JPH0610878Y2 - 椅子におけるシェル取付構造 - Google Patents
椅子におけるシェル取付構造Info
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- JPH0610878Y2 JPH0610878Y2 JP1988115272U JP11527288U JPH0610878Y2 JP H0610878 Y2 JPH0610878 Y2 JP H0610878Y2 JP 1988115272 U JP1988115272 U JP 1988115272U JP 11527288 U JP11527288 U JP 11527288U JP H0610878 Y2 JPH0610878 Y2 JP H0610878Y2
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- Japan
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- shell
- fixed shell
- fixed
- support base
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、座を移動可能に支持する支持基部の下面側に
固定シェルを取着するようにした椅子におけるシェル取
付構造に関するものである。
固定シェルを取着するようにした椅子におけるシェル取
付構造に関するものである。
[従来の技術] 近時、この種の椅子として、座の下面側に開口部を有し
た一体構造のアウターシェルを設けるとともに、その座
を移動可能に支持する支持基部の下面側に前記開口部を
塞ぐための固定シェルを取着するようにしたものが考え
られている。
た一体構造のアウターシェルを設けるとともに、その座
を移動可能に支持する支持基部の下面側に前記開口部を
塞ぐための固定シェルを取着するようにしたものが考え
られている。
ところで、従来考えられているものは、前記固定シェル
の少なくとも四隅部をボルト等の止着具により支持基部
の下面に緊締固着するようにしている。
の少なくとも四隅部をボルト等の止着具により支持基部
の下面に緊締固着するようにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような構成のものでは、固定シェルとア
ウターシェルとの間に形成される隙間を可及的に小さく
しようとする場合に不具合が生じ易い。すなわち、アウ
ターシェルや固定シェルは、ポリプロピレン等の合成樹
脂によりそれぞれ一体成形されるが、かかる一体成形品
は、溶融した樹脂が金型内で冷却する際の熱変形の影響
を受けるため、寸法安定性に難点がある。また、支持基
部も、大量生産を行う場合には、熱歪みの影響を受け易
い亜鉛又はアルミダイキャスト等の成形品を用いること
が少なくなく、その寸法にも高い精度を期待することは
できない。そのため、かかる支持基部に固定シェルの四
隅部を固定すると、寸法誤差が集積して、固定シェルの
周縁部とアウターシェルの開口縁との間に設計通りの隙
間を形成することは不可能に近い。しかも、多数の箇所
が強固に止着してあると、固定シェルの周縁部が剛性の
高いものとなり、アウターシェルに強く接触することに
なる。したがって、座が支持基部に対して作動する際
に、摩耗が生じるとともに、不快音が発生し易いという
問題がある。
ウターシェルとの間に形成される隙間を可及的に小さく
しようとする場合に不具合が生じ易い。すなわち、アウ
ターシェルや固定シェルは、ポリプロピレン等の合成樹
脂によりそれぞれ一体成形されるが、かかる一体成形品
は、溶融した樹脂が金型内で冷却する際の熱変形の影響
を受けるため、寸法安定性に難点がある。また、支持基
部も、大量生産を行う場合には、熱歪みの影響を受け易
い亜鉛又はアルミダイキャスト等の成形品を用いること
が少なくなく、その寸法にも高い精度を期待することは
できない。そのため、かかる支持基部に固定シェルの四
隅部を固定すると、寸法誤差が集積して、固定シェルの
周縁部とアウターシェルの開口縁との間に設計通りの隙
間を形成することは不可能に近い。しかも、多数の箇所
が強固に止着してあると、固定シェルの周縁部が剛性の
高いものとなり、アウターシェルに強く接触することに
なる。したがって、座が支持基部に対して作動する際
に、摩耗が生じるとともに、不快音が発生し易いという
問題がある。
また、ボルト等による止着箇所が多いと、部品数の増大
を招いて、組立を効率よく行うことが難しくなるだけで
なく、調整や注油等のために固定シェルを脱着する際の
作業も煩雑化し、保守点検に手間がかかるという不具合
もある。
を招いて、組立を効率よく行うことが難しくなるだけで
なく、調整や注油等のために固定シェルを脱着する際の
作業も煩雑化し、保守点検に手間がかかるという不具合
もある。
本考案は、このような課題を解決することを目的として
いる。
いる。
[課題を解決するための手段] 本考案は、以上のような目的を達成するために次のよう
な構成を採用したものである。
な構成を採用したものである。
すなわち、本考案に係るシェル取付構造は、座の下面側
に矩形の開口部を有したアウターシェルを設けるととも
に、その座を移動可能に支持する支持基部の下面側に前
記開口部を塞ぐための合成樹脂製の固定シェルを取着す
るようにした椅子におけるシェル取付構造であって、前
記支持基部に下方へ突出する3本以上のピンを設けてお
き、これらピンの先端で固定シェルの内面を当接支持す
るとともに、固定シェルの中央部分における1箇所又は
2箇所をボルトにより支持基部に止着していることを特
徴とする。
に矩形の開口部を有したアウターシェルを設けるととも
に、その座を移動可能に支持する支持基部の下面側に前
記開口部を塞ぐための合成樹脂製の固定シェルを取着す
るようにした椅子におけるシェル取付構造であって、前
記支持基部に下方へ突出する3本以上のピンを設けてお
き、これらピンの先端で固定シェルの内面を当接支持す
るとともに、固定シェルの中央部分における1箇所又は
2箇所をボルトにより支持基部に止着していることを特
徴とする。
そして、ボルトによる止着時に、固定シェルの水平方向
の位置決めをも同時に行い得るようにするには、中央部
分に位置する2本のピンの先端面にねじ孔を設けるとと
もに、固定シェルの対応する部位にそれらのピンが嵌合
する筒部を設け、その筒部の外方端に設けたボルト挿通
孔を通して挿入したボルトを前記ねじ孔に螺着すること
によって、前記固定シェルを前記支持基部に止着するの
がよい。
の位置決めをも同時に行い得るようにするには、中央部
分に位置する2本のピンの先端面にねじ孔を設けるとと
もに、固定シェルの対応する部位にそれらのピンが嵌合
する筒部を設け、その筒部の外方端に設けたボルト挿通
孔を通して挿入したボルトを前記ねじ孔に螺着すること
によって、前記固定シェルを前記支持基部に止着するの
がよい。
また、ほこりの直接的な内部進入等を防止するには、固
定シェルの上端開口縁をアウターシェル内に挿入すると
ともに、その上端開口縁に、固定シェルとアウターシェ
ルとの隙間の上方に位置する鍔を突設しておくのが好ま
しい。
定シェルの上端開口縁をアウターシェル内に挿入すると
ともに、その上端開口縁に、固定シェルとアウターシェ
ルとの隙間の上方に位置する鍔を突設しておくのが好ま
しい。
さらに、アウターシェルを装着したままで、固定シェル
のみを取り外すことができるようにして保守点検作業の
簡略化を図るには、鍔の突出寸法を、シェルの弾性変形
により固定シェルを開口部から抜き取り得る値に設定し
ておけばよい。
のみを取り外すことができるようにして保守点検作業の
簡略化を図るには、鍔の突出寸法を、シェルの弾性変形
により固定シェルを開口部から抜き取り得る値に設定し
ておけばよい。
固定シェルの底部に脚柱の外周を包囲する円筒カバー部
を設けた椅子において、固定シェルの脱着作業を特に容
易にするには、この円筒カバー部を、その内径が上方に
向かって漸次増大するように成形しておくのがよい。
を設けた椅子において、固定シェルの脱着作業を特に容
易にするには、この円筒カバー部を、その内径が上方に
向かって漸次増大するように成形しておくのがよい。
[作用] このような構成によれば、固定シェルの前後左右の傾き
は、ピンの先端を固定シェルの内面に当接させているこ
とにより防止される。そして、この固定シェルは、合成
樹脂製である上に、中央部分のみが支持基部に止着され
ているので、その周縁部分、すなわち、アウターシェル
の開口部に挿入された上端開口縁部近傍は、比較的弾性
変形が容易なものとなる。そのため、寸法誤差の集積に
より、固定シェルとアウターシェルとの相対位置に多少
の位置ずれが生じても、固定シェルとアウターシェルと
は比較的やわらかく接触することになる。
は、ピンの先端を固定シェルの内面に当接させているこ
とにより防止される。そして、この固定シェルは、合成
樹脂製である上に、中央部分のみが支持基部に止着され
ているので、その周縁部分、すなわち、アウターシェル
の開口部に挿入された上端開口縁部近傍は、比較的弾性
変形が容易なものとなる。そのため、寸法誤差の集積に
より、固定シェルとアウターシェルとの相対位置に多少
の位置ずれが生じても、固定シェルとアウターシェルと
は比較的やわらかく接触することになる。
そして、このようなものであれば、1箇所又は2箇所の
ボルトを着脱するだけで、固定シェルを支持基部に対し
て装脱することができる。
ボルトを着脱するだけで、固定シェルを支持基部に対し
て装脱することができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
この背もたれ付椅子は、第3図に示すように、支持ユニ
ット1上に、インナーシェル2とアウターシェル3を用
いて一体に構成した座4及び背もたれ5を配設してな
る。
ット1上に、インナーシェル2とアウターシェル3を用
いて一体に構成した座4及び背もたれ5を配設してな
る。
支持ユニット1は、第3図に示すように、中心ボス部1
1aの外周に5本の脚羽根11bを放射状に突設してな
るベース11と、このベース11の中心ボス部11aに
立設した脚柱12と、この脚柱12の上端に連設した支
持基部13とを具備している。脚柱12は、ガススプリ
ング12aの固定外筒12bをテーパ嵌合部を介して前
記ベース11の中心ボス部11aに結合させるととも
に、ガススプリング12aの作動杆12cの上端部をテ
ーパ嵌合部を介して前記支持基部13に結合させたもの
で、その固定外筒12bの外側には、筒状のカバー12
dが装着してある。支持基部13は、例えば、アルミダ
イキャスト製のもので、第4図及び第5図に示すよう
に、前記作動杆12cとのテーパ嵌合部を有した前後に
伸びる底壁13aと、この底壁13aの左右両側縁に立
設した側壁13bとを備えている。そして、この支持基
部13の両側壁13bに天秤部材101をそれぞれ軸着
している。天秤部材101は、前後に伸びる細長板状の
もので、その中間部を軸102を介して前記支持基部1
3に回動可能に軸着している。そして、左右の天秤部材
101の後端同士は連結金具103により剛着されてお
り、その連結部分から背支杆104を後上方に向けて延
出させている。また、前記支持基部13の上には、座受
枠105が配設してあり、この座受枠105の前端部
を、前リンクメンバ106を介して前記支持基部13の
両側壁13bの前端部に連結するとともに、後端部を後
リンクメンバ107を介して前記両天秤部材101の後
端部に接続している。すなわち、座受枠105の前端部
に左右の前リンクメンバ106の上枢着端を軸108を
介して枢着するとともに、これら両前リンクメンバ10
6の下枢着端を前記支持基部13の側壁13bに、軸1
09を介して枢着している。また、座受枠105の後端
部に左右の後リンクメンバ107の上枢着端を軸111
を介して枢着するとともに、これら両後リンクメンバ1
07の下枢着端を前記天秤部材101の後端部に軸11
2を介して枢着している。そして、前記両天秤部材10
1の前端部に前後に伸びる長孔113をそれぞれ設け、
その長孔113を前記前リンクメンバ106の後枢着点
に設けた軸110に摺回動可能に連設している。なお、
前記支持基部13の側壁中間部には中間軸114を架設
し、この中間軸114と前記軸108との間に主スプリ
ング115を張設して、前記座受枠105を後方に弾性
付勢している。また、前記軸109には補助スプリング
116を巻装し、この補助スプリング116により前記
座受枠105を同一方向に付勢し得るようにしている。
補助スプリング116の一端は、スプリング力調節機構
117により係止されており、その係止位置を変更する
ことによって、前記補助スプリング116による付勢力
を調節することができるようになっている。
1aの外周に5本の脚羽根11bを放射状に突設してな
るベース11と、このベース11の中心ボス部11aに
立設した脚柱12と、この脚柱12の上端に連設した支
持基部13とを具備している。脚柱12は、ガススプリ
ング12aの固定外筒12bをテーパ嵌合部を介して前
記ベース11の中心ボス部11aに結合させるととも
に、ガススプリング12aの作動杆12cの上端部をテ
ーパ嵌合部を介して前記支持基部13に結合させたもの
で、その固定外筒12bの外側には、筒状のカバー12
dが装着してある。支持基部13は、例えば、アルミダ
イキャスト製のもので、第4図及び第5図に示すよう
に、前記作動杆12cとのテーパ嵌合部を有した前後に
伸びる底壁13aと、この底壁13aの左右両側縁に立
設した側壁13bとを備えている。そして、この支持基
部13の両側壁13bに天秤部材101をそれぞれ軸着
している。天秤部材101は、前後に伸びる細長板状の
もので、その中間部を軸102を介して前記支持基部1
3に回動可能に軸着している。そして、左右の天秤部材
101の後端同士は連結金具103により剛着されてお
り、その連結部分から背支杆104を後上方に向けて延
出させている。また、前記支持基部13の上には、座受
枠105が配設してあり、この座受枠105の前端部
を、前リンクメンバ106を介して前記支持基部13の
両側壁13bの前端部に連結するとともに、後端部を後
リンクメンバ107を介して前記両天秤部材101の後
端部に接続している。すなわち、座受枠105の前端部
に左右の前リンクメンバ106の上枢着端を軸108を
介して枢着するとともに、これら両前リンクメンバ10
6の下枢着端を前記支持基部13の側壁13bに、軸1
09を介して枢着している。また、座受枠105の後端
部に左右の後リンクメンバ107の上枢着端を軸111
を介して枢着するとともに、これら両後リンクメンバ1
07の下枢着端を前記天秤部材101の後端部に軸11
2を介して枢着している。そして、前記両天秤部材10
1の前端部に前後に伸びる長孔113をそれぞれ設け、
その長孔113を前記前リンクメンバ106の後枢着点
に設けた軸110に摺回動可能に連設している。なお、
前記支持基部13の側壁中間部には中間軸114を架設
し、この中間軸114と前記軸108との間に主スプリ
ング115を張設して、前記座受枠105を後方に弾性
付勢している。また、前記軸109には補助スプリング
116を巻装し、この補助スプリング116により前記
座受枠105を同一方向に付勢し得るようにしている。
補助スプリング116の一端は、スプリング力調節機構
117により係止されており、その係止位置を変更する
ことによって、前記補助スプリング116による付勢力
を調節することができるようになっている。
そして、前記座受枠105の前端部及び前記背支杆10
4の上端に、第4図に示すように、それぞれ横長ブラケ
ット118、119を固設し、その横長ブラケット11
8、119に前記インナーシェル2を取着している。
4の上端に、第4図に示すように、それぞれ横長ブラケ
ット118、119を固設し、その横長ブラケット11
8、119に前記インナーシェル2を取着している。
インナーシェル2は、第4図〜第6図に示すように、座
対応部分21と、背もたれ対応部分22とを一体に成形
してなる側面視L字形のもので、ポリプロピレン等の弾
性変形可能な合成樹脂により作られている。座対応部分
21は、左右両側縁部及び中央部分が若干持ち上がった
形状をなしており、両側縁近傍部の前寄り部分にナット
23を固設してある。そして、前記横長ブラケット11
8の両端近傍部を貫通させて前記ナット23に螺着した
図示しないボルトにより、このインナーシェル2を座受
枠105に取着している。背もたれ対応部分22は、左
右両側縁が前出する方向に若干湾曲した形状をなしてお
り、いわゆる背もたれ点と略同一高さ位置における両側
縁近傍部にナット26を固設してある。そして、前記横
長ブラケット119の両端近傍部を貫通させたボルト2
7を前記ナット26に螺着することにより、このインナ
ーシェル2を背支杆104に接続している。なお、この
インナーシェル2の座対応部分21と背もたれ対応部分
22との境界部分28は、左右両側縁が前出する方向の
湾曲度合を略零に設定してあり、側面視半円弧状をなし
て後方に膨出するように湾曲させてある。そして、この
境界部分28に、上下に伸びる2本の平行なスリット2
9を設けている。
対応部分21と、背もたれ対応部分22とを一体に成形
してなる側面視L字形のもので、ポリプロピレン等の弾
性変形可能な合成樹脂により作られている。座対応部分
21は、左右両側縁部及び中央部分が若干持ち上がった
形状をなしており、両側縁近傍部の前寄り部分にナット
23を固設してある。そして、前記横長ブラケット11
8の両端近傍部を貫通させて前記ナット23に螺着した
図示しないボルトにより、このインナーシェル2を座受
枠105に取着している。背もたれ対応部分22は、左
右両側縁が前出する方向に若干湾曲した形状をなしてお
り、いわゆる背もたれ点と略同一高さ位置における両側
縁近傍部にナット26を固設してある。そして、前記横
長ブラケット119の両端近傍部を貫通させたボルト2
7を前記ナット26に螺着することにより、このインナ
ーシェル2を背支杆104に接続している。なお、この
インナーシェル2の座対応部分21と背もたれ対応部分
22との境界部分28は、左右両側縁が前出する方向の
湾曲度合を略零に設定してあり、側面視半円弧状をなし
て後方に膨出するように湾曲させてある。そして、この
境界部分28に、上下に伸びる2本の平行なスリット2
9を設けている。
一方、アウターシェル3は、第2図〜第6図に示すよう
に、座対応部分31と、背もたれ対応部分32とを一体
に成形してなる側面視L字形のもので、ポリプロピレン
等の弾性変形可能な合成樹脂により作られている。座対
応部分31は、球面的に下方に膨出する形状をなしてお
り、その中央部には前後に長い矩形の開口部33を備え
ている。背もたれ対応部分32は、左右両側縁が前出す
る方向に湾曲した形状をなしており、その上端から背も
たれ点に近づくにしたがって、その湾曲度合が大きくな
るように設定してある。そして、アウターシェル3の背
もたれ点付近の湾曲度合は、同一横断面位置におけるイ
ンナーシェル2の湾曲度合よりも大きくしてある。な
お、このアウターシェル3の座対応部分31と背もたれ
対応部分32との境界部分34は、左右両側縁が前出す
る方向の湾曲度合は略零に設定してあり、側面視半円弧
状をなして後方に膨出するように湾曲させてある。
に、座対応部分31と、背もたれ対応部分32とを一体
に成形してなる側面視L字形のもので、ポリプロピレン
等の弾性変形可能な合成樹脂により作られている。座対
応部分31は、球面的に下方に膨出する形状をなしてお
り、その中央部には前後に長い矩形の開口部33を備え
ている。背もたれ対応部分32は、左右両側縁が前出す
る方向に湾曲した形状をなしており、その上端から背も
たれ点に近づくにしたがって、その湾曲度合が大きくな
るように設定してある。そして、アウターシェル3の背
もたれ点付近の湾曲度合は、同一横断面位置におけるイ
ンナーシェル2の湾曲度合よりも大きくしてある。な
お、このアウターシェル3の座対応部分31と背もたれ
対応部分32との境界部分34は、左右両側縁が前出す
る方向の湾曲度合は略零に設定してあり、側面視半円弧
状をなして後方に膨出するように湾曲させてある。
アウターシェル3のインナーシェル2に対する取付構造
は次のようである。まず、アウターシェル3の座対応部
分31の前縁近傍部及び側縁近傍部は、インナーシェル
2の前縁近傍部及び側縁近傍部に外部から取外し可能に
ねじ止めしてある。アウターシェル3の境界部分34は
インナーシェル2の境界部分28に接続していない。ア
ウターシェル3の背もたれ対応部分32は、爪による係
合構造を採っている。すなわち、アウターシェル3の背
もたれ対応部分32に、上向爪301、内向爪302、
303及び下向爪304を一体に突設するとともに、イ
ンナーシェル2の背もたれ対応部分22に係合孔20
1、202、203、204を設けている。そして、下
向爪301を係合孔201に挿入してその開口縁に係合
させるとともに、前記内向爪302、303及び下向爪
304を、それぞれ対応する係合孔202、203、2
04の開口縁に部材の弾性変形を利用して係合させてい
る。
は次のようである。まず、アウターシェル3の座対応部
分31の前縁近傍部及び側縁近傍部は、インナーシェル
2の前縁近傍部及び側縁近傍部に外部から取外し可能に
ねじ止めしてある。アウターシェル3の境界部分34は
インナーシェル2の境界部分28に接続していない。ア
ウターシェル3の背もたれ対応部分32は、爪による係
合構造を採っている。すなわち、アウターシェル3の背
もたれ対応部分32に、上向爪301、内向爪302、
303及び下向爪304を一体に突設するとともに、イ
ンナーシェル2の背もたれ対応部分22に係合孔20
1、202、203、204を設けている。そして、下
向爪301を係合孔201に挿入してその開口縁に係合
させるとともに、前記内向爪302、303及び下向爪
304を、それぞれ対応する係合孔202、203、2
04の開口縁に部材の弾性変形を利用して係合させてい
る。
このアウターシェル3の開口部33を閉塞する位置に
は、第1図〜第4図及び第6図に示すように、固定シェ
ル6を配設している。固定シェル6は、ポリプロピレン
等の合成樹脂により作られたもので、前記脚柱12を包
囲する円筒カバー部61を一体に有した底壁62と、そ
の底壁62の前端に連続させた前壁63と、底壁62の
後端に連続させた後壁64と、この後壁64、底壁62
及び前壁63の左右両側縁に一体に連設した側壁65と
を具備してなる舟形のもので、平面視が前記開口部33
に対応する矩形をなしている。そして、この固定シェル
6の上端開口縁、すなわち、前壁62の上縁62a、後
壁63の上縁63a、及び、側壁64の上縁64a部分
を、アウターシェル3の開口部33内に挿入して、前記
開口部33の左右両側縁33a、前縁33b及び後縁3
3cを、固定シェル6の側壁65、前壁63及び後壁6
4にそれぞれ接近させている。なお、この実施例のもの
は、後述するように背もたれ5を、第4図の実線で示す
基準位置から、想像線で示す休息位置にまで倒す際に、
外観上は座4がその前部を持ち上げ後部を若干沈下させ
ながら前動するようになっており、アウターシェル3の
開口部33の前縁33b及び後縁33cも、概ねその動
きに追従する。そのため、その開口部33の前縁33b
及び後縁33cの軌跡に近似させて、前記固定シェル6
の前壁63及び後壁64を成形し、その前縁33b及び
後縁33cを常時固定シェル6に近接させておくことが
できるようにしている。具体的には、固定シェル6の前
壁63を前リンクメンバ106の上枢着点に装着した軸
108の動きに略対応させて、前方に向かって漸次上昇
するように傾斜させるとともに、後壁64を後リンクメ
ンバ107の上枢着点に装着した軸111の動きに略対
応させて、前方に向かって漸次降下するように傾斜及び
湾曲させている。また、固定シェル6の側壁65の上縁
65には、該側壁65と開口部33の側縁33aとの間
に形成される隙間sの上方に位置する鍔65bを一体に
突設している。なお、この鍔65bの突出寸法Lは、例
えば、隙間sの寸法にアウターシェル3の部材厚さ寸法
を加えた値よりも少しだけ大きい程度の値に設定してあ
り、側壁65を内方に倒すように弾性変形させたり、前
壁63或いは後壁64を湾曲させるように弾性変形させ
ることにより、この固定シェル6の上縁63a、64
a、64aを前記開口部33から抜取ることができるよ
うにしてある。また、前記円筒カバー部61は、その内
径Dが、上方に向かって漸次増大するように成形してあ
る。
は、第1図〜第4図及び第6図に示すように、固定シェ
ル6を配設している。固定シェル6は、ポリプロピレン
等の合成樹脂により作られたもので、前記脚柱12を包
囲する円筒カバー部61を一体に有した底壁62と、そ
の底壁62の前端に連続させた前壁63と、底壁62の
後端に連続させた後壁64と、この後壁64、底壁62
及び前壁63の左右両側縁に一体に連設した側壁65と
を具備してなる舟形のもので、平面視が前記開口部33
に対応する矩形をなしている。そして、この固定シェル
6の上端開口縁、すなわち、前壁62の上縁62a、後
壁63の上縁63a、及び、側壁64の上縁64a部分
を、アウターシェル3の開口部33内に挿入して、前記
開口部33の左右両側縁33a、前縁33b及び後縁3
3cを、固定シェル6の側壁65、前壁63及び後壁6
4にそれぞれ接近させている。なお、この実施例のもの
は、後述するように背もたれ5を、第4図の実線で示す
基準位置から、想像線で示す休息位置にまで倒す際に、
外観上は座4がその前部を持ち上げ後部を若干沈下させ
ながら前動するようになっており、アウターシェル3の
開口部33の前縁33b及び後縁33cも、概ねその動
きに追従する。そのため、その開口部33の前縁33b
及び後縁33cの軌跡に近似させて、前記固定シェル6
の前壁63及び後壁64を成形し、その前縁33b及び
後縁33cを常時固定シェル6に近接させておくことが
できるようにしている。具体的には、固定シェル6の前
壁63を前リンクメンバ106の上枢着点に装着した軸
108の動きに略対応させて、前方に向かって漸次上昇
するように傾斜させるとともに、後壁64を後リンクメ
ンバ107の上枢着点に装着した軸111の動きに略対
応させて、前方に向かって漸次降下するように傾斜及び
湾曲させている。また、固定シェル6の側壁65の上縁
65には、該側壁65と開口部33の側縁33aとの間
に形成される隙間sの上方に位置する鍔65bを一体に
突設している。なお、この鍔65bの突出寸法Lは、例
えば、隙間sの寸法にアウターシェル3の部材厚さ寸法
を加えた値よりも少しだけ大きい程度の値に設定してあ
り、側壁65を内方に倒すように弾性変形させたり、前
壁63或いは後壁64を湾曲させるように弾性変形させ
ることにより、この固定シェル6の上縁63a、64
a、64aを前記開口部33から抜取ることができるよ
うにしてある。また、前記円筒カバー部61は、その内
径Dが、上方に向かって漸次増大するように成形してあ
る。
この固定シェル6の、支持基部13に対する取付けは次
のようである。すなわち、支持基部13の底壁13aの
前寄部分及び後寄部分に6本のピン141〜146を一体
に突設しておき、これらピン141〜146の先端で固定
シェル6の内面を当接支持するようにしている。そし
て、中央部分に位置する2本のピン142、145の先端
面にねじ孔14aを穿設するとともに、固定シェル6の
対応する部位にそれらのピン142、145が嵌合する筒
部67を一体に設け、その筒部67の外方端にボルト挿
通孔67aを設けている。そして、そのボルト挿通孔6
7aに挿入したボルト66を前記ねじ孔14aに螺着す
ることによって、固定シェル6の中央部分2箇所を支持
基部13に止着している。
のようである。すなわち、支持基部13の底壁13aの
前寄部分及び後寄部分に6本のピン141〜146を一体
に突設しておき、これらピン141〜146の先端で固定
シェル6の内面を当接支持するようにしている。そし
て、中央部分に位置する2本のピン142、145の先端
面にねじ孔14aを穿設するとともに、固定シェル6の
対応する部位にそれらのピン142、145が嵌合する筒
部67を一体に設け、その筒部67の外方端にボルト挿
通孔67aを設けている。そして、そのボルト挿通孔6
7aに挿入したボルト66を前記ねじ孔14aに螺着す
ることによって、固定シェル6の中央部分2箇所を支持
基部13に止着している。
なお、前記インナーシェル2の前面側には、クッション
材7を介して、外装材8が張設してある。外装材8の周
縁部は、インナーシェル2の背面側に導いて、図示しな
いタッカ等により止着してある。
材7を介して、外装材8が張設してある。外装材8の周
縁部は、インナーシェル2の背面側に導いて、図示しな
いタッカ等により止着してある。
次いで、この椅子の作動を説明する。
第3図及び第4図の実線に示す基準姿勢においては、背
もたれ5が起立し、且つ、座4が最後退位置に保持され
ている。この基準姿勢は、執務等を行うのに適してい
る。この基準姿勢から使用者が、その背中で前記背もた
れ5を後方に押圧操作すると、この背もたれ5ととも
に、天秤部材101が支点をなす軸102を中心にして
後方に回動する。その結果、その天秤部材101の前端
部が上動し、前リンクメンバ106が前方へ回動させら
れる。それにより座受枠105が前動し、天秤部材10
1の後端に支持された後リンクメンバ107も前方へ回
動する。この際、後リンクメンバ107の回動によりそ
の上枢着点の軸111が上昇する度合いよりも、後リン
クメンバ107全体が天秤部材101の回動に伴って降
下する度合いが大きく設定してあるので、座4は見掛
上、後端部を徐々に沈下させつつ前動して、第4図に想
像線で示す休息姿勢に至ることになる。
もたれ5が起立し、且つ、座4が最後退位置に保持され
ている。この基準姿勢は、執務等を行うのに適してい
る。この基準姿勢から使用者が、その背中で前記背もた
れ5を後方に押圧操作すると、この背もたれ5ととも
に、天秤部材101が支点をなす軸102を中心にして
後方に回動する。その結果、その天秤部材101の前端
部が上動し、前リンクメンバ106が前方へ回動させら
れる。それにより座受枠105が前動し、天秤部材10
1の後端に支持された後リンクメンバ107も前方へ回
動する。この際、後リンクメンバ107の回動によりそ
の上枢着点の軸111が上昇する度合いよりも、後リン
クメンバ107全体が天秤部材101の回動に伴って降
下する度合いが大きく設定してあるので、座4は見掛
上、後端部を徐々に沈下させつつ前動して、第4図に想
像線で示す休息姿勢に至ることになる。
この作動時には、このアウターシェル3が、座4の動き
に追従して、支持ユニット1に取着された固定シェル6
に対して相対的に移動することになるが、この固定シェ
ル6とアウターシェル3との機械的な作動位置関係を予
め把握しておれば、設計上、両者間の隙間を可及的に少
なくすることは可能である。
に追従して、支持ユニット1に取着された固定シェル6
に対して相対的に移動することになるが、この固定シェ
ル6とアウターシェル3との機械的な作動位置関係を予
め把握しておれば、設計上、両者間の隙間を可及的に少
なくすることは可能である。
しかして、このような構成によれば、固定シェル6の前
後左右の傾きは、ピン141〜146の先端を該固定シェ
ル6の内面に当接させていることにより防止される。そ
して、この固定シェル6は、前述したようにポリプロピ
レン等の合成樹脂により作られている上に、中央部分の
みが支持基部13に止着されており、他の部分は、支持
基部13から突設したピン141、143、144、146
の先端でその内面を当接支持されているだけであるた
め、その周縁部分、すなわち、アウターシェル3の開口
部33に挿入された上端開口縁63a、64a、65a
の近傍は、比較的弾性変形が容易なものとなる。そのた
め、寸法誤差の集積により、固定シェル6とアウターシ
ェル3との相対位置に多少の位置ずれが生じても、固定
シェル6とアウターシェル3とは比較的やわらかく接触
することになる。そのため、設計上、隙間cを小さく設
定しておいても、固定シェル6がアウターシェル3に強
く接触して、摩耗や異状音を発するという不具合を効果
的に防止することができる。
後左右の傾きは、ピン141〜146の先端を該固定シェ
ル6の内面に当接させていることにより防止される。そ
して、この固定シェル6は、前述したようにポリプロピ
レン等の合成樹脂により作られている上に、中央部分の
みが支持基部13に止着されており、他の部分は、支持
基部13から突設したピン141、143、144、146
の先端でその内面を当接支持されているだけであるた
め、その周縁部分、すなわち、アウターシェル3の開口
部33に挿入された上端開口縁63a、64a、65a
の近傍は、比較的弾性変形が容易なものとなる。そのた
め、寸法誤差の集積により、固定シェル6とアウターシ
ェル3との相対位置に多少の位置ずれが生じても、固定
シェル6とアウターシェル3とは比較的やわらかく接触
することになる。そのため、設計上、隙間cを小さく設
定しておいても、固定シェル6がアウターシェル3に強
く接触して、摩耗や異状音を発するという不具合を効果
的に防止することができる。
そして、このようなものであれば、2箇所のボルト66
を着脱するだけで、固定シェル6を支持基部13に対し
て装脱することができる。
を着脱するだけで、固定シェル6を支持基部13に対し
て装脱することができる。
しかも、このものは中央部分に位置する2本のピン14
2、145を固定シェル6の対応部分に設けた筒部67に
嵌合させ、そのピン142、145に設けたねじ孔14a
にボルト66を螺着するようにしているので、固定シェ
ル6の水平方向の位置決めをも同時に行うことができ
る。そのため、ボルト66の装脱が容易になるだけでな
く、多少ボルト66が緩んでも固定シェル6が位置ずれ
を起こすことがなくなる。
2、145を固定シェル6の対応部分に設けた筒部67に
嵌合させ、そのピン142、145に設けたねじ孔14a
にボルト66を螺着するようにしているので、固定シェ
ル6の水平方向の位置決めをも同時に行うことができ
る。そのため、ボルト66の装脱が容易になるだけでな
く、多少ボルト66が緩んでも固定シェル6が位置ずれ
を起こすことがなくなる。
また、固定シェル6の側壁65の上縁に、隙間cの上方
に位置する鍔65bを設けておけば、固定シェル3の内
外が隙間cを介して直線的に連通することがなくなる。
そのため、天秤部材101等を配した機構部分に埃が侵
入するのを抑制することができるとともに、機構部分か
ら油等が床上に落下するのを有効に防止することができ
る。
に位置する鍔65bを設けておけば、固定シェル3の内
外が隙間cを介して直線的に連通することがなくなる。
そのため、天秤部材101等を配した機構部分に埃が侵
入するのを抑制することができるとともに、機構部分か
ら油等が床上に落下するのを有効に防止することができ
る。
さらに、鍔65bの突出寸法Lを前述のように比較的小
さな値に設定しておけば、ボルト66を外して固定シェ
ル6を適宜弾性変形させることによって、アウターシェ
ル3を座5に装着したままで、この固定シェル6のみを
支持基部13から取外すことができる。そのため、機構
部分への注油や調整等を容易に行うことができる。
さな値に設定しておけば、ボルト66を外して固定シェ
ル6を適宜弾性変形させることによって、アウターシェ
ル3を座5に装着したままで、この固定シェル6のみを
支持基部13から取外すことができる。そのため、機構
部分への注油や調整等を容易に行うことができる。
特に、円筒カバー部61を、その内径Dが上方に向かっ
て漸次増大するようにしておけば、ボルト66を外した
段階で、固定シェル6全体を比較的自由に傾動させるこ
とができる。そのため、固定シェル6を弾性変形させつ
つアウターシェル3から離脱させる作業を、特に容易に
行うことができる。固定シェル6をアウターシェル3か
ら円滑に離脱させるには、固定シェル6を傾けて片側づ
つ開口部33から抜き取るのが好ましいからである。ま
た、このようにしておけば、円筒カバー部61の下端部
内周と、脚柱12の外周との間に形成される環状隙間を
可及的に小さくすることができるので、この点からも埃
の侵入を有効に防止することができる。
て漸次増大するようにしておけば、ボルト66を外した
段階で、固定シェル6全体を比較的自由に傾動させるこ
とができる。そのため、固定シェル6を弾性変形させつ
つアウターシェル3から離脱させる作業を、特に容易に
行うことができる。固定シェル6をアウターシェル3か
ら円滑に離脱させるには、固定シェル6を傾けて片側づ
つ開口部33から抜き取るのが好ましいからである。ま
た、このようにしておけば、円筒カバー部61の下端部
内周と、脚柱12の外周との間に形成される環状隙間を
可及的に小さくすることができるので、この点からも埃
の侵入を有効に防止することができる。
なお、本考案は、以上説明した実施例に限定されないの
は勿論であり、例えば、支持ユニットに対して座が単に
上下に揺動するだけの椅子や、座と背もたれとを別体に
構成した椅子等にも、適用が可能である。
は勿論であり、例えば、支持ユニットに対して座が単に
上下に揺動するだけの椅子や、座と背もたれとを別体に
構成した椅子等にも、適用が可能である。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成であるから、寸法誤差によ
り、固定シェルとアウターシェルとの相対位置に多少の
位置ずれが生じても、固定シェルとアウターシェルとは
比較的やわらかく接触することになる。そのため、固定
シェルがアウターシェルに強く接触して、摩耗や異状音
を発するという不具合を効果的に防止することができ
る。そして、このようなものであれば、1箇所また2箇
所のボルトを着脱するだけで、固定シェルを支持基部に
対して装脱することができるので、組立作業を能率よく
行うことができるとともに、保守点検作業の簡略化をも
図ることができる。
り、固定シェルとアウターシェルとの相対位置に多少の
位置ずれが生じても、固定シェルとアウターシェルとは
比較的やわらかく接触することになる。そのため、固定
シェルがアウターシェルに強く接触して、摩耗や異状音
を発するという不具合を効果的に防止することができ
る。そして、このようなものであれば、1箇所また2箇
所のボルトを着脱するだけで、固定シェルを支持基部に
対して装脱することができるので、組立作業を能率よく
行うことができるとともに、保守点検作業の簡略化をも
図ることができる。
しかも、2本のピンを固定シェルの対応部分に設けた筒
部に嵌合させ、そのピンに設けたねじ孔にボルトを螺着
するようにすれば、固定シェルの水平方向の位置決めを
も同時に行うことができる。そのため、ボルトの装脱が
容易になるだけでなく、多少ボルトが緩んでも固定シェ
ルが位置ずれを起こすことがなくなる。
部に嵌合させ、そのピンに設けたねじ孔にボルトを螺着
するようにすれば、固定シェルの水平方向の位置決めを
も同時に行うことができる。そのため、ボルトの装脱が
容易になるだけでなく、多少ボルトが緩んでも固定シェ
ルが位置ずれを起こすことがなくなる。
また、固定シェルの側壁の上縁に、隙間の上方に位置す
る鍔を設けておけば、固定シェルの内外が隙間を介して
直線的に連通することがなくなるため、内部に埃が侵入
するのを抑制することができるとともに、内部の機構部
から油等が床上に落下するのを有効に防止することがで
きる。
る鍔を設けておけば、固定シェルの内外が隙間を介して
直線的に連通することがなくなるため、内部に埃が侵入
するのを抑制することができるとともに、内部の機構部
から油等が床上に落下するのを有効に防止することがで
きる。
さらに、鍔の突出寸法を前述のように比較的小さな値に
設定しておけば、ボルトを外して固定シェルを適宜弾性
変形させることによって、アウターシェルを座に装着し
たままで、この固定シェルのみを支持基部から取外すこ
とができるので、機構部分への注油や調整等を容易に行
うことができる。
設定しておけば、ボルトを外して固定シェルを適宜弾性
変形させることによって、アウターシェルを座に装着し
たままで、この固定シェルのみを支持基部から取外すこ
とができるので、機構部分への注油や調整等を容易に行
うことができる。
円筒カバー部を、その内径が上方に向かって漸次増大す
るようにしておけば、ボルトを外した段階で、脚柱が存
在しているにもかかわらず固定シェル全体を比較的自由
に傾動させることができることになるので、固定シェル
を弾性変形させつつアウターシェルから離脱させる作業
を、特に容易に行うことができる。
るようにしておけば、ボルトを外した段階で、脚柱が存
在しているにもかかわらず固定シェル全体を比較的自由
に傾動させることができることになるので、固定シェル
を弾性変形させつつアウターシェルから離脱させる作業
を、特に容易に行うことができる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は要部を分解し
て示す概略的な斜視図、第2図(a)は第1図における
A−A線に対応する部分の正断面図、第2図(b)は第
1図におけるB−B線に対応する部分の正断面図、第3
図は一部切欠した側面図、第4図は内部を示す側断面
図、第5図は一部を省略した平断面図、第6図はシェル
を示す分解斜視図である。 3……アウターシェル、4……座 6……固定シェル、13……支持基部 141〜146……ピン 14a……ねじ孔、33……開口部 61……円筒カバー部 63a、64a、65a……上端開口縁(上縁) 66……ボルト、67……筒部 67a……ボルト挿通孔 s……隙間、L……突出寸法 D……内径
て示す概略的な斜視図、第2図(a)は第1図における
A−A線に対応する部分の正断面図、第2図(b)は第
1図におけるB−B線に対応する部分の正断面図、第3
図は一部切欠した側面図、第4図は内部を示す側断面
図、第5図は一部を省略した平断面図、第6図はシェル
を示す分解斜視図である。 3……アウターシェル、4……座 6……固定シェル、13……支持基部 141〜146……ピン 14a……ねじ孔、33……開口部 61……円筒カバー部 63a、64a、65a……上端開口縁(上縁) 66……ボルト、67……筒部 67a……ボルト挿通孔 s……隙間、L……突出寸法 D……内径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 宮下 正光 長野県上伊那郡宮田村137番地 タカノ株 式会社内 (72)考案者 伊藤 恒太郎 長野県上伊那郡宮田村137番地 タカノ株 式会社内 (72)考案者 片桐 美義 長野県上伊那郡宮田村137番地 タカノ株 式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−139358(JP,U) 実開 昭51−88773(JP,U)
Claims (5)
- 【請求項1】座の下面側に矩形の開口部を有したアウタ
ーシェルを設けるとともに、その座を移動可能に支持す
る支持基部の下面側に前記開口部を塞ぐための合成樹脂
製の固定シェルを取着するようにした椅子におけるシェ
ル取付構造であって、前記支持基部に下方へ突出する3
本以上のピンを設けておき、これらピンの先端で固定シ
ェルの内面を当接支持するとともに、固定シェルの中央
部分における1箇所又は2箇所をボルトにより支持基部
に止着していることを特徴とする椅子におけるシェル取
付構造。 - 【請求項2】中央部分に位置する2本のピンの先端面に
ねじ孔を設けるとともに、固定シェルの対応する部位に
それらのピンが嵌合する筒部を設け、その筒部の外方端
に設けたボルト挿通孔を通して挿入したボルトを前記ね
じ孔に螺着することによって、前記固定シェルを前記支
持基部に止着していることを特徴とする請求項1記載の
椅子におけるシェル取付構造。 - 【請求項3】固定シェルの上端開口縁をアウターシェル
内に挿入するとともに、その上端開口縁に、固定シェル
とアウターシェルとの隙間の上方に位置する鍔を突設し
ていることを特徴とする請求項1又は2記載の椅子にお
けるシェル取付構造。 - 【請求項4】鍔の突出寸法を、シェルの弾性変形により
固定シェルを開口部から抜き取り得る値に設定している
ことを特徴とする請求項3記載の椅子におけるシェル取
付構造。 - 【請求項5】支持基部を脚柱により支持するようにし、
固定シェルの底部に前記脚柱の外周を包囲する円筒カバ
ー部を設けてなるものにおいて、この円筒カバー部を、
その内径が上方に向かって漸次増大するように成形して
いることを特徴とする請求項4記載の椅子におけるシェ
ル取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988115272U JPH0610878Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 椅子におけるシェル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988115272U JPH0610878Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 椅子におけるシェル取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0236346U JPH0236346U (ja) | 1990-03-09 |
| JPH0610878Y2 true JPH0610878Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31356784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988115272U Expired - Lifetime JPH0610878Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 椅子におけるシェル取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610878Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5562001B2 (ja) * | 2009-10-30 | 2014-07-30 | 株式会社イトーキ | ロッキング椅子 |
| US10842276B2 (en) * | 2016-12-20 | 2020-11-24 | Kokuyo Co., Ltd. | Chair and cover member of the chair |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5188773U (ja) * | 1975-01-14 | 1976-07-15 | ||
| JPS62139358U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-02 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP1988115272U patent/JPH0610878Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0236346U (ja) | 1990-03-09 |
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