JPH0612502A - A/d変換回路内蔵マイクロコンピュータ - Google Patents

A/d変換回路内蔵マイクロコンピュータ

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JPH0612502A
JPH0612502A JP4162353A JP16235392A JPH0612502A JP H0612502 A JPH0612502 A JP H0612502A JP 4162353 A JP4162353 A JP 4162353A JP 16235392 A JP16235392 A JP 16235392A JP H0612502 A JPH0612502 A JP H0612502A
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conversion
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microcomputer
signal
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JP4162353A
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Shinji Kashiwagi
伸次 柏木
Yasunori Sawai
康則 澤井
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マイクロコンピュータに内蔵したA/D変換回
路の変換精度を短時間で検証することにある。 【構成】A/D変換回路2内のD/A変換器6の入力信
号を切換回路5を設けて切換える。これはA/D変換回
路2の外部より任意のディジタル信号D7を印加する
か、逐次比較レジスタ8のレジスタデータD5を印加す
るかを切換えることである。また、コンパレータ7の出
力信号D4をA/D変換回路2の外部にとり出す手段を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータに
関し、特に内蔵されるA/D変換回路の動作テストを容
易ならしめるA/D変換回路内蔵マイクロコンピュータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のマイクロコンピュータはLSI技
術の進歩により高集積化が進み、各種の周辺ハードウェ
アをワンチップ内に搭載するようになっている。その中
でも、A/D変換回路を内蔵したマイクロコンピュータ
は、自動車制御やA/Cサーボ制御などの分野に不可欠
なものであり、その需要は非常に高いものである。
【0003】従来のマイクロコンピュータに内蔵された
かかるA/D変換回路の変換精度を検証するにあたって
は、マイクロコンピュータに内蔵されたデジタル回路と
外部に付加されたD/A変換器とにより、検証する手段
が用いられている。以下に、A/D変換精度について説
明する。
【0004】このA/D変換回路は任意のアナログ入力
信号をディジタル信号に変換するが、A/D変換後のデ
ィジタル値と任意のアナログ入力信号に対するA/D変
換回路の理想のディジタル値との間には、誤差が生じ
る。A/D変換精度とは、任意に定めるこの誤差の許容
範囲のことである。無限の有効桁数をもつアナログ信号
は、量子化単位振幅で離散化された振幅値の中近傍のも
のに、四捨五入などによって丸められる。この振幅の離
散値を量子化レベル、量子化レベルの総数を分解能、量
子化レベルの最大値と最小値の差をフルスケールとい
う。量子化レベルの最小値を量子化ステップと呼び、こ
れを1LSBで表す。例えば、8ビット分解能は、28
=256個の量子化レベル数をもち、フルスケールが5
Vであれば、1LSBは約19.5mVである。つま
り、通常のA/D変換の許容誤差は±1LSBというよ
うな表現がされる。
【0005】図6は従来の一例を示す逐次比較型A/D
変換回路内蔵マイクロコンピュータのブロック図であ
る。図6に示すように、従来のマイクロコンピュータ1
は、逐次比較型A/D変換回路2と、命令処理を実行す
るセントラル・プロセッシング・ユニット(CPU)3
と、このCPU3の動作を制御するためのCPU3に対
して順次命令を与えるリード・オンリー・メモリー(R
OM)4と、マイクロコンピュータ1の外部に対してC
PU3が任意のデジタル信号を出力する外部出力端子D
・OUT1,マイクロコンピュータ1の外部よりアナロ
グ信号を入力するアナログ入力端子A・IN,マイクロ
コンピュータ1の外部に対してA/D変換精度の検証結
果を出力する外部出力端子D・OUT2とにより構成さ
れる。また、A/D変換回路2は、アナログ信号S1,
S2を比較するコンパレータ7と、このコンパレータ7
の出力信号D4にり確定する逐次比較レジスタ8と、A
/D変換回路2の全体の動作を制御信号D1〜D3によ
り制御する制御回路9と、逐次比較レジスタ8の出力D
5を変換するD/A変換器6とを含む。
【0006】図7は図6に示すマイクロコンピュータ内
A/D変換回路の変換精度を検証するためのブロック構
成図である。図7に示すように、マイクロコンピュータ
1の外部のディジタル出力端子D・OUT1とアナログ
入力端子A・INには、ディジタル出力端子D・OUT
1から出力される信号を入力し、出力信号をアナログ入
力端子A・INに入力するD/A変換器10を接続す
る。このD/A変換器10は、マイクロコンピュータ1
に含まれているA/D変換回路2よりも十分高分解能が
保証されている。
【0007】次に、再び図6を用いて、マイクロコンピ
ュータ1におけるA/D変換回路2の動作を説明する。
まず、CPU3がA/D変換回路2の制御回路9に対
し、A/D変換動作スタート信号D8を出力する。この
A/D変換スタート信号D8により、制御回路9はコン
パレータ7,逐次比較レジスタ8およびD/A変換器6
に対してタイミング信号D1を出力し、逐次比較レジス
タ8に対して制御信号D2を出力する。次に、A/D変
換スタート直後の制御信号D2を入力した逐次比較レジ
スタ8は、最上位ビットを論理値“1”にセットし、残
りのビットを論理値“0”にセットする。更に、D/A
変換器6は、逐次比較レジスタ8のレジスタデータD5
をアナログ信号に変換する。これにより、コンパレータ
7はD/A変換器6のアナログ出力信号S2と、アナロ
グ入力端子A・INより入力されたアナログ信号S1を
比較し、比較結果D4を出力する。すなわち、アナログ
入力端子A・INから入力されたアナログ信号S1の入
力電圧がD/A変換器6から出力されたアナログ信号S
2の入力電圧より高いと判断すれば、論理値“1”を出
力し、低いと判断すれば論理値“0”を出力する。この
コンパレータ7が論理値を出力すると、制御回路9は制
御信号D2を逐次比較レジスタ8に対して出力する。こ
れにより、コンパレータ7の出力信号D4を逐次比較レ
ジスタ8の最上位ビットに入力し、逐次比較レジスタ8
の最上位ビットの次の下位ビットを論理値“1”にセッ
トする。このように、D/A変換回路6がD/A変換を
開始してから、逐次比較レジスタ8に1ビットが設定さ
れるまでの期間をA/D変換動作の1サイクルTとして
考える。
【0008】以上の動作を逐次比較レジスタ8の最上位
ビットから最下位ビットまで、即ちTのサイクルを逐次
比較レジスタ8のビット数だけ繰返す。この逐次比較レ
ジスタ8の全ビットが確定すると、制御回路9はA/D
変換終了信号D3をCPU3に対して出力することによ
り、A/D変換動作が終了する。これにより、逐次比較
レジスタ8のレジスタデータD5がマイクロコンピュー
タ1のアナログ入力端子A・INより入力されたアナロ
グ信号S1の入力電圧に対応するデジタル値として確定
する。最後に、A/D変換終了信号D3がCPU3に入
力されると、逐次比較レジスタ8のレジスタデータD5
はCPU3により引取られる。
【0009】次に、マイクロコンピュータ1に内蔵され
ている逐次比較型A/D変換回路2のA/D変換精度を
検証する動作を図7を参照して説明する。CPU3がデ
ィジタル出力D9を外部端子D・OUT1から出力する
と、D/A変換器10に入力されるので、ディジタル信
号D9をD/A変換する。このアナログ信号に変換され
た出力Sはマイクロコンピュータ1のアナログ入力端子
A・INに印加される。アナログ入力端子A・INに印
加されたアナログ値は、A/D変換回路2に入力され、
デジタル値に変換される。CPU3は、最初に出力した
ディジタル出力D9とA/D変換の変換結果D5とを演
算し、両ディジタル値の誤差が任意の範囲内なら論理値
“1”、範囲外なら論理値“0”を外部端子D・OUT
2に出力する。これにより、A/D変換精度が検証され
る。
【0010】図8は図6における遂次比較レジスタのデ
ータの遷移とA/D変換回路のアナログ入力に対するデ
ィジタル値が確定するまでに要する時間を示すタイミン
グ図でる。図8に示すように、ここではマイクロコンピ
ュータ1内部のA/D変換回路2の特性の確認に要する
時間について説明する。すなわち、ここでのタイミング
はマイクロコンピュータ1内部のA/D変換回路2の逐
次比較レジスタ8が8ビット、CPU3の出力デジタル
値D9を“3E”、制御回路9から出力されるA/D変
換タイミング信号D1の1サイクルをTとした場合、A
/D変換回路2における逐次比較レジスタ8のデータの
遷移と、A/D変換回路2においてアナログ入力に対す
るディジタル値が確定するまでに要する時間とを示して
いる。タイミングT1からT8の期間に、逐次比較レジ
スタ8の最上位ビットから最下位ビットまでが決定す
る。次に、T9のタイミングでアナログ入力に対するデ
ィジタル値が確定し、確定されたディジタル値はCPU
3により引きとられる。このように、1個の量子化レベ
ルの検証動作には、T×(分解能+1)サイクルが必要
である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロコンピュータは、内部の逐次比較型A/D変換回路に
おける逐次比較レジスタのビット数の増加に伴い、A/
D変換動作検証時間が大幅に増加する。このため、従来
のA/D変換回路内蔵マイクロコンピュータは、A/D
変換回路のA/D変換動作検証時間に多大な時間が必要
になり、多大なコストアップを招くという欠点がある。
【0012】本発明の目的は、かかるA/D変換器の精
度を短時間で検証することができるA/D変換回路内蔵
マイクロコンピュータを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のA/D変換回路
内蔵マイクロコンピュータは、同一半導体基板上にA/
D変換回路を内蔵するマイクロコンピュータにおいて、
内部システムクロックにより同期化される前記A/D変
換回路の動作タイミングを制御する手段と、所定の逐次
比較基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、前記所定
の逐次比較基準電圧と任意のアナログ電圧を比較する比
較手段と、前記比較手段の比較結果を入力する逐次比較
レジスタと、前記基準電圧発生手段に対し任意のディジ
タル信号および前記逐次比較レジスタのデータを選択的
に切り換えて入力するスイッチ手段と、前記比較手段の
比較結果を前記A/D変換回路の外部に出力する手段と
を有して構成される。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す逐次比較型
A/D変換回路内蔵マイクロコンピュータのブロック図
である。図1に示すように、本実施例はマイクロコンピ
ュータ1を形成するにあたり、A/D変換回路2と、命
令処理を実行するCPU3と、CPU3の動作を制御す
るためにCPU3に対して順次命令を与えるROM4
と、CPU3が任意のデジタル信号を出力する外部出力
端子D・OUT1と、アナログ信号を入力するアナログ
入力端子A・INと、A/D変換回路2の動作モードを
切り換える切り換え信号を入力する外部入力端子SW・
INと、A/D変換精度の検証結果D10を出力する外
部出力端子D・OUT2とを有している。特に、A/D
変換回路2は、コンパレータ7と、コンパレータ7の出
力信号D4によってデータを確定する逐次比較レジスタ
8と、A/D変換回路2の動作を制御する制御回路9
と、D/A変換器6とを有する他に、D/A変換器6に
入力するディジタル値を切り換える切換回路5を備えて
いる。
【0015】図2は図1に示すマイクロコンピュータ内
A/D変換回路のA/D変換精度を検証するためのブロ
ック構成図である。図2に示すように、ここではマイク
ロコンピュータ1の外部のディジタル出力端子D・OU
T1とアナログ入力端子A・INに、ディジタル出力信
号D・OUT1から出力される信号を入力し且つその出
力信号をアナログ入力端子A・INに入力するD/A変
換器10を接続している。このD/A変換器10はマイ
クロコンピュータ1に含まれているA/D変換回路2よ
り十分な高分解能が保証されている。
【0016】次に、図1と図2を用いて、上述したマイ
クロコンピュータ1に内蔵されているA/D変換回路2
の動作を説明する。本実施例において、通常のA/D変
換動作時は外部入力端子SW・INに論理値“1”の信
号D6を印加し、切換回路5は逐次比較レジスタ8のレ
ジスタデータD5をD/A変換器6に入力する一方、テ
スト動作時は外部入力端子SW・INに論理値“0”を
印加することで切換回路5はCPU3から出力されたデ
ィジタルデータD7をD/A変換器6に入力するような
構成になっている。
【0017】まず、通常のA/D変換動作について説明
する。A/D変換回路2では、まずCPU3よりA/D
変換スタート信号D8を制御回路9へ出力する。制御回
路9はコンパレータ7,変換比較レジスタ8,D/A変
換器6に対してそれぞれタイミング信号D1を出力し、
逐次比較レジスタ8に対しては、更に制御信号D2を出
力する。A/D変換スタート直後の制御信号D2を入力
した逐次比較レジスタ8は、最上位ビットを論理値
“1”に、また残りのビットを論理値“0”にそれぞれ
セットする。次に、逐次比較レジスタ8のレジスタデー
タD5が切換回路5を通してD/A変換器6に入力さ
れ、D/A変換器6はアナログ信号S2に変換する。次
に、コンパレータ7はD/A変換器6のアナログ出力信
号S2と、アナログ入力端子A・INより入力されたア
ナログ信号S1を比較し、アナログ入力端子A・INか
ら入力されたアナログ信号S1の入力電圧がD/A変換
器6から出力されたアナログ信号S2の入力電圧よりも
高いと判断すれば、論理値“1”を出力し、低いと判断
すれば、論理値“0”を出力する。コンパレータ7が論
理値を出力すると、制御回路9は、次に制御信号D2を
逐次比較レジスタ8に対して出力することにより、コン
パレータ7の出力信号D4を逐次比較レジスタ8の最上
位ビットに入力し、逐次比較レジスタ8の最上位ビット
の次の下位ビットを論理値“1”にセットする。
【0018】かかるD/A変換器6がD/A変換を開始
してから逐次比較レジスタ8に1ビット設定されるまで
の期間を、A/D変換動作の1サイクルTとして考え
る。以上の動作を逐次比較レジスタ8の最上位ビットか
ら最下位ビットまで、すなわちTのサイクルを逐次比較
レジスタ8のビット数だけ繰返し、逐次比較レジスタ8
の全ビットが確定すると、制御回路9がA/D変換終了
信号D3をCPU3に対して出力することによりA/D
変換動作を終了し、逐次比較レジスタ8のレジスタデー
タD5がマイクロコンピュータ1のアナログ入力端子A
・INより入力されたアナログ信号S1の入力電圧に対
応するデジタル値として確定する。A/D変換終了信号
D3がCPU3に入力されると、逐次比較レジスタ8の
レジスタデータD5はCPU3により引取られる。
【0019】次に、テスト動作について説明する。テス
ト動作時は外部入力端子SW・INに論理値“0”を印
加することにより、切換回路5はCPU3から出力され
たディジタルデータD7をD/A変換器6に入力する。
まず、切換回路5はCPU3のディジタル出力D9から
A/D変換の許容誤差の限界であるディジタル値をディ
ジタル出力D7として、D/A変換器6に入力する。
【0020】例えば、逐次比較レジスタ8が8ビット、
CPU3の出力デジタル値D9を“3E”、A/D変換
の許容誤差を±2LSBであるとした場合、ディジタル
出力D7として、CPU3の出力ディジタル値“3E”
から2LSBを増減したディジタル値“40”“3C”
を印加する。っつまり、最初にCPU3はディジタル出
力D9にA/D変換の許容誤差2LSBを減らしたディ
ジタル値“3C”を、切換回路5を介してD/A変換器
6に出力する。
【0021】次に、D/A変換器6はディジタル値D7
をアナログ信号に変換する。同時に、CPU3はディジ
タル出力D9を外部端子D・OUT1から出力し、外部
端子D・OUT1から出力されたディジタル信号はD/
A変換器10に入力される。このD/A変換器10はデ
ィジタル信号をD/A変換し、アナログ信号に変換した
出力Sをマイクロコンピュータ1のアナログ入力端子A
・INに印加する。
【0022】これにより、コンパレータ7はアナログ入
力端子A・INから入力されたアナログ信号S1と、D
/A変換器6のアナログ出力信号S2とを比較し、アナ
ログ信号S1の入力電圧がアナログ出力信号S2より高
いと判断すれば、論理値“1”を出力し、低いと判断す
れば、論理値“0”を出力する。コンパレータ7が出力
信号D4を出力すると、制御回路9はA/D変換終了信
号D3をCPU3に出力するので、CPU3はコンパレ
ータ7の出力信号D4を保存する。
【0023】ここで、A/D変換回路2に対しては、デ
ィジタル値D7としてA/D変換の許容誤差の下限値を
入力したのであるから、コンパレータ7の出力信号D4
が論理値“1”を出力すれば許容誤差範囲内、論理値
“0”を出力すれば許容誤差範囲外ということになる。
【0024】次に、CPU3はディジタル出力D9にA
/D変換の許容誤差2LSBを加えたディジタル値“4
0”を、切換回路5を介してD/A変換器6に出力する
ので、D/A変換器6はディジタル値D7をアナログ信
号に変換し、コンパレータ7に対しアナログ信号S2を
出力する。このコンパレータ7はアナログ入力端子A・
INより入力されたアナログ信号S1と、D/A変換器
6のアナログ出力信号S2とを比較し、アナログ信号S
1の入力電圧がアナログ出力信号S2の入力電圧よりも
高いと判断すれば論理値“0”を出力し、低いと判断す
れば論理値“1”を出力する。
【0025】次に、コンパレータ7が出力信号D4を出
力すると、制御回路9はA/D変換終了信号D1をCP
U3に対して出力する。CPU3は最初に出力されたコ
ンパレータ7の出力信号D4が論理値“1”、次に入力
された信号D4が論理値“0”ならば、論理値“1”で
ある検証結果D10を出力端子D・OUT2を介してマ
イクロコンピュータ1の外部に出力し、それ以外なら論
理値“0”である比較結果D10を出力端子D・OUT
2を介してマイクロコンピュータ1の外部に出力する。
【0026】図3は図1における1個の量子化レベルを
検証するために要する時間を示すタイミング図である。
図3に示すように、ここではマイクロコンピュータ1内
部のA/D変換回路2の特性の確認に要する時間につい
て、一例として、マイクロコンピュータ1内部のA/D
変換回路2における逐次比較レジスタ8が8ビット、C
PU3の出力デジタル値D9を“3E”、A/D変換精
度を±2LSB、制御回路9から出力されるA/D変換
タイミング信号D1の1サイクルをTとした場合に、1
個の量子化レベルを検証するために要する時間を示して
いる。まず、T1期間にCPU3の出力ディジタル値
“3E”に対して、2LSBを減らしたデジタル値“3
C”をアナログ変換した信号と、CPU3の出力デジタ
ル値“3E”をアナログ変換した信号を比較する。次
に、T2期間にCPU3の出力デジタル値“3E”に対
して2LSBを加えたデジタル値“40”をアナログ変
換した信号と、CPU3の出力デジタル値“3E”をア
ナログ変換した信号を比較する。このように、本実施例
による1個の量子化レベルの検証動作は、常にT×2サ
イクルで終了することが可能である。
【0027】図4は本発明の第二の実施例を示すA/D
変換回路内蔵マイクロコンピュータのブロック図であ
る。図4に示すように、本実施例のマイクロコンピュー
タ1はA/D変換回路2とCPU3およびROM4と、
CPU3が任意のデジタル信号を出力する外部出力端子
D・OUT1と、アナログ信号を入力するアナログ入力
端子A・INと、A/D変換回路2の動作モードを切換
える切換信号D6を入力する外部入力端子SW・INと
を有する。しかも、A/D変換回路2を形成するコンパ
レータ7,逐次比較レジスタ8,制御回路9,D/A変
換器6および切換回路5は、前述した第一の実施例と同
様である。本実施例が第一の実施例と比較して異なる点
は、コパレータ7の出力信号D4を外部へ出力する外部
出力端子D・OUT3を設けたことにある。
【0028】図5は図4に示すマイクロコンピュータ内
A/D変換回路の変換精度を検証するためのブロック構
成図である。図5に示すように、マイクロコンピュータ
1の内蔵A/D変換回路2におけるA/D変換精度を検
証するために、マイクロコンピュータ1の外部のディジ
タル出力端子D・OUT1とアナログ出力端子A・IN
には、ディジタル出力端子D・OUT1から出力される
信号D9を入力し且つ出力信号Sをアナログ入力端子A
・INに入力するD/A変換器10を接続する。また、
マイクロコンピュータ1に付加されているD/A変換器
10は、第一の実施例と同様である。
【0029】図4および図5に示すように、本実施例
は、A/D変換回路2のコンパレータ7の出力信号D4
を、マイクロコンピュータ1の外部にも出力する構成で
あり、またCPU3はD・OUT1だけに出力する構成
となっており、他の動作については前述した第一の実施
例と同一である。以下異なる部分に着目して、マイクロ
コンピュータ1におけるA/D変換回路2の1個の量子
化レベルを検証する動作を説明する。
【0030】まず、CPU3は任意のディジタル出力D
9を出力し、このディジタル出力D9からA/D変換の
許容誤差を減らした値、つまりA/D変換の許容誤差を
含む下限ディジタル値D7をA/D変換回路2に出力す
る。外部出力端子D・OUT1から出力されたディジタ
ル出力D9はマイクロコンピュータ1の外部に付加され
たD/A変換器10により、またA/D変換回路2に印
加されたディジタル値D7は、D/A変換器6により、
それぞれアナログ値に変換される。これらはアナログ値
S1,S2としてA/D変換回路2内のコンパレータ7
に印加され、コンパレータ7で値の大小が比較される。
コンパレータ7で比較された結果としての出力信号D4
は、外部出力端子D・OUT3を介して、マイクロコン
ピュータ1の外部に出力される。ここで、A/D変換回
路2に対しては、ディジタル値D7としてA/D変換の
許容誤差の下限値を入力したのであるから、コンパレー
タ7の出力信号D4が論理値“1”を出力すれば許容誤
差範囲内、論理値“0”を出力すれば許容誤差範囲外と
いうことになる。
【0031】次に、CPU3のディジタル出力D9から
A/D変換の許容誤差を加えた値、つまりA/D変換の
許容誤差を含む上限ディジタル値D7をA/D変換回路
2に出力する。次に、先程のディジタル値D7が下限値
である場合と同じように、コンパレータ7で比較された
結果としての出力信号D4は、外部出力端子D・OUT
3を介して、マイクロコンピュータ1の外部に出力され
る。ここで、A/D変換回路2に対しては、ディジタル
値D7としてA/D変換の許容誤差の上限値を入力した
のであるから、コンパレータ7の出力信号D4が論理値
“0”を出力すれば許容誤差範囲内、論理値“1”を出
力すれば許容誤差範囲外ということになる。
【0032】即ち、本実施例では、A/D変換の許容誤
差の限界であるディジタル値D7が上限値の場合と、A
/D変換の許容誤差の限界であるディジタルD7が下限
値の場合とのそれぞれの検証結果D4をマイクロコンピ
ュータ1の外部に出力し、マイクロコンピュータ1の外
部で確認できるため、1個の量子化レベルに対する漠然
とした検証結果ではなく、詳細な検証結果を得ることが
可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は1個の量
子化レベルを検証するために要する時間を逐次比較型A
/D変換回路における逐次比較レジスタのビット数に関
係なく一定とすることができるので、A/D変換動作の
検証時間を大幅に削減でき、検査を容易にするととも
に、低価格化を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すA/D変換回路内
蔵マイクロコンピュータのブロック図である。
【図2】図1に示すマイクロコンピュータ内A/D変換
回路の変換精度を検証するためのブロック構成図であ
る。
【図3】図1における1個の量子化レベルを検証するた
めに要する時間を示すタイミング図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示すA/D変換回路内
蔵マイクロコンピュータのブロック図である。
【図5】図4に示すマイクロコンピュータ内A/D変換
回路の変換精度を検証するためのブロック構成図であ
る。
【図6】従来の一例を示すA/D変換回路内蔵マイクロ
コンピュータのブロック図である。
【図7】図6に示すマイクロコンピュータ内A/D変換
回路の変換精度を検証するためのブロック構成図であ
る。
【図8】図6における逐次比較レジスタのデータの遷移
とA/D変換回路のアナログ入力に対するディジタル値
が確定するまでに要する時間を示すタイミング図であ
る。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 A/D変換回路 3 CPU 4 ROM 5 切換回路 6,10 D/A変換器 7 コンパレータ 8 逐次比較レジスタ 9 制御回路 D・OUT1〜D・OUT3 ディジタル信号外部出
力端子 A・IN アナログ信号外部入力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一半導体基板上にA/D変換回路を内
    蔵するマイクロコンピュータにおいて、内部システムク
    ロックにより同期化される前記A/D変換回路の動作タ
    イミングを制御する手段と、所定の逐次比較基準電圧を
    発生する基準電圧発生手段と、前記所定の逐次比較基準
    電圧と任意のアナログ電圧を比較する比較手段と、前記
    比較手段の比較結果を入力する逐次比較レジスタと、前
    記基準電圧発生手段に対し任意のディジタル信号および
    前記逐次比較レジスタのデータを選択的に切り換えて入
    力するスイッチ手段と、前記比較手段の比較結果を前記
    A/D変換回路の外部に出力する手段とを有することを
    特徴とするA/D変換回路内蔵マイクロコンピュータ。
JP4162353A 1992-06-22 1992-06-22 A/d変換回路内蔵マイクロコンピュータ Withdrawn JPH0612502A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041231A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Renesas Electronics Corp 逐次比較型AD(AnalogDigital)コンバータ及びそのテスト方法
JP2012124774A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Advantest Corp Ad変換装置およびda変換装置

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US8941521B2 (en) 2010-12-09 2015-01-27 Advantest Corporation Analog to digital converter and digital to analog converter

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