JPH0612820U - ボルト部材 - Google Patents

ボルト部材

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JPH0612820U
JPH0612820U JP5618992U JP5618992U JPH0612820U JP H0612820 U JPH0612820 U JP H0612820U JP 5618992 U JP5618992 U JP 5618992U JP 5618992 U JP5618992 U JP 5618992U JP H0612820 U JPH0612820 U JP H0612820U
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press
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fitted
nut
bolt member
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト部材を取付板に圧入したときの筒体の
不要な広がりを防止し、また筒体の取付板の底面への突
出を防止する。 【構成】 ナット部2の上端に設ける筒体2Aの内面
に、ナット部2が取付板5に圧入される前の状態ではボ
ルト部3の軸3Bのねじ部分3Aの径より大きな内径を
有し、かつナット部2が取付板5に圧入された後には圧
入によってつぶされた部分2aを収容する溝2Cを形成
し、更にスクリュー3Cの底面にテーパー面3aを形成
する。また、ナット部2の下端にローレット8を設け、
更にこのローレット8の下部に裾広がりのテーパー面9
Aを有するシャンク9を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種商品パネルの開閉部を構成する一対の取付板の一方側に圧入さ れて用いられるボルト部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種商品パネルの開閉部を一対の取付板を用いて構成し、一方側にボルト部材 を圧入すると共に他方側にナット部材を圧入し、これらナット部材にボルト部材 をねじ込むことにより開閉操作を行なうようにした構造が知られている。これら ボルト部材あるいはナット部材は開閉のために用いられるだけでなく、化粧ねじ として存在させることにより、外観上デザイン的に優れたものとなすことで商品 価値を引き立てる目的にも用いられている。
【0003】 図10はそのような目的に用いられるボルト部材の従来の構造を示すもので、 このボルト部材31は、上端及び下端に各々筒体32A,32Bを設けたナット 部32と、周囲にねじ33Aが切り込まれた軸33Bを有し一端側がスクリュー 33Cに固定さると共にその他端側が前記ナット部32内に移動自在に挿入され たボルト部33と、前記軸33Bの周囲に巻装されてスクリュー33Cとナット 部32間を付勢するスプリング34とから構成されている。ここで図10のボル ト部材31は、一方側の取付板35の穴部35Aに圧入された後の構造を示して おり、圧入前は直線状に設けられていたナット部32の各筒体32A,32Bの 端部は圧入によってつぶされている。
【0004】 この圧入後のボルト部材31の構造において、特にナット部32の上端の筒体 32Aがつぶれることにより、ボルト部33がナット部32の上方へ抜け出るの を防止している。一方側の取付板35に対向する他方側の取付板36の穴部36 Aにはナット部材37がボルト部材31と同様に圧入される。これによって、ボ ルト部材31をそのボルト部33のスクリュー33Cを回転することでナット部 材37にねじ込むことにより、一対の取付板35,36は閉の状態となる。逆に ボルト部材31をナット部材37から解除してフリーにすれば、ボルト部材31 はスプリング34によって上方に付勢されるので、一対の取付板35,36は開 の状態となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来のボルト部材31の構造では、ナット部32を取付板35に圧入 したときに上端の筒体32Aのつぶれた部分が32aのようにボルト部33の軸 33Bの外側方向に広がるおそれがあるので、スプリング34の伸縮動作に支障 を与えるという問題がある。また、他の問題としてナット部32の下端の筒体3 2Bが圧入後に取付板35の底面に突出するので、取付板35,36を閉の状態 にするとき両板が密着しない場合がある。更に、これらの問題が生ずると外観上 見劣りがする場合があるため、商品価値が低下するおそれもある。
【0006】 本考案は以上のような問題に対処してなされたもので、ボルト部材を取付板に 圧入したときの筒体の不要な広がりを防止し、また、筒体の取付板の底面への突 出を防止するようにしたボルト部材を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、取付板に圧入されるナット部と、周囲に ねじが切り込まれた軸の一端側がスクリューに固定されると共にその他端側が前 記ナット部内に移動自在に挿入されたボルト部と、前記軸の周囲に巻装されてス クリューとナット部間を付勢するスプリングとから構成されたボルト部材におい て、前記ナット部の上端に筒体を設け、この筒体の内面にはナット部が取付板に 圧入される前の状態では前記軸のねじ部分の径より大きな内径を有し、かナット 部が取付板に圧入された後には圧入によってつぶれた部分を収容する溝が形成さ れていることを特徴とするものである。 また、他の本考案は、前記ナット部の下端にローレットを設け、更にこのロー レットの下部に裾広がりのテーパー面を有するシャンクを設けたことを特徴とす るものである。
【0008】
【作用】
請求項1記載の本考案の構成によれば、ナット部の上端に設ける筒体の内面に 、ナット部が取付板に圧入される前の状態ではボルト部の軸のねじ部分の径より 大きな内径を有し、かつナット部が取付板に圧入された後には圧入によってつぶ れた部分を収容する溝を形成するようにしたので、ボルト部材を取付板に圧入し たときの筒体の広がりを防止することができる。
【0009】 請求項2記載の本考案の構成によれば、ナット部の下端にローレットを設け、 更にこのローレットの下部に裾広がりのテーパー面を有するシャンクを設けるよ うにしたので、ボルト部材を取付板に圧入したときの筒体の広がりを防止できる と共に、従来の筒体に相当するローレット及びシャンクの取付板の底面への突出 を防止することができる。
【0010】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は本考案のボルト部材の実施例を示す側面図で、図2は図1の断面図であ る。本実施例のボルト部材1は、上端に筒体2Aを設けたナット部2と、周囲に ねじ3Aが切り込まれた軸3Bを有し一端側がスクリュー3Cに固定されると共 にその他端側が前記ナット部2内に移動自在に挿入されたボルト部3と、前記軸 3Bの周囲に巻装されてスクリュー3Cとナット部3間を付勢するスプリング4 とから構成されている。
【0011】 また、ナット部2の筒体2Aの内面には、ナット部2が図3及び図4における 取付板5に圧入される前の状態では前記軸3Bのねじ部分の径より大きな内径を 有し、かつナット部2が図3及び図4のように取付板5に圧入された後には圧入 によってつぶされた部分2aを収容する溝2Cが形成されている。ここで、スク リュー3Cの底面にはテーパー面3aが形成され、このテーパー面3aはナット 部2を取付板5に圧入するとき、筒体2Aの先端部2aを加圧して内側方向に折 り曲げるように働く。
【0012】 更に、ナット部2の下端にはローレット8が設けられ、このローレット8の下 部には裾広がりのテーパー面9Aを有するシャンク9が設けられている。図3の ボルト部材1は、一方側の取付板5の穴部5Aに圧入された後の構造を示し、図 4は図3の断面図である。
【0013】 予めナット部2の上部の筒体2Aの内面に前記したような溝2Cを形成すると 共に、スクリュー3Cの底面にテーパー面3aを形成したことにより、ボルト部 材1を取付板5に圧入したとき、図4に示すように筒体2Aの先端部2aはテー パー面3aによって内側方向に滑りながら折り曲げられる。よって、筒体2Aの 先端部2aはつぶれて溝2Cに収容される。従って、軸3Bの外側方向に広がる ことはない。この点、図10のようにスクリュー3Cの底面がフラットになって いると、先端部は32aのように外側方向につぶれるようになる。
【0014】 図5はボルト部材1を取付板5に圧入する方法を示すもので、取付板5に予め ローレット8の径より小でシャンク9の径より大の穴部5Aを設け、この取付板 5を下型10で支持した状態で、図6に示すようにプレス11によってスクリュ ー3Cを加圧する。このときローレット8が厚み全体にわたって完全に取付板5 に圧入されるように加圧する。圧入直後はボルト部3の軸3Bは下方に突出する ので、下型10は十分にその軸3Bよりも大きい厚みのものを用いる。
【0015】 このようにしてボルト部材1を取付板5の穴部に圧入したことにより、ローレ ット8によってつぶれた部分5aはシャンク9のテーパー面9Aを覆うので、ボ ルト部材1は完全に取付板5に固定され、またローレット8及びシャンク9は取 付板5の底面へ突出することはない。
【0016】 図3において、取付板5に対応する他方側の取付板6にナット部材7がボルト 部材1と同様に圧入される。図7及び図8はこのナット部材7を取付板6に圧入 する方法を示すもので、取付板6に予めローレット13の径より小でシャンク1 4の径より大の穴部6Aを設け、この取付板6を図7のようにプレス圧入するこ とによって、ナット部材7を取付板6に圧入することができる。
【0017】 図9は、このようにして取付板5に圧入されたボルト部材1と取付板6に圧入 されたナット部材7とを組み合わせてボルト部材1をナット部材7にねじ込んで 、一対の取付板5,6を閉の状態にした例を示すものである。逆にボルト部材1 をナット部材7から解除してフリーにすることにより、ボルト部材1はスプリン グ4によって上方に付勢されるので一対の取付板5,6を開の状態にすることが できる。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の請求項1の構成によれば、ボルト部材を取付板に圧 入したときの筒体の広がりを防止することができる。 また、請求項2の構成によれば、ボルト部材を取付板に圧入したときの筒体の 広がりを防止できると共に、筒体に相当するローレット及びシャンクの取付板の 底面への突出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のボルト部材の実施例を示す側面図であ
る。
【図2】図1の断面図である。
【図3】本実施例のボルト部材を取付板に圧入した構造
を示す側面図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】本実施例のボルト部材を取付板へ圧入する方法
を示す側面図である。
【図6】本実施例のボルト部材を取付板へ圧入した状態
を示す側面図である。
【図7】ナット部材を取付板へ圧入する方法を示す側面
図である。
【図8】ナット部材を取付板へ圧入した状態を示す側面
図である。
【図9】本実施例のボルト部材を圧入した取付板とナッ
ト部材を圧入した取付板との組み合わせ例を示す側面図
である。
【図10】従来のボルト部材を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボルト部材 2 ナット部 2A 筒体 2a つぶれた部分(先端部) 2C 溝 3 ボルト部 3a テーパー面 3B 軸 4 スプリング 5,6 取付板 5a つぶれた部分 8 ローレット 9 シャンク 9A テーパー面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付板に圧入されるナット部と、周囲に
    ねじが切り込まれた軸の一端側がスクリューに固定され
    ると共にその他端側が前記ナット部内に移動自在に挿入
    されたボルト部と、前記軸の周囲に巻装されてスクリュ
    ーとナット部間を付勢するスプリングとから構成された
    ボルト部材において、前記ナット部の上端に筒体を設
    け、この筒体の内面にはナット部が取付板に圧入される
    前の状態では前記軸のねじ部分の径より大きな内径を有
    し、かつナット部が取付板に圧入された後には圧入によ
    ってつぶれた部分を収容する溝が形成されていることを
    特徴とするボルト部材。
  2. 【請求項2】 前記ナット部の下端にローレットを設
    け、更にこのローレットの下部に裾広がりのテーパー面
    を有するシャンクを設けたことを特徴とするボルト部
    材。
JP5618992U 1992-07-20 1992-07-20 ボルト部材 Expired - Lifetime JPH083703Y2 (ja)

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JPH0612820U true JPH0612820U (ja) 1994-02-18
JPH083703Y2 JPH083703Y2 (ja) 1996-01-31

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08200344A (ja) * 1995-01-30 1996-08-06 Seru Japan Kk ねじ装置
JP2013068253A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Sel Japan Co Ltd 締結装置
JP2013068254A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Sel Japan Co Ltd 締結装置
JP2017514085A (ja) * 2014-03-19 2017-06-01 ペン エンジニアリング アンド マニュファクチュアリング コーポレイションPenn Engineering & Manufacturing Corp. 安定化パネルファスナー
JP2021514047A (ja) * 2018-02-26 2021-06-03 レイセオン カンパニー 締結具付勢システム

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