JPH0612695B2 - スラブ材の誘導加熱装置 - Google Patents
スラブ材の誘導加熱装置Info
- Publication number
- JPH0612695B2 JPH0612695B2 JP22456187A JP22456187A JPH0612695B2 JP H0612695 B2 JPH0612695 B2 JP H0612695B2 JP 22456187 A JP22456187 A JP 22456187A JP 22456187 A JP22456187 A JP 22456187A JP H0612695 B2 JPH0612695 B2 JP H0612695B2
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- Japan
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- slab
- slab material
- heating coil
- induction heating
- heat insulating
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、金属スラブ材を、熱間圧延機に供給する前
工程で、スラブ材を均一な温度に誘導加熱するためのス
ラブ材の誘導加熱装置に関するものである。
工程で、スラブ材を均一な温度に誘導加熱するためのス
ラブ材の誘導加熱装置に関するものである。
第3図、第4図は、例えば米国特許第3,485,983号公報
(Dec.23.1969)に示された従来のスラブ材の誘導加熱装
置を示し、図において、加熱コイル(1)がスラブ材(2)の
側周を囲んでおり、加熱コイル(1)の内側には耐火断熱
材(3)が取付けられている。また、天井耐火断熱材(4)が
炉蓋(5)の内側に配設されている。(6)はスラブ支持台で
ある。なお(2a)はスラブ端部を示す。第5図は第4図に
示すスラブ材よりスラブ長の短いスラブ材を加熱する場
合を示す。
(Dec.23.1969)に示された従来のスラブ材の誘導加熱装
置を示し、図において、加熱コイル(1)がスラブ材(2)の
側周を囲んでおり、加熱コイル(1)の内側には耐火断熱
材(3)が取付けられている。また、天井耐火断熱材(4)が
炉蓋(5)の内側に配設されている。(6)はスラブ支持台で
ある。なお(2a)はスラブ端部を示す。第5図は第4図に
示すスラブ材よりスラブ長の短いスラブ材を加熱する場
合を示す。
加熱コイル(1)は、スラブ材(2)の一番長い辺と一番短い
辺でできる長方形の周囲を、長い辺と平行になるように
巻き、巻いた軸線が鉛直になるように配設されている。
加熱コイル(1)の内側には、耐火断熱材(3)が取付けられ
ている。さらに上部には天井耐火断熱材(4)が炉蓋(5)に
取付けられている。以上の構成により、スラブ材(2)は
加熱コイル(1)の下部の長方形開口部からスラブ支持台
(6)の上部に乗せられて加熱コイル(1)の内部に入り、静
止加熱される。加熱後、スラブ支持台(6)が下降し、ス
ラブ材(2)は、加熱コイル(1)の外部に取り出される。ス
ラブ材(2)を囲む加熱コイル(1)に交流電流を通じると、
スラブ材(2)の表面に誘導電流が流れ、スラブ外表面か
ら電流浸透深さ(δ)の層で主に発熱する。(δ)層よ
りスラブ材内部に対しては熱伝導により熱が供給される
が、スラブ材(2)の外部にある耐火断熱材(3)(4)に対し
てはスラブ表面から熱放射が起こる。このスラブ材(2)
の表面から耐火断熱材(3)(4)に放射された熱の一部は耐
火断熱材(3)(4)に熱吸収され、残りはスラブ材(2)に戻
り、さらに、再び耐火断熱材(3)(4)に放射され、相互に
影響を及ぼし合う。スラブ材(2)の温度が均一になるよ
うに誘導加熱するには、スラブ材(2)の周囲の耐火断熱
材の材質、厚さおよびスラブ材形状と周囲耐火断熱材と
の相対的位置関係が重要な要素となる。本例の場合は耐
火断熱材(3)(4)の材質はどの位置も同じ材質、厚さとし
ているので、重要な要素は、スラブ材(2)の形状と周囲
の耐火断熱材(3)(4)との相対的位置関係となる。
辺でできる長方形の周囲を、長い辺と平行になるように
巻き、巻いた軸線が鉛直になるように配設されている。
加熱コイル(1)の内側には、耐火断熱材(3)が取付けられ
ている。さらに上部には天井耐火断熱材(4)が炉蓋(5)に
取付けられている。以上の構成により、スラブ材(2)は
加熱コイル(1)の下部の長方形開口部からスラブ支持台
(6)の上部に乗せられて加熱コイル(1)の内部に入り、静
止加熱される。加熱後、スラブ支持台(6)が下降し、ス
ラブ材(2)は、加熱コイル(1)の外部に取り出される。ス
ラブ材(2)を囲む加熱コイル(1)に交流電流を通じると、
スラブ材(2)の表面に誘導電流が流れ、スラブ外表面か
ら電流浸透深さ(δ)の層で主に発熱する。(δ)層よ
りスラブ材内部に対しては熱伝導により熱が供給される
が、スラブ材(2)の外部にある耐火断熱材(3)(4)に対し
てはスラブ表面から熱放射が起こる。このスラブ材(2)
の表面から耐火断熱材(3)(4)に放射された熱の一部は耐
火断熱材(3)(4)に熱吸収され、残りはスラブ材(2)に戻
り、さらに、再び耐火断熱材(3)(4)に放射され、相互に
影響を及ぼし合う。スラブ材(2)の温度が均一になるよ
うに誘導加熱するには、スラブ材(2)の周囲の耐火断熱
材の材質、厚さおよびスラブ材形状と周囲耐火断熱材と
の相対的位置関係が重要な要素となる。本例の場合は耐
火断熱材(3)(4)の材質はどの位置も同じ材質、厚さとし
ているので、重要な要素は、スラブ材(2)の形状と周囲
の耐火断熱材(3)(4)との相対的位置関係となる。
一方、誘導加熱されるスラブ材(2)の前工程であるスラ
ブ材(2)の製造方法は、連続鋳造される場合が多い。連
続鋳造は、スラブの厚さ(スラブの一番短い辺)および
スラブの幅(スラブの二番目に長い辺)を一定にしたノ
ズルから連続鋳造され、定尺のスラブの長さ(スラブの
一番長い辺)に切断されて誘導加熱の工程に送られて来
るのが一般的であるが、あるロットのスラブを連続鋳造
して定尺切断すると、ロットの最後は定尺材よりスラブ
長さの短いスラブ材ができる。
ブ材(2)の製造方法は、連続鋳造される場合が多い。連
続鋳造は、スラブの厚さ(スラブの一番短い辺)および
スラブの幅(スラブの二番目に長い辺)を一定にしたノ
ズルから連続鋳造され、定尺のスラブの長さ(スラブの
一番長い辺)に切断されて誘導加熱の工程に送られて来
るのが一般的であるが、あるロットのスラブを連続鋳造
して定尺切断すると、ロットの最後は定尺材よりスラブ
長さの短いスラブ材ができる。
第5図に示すように、長さの短いスラブ材(2)を加熱コ
イル(1)の中に入れると、長さの短いスラブ材(2)の端部
(2a)と耐火断熱材(3)との距離は、定尺長さのスラブ材
のそれに比べ明らかに離れている。このように、スラブ
材端部(2a)と耐火断熱材(3)の距離が離れると、スラブ
材端部(2a)の表面から放射する熱を受ける耐火断熱材
(3)(4)の面積が増しているため、耐火断熱材(3)が吸収
する熱量が大きくなる。したがって、定尺材よりスラブ
長の短いスラブ材(2)を加熱すると、スラブ端部(2a)の
温度が低下する。
イル(1)の中に入れると、長さの短いスラブ材(2)の端部
(2a)と耐火断熱材(3)との距離は、定尺長さのスラブ材
のそれに比べ明らかに離れている。このように、スラブ
材端部(2a)と耐火断熱材(3)の距離が離れると、スラブ
材端部(2a)の表面から放射する熱を受ける耐火断熱材
(3)(4)の面積が増しているため、耐火断熱材(3)が吸収
する熱量が大きくなる。したがって、定尺材よりスラブ
長の短いスラブ材(2)を加熱すると、スラブ端部(2a)の
温度が低下する。
従来のスラブ材の誘導加熱装置は以上のように構成され
ているので、定尺よりも長さの短いスラブ材を誘導加熱
すると、耐火断熱材の受熱面積が増し、スラブ材端部か
らの熱放射量が増すこととなり、スラブ端部の温度低下
を生ずるという問題点があった。
ているので、定尺よりも長さの短いスラブ材を誘導加熱
すると、耐火断熱材の受熱面積が増し、スラブ材端部か
らの熱放射量が増すこととなり、スラブ端部の温度低下
を生ずるという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、スラブ材の長さが変わったときにもスラブ端
部の温度低下が起こらないスラブ材の誘導加熱装置を得
ることを目的とする。
たもので、スラブ材の長さが変わったときにもスラブ端
部の温度低下が起こらないスラブ材の誘導加熱装置を得
ることを目的とする。
この発明に係るスラブ材の誘導加熱装置は、スラブ材の
一番長い辺の両端部もしくは片端部に対向して、スラブ
の長さに応じてスラブ長さ方向に移動できる可動耐火断
熱材が設けられている。
一番長い辺の両端部もしくは片端部に対向して、スラブ
の長さに応じてスラブ長さ方向に移動できる可動耐火断
熱材が設けられている。
この発明においては、スラブ材の長さが変わった場合、
スラブ端部から常に一定の距離になるように可動耐火断
熱材を移動することにより、スラブ端部表面から放射す
る熱を受ける耐火断熱材の面積がいつも同程度の大きさ
となり、スラブ端部の温度低下を防止する。
スラブ端部から常に一定の距離になるように可動耐火断
熱材を移動することにより、スラブ端部表面から放射す
る熱を受ける耐火断熱材の面積がいつも同程度の大きさ
となり、スラブ端部の温度低下を防止する。
第1図、第2図はこの発明の一実施例を示し、1対の可
動耐火断熱材(7)がそれぞれ支持棒(8)に支持されて加熱
コイル(1)内に配置されており、支持棒(8)の上端部は炉
蓋(5)の上部に設けた台車(9)に結合されている。台車
(9)には車輪(10)が備えられていて、レール(11)上を図
で左右方向に移動することができる。
動耐火断熱材(7)がそれぞれ支持棒(8)に支持されて加熱
コイル(1)内に配置されており、支持棒(8)の上端部は炉
蓋(5)の上部に設けた台車(9)に結合されている。台車
(9)には車輪(10)が備えられていて、レール(11)上を図
で左右方向に移動することができる。
その他、第3図〜第5図におけると同一符号は同一部分
を示している。
を示している。
以上の構成により、スラブ材(2)の一番長い辺の両端部
に対向する位置に、支持棒(8)、台車(9)および車輪(10)
などによって移動可能な可動耐火断熱材(7)により、ス
ラブ材(2)の端部(2a)と可動耐火断熱材(7)との距離がほ
ぼ一定になるように調整する。このようにして、スラブ
端部表面からの熱が、いつも同程度の面積の耐火断熱材
で受けられることになる。
に対向する位置に、支持棒(8)、台車(9)および車輪(10)
などによって移動可能な可動耐火断熱材(7)により、ス
ラブ材(2)の端部(2a)と可動耐火断熱材(7)との距離がほ
ぼ一定になるように調整する。このようにして、スラブ
端部表面からの熱が、いつも同程度の面積の耐火断熱材
で受けられることになる。
なお、上記実施例では、スラブ材(2)の両端部にそれぞ
れ可動耐火断熱材(7)を設けたが、これはスラブ材(2)の
一番長い辺の中央部と加熱コイル(1)の長手方向の中心
とを一致させて、スラブ材(2)を加熱コイル(1)に供給し
たために設けたのであり、加熱コイル(1)の片側端から
一定の位置にスラブ材(2)の片側端が来るように、スラ
ブ材(2)を加熱コイル(1)に供給すれば、スラブ長さが変
わった場合、片側に設けた可動耐火断熱材だけを移動す
ればよく上記実施例と同様な効果を奏する。
れ可動耐火断熱材(7)を設けたが、これはスラブ材(2)の
一番長い辺の中央部と加熱コイル(1)の長手方向の中心
とを一致させて、スラブ材(2)を加熱コイル(1)に供給し
たために設けたのであり、加熱コイル(1)の片側端から
一定の位置にスラブ材(2)の片側端が来るように、スラ
ブ材(2)を加熱コイル(1)に供給すれば、スラブ長さが変
わった場合、片側に設けた可動耐火断熱材だけを移動す
ればよく上記実施例と同様な効果を奏する。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、ス
ラブ材長さが変わった場合も、スラブ端より一定の距離
をとった位置に可動耐火断熱材を移動させた後に静止加
熱するようにしたので、スラブ端部の温度低下が防止で
き、スラブの均一な誘導加熱が得られる効果がある。
ラブ材長さが変わった場合も、スラブ端より一定の距離
をとった位置に可動耐火断熱材を移動させた後に静止加
熱するようにしたので、スラブ端部の温度低下が防止で
き、スラブの均一な誘導加熱が得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の側断面図、第2図は第1
図のII−II線に沿う平面での断面図、第3図は従来のス
ラブ材の誘導加熱装置の側断面図、第4図は第3図のIV
−IV線に沿う平面での断面図、第5図は短いスラブ材の
場合の第4図相当図である。 (1)……加熱コイル、(2)……スラブ材、(2a)……スラブ
端部、(3)……耐火断熱材、(4)……天井断熱材、(5)…
…炉蓋、(6)……スラブ支持台、(7)……可動耐火断熱
材、(8)……支持棒、(9)……台車、(10)……車輪、(11)
……レール。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図のII−II線に沿う平面での断面図、第3図は従来のス
ラブ材の誘導加熱装置の側断面図、第4図は第3図のIV
−IV線に沿う平面での断面図、第5図は短いスラブ材の
場合の第4図相当図である。 (1)……加熱コイル、(2)……スラブ材、(2a)……スラブ
端部、(3)……耐火断熱材、(4)……天井断熱材、(5)…
…炉蓋、(6)……スラブ支持台、(7)……可動耐火断熱
材、(8)……支持棒、(9)……台車、(10)……車輪、(11)
……レール。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出 正人 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 塚田 光政 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社伊丹製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】加熱されるスラブ材の最長辺と最短辺とで
なる長方形を囲んで前記最長辺と平行に巻回され、か
つ、巻回軸線が鉛直方向をなす加熱コイルと、 前記スラブ材の前記最長辺の両端部の少なくとも一方に
対向して設けられ前記スラブ材の長さに対応してこの長
さ方向に移動しうる可動耐火断熱材と、 を備えてなるスラブ材の誘導加熱装置。 - 【請求項2】加熱コイル上部の炉蓋の上部に配設された
レール上を走行する台車と、この台車に上端部が結合さ
れて前記加熱コイルの内部へ延びた支持棒と、この支持
棒に支持された可動耐火断熱材とを備えた特許請求の範
囲第1項記載のスラブ材の誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22456187A JPH0612695B2 (ja) | 1987-09-08 | 1987-09-08 | スラブ材の誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22456187A JPH0612695B2 (ja) | 1987-09-08 | 1987-09-08 | スラブ材の誘導加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6477894A JPS6477894A (en) | 1989-03-23 |
| JPH0612695B2 true JPH0612695B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=16815706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22456187A Expired - Fee Related JPH0612695B2 (ja) | 1987-09-08 | 1987-09-08 | スラブ材の誘導加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612695B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100907265B1 (ko) * | 2007-06-29 | 2009-07-10 | 주식회사 엠에스 오토텍 | 핫 스탬핑 소재 가열용 가열로 및 그 가열로가 구비된 가열장치 |
| JP5458672B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2014-04-02 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板用スラブの竪型誘導加熱炉 |
-
1987
- 1987-09-08 JP JP22456187A patent/JPH0612695B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6477894A (en) | 1989-03-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |