JPH06104459A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH06104459A JPH06104459A JP27667792A JP27667792A JPH06104459A JP H06104459 A JPH06104459 A JP H06104459A JP 27667792 A JP27667792 A JP 27667792A JP 27667792 A JP27667792 A JP 27667792A JP H06104459 A JPH06104459 A JP H06104459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- type
- type region
- semiconductor
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 52
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 25
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 7
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 abstract description 11
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 4
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 11
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 PN接合分離領域内にダイオードを形成する
際に、寄生トランジスタが生じないようにモノリシック
ICを構成する。 【構成】 P形半導体基体11とP形領域14とP+ 形
領域で囲まれたPN接合分離の島状領域を設ける。この
島状領域の中にN++形領域23とN- 形領域16とから
成るN形カソード領域を設ける。このカソード領域を囲
むようにP形領域15とP+ 形領域20とからなるP形
のアノード領域を設ける。アノード領域を囲むようにN
+ 形領域13とN+ 形領域18とを設ける。N++形領域
23にカソード電極36を接続する。P+ 形領域20と
N+ 形領域18をアノード電極35に接続する。
際に、寄生トランジスタが生じないようにモノリシック
ICを構成する。 【構成】 P形半導体基体11とP形領域14とP+ 形
領域で囲まれたPN接合分離の島状領域を設ける。この
島状領域の中にN++形領域23とN- 形領域16とから
成るN形カソード領域を設ける。このカソード領域を囲
むようにP形領域15とP+ 形領域20とからなるP形
のアノード領域を設ける。アノード領域を囲むようにN
+ 形領域13とN+ 形領域18とを設ける。N++形領域
23にカソード電極36を接続する。P+ 形領域20と
N+ 形領域18をアノード電極35に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PN接合分離された領
域に寄生トランジスタ動作が抑制されてPN接合ダイオ
ードが形成された半導体装置に関する。
域に寄生トランジスタ動作が抑制されてPN接合ダイオ
ードが形成された半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の素子間を分離する手段として
PN接合分離法が公知である。図11はこのPN接合分
離を利用したモノリシックICチップを示す。ここでは
出発母材としてのP形半導体領域1とこの上にエピタキ
シャル成長によって形成されたN- 形半導体領域2とか
ら成る半導体基板を備え、素子形成領域となるN- 形半
導体領域2がP形の拡散分離領域3によって多数の領域
に区画されている。図11では、この1つの素子形成領
域にN+ 形領域4をエミッタ、P形領域5をベース、N
+ 形領域6及びN- 形領域2をコレクタとするNPNト
ランジスタ構造が構成されている。ここでN+ 形領域6
は電極7に隣接されており、N+ 形領域4及びP形領域
5は共通の電極8に隣接している。この結果、図11の
NPNトランジスタはベース・エミッタ間短絡のコレク
タ・ベース間PN接合ダイオードとして動作する。
PN接合分離法が公知である。図11はこのPN接合分
離を利用したモノリシックICチップを示す。ここでは
出発母材としてのP形半導体領域1とこの上にエピタキ
シャル成長によって形成されたN- 形半導体領域2とか
ら成る半導体基板を備え、素子形成領域となるN- 形半
導体領域2がP形の拡散分離領域3によって多数の領域
に区画されている。図11では、この1つの素子形成領
域にN+ 形領域4をエミッタ、P形領域5をベース、N
+ 形領域6及びN- 形領域2をコレクタとするNPNト
ランジスタ構造が構成されている。ここでN+ 形領域6
は電極7に隣接されており、N+ 形領域4及びP形領域
5は共通の電極8に隣接している。この結果、図11の
NPNトランジスタはベース・エミッタ間短絡のコレク
タ・ベース間PN接合ダイオードとして動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11に示
す素子構造ではP形半導体領域5をエミッタとし、N+
形領域6、N- 形領域2をベースとし、P+ 形領域3及
びP形領域1をコレクタとするPNPトランジスタ構造
が素子の縦方向と横方向に寄生的に形成される。このた
め、電極8と電極7との間に電極8側の電位を大きくす
る電圧を印加してPN接合ダイオードを順方向動作させ
ると、上記の寄生のPNPトランジスタもhfeが0.1
以上のトランジスタとして動作し、電極9にコレクタ電
流が流れこれが漏れ電流となる。この漏れ電流は、電極
9と電極7及び8との電位差が大きい場合に、大きな電
力損失を生じさせることになり、問題となる。
す素子構造ではP形半導体領域5をエミッタとし、N+
形領域6、N- 形領域2をベースとし、P+ 形領域3及
びP形領域1をコレクタとするPNPトランジスタ構造
が素子の縦方向と横方向に寄生的に形成される。このた
め、電極8と電極7との間に電極8側の電位を大きくす
る電圧を印加してPN接合ダイオードを順方向動作させ
ると、上記の寄生のPNPトランジスタもhfeが0.1
以上のトランジスタとして動作し、電極9にコレクタ電
流が流れこれが漏れ電流となる。この漏れ電流は、電極
9と電極7及び8との電位差が大きい場合に、大きな電
力損失を生じさせることになり、問題となる。
【0004】そこで、本発明はこのような寄生トランジ
スタが形成されないPN接合ダイオード構造を提供する
ことを目的とする。
スタが形成されないPN接合ダイオード構造を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、実施例を示す図10の符号を参照して説明
すると、第1の導電形の第1の半導体領域11、14、
19によって島状にPN接合分離された素子形成領域内
に、一方の主面が基板上面に露出した第2の導電形の第
2の半導体領域16、23と、この第2の半導体領域1
6、23をその一方の主面を除いて包囲し且つ基板上面
に露出する部分を有する第1の導電形の第3の半導体領
域15、20と、この第3の半導体領域15、20をそ
の一方の主面を除いて包囲し且つ基板上面に露出する部
分を有する第2の導電形の第4の半導体領域13、18
とを備え、前記第2の半導体領域16、23の一方の主
面に接続された第1の電極36と、前記第3及び第4の
半導体領域15、20、13、18の一方の主面に接続
された第2の電極35とが設けられている半導体装置に
係わるものである。なお、本発明と実施例との対応関係
を説明すると、第1の半導体領域はP形半導体基体11
とP形領域14とP+ 形領域19であり、第2の半導体
領域はN-形領域16とN++形領域23であり、第3の
半導体領域はP形領域15とP+ 形領域20であり、第
4の半導体領域はN+ 形領域13とN+ 形領域18とで
あり、第1の電極はカソード電極36であり、第2の電
極はアノード電極35である。
の本発明は、実施例を示す図10の符号を参照して説明
すると、第1の導電形の第1の半導体領域11、14、
19によって島状にPN接合分離された素子形成領域内
に、一方の主面が基板上面に露出した第2の導電形の第
2の半導体領域16、23と、この第2の半導体領域1
6、23をその一方の主面を除いて包囲し且つ基板上面
に露出する部分を有する第1の導電形の第3の半導体領
域15、20と、この第3の半導体領域15、20をそ
の一方の主面を除いて包囲し且つ基板上面に露出する部
分を有する第2の導電形の第4の半導体領域13、18
とを備え、前記第2の半導体領域16、23の一方の主
面に接続された第1の電極36と、前記第3及び第4の
半導体領域15、20、13、18の一方の主面に接続
された第2の電極35とが設けられている半導体装置に
係わるものである。なお、本発明と実施例との対応関係
を説明すると、第1の半導体領域はP形半導体基体11
とP形領域14とP+ 形領域19であり、第2の半導体
領域はN-形領域16とN++形領域23であり、第3の
半導体領域はP形領域15とP+ 形領域20であり、第
4の半導体領域はN+ 形領域13とN+ 形領域18とで
あり、第1の電極はカソード電極36であり、第2の電
極はアノード電極35である。
【0006】
【作用及び効果】本願発明によれば、第2の半導体領域
23と第3の半導体領域15、20との間にPN接合が
形成され、両半導体領域によってPN接合ダイオードが
構成される。ここで、第3の半導体領域15、20はこ
れと共に第2の電極35に接続された反対導電形の第4
の半導体領域13、18に包囲されている。このため、
第2の半導体領域23又は第3の半導体領域15、20
と第1の半導体領域11、14、19との間に漏れ電流
が流れることが抑制される。即ち、PN接合分離された
領域にダイオードを形成したにも拘らず寄生トランジス
タによる漏れ電流を防ぐことができる。
23と第3の半導体領域15、20との間にPN接合が
形成され、両半導体領域によってPN接合ダイオードが
構成される。ここで、第3の半導体領域15、20はこ
れと共に第2の電極35に接続された反対導電形の第4
の半導体領域13、18に包囲されている。このため、
第2の半導体領域23又は第3の半導体領域15、20
と第1の半導体領域11、14、19との間に漏れ電流
が流れることが抑制される。即ち、PN接合分離された
領域にダイオードを形成したにも拘らず寄生トランジス
タによる漏れ電流を防ぐことができる。
【0007】
【実施例】次に図1〜図10を参照して本発明の一実施
例に係わるモノリシックIC及びその製造工程を説明す
る。本実施例のモノリシックICを製作する際には、ま
ず、出発母材として図1に示すシリコンから成るP形半
導体基体11を用意する。基体11は後にトランジスタ
素子が形成される領域(以下、第1の素子形成領域と称
す)11aと後にダイオード素子が形成される領域(以
下、第2の素子形成領域と称す)11bとを有してい
る。実際のモノリシックICは、これ等仮想の領域11
a、11bが平面的相互に離間して島状に多数個配置さ
れた構造となっているが、本実施例では本発明の本質に
係わる領域についてのみ図示し、説明する。
例に係わるモノリシックIC及びその製造工程を説明す
る。本実施例のモノリシックICを製作する際には、ま
ず、出発母材として図1に示すシリコンから成るP形半
導体基体11を用意する。基体11は後にトランジスタ
素子が形成される領域(以下、第1の素子形成領域と称
す)11aと後にダイオード素子が形成される領域(以
下、第2の素子形成領域と称す)11bとを有してい
る。実際のモノリシックICは、これ等仮想の領域11
a、11bが平面的相互に離間して島状に多数個配置さ
れた構造となっているが、本実施例では本発明の本質に
係わる領域についてのみ図示し、説明する。
【0008】次に、図1の基体11にその一方の主面か
らN形の不純物を導入し、領域11aと11bにそれぞ
れN+ 形領域12及び13を形成する。なお、領域1
2、13を形成する際に、基体11の一方の主面には酸
化膜が形成されるが、本実施例ではその図示を省略して
いる。以下の工程でも同様に酸化膜の図示は省略してい
る。
らN形の不純物を導入し、領域11aと11bにそれぞ
れN+ 形領域12及び13を形成する。なお、領域1
2、13を形成する際に、基体11の一方の主面には酸
化膜が形成されるが、本実施例ではその図示を省略して
いる。以下の工程でも同様に酸化膜の図示は省略してい
る。
【0009】次に、図3に示すように基体11の一方の
主面からP形の不純物を導入して、隣り合う素子形成領
域11a、11bの間及びN+ 形領域13にそれぞれP
形領域14及び15を選択的に形成する。なお、N+ 形
領域13は不純物濃度が高いので、P形不純物が選択的
に拡散された領域15は実際にはN形領域もしくはN-
形領域と呼べる状態になっているとも考えられるが、本
実施例では説明の便宜上P形領域とする。
主面からP形の不純物を導入して、隣り合う素子形成領
域11a、11bの間及びN+ 形領域13にそれぞれP
形領域14及び15を選択的に形成する。なお、N+ 形
領域13は不純物濃度が高いので、P形不純物が選択的
に拡散された領域15は実際にはN形領域もしくはN-
形領域と呼べる状態になっているとも考えられるが、本
実施例では説明の便宜上P形領域とする。
【0010】次に、基体11の上に図4に示すようにN
- 形領域16をエピタキシャル成長で形成する。このN
- 形領域16が形成されるとき、図4に示すように2つ
のN+ 形領域12、13と、2つのP形領域14、15
の不純物がN- 形領域16側にも拡散し、これ等の領域
が拡がる。
- 形領域16をエピタキシャル成長で形成する。このN
- 形領域16が形成されるとき、図4に示すように2つ
のN+ 形領域12、13と、2つのP形領域14、15
の不純物がN- 形領域16側にも拡散し、これ等の領域
が拡がる。
【0011】次に、図5に示すように、エピタキシャル
層形成後の半導体基板の一方の主面からN形の不純物を
選択的に導入し、N+ 形領域12及びN+ 形領域13に
連続するN+ 形領域17及び18を形成する。N+ 形領
域18はN- 形領域16を囲むように平面環状形状に形
成されている。
層形成後の半導体基板の一方の主面からN形の不純物を
選択的に導入し、N+ 形領域12及びN+ 形領域13に
連続するN+ 形領域17及び18を形成する。N+ 形領
域18はN- 形領域16を囲むように平面環状形状に形
成されている。
【0012】次に、図6に示すように、基板の一方の主
面からP形の不純物を選択的に導入して、P形領域14
に連続するP+ 形領域19と、P形領域15に連続する
P+形領域20を形成する。P形領域14とP+ 形領域
19は、隣り合う2つの素子形成領域11a、11bの
間に位置して両領域をPN接合分離させるための領域と
して機能し、P形領域11と連続して第1及び第2の素
子形成領域11a、11bを相互に島状に離間させる。
面からP形の不純物を選択的に導入して、P形領域14
に連続するP+ 形領域19と、P形領域15に連続する
P+形領域20を形成する。P形領域14とP+ 形領域
19は、隣り合う2つの素子形成領域11a、11bの
間に位置して両領域をPN接合分離させるための領域と
して機能し、P形領域11と連続して第1及び第2の素
子形成領域11a、11bを相互に島状に離間させる。
【0013】次に、第1の素子形成領域11aのN- 形
領域16にP形の不純物を選択的に導入して、図7に示
すようにP形領域21を形成する。
領域16にP形の不純物を選択的に導入して、図7に示
すようにP形領域21を形成する。
【0014】次に、図7に示す、基板の一方の主面にN
形の不純物を導入し、図8に示すように第1の素子形成
領域11aのP形領域21にN++形領域22を形成す
る。また、第2の素子形成領域11bのN- 形領域16
にN++形領域23を形成する。
形の不純物を導入し、図8に示すように第1の素子形成
領域11aのP形領域21にN++形領域22を形成す
る。また、第2の素子形成領域11bのN- 形領域16
にN++形領域23を形成する。
【0015】次に、図9に示すように、上記の拡散工程
において形成されたシリコン酸化膜から成る絶縁膜24
に6個の開口25〜31を形成する。第1の素子形成領
域11aに設けられた3つの開口25、26、27から
はそれぞれN+ 形領域22、P+ 形領域21及びN+ 形
領域17が露出する。また、第2の素子形成領域11b
に設けられた3つの開口28、29、30からはそれぞ
れN+ 形領域18、P+ 形領域20、N++形領域23が
露出する。また、2つの領域11a、11bの間に設け
られた開口31からはP+ 形領域19が露出する。
において形成されたシリコン酸化膜から成る絶縁膜24
に6個の開口25〜31を形成する。第1の素子形成領
域11aに設けられた3つの開口25、26、27から
はそれぞれN+ 形領域22、P+ 形領域21及びN+ 形
領域17が露出する。また、第2の素子形成領域11b
に設けられた3つの開口28、29、30からはそれぞ
れN+ 形領域18、P+ 形領域20、N++形領域23が
露出する。また、2つの領域11a、11bの間に設け
られた開口31からはP+ 形領域19が露出する。
【0016】次に、基板の上面全体にアルミニウムを真
空蒸着してから、これを所望のパターンにエッチングす
ることによって、図10に示すように互いに電気的に離
間した6個の電極32、33、34、35、36、37
を形成する。以上により、モノシリックICチップが完
成する。
空蒸着してから、これを所望のパターンにエッチングす
ることによって、図10に示すように互いに電気的に離
間した6個の電極32、33、34、35、36、37
を形成する。以上により、モノシリックICチップが完
成する。
【0017】図10に示すモノシリックICチップで
は、第1の素子形成領域11aにおいてN+ 形領域1
2、17及びN- 形領域16をコレクタ領域、P形領域
21をベース領域、N++形領域22をエミッタ領域とす
るNPNトランジスタが形成されており、3つの電極3
2、33、34がそれぞれエミッタ電極、ベース電極、
コレクタ電極として機能する。このNPNトランジスタ
の構造及び動作は従来のモノシリックICに形成される
トランジスタと何ら変らない。第2の素子形成領域11
bにおいては、N+ 形領域18、13及びN- 形領域1
6をコレクタ領域とし、P+ 形領域20及びP形領域1
5をベース領域とし、N++形領域23及びN- 形領域1
6をエミッタ領域とするNPNトランジスタが構成され
ている。ここで、このNPNトランジスタはそのベース
・コレクタ間が電極35によって電気的に短絡されてお
り、結果として上記ベース領域とエミッタ領域をそれぞ
れアノード領域及びカソード領域とするPN接合ダイオ
ードとして動作する。したがって、電極35及び36は
それぞれアノード電極及びカソード電極と呼べる。
は、第1の素子形成領域11aにおいてN+ 形領域1
2、17及びN- 形領域16をコレクタ領域、P形領域
21をベース領域、N++形領域22をエミッタ領域とす
るNPNトランジスタが形成されており、3つの電極3
2、33、34がそれぞれエミッタ電極、ベース電極、
コレクタ電極として機能する。このNPNトランジスタ
の構造及び動作は従来のモノシリックICに形成される
トランジスタと何ら変らない。第2の素子形成領域11
bにおいては、N+ 形領域18、13及びN- 形領域1
6をコレクタ領域とし、P+ 形領域20及びP形領域1
5をベース領域とし、N++形領域23及びN- 形領域1
6をエミッタ領域とするNPNトランジスタが構成され
ている。ここで、このNPNトランジスタはそのベース
・コレクタ間が電極35によって電気的に短絡されてお
り、結果として上記ベース領域とエミッタ領域をそれぞ
れアノード領域及びカソード領域とするPN接合ダイオ
ードとして動作する。したがって、電極35及び36は
それぞれアノード電極及びカソード電極と呼べる。
【0018】本実施例の素子構造によれば、第2の素子
形成領域11bと拡散分離のP+ 形領域19との間に従
来技術で説明したような寄生PNPトランジスタが形成
されない。即ち、本実施例の構造によれば、寄生トラン
ジスタのエミッタとなるP+形領域20及びP形領域1
5と、これを島状に包囲したベースとなるN+ 形領域1
3、18とが同一の電極35に接続されて、エミッタ・
ベース間が電気的に短絡した構造になっている。したが
って、P+ 形領域20及びP形領域15と拡散分離領域
との間、更には基体11との間にキャリアの移動が生じ
ることがなく、寄生トランジスタの動作が完全に防止さ
れている。この結果、アノード電極35とカソード電極
36との間にアノード電極35側の電位を高くする電圧
を印加して、第2の素子形成領域11bのPN接合ダイ
オードを動作させて電極35から36に電流を流したと
きに、その電流の一部が電極37に流れ込むことがな
い。このため、領域11bのPN接合ダイオードの導通
時に、電極37と電極35及び36との間に大きな電位
差が生じる場合にあっても、電力損失を従来例に比べて
著しく低減することができる。
形成領域11bと拡散分離のP+ 形領域19との間に従
来技術で説明したような寄生PNPトランジスタが形成
されない。即ち、本実施例の構造によれば、寄生トラン
ジスタのエミッタとなるP+形領域20及びP形領域1
5と、これを島状に包囲したベースとなるN+ 形領域1
3、18とが同一の電極35に接続されて、エミッタ・
ベース間が電気的に短絡した構造になっている。したが
って、P+ 形領域20及びP形領域15と拡散分離領域
との間、更には基体11との間にキャリアの移動が生じ
ることがなく、寄生トランジスタの動作が完全に防止さ
れている。この結果、アノード電極35とカソード電極
36との間にアノード電極35側の電位を高くする電圧
を印加して、第2の素子形成領域11bのPN接合ダイ
オードを動作させて電極35から36に電流を流したと
きに、その電流の一部が電極37に流れ込むことがな
い。このため、領域11bのPN接合ダイオードの導通
時に、電極37と電極35及び36との間に大きな電位
差が生じる場合にあっても、電力損失を従来例に比べて
著しく低減することができる。
【0019】本実施例のモノシリックICチップ構造の
利点を要約すると以下の通りである。 (1) 寄生PNPトランジスタのエミッタ・ベース間
が短絡されており、ダイオードに順方向電流を流しても
この寄生トランジスタは実質的に動作しない。このた
め、従来構造に比べてグランドへの漏れ電流が著しく小
さく、電力損失が十分に低減される。 (2) 本構造のダイオードは、NPNトランジスタの
コレクタ・ベース間短絡のエミッタ・ベース間PN接合
ダイオードとなっている。このため、導通時の電荷蓄積
総量が少なく且つ接合容量も小さく、従来構造に比べて
スイッチング特性の点で優れている。 (3) 従来の製造工程にプロセスを追加することなし
に製作できる。 (4) N- 形領域16やP+ 形領域19の不純物濃
度、トランジスタを構成する拡散領域の不純物濃度、拡
散深さ等は、モノシリックICに組込まれる他の素子の
要求特性によって決定されるため、従来構造ではアノー
ド・グランド間の耐圧を向上することが困難であった。
本構造では、N+ 形領域13の拡散深さを若干変えるこ
とでアノード・グランド間の耐圧を制御できる。この場
合、他の素子特性を変えることはほとんどない。
利点を要約すると以下の通りである。 (1) 寄生PNPトランジスタのエミッタ・ベース間
が短絡されており、ダイオードに順方向電流を流しても
この寄生トランジスタは実質的に動作しない。このた
め、従来構造に比べてグランドへの漏れ電流が著しく小
さく、電力損失が十分に低減される。 (2) 本構造のダイオードは、NPNトランジスタの
コレクタ・ベース間短絡のエミッタ・ベース間PN接合
ダイオードとなっている。このため、導通時の電荷蓄積
総量が少なく且つ接合容量も小さく、従来構造に比べて
スイッチング特性の点で優れている。 (3) 従来の製造工程にプロセスを追加することなし
に製作できる。 (4) N- 形領域16やP+ 形領域19の不純物濃
度、トランジスタを構成する拡散領域の不純物濃度、拡
散深さ等は、モノシリックICに組込まれる他の素子の
要求特性によって決定されるため、従来構造ではアノー
ド・グランド間の耐圧を向上することが困難であった。
本構造では、N+ 形領域13の拡散深さを若干変えるこ
とでアノード・グランド間の耐圧を制御できる。この場
合、他の素子特性を変えることはほとんどない。
【0020】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第3の半導体領域としてのP+ 形領域20と第
4の半導体領域としてのN+ 形領域18に個別に電極を
形成し、これ等を外部的に接続して実質的に同電位にし
てもよい。 (2) N+ 形領域18とP+ 形領域20との間のN-
形領域16にも電極35が接していてもよい。但し、ダ
イオードの順方向電圧が大きくならない点において、実
施例のようにN- 形領域16上に酸化膜24を残存させ
るのが望ましい。 (3) 図10においてN+ 形領域23を囲むN- 形領
域が生じないように形成することができる。また、N+
形領域18の一方又は両方の側のN- 形領域16が生じ
ないように形成することができる。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第3の半導体領域としてのP+ 形領域20と第
4の半導体領域としてのN+ 形領域18に個別に電極を
形成し、これ等を外部的に接続して実質的に同電位にし
てもよい。 (2) N+ 形領域18とP+ 形領域20との間のN-
形領域16にも電極35が接していてもよい。但し、ダ
イオードの順方向電圧が大きくならない点において、実
施例のようにN- 形領域16上に酸化膜24を残存させ
るのが望ましい。 (3) 図10においてN+ 形領域23を囲むN- 形領
域が生じないように形成することができる。また、N+
形領域18の一方又は両方の側のN- 形領域16が生じ
ないように形成することができる。
【図1】本発明の実施例のICを製造するために使用す
る半導体基体を示す断面図である。
る半導体基体を示す断面図である。
【図2】図1の基体にN+ 形領域を形成した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】図2の基体にP形領域を形成した状態を示す断
面図である。
面図である。
【図4】図3の基板上にエピタキシャル層を形成した半
導体基板を示す断面図である。
導体基板を示す断面図である。
【図5】図4の半導体基板にN+ 形領域を形成した状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】図5の半導体基板にP+ 形領域を形成した状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】図6の半導体基板にP形領域を形成した状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図8】図7の半導体基板にN+ 形領域を形成した状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図9】酸化膜に開口を形成した状態を示す断面図であ
る。
る。
【図10】電極を形成した状態を示す断面図である。
【図11】従来のICの一部を示す断面図である。
20 P+ 形領域 23 N+ 形領域 35 アノード電極 36 カソード電極
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の導電形の第1の半導体領域(1
1)(14)(19)によって島状にPN接合分離され
た素子形成領域内に、一方の主面が基板上面に露出した
第2の導電形の第2の半導体領域(16)(23)と、
この第2の半導体領域(16)(23)をその一方の主
面を除いて包囲し且つ基板上面に露出する部分を有する
第1の導電形の第3の半導体領域(15)(20)と、
この第3の半導体領域(15)(20)をその一方の主
面を除いて包囲し且つ基板上面に露出する部分を有する
第2の導電形の第4の半導体領域(13)(18)とを
備え、前記第2の半導体領域(16)(23)の一方の
主面に接続された第1の電極(36)と、前記第3及び
第4の半導体領域(15)(20)(13)(18)の
一方の主面に接続された第2の電極(35)とが設けら
れていることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27667792A JPH06104459A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27667792A JPH06104459A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06104459A true JPH06104459A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17572783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27667792A Pending JPH06104459A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06104459A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995019647A1 (en) * | 1994-01-12 | 1995-07-20 | Daewoo Corporation | Diode and production method thereof |
| US5798560A (en) * | 1995-10-31 | 1998-08-25 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor integrated circuit having a spark killer diode |
| US6590273B2 (en) | 2000-12-25 | 2003-07-08 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor integrated circuit device and manufacturing method thereof |
| US6972476B2 (en) * | 2003-11-12 | 2005-12-06 | United Microelectronics Corp. | Diode and diode string structure |
| US7067899B2 (en) | 2003-09-29 | 2006-06-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor integrated circuit device |
| CN1309080C (zh) * | 2003-09-29 | 2007-04-04 | 三洋电机株式会社 | 半导体集成电路装置 |
| KR100800252B1 (ko) * | 2002-03-05 | 2008-02-01 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 씨모스 공정을 이용한 다이오드 소자의 제조 방법 |
| US7381998B2 (en) | 2003-09-29 | 2008-06-03 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor integrated circuit device |
| CN102623511A (zh) * | 2011-01-26 | 2012-08-01 | 上海华虹Nec电子有限公司 | 功率二极管 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP27667792A patent/JPH06104459A/ja active Pending
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| POWER INTEGRATED CIRCUITS:PHYSICS,DESIGN,AND APPLICATIONS=1986 * |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995019647A1 (en) * | 1994-01-12 | 1995-07-20 | Daewoo Corporation | Diode and production method thereof |
| US5798560A (en) * | 1995-10-31 | 1998-08-25 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor integrated circuit having a spark killer diode |
| US6590273B2 (en) | 2000-12-25 | 2003-07-08 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor integrated circuit device and manufacturing method thereof |
| KR100800252B1 (ko) * | 2002-03-05 | 2008-02-01 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 씨모스 공정을 이용한 다이오드 소자의 제조 방법 |
| US7067899B2 (en) | 2003-09-29 | 2006-06-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor integrated circuit device |
| CN1309080C (zh) * | 2003-09-29 | 2007-04-04 | 三洋电机株式会社 | 半导体集成电路装置 |
| US7381998B2 (en) | 2003-09-29 | 2008-06-03 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor integrated circuit device |
| US7741694B2 (en) | 2003-09-29 | 2010-06-22 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Semiconductor integrated circuit device |
| US6972476B2 (en) * | 2003-11-12 | 2005-12-06 | United Microelectronics Corp. | Diode and diode string structure |
| CN102623511A (zh) * | 2011-01-26 | 2012-08-01 | 上海华虹Nec电子有限公司 | 功率二极管 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5304821A (en) | MOS-gate-turnoff thyristor | |
| KR100683100B1 (ko) | 반도체 집적 회로 장치 및 그 제조 방법 | |
| US4228448A (en) | Bipolar integrated semiconductor structure including I2 L and linear type devices and fabrication methods therefor | |
| KR100208632B1 (ko) | 반도체 집적 회로 및 그 제조 방법 | |
| JPH0347593B2 (ja) | ||
| KR20020052953A (ko) | 반도체 집적 회로 장치 및 그 제조 방법 | |
| JP2635044B2 (ja) | 半導体デバイス | |
| JPH07326773A (ja) | ダイオードおよびその製造方法 | |
| JPH07297373A (ja) | 誘導性負荷要素に対する集積ドライバ回路装置 | |
| US4288807A (en) | Darlington circuit having an improved diode drain | |
| US5399899A (en) | Bipolar epitaxial cascode with low-level base connection | |
| US6815799B2 (en) | Semiconductor integrated circuit device | |
| DK157468B (da) | Diode til monolitisk integreret kreds | |
| US4987469A (en) | Lateral high-voltage transistor suitable for use in emitter followers | |
| JPH0637262A (ja) | 半導体装置 | |
| JPS62177968A (ja) | ゲ−トタ−ンオフサイリスタ | |
| JP3128958B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
| KR0145119B1 (ko) | 다링톤 접속 반도체소자 및 그의 제조방법 | |
| JP2665820B2 (ja) | ラテラルトランジスタ | |
| JPH0474478A (ja) | ダイオード | |
| KR0145118B1 (ko) | 다링톤 접속 반도체소자 및 그의 제조방법 | |
| JPS6022504B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH0629374A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
| JP2845469B2 (ja) | 半導体装置 | |
| KR19990002164A (ko) | 바이폴라 트랜지스터 및 그 제조 방법 |