JPH06111208A - 情報読取方法及び情報記録方法 - Google Patents

情報読取方法及び情報記録方法

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JPH06111208A
JPH06111208A JP4261489A JP26148992A JPH06111208A JP H06111208 A JPH06111208 A JP H06111208A JP 4261489 A JP4261489 A JP 4261489A JP 26148992 A JP26148992 A JP 26148992A JP H06111208 A JPH06111208 A JP H06111208A
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JP4261489A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Kaji
俊和 梶
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送速度の変動による読み取り誤りの発生を
防止することができる情報読取方法及び情報記録方法を
得る。 【構成】 選択図に示すように、被記録媒体に記録され
た情報の記録密度をパラメータとして、一定速度で搬送
したときに1:2の比率となる読取信号のパルス間隔t
1 、t2 が、搬送速度の変動によってt1 =t2 となる
搬送速度の平均値と搬送速度の変動幅との関係(図の曲
線)をシミュレーション等によって求め、この関係に基
づいてパルス間隔t1 <t2 となるOKゾーン内に搬送
速度の平均値及び変動幅が収まるように被記録媒体を搬
送して情報を読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被記録媒体に記録された
情報を読み取る情報読取方法及び被記録媒体に情報を記
録する情報記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真フィルムに、画像以外にプリ
ントサイズ、撮影条件等の情報を記録し、プリント等を
行う際に前記情報を読み取って有効利用するシステムが
提案されている。このシステムでは、例えば磁気記録層
が設けられた写真フィルムへの画像の撮影時に磁気ヘッ
ドによって前記情報を磁気記録してプリント時に読み取
るか、または撮影時に画面外に前記情報を表すバーコー
ド等を光学的に記録してプリント時に読み取ることによ
って情報の伝達を行うようにしている。これにより、写
真フィルムに記録された画像コマ毎にユーザの希望する
サイズに自動的にプリントしたり、画像コマ毎に撮影条
件に応じた最適な焼付条件でプリントしたり、料金計算
の簡便化、現像所における作業の合理化、効率化を図る
ことができる。また、ユーザを識別するIDや現像所の
ID等を記録することによって照合作業や集配時のミス
等も防止することができる。
【0003】ところで、写真フィルムはコマ送り搬送さ
れて画像コマ単位で処理されることが多く、画像コマを
所定位置に位置決めするために、写真フィルムを搬送す
るモータとしてパルスモータを適用することが多い。周
知のようにパルスモータは入力されたパルス信号の1パ
ルス毎にステップ回転するものであるため、写真フィル
ムを1コマ分搬送して搬送を停止させたときの搬送速度
は、一例として図11に示すように変動する。すなわ
ち、写真フィルムに加わるテンションが不安定な搬送開
始時及び搬送停止時は搬送速度Vが目標搬送速度に対し
て大きく変動し、時間の経過に伴って変動の振幅は徐々
に小さくなっていくが、搬送開始から所定時間以上経過
しても搬送速度Vの変動は継続する。
【0004】例えば情報記録時または情報読取時にこの
ような写真フィルムの搬送速度の変動が発生すると、情
報の内容が変化するという不都合が発生する可能性があ
る。以下、2値データから成る情報を写真フィルムに磁
気記録し、読み取る場合を例に搬送速度の変動により発
生する不都合について説明する。
【0005】情報の記録に際しては、例えば前記2値デ
ータから成る情報のうち値「0」のビットを図12
(A)に示す波形200に対応させ、値「1」のビット
を波形202に対応させ、波形200、202を組み合
わせて前記情報を表す信号204を作成する。なお、前
記波形200は周期Tの先頭で立上がり、周期Tの1/
3に相当する時間T1 経過したときに立下がり、さらに
この立下がりから周期Tの2/3に相当する時間T2
過したときに立上がる波形であり、波形202は周期T
の先頭で立上がり、時間T2 が経過したときに立下が
り、さらに立下がりから時間T1 が経過したときに立上
がる波形である。
【0006】写真フィルムを搬送している状態で、信号
204を記録ヘッドに供給すると、記録ヘッドでは図1
2(B)に示すように、信号204を微分した波形(立
上がり及び立下がりにパルスが生じている波形)の記録
信号206が磁気記録され、これにより写真フィルムに
は図12(C)に示すように記録信号206のパルスが
生じている部分で磁化方向が反転するように磁化され
る。このように磁化された写真フィルムを搬送し読取ヘ
ッドによって読み取ると、図12(D)に示すように、
磁化方向が反転している部分でパルスが生ずる読取信号
208が得られる。ここで情報記録時及び情報読取時に
一定速度で搬送した場合には、磁化幅の比率L1:L2
及び読取信号208のパルス間隔の比率t1 :t2 が記
録信号206のパルス間隔の比率T1 :T2 (=1:
2)に等しくなり、読取信号208のパルス間隔に基づ
いて情報の内容を正確に判断することができる。
【0007】しかし図13に示すように、(A)に示す
記録信号206に対し、例として情報記録時の搬送速度
が図13(B)に示すように変動した場合、各磁化部分
の搬送方向に沿った長さ寸法が変動する(図13(C)
参照)。すなわち、パルス210A及びパルス210B
によって生じる磁化部分212Aの長さ寸法は、写真フ
ィルムの搬送速度Vをパルス210Aとパルス210B
の記録タイミングの間隔に対応する区間で積分した結
果、すなわち図13(B)に示す面積L1’に相当す
る。同様に、パルス210B、210Cによって生じる
磁化部分212Bの長さ寸法は、搬送速度Vをパルス2
10B、210Cの記録タイミングの間隔に対応する区
間で積分した結果(面積L2’)に相当する。他の磁化
部分についても同様である。
【0008】従って、上記のように磁化された写真フィ
ルムを一定速度で搬送し読取ヘッドによって情報を読み
取っても、図13(D)に示すように読取信号208の
パルス間隔は、 t1':t2'=L1' :L2' ≠T1 :T21":t2"=L1" :L2" ≠T1 :T2 となり、各ビットの値を誤って判断し読み取り誤りが発
生する虞れがある。
【0009】また一定速度で搬送され、図14(A)に
示すように磁化幅の比率L1:L2が正確に1:2の比
率で磁化された写真フィルムであっても、図14(B)
に示すように搬送速度が変動すると、図14(C)に示
すように読取信号208のパルス間隔が変動する。すな
わち、搬送速度が低いとき、例えば磁化部分212Aを
搬送しているときには、写真フィルムを距離L1搬送す
るのに時間がかかり、読取信号208の対応するパルス
214A、214Bの間隔が長くなる。また搬送速度が
高いとき、例えば磁化部分212Bを搬送しているとき
には、写真フィルムの距離L2の搬送が短時間で終了
し、読取信号の対応するパルス214B、214Cの間
隔が短くなる。従って読み取り誤りが発生する虞れがあ
る。
【0010】上記のような問題は、写真フィルムに光学
的にバーコード等によって情報を記録する場合にも同様
に発生する。このため、従来は速度変動の非常に小さい
高精度のモータを用いて写真フィルムを搬送するように
したり、モータの回転軸に所謂イナーシャ等を取付ける
ことによって回転軸の慣性質量を大きくし、写真フィル
ムの搬送速度の変動量を低減させていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年写
真処理装置の小型化に対する要求が高まってきており、
大型になりがちな高精度のモータを使用することは好ま
しくない。また、写真フィルムへの情報の記録等のカメ
ラで行う場合には、カメラの携帯性を考慮すると前記大
型の高精度モータを取付けることは困難であった。さら
に、写真フィルムのコマ送り搬送では、搬送開始時、停
止時に搬送速度が瞬時に立上がり、立下がると共に、停
止位置の精度が高いことが要求されるが、前述のイナー
シャを取付けると搬送速度の立上がり、立下がり及び停
止精度に悪影響を与えるという問題があった。
【0012】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、搬送速度の変動による読み取り誤りの発生を防止す
ることができる情報読取方法及び情報記録方法を得るこ
とが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、被記録媒体を所定方向に沿っ
て搬送し、前記被記録媒体に所定の記録密度で与えられ
た所定情報を表す磁気的または光学的な変化を検出して
前記所定情報を読み取る情報読取方法であって、前記所
定の記録密度に対して情報を正しく読み取るための被記
録媒体の搬送速度の平均値と搬送速度の変動幅との関係
を予め求めておき、前記関係に基づいて情報が正しく読
み取られるように被記録媒体を搬送して情報を読み取る
ことを特徴としている。
【0014】また、被記録媒体の搬送速度の変動周期の
半周期で被記録媒体を搬送する距離が、前記被記録媒体
に与えられた磁気的または光学的な変化の所定方向に沿
った最短長さよりも小さいかまたは略等しくなるように
被記録媒体を搬送して情報を読み取ることが好ましい。
【0015】また、被記録媒体の搬送速度の変動周期の
半周期で被記録媒体を搬送する距離が、前記被記録媒体
に与えられた磁気的または光学的な変化の所定方向に沿
った最短長さよりも所定値以上大きくなるように被記録
媒体を搬送して情報を読み取ることが好ましい。
【0016】請求項4記載の発明は、被記録媒体を所定
方向に沿って搬送し、記録信号に基づいて前記被記録媒
体に磁気的または光学的な変化を与えて情報を記録する
情報記録方法であって、前記記録信号が表す情報を被記
録媒体に正しく記録するための情報の記録密度と被記録
媒体の搬送速度の平均値と搬送速度の変動幅との関係を
予め求めておき、前記関係に基づいて記録信号が表す情
報が被記録媒体に正しく記録されるように被記録媒体を
搬送して情報を記録することを特徴としている。
【0017】また、被記録媒体の搬送速度の変動周期の
半周期で被記録媒体を搬送する距離が、前記被記録媒体
に与える磁気的または光学的な変化の所定方向に沿った
最短長さよりも小さいかまたは略等しくなるように被記
録媒体を搬送して情報を記録することが好ましい。
【0018】また、被記録媒体の搬送速度の変動周期の
半周期で被記録媒体を搬送する距離が、前記被記録媒体
に与える磁気的または光学的な変化の所定方向に沿った
最短長さよりも所定値以上大きくなるように被記録媒体
を搬送して情報を記録することが好ましい。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明では、所定の記録密度に対
して情報を正しく読み取るための被記録媒体の搬送速度
の平均値と搬送速度の変動幅との関係を予め求める。例
えば一定の搬送速度で搬送したときに前述の図12
(D)に示すような読取信号が得られる場合には、搬送
速度の変動によって読取信号のパルス間隔t1 、t2
大小関係が逆転しないように搬送すれば、搬送速度の変
動による読み取り誤りが発生することなく情報を正しく
読み取ることができる。従って、上記場合には情報を正
しく読み取るための被記録媒体の搬送速度の平均値と搬
送速度の変動幅との関係として、パルス間隔t1 がパル
ス間隔t2 よりも小さくなる搬送速度の平均値と変動幅
との関係を求めればよい。
【0020】ところで、前出の図11にも示すように、
例えば写真処理装置等においてパルスモータ等によって
写真フィルムを搬送したときの搬送速度は目標搬送速度
に対してほぼ一定の周期で変動しており、変動幅もほぼ
一定である。パルスモータ等によって被記録媒体を搬送
する場合には図11とほぼ同様に一定の周期で搬送速度
が変動すると考えられるので、被記録媒体の搬送は目標
搬送速度、すなわち搬送速度の平均値と一定周期で変動
する搬送速度の変動幅を求めれば、正弦波モデル等によ
って近似できる。
【0021】従って前記関係は、上記正弦波モデル等を
適用し例えば図1に示すようなパルス間隔t1 、t2
等しくなる搬送速度の平均値と変動幅との関係を示す曲
線を演算によって求め、t1 がt2 以下となる範囲(図
1に示すOKゾーンに相当)を求めることで得ることが
できる。上記関係において搬送速度の平均値、変動幅が
上記範囲内に収まるように被記録媒体を搬送して情報を
読み取れば、情報読取時の搬送速度の変動により読み取
り誤りが発生することはない。なお、搬送速度の平均
値、変動幅は、例えば被記録媒体を搬送するモータ等の
駆動手段を含む搬送系の構成によって異なり、搬送系の
構成を変更することによって調整できる。また、前記関
係は種々の搬送速度、変動幅で搬送して読み取りを行う
ことによって実験的に求めることも可能である。
【0022】また、本願発明者は、一定の搬送速度で搬
送したときに前述の図12(D)に示すような読取信号
が得られるように所定の記録密度で情報が記録された被
記録媒体について、記録密度をパラメータとし、上記の
ように一定の周期で搬送速度が変動するものとして、パ
ルス間隔t1 、t2 が等しくなる搬送速度の平均値と変
動幅との関係をシミュレーションによって求めた(図2
参照)。
【0023】なお、図2では搬送速度Vを、 V=AS+SF×sin(2πft+tp) 但し、AS:平均速度 SF:速度変動の変動幅 f :速度変動の周波数(変動周期T=1/f) tp:位相 で近似し、実験によって周波数fを150 Hzとしている。
また、位相tpによってパルス間隔t1 、t2 の比率が
変化するため、変動の1周期に亘って位相tpをずら
し、パルス間隔が等しくなる位相があれば、このときの
搬送速度の平均値、変動幅に対応する点を図2の線図に
プロットして前記関係を求めている。
【0024】図2に示すように、前記関係を示す曲線は
中間で屈曲しており(以下、この屈曲している点を単に
屈曲点という)、屈曲点における搬送速度の平均値及び
変動幅は記録密度によって異なっているものの、いずれ
の記録密度であっても前記屈曲点よりも搬送速度の平均
値及び変動幅が小さい範囲では傾きが正でかつ傾きが大
きく、屈曲点を境にして傾きが負または非常に小さくな
り、さらに搬送速度の平均値及び変動幅が大きくなると
傾きが正でかつ大きな傾きに転じている。
【0025】本願発明者は、この屈曲点において搬送速
度の変動周期の半周期で被記録媒体を搬送する距離が、
被記録媒体に与えられた磁気的または光学的な変化の所
定方向に沿った最短長さ(例えば磁気記録では最短磁化
幅、光学記録ではバー及びスペースの最小幅に相当)に
等しいことを見出した。
【0026】この屈曲点よりも搬送速度の平均値が小さ
く、かつ変動幅がOKゾーンに含まれる範囲では、例え
ば情報が磁気記録されている場合を説明する図3(A)
及び(B)に示すように、搬送速度の変動の1周期で被
記録媒体10を搬送する距離が被記録媒体10の最短磁
化幅L1よりも小さい。このため、被記録媒体10を最
短磁幅L1だけ搬送したときに搬送速度が1周期以上
(図3(B)では約2周期)変動するので、各磁化部分
の幅に相当する距離L1、L2搬送したときの平均搬送
速度が各々前記平均値に近くなる。
【0027】従って、上記では図3(C)に示す読取信
号12の各パルス間隔の比率t1':t2'、t1":t2"が
磁化幅の比率L1:L2に近くなり、少なくとも読取信
号12のt1'とt2'、t1"とt2"の大小関係が逆転する
ことはないので、被記録媒体の搬送速度の変動周期の半
周期で被記録媒体を搬送する距離が、被記録媒体に与え
られた磁気的または光学的な変化の所定方向に沿った最
短長さよりも小さいかまたは略等しくなるように被記録
媒体を搬送して情報を読み取れば、情報読取時の搬送速
度の変動による読み取り誤りの発生が防止される。
【0028】また、前記屈曲点よりも搬送速度の平均値
が所定値以上大きく、かつ変動幅がOKゾーンに含まれ
る範囲では、例として図3(A)及び(D)に示すよう
に、搬送速度の変動の1周期で被記録媒体10を搬送す
る距離が、最短磁化幅L1よりも所定値以上大きい。こ
のため、搬送速度の変動の1周期で搬送する間に所定数
のパルスが検出されるので、各パルスを検出する間の搬
送速度の変動が比較的少なく、少なくとも図3(E)に
示す読取信号12のパルス間隔t1'とt2'、t 1"とt2"
の大小関係が逆転することはない。従って、被記録媒体
の搬送速度の変動周期の半周期で被記録媒体を搬送する
距離が、前記被記録媒体に与えられた磁気的または光学
的な変化の所定方向に沿った最短長さよりも所定値以上
大きくなるように被記録媒体を搬送して情報を読み取れ
ば、情報読取時の搬送速度の変動による読み取り誤りの
発生が防止される。
【0029】請求項4記載の発明では、記録信号が表す
情報を被記録媒体に正しく記録するための情報の記録密
度と被記録媒体の搬送速度の平均値と搬送速度の変動幅
との関係を予め求める。例として被記録媒体を搬送し前
記図12(B)に示すような記録信号を記録ヘッドに供
給して情報を記録する場合、搬送速度の変動によって図
13(C)に示す磁化幅T1 、T2 の大小関係が逆転し
ないように搬送すれば、情報読取時に一定速度で搬送す
ることによって情報を正しく読み取ることができる。と
ころで、情報を正しく記録するための搬送速度の平均値
と変動幅との関係は図2にも示すように情報の記録密度
によって変化する。情報を記録する場合は、被記録媒体
に既に所定の記録密度で記録された情報を読み取る場合
と比較して、記録密度が任意である。従って、上記場合
には情報の記録密度も考慮し、磁化幅T1 が磁化幅T2
よりも小さくなる情報の記録密度と搬送速度の平均値と
変動幅との関係を求めればよい。
【0030】従って前記関係は、正弦波モデル等を適用
し記録密度をパラメータとして磁化幅L1、L2が等し
くなる搬送速度の平均値と変動幅との関係を示す曲線
(図4参照)を演算によって求め、各記録密度について
L1がL2以下となる範囲(図4のOKゾーン)を求め
ることで得ることができる。なお、情報を正しく読み取
れるように記録するための搬送速度の平均値と変動幅を
求める原理は、情報を読み取る場合と同じである。この
ため前記関係は情報読み取りの場合(図2)と同一とな
り、搬送速度の平均値、変動幅が所定の記録密度におけ
るOKゾーン内に収まるように被記録媒体を搬送して情
報を記録すれば、情報記録時の搬送速度の変動によって
読み取り誤りが発生することはない。
【0031】情報の記録密度は、記録信号のパルス間隔
1 、T2 に対する搬送距離によって定まる。このた
め、所定の記録密度で情報を記録する場合には、搬送系
の搬送速度の平均値及び変動幅が前記所定の記録密度の
OKゾーンに入るように定めた後に、所定の記録密度と
なるように記録信号のパルス間隔T1 、T2 を調整すれ
ばよい。また、搬送系の搬送速度の平均値及び変動幅に
対してOKゾーンに入るような記録密度を定め、定めた
記録密度となるようにパルス間隔T1 、T2 を調整して
もよい。
【0032】ところで、図4に示す曲線は図2の曲線と
同様に、被記録媒体の搬送速度の変動周期の半周期で被
記録媒体を搬送する距離が被記録媒体に与える磁気的ま
たは光学的な変化の所定方向に沿った最短長さに等しく
なる点で屈曲している。この屈曲点よりも搬送速度の平
均値が小さく、かつ変動幅がOKゾーンに含まれる範囲
では、例えば情報が磁気記録する場合を説明する図5
(A)及び(B)に示すように、搬送速度の変動の1周
期で被記録媒体10を搬送する距離が、記録信号14の
最短パルス幅t1 よりも小さい。このため、被記録媒体
10をパルス間隔t1 時間搬送したときに搬送速度が1
周期以上(図5(B)では約1.5周期)変動するの
で、図5(C)に示すように被記録媒体10の各磁化部
分の幅に相当する距離L1、L2搬送したときの平均搬
送速度が各々平均値に近くなる。
【0033】従って、上記では磁化幅の比率L1':L
2'、L1":L2"が記録信号のパルス間隔の比率t1 :t
2 に近くなり、少なくとも磁化幅L1'とL2'、L1"とL
2"の大小関係が逆転することはないので、被記録媒体の
搬送速度の変動周期の半周期で被記録媒体を搬送する距
離が、被記録媒体に与える磁気的または光学的な変化の
所定方向に沿った最短長さよりも小さいかまたは略等し
くなるように被記録媒体を搬送して情報を記録すれば、
情報記録時の搬送速度の変動による読み取り誤りの発生
が防止される。
【0034】また前記屈曲点よりも搬送速度の平均値が
所定値以上大きく、かつ変動幅がOKゾーンに含まれる
範囲では、例として図5(A)及び(D)に示すよう
に、搬送速度の変動の1周期で被記録媒体10を搬送す
る距離が、記録信号14の最短パルス間隔t1 よりも所
定値以上大きい。このため、搬送速度の変動の1周期で
搬送する間に図5(E)に示すように所定数のパルスに
対応して磁化の磁化方向を所定回反転させるので、各磁
化部分を記録する間の搬送速度の変動が比較的少なく、
少なくとも磁化幅L1'とL2'、L1"とL2"の大小関係が
逆転することはない。従って、被記録媒体の搬送速度の
変動周期の半周期で被記録媒体を搬送する距離が、前記
被記録媒体に与える磁気的または光学的な変化の所定方
向に沿った最短長さよりも所定値以上大きくなるように
被記録媒体を搬送して情報を記録すれば、情報記録時の
搬送速度の変動による読み取り誤りの発生が防止され
る。
【0035】なお、上記では磁気記録した情報を読み取
る場合を例に説明したが、情報を光学的に記録する場合
についても同様である。例えば、感光性を有する被記録
媒体を一定の搬送速度で搬送している状態で図6(A)
に示す記録信号16を光学記録部に供給し、記録信号1
6がハイレベルとなっている区間で光源等を発光させて
露光すると、図6(B)に示すように被記録媒体18
に、前記記録信号16のローレベルとなっている時間に
対応する距離隔てて、ハイレベルとなっている時間に対
応する幅寸法のバー18Aが記録される。
【0036】この被記録材料を搬送し、例えば被記録媒
体を透過した光を検出する等によって読み取りを行う
と、図6(C)に示すような読取信号20が得られる
が、情報記録時または情報読取時に搬送速度が変動する
と読取信号20のハイレベルとローレベルの区間が変動
する。しかし、上述のように本発明を適用し、図2及び
図4に示すような関係を予め求め、OKゾーンに含まれ
るように記録媒体を搬送して情報の記録、読み取りを行
えば、情報の読み取り誤りの発生を防止することができ
る。
【0037】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図7及び図8には、本実施例に係るネガフ
ィルム30が示されている。ネガフィルム30は、透明
ベース31の図8の上面に乳剤層32が設けられ、画像
が露光記録されるようになっている。また、透明ベース
31の図8の下面には、透明磁性体がネガフィルム30
の全面に塗布されて磁気記録層33が形成されている。
図7に示すように、この磁気記録層33へは、画像コマ
30Aが記録されないネガフィルム30の先端部ではネ
ガフィルム30の長手方向に沿った記録トラックS1、
S2に情報が記録され、画像コマ30Aが記録される部
分では各画像コマに対応した記録トラックT1、T2に
情報が記録される。
【0038】記録トラックS1、S2にはネガフィルム
30の1本毎の情報、例えばネガフィルム30のユーザ
を特定する情報が記録され、記録トラックT1、T2に
は画像コマ30A毎の情報、例えば画像コマ30Aの撮
影条件を表す情報や画像コマ毎のユーザ情報が記録され
る。また記録トラックS1、S2の先端位置及び各記録
トラックT1、T2の先端位置には、それぞれ画像コマ
30Aに対応して各1個のパーフォレーション34が設
けられている。また、ネガフィルム30の先端部には、
ネガフィルム30を図示しないスプロケットの爪に引っ
掛けて引き出すための複数のパーフォレーション35が
設けられている。
【0039】図9には、本発明を適用可能なカメラ50
及び写真焼付装置60を備えた写真処理システムが示さ
れている。カメラ50には、その一方に前記ネガフィル
ム30をスプール52に巻き取って収容するカートリッ
ジ36が装填されている。カメラ50には、パルスモー
タ37(図10参照)によって駆動される駆動リール5
4が設けられている。ネガフィルム30は先端部が前記
駆動リール54に掛止されて搬送され、画像が撮影され
る。所定コマの撮影が終了したネガフィルム30はカー
トリッジ36のスプール52に巻戻される。パルスモー
タ37は制御回路38に接続されており、制御回路38
によって作動が制御される。
【0040】また、制御回路にはレンズ39、図示しな
いシャッタ等から成る光学系40が接続されており、光
学系40の作動を制御してネガフィルム30に画像を記
録させる。また制御回路38には、ネガフィルム30に
記録した画像コマ30Aのアスペクト比、撮影時の露
出、光源情報等の画像コマ30A毎の撮影条件を表す情
報が、画像コマ30Aの撮影後に光学系より入力され
る。また、カメラ50には操作部41が設けられてい
る。操作部41からは手動操作により、ユーザID、氏
名、住所等やタイトル、キーワード、撮影場所等のユー
ザを特定する情報や、タイトル、キーワード、撮影場所
等の画像コマ30A毎のユーザ情報が入力される。
【0041】また、カメラ50の内部にはネガフィルム
30の各トラックに対応して磁気ヘッド56が設けられ
ている。磁気ヘッド56は、記録電流増幅器42、変調
器43を介して制御回路38に接続されている。制御回
路38は、前記光学系36及び操作部41から入力され
た情報を各トラックに記録するデータ毎に編集し、モー
タ30によるネガフィルム30の搬送時に変調器43へ
出力する。変調器43では、入力されたデータを磁気記
録用の書込み信号に変換する。この書込み信号が記録電
流増幅器42で増幅されて磁気ヘッド56に供給される
ことにより、前記情報が各トラックに記録される。
【0042】また、カメラ50では磁気ヘッド56によ
って各トラックに情報を記録した後に、磁気ヘッド56
によって前記情報を読み取って確認する所謂ベリファイ
を行う。このベリファイによって磁気ヘッド56から出
力された読取信号は増幅器44で増幅された後に制御回
路32に入力される。撮影が終了したネガフィルム30
は、カートリッジ36に巻き戻された後にカメラ50か
ら取り出され、ラボに持ち込まれる。ラボでは、ネガフ
ィルム30を図示しない現像装置で現像、定着、水洗、
乾燥処理した後に、写真焼付装置60にセットする。
【0043】写真焼付装置60は、光源62の光軸上に
配置されたネガキャリア64を備えている。ネガキャリ
ア64には、パルスモータ66の駆動力によって回転す
る駆動ローラ(図示省略)が取付けられており、ネガフ
ィルム30はこの駆動ローラによって図9の矢印A方向
へ搬送される。パルスモータ66は制御回路78に接続
されており、制御回路78によって作動が制御される。
また、ネガキャリア64には、ソレノイド68が設けら
れている。ソレノイド68は制御回路78からの指示に
応じてネガフィルム30を焼付位置に挟持圧着すること
ができる。
【0044】光源62とネガキャリア64との間にはC
MYの各フィルタ70が介在されており、各フィルタは
各色毎の露光量に応じて光軸上に出没するよう制御回路
78によって制御される。ネガフィルム30を透過した
光線はレンズ72を介して印画紙74へ照射され、印画
紙74に画像コマ30Aの画像が焼付けられる。なお印
画紙74とレンズ72との間にはシャッタ76が介在さ
れており、制御回路78からの指示で露光時に光軸上か
ら退避される。また、ネガフィルム30の搬送経路上に
おけるネガキャリア64よりも上流側には、読取ヘッド
80が配設されている。読取ヘッド80は前記カメラ5
0の磁気ヘッド56によって各トラックに磁気記録され
た情報を読み取ることができる。読取ヘッド80の出力
端は増幅器82に接続されており、読取ヘッド80から
出力された微弱な信号を増幅して出力する。増幅器82
の出力端は制御回路78に接続されている。
【0045】ネガキャリア64よりも下流側には、磁気
記録層33の各トラックに情報を磁気記録する記録ヘッ
ド92が配設されている。制御回路78は写真焼付装置
60によって焼付処理したときの露光条件等を表すデー
タを編集し、変調器88へ出力する。変調器88では、
制御回路78から入力された「10…」の2値データを
変調器43と同様に書込み信号に変換して記録電流増幅
器90へ出力する。記録電流増幅器90は書込み信号を
増幅し記録ヘッド92に供給する。
【0046】上述のように、ネガフィルム30の各トラ
ックにはカメラ50の磁気ヘッド56によって情報が一
旦磁気記録され、この情報は磁気ヘッド56によって読
み取られて確認されると共に、写真焼付装置60の読取
ヘッド80によって読み取られる。また写真焼付装置6
0では、記録ヘッド92によってネガフィルム30の各
トラックに記録された前記情報に上書きして情報を磁気
記録し、この情報は下流工程の図示しない写真処理装置
の読取ヘッド等によって読み取られる。
【0047】カメラ50はネガフィルム30を搬送する
モータ等の電源が電池であり、電池の寿命等を考慮して
ネガフィルム30の搬送速度を比較的低くする必要があ
る。図4にも示すように、搬送速度が比較的低い場合、
具体的には屈曲点よりも低い場合には情報の記録密度が
低い方がOKゾーンが広く、情報記録時の搬送速度の変
動の影響を受けにくい。このため本実施例では、カメラ
50における情報の記録密度をなるべく低く(例えば50
bpi 程度)設定し、搬送速度の平均値及び変動幅が前記
OKゾーン内に収まるように、パルスモータ37を含む
カメラ50の搬送系の構成を定めている。これに伴い、
カメラ50の磁気ヘッド56により情報の読み取りを行
う場合の搬送速度の平均値、変動幅も図2に示すOKゾ
ーン内に収まる。従って、カメラ50における情報記
録、読み取りの際の搬送速度の変動によって情報の読み
取り誤りが発生することはない。
【0048】また、写真焼付装置60では大量のネガフ
ィルム30を短時間で処理するためにネガフィルム30
の搬送速度が高いことが好ましい。このため、写真焼付
装置60ではネガフィルム30の搬送速度を高く、具体
的には前記カメラ50によって記録された情報の記録密
度の屈曲点における搬送速度よりも所定値以上高く設定
し、前記記録密度におけるOKゾーン(図2参照)内に
搬送系の搬送速度の平均値及び変動幅が収まるように、
パルスモータ66を含む写真焼付装置60の搬送系の構
成を定めている。これにより、写真焼付装置60の読取
ヘッド80による情報読み取りの際に、搬送速度の変動
によって読み取り誤りが発生することはない。
【0049】なお、屈曲点よりも搬送速度が高い領域で
は、記録密度が低くなるに従ってOKゾーンが狭くなっ
ているが、写真焼付装置60を含む写真処理装置はカメ
ラ50と比較して搬送系の精度が高いので、記録密度が
低くても搬送系の搬送速度の平均値及び変動幅がOKゾ
ーン内に収まるように搬送系を構成することは比較的容
易に行うことができる。
【0050】一方、写真焼付装置60の記録ヘッド92
による情報記録の際には、情報の記録密度をなるべく高
く(例えば600bpi程度)設定している。前述のように写
真焼付装置ではネガフィルム30の搬送速度を高くして
いる。この搬送速度が高い場合、具体的には屈曲点より
も所定値以上高い場合には、図4にも示すように情報記
録密度が高くなるに従ってOKゾーンが広くなる。一
方、写真処理装置60ではネガフィルム30の搬送速度
の平均値及び変動幅が前記低い記録密度でもOKゾーン
に収まるように設定しているので、情報記録時の搬送速
度の変動によって読み取り誤りが発生することはない。
また、写真焼付装置60では高い記録密度で情報を記録
するので、カメラ50によって記録された情報に加えて
焼付処理時に決定した焼付条件等をネガフィルム30の
各トラックに記録することが可能となる。
【0051】なお、本実施例では本発明を、ネガフィル
ム30に磁気的に情報を記録し読み取る場合に適用した
例を示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、光学的に情報を記録し読み取る場合にも適用可能で
ある。また、被記録媒体としては、磁気的に情報の記
録、読み取りを行う場合には磁気テープ等のように磁性
材料が塗布された各種媒体、光学的に情報の記録、読み
取りを行う場合には感光材料等の媒体を適用できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、所定の記録密度に対して情報を正しく読み取るた
めの被記録媒体の搬送速度の平均値と搬送速度の変動幅
との関係を予め求めておき、前記関係に基づいて情報が
正しく読み取られるように被記録媒体を搬送して情報を
読み取るようにしたので、搬送速度の変動による読み取
り誤りの発生を防止することができる、という優れた効
果が得られる。
【0053】請求項4記載の発明では、記録信号が表す
情報を被記録媒体に正しく記録するための情報の記録密
度と被記録媒体の搬送速度の平均値と搬送速度の変動幅
との関係を予め求めておき、前記関係に基づいて記録信
号が表す情報が被記録媒体に正しく記録されるように被
記録媒体を搬送して情報を記録するようにしたので、搬
送速度に変動による読み取り誤りの発生を防止すること
ができる、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】読取信号のパルス間隔t1 、t2 が等しくなる
搬送速度の平均値と変動幅との関係を示す線図の概略図
である。
【図2】記録密度をパラメータとし読取時の搬送速度が
一定周期で変動するものとして搬送速度の平均値と変動
幅との関係をシミュレーションして求めた結果を示す線
図である。
【図3】(A)は被記録媒体が磁化された状態を示す平
面図、(B)は変動周期の半周期での搬送距離が最小磁
化幅よりも小さい場合の搬送速度を示す線図、(C)は
(B)に示す搬送速度で搬送したときの読取信号を示す
波形図、(D)は前記半周期での搬送距離が最小磁化幅
よりも所定値以上大きい場合の搬送速度を示す線図、
(E)は(D)に示す搬送速度で搬送したときの読取信
号を示す波形図である。
【図4】記録密度をパラメータとし記録時の搬送速度が
一定周期で変動するものとして搬送速度の平均値と変動
幅との関係をシミュレーションして求めた結果を示す線
図である。
【図5】(A)は記録信号を示す波形図、(B)は変動
周期の半周期での搬送距離が最小磁化幅よりも小さい場
合の搬送速度を示す線図、(C)は(B)に示す搬送速
度で搬送したときの被記録媒体の磁化状態を示す平面
図、(D)は前記半周期での搬送距離が最小磁化幅より
も所定値以上大きい場合の搬送速度を示す線図、(E)
は(D)に示す搬送速度で搬送したときの被記録媒体の
磁化状態を示す平面図である。
【図6】(A)は光学的に情報を記録する場合の記録信
号を示す波形図、(B)は情報が光学的に記録された被
記録媒体を示す平面図、(C)は読取信号を示す波形図
である。
【図7】本実施例に係るネガフィルムの平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿った断面図である。
【図9】写真処理システムの概略構成図である。
【図10】カメラの制御回路周辺の概略構成図である。
【図11】写真フィルムをコマ送り搬送したときのフィ
ルム搬送速度の変動を一例を示す線図である。
【図12】(A)は情報に応じて作成された信号を示す
波形図、(B)は(A)の信号の記録信号、(C)は一
定速度で搬送して情報を記録したときの磁気記録部の磁
化状態を示す平面図、(D)は一定速度で搬送して情報
を読み取ったときの読取信号を示す波形図である。
【図13】(A)は記録信号を示す波形図、(B)は搬
送速度の変動を示す線図、(C)は(B)に示すように
変動している状態で磁気記録部を磁化した状態を示す平
面図、(D)は(C)の磁気記録部を一定速度で搬送し
たときの読取信号を示す波形図である。
【図14】(A)は磁気記録部の磁化状態を示す平面
図、(B)は搬送速度の変動を示す線図、(C)は
(B)に示すように変動している状態で読み取ったとき
の読取信号を示す波形図である。
【符号の説明】
10 被記録媒体 12 読取信号 14 記録信号 30 ネガフィルム 33 磁気記録層 37 パルスモータ 50 カメラ 56 磁気ヘッド 60 写真焼付装置 66 パルスモータ 80 読取ヘッド 92 記録ヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録媒体を所定方向に沿って搬送し、
    前記被記録媒体に所定の記録密度で与えられた所定情報
    を表す磁気的または光学的な変化を検出して前記所定情
    報を読み取る情報読取方法であって、前記所定の記録密
    度に対して情報を正しく読み取るための被記録媒体の搬
    送速度の平均値と搬送速度の変動幅との関係を予め求め
    ておき、前記関係に基づいて情報が正しく読み取られる
    ように被記録媒体を搬送して情報を読み取ることを特徴
    とする情報読取方法。
  2. 【請求項2】 前記被記録媒体の搬送速度の変動周期の
    半周期で被記録媒体を搬送する距離が、前記被記録媒体
    に与えられた磁気的または光学的な変化の所定方向に沿
    った最短長さよりも小さいかまたは略等しくなるように
    被記録媒体を搬送して情報を読み取ることを特徴とする
    請求項1記載の情報読取方法。
  3. 【請求項3】 前記被記録媒体の搬送速度の変動周期の
    半周期で被記録媒体を搬送する距離が、前記被記録媒体
    に与えられた磁気的または光学的な変化の所定方向に沿
    った最短長さよりも所定値以上大きくなるように被記録
    媒体を搬送して情報を読み取ることを特徴とする請求項
    1記載の情報読取方法。
  4. 【請求項4】 被記録媒体を所定方向に沿って搬送し、
    記録信号に基づいて前記被記録媒体に磁気的または光学
    的な変化を与えて情報を記録する情報記録方法であっ
    て、前記記録信号が表す情報を被記録媒体に正しく記録
    するための情報の記録密度と被記録媒体の搬送速度の平
    均値と搬送速度の変動幅との関係を予め求めておき、前
    記関係に基づいて記録信号が表す情報が被記録媒体に正
    しく記録されるように被記録媒体を搬送して情報を記録
    することを特徴とする情報記録方法。
  5. 【請求項5】 前記被記録媒体の搬送速度の変動周期の
    半周期で被記録媒体を搬送する距離が、前記被記録媒体
    に与える磁気的または光学的な変化の所定方向に沿った
    最短長さよりも小さいかまたは略等しくなるように被記
    録媒体を搬送して情報を記録することを特徴とする請求
    項4記載の情報記録方法。
  6. 【請求項6】 前記被記録媒体の搬送速度の変動周期の
    半周期で被記録媒体を搬送する距離が、前記被記録媒体
    に与える磁気的または光学的な変化の所定方向に沿った
    最短長さよりも所定値以上大きくなるように被記録媒体
    を搬送して情報を記録することを特徴とする請求項4記
    載の情報記録方法。
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