JPH06106738A - 印字ヘッド - Google Patents
印字ヘッドInfo
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- JPH06106738A JPH06106738A JP25663592A JP25663592A JPH06106738A JP H06106738 A JPH06106738 A JP H06106738A JP 25663592 A JP25663592 A JP 25663592A JP 25663592 A JP25663592 A JP 25663592A JP H06106738 A JPH06106738 A JP H06106738A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤの振動を減衰させる。
【構成】 圧電アクチュエータアセンブリ55のワイヤ9
を案内するワイヤガイド部56を複数のガイドプレートか
ら構成し、このガイドプレートの内で、ワイヤと接触す
る部分に防振部材を設ける。
を案内するワイヤガイド部56を複数のガイドプレートか
ら構成し、このガイドプレートの内で、ワイヤと接触す
る部分に防振部材を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤをプラテンに打
ち付けて印字を行う印字ヘッドに関する。
ち付けて印字を行う印字ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】複数本のワイヤの先端をプラテン上の媒
体にリボンを介して打ち付け、媒体上に印字するインパ
クトプリンタ装置が広く採用されている。この装置は複
数枚の複写シートより構成された伝票などの場合、各複
写シートに一度に印刷できるので便利である。このイン
パクトプリンタ装置のワイヤを駆動する方法として電磁
方式が用いられてきたが、高速化に伴い、電磁方式では
高速化対応に限界が生じてきた。このため圧電アクチュ
ータを用いた印字ヘッドが見直されてきている。
体にリボンを介して打ち付け、媒体上に印字するインパ
クトプリンタ装置が広く採用されている。この装置は複
数枚の複写シートより構成された伝票などの場合、各複
写シートに一度に印刷できるので便利である。このイン
パクトプリンタ装置のワイヤを駆動する方法として電磁
方式が用いられてきたが、高速化に伴い、電磁方式では
高速化対応に限界が生じてきた。このため圧電アクチュ
ータを用いた印字ヘッドが見直されてきている。
【0003】図10は圧電または電磁印字ヘッドを有する
プリンタを示す図である。プリンタ50には、プラテン52
の上面に配置された印刷用紙である媒体54にリボン53を
介して圧電または電磁印字ヘッド51が対向して配置され
ている。圧電または電磁印字ヘッド51は図で左右に移動
しながら印字してゆき、プラテン52が回転して媒体54を
圧電印字ヘッド51の動きと直角方向へ移動させることに
より媒体54に印字されてゆく。
プリンタを示す図である。プリンタ50には、プラテン52
の上面に配置された印刷用紙である媒体54にリボン53を
介して圧電または電磁印字ヘッド51が対向して配置され
ている。圧電または電磁印字ヘッド51は図で左右に移動
しながら印字してゆき、プラテン52が回転して媒体54を
圧電印字ヘッド51の動きと直角方向へ移動させることに
より媒体54に印字されてゆく。
【0004】図11は印字ヘッド51とプラテン52、リボン
53、および媒体54の関係を示す図である。圧電印字ヘッ
ド51よりワイヤ9が、プラテン52上に配置された媒体54
にリボン53を介して打ち出され、リボン53のインキを媒
体54上に付着させる。ワイヤ9はガイドプレート部56に
よりガイドされプラテン52方向へ往復動する。
53、および媒体54の関係を示す図である。圧電印字ヘッ
ド51よりワイヤ9が、プラテン52上に配置された媒体54
にリボン53を介して打ち出され、リボン53のインキを媒
体54上に付着させる。ワイヤ9はガイドプレート部56に
よりガイドされプラテン52方向へ往復動する。
【0005】図12は電磁印字ヘッドの構成を示す図であ
る。コイル31を巻かれたコア30に対向してアーマチュア
32が板バネ33で支持され、アーマチュア32の板バネ33と
反対側にはビーム35が取り付けられ、ビーム35の先端に
はワイヤ9が取り付けられている。ワイヤ9は3段に設
けられたガイド42により案内され、ガイド42はガイドフ
レーム43で支持されている。コイル31にはコネクタ45よ
り電力がプリント板44を介して供給される。
る。コイル31を巻かれたコア30に対向してアーマチュア
32が板バネ33で支持され、アーマチュア32の板バネ33と
反対側にはビーム35が取り付けられ、ビーム35の先端に
はワイヤ9が取り付けられている。ワイヤ9は3段に設
けられたガイド42により案内され、ガイド42はガイドフ
レーム43で支持されている。コイル31にはコネクタ45よ
り電力がプリント板44を介して供給される。
【0006】図13は圧電印字ヘッド51内のワイヤ9と、
このワイヤ9を駆動する圧電アクチュエータセンブリ55
の配置を示す図である。圧電アクチュエータアセンブリ
55が複数個圧電印字ヘッド51内に配置され、各圧電アク
チュエータアセンブリ55には1本のワイヤ9が設けられ
ている。各圧電アクチュエータアセンブリ55は図11に示
すようにリング状に配置されたベース2に取付けられて
いる。なお、ワイヤガイドプレート55は1枚で表示され
ているが、通常複数枚のワイヤガイドプレートが所定の
間隔で設けられている。なお、電磁印字ヘッドの場合も
同様な配置となっている。
このワイヤ9を駆動する圧電アクチュエータセンブリ55
の配置を示す図である。圧電アクチュエータアセンブリ
55が複数個圧電印字ヘッド51内に配置され、各圧電アク
チュエータアセンブリ55には1本のワイヤ9が設けられ
ている。各圧電アクチュエータアセンブリ55は図11に示
すようにリング状に配置されたベース2に取付けられて
いる。なお、ワイヤガイドプレート55は1枚で表示され
ているが、通常複数枚のワイヤガイドプレートが所定の
間隔で設けられている。なお、電磁印字ヘッドの場合も
同様な配置となっている。
【0007】図14は従来の圧電アクチュエータアセンブ
リ55の構成を示す図である。圧電素子1は矢印の方向に
伸張し、縮少する。ベース2は図11で示したように印字
ヘッド51内にリング状に配置され圧電素子1の基部を固
着すると共に横振止部15により圧電素子1の伸長方向と
直角方向の横振れを防止する。可動ブロック3は圧電素
子1の頂部に固着され圧電素子1の伸縮により図14で上
下方向に移動する。可動バネ4はその長さ方向が圧電素
子1の伸縮方向と一致するよう可動ブロック3に固着さ
れ、可動ブロック3と共に移動する。支持バネ5はその
長さ方向が可動バネ4の長さ方向と平行になるようベー
ス2に固着されている。支持・可動バネ接合ブロック6
は可動バネ4と支持バネ5の頂部を接続する。ビーム取
付ブロック7はビーム8と支持・可動バネ接合ブロック
6を接合する。支持・可動バネ接合ブロック6は支持バ
ネ5と可動バネ4の動きにより図14の紙面に直角方向に
モーメント軸を持つ回転モーメントを受けるが、ビーム
8はこの回転モーメント軸に直角に取付けられる。ビー
ム8の先端にはワイヤ9が可動バネ4の長さ方向にやや
傾いた状態で取付けられている。
リ55の構成を示す図である。圧電素子1は矢印の方向に
伸張し、縮少する。ベース2は図11で示したように印字
ヘッド51内にリング状に配置され圧電素子1の基部を固
着すると共に横振止部15により圧電素子1の伸長方向と
直角方向の横振れを防止する。可動ブロック3は圧電素
子1の頂部に固着され圧電素子1の伸縮により図14で上
下方向に移動する。可動バネ4はその長さ方向が圧電素
子1の伸縮方向と一致するよう可動ブロック3に固着さ
れ、可動ブロック3と共に移動する。支持バネ5はその
長さ方向が可動バネ4の長さ方向と平行になるようベー
ス2に固着されている。支持・可動バネ接合ブロック6
は可動バネ4と支持バネ5の頂部を接続する。ビーム取
付ブロック7はビーム8と支持・可動バネ接合ブロック
6を接合する。支持・可動バネ接合ブロック6は支持バ
ネ5と可動バネ4の動きにより図14の紙面に直角方向に
モーメント軸を持つ回転モーメントを受けるが、ビーム
8はこの回転モーメント軸に直角に取付けられる。ビー
ム8の先端にはワイヤ9が可動バネ4の長さ方向にやや
傾いた状態で取付けられている。
【0008】図15は圧電素子1の構成の1例を示す図で
ある。圧電セラミック20を積層し、積層面を内部電極21
とし、この内部電極21の交互に電圧を印加する。つまり
1つの圧電セラミックス20の両端の内部電極21の一方に
は(+)の電圧が、他方には(−)の電圧が印加され
る。圧電セラミックス20を積層しその積層面に形成され
た内部電極21には、例えば、図15においてこの内部電極
21を下から上に向って順番に付番をした場合、奇数番目
の内部電極21には(+)の電圧、偶数番目の内部電極21
には(−)の電圧が印加される。この(+),(−)は
逆にしてもよい。リード線17より電圧を印加される外部
電極19は2個設けられ、一方が奇数番目の内部電極21に
(+)の電圧を、他方が偶数番目の内部電極21に(−)
の電圧を印加する。リード線17と外部電極19はハンダ18
で接続される。外部電極19は圧電セラミックス20の内部
電極21に1つおきに電圧を印加するため、電圧を印加し
ない内部電極21には電気絶縁層22が設けられ電圧が印加
されないようにする。各リード線17には図14に示す印加
端子16より電圧が印加される。
ある。圧電セラミック20を積層し、積層面を内部電極21
とし、この内部電極21の交互に電圧を印加する。つまり
1つの圧電セラミックス20の両端の内部電極21の一方に
は(+)の電圧が、他方には(−)の電圧が印加され
る。圧電セラミックス20を積層しその積層面に形成され
た内部電極21には、例えば、図15においてこの内部電極
21を下から上に向って順番に付番をした場合、奇数番目
の内部電極21には(+)の電圧、偶数番目の内部電極21
には(−)の電圧が印加される。この(+),(−)は
逆にしてもよい。リード線17より電圧を印加される外部
電極19は2個設けられ、一方が奇数番目の内部電極21に
(+)の電圧を、他方が偶数番目の内部電極21に(−)
の電圧を印加する。リード線17と外部電極19はハンダ18
で接続される。外部電極19は圧電セラミックス20の内部
電極21に1つおきに電圧を印加するため、電圧を印加し
ない内部電極21には電気絶縁層22が設けられ電圧が印加
されないようにする。各リード線17には図14に示す印加
端子16より電圧が印加される。
【0009】図16は圧電アクチュエータアセンブリ55の
動作を説明する図である。印加端子16には短周期のパル
ス電圧(例えば4kHz)が加わり、これにより圧電素
子1は直線矢印方向に伸び、その後縮む動作を繰り返
す。この伸縮量は可動ブロック3を介して可動バネ4を
直線矢印方向に往復動させる。一方、支持バネ5はベー
ス2に固着されているが頂部で支持・可動バネ接合ブロ
ック6により接合されているので、回転矢印で示すよう
なモーメントが発生する。この回転モーメントの軸は図
面に垂直方向である。ビーム8はビーム取付ブロック7
により支持・可動バネ接合ブロック6に、回転モーメン
ト軸に直角方向に取付けられている。故に圧電素子1の
伸縮により回転モーメントが生じると、ビーム8先端の
ワイヤ9は次式で示されるように移動する。 n=L1/L2……(1) L1:可動バネ4の軸心と支持バネ5の軸心間距離 L2:支持バネ5の軸心とワイヤ9のビーム8への取付
位置間距離 n:拡大率 ワイヤ9の移動量L4 L4=n・L3……(2) L3は圧電素子1の伸縮量である。ワイヤ9の移動量L
4を静的ストロークと言う。なお、このように圧電素子
1の伸縮量を拡大する部分を拡大機構と言う。
動作を説明する図である。印加端子16には短周期のパル
ス電圧(例えば4kHz)が加わり、これにより圧電素
子1は直線矢印方向に伸び、その後縮む動作を繰り返
す。この伸縮量は可動ブロック3を介して可動バネ4を
直線矢印方向に往復動させる。一方、支持バネ5はベー
ス2に固着されているが頂部で支持・可動バネ接合ブロ
ック6により接合されているので、回転矢印で示すよう
なモーメントが発生する。この回転モーメントの軸は図
面に垂直方向である。ビーム8はビーム取付ブロック7
により支持・可動バネ接合ブロック6に、回転モーメン
ト軸に直角方向に取付けられている。故に圧電素子1の
伸縮により回転モーメントが生じると、ビーム8先端の
ワイヤ9は次式で示されるように移動する。 n=L1/L2……(1) L1:可動バネ4の軸心と支持バネ5の軸心間距離 L2:支持バネ5の軸心とワイヤ9のビーム8への取付
位置間距離 n:拡大率 ワイヤ9の移動量L4 L4=n・L3……(2) L3は圧電素子1の伸縮量である。ワイヤ9の移動量L
4を静的ストロークと言う。なお、このように圧電素子
1の伸縮量を拡大する部分を拡大機構と言う。
【0010】図17はワイヤ9のオーバシュート、アンダ
ーシュートを説明する図である。拡大機構の構成要素で
ある可動ブロック3、可動バネ4、支持バネ5、支持・
可動バネ接合ブロック6、ビーム取付ブロック7、ビー
ム8の慣性モーメントと、ワイヤ9の慣性モーメントに
よりワイヤ9は、静的動作量を越えてオーバシュートと
なり、また静止位置を越えてアンダーシュートとなる。
ここでオーバーシュートとは拡大機構により生じる静的
動作量と圧電素子1への短周期のパルス電圧を印加によ
る振動によって生じる動的動作量との図11におけるプラ
テン52側(インパクト側)への差を言い、アンダーシュ
ートとは動的動作によって静止点よりインパクト側と反
対方向に動作した量を言う。圧電素子1に短周期のパル
ス電圧を印加するとオーバシュートとアンダーシュート
が生じる。
ーシュートを説明する図である。拡大機構の構成要素で
ある可動ブロック3、可動バネ4、支持バネ5、支持・
可動バネ接合ブロック6、ビーム取付ブロック7、ビー
ム8の慣性モーメントと、ワイヤ9の慣性モーメントに
よりワイヤ9は、静的動作量を越えてオーバシュートと
なり、また静止位置を越えてアンダーシュートとなる。
ここでオーバーシュートとは拡大機構により生じる静的
動作量と圧電素子1への短周期のパルス電圧を印加によ
る振動によって生じる動的動作量との図11におけるプラ
テン52側(インパクト側)への差を言い、アンダーシュ
ートとは動的動作によって静止点よりインパクト側と反
対方向に動作した量を言う。圧電素子1に短周期のパル
ス電圧を印加するとオーバシュートとアンダーシュート
が生じる。
【0011】図18は電磁印字ヘッドを構成する電磁アク
チュエータの動作と拡大機構を説明する図である。電磁
印字ヘッドには釈放型と吸引型の2種類のものがある。
釈放型は、パルス電圧が印加しない状態ではコア30にア
ーマチュア32を引き付けておき、パルス電圧を印加する
ことにより、この引き付けておく磁力を釈放して板バネ
33の力でインパクトするものであり、吸引型はパルス電
圧を印加することによりコア30にアーマチュア32を吸引
し、パルス電圧が印加されないとき、板バネ33によりイ
ンパクトするものである。以下、釈放型として説明して
ゆく。
チュエータの動作と拡大機構を説明する図である。電磁
印字ヘッドには釈放型と吸引型の2種類のものがある。
釈放型は、パルス電圧が印加しない状態ではコア30にア
ーマチュア32を引き付けておき、パルス電圧を印加する
ことにより、この引き付けておく磁力を釈放して板バネ
33の力でインパクトするものであり、吸引型はパルス電
圧を印加することによりコア30にアーマチュア32を吸引
し、パルス電圧が印加されないとき、板バネ33によりイ
ンパクトするものである。以下、釈放型として説明して
ゆく。
【0012】図18において、パルス電圧が加わらない状
態ではアーマチュア32はコア30に引き付けられ、このた
め板バネ33は、dだけ撓んだ状態となっている。パルス
電圧が加わるとコア30の引き付け力は打ち消され、アー
マチュア32は板バネ33により元に戻る。これによりワイ
ヤ38は矢印方向に移動する。コア30とアーマチュア32の
撓み量dは板バネ33、アーマチュア32、アーム35によっ
て構成される拡大機構によって、拡大率nは次式とな
る。 n=L2/L1……(3) 板バネ33の撓み量dは、nd倍に拡大される。なお、撓
み量dは、圧電素子の伸縮量に比べて大きいのでnは
(1)式に比べて1桁程度小さい。
態ではアーマチュア32はコア30に引き付けられ、このた
め板バネ33は、dだけ撓んだ状態となっている。パルス
電圧が加わるとコア30の引き付け力は打ち消され、アー
マチュア32は板バネ33により元に戻る。これによりワイ
ヤ38は矢印方向に移動する。コア30とアーマチュア32の
撓み量dは板バネ33、アーマチュア32、アーム35によっ
て構成される拡大機構によって、拡大率nは次式とな
る。 n=L2/L1……(3) 板バネ33の撓み量dは、nd倍に拡大される。なお、撓
み量dは、圧電素子の伸縮量に比べて大きいのでnは
(1)式に比べて1桁程度小さい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このようなオーバーシ
ュートやアンダーシュートが大きくなるとワイヤ9の先
端がプラテン52に激突し、この反力によってワイヤ9全
体が挫屈したり、ワイヤ全体が共振し、圧電アクチュエ
ータではビーム8とワイヤ9の取合部や支持・可動バネ
接合ブロック6とビーム取付ブロック7の取合部に折損
を生じたり、電磁アクチュエータではビーム35とワイヤ
9の取合部、ビーム35とアーマチュア32との取合部、板
バネ33取合部などに折損を生じたりする。このため高速
印字に対応できなくなる。
ュートやアンダーシュートが大きくなるとワイヤ9の先
端がプラテン52に激突し、この反力によってワイヤ9全
体が挫屈したり、ワイヤ全体が共振し、圧電アクチュエ
ータではビーム8とワイヤ9の取合部や支持・可動バネ
接合ブロック6とビーム取付ブロック7の取合部に折損
を生じたり、電磁アクチュエータではビーム35とワイヤ
9の取合部、ビーム35とアーマチュア32との取合部、板
バネ33取合部などに折損を生じたりする。このため高速
印字に対応できなくなる。
【0014】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、ワイヤの振動を制動するワイヤガイド部を有す
る印字ヘッドを提供することを目的とする。
もので、ワイヤの振動を制動するワイヤガイド部を有す
る印字ヘッドを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、アクチュエータによって往復動するワイヤ9と、こ
のワイヤ9を案内するワイヤガイド部56とを備えた印字
ヘッドにおいて、前記ワイヤガイド部56をガイドプレー
トで構成し、このガイドプレートの前記ワイヤ9と接触
する部分に防振部材60を設けたものである。
め、アクチュエータによって往復動するワイヤ9と、こ
のワイヤ9を案内するワイヤガイド部56とを備えた印字
ヘッドにおいて、前記ワイヤガイド部56をガイドプレー
トで構成し、このガイドプレートの前記ワイヤ9と接触
する部分に防振部材60を設けたものである。
【0016】
【作用】アクチュエータはワイヤガイド部56を通してワ
イヤ9をプラテン52に向かって往復動する。アクチュエ
ータの可動部材の慣性によりオーバーシュートとアンダ
ーシュートが起こり、ワイヤ9の先端はプラテン52に激
突し、ワイヤ9には共振が生じる。ワイヤガイド部56の
ガイドプレートの内でワイヤ9と接触する部分に防振部
材60を用いることにより、ワイヤ9の往復動を制動し、
ワイヤ9の共振は減衰する。
イヤ9をプラテン52に向かって往復動する。アクチュエ
ータの可動部材の慣性によりオーバーシュートとアンダ
ーシュートが起こり、ワイヤ9の先端はプラテン52に激
突し、ワイヤ9には共振が生じる。ワイヤガイド部56の
ガイドプレートの内でワイヤ9と接触する部分に防振部
材60を用いることにより、ワイヤ9の往復動を制動し、
ワイヤ9の共振は減衰する。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は圧電印字ヘッドの圧電アクチュエータアセン
ブリ55とワイヤガイド部56を示す。ワイヤガイド部56は
3層からなる。上層のガイドプレート57は図6に示すX
−X断面で示される。ワイヤ9は、例えば、24ドットの
場合、図6に示すように左右12個の開口が設けられ、各
開口にワイヤ9が入る。ワイヤ9に一貫番号が付され、
奇数番の12本と偶数番の12本が左右に分かれて配置され
ている。Y−Y断面で示す中間層のガイドプレートは図
6と同じである。Z−Z断面の下層は図4に示すように
奇数番号のワイヤ9ごと、偶数番号のワイヤ9ごとに共
用開口を設けたものである。
る。図1は圧電印字ヘッドの圧電アクチュエータアセン
ブリ55とワイヤガイド部56を示す。ワイヤガイド部56は
3層からなる。上層のガイドプレート57は図6に示すX
−X断面で示される。ワイヤ9は、例えば、24ドットの
場合、図6に示すように左右12個の開口が設けられ、各
開口にワイヤ9が入る。ワイヤ9に一貫番号が付され、
奇数番の12本と偶数番の12本が左右に分かれて配置され
ている。Y−Y断面で示す中間層のガイドプレートは図
6と同じである。Z−Z断面の下層は図4に示すように
奇数番号のワイヤ9ごと、偶数番号のワイヤ9ごとに共
用開口を設けたものである。
【0018】図2は本発明の第1実施例を示す。最上層
のガイドプレート57または中間層のガイドプレート58の
上面に防振部材60を張り付けたものである。各ガイド開
口は各ワイヤ9に対応し、防振部材60にワイヤ9を貫通
させる。図7(a)はガイドプレート57, 58、防振部材
60、ワイヤ9の関係を示す。このように防振部材60をワ
イヤ9が貫通しているので、矢印のようなワイヤ9の往
復動およびこれと直角方向の振幅に対し制動力が発生し
てワイヤ9の共振を減衰させる。
のガイドプレート57または中間層のガイドプレート58の
上面に防振部材60を張り付けたものである。各ガイド開
口は各ワイヤ9に対応し、防振部材60にワイヤ9を貫通
させる。図7(a)はガイドプレート57, 58、防振部材
60、ワイヤ9の関係を示す。このように防振部材60をワ
イヤ9が貫通しているので、矢印のようなワイヤ9の往
復動およびこれと直角方向の振幅に対し制動力が発生し
てワイヤ9の共振を減衰させる。
【0019】次に防振部材60について説明する。防振部
材60としてシリコーンゲルが用いられる。シリコーンゲ
ルは液状のシリコーンオイルをハイドロサイレーション
(付加)反応により、従来のシリコーンエラストマーの
1/5〜1/10の架橋密度で硬化させたシリコーンの寒
天状の材料である。このシリコーンゲルは防振−衝撃吸
収能力にすぐれているので防振材として用いられる。シ
リコーンゲルは基本構造として架橋点を大幅に減らすこ
とによりその硬さを下げ、また表面に粘着性を持たせる
ことを特徴としている。この硬さの表示方法としてJI
Sには針入度が規定されている。
材60としてシリコーンゲルが用いられる。シリコーンゲ
ルは液状のシリコーンオイルをハイドロサイレーション
(付加)反応により、従来のシリコーンエラストマーの
1/5〜1/10の架橋密度で硬化させたシリコーンの寒
天状の材料である。このシリコーンゲルは防振−衝撃吸
収能力にすぐれているので防振材として用いられる。シ
リコーンゲルは基本構造として架橋点を大幅に減らすこ
とによりその硬さを下げ、また表面に粘着性を持たせる
ことを特徴としている。この硬さの表示方法としてJI
Sには針入度が規定されている。
【0020】図8は針入度とヤング率の関係を示す図で
ある。シリコーンゲルはヤング率(圧縮弾性率)が103
〜105 dyne/cm2 位のため、一般のゴム硬さ計では測定
することができず、針入度で硬さを表わす。
ある。シリコーンゲルはヤング率(圧縮弾性率)が103
〜105 dyne/cm2 位のため、一般のゴム硬さ計では測定
することができず、針入度で硬さを表わす。
【0021】図9は防振部材60の制動特性を説明した図
であり、縦軸に振幅、横軸に時間をとったものである。
(a)は防振部材60を付けない場合で、(b)防振部材
を付けた場合である。(a)の場合、矢印で示す動作の
立ち上がり、立ち下がりが悪く、振動の収束が悪い。
(b)の場合、矢印で示す動作の立ち上がり、立ち下が
りが良く、振動の減衰性がよい。
であり、縦軸に振幅、横軸に時間をとったものである。
(a)は防振部材60を付けない場合で、(b)防振部材
を付けた場合である。(a)の場合、矢印で示す動作の
立ち上がり、立ち下がりが悪く、振動の収束が悪い。
(b)の場合、矢印で示す動作の立ち上がり、立ち下が
りが良く、振動の減衰性がよい。
【0022】なお、ワイヤ9の直径は0.2mm 程度であ
り、防振部材60の厚みは0.05〜0.1mm程度、針入度は120
〜250 程度である。
り、防振部材60の厚みは0.05〜0.1mm程度、針入度は120
〜250 程度である。
【0023】図3は本発明の第2実施例を示す図であ
る。本実施例では中間層のガイドプレート58を2枚で構
成し、この間に防振部材60を設け、防振部材60にワイヤ
9を貫通させたものである。防振部材60の厚み、針入度
は第1実施例と同程度である。図7(b)は本実施例の
ワイヤ9と防振部材60ガイドプレート58との関係を示す
図で、貫通部でワイヤ9に矢印方向およびこれと直角方
向に制動力が働き振動を減衰させる。
る。本実施例では中間層のガイドプレート58を2枚で構
成し、この間に防振部材60を設け、防振部材60にワイヤ
9を貫通させたものである。防振部材60の厚み、針入度
は第1実施例と同程度である。図7(b)は本実施例の
ワイヤ9と防振部材60ガイドプレート58との関係を示す
図で、貫通部でワイヤ9に矢印方向およびこれと直角方
向に制動力が働き振動を減衰させる。
【0024】図4は本発明の第3実施例を示す。本実施
例は下層のガイドプレート9の共通開口の内側面に防振
部材60を取り付けたものである。防振部材60の厚み、針
入度は第1実施例と同程度である。下層のガイドプレー
ト59は共通開口のため、ワイヤ9とは間隙がある。しか
し、下層で最初のガイドであるためワイヤ9の振幅が大
きく、この振幅によりワイヤ9が共通開口内側面の防振
部材60に頻繁に接触するので防振部材60による制動力が
働き、ワイヤ9の振幅が減衰する。
例は下層のガイドプレート9の共通開口の内側面に防振
部材60を取り付けたものである。防振部材60の厚み、針
入度は第1実施例と同程度である。下層のガイドプレー
ト59は共通開口のため、ワイヤ9とは間隙がある。しか
し、下層で最初のガイドであるためワイヤ9の振幅が大
きく、この振幅によりワイヤ9が共通開口内側面の防振
部材60に頻繁に接触するので防振部材60による制動力が
働き、ワイヤ9の振幅が減衰する。
【0025】図5は本発明の第4実施例である。本実施
例は上層、または中間層のガイドプレート57, 58に適用
される。ガイドプレート57, 58は各ワイヤ9ごとに個別
開口が設けられている。この個別開口の内側面に防振部
材60を設ける。防振部材60の厚み、針入度は第1実施例
と同じ程度である。防振部材60とワイヤ9との間には間
隙があるが、ワイヤ9が共振しているときは個別開口の
内側面に当たるので制動力が働き、ワイヤ9の振動は減
衰する。
例は上層、または中間層のガイドプレート57, 58に適用
される。ガイドプレート57, 58は各ワイヤ9ごとに個別
開口が設けられている。この個別開口の内側面に防振部
材60を設ける。防振部材60の厚み、針入度は第1実施例
と同じ程度である。防振部材60とワイヤ9との間には間
隙があるが、ワイヤ9が共振しているときは個別開口の
内側面に当たるので制動力が働き、ワイヤ9の振動は減
衰する。
【0026】上述の実施例は図1に示した圧電印字ヘッ
ドについて説明したが、ワイヤガイド部56は、図12に示
すごとく圧電印字ヘッドと電磁印字ヘッドでは同じ構造
であり、本発明はいずれの型の印字ヘッドにも適用でき
る。
ドについて説明したが、ワイヤガイド部56は、図12に示
すごとく圧電印字ヘッドと電磁印字ヘッドでは同じ構造
であり、本発明はいずれの型の印字ヘッドにも適用でき
る。
【0027】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、ワイヤガイドプレートに防振部材を設け、ワイヤに
制動力を与え、ワイヤの共振を減衰させる。これにより
可動部分の変位や応力が減少し、疲労強度が向上し、信
頼性を向上させる。
は、ワイヤガイドプレートに防振部材を設け、ワイヤに
制動力を与え、ワイヤの共振を減衰させる。これにより
可動部分の変位や応力が減少し、疲労強度が向上し、信
頼性を向上させる。
【図1】本発明の実施例のワイヤガイド部を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明の第1実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成を示す図である。
【図4】本発明の第3実施例の構成を示す図である。
【図5】本発明の第4実施例の構成を示す図である。
【図6】上層のガイドプレートの形状を示す図である。
【図7】第1実施例と第2実施例のワイヤ、防振部材、
ガイドプレートの関係を示す図である。
ガイドプレートの関係を示す図である。
【図8】針入度とヤング率の関係を示す図である。
【図9】防振部材によるワイヤの振動減衰特性を示す図
である。
である。
【図10】圧電印字ヘッドを用いたプリンタの構成を示
す図である。
す図である。
【図11】圧電印字ヘッド、プラテン、被印刷媒体、リ
ボンの関係を示す図である。
ボンの関係を示す図である。
【図12】電磁印字ヘッドの構成を示す図である。
【図13】圧電印字ヘッドの内部構造を示す図である。
【図14】圧電アクチュエータアセンブリの構成を示す
図である。
図である。
【図15】圧電素子の構成を示す図である。
【図16】圧電アクチュエータアセンブリの拡大機構を
説明する図である。
説明する図である。
【図17】オーバーシュート、アンダーシュートを説明
する図である。
する図である。
【図18】電磁アクチュエータの拡大機構を説明する図
である。
である。
9 ワイヤ 51 圧電または電磁印字ヘッド 55 圧電アクチュエータアセンブリ 56 ワイヤガイド部 57, 58, 59 ガイドプレート 60 防振部材
Claims (1)
- 【請求項1】 アクチュエータによって往復動するワイ
ヤ(9)と、このワイヤ(9)を案内するワイヤガイド
部(56) とを備えた印字ヘッドにおいて、前記ワイヤガ
イド部 (56) をガイドプレートで構成し、このガイドプ
レートの前記ワイヤ(9)と接触する部分に防振部材
(60) を設けたことを特徴とする印字ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25663592A JPH06106738A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25663592A JPH06106738A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 印字ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106738A true JPH06106738A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17295350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25663592A Withdrawn JPH06106738A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 印字ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106738A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7927031B2 (en) | 2006-06-30 | 2011-04-19 | Oki Data Corporation | Impact printhead |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP25663592A patent/JPH06106738A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7927031B2 (en) | 2006-06-30 | 2011-04-19 | Oki Data Corporation | Impact printhead |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |