JPH0612617A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド及びその製造方法Info
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- JPH0612617A JPH0612617A JP17048692A JP17048692A JPH0612617A JP H0612617 A JPH0612617 A JP H0612617A JP 17048692 A JP17048692 A JP 17048692A JP 17048692 A JP17048692 A JP 17048692A JP H0612617 A JPH0612617 A JP H0612617A
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録再生用及びサーボトラッキング用各磁気
ギャップを一体に有する磁気ヘッドであって、両磁気ギ
ャップを容易、且つ、高精度に位置決め出来る磁気ヘッ
ド及びその製造方法を提供する。 【構成】 磁気ヘッドは、記録再生用第1磁気ギャップ
Gcを形成した第1コアチップ16と、第1磁気ギャッ
プGcに平行で、媒体摺動方向に沿って離隔して位置す
るサーボトラッキング用第2磁気ギャップGdを形成し
た第2コアチップ17とを具備する。製造方法は、第1
コアブロックをスライスして接合面に垂直な第1磁気ギ
ャップGcを設けた第1コアチップ16を形成し、薄手
のコア母材と厚手のコア母材とで形成した第2コアブロ
ックをスライスして接合面に垂直な第2磁気ギャップG
dを設けた第2コアチップ17を形成し、第1、第2コ
アチップの端面を揃えて第1、第2磁気ギャップGc、
Gdを位置決めする。
ギャップを一体に有する磁気ヘッドであって、両磁気ギ
ャップを容易、且つ、高精度に位置決め出来る磁気ヘッ
ド及びその製造方法を提供する。 【構成】 磁気ヘッドは、記録再生用第1磁気ギャップ
Gcを形成した第1コアチップ16と、第1磁気ギャッ
プGcに平行で、媒体摺動方向に沿って離隔して位置す
るサーボトラッキング用第2磁気ギャップGdを形成し
た第2コアチップ17とを具備する。製造方法は、第1
コアブロックをスライスして接合面に垂直な第1磁気ギ
ャップGcを設けた第1コアチップ16を形成し、薄手
のコア母材と厚手のコア母材とで形成した第2コアブロ
ックをスライスして接合面に垂直な第2磁気ギャップG
dを設けた第2コアチップ17を形成し、第1、第2コ
アチップの端面を揃えて第1、第2磁気ギャップGc、
Gdを位置決めする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッド及びその製造
方法に関し、詳しくは記録再生用及びサーボトラッキン
グ用各磁気ギャップを一体に有するFDD(フロッピー
・ディスク・ドライブ)装置用磁気ヘッド及びその製造
方法に関するものである。
方法に関し、詳しくは記録再生用及びサーボトラッキン
グ用各磁気ギャップを一体に有するFDD(フロッピー
・ディスク・ドライブ)装置用磁気ヘッド及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン等のFDD装置に使用する磁気
ヘッドであって、記録再生用第1磁気ギャップ及びサー
ボトラッキング用第2磁気ギャップを有する高密度記録
用のものを図4及び図5を参照して次に説明する。上記
磁気ヘッド(1)は、図4(a)(b)に示すように、
一対の磁気コアを接合一体化して媒体摺動用頂端面に記
録再生用第1磁気ギャップ(Ga)を設けた第1コアチ
ップ(2)と、一対の磁気コアを接合一体化して媒体摺
動用頂端面にサーボトラッキング用第2磁気ギャップ
(Gb)を設けた第2コアチップ(4)とを具備する。
そして、媒体摺動面にエア溝(3a)を有する第1スラ
イダ部(3)を挾んで第1、第2コアチップ(2)
(4)を接合一体化すると共に、接合した第1、第2コ
アチップ(2)(4)を更に一対の第2スライダ部
(5)(5)にて挾んで接合一体化したものである。こ
こで、第2磁気ギャップ(Gb)は第1磁気ギャップ
(Ga)に対し非平行(アジマス角δ)で、スライダ部
厚により所定距離(La)を保持してY方向に、且つ、
第1磁気ギャップ(Ga)の延長方向に第2磁気ギャッ
プ(Gb)の中心が位置するようにX方向についてそれ
ぞれ平面で縦横方向(XY方向)に相対的に位置決めし
た状態で形成される。
ヘッドであって、記録再生用第1磁気ギャップ及びサー
ボトラッキング用第2磁気ギャップを有する高密度記録
用のものを図4及び図5を参照して次に説明する。上記
磁気ヘッド(1)は、図4(a)(b)に示すように、
一対の磁気コアを接合一体化して媒体摺動用頂端面に記
録再生用第1磁気ギャップ(Ga)を設けた第1コアチ
ップ(2)と、一対の磁気コアを接合一体化して媒体摺
動用頂端面にサーボトラッキング用第2磁気ギャップ
(Gb)を設けた第2コアチップ(4)とを具備する。
そして、媒体摺動面にエア溝(3a)を有する第1スラ
イダ部(3)を挾んで第1、第2コアチップ(2)
(4)を接合一体化すると共に、接合した第1、第2コ
アチップ(2)(4)を更に一対の第2スライダ部
(5)(5)にて挾んで接合一体化したものである。こ
こで、第2磁気ギャップ(Gb)は第1磁気ギャップ
(Ga)に対し非平行(アジマス角δ)で、スライダ部
厚により所定距離(La)を保持してY方向に、且つ、
第1磁気ギャップ(Ga)の延長方向に第2磁気ギャッ
プ(Gb)の中心が位置するようにX方向についてそれ
ぞれ平面で縦横方向(XY方向)に相対的に位置決めし
た状態で形成される。
【0003】上記構成によれば、予め磁気記録媒体であ
るフロッピーディスクにトラック幅が500μm程度で
深層のヘッド位置決めサーボ信号を書き込んでおき、第
2磁気ギャップ(Gb)によりサーボ信号を読み取って
媒体上でヘッド位置決めしながら第1磁気ヘッド(G
a)により所定のトラックにデータ信号を記録又は再生
していく。この時、上述し、又、図3(b)に示すよう
に、第2磁気ギャップ(Gb)は第1磁気ギャップ(G
a)に対しアジマス角(δ)をもって非平行に位置して
いるため、第2磁気ギャップ(Gb)が誤ってデータ信
号を読み出したり、或いは、逆に、第1磁気ギャップ
(Ga)が誤ってサーボ信号を読み出したりすることが
なく、ノイズ発生等を未然に防止出来る。いわゆる再生
時のギャップアジマス損失をクロストーク防止のため積
極的に活用したものである。
るフロッピーディスクにトラック幅が500μm程度で
深層のヘッド位置決めサーボ信号を書き込んでおき、第
2磁気ギャップ(Gb)によりサーボ信号を読み取って
媒体上でヘッド位置決めしながら第1磁気ヘッド(G
a)により所定のトラックにデータ信号を記録又は再生
していく。この時、上述し、又、図3(b)に示すよう
に、第2磁気ギャップ(Gb)は第1磁気ギャップ(G
a)に対しアジマス角(δ)をもって非平行に位置して
いるため、第2磁気ギャップ(Gb)が誤ってデータ信
号を読み出したり、或いは、逆に、第1磁気ギャップ
(Ga)が誤ってサーボ信号を読み出したりすることが
なく、ノイズ発生等を未然に防止出来る。いわゆる再生
時のギャップアジマス損失をクロストーク防止のため積
極的に活用したものである。
【0004】次に、上記磁気ヘッド(1)を製造するに
際しては、図5に示すように、巻線窓(10a)を有す
る一対のコア母材(7)(8)を樹脂やガラス(9)等
により溶着して接合一体化し、記録再生磁気ギャップ用
第1コアブロック(10)を形成する。同様に、巻線窓
(14a)を有する一対のコア母材(11)(12)を
樹脂やガラス(13)等により溶着して接合一体化し、
サーボトラッキング磁気ギャップ用第2コアブロック
(14)を形成する。そして、第1コアブロック(1
0)を図示鎖線に沿って接合面(Pa)に垂直に定ピッ
チでスライスすると共に、第2コアブロック(14)を
同様に図示鎖線に沿って接合面(Pb)に対し一定の角
度(90−δ)をもって定ピッチで斜めにスライスし、
それぞれ第1、第2各コアチップ(2)(4)を形成す
る。そこで、例えば図4(b)に示すように、スライス
後の直方体状第1コアチップ(2)及び略菱型状第2コ
アチップ(4)により第1スライダ部(3)を挾んだ状
態で各端面(Fa)(Fb)を位置決め用壁板(15)
に弾圧的に当接させ、スライダ部厚によりY方向に、且
つ、第1磁気ギャップ(Ga)の延長方向に第2磁気ギ
ャップ(Gb)の中心が位置するようにX方向について
それぞれ位置決めする。そして、第1スライダ部(3)
を挾んで第1、第2各磁気ギャップ(Ga)(Gb)を
位置決めした状態で、第1、第2各コアチップ(2)
(4)を接合一体化する。更に、第2スライダ部(5)
(5)にて所定構造に接合一体化すると共に、第1、第
2コアチップ(2)(4)の端面(Fa)(Fb)を研
削して平坦化しておく。
際しては、図5に示すように、巻線窓(10a)を有す
る一対のコア母材(7)(8)を樹脂やガラス(9)等
により溶着して接合一体化し、記録再生磁気ギャップ用
第1コアブロック(10)を形成する。同様に、巻線窓
(14a)を有する一対のコア母材(11)(12)を
樹脂やガラス(13)等により溶着して接合一体化し、
サーボトラッキング磁気ギャップ用第2コアブロック
(14)を形成する。そして、第1コアブロック(1
0)を図示鎖線に沿って接合面(Pa)に垂直に定ピッ
チでスライスすると共に、第2コアブロック(14)を
同様に図示鎖線に沿って接合面(Pb)に対し一定の角
度(90−δ)をもって定ピッチで斜めにスライスし、
それぞれ第1、第2各コアチップ(2)(4)を形成す
る。そこで、例えば図4(b)に示すように、スライス
後の直方体状第1コアチップ(2)及び略菱型状第2コ
アチップ(4)により第1スライダ部(3)を挾んだ状
態で各端面(Fa)(Fb)を位置決め用壁板(15)
に弾圧的に当接させ、スライダ部厚によりY方向に、且
つ、第1磁気ギャップ(Ga)の延長方向に第2磁気ギ
ャップ(Gb)の中心が位置するようにX方向について
それぞれ位置決めする。そして、第1スライダ部(3)
を挾んで第1、第2各磁気ギャップ(Ga)(Gb)を
位置決めした状態で、第1、第2各コアチップ(2)
(4)を接合一体化する。更に、第2スライダ部(5)
(5)にて所定構造に接合一体化すると共に、第1、第
2コアチップ(2)(4)の端面(Fa)(Fb)を研
削して平坦化しておく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、第1、第2各磁気ギャップ(Ga)(Gb)を位置
決めする際、スライス後の第2コアチップ(4)の端面
(Fb)を位置決め用壁板(15)に弾圧的に当接させ
ると、その端面(Fb)は菱型の鋭角部になっており、
且つ、フェライト製であるため、欠け易く、特にX方向
で数μmの範囲で高精度の位置決めが困難になる点であ
る。予め鋭角部を除去しようとしても完全には除去しき
れず、依然として高精度の位置決めが困難である。又、
ヘッド製造後に第1、第2コアチップ(2)(4)の端
面(Fa)(Fb)を研削して平坦化する必要があり、
余分の工数が多くなる。
は、第1、第2各磁気ギャップ(Ga)(Gb)を位置
決めする際、スライス後の第2コアチップ(4)の端面
(Fb)を位置決め用壁板(15)に弾圧的に当接させ
ると、その端面(Fb)は菱型の鋭角部になっており、
且つ、フェライト製であるため、欠け易く、特にX方向
で数μmの範囲で高精度の位置決めが困難になる点であ
る。予め鋭角部を除去しようとしても完全には除去しき
れず、依然として高精度の位置決めが困難である。又、
ヘッド製造後に第1、第2コアチップ(2)(4)の端
面(Fa)(Fb)を研削して平坦化する必要があり、
余分の工数が多くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ヘッドと
して、一対の磁気コアを接合一体化して媒体摺動用頂端
面に記録再生用第1磁気ギャップを形成した第1コアチ
ップと、一対の磁気コアを接合一体化して媒体摺動用頂
端面に上記第1磁気ギャップに平行で、且つ、媒体摺動
方向に沿って所定距離、離隔して位置するサーボトラッ
キング用第2磁気ギャップを形成すると共に、媒体摺動
面にエア溝を有する第1スライダ部を挾んで上記第1コ
アチップに接合一体化した第2コアチップと、接合した
上記第1、第2コアチップを挾んで接合一体化した一対
の第2スライダ部とを具備したことを特徴とし、又、第
1、第2磁気ギャップの平行離隔距離は0mmよりも大
きくて3mmよりも小さいことを特徴とする。
して、一対の磁気コアを接合一体化して媒体摺動用頂端
面に記録再生用第1磁気ギャップを形成した第1コアチ
ップと、一対の磁気コアを接合一体化して媒体摺動用頂
端面に上記第1磁気ギャップに平行で、且つ、媒体摺動
方向に沿って所定距離、離隔して位置するサーボトラッ
キング用第2磁気ギャップを形成すると共に、媒体摺動
面にエア溝を有する第1スライダ部を挾んで上記第1コ
アチップに接合一体化した第2コアチップと、接合した
上記第1、第2コアチップを挾んで接合一体化した一対
の第2スライダ部とを具備したことを特徴とし、又、第
1、第2磁気ギャップの平行離隔距離は0mmよりも大
きくて3mmよりも小さいことを特徴とする。
【0007】又、その製造方法として、略等厚の第1、
第2コア母材を突き合わせて接合一体化して第1コアブ
ロックを形成した後、短手方向に沿って定ピッチで、且
つ、接合面に垂直にスライスして頂端面に記録再生用第
1磁気ギャップを設けた第1コアチップを形成する工程
と、薄手の第3コア母材と厚手の第4コア母材とを突き
合わせて接合一体化して第2コアブロックを形成した
後、短手方向に沿って定ピッチで、且つ、接合面に垂直
にスライスして頂端面にサーボトラッキング用第2磁気
ギャップを設けた第2コアチップを形成する工程と、媒
体摺動面にエア溝を有するスライダ部を挾み、第1、第
2磁気ギャップを平行で、且つ、媒体摺動方向に沿って
所定距離、離隔して位置決めした状態で第1、第2コア
チップを接合一体化する工程と、接合した第1、第2コ
アチップを一対の第2スライダ部にて挾んで接合一体化
する工程とを含むことを特徴とする。
第2コア母材を突き合わせて接合一体化して第1コアブ
ロックを形成した後、短手方向に沿って定ピッチで、且
つ、接合面に垂直にスライスして頂端面に記録再生用第
1磁気ギャップを設けた第1コアチップを形成する工程
と、薄手の第3コア母材と厚手の第4コア母材とを突き
合わせて接合一体化して第2コアブロックを形成した
後、短手方向に沿って定ピッチで、且つ、接合面に垂直
にスライスして頂端面にサーボトラッキング用第2磁気
ギャップを設けた第2コアチップを形成する工程と、媒
体摺動面にエア溝を有するスライダ部を挾み、第1、第
2磁気ギャップを平行で、且つ、媒体摺動方向に沿って
所定距離、離隔して位置決めした状態で第1、第2コア
チップを接合一体化する工程と、接合した第1、第2コ
アチップを一対の第2スライダ部にて挾んで接合一体化
する工程とを含むことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、記録再生用第1磁気
ギャップとサーボトラッキング用第2磁気ギャップを一
体に有するFDD用磁気ヘッドにおいて、両ギャップを
平行に、且つ、媒体摺動方向に沿って所定距離、離隔し
た状態で第1スライダ部を挾んで接合一体化する工程
で、各磁気ギャップを形成する第1、第2各コアチップ
の各端面が共に磁気ギャップに平行に保持され、その平
坦な各端面を位置決め用壁板に当接して両磁気ギャップ
をXY方向についてそれぞれ位置決めすることができ
る。且つ、記録媒体であるフロッピーディスク上で第1
磁気ギャップの方向は常に媒体中心を通る一方、第2磁
気ギャップの方向は常に媒体中心から外れて通り、結
局、トラック上記録方向及びデータ信号とサーボ信号の
両ギャップ間にアジマス角が生じる。
ギャップとサーボトラッキング用第2磁気ギャップを一
体に有するFDD用磁気ヘッドにおいて、両ギャップを
平行に、且つ、媒体摺動方向に沿って所定距離、離隔し
た状態で第1スライダ部を挾んで接合一体化する工程
で、各磁気ギャップを形成する第1、第2各コアチップ
の各端面が共に磁気ギャップに平行に保持され、その平
坦な各端面を位置決め用壁板に当接して両磁気ギャップ
をXY方向についてそれぞれ位置決めすることができ
る。且つ、記録媒体であるフロッピーディスク上で第1
磁気ギャップの方向は常に媒体中心を通る一方、第2磁
気ギャップの方向は常に媒体中心から外れて通り、結
局、トラック上記録方向及びデータ信号とサーボ信号の
両ギャップ間にアジマス角が生じる。
【0009】
【実施例】本発明に係る磁気ヘッド及びその製造方法の
実施例を図1乃至図3を参照して以下に説明する。まず
図1(a)(b)において(16)(17)は第1、第
2コアチップ、(18)(19)(19)は第1、第2
スライダ部である。上記第1、第2コアチップ(16)
(17)はそれぞれ各一対の磁気コアを接合一体化して
なり、その媒体摺動用頂端面に記録再生用及びサーボト
ラッキング用第1、第2磁気ギャップ(Gc)(Gd)
をそれぞれ形成すると共に、媒体摺動面にエア溝(18
a)を有する第1スライダ部(18)を挾んで接合一体
化する。上記第1、第2磁気ギャップ(Gc)(Gd)
は平行で、スライダ部厚によりY方向に、且つ、X方向
(媒体摺動方向)に沿って所定距離(Lo)(例えば0
mmよりも大きくて3mmよりも小さい範囲)、離隔し
て位置決めされる。そして、接合一体化した第1、第2
コアチップ(16)(17)を第2スライダ部(19)
(19)にて挾んで接合一体化すると、磁気ヘッド(2
0)が形成される。
実施例を図1乃至図3を参照して以下に説明する。まず
図1(a)(b)において(16)(17)は第1、第
2コアチップ、(18)(19)(19)は第1、第2
スライダ部である。上記第1、第2コアチップ(16)
(17)はそれぞれ各一対の磁気コアを接合一体化して
なり、その媒体摺動用頂端面に記録再生用及びサーボト
ラッキング用第1、第2磁気ギャップ(Gc)(Gd)
をそれぞれ形成すると共に、媒体摺動面にエア溝(18
a)を有する第1スライダ部(18)を挾んで接合一体
化する。上記第1、第2磁気ギャップ(Gc)(Gd)
は平行で、スライダ部厚によりY方向に、且つ、X方向
(媒体摺動方向)に沿って所定距離(Lo)(例えば0
mmよりも大きくて3mmよりも小さい範囲)、離隔し
て位置決めされる。そして、接合一体化した第1、第2
コアチップ(16)(17)を第2スライダ部(19)
(19)にて挾んで接合一体化すると、磁気ヘッド(2
0)が形成される。
【0010】上記磁気ヘッド(20)を製造するに際し
ては、図2に示すように、まず巻線窓(23a)を有す
る略等厚(Lc)の第1、第2コア母材(21)(2
2)をガラス溶着等にて接合一体化して第1コアブロッ
ク(23)を形成する。同様に、薄手(厚さLd)の第
3コア母材(24)と、巻線窓(26a)を有する厚手
の第4コア母材(25)とをガラス溶着等にて接合一体
化して第2コアブロック(26)を形成する。そして、
第1、第2各コアブロック(23)(26)をそれぞれ
短手方向に沿って定ピッチで、且つ、接合面(Pc)
(Pd)に垂直にスライスし、第1、第2各コアチップ
(16)(17)を得る。そこで、第1、第2各コアチ
ップ(16)(17)の各端面(Fc)(Fd)は磁気
ギャップ(Gc)(Gd)に平行に保持されており、そ
の状態で、図1(b)に示すように、第1スライダ部
(18)を第1、第2各コアチップ(16)(17)に
より挾み、上記各端面(Fc)(Fd)を位置決め用壁
板(27)に弾圧的に当接させる。そうすると、各端面
(Fc)(Fd)は平坦であるため、当接だけで容易に
磁気ギャップ(Gc)(Gd)をX方向に所定距離(L
o)だけ離隔して、且つ、高精度に位置決め出来、その
状態で第1、第2各コアチップ(16)(17)を第1
スライダ部(18)を挾んで接合一体化する。そして、
更に、接合した第1、第2各コアチップ(16)(1
7)を第2スライダ部(19)(19)により挾んで接
合一体化する。この時、上記各端面(Fc)(Fd)は
共に平坦であるため、後工程で研削して平坦化する等の
余分の工数を省略出来る。
ては、図2に示すように、まず巻線窓(23a)を有す
る略等厚(Lc)の第1、第2コア母材(21)(2
2)をガラス溶着等にて接合一体化して第1コアブロッ
ク(23)を形成する。同様に、薄手(厚さLd)の第
3コア母材(24)と、巻線窓(26a)を有する厚手
の第4コア母材(25)とをガラス溶着等にて接合一体
化して第2コアブロック(26)を形成する。そして、
第1、第2各コアブロック(23)(26)をそれぞれ
短手方向に沿って定ピッチで、且つ、接合面(Pc)
(Pd)に垂直にスライスし、第1、第2各コアチップ
(16)(17)を得る。そこで、第1、第2各コアチ
ップ(16)(17)の各端面(Fc)(Fd)は磁気
ギャップ(Gc)(Gd)に平行に保持されており、そ
の状態で、図1(b)に示すように、第1スライダ部
(18)を第1、第2各コアチップ(16)(17)に
より挾み、上記各端面(Fc)(Fd)を位置決め用壁
板(27)に弾圧的に当接させる。そうすると、各端面
(Fc)(Fd)は平坦であるため、当接だけで容易に
磁気ギャップ(Gc)(Gd)をX方向に所定距離(L
o)だけ離隔して、且つ、高精度に位置決め出来、その
状態で第1、第2各コアチップ(16)(17)を第1
スライダ部(18)を挾んで接合一体化する。そして、
更に、接合した第1、第2各コアチップ(16)(1
7)を第2スライダ部(19)(19)により挾んで接
合一体化する。この時、上記各端面(Fc)(Fd)は
共に平坦であるため、後工程で研削して平坦化する等の
余分の工数を省略出来る。
【0011】上記構成に基づき本発明に係る磁気ヘッド
(20)の動作を次に説明する。まず図3(a)に示す
ように、予め第2磁気ギャップ(Gd)により深層のヘ
ッド位置決めサーボ信号を記録媒体であるフロッピーデ
ィスクに書き込んでおき、サーボ信号を第2磁気ギャッ
プ(Gd)により読み取ってヘッド位置決めしながら第
1磁気ギャップ(Gc)によりデータ信号を書き込んで
いく。そうすると、データ信号の延長線は半径方向で常
に媒体中心(O)を通り、半径上に位置する一方、第2
磁気ギャップ(Gd)は第1磁気ギャップ(Gc)から
所定距離、媒体摺動方向に沿って離隔して位置してい
る。そのため、サーボ信号の延長方向は媒体中心(O)
を通ることはなく、半径方向に対して常に角度(θ)だ
け傾斜しており、サーボ信号はデータ信号に対して所定
角度(θ)だけ傾斜して書き込まれる。(尚、この場
合、角度(θ)はサーボトラック半径(R)と一定のず
れ距離(Lo)との逆正接で決まるため、半径(R)が
変わる毎に角度(θ)も変わり、サーボトラックの隣接
クロストークを防止出来る。)そこで、アジマス角を設
けた場合と同様、第2磁気ギャップ(Gd)が誤ってデ
ータ信号を読み出したり、或いは、逆に、第1磁気ギャ
ップ(Gc)がサーボ信号を読み出したりすることがそ
れぞれなくなる。
(20)の動作を次に説明する。まず図3(a)に示す
ように、予め第2磁気ギャップ(Gd)により深層のヘ
ッド位置決めサーボ信号を記録媒体であるフロッピーデ
ィスクに書き込んでおき、サーボ信号を第2磁気ギャッ
プ(Gd)により読み取ってヘッド位置決めしながら第
1磁気ギャップ(Gc)によりデータ信号を書き込んで
いく。そうすると、データ信号の延長線は半径方向で常
に媒体中心(O)を通り、半径上に位置する一方、第2
磁気ギャップ(Gd)は第1磁気ギャップ(Gc)から
所定距離、媒体摺動方向に沿って離隔して位置してい
る。そのため、サーボ信号の延長方向は媒体中心(O)
を通ることはなく、半径方向に対して常に角度(θ)だ
け傾斜しており、サーボ信号はデータ信号に対して所定
角度(θ)だけ傾斜して書き込まれる。(尚、この場
合、角度(θ)はサーボトラック半径(R)と一定のず
れ距離(Lo)との逆正接で決まるため、半径(R)が
変わる毎に角度(θ)も変わり、サーボトラックの隣接
クロストークを防止出来る。)そこで、アジマス角を設
けた場合と同様、第2磁気ギャップ(Gd)が誤ってデ
ータ信号を読み出したり、或いは、逆に、第1磁気ギャ
ップ(Gc)がサーボ信号を読み出したりすることがそ
れぞれなくなる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、記録再生用第1磁気ギ
ャップ及びサーボトラッキング用第2磁気ギャップを一
体に有するFDD用磁気ヘッドにおいて、第2磁気ギャ
ップを第1磁気ギャップに対し平行で、且つ、媒体摺動
方向に沿って所定距離、離隔して配置したから、両磁気
ギャップが平行になってその位置決めが容易となって高
精度の位置決めが可能となる。又、第2磁気ギャップは
媒体中心から常に所定距離だけ外れているため、媒体中
心に対して常に所定角度、傾斜してサーボ信号が書き込
まれ、第1磁気ギャップとの間で信号の誤読み取りが生
じない。又、ヘッド製造後にコアチップの端面を平坦化
する必要がなくなって工数が低減される。
ャップ及びサーボトラッキング用第2磁気ギャップを一
体に有するFDD用磁気ヘッドにおいて、第2磁気ギャ
ップを第1磁気ギャップに対し平行で、且つ、媒体摺動
方向に沿って所定距離、離隔して配置したから、両磁気
ギャップが平行になってその位置決めが容易となって高
精度の位置決めが可能となる。又、第2磁気ギャップは
媒体中心から常に所定距離だけ外れているため、媒体中
心に対して常に所定角度、傾斜してサーボ信号が書き込
まれ、第1磁気ギャップとの間で信号の誤読み取りが生
じない。又、ヘッド製造後にコアチップの端面を平坦化
する必要がなくなって工数が低減される。
【図1】(a)は本発明に係る磁気ヘッドの実施例を示
す斜視図である。(b)は本発明に係る磁気ヘッドの実
施例を示す平面図である。
す斜視図である。(b)は本発明に係る磁気ヘッドの実
施例を示す平面図である。
【図2】本発明に係る磁気ヘッドの製造方法の実施例を
示すコアブロックの斜視図である。
示すコアブロックの斜視図である。
【図3】(a)は本発明に係る磁気ヘッドの動作を示す
データ信号及びサーボ信号の部分トラック図である。
(b)は従来の磁気ヘッドの動作を示すデータ信号及び
サーボ信号の部分トラック図である。
データ信号及びサーボ信号の部分トラック図である。
(b)は従来の磁気ヘッドの動作を示すデータ信号及び
サーボ信号の部分トラック図である。
【図4】(a)は従来のFDD用磁気ヘッドの一例を示
す斜視図である。(b)は従来のFDD用磁気ヘッドの
一例を示す平面図である。
す斜視図である。(b)は従来のFDD用磁気ヘッドの
一例を示す平面図である。
【図5】従来のFDD用磁気ヘッドの製造方法の一例を
示すコアブロックの斜視図である。
示すコアブロックの斜視図である。
16 第1コアチップ 17 第2コアチップ 18 第1スライダ部 18a エア溝 19 第2スライダ部 Gc 第1磁気ギャップ Gd 第2磁気ギャップ
Claims (3)
- 【請求項1】 一対の磁気コアを接合一体化して媒体摺
動用頂端面に記録再生用第1磁気ギャップを形成した第
1コアチップと、一対の磁気コアを接合一体化して媒体
摺動用頂端面に上記第1磁気ギャップに平行で、且つ、
媒体摺動方向に沿って所定距離、離隔して位置するサー
ボトラッキング用第2磁気ギャップを形成すると共に、
媒体摺動面にエア溝を有する第1スライダ部を挾んで上
記第1コアチップに接合一体化した第2コアチップと、
接合した上記第1、第2コアチップを挾んで接合一体化
した一対の第2スライダ部とを具備したことを特徴とす
る磁気ヘッド。 - 【請求項2】 第1、第2磁気ギャップの平行離隔距離
は0mmよりも大きくて3mmよりも小さいことを特徴
とする請求項1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】 略等厚の第1、第2コア母材を突き合わ
せて接合一体化して第1コアブロックを形成した後、短
手方向に沿って定ピッチで、且つ、接合面に垂直にスラ
イスして頂端面に記録再生用第1磁気ギャップを設けた
第1コアチップを形成する工程と、薄手の第3コア母材
と厚手の第4コア母材とを突き合わせて接合一体化して
第2コアブロックを形成した後、短手方向に沿って定ピ
ッチで、且つ、接合面に垂直にスライスして頂端面にサ
ーボトラッキング用第2磁気ギャップを設けた第2コア
チップを形成する工程と、媒体摺動面にエア溝を有する
第1スライダ部を挾み、端面を揃えて第1、第2磁気ギ
ャップを平行で、且つ、媒体摺動方向に沿って所定距
離、離隔して位置決めした状態で第1、第2コアチップ
を接合一体化する工程と、接合した第1、第2コアチッ
プを一対の第2スライダ部にて挾んで接合一体化する工
程とを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の磁気
ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17048692A JPH0612617A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17048692A JPH0612617A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612617A true JPH0612617A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15905850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17048692A Withdrawn JPH0612617A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612617A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5831799A (en) * | 1996-07-30 | 1998-11-03 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Magnetic head for use with a floppy disk device |
| US6590829B2 (en) | 2001-03-06 | 2003-07-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor integrated circuit |
| US6891775B2 (en) | 2003-09-29 | 2005-05-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Asynchronous pseudo SRAM |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP17048692A patent/JPH0612617A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5831799A (en) * | 1996-07-30 | 1998-11-03 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Magnetic head for use with a floppy disk device |
| US6590829B2 (en) | 2001-03-06 | 2003-07-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor integrated circuit |
| US6891775B2 (en) | 2003-09-29 | 2005-05-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Asynchronous pseudo SRAM |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |