JPH0640050A - ワイヤドット印字ヘッド - Google Patents

ワイヤドット印字ヘッド

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JPH0640050A
JPH0640050A JP4199594A JP19959492A JPH0640050A JP H0640050 A JPH0640050 A JP H0640050A JP 4199594 A JP4199594 A JP 4199594A JP 19959492 A JP19959492 A JP 19959492A JP H0640050 A JPH0640050 A JP H0640050A
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清志 伊藤
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/23Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
    • B41J2/235Print head assemblies
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印字ワイヤを進退駆動してインパクトドット印
字を行うワイヤドット印字ヘッドに関し、印字ワイヤが
振動によって折損せず、また中間ガイドが破損又は変形
等せず、長期間の耐久性を有するようにすることを目的
とする。 【構成】印字面に向かって軸方向に進退自在に配置され
た細長い印字ワイヤ9と、上記印字ワイヤ9を軸方向に
進退駆動するように上記印字ワイヤ9の基端部に連結さ
れたワイヤ駆動手段10と、上記印字ワイヤ9の先端側
の部分を径方向に位置ずれしないように案内するための
先端ガイド3と、上記印字ワイヤ9の2次固有振動モー
ドの腹部付近の部分を径方向に振れないように案内する
ための中間ガイド20とを設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印字ワイヤを進退駆
動してインパクトドット印字を行うワイヤドット印字ヘ
ッドに関する。
【0002】ワイヤドット印字ヘッドは高速印字が可能
でコストパーフォマンスも良いので、シリアルプリンタ
及びラインプリンタ等に広く用いられている。
【0003】
【従来の技術】ワイヤドット印字ヘッドにおいては、進
退駆動される印字ワイヤの先端が所定の位置からずれな
いようにするために先端ガイドを設けて、ワイヤの先端
を案内している。
【0004】しかし、印字ワイヤの長さが長くなると、
進退駆動されるのに伴って発生する基端固定部と先端ガ
イド部とを節点とする印字ワイヤの振動振幅が大きくな
り、印字ワイヤが疲労によって先端ガイド付近で破損し
てしまう。
【0005】そこで従来は、そのような印字ワイヤの振
動の1次固有振動モードの腹部にあたる位置、即ち基端
固定部と先端ガイド部との中間付近の位置に、印字ワイ
ヤが径方向に振れないように案内する中間ガイドを設け
ていた。
【0006】そのような中間ガイドは、厚さが厚いと、
ある程度反りながら進退駆動される印字ワイヤの動きを
阻害するので、印字ワイヤが緩く挿通されるガイド孔が
穿設された2枚の薄い板状部材を間隔をあけて配置して
形成されている。板状部材は、1枚だけでは印字ワイヤ
から受ける圧力が集中して破損又は変形し易く、3枚以
上では、印字ワイヤに触れないものがでるので意味がな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
印字ワイヤの振動の1次固有振動モードの腹部付近に中
間ガイドを設けて印字ワイヤの振れを止めても、依然と
して、印字ワイヤが先端ガイド部付近で折れてしまう事
故が相当に発生していた。
【0008】また、中間ガイドはプラスチック材で形成
されるが、薄い板状のものなので反りが発生し易く、ま
た印字ワイヤの接触圧が大きいので摩耗が早期に進行
し、ガイド孔が拡がってガイドとしての機能を果たさな
くなってしまうことが多かった。
【0009】そこで本発明は、印字ワイヤが振動によっ
て折損せず、また中間ガイドが破損又は変形等せず、長
期間の耐久性を有するワイヤドット印字ヘッドを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のワイヤドット印字ヘッドは、実施例を説明
するための図1に示されるように、印字面に向かって軸
方向に進退自在に配置された細長い印字ワイヤ9と、上
記印字ワイヤ9を軸方向に進退駆動するように上記印字
ワイヤ9の基端部に連結されたワイヤ駆動手段10と、
上記印字ワイヤ9の先端側の部分を径方向に位置ずれし
ないように案内するための先端ガイド3と、上記印字ワ
イヤ9の2次固有振動モードの腹部付近の部分を径方向
に振れないように案内するための中間ガイド20とを設
けたことを特徴とする。
【0011】なお上記中間ガイド20は、上記印字ワイ
ヤ9の2次固有振動モードの第一腹部付近と第二腹部付
近のいずれか一方に配置してもよく、あるいはその双方
に配置してもよい。
【0012】また、上記中間ガイド20は、各々に上記
印字ワイヤ9が緩く挿通されるガイド孔21が穿設され
て間隔をあけて配置された一対の薄い板状部材22によ
って形成するのがよく、上記一対の薄い板状部材22
は、上記ガイド孔21の位置を避けて配置された連結部
材23によって一体的に連結形成するのがよい。
【0013】そして、上記印字ワイヤ9が上記連結部材
23の一面に接するように、上記連結部材23は、上記
一対の板状部材22のガイド孔21の間に沿って形成す
るとよい。
【0014】
【作用】図15は、印字ワイヤ9が1次固有振動モード
で振動した場合と2次固有振動モードで振動した場合
に、印字ワイヤ9に生じる曲げ応力を示している。
【0015】同じ最大振幅に対して、先端ガイド3付近
の応力は、1次固有振動モードに比べて2次固有振動モ
ードの方が2.5倍程度大きなものになる。したがっ
て、中間ガイド20を印字ワイヤ9の2次固有振動モー
ドの腹部付近に配置することにより、印字ワイヤ9の2
次固有振動が阻止されて印字ワイヤ9に生じる曲げ応力
が大幅に減少する。
【0016】この場合、中間ガイド20を2次固有振動
モードの第一及び第二の腹部のいずれか一方に配置して
もその双方に配置しても、印字ワイヤ9の2次固有振動
は同じように抑制されて、印字ワイヤ9に生じる曲げ応
力が減少する。
【0017】そして、印字ワイヤ9が緩く挿通されるガ
イド孔21が穿設されて間隔をあけて配置された一対の
薄い板状部材22によって中間ガイド20を形成すれ
ば、印字ワイヤ9は抵抗なくスムーズに進退することが
できる。
【0018】また、その板状部材22を連結部材23に
よって一体的に連結すれば、板状部材22が薄くても反
り等の変形の発生が減少し、さらに印字ワイヤ9が連結
部材23に接するようにすれば、印字ワイヤ9に対する
中間ガイド20の接触面積が大きくなって、接触圧が小
さくなる。
【0019】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は、
本発明の第1の実施例を示しており、本発明を電磁釈放
型印字ヘッドに適用したものである。ただし本発明はそ
れに限らず、吸引型又はピエゾ型など印字ワイヤを進退
させてインパクトドット印字を行う印字ヘッドに広く適
用することができる。
【0020】この印字ヘッドは、上下に6個ずつの印字
エレメント10を並べて非磁性材からなるフレーム1に
ねじ2によって固定されて構成されている。フレーム1
の先端には、12個の孔が所定の位置に穿設された先端
ガイド3が固定されており、各印字エレメント10にお
いて進退駆動される印字ワイヤ9の先端が、先端ガイド
3の孔内に摺動自在に挿通されている。
【0021】なお、印字ワイヤ9は直径が例えば0.2
mmで、長さが例えば30mmであり、先端ガイド3は、フ
レーム1から前方に突出した鼻部4の先端に固定されて
いる。
【0022】図1は、一つの印字エレメント10を示し
ており、磁気回路を形成するためのヨーク13が永久磁
石12を挟んで配置されている。ヨーク13の先端部分
(鉄芯)13aには、通電することによって永久磁石1
2の吸引力を打ち消す方向に電磁力を発生するように電
磁コイル14が巻回されている。
【0023】ヨーク13とフレーム1との間に挟まれて
側方に延出した板ばね15の先端には、磁性体からなる
アーマチュア16が、鉄芯13aに対向する位置にロー
付け固定されている。アーマチュア16の先側には、ビ
ーム17を介して印字ワイヤ9の基端部が固着されてい
る。
【0024】板ばね15は自然状態ではほぼ真直であ
り、アーマチュア16と鉄芯13aとの間には隙間があ
く。しかし、磁気回路に永久磁石12の磁束が通ってい
るので、待機状態においては、アーマチュア16が、磁
力によって板ばね15を弾性変形させて鉄芯13aに引
き付けられ、板ばね15に歪エネルギが蓄えられた状態
になっている。
【0025】そして、図示されていない印字制御部から
の制御信号にしたがって駆動回路から電磁コイル14に
電流が流されると、磁気回路において永久磁石12の磁
力が打ち消されて、アーマチュア16は板ばね15の復
元力によって鉄芯13aから離れる方向に移動する。
【0026】すると、それによって印字ワイヤ9の先端
が、先端ガイド3から突出する方向に例えば0.5mm移
動し、インクリボン6を介して記録用紙7を打撃するこ
とによって一ドットの印字が行われる。
【0027】図1に示されるように、印字ワイヤ9を途
中で支える中間ガイド20は、ビーム17による印字ワ
イヤ9の基端固定部から7〜8mmの位置、即ち、印字ワ
イヤ9の2次固有振動モードの第一腹部付近に配置され
ている。したがって、印字ワイヤ9の2次固有振動が阻
止されて、先端ガイド3部分で印字ワイヤ9に生じる曲
げ応力が大幅に減少する。
【0028】その結果、実験によれば、中間ガイド20
を印字ワイヤ9の長さの中央付近に配置して1次固有振
動を抑制したときには、1000万回程度の印字によっ
て印字ワイヤ9が折損していたのが、2億回の印字を行
っても折損しなくなった。
【0029】中間ガイド20は、図4及び図5に示され
るように、印字ワイヤ9が緩く挿通される例えば直径
0.5mmのガイド孔21が所定位置に穿設されて間隔を
あけて配置された一対の薄い板状部材22を、連結部材
23によって一体的に連結して形成されており、滑りの
良いプラスチック材料によって全体が一体成形されてい
る。したがって、板状部材22が薄くても中間ガイド2
0は変形し難く、ほとんど反らない。
【0030】連結部材23は、ガイド孔21と重なる位
置を避けて、両板状部材22の中央部分に連結されてお
り、H字状の断面形状に形成されている。そして、図5
に示されるように、連結部材23の一面23aはガイド
孔21の外径線とほぼ同面に(理想的には100分の数
mm凹んで)、向かい合うガイド孔21の間に沿って形成
されている。
【0031】したがって、図1に示されるように、ガイ
ド孔21内を進退する印字ワイヤ9は、一対のガイド孔
21の間において連結部材23の一面23aに接触し、
ガイド孔21だけに接触するのに比べて接触面積が格段
に大きいので、接触部の摩耗が非常に少ない。
【0032】なお、印字ワイヤ9は、中間ガイド20と
先端ガイド3とによって、僅かに反るように案内されて
いて、連結部材23は印字ワイヤ9が反って凸になる側
に配置されている。したがって、印字ワイヤ9は必ず連
結部材23の一面23aに接触する。
【0033】このように構成された中間ガイド20は、
図3に示されるように、フレーム1に形成された溝8に
緩く差し込まれて前後方向の位置決めが行われ、各ガイ
ド孔21内に印字ワイヤ9が挿通されることによって、
差し込み方向への移動が規制されるように配置されてい
る。なお図3には、印字エレメント10は上下各一つず
つだけが図示されている。
【0034】なお、上記実施例においては中間ガイド2
0を印字ワイヤ9の2次固有振動モードの第一腹部に配
置したが、第二腹部、即ち先端ガイド3から7〜8mmの
位置に配置してもよく、また、第一と第二の腹部の双方
に中間ガイド20を配置してもよい。いずれの場合にも
印字ワイヤ9の2次固有振動の発生が阻止される。
【0035】図6ないし図8は、本発明のワイヤドット
印字ヘッドをラインプリンタの印字ヘッドに採用した実
施例を示している。ここでは、前述の第1の実施例と同
様の印字ヘッド30aを後段に上下に配置し、その前段
側に、短い印字ワイヤを有する印字ヘッド30bを上下
に配置して一つの印字ヘッドアセンブリ30が構成され
ている。
【0036】図7の前後分離図にも示されるように、前
段側の印字ヘッド30bと後段側の印字ヘッド30aと
は各々フレーム1b,1aに固定されていて、前側のフ
レーム1bと後側のフレーム1aとが連結棒31を介し
て一体的にねじ止め固定されるようになっている。
【0037】この実施例の場合には、中間ガイド20は
後段側にのみ設けられており、その構成は第1の実施例
と同様である。前段側は印字ワイヤが短くて振動の振幅
も小さいので、中間ガイドを設ける必要はない。
【0038】ラインプリンタの印字ヘッドユニットは、
このような印字ヘッドアセンブリ30を、図8に示され
るように、横一列に例えば8列並べたものであり、この
場合には192ドットの印字を同時に行うことができ
る。
【0039】図9ないし図14は本発明の印字ヘッドを
適用したラインプリンタの実施例を示しており、図9は
斜視図、図10は平面図、図11は側面断面図である。
101は、図示されていない筐体に取り付けられたベー
スフレームであり、一対のステーシャフト102,10
3の両端が、横向きに平行にベースフレーム101に固
定されている。ただし、図9にはベースフレーム101
の図示は省略されている。
【0040】中央付近に配置された第1のステーシャフ
ト102には、多数の印字ピンを並べた印字ヘッド11
1を搭載した印字シャトル112が摺動自在に嵌合して
いる。印字シャトル112は、ベースフレーム101上
を走行可能なローラ113と第1のステーシャフト10
2によって支えられている。
【0041】印字ヘッド111は、印字ワイヤの2次固
有振動を抑制するための中間ガイドが設けられた本発明
を適用した電磁釈放型のものであり、印字ワイヤにより
1ドット単位で印字を行う6個の印字エレメントを、前
後2段に且つ上下対称に配置した24ピン型の印字ヘッ
ドアセンブリ111aが、横一列に例えば12組並べら
れている。
【0042】印字ワイヤの先端は、印字ヘッド111で
駆動されて、図11に示される矢印A方向に突出し、用
紙搬送路104を矢印B方向に搬送される印字用紙を、
図示されていないインクリボンを介して打撃してインパ
クトドット印字が行われる。
【0043】印字シャトル112の下部に取り付けられ
た平面状の鉄板からなるヨーク114の下面には、厚み
方向を両磁極にした長方形状の板状の多数の永久磁石1
15が、第1のステーシャフト102の長手方向に並べ
て配列されている。
【0044】この永久磁石115としては、例えばサマ
リウムコバルト等のような磁性の強い希土類磁石が用い
られている。したがって、フェライト磁石などを用いる
のに比べて薄くて軽量(例えば5分の1の厚さと重さ)
になっている。
【0045】各永久磁石115は、印字ヘッドアセンブ
リ111aの幅より僅かに幅広に形成されていて、図1
2に示されるように、N極とS極とが交互になるように
11個連続して配列され、さらに間隔をあけて両端に1
個ずつ配置されている。
【0046】このように、印字シャトル112とそれに
取り付けられた印字ヘッド111及びヨーク114と永
久磁石115等が一体となって、第1のステーシャフト
102に沿って移動可能な印字シャトルユニット110
が形成されている。
【0047】印字シャトルユニット110に配列された
永久磁石115に対向して、ベースフレーム101に固
定された鉄板からなるコイルベース118上に、永久磁
石115との間に僅かな隙間をあけて電磁コイル116
が並べて固定されており、これら永久磁石115と電磁
コイル116とによって、印字シャトルユニット110
駆動用のリニアモータ(第1のリニアモータ)が形成さ
れている。
【0048】各電磁コイル116は、渦巻き状に巻かれ
て永久磁石115の2倍の幅に形成され、図13に略示
されるように、連続して6個並べられている。なお、図
13は略示図であり、隣り合う電磁コイル116の外縁
どうしは接している。
【0049】6個の電磁コイル116のうち、両端の電
磁コイル116aは、第1のリニアモータの動作を反転
させるためのものであり、同じリード線に直列に接続さ
れている。一方、その間の4個の電磁コイル116b
は、第1のリニアモータを定速で駆動するためのもので
あり、両端の電磁コイル116aとは異なるリード線に
2つずつ直列に接続されている。
【0050】このように構成された第1のリニアモータ
は、永久磁石115による磁界の中にある電磁コイル1
16に電流を流すことによって、フレミング左手の法則
に基づく推力が電磁コイル116に発生する。
【0051】しかし電磁コイル116はベースフレーム
101に対して固定されていて動かないので、その推力
の反力が永久磁石115側に作用して、その結果印字シ
ャトルユニット110が第1のステーシャフト102に
沿って移動する。
【0052】そして、電磁コイル116に与える電流を
制御することによって、印字シャトルユニット110
を、第1のステーシャフト102に沿って高速で往復動
させることができる。
【0053】また、図10に示されるように、印字シャ
トル112とベースフレーム101とには、透過型の光
センサとスリットとにより形成された位置検出センサ1
17が設けられている。ただし、図9にはその図示は省
略されている。
【0054】第1のステーシャフト102と平行に配置
された第2のステーシャフト103には、印字シャトル
112と同様に形成されたバランスシャトル122が摺
動自在に嵌合している。
【0055】バランスシャトル122上には重り121
が搭載され、下部に取り付けられたヨーク124の下面
には、印字シャトルユニット110に取り付けられた永
久磁石115と同様の永久磁石125が並べて取り付け
られている。
【0056】123は、ベースフレーム101上を走行
するようにバランスシャトル122に回転自在に取り付
けられたローラであり、バランスシャトル122は、こ
のローラ123と第2のステーシャフト103によって
支えられている。
【0057】バランスシャトル122には、さらに、ベ
ースフレーム101の側方に両側に突出する一対のアー
ム129が連結されている。そして、そのアーム129
の先端は、印字シャトルユニット110の位置を越えて
反対側に達し、その先端に、重りユニット130が取り
付けられている。
【0058】このようにして、バランスシャトル122
とそれに取り付けられた重り121及びヨーク124と
永久磁石125に、さらにアーム129とその先端に取
り付けられた重りユニット130等によってバランスシ
ャトルユニット120が形成されている。
【0059】このバランスシャトルユニット120は、
一体となって印字シャトルユニット110と平行に移動
することができる。131は、ベースフレーム101上
を走行するように重りユニット130に回転自在に取り
付けられたローラである。
【0060】バランスシャトルユニット120は、総重
量が印字シャトルユニット110の総重量と略同じにな
るように形成されていて、バランスシャトルユニット1
20が第2のステーシャフト103に沿って移動すると
きのバランスシャトルユニット120全体の重心の走行
線が、印字シャトルユニット110が第1のステーシャ
フト102に沿って移動するときの重心の走行線と略同
じ位置になるように、バランスシャトルユニット120
の重量配分が行われている。
【0061】図9ないし図11に戻って、バランスシャ
トル122に配列された永久磁石125に対向して、そ
の下のベースフレーム101に固定されたコイルベース
128上に、永久磁石125との間に僅かな隙間をあけ
て、図13に示される電磁コイル116と同様の電磁コ
イル126が並べて固定されており、これら永久磁石1
25と電磁コイル126とによって、バランスシャトル
ユニット120駆動用のリニアモータ(第2のリニアモ
ータ)が形成されている。
【0062】そして、電磁コイル126に流す電流を制
御することによって、バランスシャトルユニット120
を、第2のステーシャフト103に沿って高速で往復動
させることができる。
【0063】図14は、第1と第2のリニアモータに対
する回路構成を略示しており、各電磁コイル116,1
26に対しては、一つの駆動回路105から同じ駆動電
流が供給され、これによって印字シャトルユニット11
0とバランスシャトルユニット120が相対的に逆方向
に同じ速度で動いて各々高速で往復運動を行うようにな
っている。
【0064】そのために、永久磁石115,125の極
性又は各電磁コイル116,126の巻き方向のいずれ
かを、印字シャトルユニット110とバランスシャトル
ユニット120とで逆にしてある。
【0065】駆動回路105の動作を制御するための制
御部106には、印字シャトルユニット110側の位置
検出センサ117から反転用と定速用の検出信号が入力
して、フィードバック制御によって往復動のための制御
が行われる。
【0066】また、バランスシャトルユニット120側
の位置検出センサ127から制御部106に入力する検
出信号によって、バランスシャトルユニット120の暴
走の発生等が監視されている。
【0067】このように構成された上記実施例のプリン
タのシャトル装置においては、印字シャトルユニット1
10が第1のステーシャフト102に沿って往復動する
と、印字シャトルユニット110と略同重量のバランス
シャトルユニット120が、第2のステーシャフト10
3に沿って印字シャトルユニット110とは逆方向に、
印字シャトルユニット110と同じ速度で連動して運動
する。
【0068】したがって、印字シャトルユニット110
の往復動に対してベースフレーム101に生じる反力
は、バランスシャトルユニット120の往復動によって
相殺されてしまう。
【0069】またその往復動の際に、バランスシャトル
ユニット120の重心が印字シャトルユニット110の
重心の走行線上と略同じ線上を運動するので、両シャト
ルユニット110,120の往復運動によって回転モー
メントは全く発生しない。
【0070】なお、バランスシャトルユニット120
は、アーム129に代えてロープ又はベルト等を用いて
バランスシャトル122と重りユニット130とを連結
して、重りユニット130がバランスシャトル122と
同方向に同速度で移動するように構成してもよい。
【0071】
【発明の効果】本発明のワイヤドット印字ヘッドによれ
ば、印字ワイヤの径方向への振れを防止する中間ガイド
を印字ワイヤの2次固有振動モードの腹部付近に設けた
ことにより、印字ワイヤの2次固有振動モードが抑制さ
れて、先端ガイド部で印字ワイヤに生じる曲げ応力が大
幅に減少するので、印字ワイヤの折損が防止されて印字
ワイヤの耐久性が著しく良くなる優れた効果を有する。
【0072】そして、間隔をあけて配置した一対の薄い
板状部材からなる中間ガイドを連結部材で一体的に連結
すれば、反り等の変形が減少し、さらにその連結部材の
一面に印字ワイヤが接触するようにすることにより、中
間ガイドに対する印字ワイヤの接触圧が小さくなるの
で、ガイド孔の摩耗が減少して、中間ガイドも良好な耐
久性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の印字エレメントの側面断面図で
ある。
【図2】第1の実施例の印字ヘッドの斜視図である。
【図3】第1の実施例の印字ヘッドの分解斜視図であ
る。
【図4】第1の実施例の中間ガイドの斜視図である。
【図5】第1の実施例の中間ガイドの側面断面図であ
る。
【図6】第2の実施例の印字ヘッドモジュールの斜視図
である。
【図7】第2の実施例の印字ヘッドモジュールの分解斜
視図である。
【図8】第2の実施例の印字ヘッドユニットの斜視図で
ある。
【図9】ラインプリンタの斜視図である。
【図10】ラインプリンタの平面図である。
【図11】ラインプリンタの側面断面図である。
【図12】ラインプリンタの永久磁石の平面図である。
【図13】ラインプリンタの電磁コイルの平面図であ
る。
【図14】ラインプリンタの回路構成の略示図である。
【図15】印字ワイヤの振動の種類と応力特性図であ
る。
【符号の説明】
3 先端ガイド 9 印字ワイヤ 10 印字エレメント(ワイヤ駆動手段) 20 中間ガイド 21 ガイド孔 22 板状部材 23 連結部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字面に向かって軸方向に進退自在に配置
    された細長い印字ワイヤ(9)と、 上記印字ワイヤ(9)を軸方向に進退駆動するように上
    記印字ワイヤ(9)の基端部に連結されたワイヤ駆動手
    段(10)と、 上記印字ワイヤ(9)の先端側の部分を径方向に位置ず
    れしないように案内するための先端ガイド(3)と、 上記印字ワイヤ(9)の2次固有振動モードの腹部付近
    の部分を径方向に振れないように案内するための中間ガ
    イド(20)とを設けたことを特徴とするワイヤドット
    印字ヘッド。
  2. 【請求項2】上記中間ガイド(20)が上記印字ワイヤ
    (9)の2次固有振動モードの第一腹部付近と第二腹部
    付近のいずれか一方に配置されている請求項1記載のワ
    イヤドット印字ヘッド。
  3. 【請求項3】上記中間ガイド(20)が上記印字ワイヤ
    (9)の2次固有振動モードの第一腹部付近と第二腹部
    付近の双方に配置されている請求項1記載のワイヤドッ
    ト印字ヘッド。
  4. 【請求項4】上記中間ガイド(20)が、各々に上記印
    字ワイヤ(9)が緩く挿通されるガイド孔(21)が穿
    設されて間隔をあけて配置された一対の薄い板状部材
    (22)によって形成されている請求項1、2、又は3
    記載のワイヤドット印字ヘッド。
  5. 【請求項5】上記一対の薄い板状部材(22)が、上記
    ガイド孔(21)の位置を避けて配置された連結部材
    (23)によって一体的に連結されて形成されている請
    求項4記載のワイヤドット印字ヘッド。
  6. 【請求項6】上記印字ワイヤ(9)が上記連結部材(2
    3)の一面に接するように、上記連結部材(23)が上
    記一対の板状部材(22)のガイド孔(21)の間に沿
    って形成されている請求項5記載のワイヤドット印字ヘ
    ッド。
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