JPH0610568B2 - ヒ−トポンプ装置 - Google Patents

ヒ−トポンプ装置

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JPH0610568B2
JPH0610568B2 JP29391985A JP29391985A JPH0610568B2 JP H0610568 B2 JPH0610568 B2 JP H0610568B2 JP 29391985 A JP29391985 A JP 29391985A JP 29391985 A JP29391985 A JP 29391985A JP H0610568 B2 JPH0610568 B2 JP H0610568B2
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hydrogen
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medium chamber
medium
metal hydride
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純 石浜
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Niigata Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、金属水素化物を利用したヒートポンプ装置
に関するものである。
〈従来の技術〉 希土類,チタン,マグネシウム、その他の金属をベース
とした水素貯蔵(吸蔵)合金又はメタルハイドライド
(Metal Hydride)と呼ばれている金属水素化物が、水
素化反応を起して速やかに発熱的に水素を吸蔵し、また
この金属水素化物が可逆的に脱水素化反応を起して吸熱
的に水素を放出することが知られている。
この化学反応式は次式によって示される。
M+n/2HMH+ΔH M :水素貯(吸)蔵合金 ΔH :反応熱 MH:金属水素化物 しかしながら一旦水素化反応が起り金属水素化物となる
と、完全にもとの合金の状態に戻すことは非常に困難な
ことから次式によって表わされることがある。
MH(m+n)MH+n/2H±ΔH 即ち、mは常に水素貯(吸)蔵合金と結合して金属水素
化物を形成している水素原子を表わし、nは実用上、金
属水素化物となった合金から取出し得る水素を表わして
いる。
本明細書においては、上述のM,MH,MH
(m+n),MHを総称して金属水素化物と称し、単
に記号Mで表示する。
これらの金属水素化物の水素平衡分解圧Pは、第15図
に示すように一般に温度Tの関数であって、温度が高い
程水素平衡分解圧も高くなる性質を有する。かような性
質を利用して、比較的低温度にて低圧の水素を金属水素
化物に吸蔵させたのち、高温にてこの金属水素化物から
水素を放出させることによって高圧の水素を得るように
した水素圧縮装置が考えられている。
また、かような金属水素化物に高温にて高圧水素を発熱
的に吸蔵させ、低温の低圧水素雰囲気下でこの金属水素
化物から吸熱的に水素を放出させることもでき、この性
質を利用したケミカルヒートポンプも考えられている。
さらに、上記のごとき金属水素化物を利用した水素圧縮
装置とヒートポンプ装置とを組合せた装置が特開昭57-8
0154号公報に記載されている。この装置は、水素平衡分
解圧特性の異なる金属水素化物をそれぞれ担持した少な
くとも3個のテープを回転ベルト状にして、圧力の異な
る水素ガスが充満する低圧室と中圧室の間、中圧室と高
圧室の間および高圧室と低圧室の間をそれぞれ走行させ
るとともに、高温熱媒室、中温熱媒室または低温熱媒室
と前記テープとを熱交換しうるように熱的に接続した構
造を有している。そしてこのテープが低圧室、中圧室ま
たは高圧室にあるときそれぞれ適切な温度の上記熱媒室
によってテープが加熱あるいは冷却され、その際、テー
プに担持された金属水素化物が水素の吸蔵あるいは放出
を行なう。これによって低圧水素の高圧水素への圧縮動
作および得られた高圧水素の発熱的吸蔵と低圧水素の吸
熱的放出によるヒートポンプ動作がなされることにな
り、低圧水素はさらに圧縮動作へ循環させることができ
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら上記した従来の装置においては、金属水素
化物をテープに担持させることが難しいだけでなく、圧
力的に遮断する必要のある低圧室−中圧室の間、中圧室
−高圧室の間、さらには高圧室−低圧室の間に、金属水
素化物を担持したテープを走行させなければならないか
ら、圧力遮断のシール性に問題がある。
そこでこの発明は、上記した従来の装置と同じ原理によ
って金属水素化物を利用して水素の圧縮動作とヒートポ
ンプ動作を行なえる装置であって、しかも上述したごと
き圧力遮断のシール性の問題を解消することができる構
造を備えたヒートポンプ装置を提供することを目的とし
てなされたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわちこの発明のヒートポンプ装置は、金属水素化物
を充填した密閉容器の複数個を回転軸に対して放射方向
に配設してなる回転体と、該回転体の回転に伴い各密閉
容器が温度の異なる第1熱媒室および第2熱媒室を交互
に順次通過するように該回転体の周囲に配設した第1熱
媒室および第2熱媒室と、該回転体の近傍に設けた水素
流入口および水素流出口と、各密閉容器と該水素流入口
または水素流出口と接続する水素導管とからなり、該各
水素導管と水素流入口または水素流出口との前記接続
は、1つの密閉容器が第1熱媒室にあるときこの密閉容
器から延びる水素導管が水素流入口のみと連通し、この
密閉容器が第2熱媒室にあるときこの密閉容器から延び
る水素導管が水素流出口のみと連通するように、各水素
導管が回転体の回転に伴って水素流入口および水素流出
口と順次連通または遮断されるようにした金属水素化物
ユニットの少なくとも3個を使用する。
そしてこの発明の第1の発明においては、第1ユニット
の第1熱媒室および第2熱媒室をそれぞれ低温熱媒室お
よび中温熱媒室とし、第2ユニットの第1熱媒室および
第2熱媒室をそれぞれ低温熱媒室および中温熱媒室と
し、第3ユニットの第1熱媒室および第2熱媒室をそれ
ぞれ高温熱媒室および中温熱媒室とし、第2ユニットの
水素流出口を第1ユニットの水素流入口と接続し、第1
ユニットの水素流出口を第3ユニットの水素流入口と接
続し、第3ユニットの水素流出口を第2ユニットの水素
流入口と接続する。また、第1ユニットの金属水素化物
と第2ユニットの金属水素化物Mと第3ユニット
金属水素化物Mの水素平衡分解圧特性はMより
、MよりMが高温領域にあるように選定する。
これによって第2ユニットの低温熱媒室にて金属水素化
物Mに吸蔵させた水素を中温熱媒室にて中圧水素とし
て放出させ、この中圧水素を第1ユニットの低温熱媒室
にて金属水素化物Mに吸蔵させたのち中温熱媒室にて
高圧水素として放出させ、この高圧水素を第3ユニット
の高温熱媒室にて金属水素化物Mに発熱的に吸蔵させ
たのち中温熱媒室にて吸熱的に放出させて第3ユニット
の中温熱媒室から高温熱媒室へ熱輸送せしめ、第3ユニ
ットにて放出させた水素を第2ユニットの金属水素化物
に吸蔵させることができる。
さらにこの発明の第2の発明においては、上記したと同
じ構成の金属水素化物ユニットの少なくとも3個を用
い、第1ユニットの第1熱媒室および第2熱媒室をそれ
ぞれ中温熱媒室および高温熱媒室とし、第2ユニットの
第1熱媒室および第2熱媒室をそれぞれ中温熱媒室およ
び高温熱媒室とし、第3ユニットの第1熱媒室および第
2熱媒室をそれぞれ中温熱媒室および低温熱媒室する。
さらに、第1ユニットの水素流出口を第2ユニットの水
素流入口と接続し、第2ユニットの水素流出口を第3ユ
ニットの水素流入口と接続し、第3ユニットの水素流出
口を第1ユニットの水素流入口と接続する。また、第1
ユニットの金属水素化物Mと第2ユニットの金属水素
化物Mと第3ユニット金属水素化物Mの水素平衡分
解圧特性はMよりM、MよりMが低温領域にあ
るように選定する。これによって第1ユニットの中温熱
媒室にて金属水素化物Mに吸蔵させた水素を高温熱媒
室にて中圧水素として放出させ、この中圧水素を第2ユ
ニットの中温熱媒室にて金属水素化物Mに吸蔵させた
のち高温熱媒室にて高圧水素として放出させ、この高圧
水素を第3ユニットの中温熱媒室にて金属水素化物M
に発熱的に吸蔵させたのち低温熱媒室にて吸熱的に放出
させて第3ユニットの低温熱媒室から中温熱媒室へ熱輸
送せしめ、第3ユニットにて放出させた水素を第1ユニ
ットの金属水素化物Mに吸蔵させることができる。
〈実施例〉 以下に図面に示す実施例を参照してこの発明を詳述す
る。
第1図はこの発明のヒートポンプ装置を構成する金属水
素化物ユニットの1つの実施例を模式的に示す説明図で
あり、円板状の3個の回転体1a,1b,1cが回転軸
2に固着され、この回転軸は軸受3により支承されて、
回転軸2の回転とともに回転体も回転しうるようになっ
ている。この実施例では3個の回転体を用いているが、
回転体1個でも金属水素化物ユニットとして機能させる
ことができる。
各回転体1は、第2図の側面図に示したように、放射方
向に配した仕切壁4および環状壁5,5によりその内部
が4個に区画され、各室はそれぞれ1個の密閉容器6を
形成している。各回転体1内に形成される密閉容器6の
数は必ずしも4個とする必要はなく、複数個、好ましく
は3個以上の任意の個数を形成することができる。
なお、各密閉容器6の仕切壁4を断熱材を用いた断熱壁
とすれば、各密閉容器6間の伝熱の影響を防止すること
ができて好ましい。さらには、各密閉容器の内側および
外側に伝熱フィン等の伝熱面を大きくする手段や、ヒー
トパイプ等の熱伝達手段を設けるといった従来の回転熱
交換器の技術をこの発明にも利用することができる。
各回転体上の密閉容器6内にはいずれも金属水素化物M
が充填されている。また、各密閉容器6の各々からは水
素導管7が引出され、各回転体1a,1b,1cの放射
方向同位置にある密閉容器同士の3本の水素導管は1本
にまとめられて合体水素導管8となり、回転軸の一端へ
延びている。第1図においては合体水素導管として2本
しか図示されていないが、各回転体には4個の密閉容器
6が設けられているから、合計4本の合体水素導管が回
転軸の一端へ延びている。なお、密閉容器6内に充填さ
れた金属水素化物Mは、合体水素導管8を介して連通す
る密閉容器6同士においては同種の金属水素化物Mであ
ることが好ましいが、所定の温度で水素化反応あるいは
脱水素化反応を起すものであれば、同種のものでなくと
もよい。また金属水素化物Mは、水素化反応と脱水素化
反応の繰返しにより細粒化されることがある。そのよう
な場合には、金属水素化物の細粒が水素導管7に流れ込
まないように、密閉容器6内の水素導管開口部に積層金
網等のフィルタ(図示せず)を取付けてもよい。また、
合体水素導管8は回転軸の外周面に沿って延設すること
もできるが、図示のように回転軸2を中空とし、この内
部に合体水素導管を通すこともできる。
回転軸2の一端部には、回転軸2の回転に伴って水素導
管7および合体水素導管8を介して各々の密閉容器6と
個別に連通又は遮断する水素流入口9および水素流出口
10が設けられている。
すなわち、第3図(A)および(B)に示したように、中空回
転軸2の先端は端板20で閉止され、この先端近傍にて
回転軸中空部はフランジ21により取付けられた管板2
2により仕切られ、管板22にて各合体水素導管8が開
口している。端板20と管板22との間の回転軸周壁2
3の周囲には、所定個所に水素流入口9および水素流出
口10が開口する環状部材24を固定するとともに、端
板20と管板22との間の回転軸2中空部には中実の中
心軸25を配設する。この中心軸25と回転軸周壁23
との間に構成される環状空間には、中心軸25から放射
方向に配設された4個の仕切部材26によって、各回転
体1の4個の密閉容器6に対応する4個の空洞27が形
成され、各密閉容器からの合体水素導管8が管板22の
開口部にて各空洞27と連通している。また回転軸周壁
23には各空洞27に連通する開孔28が形成されてい
る。なお、参照番号29は環状部材24を構成している
一部材で、各合体水素導管8が空洞27及び開孔28を
介して水素流入口9および水素流出口10の各出入口と
連通する時間及びタイミングを調整するものである。か
くして、回転軸2の回転に伴ってその周壁23は部材2
9の内周面を摺動回転し、各合体水素導管8は空洞27
及び開孔28を介して水素流入口9との連通、遮断;お
よび水素流出口10との連通,遮断のサイクルを繰返す
ことになる。
なお、参照番号24a は、回転軸周壁23と環状部材24
との摺動縁部に設けたシール材を表わす。
上記のように一体的に組み立てられた回転体1a,1
b,1cと回転軸2は、第1図に示したように外側ダク
ト12で囲繞され、さらにこの外側ダクトの内部は回転
軸2を挟んで延びる仕切壁13によって2つのダクト部
に区画される。
仕切壁13は回転軸2および回転体1a,1b,1cの
回転に支障がないように、これらに対して僅かな間隙を
隔てて設けられている。この場合、図示したように回転
軸2を中空とし、回転軸内に水素導管7および合体水素
導管8を通すようにすれば、回転軸2と仕切壁13との
間隙を小さくでき各ダクト部の間のシール性を向上さる
ことができる。かくして各ダクト部に温度の異なる熱媒
を流すことによって、回転軸2の一側、例えば上側に第
1熱媒室14が形成され、回転軸2の他側、例えば下側
に第2熱媒室15が形成される。かような構成によっ
て、外部駆動源(図示せず)による回転軸2の回転に伴
い、各回転体の密閉容器6が第1熱媒室14および第2
熱媒室15を交互に順次通過できるようにされている。
なお、各熱媒室14,15に流す熱媒は、流体であれば
その種類は特に限定されないが、一般的には気体が好ま
しく使用できる。また各熱媒室に実質的に等しい圧力で
流体の熱媒が供給される場合には各熱媒室間のシールを
厳密にする必要はない。
上述したように、回転体の各密閉容器6と水素流入口9
および水素流出口10とは、水素導管7および合体水素
導管8を介して連通、遮断されるが、これらの水素導管
7,8は必ずしも回転軸2と別体のチューブ状とする必
要はなく、例えば第4図乃至第6図に示したように中空
の回転軸2内を長手方向に延びる十字型の仕切部材40
によって区分し、この仕切部材40と回転軸周壁23と
によって形成される4本の流路41を水素導管として利
用することもできる。この場合、各流路41は導管42
によって各密閉容器6と連通させる。この実施例におい
ても、回転軸2の一端部に第6図に示したように、水素
流入口9および水素流出口10を第3図の実施例と実質
的に同様にして配設することができる。なお、第4図乃
至第6図において、第3図と同じ部材にはそれらと同じ
参照番号を付すことにより説明を省略する。
この発明に用いる金属水素化物ユニットは、上記した実
施例のみに限定されるものではなく、例えば回転軸2か
ら放射方向に多数の仕切壁13を延設せしめて、回転軸
のまわりに第1熱媒室と第2熱媒室を対として複数組設
けるようにしてもよい。また、回転体は必ずしも円板状
とする必要はなく、球状や多角形状としてもよい。さら
に、金属水素化物を充填した複数個の密閉容器は、図示
した回転体1a,1b,1cのように一体構造にする必
要はなく、回転軸の周方向に放射状に散在させて回転軸
とともに回転しうるように配置してあればよい。
この発明のヒートポンプ装置は上記のごとき構造の金属
水素化物ユニットの少なくとも3個を組合せて構成され
る。第7図はこの発明のヒートポンプ装置を暖房装置等
の昇温モードとして用いるのに適した基本的装置構成を
示すものであって、第1ユニットUと第2ユニットU
は水素圧縮機として機能し、第3ユニットUはヒー
トポンプとして機能する。
第1ユニットUにおいては、回転体Dの各密閉容器
内に金属水素化物Mが充填され、この回転体Dは温
度Tの第1熱媒室(低温熱媒室)と温度Tの第2熱
媒室(中温熱媒室)との間を回転する。第2ユニットU
においては、回転体Dの各密閉容器内に水素平衡分
解圧特性がMよりも高温領域にある金属水素化物M
が充填され、この回転体Dは温度Tの第1熱媒室
(低温熱媒室)と温度Tの第2熱媒室(中温熱媒室)
との間を回転する。第3ユニットUにおいては、回転
体Dの各密閉容器内に水素平衡分解圧特性がMより
も高温領域にある金属水素化物Mが充填され、この回
転体Dは温度Tの第1熱媒室(高温熱媒室)と温度
の第2熱媒室(中温熱媒室)との間を回転する。さ
らに第2ユニットUの水素流出口を第1ユニットU
の水素流入口へ、第1ユニットUの水素流出口を第3
ユニットUの水素流入口へ、また第3ユニットU
水素流出口を第2ユニットUの水素流入口へそれぞれ
配管により接続する。この場合の各熱媒室に流す熱媒温
度はTL <TM <TH となるようにするが、各ユニットのT
M は必ずしも同一温度としなくてもよい。
上記したごとき構成のこの発明の装置の動作を第8図に
示した左回りサイクル線図を参照して説明する。いま第
2ユニットU2 の温度TL の低温熱媒室にある回転体D2
の密閉容器は水素導管7、合体水素導管8および空洞2
7を介して水素流入口9と連通している(第3図参
照)。このとき流入してくる低圧水素が冷却されつつ金
属水素化物M2 に吸蔵される(第8図A点)。水素を吸
蔵した金属水素化物M2 が回転体D2 とともに回転して中
温熱媒室にくると、金属水素化物M2 は温度TM に加熱さ
れ、この温度における比較的高い平衡分解圧で水素を吸
熱的に放出し(B点)、この回転位置において連通する
第2ユニットU2 の水素流出口から中圧水素として取出
される。この中圧水素は、第1ユニットU1 の水素流入
口から低温熱媒室で温度TL に冷却されている回転体D1
の密閉容器内に流入し、ここで金属水素化物M1 に吸蔵
される(C点)。この金属水素化物M1 が回転体D1 とと
もに中温熱媒室に回転すると、金属水素化物M1 は温度T
M に加熱されて、この温度における比較的高い平衡分解
圧で水素を吸熱的に放出し(D点)、この回転位置にお
いて連通する第1ユニットU1 の水素流出口から高圧水
素として取出される。このようにして第2ユニットU2
へ流入した低圧水素は第1ユニットU1 から高圧水素と
して連続的に取出すことができ、従って第2ユニットU2
および第1ユニットU1 は水素圧縮機として機能する。
第1ユニットU1 から放出された高圧水素は第3ユニッ
トU3 に送られ、回転体D3 の密閉容器内においてM1
平衡分解圧よりやや低い平衡分解圧を有するような高温
熱媒室の温度TH で金属水素化物M3 に発熱的に吸蔵され
る(E点)。このときの発熱反応熱が高温熱媒室に出力
される。水素を吸蔵した金属水素化物M3 が回転体D3
ともに回転して中温熱媒室TM にくると、密閉容器は水
素導管,合体水素導管および空洞を介して水素流出口と
連通して低圧水素雰囲気となり、M3 は中温熱媒室によ
って温度TM に加熱されつつ水素を吸熱的に放出する。
この水素は次いで第2ユニットU2 へ循環され低温熱媒
室の温度TL で金属水素化物M2 に吸蔵される(A点に戻
る)。かくして第3ユニットU3 は中温熱媒室から高温
熱媒室へ熱輸送するヒートポンプとして機能する。
上記のようなこの発明の装置の動作説明からわかるよう
に、この発明においては圧力の異なる空間に金属水素化
物を走行移動させる装置構造ではないため、各回転体D1
〜D3 内の密閉容器内で各金属水素化物M1 〜M3 に対し
て適切な圧力を確実に保持することができる。
この発明の装置においては、第7図の水素圧縮機として
機能する第1ユニットU1 と第2ユニットU2 を第9図に
示したように直列に多段に配設してもよい。この場合、
高圧水素流出側から低圧水素流入側へ向けて順にn段の
回転体DA1,DA2,…,DAnを有する金属水素化
物ユニットが配列され、各回転体にはそれぞれ金属水素
化物MA1,MA2,…,MAnが充填される。すなわ
ち回転体DAiの各密閉容器には金属水素化物MAi
充填される。このとき各金属水素化物は、水素平衡分解
圧特性がMA1,MA2…MA(i−1),MAi,M
A(i+1)…MAnの順に高温領域にあるように選定
する。また、各回転体の密閉容器が水素導管,合体水素
導管および空洞を介して水素流入口と連通したときこの
密閉容器が低温TL の熱媒室にあり、水素流出口と連通
したとき中温TM の熱媒室にあるように各ユニットの第
1熱媒室と第2熱媒室を定める。なおこの場合、各ユニ
ットの温度TM およびTL は同じ温度でなくてもよい。こ
のようにすれば、第8図のサイクル線図におけるA→B
→C→Dに至る水素昇圧のジグザグの段数が増え、より
高圧の水素を金属水素化物MA1から放出させることが
できる。
さらにこの発明の装置においては、第7図のヒートポン
プとして機能する第3ユニットU3 を第9図に示したよ
うに並列に多段に配設してもよい。この場合、低圧水素
流出側から高圧水素流入側へ向けて順にm段の回転体D
B1,DB2,…DBmを有する金属水素化物ユニット
が並列に配列されるとともに、各回転体にはそれぞれ金
属水素化物MB1,MB2,…MBmが充填され、ユニ
ット単位で同種の金属水素化物が充填される。また、低
圧水素流出側から第i番目のユニットにある回転体D
Biの密閉容器が水素導管,合体水素導管および空洞を
介して水素流出口に連通したとき、この密閉容器が中温
Miの熱媒室で熱交換し、高圧水素流入口と連通した
とき高温THiの熱媒室で熱交換するように各ユニット
の第1熱媒室と第2熱媒室を定める。このときの温度関
係は、TMi<TM(i+1),THi<T
H(i+1)、かつTMi<THi、およびDA1のTM
<TH1、かつDAnのTL <TM1であるとともに、
各金属水素化物の水素平衡分解圧特性はMB(i+1)
がMBiよりも高温領域にあり、MB1はMA1より高
温領域にあるように選ばれる。
なお第9図の実施例においては、単純化と、熱エネルギ
ー有効利用のために、ヒートポンプ機能側の第1番目の
回転体DB1を低圧水素流出側で中温熱媒室と温度T
M1で熱交換し、第m番目の回転体DBmを高圧水素流
入側で高温熱媒室と温度THmで熱交換するとともに、
高圧水素流入側における第i番目(1≦i≦m−1)の
回転体DBiと低圧水素流出側における第(i+1)番
目(1≦i≦m−1)の回転体DB(i+1)とが熱交
換しうるように熱媒室を共有接続し、かつこの熱媒室内
に封入され撹拌等の適宜手段によって流動している熱媒
室を介して熱的に接続されている。
上述したように金属水素化物ユニットを多段配列した場
合のこの発明の装置の動作を説明する。ただし説明を簡
略化するために第10図に示したように、水素圧縮機と
して機能するユニットを第7図と同様とし、ヒートポン
プとして機能するユニットを回転体DB1とDB2が二
段に配列されて、中温熱媒室を1種類の温度TM とす
る。第11図は第10図の装置の左回りサイクル線図で
あり、回転体D2 の金属水素化物M2 は低圧水素を温度TL
で吸蔵し(A点)、回転体D1 の金属水素化物M1が温
度TM で高圧水素を放出する(D点)。この高圧水素は
それぞれ回転体DB1およびDB2において温度TH1
およびTH2で水素流入口と連通する密閉容器の金属水
素化物MB1およびMB2により発熱的に吸蔵される
(E点およびG点)。この際、回転体DB1のMB1
発熱は、同じ熱媒室にある回転体DB2のMB2に伝え
られ、一方回転体DB2のMB2の上記発熱は温度T
H2の高温熱媒室に与えられる。これら金属水素化物M
B1,MB2が上記の位置から回転して隣室の熱媒室に
入ると、それぞれ温度TM1(=TM )およびT
M2(=TH1)に加熱保持されつつ水素を吸熱的に放
出する(F点およびH点)。
このように第10図の装置によれば、直列に配列された
金属水素化物M1 ,M2 を用いることにより、比較的小さ
い温度差を利用して高圧の水素を得ることができ、さら
には並列に配列した第3ユニットから高温の出力を得る
ことができる。
第7図,第9図および第10図に示した暖房装置のごと
き昇温モードにおいては、高温熱媒室を暖房負荷とし、
中温熱媒室に廃熱や太陽熱等を熱源として用い、低温熱
媒室として空気等を使用することができる。
第12図はこの発明のヒートポンプ装置を冷房装置等の
冷凍(降温)モードとして用いるのに適した構成の実施
例を示すものであって、第7図の昇温モードの場合と同
様に水素圧縮機として機能するユニットUおよびU
とヒートポンプとして機能するユニットUとからなっ
