JPH085189A - 水素吸蔵合金ヒートポンプ - Google Patents
水素吸蔵合金ヒートポンプInfo
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- JPH085189A JPH085189A JP13326294A JP13326294A JPH085189A JP H085189 A JPH085189 A JP H085189A JP 13326294 A JP13326294 A JP 13326294A JP 13326294 A JP13326294 A JP 13326294A JP H085189 A JPH085189 A JP H085189A
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- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 117
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、水素吸蔵合金を用いた水素吸蔵合
金ヒートポンプに関し、放熱あるいは吸熱用の他熱源を
必要とすることなく、再生用熱源の温度を自ずから維持
することを目的とする。 【構成】 ヒートポンプ本体の一側,他側および中間部
に、高温側熱交換器,低温側熱交換器および中温側熱交
換器が配置される高圧室,低圧室および中圧室を形成す
るとともに、前記高温側熱交換器と中温側熱交換器との
間および中温側熱交換器と低温側熱交換器との間に、回
転軸の外周に水素吸蔵合金が配置される第1および第2
のローター部を配置し、さらに、前記高圧室と低圧室と
をコンプレッサが配置される水素ガス管路により接続し
て構成する。また、前記第1および第2のローター部
に、前記高圧室と中圧室および中圧室と低圧室とを圧力
的に隔離する隔壁部材を配置して構成する。
金ヒートポンプに関し、放熱あるいは吸熱用の他熱源を
必要とすることなく、再生用熱源の温度を自ずから維持
することを目的とする。 【構成】 ヒートポンプ本体の一側,他側および中間部
に、高温側熱交換器,低温側熱交換器および中温側熱交
換器が配置される高圧室,低圧室および中圧室を形成す
るとともに、前記高温側熱交換器と中温側熱交換器との
間および中温側熱交換器と低温側熱交換器との間に、回
転軸の外周に水素吸蔵合金が配置される第1および第2
のローター部を配置し、さらに、前記高圧室と低圧室と
をコンプレッサが配置される水素ガス管路により接続し
て構成する。また、前記第1および第2のローター部
に、前記高圧室と中圧室および中圧室と低圧室とを圧力
的に隔離する隔壁部材を配置して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素吸蔵合金を用いた
水素吸蔵合金ヒートポンプに関する。
水素吸蔵合金ヒートポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、水素吸蔵合金に水素が吸蔵される
時の吸蔵発熱、および、水素吸蔵合金から水素が放出さ
れる時の放出吸熱を利用した水素吸蔵合金ヒートポンプ
が開発されており、従来、このような水素吸蔵合金ヒー
トポンプとしては、例えば、特公平1−21432号公
報,特開平1−305273号公報等に開示されるもの
が知られている。
時の吸蔵発熱、および、水素吸蔵合金から水素が放出さ
れる時の放出吸熱を利用した水素吸蔵合金ヒートポンプ
が開発されており、従来、このような水素吸蔵合金ヒー
トポンプとしては、例えば、特公平1−21432号公
報,特開平1−305273号公報等に開示されるもの
が知られている。
【0003】そして、従来、熱駆動式ヒートポンプとし
て、図5に示す昇温型ヒートポンプおよび図6に示す増
熱冷凍型ヒートポンプの2種類のヒートポンプが知られ
ている。
て、図5に示す昇温型ヒートポンプおよび図6に示す増
熱冷凍型ヒートポンプの2種類のヒートポンプが知られ
ている。
【0004】図5に示す昇温型ヒートポンプでは、水素
平衡圧力が異なる2種類の水素吸蔵合金M1,M2が使
用されており、この水素吸蔵合金ヒートポンプは、水素
吸蔵合金M2をTM の温度の熱源を用いて熱分解し、水
素吸蔵合金M1に水素を導き、吸蔵発熱を起こさせるこ
とによりQ0の出力発生を行わせ、反応終了後は、T M
の温度の熱源を水素吸蔵合金の分解に再び用い、水素吸
蔵合金M1から水素吸蔵合金M2へ水素を戻す(1)→
(2)→(3)→(4)のサイクルとされている。
平衡圧力が異なる2種類の水素吸蔵合金M1,M2が使
用されており、この水素吸蔵合金ヒートポンプは、水素
吸蔵合金M2をTM の温度の熱源を用いて熱分解し、水
素吸蔵合金M1に水素を導き、吸蔵発熱を起こさせるこ
とによりQ0の出力発生を行わせ、反応終了後は、T M
の温度の熱源を水素吸蔵合金の分解に再び用い、水素吸
蔵合金M1から水素吸蔵合金M2へ水素を戻す(1)→
(2)→(3)→(4)のサイクルとされている。
【0005】また、図6に示す増熱冷凍型ヒートポンプ
は、水素吸蔵合金M1をTH の温度の熱源を用いて熱分
解し、水素吸蔵合金M2に水素を導き、吸蔵発熱を起こ
させ、この後、TM の温度の熱源を用いて水素吸蔵合金
M1を冷却し、水素の圧力が低圧となった水素吸蔵合金
M1に、圧力差によって水素を導くことにより、水素吸
蔵合金M2で脱水素によるQ0の吸熱を行わせる(1)
→(2)→(3)→(4)のサイクルとされている。
は、水素吸蔵合金M1をTH の温度の熱源を用いて熱分
解し、水素吸蔵合金M2に水素を導き、吸蔵発熱を起こ
させ、この後、TM の温度の熱源を用いて水素吸蔵合金
M1を冷却し、水素の圧力が低圧となった水素吸蔵合金
M1に、圧力差によって水素を導くことにより、水素吸
蔵合金M2で脱水素によるQ0の吸熱を行わせる(1)
→(2)→(3)→(4)のサイクルとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5お
よび図6に示した従来の水素吸蔵合金ヒートポンプで
は、水素平衡圧力が異なる2種類の水素吸蔵合金M1,
M2を使用しているため、TH の温度の熱源とTL の温
度の熱源との中間の温度TM を有する再生用熱源が必要
になり、再生用熱源の温度を維持するために、放熱ある
いは吸熱用の他熱源が必要になるという問題があった。
よび図6に示した従来の水素吸蔵合金ヒートポンプで
は、水素平衡圧力が異なる2種類の水素吸蔵合金M1,
M2を使用しているため、TH の温度の熱源とTL の温
度の熱源との中間の温度TM を有する再生用熱源が必要
になり、再生用熱源の温度を維持するために、放熱ある
いは吸熱用の他熱源が必要になるという問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、放熱あるいは吸熱用の他熱源を必
要とすることなく、再生用熱源の温度を自ずから維持す
ることができる水素吸蔵合金ヒートポンプを提供するこ
とを目的とする。
めになされたもので、放熱あるいは吸熱用の他熱源を必
要とすることなく、再生用熱源の温度を自ずから維持す
ることができる水素吸蔵合金ヒートポンプを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の水素吸蔵合金
ヒートポンプは、ヒートポンプ本体の一側,他側および
中間部に、高温側熱交換器,低温側熱交換器および中温
側熱交換器が配置される高圧室,低圧室および中圧室を
形成するとともに、前記高温側熱交換器と中温側熱交換
器との間および中温側熱交換器と低温側熱交換器との間
に、回転軸の外周に水素吸蔵合金が配置される第1およ
び第2のローター部を配置し、さらに、前記高圧室と低
圧室とをコンプレッサが配置される水素ガス管路により
接続してなるものである。
ヒートポンプは、ヒートポンプ本体の一側,他側および
中間部に、高温側熱交換器,低温側熱交換器および中温
側熱交換器が配置される高圧室,低圧室および中圧室を
形成するとともに、前記高温側熱交換器と中温側熱交換
器との間および中温側熱交換器と低温側熱交換器との間
に、回転軸の外周に水素吸蔵合金が配置される第1およ
び第2のローター部を配置し、さらに、前記高圧室と低
圧室とをコンプレッサが配置される水素ガス管路により
接続してなるものである。
【0009】請求項2の水素吸蔵合金ヒートポンプは、
請求項1において、前記第1および第2のローター部
に、前記高圧室と中圧室および中圧室と高圧室とを圧力
的に隔離する隔壁部材を配置してなるものである。
請求項1において、前記第1および第2のローター部
に、前記高圧室と中圧室および中圧室と高圧室とを圧力
的に隔離する隔壁部材を配置してなるものである。
【0010】
【作用】請求項1の水素吸蔵合金ヒートポンプでは、コ
ンプレッサにより昇圧された水素ガスが、水素ガス管路
から高圧室に導入され、高温側熱交換器の間隙を通り第
1のローター部の水素吸蔵合金に吸蔵され、この吸蔵反
応時に発生した正の熱量が高温側熱交換器に吸収され
る。
ンプレッサにより昇圧された水素ガスが、水素ガス管路
から高圧室に導入され、高温側熱交換器の間隙を通り第
1のローター部の水素吸蔵合金に吸蔵され、この吸蔵反
応時に発生した正の熱量が高温側熱交換器に吸収され
る。
【0011】そして、水素ガスを吸蔵した状態の水素吸
蔵合金は、第1のローター部の回転により中圧室側に移
動し、圧力の低下により水素ガスを放出し、この放出反
応時に発生した負の熱量が中温側熱交換器に吸収され
る。
蔵合金は、第1のローター部の回転により中圧室側に移
動し、圧力の低下により水素ガスを放出し、この放出反
応時に発生した負の熱量が中温側熱交換器に吸収され
る。
【0012】この中圧室において放出された水素ガス
は、中圧室において第2のローター部の水素吸蔵合金に
吸蔵され、この吸蔵反応時に発生した正の熱量が中温側
熱交換器に吸収される。
は、中圧室において第2のローター部の水素吸蔵合金に
吸蔵され、この吸蔵反応時に発生した正の熱量が中温側
熱交換器に吸収される。
【0013】従って、中温側熱交換器には、第1のロー
ター部の水素吸蔵合金の放出反応時に発生した負の熱
量、および、第2のローター部の水素吸蔵合金の吸蔵反
応時に発生した正の熱量が吸収され、熱的収支がバラン
スされる。
ター部の水素吸蔵合金の放出反応時に発生した負の熱
量、および、第2のローター部の水素吸蔵合金の吸蔵反
応時に発生した正の熱量が吸収され、熱的収支がバラン
スされる。
【0014】水素ガスを吸蔵した状態の水素吸蔵合金
は、第2のローター部の回転により低圧室側に移動し、
圧力の低下により水素ガスを放出し、この放出反応時に
発生した負の熱量が低温側熱交換器に吸収される。
は、第2のローター部の回転により低圧室側に移動し、
圧力の低下により水素ガスを放出し、この放出反応時に
発生した負の熱量が低温側熱交換器に吸収される。
【0015】そして、放出された水素ガスが、低温側熱
交換器の間隙を通った後、水素ガス管路からコンプレッ
サに循環される。請求項2の水素吸蔵合金ヒートポンプ
では、隔壁部材により高圧室と中圧室および中圧室と低
圧室との圧力が確実に維持される。
交換器の間隙を通った後、水素ガス管路からコンプレッ
サに循環される。請求項2の水素吸蔵合金ヒートポンプ
では、隔壁部材により高圧室と中圧室および中圧室と低
圧室との圧力が確実に維持される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の水素吸蔵合金ヒートポンプの一
実施例を示しており、図において符号11は、ヒートポ
ンプ本体を示している。
する。図1は、本発明の水素吸蔵合金ヒートポンプの一
実施例を示しており、図において符号11は、ヒートポ
ンプ本体を示している。
【0017】このヒートポンプ本体11は、例えば金属
からなり、直方体の密閉容器状に形成されている。ヒー
トポンプ本体11の一側,他側および中間部には、高圧
室13,低圧室15および中圧室14が形成され、高圧
室13には高温側熱交換器17が、低圧室15には低温
側熱交換器19が、中圧室14には中温側熱交換器18
が配置されている。
からなり、直方体の密閉容器状に形成されている。ヒー
トポンプ本体11の一側,他側および中間部には、高圧
室13,低圧室15および中圧室14が形成され、高圧
室13には高温側熱交換器17が、低圧室15には低温
側熱交換器19が、中圧室14には中温側熱交換器18
が配置されている。
【0018】高温側熱交換器17と中温側熱交換器18
との間には、第1のローター部21が回転自在に配置さ
れている。また、中温側熱交換器18と低温側熱交換器
19との間には、第2のローター部22が回転自在に配
置されている。
との間には、第1のローター部21が回転自在に配置さ
れている。また、中温側熱交換器18と低温側熱交換器
19との間には、第2のローター部22が回転自在に配
置されている。
【0019】第1および第2のローター部21,22
は、中心に回転軸23を有しており、この回転軸23の
外側には、同心状に収納容器25が配置されている。そ
して、収納容器25と回転軸23との間に水素吸蔵合金
27が配置されている。
は、中心に回転軸23を有しており、この回転軸23の
外側には、同心状に収納容器25が配置されている。そ
して、収納容器25と回転軸23との間に水素吸蔵合金
27が配置されている。
【0020】収納容器25は、水素ガスを透過するが、
水素吸蔵合金27を透過させない、例えば、金網,金属
焼結体,多孔質重合体等により形成されている。回転軸
23には、例えば、45度の所定角度を置いて、高圧室
13と中圧室14あるいは中圧室14と低圧室15とを
圧力的および熱的に隔離する隔壁部材29が突設されて
いる。
水素吸蔵合金27を透過させない、例えば、金網,金属
焼結体,多孔質重合体等により形成されている。回転軸
23には、例えば、45度の所定角度を置いて、高圧室
13と中圧室14あるいは中圧室14と低圧室15とを
圧力的および熱的に隔離する隔壁部材29が突設されて
いる。
【0021】そして、この隔壁部材29により水素吸蔵
合金27が複数の領域に分割されている。一方、ヒート
ポンプ本体11の高圧室13と中圧室14および中圧室
14と低圧室15との間の側板11aには、第1および
第2のローター部21,22と同心状に円弧状の案内部
11bが形成されており、この案内部11bに沿って隔
壁部材29の先端が摺動される。
合金27が複数の領域に分割されている。一方、ヒート
ポンプ本体11の高圧室13と中圧室14および中圧室
14と低圧室15との間の側板11aには、第1および
第2のローター部21,22と同心状に円弧状の案内部
11bが形成されており、この案内部11bに沿って隔
壁部材29の先端が摺動される。
【0022】また、高温側熱交換器17および低温側熱
交換器19の内側および中温側熱交換器18の両側が、
第1および第2のローター部21,22と同心状の円弧
状に形成されており、この円弧部17a,18a,19
aに沿って隔壁部材29の先端が案内されている。
交換器19の内側および中温側熱交換器18の両側が、
第1および第2のローター部21,22と同心状の円弧
状に形成されており、この円弧部17a,18a,19
aに沿って隔壁部材29の先端が案内されている。
【0023】なお、隔壁部材29の先端は、図2に示す
ように、磨耗を防止するために、硬質の金属,セラミッ
ク等の硬質部材29aにより形成されており、隔壁部材
29の中央には、グラスウール,ロックウール等の断熱
部材29bが充填されている。
ように、磨耗を防止するために、硬質の金属,セラミッ
ク等の硬質部材29aにより形成されており、隔壁部材
29の中央には、グラスウール,ロックウール等の断熱
部材29bが充填されている。
【0024】そして、この実施例では、高圧室13と低
圧室15とを接続して水素ガス管路31が配置され、こ
の水素ガス管路31には、水素ガスを圧縮するためのコ
ンプレッサ33が配置されている。
圧室15とを接続して水素ガス管路31が配置され、こ
の水素ガス管路31には、水素ガスを圧縮するためのコ
ンプレッサ33が配置されている。
【0025】上述した水素吸蔵合金ヒートポンプでは、
コンプレッサ33により昇圧された水素ガスが、水素ガ
ス管路31から高圧室13に導入され、高温側熱交換器
17の間隙を通り第1のローター部21の水素吸蔵合金
27に吸蔵され、この吸蔵反応時に発生した正の熱量が
高温側熱交換器17に吸収される。
コンプレッサ33により昇圧された水素ガスが、水素ガ
ス管路31から高圧室13に導入され、高温側熱交換器
17の間隙を通り第1のローター部21の水素吸蔵合金
27に吸蔵され、この吸蔵反応時に発生した正の熱量が
高温側熱交換器17に吸収される。
【0026】そして、水素ガスを吸蔵した状態の水素吸
蔵合金27は、第1のローター部21の回転により中圧
室14側に移動し、圧力の低下により水素ガスを放出
し、この放出反応時に発生した負の熱量が中温側熱交換
器18に吸収される。
蔵合金27は、第1のローター部21の回転により中圧
室14側に移動し、圧力の低下により水素ガスを放出
し、この放出反応時に発生した負の熱量が中温側熱交換
器18に吸収される。
【0027】この中圧室14において放出された水素ガ
スは、中圧室14において第2のローター部22の水素
吸蔵合金27に吸蔵され、この吸蔵反応時に発生した正
の熱量が中温側熱交換器18に吸収される。
スは、中圧室14において第2のローター部22の水素
吸蔵合金27に吸蔵され、この吸蔵反応時に発生した正
の熱量が中温側熱交換器18に吸収される。
【0028】従って、中温側熱交換器18には、第1の
ローター部21の水素吸蔵合金27の放出反応時に発生
した負の熱量、および、第2のローター部22の水素吸
蔵合金27の吸蔵反応時に発生した正の熱量が吸収さ
れ、熱的収支がバランスされる。
ローター部21の水素吸蔵合金27の放出反応時に発生
した負の熱量、および、第2のローター部22の水素吸
蔵合金27の吸蔵反応時に発生した正の熱量が吸収さ
れ、熱的収支がバランスされる。
【0029】水素ガスを吸蔵した状態の水素吸蔵合金2
7は、第2のローター部22の回転により低圧室15側
に移動し、圧力の低下により水素ガスを放出し、この放
出反応時に発生した負の熱量が低温側熱交換器19に吸
収される。
7は、第2のローター部22の回転により低圧室15側
に移動し、圧力の低下により水素ガスを放出し、この放
出反応時に発生した負の熱量が低温側熱交換器19に吸
収される。
【0030】そして、放出された水素ガスが、低温側熱
交換器19の間隙を通った後、水素ガス管路31からコ
ンプレッサ33に循環される。図3は、上述した水素吸
蔵合金ヒートポンプの平衡圧力−等温曲線を示すもの
で、横軸には水素吸蔵量が、縦軸には平衡水素圧がとら
れている。
交換器19の間隙を通った後、水素ガス管路31からコ
ンプレッサ33に循環される。図3は、上述した水素吸
蔵合金ヒートポンプの平衡圧力−等温曲線を示すもの
で、横軸には水素吸蔵量が、縦軸には平衡水素圧がとら
れている。
【0031】すなわち、低圧室15において圧力PL で
あった水素ガスが、コンプレッサ33により圧力PH に
昇圧され、第1のローター部21の水素吸蔵合金27に
吸蔵され、この吸蔵反応時に発生した熱量により水素吸
蔵合金27の温度がTH の温度にされる。
あった水素ガスが、コンプレッサ33により圧力PH に
昇圧され、第1のローター部21の水素吸蔵合金27に
吸蔵され、この吸蔵反応時に発生した熱量により水素吸
蔵合金27の温度がTH の温度にされる。
【0032】そして、水素ガスを吸蔵した状態の水素吸
蔵合金27が、第1のローター部21の回転により中圧
室14側に移動すると、水素ガスの圧力がPM に減圧さ
れて水素ガスが放出され、この放出反応時に発生した負
の熱量により水素吸蔵合金27の温度がTM の温度にさ
れる。
蔵合金27が、第1のローター部21の回転により中圧
室14側に移動すると、水素ガスの圧力がPM に減圧さ
れて水素ガスが放出され、この放出反応時に発生した負
の熱量により水素吸蔵合金27の温度がTM の温度にさ
れる。
【0033】一方、水素ガスを吸蔵した状態の水素吸蔵
合金27が、第2のローター部22の回転により低圧室
15側に移動すると、圧力がPL に低下し水素ガスが放
出され、この放出反応時に発生した負の熱量により水素
吸蔵合金27の温度がTL の温度にされる。
合金27が、第2のローター部22の回転により低圧室
15側に移動すると、圧力がPL に低下し水素ガスが放
出され、この放出反応時に発生した負の熱量により水素
吸蔵合金27の温度がTL の温度にされる。
【0034】上述した水素吸蔵合金ヒートポンプでは、
第1のローター部21の水素吸蔵合金27の放出反応時
に発生した負の熱量と、第2のローター部22の水素吸
蔵合金27の吸蔵反応時に発生した正の熱量とが中温側
熱交換器18に吸収され、中温側熱交換器18におい
て、熱的収支がバランスされるため、例えば、中温側熱
交換器18に熱媒体の循環管路を形成し、この循環管路
内に運転の始動時にのみ所定の温度の熱媒体を供給する
ことにより、放熱あるいは吸熱用の他熱源を必要とする
ことなく、再生用熱源の温度を自ずから維持することが
できる。
第1のローター部21の水素吸蔵合金27の放出反応時
に発生した負の熱量と、第2のローター部22の水素吸
蔵合金27の吸蔵反応時に発生した正の熱量とが中温側
熱交換器18に吸収され、中温側熱交換器18におい
て、熱的収支がバランスされるため、例えば、中温側熱
交換器18に熱媒体の循環管路を形成し、この循環管路
内に運転の始動時にのみ所定の温度の熱媒体を供給する
ことにより、放熱あるいは吸熱用の他熱源を必要とする
ことなく、再生用熱源の温度を自ずから維持することが
できる。
【0035】また、上述した水素吸蔵合金ヒートポンプ
では、水素吸蔵合金27が配置される第1および第2の
ローター部21,22を回転することにより、水素吸蔵
合金27への水素ガスの吸蔵と放出とを行うようにした
ので、ヒートポンプを連続して運転することが可能にな
り、この結果、運転効率を向上することができ、また、
熱媒管路および制御機構を非常に簡易なものにすること
ができる。
では、水素吸蔵合金27が配置される第1および第2の
ローター部21,22を回転することにより、水素吸蔵
合金27への水素ガスの吸蔵と放出とを行うようにした
ので、ヒートポンプを連続して運転することが可能にな
り、この結果、運転効率を向上することができ、また、
熱媒管路および制御機構を非常に簡易なものにすること
ができる。
【0036】なお、上述した実施例において、ローター
部21は、同一速度で回転しても良いし、また、間欠的
に回転しても良い。さらに、上述した水素吸蔵合金ヒー
トポンプでは、隔壁部材29により高圧室13と中圧室
14および中圧室14と低圧室15との圧力が確実に維
持され、また、熱移動が防止されるため、ヒートポンプ
の性能を向上することができる。
部21は、同一速度で回転しても良いし、また、間欠的
に回転しても良い。さらに、上述した水素吸蔵合金ヒー
トポンプでは、隔壁部材29により高圧室13と中圧室
14および中圧室14と低圧室15との圧力が確実に維
持され、また、熱移動が防止されるため、ヒートポンプ
の性能を向上することができる。
【0037】図4は、上述した水素吸蔵合金ヒートポン
プを冷房に応用した例を示すもので、この例では、低温
側熱交換器19内の冷媒が、ポンプ35により冷房装置
の冷却コイル37に供給され、部屋39の冷房が行わ
れ、一方、高温側熱交換器17の熱媒がクーリングタワ
ー41により冷却される。
プを冷房に応用した例を示すもので、この例では、低温
側熱交換器19内の冷媒が、ポンプ35により冷房装置
の冷却コイル37に供給され、部屋39の冷房が行わ
れ、一方、高温側熱交換器17の熱媒がクーリングタワ
ー41により冷却される。
【0038】なお、上述した水素吸蔵合金ヒートポンプ
を暖房に使用する場合には、高温側熱交換器17の熱媒
が暖房に使用されるが、この場合には、低温側熱交換器
19の冷媒に排水,排気等を有効利用することも可能で
ある。
を暖房に使用する場合には、高温側熱交換器17の熱媒
が暖房に使用されるが、この場合には、低温側熱交換器
19の冷媒に排水,排気等を有効利用することも可能で
ある。
【0039】なお、以上述べた実施例では、第1および
第2のローター部21,22に同一の水素吸蔵合金27
を使用した例について説明したが、本発明はかかる実施
例に限定されるものではなく、必要に応じて異なる水素
平衡圧力の水素吸蔵合金を使用しても良い。
第2のローター部21,22に同一の水素吸蔵合金27
を使用した例について説明したが、本発明はかかる実施
例に限定されるものではなく、必要に応じて異なる水素
平衡圧力の水素吸蔵合金を使用しても良い。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の水素吸蔵
合金ヒートポンプでは、第1のローター部の水素吸蔵合
金の放出反応時に発生した負の熱量と、第2のローター
部の水素吸蔵合金の吸蔵反応時に発生した正の熱量とが
中温側熱交換器に吸収され、中温側熱交換器において、
熱的収支がバランスされるため、放熱あるいは吸熱用の
他熱源を必要とすることなく、再生用熱源の温度を自ず
から維持することができる。
合金ヒートポンプでは、第1のローター部の水素吸蔵合
金の放出反応時に発生した負の熱量と、第2のローター
部の水素吸蔵合金の吸蔵反応時に発生した正の熱量とが
中温側熱交換器に吸収され、中温側熱交換器において、
熱的収支がバランスされるため、放熱あるいは吸熱用の
他熱源を必要とすることなく、再生用熱源の温度を自ず
から維持することができる。
【0041】また、請求項2の水素吸蔵合金ヒートポン
プでは、隔壁部材により高圧室と中圧室および中圧室と
低圧室との圧力が確実に維持されるため、ヒートポンプ
の性能を向上することができるという利点がある。
プでは、隔壁部材により高圧室と中圧室および中圧室と
低圧室との圧力が確実に維持されるため、ヒートポンプ
の性能を向上することができるという利点がある。
【図1】本発明の水素吸蔵合金ヒートポンプの一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】図1の隔壁部材の詳細を示す断面図である。
【図3】本発明の水素吸蔵合金ヒートポンプの原理を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】図1の水素吸蔵合金ヒートポンプを冷房に使用
した例を示す配管系統図である。
した例を示す配管系統図である。
【図5】従来の昇温型ヒートポンプの原理を示す説明図
である。
である。
【図6】従来の増熱冷凍型ヒートポンプの原理を示す説
明図である。
明図である。
11 ヒートポンプ本体 13 高圧室 14 中圧室 15 低圧室 17 高温側熱交換器 18 中温側熱交換器 19 低温側熱交換器 21 ローター部 23 回転軸 27 水素吸蔵合金 29 隔壁部材 31 水素ガス管路 33 コンプレッサ
Claims (2)
- 【請求項1】 ヒートポンプ本体の一側,他側および中
間部に、高温側熱交換器,低温側熱交換器および中温側
熱交換器が配置される高圧室,低圧室および中圧室を形
成するとともに、前記高温側熱交換器と中温側熱交換器
との間および中温側熱交換器と低温側熱交換器との間
に、回転軸の外周に水素吸蔵合金が配置される第1およ
び第2のローター部を配置し、さらに、前記高圧室と低
圧室とをコンプレッサが配置される水素ガス管路により
接続してなることを特徴とする水素吸蔵合金ヒートポン
プ。 - 【請求項2】 前記第1および第2のローター部に、前
記高圧室と中圧室および中圧室と高圧室とを圧力的に隔
離する隔壁部材を配置してなることを特徴とする請求項
1記載の水素吸蔵合金ヒートポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13326294A JP3211855B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 水素吸蔵合金ヒートポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13326294A JP3211855B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 水素吸蔵合金ヒートポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH085189A true JPH085189A (ja) | 1996-01-12 |
| JP3211855B2 JP3211855B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=15100509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13326294A Expired - Fee Related JP3211855B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 水素吸蔵合金ヒートポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3211855B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100404976C (zh) * | 2006-07-13 | 2008-07-23 | 上海交通大学 | 单合金压缩-扩散式金属氢化物制热/制冷方法及系统 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP13326294A patent/JP3211855B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100404976C (zh) * | 2006-07-13 | 2008-07-23 | 上海交通大学 | 单合金压缩-扩散式金属氢化物制热/制冷方法及系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3211855B2 (ja) | 2001-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |