JPH0612868U - 自動変速機 - Google Patents
自動変速機Info
- Publication number
- JPH0612868U JPH0612868U JP5146092U JP5146092U JPH0612868U JP H0612868 U JPH0612868 U JP H0612868U JP 5146092 U JP5146092 U JP 5146092U JP 5146092 U JP5146092 U JP 5146092U JP H0612868 U JPH0612868 U JP H0612868U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- back pressure
- pressure chamber
- drain
- drain circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドレーン回路からの油漏れや空気の混入を防
止し、また、背圧解除時に、背圧室内に油が充満したま
まに維持できるようにして、ピストンの作動応答性を迅
速化できるようにようにする。 【構成】 ピストン4と遠心キャンセルピストン5の間
に形成された背圧室4bに連通されたドレーン回路43
を、ミッションケース3および固定部材30に形成し、
このドレーン回路43のドレーン側先端のドレーン排出
口44を、背圧室4bの最上部位置Hよりも上方に配置
させた。
止し、また、背圧解除時に、背圧室内に油が充満したま
まに維持できるようにして、ピストンの作動応答性を迅
速化できるようにようにする。 【構成】 ピストン4と遠心キャンセルピストン5の間
に形成された背圧室4bに連通されたドレーン回路43
を、ミッションケース3および固定部材30に形成し、
このドレーン回路43のドレーン側先端のドレーン排出
口44を、背圧室4bの最上部位置Hよりも上方に配置
させた。
Description
【0001】
本考案は、自動車の自動変速機に関し、特に、遠心キャンセルピストンのドレ ーン回路に関する。
【0002】
従来、遠心キャンセルピストンを有する自動変速機として、例えば、特開平2 −296073号公報に記載されたものが知られている。この従来文献には、ケ ースもしくはこのケースに固定された固定部材に回転ドラムが支持され、この回 転ドラム内に設けたピストンにクラッチ締結方向の油圧を作用させる受圧室が、 前記ピストンと回転ドラムとの間に形成され、前記ピストンにクラッチ解除方向 の油圧を作用させる背圧室が、前記ピストンと遠心キャンセルピストンとの間に 形成され、そして、前記背圧室に連通するドレーン回路が、前記遠心キャンセル ピストンの内径側摺動面に形成された溝によって形成されたものが記載されてい る。
【0003】
しかしながら、このような構造の従来の自動変速機にあっては、背圧室に連通 するドレーン回路が、遠心キャンセルピストンの内径側摺動面に形成された溝に よって形成されているため、このドレーン回路からの油漏れや空気の混入が生じ 易く、このため、ピストンへの十分な作動圧が得られなかったり、作動圧が不正 確になるといった問題があった。
【0004】 また、背圧室への油圧の供給を停止すると、背圧室内の油がドレーン回路から 全て抜け出てしまうため、油の再供給に時間がかかり、ピストンの作動応答性が 鈍くなってしまうという問題があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたもので、ドレーン回路からの油漏 れや空気の混入を防止し、また、背圧解除時に、背圧室内に油が充満したままに 維持できるようにして、ピストンの作動応答性を迅速化できるようにした自動変 速機を提供することを目的としている。
【0006】
そこで、本考案では、ドレーン回路の排出口を背圧室よりも上方位置に開口さ せて上記課題を解決することとした。
【0007】 すなわち、本考案の自動変速機は、ケースもしくはこのケースに固定された固 定部材に回転ドラムが支持され、この回転ドラム内に設けたピストンにクラッチ 締結方向の作動流体圧を作用させる受圧室が、前記ピストンと回転ドラムとの間 に形成され、前記ピストンにクラッチ解除方向の作動流体圧を作用させる背圧室 が、ピストンと遠心キャンセルピストンとの間に形成されている自動変速機にお いて、前記背圧室に連通されたドレーン回路が、前記ケースもしくは固定部材に 形成され、前記ドレーン回路のドレーン排出口が、前記背圧室の最上部位置より も上方に配置されて形成されている構成とした。
【0008】
受圧室に作動流体を供給すると、ピストンにクラッチ締結方向の流体圧が作用 し、同時に、背圧室への作動流体の供給が停止される。このとき、背圧室内の作 動流体がドレーン回路を通ってドレーン排出口から抜けるが、ドレーン回路がケ ースもしくは固定部材に形成されているため、ドレーン回路から油が漏れたり空 気が混入するといったことを防止できる。したがって、ピストンに十分かつ正確 な流体圧を作用させることができる。
【0009】 また、ドレーン回路のドレーン排出口が、背圧室の最上部位置よりも上方に位 置して形成されているため、背圧室への作動流体の供給を停止すると、流体圧を 形成している分はドレーンされるが、大気圧分は、背圧室内およびドレーン回路 内に残り全て抜け出てしまうことがない。したがって、背圧室への作動流体の再 供給に時間がかかることがなく、ピストンの作動応答性を迅速化できる。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
【0011】 図1は実施例の自動変速機の要部を示す断面図である。図において、1はアウ トプットシャフトを示している。すなわち、図外のエンジン出力軸からトルクコ ンバータを介して自動変速機へ入力された回転力が遊星歯車機構により変速され た後、このアウトプットシャフト1から駆動輪へ出力される。
【0012】 なお、前記遊星歯車機構は、サンギヤと、インターナルギヤと、このサンギヤ とインターナルギヤとの間で両者に同時に噛み合うピニオンギヤを備えたキャリ ヤを3要素とし、これらの要素をそれぞれ固定あるいは駆動させることによって 入力回転速度に対する出力回転速度を変速するものである。
【0013】 そして、この遊星歯車機構を構成する各要素を固定あるいは駆動させるための 1つの手段としてクラッチ(図示省略)が用いられ、このクラッチ(例えば、オ ーバランクラッチ)を構成するクラッチドラム20が、ミッションケース3に固 定した固定部材30に回転自在に支持されている。なお、この実施例では、前記 クラッチドラム20は、ドラムアウタ20aとドラムインナ20bとで構成され ていて、ドラムアウタ20aの内周と、クラッチドラム20の内側に設けられた 回転部材(図示省略)との間に複数枚のクラッチプレート(図示省略)が設けら れ、このクラッチプレートがクラッチドラム20内に設けたピストン4により締 結あるいは解除される。
【0014】 前記ピストン4は、油圧(作動流体圧)により作動するもので、このピストン 4にクラッチ締結方向の油圧を作用させる受圧室4aが、ピストン4と前記クラ ッチドラム20との間に形成されている。この受圧室4aに油を供給するための 供給油路40は固定部材30に形成され、この供給油路40がドラムインナ20 bに形成された油供給穴41を介して受圧室4aに連通されている。
【0015】 また、前記ピストン4が遠心力油圧によって締結作動するのを防止する遠心キ ャンセルピストン5およびリターンスプリング6が、ピストン4に対向して前記 クラッチドラム20内に設けられている。そして、前記ピストン4にクラッチ解 除方向の油圧を作用させる背圧室4bが、ピストン4と前記遠心キャンセルピス トン5との間に形成されている。
【0016】 前記背圧室4bには、ピストン4の締結作動時に、ドラムインナ20bに形成 されたドレーン穴42を介して油圧を解除するためのドレーン回路43が連通さ れている。このドレーン回路43は、前記固定部材30およびミッションケース 3に形成され、このドレーン回路43のドレーン排出口44が、前記背圧室4b の最上部位置Hよりも上方に配置されて形成されている。このドレーン排出口4 4は、ミッションケース3内の空所部分に開放している。
【0017】 なお、図中7で示すものは、例えば、ローアンドリバースクラッチを構成する ようなクラッチで、前記クラッチドラム20をミッションケース3に固定する構 造となっている。
【0018】 次に、実施例の作用を説明する。
【0019】 受圧室4aに供給油路40から油供給穴41を介して油が供給されると、ピス トン4にクラッチ締結方向の油圧が作用し、このピストン4がクラッチ締結作動 してクラッチプレートが締結する。このクラッチ締結時には、背圧室4bの油圧 がドレーンされる。このとき、背圧室4bの油がドレーン穴42からドレーン回 路43を通り、ドレーン排出口44から抜けるが、このドレーン回路43が固定 部材30に形成されているため、このドレーン回路43から油が漏れたり、空気 が混入するといったことを防止できる。したがって、ピストン4に十分かつ正確 な作動圧を作用させることができる。
【0020】 また、ドレーン回路43のドレーン排出口44が、背圧室4bの最上部位置H よりも上方に位置して形成されているため、背圧室4の油圧をドレーンさせる場 合、背圧室4b内およびドレーン回路43内には、大気圧分の油が溜った状態に なり、背圧室4bおよびドレーン回路43内の油が全て抜け出てしまうことがな い。したがって、背圧室4bへの油の再供給に時間がかかることがなく、ピスト ン4の作動応答性を迅速化できる。
【0021】 以上、本考案の実施例を図面により説明したが、具体的な構成はこの実施例に 限られるものではない。
【0022】
以上説明したように、本考案の自動変速機にあっては、背圧室のドレーン回路 をケースもしくは固定部材に形成したため、ドレーン回路からの作動流体漏れや 空気の混入を防止することができる。したがって、ピストンに十分かつ正確な作 動圧を作用させることができる。
【0023】 また、ドレーン回路のドレーン排出口を、背圧室の最上部位置よりも上方に配 置させて形成したため、背圧を抜く際に、背圧室内に作動流体を充満させた状態 に維持できる。したがって、ピストンの作動応答性を迅速化できるという効果が 得られる。
【図1】実施例の自動変速機の要部を示す正面断面図で
ある。
ある。
20 クラッチドラム(回転ドラム) 3 ミッションケース 30 固定部材 4 ピストン 4a 受圧室 4b 背圧室 43 ドレーン回路 44 ドレーン排出口 5 遠心キャンセルピストン H 最上部位置
Claims (1)
- 【請求項1】 ケースもしくはこのケースに固定された
固定部材に回転ドラムが支持され、 この回転ドラム内に設けたピストンにクラッチ締結方向
の作動流体圧を作用させる受圧室が、前記ピストンと回
転ドラムとの間に形成され、 前記ピストンにクラッチ解除方向の作動流体圧を作用さ
せる背圧室が、ピストンと遠心キャンセルピストンとの
間に形成されている自動変速機において、 前記背圧室に連通されたドレーン回路が、前記ケースも
しくは固定部材に形成され、 前記ドレーン回路のドレーン排出口が、前記背圧室の最
上部位置よりも上方に配置されて形成されていることを
特徴とした自動変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5146092U JPH0612868U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5146092U JPH0612868U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 自動変速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612868U true JPH0612868U (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=12887553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5146092U Pending JPH0612868U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 自動変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612868U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016164447A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | マツダ株式会社 | 変速機のブレーキ制御システム |
| JP2016211683A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | マツダ株式会社 | 自動変速機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02296073A (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-06 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機における油圧装置 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP5146092U patent/JPH0612868U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02296073A (ja) * | 1989-05-09 | 1990-12-06 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機における油圧装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016164447A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | マツダ株式会社 | 変速機のブレーキ制御システム |
| JP2016211683A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | マツダ株式会社 | 自動変速機 |
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