ている。
ユニットUにおいては、回転体Dの各密閉容器内に
金属水素化物Mが充填され、この回転体Dは温度T
の第1熱媒室(中温熱媒室)と温度Tの第2熱媒室
(高温熱媒室)との間を回転する。ユニットUにおい
ては、回転体Dの各密閉容器内に水素平衡分解圧特性
がMよりも低温領域にある金属水素化物Mが充填さ
れ、この回転体Dは温度Tの第1熱媒室(中温熱媒
室)と温度Tの第2熱媒室(高温熱媒室)との間を回
転する。さらにユニットUにおいては、水素平衡分解
圧特性がMよりも低温領域にある金属水素化物を充填
した密閉容器からなる回転体が低温熱媒室と中温熱媒室
との間を回転する。図示した実施例では、ユニットU
には金属水素化物MD1およびMD2をそれぞれ充填した密閉
容器からなる2個の回転体DD1およびDD2が並列に配設さ
れている。回転体DD1は温度TL1の低温熱媒室と、また温
度Tの中温熱媒室とそれぞれ熱交換しうるようになっ
ている。水素平衡分解圧がMD1よりも低温領域にある金
属水素化物MD2を充填した密閉容器からなる回転体DD2
回転体DD1と並列されて、低温熱媒室と中温熱媒室との
間を回転するが、好ましくは回転体DD2の中温熱媒室に
ある密閉容器と回転体DD1の低温熱媒室にある密閉容器
とが熱交換しうるように熱媒室を共有接続し、かつこの
熱媒室内に封入され撹拌等の適宜手段によって流動して
いる熱媒によって熱的に接続されて温度TL1に保たれ、
回転体DD2の低温熱媒室にある密閉容器は温度TL2で低温
熱媒室と熱交換される。さらに、ユニットUの水素流
出口をユニットUの水素流入口へ、ユニットUの水
素流出口をユニットUの回転体DD1およびDD2の各水素
流入口へ、回転体DD1およびDD2の各水素流出口をユニッ
トUの水素流入口へそれぞれ配管により接続する。こ
の場合の各熱媒室に流す熱媒温度はTL2<TL1<T<T
となるようにする。
第12図に示した実施例の装置の動作を第13図の右回
りサイクル線図を参照して説明する。先ずユニットU
の回転体Dの水素流入口から流入してくる水素は中温
熱媒室にある金属水素化物Mに発熱的に温度Tで吸
蔵される(A点)。このときの発熱反応熱は冷媒として
の中温熱媒により除去される。水素を吸蔵したMは回
転体Dとともに回転して高温熱媒室にくると、M
温度Tに加熱されて水素を放出し(B点)、回転体D
の水素流出口から中圧水素として取出される。この中
圧水素はユニットUの回転体Dの水素流入口から流
入し、中温熱媒室にある密閉容器内の金属水素化物M
に温度Tで発熱的に吸蔵される(C点)。このM
回転体Dとともに高温熱媒室に回転するとMは温度
に加熱されて、この温度における比較的高い平衡分
解圧で水素を吸熱的に放出し(D点)、回転体Dの水
素流出口から高圧水素として取出される。
ユニットUからの高圧水素は、ユニットUの回転体
DD1および回転体DD2のそれぞれ中温熱媒室側にある密閉
容器へ送られ、回転体DD1の金属水素化物MD1は温度T
で、また回転体DD2の金属水素化物MD2は温度TL1でそれ
ぞれ発熱的に水素を吸蔵する(E点およびF点)。水素
を吸蔵した金属水素化物MD1とMD2が回転体とともに回転
して各密閉容器がそれぞれ水素流出口と連通して低圧水
素雰囲気になると、MD1は温度TL1で、MD2は温度TL2でそ
れぞれ水素を吸熱的に放出する(G点およびH点)。こ
のとき、MD1の加熱は、回転体DD2の高圧水素流入側(中
温熱媒室)のMD2が水素を吸蔵するときの発熱反応熱に
より与えられ、MD2は温度TL2の低温熱媒室から熱の供給
を受けて加熱される。MD1とMD2から放出された水素はユ
ニットUの回転体Dの水素流入口へ送られて温度T
で金属水素化物Mに吸蔵される(A点に戻る)。
かくして、例えば高温熱媒室としてボイラー熱,各種廃
熱,太陽熱等による熱媒室を利用し、中温熱媒室として
空気を用いれば、冷房や冷凍負荷として低温熱媒室から
冷熱出力を得ることができる。なお、上記の降温モード
の装置は高温Tなる熱供給源と大気等の低温T
ら、中間の温度Tの熱出力を得て暖房等に利用する熱
増幅モードの装置としても利用できる。
また、上記の降温モードの装置においても、第9図に示
した昇温モードの装置と同様に、ユニットU,U
回転体を複数個直列に多段配列することができ、さらに
ユニットUの回転体も複数個並列に多段配列できるこ
とは勿論である。
以上の説明はこの発明の実施例について述べたものであ
って、この発明はこれらの実施例に限定されるものでは
なく種々の変形が可能である。例えば第9図,第10図
および第12図の装置におけるヒートポンプ機能のユニ
ットは、各回転体が熱交換しうるように熱媒室を共有接
続するようにしたが、熱媒室は共有せずに独立させて各
熱媒室間をヒートパイプ等の手段により熱的に接続する
ようにしてもよい。
また第7図,第9図,第10図および第12図の装置に
おける水素圧縮機として作用する複数のユニットは、こ
れらを単に平面的に配列した例を示したが、これらのユ
ニットを熱媒の流れ方向に沿って積み重ねることもで
き、さらには各回転体の回転軸を共通の1本とし水素流
入口と流出口を熱媒室内に配置するようにしてもよい。
積み重ね配列とした場合には、細長い熱媒室を2つ設け
ればよいため装置全体のコンパクト化が図れる。
さらに、各ユニットの回転体はヒートポンプサイクルが
一致するように同期回転するのが好ましいが、各ユニッ
ト間の水素配管の間に水素バッファタンクを設置すれ
ば、各回転体のサイクル工程が多少相互にずれても差し
支えなく、特に各金属水素化物の特性によって反応速度
が異なる場合に都合がよい。また各回転体の大きさ、す
なわち密閉容器の大きさを変化させれば、金属水素化物
の種類による水素の吸蔵量または放出量の差を吸収する
ことができる。
前述したように、各ユニットの回転体の回転は、回転軸
を外部駆動源(図示せず)で回転させることによって行
なうことができる。しかしながら一般に、水素化反応を
して水素を吸蔵した金属水素化物は、脱水素化反応をし
て水素を放出した金属水素化物よりも、若干重量が重く
なるため、この重量差を利用して回転体に回転力を付与
することも可能である。すなわち第14図に示したよう
に、位置にある回転体1の密閉容器6内で金属水素化
物の水素吸蔵反応が起り、これと 180゜ずれた位置に
ある密閉容器内で金属水素化物の水素放出反応が起るよ
うに、第1熱媒室14と第2熱媒室15の位置および水
素流入口と水素流出口の位置を定めることによって、
位置の水素化金属水素化物重量と位置の脱水素化金属
水素化物重量との間に重量差を生ぜしめ、この重量差に
よって図中矢印で示すような回転力を回転体に常時付与
することができる。これによって、回転軸の外部駆動源
を無くすことができ、あるいは回転軸を回転させるため
の外部動力を少なくすることができる。
〈発明の効果〉 以上説明したようにこの発明のヒートポンプ装置によれ
ば、圧力の異なる空間に金属水素化物を走行移動させる
ことなく、金属水素化物を充填した密閉容器を回転軸の
回りに回動させるようにしたため、各金属水素化物に対
して適切な圧力を確実に保持することができ、圧力遮断
のシール性の問題を解消できるものである。
また、金属水素化物を単に密閉容器内に充填すればよい
から、金属水素化物をテープ等に担持させる場合のよう
な技術的困難性がなく、金属水素化物の水素吸蔵および
放出特性を効果的に発現させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明のヒートポンプ装置を構成する金属水
素化物ユニットの実施例を示す説明図;第2図は第1図
における回転体の側面図;第3図(A)および(B)は第1図
における水素流入口および水素流出口の断面図;;第4
図は金属水素化物ユニットのさらに別な実施例を示す説
明図;第5図は第4図のA−A断面図;第6図は第4図
のB−B断面図;第7図は昇温モードとして用いるのに
適したこの発明のヒートポンプ装置の実施例を示す説明
図;第8図は第7図の装置の動作を示すサイクル線図;
第9図および第10図は昇温モードとして用いるのに適
した多段ヒートポンプ装置の実施例を示す説明図;第1
1図は第10図の装置の動作を示すサイクル線図;第1
2図は降温モードとして用いるのに適したこの発明のヒ
ートポンプ装置の実施例を示す説明図;第13図は第1
2図の装置の動作を示すサイクル線図;第14図は回転
体に重量差による回転力を付与させる場合の密閉容器と
熱媒室との関係を示す説明図;および第15図は一般的
な金属水素化物の水素平衡分解圧特性を示すグラフであ
る。 1…回転体、2…回転軸、6…密閉容器、7…水素導
管、8…合体水素導管、9…水素流入口、10…水素流
出口、12…外側ダクト、13…仕切壁、14…第1熱
媒室、15…第2熱媒室、D,D〜D…回転体、
,M〜M…金属水素化物、U,U〜U…金
属水素化物ユニット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属水素化物を充填した密閉容器の複数個
    を回転軸に対して放射方向に配設してなる回転体と、該
    回転体の回転に伴い各密閉容器が温度の異なる第1熱媒
    室および第2熱媒室を交互に順次通過するように該回転
    体の周囲に配設した第1熱媒室および第2熱媒室と、該
    回転体の近傍に設けた水素流入口および水素流出口と、
    各密閉容器と該水素流入口または水素流出口と接続する
    水素導管とからなり、該各水素導管と水素流入口または
    水素流出口との前記接続は、1つの密閉容器が第1熱媒
    室にあるときこの密閉容器から延びる水素導管が水素流
    入口のみと連通し、この密閉容器が第2熱媒室にあると
    きこの密閉容器から延びる水素導管が水素流出口のみと
    連通するように、各水素導管が回転体の回転に伴って水
    素流入口および水素流出口と順次連通または遮断される
    ようにした金属水素化物ユニットの少なくとも3個を用
    い、第1ユニットの第1熱媒室および第2熱媒室をそれ
    ぞれ低温熱媒室および中温熱媒室とし、第2ユニットの
    第1熱媒室および第2熱媒室をそれぞれ低温熱媒室およ
    び中温熱媒室とし、第3ユニットの第1熱媒室および第
    2熱媒室をそれぞれ高温熱媒室および中温熱媒室とし、
    第2ユニットの水素流出口を第1ユニットの水素流入口
    と接続し、第1ユニットの水素流出口を第3ユニットの
    水素流入口と接続し、第3ユニットの水素流出口を第2
    ユニットの水素流入口と接続し、第1ユニットの金属水
    素化物Mと第2ユニットの金属水素化物Mと第3ユ
    ニット金属水素化物Mの水素平衡分解圧特性はM
    りM、MよりMが高温領域にあるように選定し、
    これによって第2ユニットの低温熱媒室にて金属水素化
    物Mに吸蔵させた水素を中温熱媒室にて中圧水素とし
    て放出させ、この中圧水素を第1ユニットの低温熱媒室
    にて金属水素化物Mに吸蔵させたのち中温熱媒室にて
    高圧水素として放出させ、この高圧水素を第3ユニット
    の高温熱媒室にて金属水素化物Mに発熱的に吸蔵させ
    たのち中温熱媒室にて吸熱的に放出させて第3ユニット
    の中温熱媒室から高温熱媒室へ熱輸送せしめ、第3ユニ
    ットにて放出させた水素を第2ユニットの金属水素化物
    に吸蔵させるようにしたことを特徴とするヒートポ
    ンプ装置。
  2. 【請求項2】前記回転軸を中空とし、各密閉容器からの
    水素導管を該回転軸内部を通して該回転軸の一端へ延設
    し、該回転軸の一端に設けた水素流入口または水素流出
    口と接続したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の装置。
  3. 【請求項3】金属水素化物を充填した密閉容器の複数個
    を回転軸に対して放射方向に配設してなる回転体と、該
    回転体の回転に伴い各密閉容器が温度の異なる第1熱媒
    室および第2熱媒室を交互に順次通過するように該回転
    体の周囲に配設した第1熱媒室および第2熱媒室と、該
    回転体の近傍に設けた水素流入口および水素流出口と、
    各密閉容器と該水素流入口または水素流出口と接続する
    水素導管とからなり、該各水素導管と水素流入口または
    水素流出口との前記接続は、1つの密閉容器が第1熱媒
    室にあるときこの密閉容器から延びる水素導管が水素流
    入口のみと連通し、この密閉容器が第2熱媒室にあると
    きこの密閉容器から延びる水素導管が水素流出口のみと
    連通するように、各水素導管が回転体の回転に伴って水
    素流入口および水素流出口と順次連通または遮断される
    ようにした金属水素化物ユニットの少なくとも3個を用
    い、第1ユニットの第1熱媒室および第2熱媒室をそれ
    ぞれ中温熱媒室および高温熱媒室とし、第2ユニットの
    第1熱媒室および第2熱媒室をそれぞれ中温熱媒室およ
    び高温熱媒室とし、第3ユニットの第1熱媒室および第
    2熱媒室をそれぞれ中温熱媒室および低温熱媒室とし、
    第1ユニットの水素流出口を第2ユニットの水素流入口
    と接続し、第2ユニットの水素流出口を第3ユニットの
    水素流入口と接続し、第3ユニットの水素流出口を第1
    ユニットの水素流入口と接続し、第1ユニットの金属水
    素化物Mと第2ユニットの金属水素化物Mと第3ユ
    ニット金属水素化物Mの水素平衡分解圧特性はM
    りM、MよりMが低温領域にあるように選定し、
    これによって第1ユニットの中温熱媒室にて金属水素化
    物Mに吸蔵させた水素を高温熱媒室にて中圧水素とし
    て放出させ、この中圧水素を第2ユニットの中温熱媒室
    にて金属水素化物Mに吸蔵させたのち高温熱媒室にて
    高圧水素として放出させ、この高圧水素を第3ユニット
    の中温熱媒室にて金属水素化物Mに発熱的に吸蔵させ
    たのち低温熱媒室にて吸熱的に放出させて第3ユニット
    の低温熱媒室から中温熱媒室へ熱輸送せしめ、第3ユニ
    ットにて放出させた水素を第1ユニットの金属水素化物
    に吸蔵させるようにしたこと特徴とするヒートポン
    プ装置。
  4. 【請求項4】前記回転軸を中空とし、各密閉容器からの
    水素導管を該回転軸内部を通して該回転軸の一端へ延設
    し、該回転軸の一端に設けた水素流入口または水素流出
    口と接続したことを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載の装置。
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