JPH06118251A - 光ファイバ心線の被覆除去方法、光ファイバの切断方法及び接続方法 - Google Patents
光ファイバ心線の被覆除去方法、光ファイバの切断方法及び接続方法Info
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- JPH06118251A JPH06118251A JP28946292A JP28946292A JPH06118251A JP H06118251 A JPH06118251 A JP H06118251A JP 28946292 A JP28946292 A JP 28946292A JP 28946292 A JP28946292 A JP 28946292A JP H06118251 A JPH06118251 A JP H06118251A
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Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 濃硫酸を用いることなく被覆を除去する方法
を採用することにより、接続に要する時間を短縮し、薄
膜コーティング工程も不要とした接続方法を提供する。 【構成】 一方の光ファイバ心線に、熱収縮性のスリー
ブをかぶせる(S1)。光ファイバ心線1の先端部をア
セトン5に浸漬して、被覆部を膨潤させ(S2)、膨潤
した部分を除去し(S3)、超音波洗浄する(S4)。
ついで、4mm以下の位置で、切断刃を直角方向に移動
させて傷をつけ、光ファイバを軸方向に引き切断する
(S5)。コア調心型融着機を用い、融着接続する(S
6)。その後、融着機に搭載した加熱機で、プルーフテ
ストを行なった後、裸ファイバ部に熱収縮スリーブをか
ぶせ、加熱して収縮させ、接続部を補強する(S7)。
を採用することにより、接続に要する時間を短縮し、薄
膜コーティング工程も不要とした接続方法を提供する。 【構成】 一方の光ファイバ心線に、熱収縮性のスリー
ブをかぶせる(S1)。光ファイバ心線1の先端部をア
セトン5に浸漬して、被覆部を膨潤させ(S2)、膨潤
した部分を除去し(S3)、超音波洗浄する(S4)。
ついで、4mm以下の位置で、切断刃を直角方向に移動
させて傷をつけ、光ファイバを軸方向に引き切断する
(S5)。コア調心型融着機を用い、融着接続する(S
6)。その後、融着機に搭載した加熱機で、プルーフテ
ストを行なった後、裸ファイバ部に熱収縮スリーブをか
ぶせ、加熱して収縮させ、接続部を補強する(S7)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバの接続方
法、特に、融着接続部において高強度を必要とする海底
光ファイバケーブル等に適した接続方法に関するもので
ある。
法、特に、融着接続部において高強度を必要とする海底
光ファイバケーブル等に適した接続方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ同士の接続方法として、融着
接続方法が行なわれている。特に、海底光ケーブルにお
ける光ファイバ心線の融着接続に関しては、高強度の接
続方法が採用されている。従来の高強度接続方法は、下
記の被覆除去,洗浄,切断,コーティング,リコートの
工程に分けることができる。 被覆除去工程・・・光ファイバ心線の被覆を除去する
工程であり、高温の濃硫酸に数分間浸漬し、被覆を溶か
して除去する。 洗浄工程・・・アセトンを用いて残留した濃硫酸を洗
浄する工程である。 切断工程・・・被覆が除去されて露出した裸ファイバ
部を所定の長さに切断する工程である。切断長さは12
mmであり、切断に際しては、外力を一切与えない方法
が用いられる。 コーティング工程・・・薄膜コーティング機を使用
し、裸ファイバの先端2mmを除いて60μm程度のコ
ーティングを施す。 融着接続工程・・・コア直視型融着接続機を使用し
て、薄膜コーティングを施した部分をファイバクランプ
で押さえ、融着接続を行なう。 リコート工程・・・接続した裸ファイバ部に、光ファ
イバ心線の被覆径と同等径のコーティングを施す。被覆
が施される裸ファイバ部の長さは、切断長さの2倍の2
4mmである。
接続方法が行なわれている。特に、海底光ケーブルにお
ける光ファイバ心線の融着接続に関しては、高強度の接
続方法が採用されている。従来の高強度接続方法は、下
記の被覆除去,洗浄,切断,コーティング,リコートの
工程に分けることができる。 被覆除去工程・・・光ファイバ心線の被覆を除去する
工程であり、高温の濃硫酸に数分間浸漬し、被覆を溶か
して除去する。 洗浄工程・・・アセトンを用いて残留した濃硫酸を洗
浄する工程である。 切断工程・・・被覆が除去されて露出した裸ファイバ
部を所定の長さに切断する工程である。切断長さは12
mmであり、切断に際しては、外力を一切与えない方法
が用いられる。 コーティング工程・・・薄膜コーティング機を使用
し、裸ファイバの先端2mmを除いて60μm程度のコ
ーティングを施す。 融着接続工程・・・コア直視型融着接続機を使用し
て、薄膜コーティングを施した部分をファイバクランプ
で押さえ、融着接続を行なう。 リコート工程・・・接続した裸ファイバ部に、光ファ
イバ心線の被覆径と同等径のコーティングを施す。被覆
が施される裸ファイバ部の長さは、切断長さの2倍の2
4mmである。
【0003】上述した接続方法は、被覆除去工程におい
て、濃硫酸を用いるため、安全性の面から好ましくない
ばかりでなく、濃硫酸の洗浄工程が必要である。特に狭
い場所での作業には適用できない。また、融着接続工程
における裸ファイバ部のクランプのため、薄膜コーティ
ングを必要とし、工程数の増加のために、接続に要する
時間が長くなり、トータルの接続時間は、1時間にもな
っている。さらに、接続開始から、終了までに、薄膜コ
ーティング機、融着接続機、リコート機という3種類の
機械を用いるため、光ファイバに外傷を与える可能性が
大きく、接続の歩留まりが悪くなるという問題もあっ
た。
て、濃硫酸を用いるため、安全性の面から好ましくない
ばかりでなく、濃硫酸の洗浄工程が必要である。特に狭
い場所での作業には適用できない。また、融着接続工程
における裸ファイバ部のクランプのため、薄膜コーティ
ングを必要とし、工程数の増加のために、接続に要する
時間が長くなり、トータルの接続時間は、1時間にもな
っている。さらに、接続開始から、終了までに、薄膜コ
ーティング機、融着接続機、リコート機という3種類の
機械を用いるため、光ファイバに外傷を与える可能性が
大きく、接続の歩留まりが悪くなるという問題もあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決するためになされたもので、被覆除去工程にお
いて、濃硫酸を用いることなく被覆を除去する方法を採
用することにより、接続に要する時間を短縮し、薄膜コ
ーティング工程も不要とした接続方法を提供することを
目的とするものである。
点を解決するためになされたもので、被覆除去工程にお
いて、濃硫酸を用いることなく被覆を除去する方法を採
用することにより、接続に要する時間を短縮し、薄膜コ
ーティング工程も不要とした接続方法を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、光ファイバ心線の被覆除去方法に
おいて、光ファイバ心線被覆を被覆膨潤剤に浸漬して膨
潤させた後、治具を用いて被覆を除去することを特徴と
するものであり、請求項2に記載の発明においては、請
求項1に記載の発明において、把持部に弾性部材が設け
られた治具を用いて膨潤した被覆を除去することを特徴
とするものであり、請求項3に記載の発明においては、
請求項1または2に記載の発明において、被覆を除去し
た光ファイバ心線を超音波洗浄することを特徴とするも
のである。
載の発明においては、光ファイバ心線の被覆除去方法に
おいて、光ファイバ心線被覆を被覆膨潤剤に浸漬して膨
潤させた後、治具を用いて被覆を除去することを特徴と
するものであり、請求項2に記載の発明においては、請
求項1に記載の発明において、把持部に弾性部材が設け
られた治具を用いて膨潤した被覆を除去することを特徴
とするものであり、請求項3に記載の発明においては、
請求項1または2に記載の発明において、被覆を除去し
た光ファイバ心線を超音波洗浄することを特徴とするも
のである。
【0006】請求項4に記載の発明においては、光ファ
イバの切断方法において、切断長を4mm以下とし、光
ファイバの一部に切断刃を直角方向に移動させ、引張力
を与えて切断することを特徴とするものである。
イバの切断方法において、切断長を4mm以下とし、光
ファイバの一部に切断刃を直角方向に移動させ、引張力
を与えて切断することを特徴とするものである。
【0007】請求項5に記載の発明においては、光ファ
イバの接続方法において、裸ファイバ部を4mm以下と
した光ファイバ心線の被覆部をクランプし、コア調心型
融着機で融着することを特徴とするものであり、請求項
6に記載の発明においては、融着機に搭載した加熱機の
中で、所定の張力によるプルーフテストを行なった後、
熱収縮チューブで接続部を補強することを特徴とするも
のである。
イバの接続方法において、裸ファイバ部を4mm以下と
した光ファイバ心線の被覆部をクランプし、コア調心型
融着機で融着することを特徴とするものであり、請求項
6に記載の発明においては、融着機に搭載した加熱機の
中で、所定の張力によるプルーフテストを行なった後、
熱収縮チューブで接続部を補強することを特徴とするも
のである。
【0008】請求項7に記載の発明においては、光ファ
イバの接続方法において、光ファイバ心線被覆を被覆膨
潤剤に浸漬して膨潤させ、把持部に弾性部材が設けられ
た治具を使用して膨潤した被覆を除去し、被覆を除去し
た光ファイバ心線を超音波洗浄した後、切断長を4mm
以下として、引張力を与えながら光ファイバの一部に切
断刃を直角方向に移動させて切断し、ついで、光ファイ
バの被覆部をクランプし、コア調心型融着機で融着した
後、前記融着機に搭載した加熱機の中で、所定の張力に
よるプルーフテストを行なった後、熱収縮チューブで接
続部を補強することを特徴とするものである。
イバの接続方法において、光ファイバ心線被覆を被覆膨
潤剤に浸漬して膨潤させ、把持部に弾性部材が設けられ
た治具を使用して膨潤した被覆を除去し、被覆を除去し
た光ファイバ心線を超音波洗浄した後、切断長を4mm
以下として、引張力を与えながら光ファイバの一部に切
断刃を直角方向に移動させて切断し、ついで、光ファイ
バの被覆部をクランプし、コア調心型融着機で融着した
後、前記融着機に搭載した加熱機の中で、所定の張力に
よるプルーフテストを行なった後、熱収縮チューブで接
続部を補強することを特徴とするものである。
【0009】請求項8に記載の発明においては、接続部
を有する光ファイバにおいて、接続部における裸ファイ
バ部分の長さが8mm以下であり、かつ、裸ファイバ部
分が熱収縮性チューブで被覆されていることを特徴とす
るものである。
を有する光ファイバにおいて、接続部における裸ファイ
バ部分の長さが8mm以下であり、かつ、裸ファイバ部
分が熱収縮性チューブで被覆されていることを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】請求項1乃至3に記載の発明によれば、光ファ
イバ心線の被覆を被覆膨潤剤、例えば、アセトンで膨潤
させることにより、濃硫酸等を使用する必要がなく、裸
ファイバに外傷を与えず、被覆の除去が機械的に容易に
できる。また、把持部に弾性部材が設けられた治具を用
いることにより、機械的な除去がより容易となる。被覆
を除去した後、超音波洗浄することすることにより、ゴ
ミ等の付着のない裸ファイバ部が得られる。
イバ心線の被覆を被覆膨潤剤、例えば、アセトンで膨潤
させることにより、濃硫酸等を使用する必要がなく、裸
ファイバに外傷を与えず、被覆の除去が機械的に容易に
できる。また、把持部に弾性部材が設けられた治具を用
いることにより、機械的な除去がより容易となる。被覆
を除去した後、超音波洗浄することすることにより、ゴ
ミ等の付着のない裸ファイバ部が得られる。
【0011】請求項4に記載の発明によれば、切断長を
4mm以下と短くしたことによって、裸ファイバの撓み
が少なくなり、被覆部をクランプすることが可能となっ
た。結果として補強部分を短くすることができる。光フ
ァイバの一部に切断刃を直角方向に移動させ、引張力を
与えて切断することにより、短い切断長で切断できる。
請求項5および6に記載の発明によれば、被覆部をクラ
ンプするので、裸ファイバに外傷を与えることなく、従
来行なわれていた薄膜コーティング工程が不要となる。
さらに、接続後のプルーフテストと接続補強を同一融着
機内の加熱ヒーターで行なうことにより、リコート工程
が省略できる。
4mm以下と短くしたことによって、裸ファイバの撓み
が少なくなり、被覆部をクランプすることが可能となっ
た。結果として補強部分を短くすることができる。光フ
ァイバの一部に切断刃を直角方向に移動させ、引張力を
与えて切断することにより、短い切断長で切断できる。
請求項5および6に記載の発明によれば、被覆部をクラ
ンプするので、裸ファイバに外傷を与えることなく、従
来行なわれていた薄膜コーティング工程が不要となる。
さらに、接続後のプルーフテストと接続補強を同一融着
機内の加熱ヒーターで行なうことにより、リコート工程
が省略できる。
【0012】請求項7に記載の発明によれば、濃硫酸を
用いずに、光ファイバ心線の被覆を容易に除去でき、薄
膜コーティング工程とリコート工程が不要であり、当然
ながらファイバ融着後の作業は全て同一機械内で実施す
ることとなり、裸ファイバ部に外傷を与えることが皆無
となる。
用いずに、光ファイバ心線の被覆を容易に除去でき、薄
膜コーティング工程とリコート工程が不要であり、当然
ながらファイバ融着後の作業は全て同一機械内で実施す
ることとなり、裸ファイバ部に外傷を与えることが皆無
となる。
【0013】請求項8に記載の発明によれば、接続部に
おける裸ファイバ部分の長さが8mm以下であり、か
つ、裸ファイバ部分が熱収縮性チューブで被覆されてい
ることにより、高強度の接続部が得られる。
おける裸ファイバ部分の長さが8mm以下であり、か
つ、裸ファイバ部分が熱収縮性チューブで被覆されてい
ることにより、高強度の接続部が得られる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を光ファイバの接続工程に
より説明する。図1は、フローチャートであり、図2
は、被覆除去方法の説明図、図3は、切断方法の説明
図、図4は接続方法の説明図である。図中、1は光ファ
イバ心線、2は被覆部、3は裸ファイバ部、4は容器、
5はアセトン、6は固定クランプ、7は可動クランプ、
8は切断刃、9はV溝部材、10はクランパ、11は移
動ステージである。
より説明する。図1は、フローチャートであり、図2
は、被覆除去方法の説明図、図3は、切断方法の説明
図、図4は接続方法の説明図である。図中、1は光ファ
イバ心線、2は被覆部、3は裸ファイバ部、4は容器、
5はアセトン、6は固定クランプ、7は可動クランプ、
8は切断刃、9はV溝部材、10はクランパ、11は移
動ステージである。
【0015】S1は、前工程である。接続する同士の光
ファイバ心線の先端を適当な位置で切断し、一方の光フ
ァイバ心線に、熱収縮性のスリーブをかぶせる。スリー
ブの長さは、接続後の裸ファイバ部の長さより長い長さ
である。
ファイバ心線の先端を適当な位置で切断し、一方の光フ
ァイバ心線に、熱収縮性のスリーブをかぶせる。スリー
ブの長さは、接続後の裸ファイバ部の長さより長い長さ
である。
【0016】S2〜S4は、被覆除去工程である。S2
では、図2に示すように、光ファイバ心線1の先端部を
被覆膨潤剤、例えば、アセトン5に数分間浸漬して、被
覆部を膨潤させる。S3では、光ファイバ心線の先端の
膨潤した部分を把持部に弾性部材を装着した治具で把持
し、裸ファイバ部に外傷を与えないように除去する。S
4では、被覆を除去した光ファイバの先端部を超音波洗
浄する。洗浄液は、この実施例では、アセトンを用い
た。超音波洗浄により裸ファイバ部に残った微小なゴミ
等が除去できる。
では、図2に示すように、光ファイバ心線1の先端部を
被覆膨潤剤、例えば、アセトン5に数分間浸漬して、被
覆部を膨潤させる。S3では、光ファイバ心線の先端の
膨潤した部分を把持部に弾性部材を装着した治具で把持
し、裸ファイバ部に外傷を与えないように除去する。S
4では、被覆を除去した光ファイバの先端部を超音波洗
浄する。洗浄液は、この実施例では、アセトンを用い
た。超音波洗浄により裸ファイバ部に残った微小なゴミ
等が除去できる。
【0017】次のS5は、切断工程である。図3に示す
ように、裸ファイバ部3の先端近傍を固定クランプ6で
クランプし、被覆部2を可動クランプ7でクランプす
る。被覆部2をクランプするので、裸ファイバ部をクラ
ンプする従来例のように、裸ファイバ部3に保護のため
の薄膜コーティングを施しておく必要はない。ついで、
切断刃8を光ファイバと直角方向に移動させながら傷を
つけ、可動クランプ7を光ファイバの軸方向に引き、切
断する。被覆部2の端部から切断位置までの長さdは、
4mm以下である。
ように、裸ファイバ部3の先端近傍を固定クランプ6で
クランプし、被覆部2を可動クランプ7でクランプす
る。被覆部2をクランプするので、裸ファイバ部をクラ
ンプする従来例のように、裸ファイバ部3に保護のため
の薄膜コーティングを施しておく必要はない。ついで、
切断刃8を光ファイバと直角方向に移動させながら傷を
つけ、可動クランプ7を光ファイバの軸方向に引き、切
断する。被覆部2の端部から切断位置までの長さdは、
4mm以下である。
【0018】S6,S7は、接続工程である。S6で
は、コアが直視できるコア調心型融着機を用い、図4に
示すように、被覆部2をV溝部材9とクランパ10で押
さえ、裸ファイバ部を顕微鏡で見ながら軸合わせを行な
い、融着接続する。S7では、S1で一方の光ファイバ
にかぶせた熱収縮性スリーブを接続された裸ファイバ部
の位置に移動させ、融着機に搭載した加熱ヒータを用い
た加熱機の中で、所定の張力によるプルーフテストを行
なった後、熱収縮スリーブを加熱して収縮させ、接続部
を補強する。熱収縮性スリーブの長さは、裸ファイバ部
の長さより長いものを用い、熱収縮性スリーブにより裸
ファイバ部の両側の被覆部と一体化して、裸ファイバ部
を補強する。
は、コアが直視できるコア調心型融着機を用い、図4に
示すように、被覆部2をV溝部材9とクランパ10で押
さえ、裸ファイバ部を顕微鏡で見ながら軸合わせを行な
い、融着接続する。S7では、S1で一方の光ファイバ
にかぶせた熱収縮性スリーブを接続された裸ファイバ部
の位置に移動させ、融着機に搭載した加熱ヒータを用い
た加熱機の中で、所定の張力によるプルーフテストを行
なった後、熱収縮スリーブを加熱して収縮させ、接続部
を補強する。熱収縮性スリーブの長さは、裸ファイバ部
の長さより長いものを用い、熱収縮性スリーブにより裸
ファイバ部の両側の被覆部と一体化して、裸ファイバ部
を補強する。
【0019】以上の実施例の具体例を説明する。被覆除
去工程では、光ファイバを容器に入れられたアセトン
に、約5cm、約10分漬けて被覆を膨潤させる。その
後、上述した治具を用いて外傷を与えないよう除去し
た。膨潤剤を用いて膨潤させる代わりに、被覆部を加熱
した後、引き抜いても良いが、膨潤させた後、引き抜い
た場合に比較して、接続部の強度は、約80%に低下す
る。その後、アセトン中で、超音波洗浄を行ない、被覆
除去部の微小なゴミを除去した。超音波洗浄を行なわな
いと、接続部の強度は、約70%に低下する。
去工程では、光ファイバを容器に入れられたアセトン
に、約5cm、約10分漬けて被覆を膨潤させる。その
後、上述した治具を用いて外傷を与えないよう除去し
た。膨潤剤を用いて膨潤させる代わりに、被覆部を加熱
した後、引き抜いても良いが、膨潤させた後、引き抜い
た場合に比較して、接続部の強度は、約80%に低下す
る。その後、アセトン中で、超音波洗浄を行ない、被覆
除去部の微小なゴミを除去した。超音波洗浄を行なわな
いと、接続部の強度は、約70%に低下する。
【0020】切断工程では、図3で説明した方法で切断
して、裸ファイバ部の長さを短くした。切断長を4mm
と3mmで実験したが、3mmの方が、接続部の強度は
高くなった。
して、裸ファイバ部の長さを短くした。切断長を4mm
と3mmで実験したが、3mmの方が、接続部の強度は
高くなった。
【0021】融着接続工程では、ファイバコア調心型融
着機を使用し、図4で説明したようにファイバをクラン
プし、融着接続した。接続後の裸ファイバ部の長さは、
この例では、8mmまたは6mmであり、補強のための
熱収縮性スリーブの長さは、28〜40mmのものを用
いた。以上の工程のトータルの接続時間は、約10分間
であった。
着機を使用し、図4で説明したようにファイバをクラン
プし、融着接続した。接続後の裸ファイバ部の長さは、
この例では、8mmまたは6mmであり、補強のための
熱収縮性スリーブの長さは、28〜40mmのものを用
いた。以上の工程のトータルの接続時間は、約10分間
であった。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、接続作業時間を短縮でき、劇薬を使用しない
から、安全な作業ができる。また、接続に要する設備
は、海底ケーブルの接続を行なう場合でも、通常の陸上
等の一般接続に用いられるものとほとんど同じ設備、同
じ工程で作業が可能である。接続強度は、高強度接続と
して十分な強度が保証でき、接続部の信頼性が向上す
る。したがって、通常の接続作業にも高強度接続として
容易に使用できるという効果がある。
によれば、接続作業時間を短縮でき、劇薬を使用しない
から、安全な作業ができる。また、接続に要する設備
は、海底ケーブルの接続を行なう場合でも、通常の陸上
等の一般接続に用いられるものとほとんど同じ設備、同
じ工程で作業が可能である。接続強度は、高強度接続と
して十分な強度が保証でき、接続部の信頼性が向上す
る。したがって、通常の接続作業にも高強度接続として
容易に使用できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図2】本発明の被覆除去方法の一実施例の説明図であ
る。
る。
【図3】本発明の切断方法の一実施例の説明図である。
【図4】本発明の接続方法の一実施例の説明図である。
1 光ファイバ心線 2 被覆部 3 裸ファイバ部 4 容器 5 アセトン 6 固定クランプ 7 可動クランプ 8 切断刃 9 V溝部材 10 クランパ 11 移動ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 道家 孝司 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番10号 日本 大洋海底電線株式会社内 (72)発明者 吉岡 弘行 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番10号 日本 大洋海底電線株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 光ファイバ心線被覆を被覆膨潤剤に浸漬
して膨潤させた後、治具を用いて被覆を除去する光ファ
イバ心線の被覆除去方法。 - 【請求項2】 把持部に弾性部材が設けられた治具を用
いて膨潤した被覆を除去することを特徴とする請求項1
に記載の光ファイバ心線の被覆除去方法。 - 【請求項3】 被覆を除去した光ファイバ心線を超音波
洗浄することを特徴とする請求項1または2に記載の光
ファイバ心線の被覆除去方法。 - 【請求項4】 切断長を4mm以下とし、光ファイバの
一部に切断刃を直角方向に移動させ、引張力を与えて切
断することを特徴とする光ファイバの切断方法。 - 【請求項5】 裸ファイバ部を4mm以下とした光ファ
イバ心線の被覆部をクランプし、コア調心型融着機で融
着することを特徴とする光ファイバの接続方法。 - 【請求項6】 融着機に搭載した加熱機の中で、所定の
張力によるプルーフテストを行なった後、熱収縮チュー
ブで接続部を補強することを特徴とする光ファイバの接
続方法。 - 【請求項7】光ファイバ心線被覆を被覆膨潤剤に浸漬し
て膨潤させ、把持部に弾性部材が設けられた治具を使用
して膨潤した被覆を除去し、被覆を除去した光ファイバ
心線を超音波洗浄した後、切断長を4mm以下として、
引張力を与えながら光ファイバの一部に切断刃を直角方
向に移動させて切断し、ついで、光ファイバの被覆部を
クランプし、コア調心型融着機で融着した後、前記融着
機に搭載した加熱機の中で、所定の張力によるプルーフ
テストを行なった後、熱収縮チューブで接続部を補強す
ることを特徴とする光ファイバの接続方法。 - 【請求項8】接続部における裸ファイバ部分の長さが8
mm以下であり、かつ、裸ファイバ部分が熱収縮性チュ
ーブで被覆されていることを特徴とする接続部を有する
光ファイバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28946292A JPH06118251A (ja) | 1992-10-03 | 1992-10-03 | 光ファイバ心線の被覆除去方法、光ファイバの切断方法及び接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28946292A JPH06118251A (ja) | 1992-10-03 | 1992-10-03 | 光ファイバ心線の被覆除去方法、光ファイバの切断方法及び接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06118251A true JPH06118251A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17743586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28946292A Pending JPH06118251A (ja) | 1992-10-03 | 1992-10-03 | 光ファイバ心線の被覆除去方法、光ファイバの切断方法及び接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06118251A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003075650A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ切断装置と切断方法 |
| CN114624816A (zh) * | 2022-01-26 | 2022-06-14 | 中国船舶重工集团公司第七0七研究所 | 一种制备微结构光纤平滑端面的处理方法 |
-
1992
- 1992-10-03 JP JP28946292A patent/JPH06118251A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003075650A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ切断装置と切断方法 |
| CN114624816A (zh) * | 2022-01-26 | 2022-06-14 | 中国船舶重工集团公司第七0七研究所 | 一种制备微结构光纤平滑端面的处理方法 |
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