2…とシャッター11によって雨天時の雨水等の荷役空
間9内への侵入が阻止されることとなり、よって建屋1
及び湾岸岸壁4に碇泊する船舶5間に於いて、貨物を濡
らすことなく品質を維持しつつ、その荷役作業が良好に
行えるのである。
【0021】この場合に於いて、たとえ強風等を開閉扉
本体12,12が受けても、該開閉扉本体12,12の
両端に設けられたシートサポート13とシート用ガイド
レール30とが係合してなり且つ先導芯材14の自重等
も手伝って、開閉扉本体12,12の両側端部は強風に
煽られることもなく図3及び図4の実線12’で示す如
く荷役空間9を覆った状態を維持できるために、荷役空
間9への雨水等の侵入阻止は勿論のこと、開閉扉本体1
2,12が荷役作業を妨げるようなこともなく、よって
一連の作業の能率向上に大いに寄与しうることとなる。
【0022】また、開閉扉本体12はシート状の簡易な
構成からなるため、その制作が極めて容易に且つ安価に
行えるという実用的な利点を有し、しかも開閉扉12の
巻取用電動機26も比較的小型のもので十分対応できる
こととなる。
【0023】次に、可動屋根8及び開閉扉等を建屋1内
に格納する場合には、シャッター11を折畳んで格納す
ると共に、電動機26により巻取ドラム18,18を逆
回転させて両ガイドレール30,31とシートサポート
13及び先導芯材14との係合状態が解除されるまで開
閉扉12,12を巻取る。この場合、巻取ドラム18の
巻取部18aは断面略六角形状に形成されてなるため、
各シートサポート13…が巻取部18aの各面に1個ず
つの割合で巻取られるのである。
【0024】そして、移動台車6を始動せしめて可動屋
根8と開閉扉とを建屋1内に格納した後、ブーム3,3
を建屋1側に旋回すればよいのである。
【0025】尚、シートサポート13やシート用ガイド
レール30の形状は上記実施例に限定されず、要はシー
ト用ガイド30に摺動自在に嵌合可能で且つ開閉扉本体
12の側部を保持しうるように構成されればよい。
【0026】また、上記実施例に於いては、先導芯材1
4を開閉扉本体12の下端に設けて先導芯材用ガイドレ
ール31に摺動自在に嵌合しうるように構成したため
に、シートサポート13…を良好シート用ガイドレール
30,30内に進入させ得るという利点を得たが、比較
的小規模な開閉扉の場合等はこの先導芯材14等は必ず
しも設けなくてもよく、使用態様等に応じて設ければよ
い。
【0027】さらに、該実施例では荷役空間9の両側面
を覆うべく開閉扉を使用したが、この開閉扉は前面に使
用することも可能であり、本発明に係る開閉扉は決して
側面用に限定されるものではない。
【0028】また、湾岸岸壁4の形状や船舶5の種類等
に応じて、先導芯材14の下端部に図9の如く三分割し
た垂れ幕33を設けることも可能である。この場合は先
導芯材14の下端部に巻取装置34を設けて垂れ幕33
を巻取可能に構成すればよい。
【0029】その他、シートサポート13の数、巻取ド
ラム18の形状及び開閉扉の移動手段等も本発明の意図
する範囲内に於いて任意に設計変更自在である。
【0030】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は荷役空間を覆った
際に於いて、開閉扉本体の両側部がシート用ガイドレー
ルに嵌合する複数のシートサポートにより保持される構
成にてなるために、たとえ開閉扉本体が風雨等を受けて
も従来のもののように該開閉扉本体が煽られて隙間が生
ずることがなく、よってこの隙間から雨水等が荷役空間
に侵入することを略完全に阻止できることとなった。従
って、貨物を濡らすことなくその品質を維持しつつ一連
の荷役作業が行えるという格別の効果を得るに至ったの
である。
【0031】また、本発明に係る開閉扉本体はシート状
の簡易な構成からなるために、容易且つ安価な制作が可
能であり、しかも該開閉扉本体の巻取りを行う巻取ドラ
ムの回転駆動にも小型の電動機等により対処できるとい
う実用的な効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全天候型荷役設備の斜
視図。
【図2】開閉扉の正面図。
【図3】開閉扉の側面図。
【図4】開閉扉の側面図
【図5】(イ)は開閉扉の要部正面図、(ロ)は(イ)
のA−A線断面図。
【図6】開閉扉の中間省略正面図。
【図7】図6のB方向矢視図。
【図8】図6のC方向矢視図。
【図9】他の実施例を示す開閉扉の要部拡大正面図。
【図10】従来の開閉扉の側面図。
【符号の説明】
1…建屋 3…ブーム 5…船舶 8…可動屋根 9…荷役空間 12…開閉扉 13…シートサポート 18…巻取ドラム 30…シート用ガイドレール
フロントページの続き (71)出願人 000204192 太陽工業株式会社 大阪府大阪市淀川区木川東4丁目8番4号 (72)発明者 上田 誠二 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 山下 豊士 大阪府大阪市住之江区南港中1丁目4番 122号川鉄倉庫株式会社内 (72)発明者 北嶋 茂 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内 (72)発明者 阿部 邦生 東京都目黒区東山3丁目22番1号 太陽工 業株式会社東京支店内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開放された建屋1と船舶5との相
    互間で荷役作業を行う荷役空間9を形成すべく建屋1か
    ら外部に突出しうるブーム3と、前記建屋1に格納され
    且つ該ブーム3に沿って移動可能な可動屋根8とからな
    る全天候型荷役設備に於いて前記荷役空間9の前面又は
    /乃び側面を覆うための開閉扉であって、両側部に複数
    のシートサポート13…が設けられたシート状の開閉扉
    本体12と、該開閉扉本体12の両側方に配設され且つ
    前記シートサポート13…が摺動自在に嵌合する一対の
    シート用ガイドレール30,30と、前記開閉扉本体1
    2の上方に配設され且つ該開閉扉本体12を巻取るべく
    回転自在に設けられた巻取ドラム18とからなることを
    特徴とする全天候型荷役設備用開閉扉。
  2. 【請求項2】 前記開閉扉本体12の下端部に先導芯材
    14が幅方向に設けられ且つ該先導芯材14の両端部に
    は前記シート用ガイドレール30,30の側方に夫々配
    設された先導芯材用ガイドレール31,31に摺動自在
    に嵌合する車輪23が回転自在に設けられてなる請求項
    1記載の全天候型荷役設備開閉扉。
  3. 【請求項3】 前記開閉扉本体12を建屋1内に格納す
    べく該開閉扉本体12が移動自在に構成されてなる請求
    項1又は2記載の全天候型荷役設備用開閉扉。
JP16016091A 1991-04-05 1991-04-05 全天候型荷役設備用開閉扉 Expired - Lifetime JP2905623B2 (ja)

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