JPH0596565U - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents
油圧式動力伝達継手Info
- Publication number
- JPH0596565U JPH0596565U JP3541692U JP3541692U JPH0596565U JP H0596565 U JPH0596565 U JP H0596565U JP 3541692 U JP3541692 U JP 3541692U JP 3541692 U JP3541692 U JP 3541692U JP H0596565 U JPH0596565 U JP H0596565U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- cam
- recess
- power transmission
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 10
- 230000008878 coupling Effects 0.000 title 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 title 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 title 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達
継手に関し、カジリの発生を防止し、フリクショントル
クを低減し、さらに、プランジャーの加工を簡単にする
ことを目的とする。 【構成】 プランジャー8の先端に凹部31を形成し、
凹部31にローラ32を挿入するように構成する。
継手に関し、カジリの発生を防止し、フリクショントル
クを低減し、さらに、プランジャーの加工を簡単にする
ことを目的とする。 【構成】 プランジャー8の先端に凹部31を形成し、
凹部31にローラ32を挿入するように構成する。
Description
【0001】
本考案は、車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
本出願人は、例えば特願平02−37921号において、次のような油圧式動 力伝達継手を提案している。 すなわち、この油圧式動力伝達継手は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ 、前記一方の軸に連結され、内面に2つ以上の山を有するカム面を形成したカム ハウジングと、 前記他方の軸に連結されるとともに、前記カムハウジング内に回転自在に収納 され、複数のプランジャー室を形成したロータ部材と、 前記複数のプランジャー室の各々に、リターンスプリングの押圧を受けて往復 移動自在に収納されるとともに、前記両軸の相対回転時に前記カム面によって駆 動される複数のプランジャーと、 前記ロータ部材の表面に開口し、前記プランジャー室と通じる吸入吐出孔と、 前記ロータ部材の表面に回転自在に摺接するとともに、前記両軸の相対回転方 向が切り替わる時に、前記カムハウジングとの間で所定の角度だけ回転可能に位 置決めされ、前記吸入、吐出孔との位置関係によって吸入弁あるいは吐出弁の作 用をする弁体と、 前記プランジャーの駆動による吐出圧を受けて流動抵抗を発生する手段を備え 、 前記両軸の回転速度差に応じてトルクを伝達するものである。
【0003】
しかしながら、このような従来の油圧式動力伝達継手にあっては、図4に示す ように、カムハウジング51に形成したカム面52によってロータ53内に押し 込まれるプランジャー54の先端は、カム面52に対応して断面が湾曲形成され ているため、カムハウジング51とプランジャー54はすべり摩擦となっている ので、カム面52がリターンスプリング55に抗してプランジャー54を押し込 むとき、過大面圧によってカジリが発生し、また、摩擦係数が大きいので、フリ クショントルクが多くなり、さらに、プランジャー54の加工が容易でないとい う問題点があった。
【0004】 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、カムハウ ジングとプランジャーとの摩擦をころがり摩擦とすることで、カジリの発生を防 止し、フリクショントルクを低減し、さらに、プランジャーの加工が簡単な油圧 式動力伝達継手を提供することを目的としている。
【0005】
前記目的を達成するために、本考案は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ 、前記一方の軸に連結され、2つ以上の山を有するカム面を形成したカムハウジ ングと、 前記他方の軸に連結されるとともに、前記カムハウジング内に回転自在に収納 され、複数のプランジャー室を形成したロータと、 前記複数のプランジャー室のそれぞれに、リターンスプリングの押圧を受けて 往復移動自在に収納されるとともに、前記両軸の相対回転時に前記カム面によっ て駆動される複数のプランジャーと、 前記プランジャーの駆動による吐出油の流動により流動抵抗を発生する手段を 備え、 前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手において 、 前記プランジャーの先端に凹部を形成し、該凹部にローラを挿入したものであ る。
【0006】
本考案においては、プランジャーの先端に凹部を形成し、凹部にローラを挿入 するようにしたため、カムハウジングのカム面でプランジャーをロータ内に押し 込むとき、ローラが回転するので、カム面とプランジャーの摩擦は、ころがり摩 擦となる。
【0007】 したがって、カム面およびプランジャーに過大面圧がかからないので、カム面 およびプランジャーのカジリの発生を防止することができる。 また、摩擦係数が小さくなるため、フリクショントルクを低減することができ る。 さらに、従来のように、プランジャーの先端を断面が湾曲するように形成する 必要がないので、プランジャーの加工が容易になる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図3は本考案の一実施例を示す図である。 まず、構成を説明すると、図1〜図3において、1は内側面に2つ以上の山を 有するカム面2を形成したカムであり、カム1は出力軸3に連結され、出力軸3 と一体で回転する。また、カム1はカムハウジング4に固定され、カムハウジン グ4はカム1と一体で回転する。
【0009】 5はカムハウジング4内に回転自在に収納されたロータであり、ロータ5は入 力軸6に結合され、入力軸6と一体で回転する。 ロータ5には、軸方向に複数個のプランジャー室7が形成され、プランジャー 室7内は複数個のプランジャー8がリターンスプリング9を介して摺動自在に収 納されている。また、ロータ5には複数の吸入吐出孔10が各プランジャー室7 に通じるように形成されている。
【0010】 11は表面に吸入ポート12、吸入路13および吐出ポート14が形成された ロータリバルブ(弁体)であり、ロータリバルブ11の裏面には連通溝15が形 成されている。連通溝15は吐出ポート14に連通し、また、連通溝15に密着 して蓋部材16が設けられている。 17は流動抵抗発生手段としてのオリフィスであり、オリフィス17は吐出ポ ート14と吸入路13を連通するように、放射方向にロータリバルブ11に形成 されている。
【0011】 また、ロータリバルブ11はカムハウジング4の内周に形成した切欠き18に 係合する位置決め用の突起19を有する。 ロータリバルブ11は、吸入吐出孔10の開閉タイミングを決定するタイミン グ部材を構成し、切欠き18と突起19がカム1とロータリバルブ11の位相関 係を規制する位置決め機構を構成している。
【0012】 プランジャー8が吸入行程にある場合は、ロータリバルブ11の吸入ポート1 2とロータ5の吸入吐出孔10が通じる位置関係となり、吸入路13、吸入ポー ト12、ロータ5の吸入吐出孔10を通じて、プランジャー室7にオイルを吸入 することができる。 また、プランジャー8が吐出行程にある場合は、吸入行程と逆の関係となり、 ロータ5の吸入吐出孔10はロータリバルブ11の吐出ポート14を介して連通 溝15に通じ、吸入ポート12は閉じた状態となる。
【0013】 20はカムハウジング4と一体で回転するスラストブロックであり、ベアリン グ21を介して入力軸6を支持している。スラストブロック20とロータリバル ブ11との間にはニードルベアリング22が介装され、このニードルベアリング 22側のフリクショントルクはロータ5とロータリバルブ11の間のフリクショ ントルクより小さくなるように設定されている。したがって、差動回転の方向が 変わると、ロータリバルブ11はロータ5とともにつれ回りし、ロータリバルブ 11の位置決め用の突起19がカムハウジング4の切欠き18に当たるまで回転 した後、カムハウジング4と一体で回転する。これにより正転時または逆転時に も所定のタイミングで吸入吐出孔10を強制的に開閉する。
【0014】 23はカムハウジング4と一体で回転するアキュムレータピストンであり、ア キュムレータピストン23は内圧に応じて移動する。アキュムレータピストン2 3とリテーナ24との間には、リターンスプリング25が介装されている。 ここで、前記プランジャー8の先端には凹部31が形成され、凹部31にはロ ーラ32が挿入される。
【0015】 したがって、カム1のカム面2がプランジャー8をプランジャー室7内に押し 込むとき、ローラ32が回転し、カム面2とプランジャー8の摩擦は、ころがり 摩擦となる。なお、26はオイルシール、27はストッパリング、28はボルト 、30はニードルベアリングである。 次に、作用を説明する。
【0016】 カム1とロータ5との間に回転差が生じないときは、プランジャー8は作動せ ず、トルクは伝達されない。なお、このとき、プランジャー8はリターンスプリ ング9によりカム面2に押しつけられている。 次に、カム1を有する出力軸3に対しロータ5を有する入力軸6の回転が速く 回転し、入出力軸間に回転差が生じると、吐出行程にあるプランジャー8はカム 1のカム面2により軸方向に押し込まれる。
【0017】 このため、プランジャー8はプランジャー室7のオイルを吸入吐出孔10から ロータリバルブ11の吐出ポート14に押し出す。 吐出ポート14に押し出されたオイルは、連通溝15、オリフィス17を通っ て吸入路13に供給される。この時、オリフィス17の抵抗により連通溝15、 吐出ポート14およびプランジャー室7の油圧が上昇し、プランジャー8に反力 が発生する。このプランジャー反力に逆ってカム1を回転させることによりトル クが発生し、カム1とロータ5との間でトルクが伝達される。
【0018】 さらに、カム1が回転すると、吸入行程となり、吸入吐出孔10と吸入ポート 12が通じるため、吸入路13のオイルは、吸入ポート12、吸入吐出孔10を 介してプランジャー室7に吸入され、プランジャー8はカム1のカム面2に沿っ て戻る。 ここで、本実施例においては、プランジャー8の先端に凹部31を形成し、凹 部31にローラ32を挿入するようにしたため、カム2とプランジャー8の摩擦 は、ころがり摩擦になる。
【0019】 したがって、過大面圧がカム面2およびプランジャー8にかからないので、カ ム面2およびプランジャー8のカジリの発生を防止することができる。 また、摩擦係数が小さくなるので、フリクショントルクを低減することができ る。さらに、従来のように、プランジャー8の先端を断面が湾曲するように形成 する必要がないので、プランジャー8の加工が容易になる。
【0020】
以上説明してきたように、本考案によれば、プランジャーの先端に凹部を形成 し、凹部にローラを挿入するようにしたため、カムとプランジャーの摩擦をころ がり摩擦とすることができるので、カジリの発生を防止することができ、フリク ショントルクを低減することができ、さらに、加工を容易にすることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す要部断面図
【図2】本考案の油圧式動力伝達継手を示す図
【図3】図2のA−A断面矢視図
【図4】問題点の説明図
1:カム 2:カム面 3:出力軸 4:カムハウジング 5:ロータ 6:入力軸 7:プランジャー室 8:プランジャー 9:リターンスプリング 10:吸入吐出孔 11:ロータリバルブ 12:吸入ポート 13:吸入路 14:吐出ポート 15:連通溝 16:蓋部材 17:オリフィス 18:切欠き 19:突起 20:スラストブロック 21:ベアリング 22:ニードルベアリング 23:アキュムレータピストン 24:リテーナ 25:リターンスプリング 26:オイルシール 27:ストッパリング 28:ボルト 30:ニードルベアリング 31:凹部 32:ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前
記一方の軸に連結され、2つ以上の山を有するカム面を
形成したカムハウジングと、 前記他方の軸に連結されるとともに、前記カムハウジン
グ内に回転自在に収納され、複数のプランジャー室を形
成したロータと、 前記複数のプランジャー室のそれぞれに、リターンスプ
リングの押圧を受けて往復移動自在に収納されるととも
に、前記両軸の相対回転時に前記カム面によって駆動さ
れる複数のプランジャーと、 前記プランジャーの駆動による吐出油の流動により流動
抵抗を発生する手段を備え、 前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式
動力伝達継手において、 前記プランジャーの先端に凹部を形成し、該凹部にロー
ラを挿入したことを特徴とする油圧式動力伝達継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3541692U JPH0596565U (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 油圧式動力伝達継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3541692U JPH0596565U (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 油圧式動力伝達継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596565U true JPH0596565U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12441275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3541692U Pending JPH0596565U (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 油圧式動力伝達継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596565U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002310196A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-10-23 | Fuji Univance Corp | 油圧式動力伝達継手 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62286838A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-12 | Nissan Motor Co Ltd | トルク伝達装置 |
| JPH03239824A (ja) * | 1990-02-19 | 1991-10-25 | Fuji Technica Inc | 油圧式動力伝達継手 |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP3541692U patent/JPH0596565U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62286838A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-12 | Nissan Motor Co Ltd | トルク伝達装置 |
| JPH03239824A (ja) * | 1990-02-19 | 1991-10-25 | Fuji Technica Inc | 油圧式動力伝達継手 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002310196A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-10-23 | Fuji Univance Corp | 油圧式動力伝達継手 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0596565U (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2731467B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2731469B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP3069257B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JPH0483919A (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2695559B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JPH03239824A (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2579032Y2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2731468B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JPH0672630B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2731466B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2572876B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JPH0586042U (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2542805Y2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JPH05118351A (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2731470B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2952139B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JPH0596646U (ja) | 油圧回路のリリーフ弁 | |
| JPH0640472U (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JPH07248032A (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2886794B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JPH05272559A (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JPH0596566U (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP2731465B2 (ja) | 油圧式動力伝達継手 | |
| JP4041203B2 (ja) | 可逆転オイルポンプ |