JPH0612996U - 指針ストッパ部材の固定構造 - Google Patents
指針ストッパ部材の固定構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 計器におけるストッパピン15の文字盤13
への固定構造において、部品点数の増加もなく、組付け
作業も容易で、しかもストッパピン15の製造を容易な
ものとする。 【構成】 ストッパピン15を文字盤13のストッパピ
ン挿入孔25から挿入後回転させ、爪部23bとフラン
ジ部21とで文字盤13を挟持するようにしてストッパ
ピン15を文字盤13に固定する。
への固定構造において、部品点数の増加もなく、組付け
作業も容易で、しかもストッパピン15の製造を容易な
ものとする。 【構成】 ストッパピン15を文字盤13のストッパピ
ン挿入孔25から挿入後回転させ、爪部23bとフラン
ジ部21とで文字盤13を挟持するようにしてストッパ
ピン15を文字盤13に固定する。
Description
【0001】
この考案は、計器の文字盤上に取付けられ指針の停止位置を決定するストッパ 部材の固定構造に関する。
【0002】
図5に示すように、車両における速度計1や回転計3などの計器においては、 文字盤5上を回転する指針7の停止位置を決定する、いわゆる指針ストッパピン 9が設けられているものがある。
【0003】 指針ストッパピン9の従来構造としては、図6に示す超音波溶着,図7及び図 8に示すワッシャ圧入、図9及び図10に示すワンタッチ押し込みなどがある。 超音波溶着は、ストッパピン9の突出部9aを文字盤5の表側から貫通孔5aに 挿入し、裏側から超音波溶着を行って溶着部位9bを形成しフランジ部9cとの 間で固定する。ワッシャ圧入は、図7に示すストッパピン9の突出部9aを図6 と同様に文字盤5の表側から挿入し、この状態で裏側からワッシャ11を圧入し て図8のように固定する。ワンタッチ押し込みは、ストッパピン9の文字盤5へ の固定側に弾性変形可能な係止爪9dを設け、この係止爪9dを文字盤5の貫通 孔5aに押し込む。
【0004】
しかしながら、上記したような従来の固定構造では、次のような不具合がある 。超音波溶着は、溶着作業が煩雑であって作業性が悪い。ワッシャ圧入は、ワッ シャを使用する分部品点数が増え、また圧入作業も面倒である。これに対しワン タッチ押し込みは、部品点数の増加もなく作業も容易であって、上記二つのもつ 不具合を解消できるが、係止爪9dを文字盤5の貫通孔5aへの挿入時に撓ませ 、挿入完了時には撓んだ状態の係止爪9dを復帰させる構造であることから、係 止爪9dの形状及び撓み量が適正でないと、取付後のストッパピン9にがたが生 じたり、挿入作業に手間取るなどしてストッパピン9が破損する場合もあり、し たがって係止爪9dの製造に困難を要する。
【0005】 そこで、この考案は、部品点数の増加もなく、組付け作業も容易で、しかも製 造が容易なストッパ部材による固定構造を提供することを目的としている。
【0006】
前記目的を達成するために、この考案は、計器の文字盤上に取付けられ指針の 停止位置を決定するストッパ部材の固定構造において、前記ストッパ部材は、指 針が停止位置にて当接するストッパ部と、このストッパ部の基端側に形成されて 前記文字盤上に接するフランジ部と、このフランジ部の前記ストッパ部と反対側 に形成されて前記文字盤のストッパ部材挿入孔に挿入される挿入部と、この挿入 部より外方に突出し、前記ストッパ部材挿入孔の周縁の一部に設けた切欠凹部か ら挿入可能で、前記文字盤に取付けられた状態にて前記フランジ部とで文字盤を 挟持する爪部とからなる構成としてある。
【0007】
このような固定構造によれば、ストッパ部材は、爪部を文字盤におけるストッ パ部材挿入孔の切欠凹部に整合させた状態で挿入部を文字盤のストッパ部材挿入 孔に挿入する。この状態でストッパ部材を、爪部が切欠凹部から外れた位置まで 回動させることで、爪部とフランジ部との間で文字盤が挟持された形となってス トッパ部材が固定される。
【0008】
以下、この考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0009】 図1は、車両の速度計や回転計などの計器における、文字盤13及び、この文 字盤13上を回転する図示しない指針の停止位置を決定するストッパ部材として の指針ストッパピン15の斜視図である。このストッパピン15は、指針が停止 位置にて当接するストッパ部17の基端部に、文字盤13の表面19に接触する フランジ部21が形成されている。
【0010】 フランジ部21のストッパ部17と反対側の裏側には、図1のストッパピン1 5のA−A断面図である図2に示すように、一対の突起23が相対向した位置に 形成されている。一対の突起23は、フランジ部21の下面に突出し、文字盤1 3に形成されたストッパピン挿入孔25に挿入される挿入部23aと、挿入部2 3aの先端に形成され、前記ストッパピン挿入孔25の周縁の相対向する位置に 形成された一対の切欠凹部25aから挿入可能な爪部23bとからなる。
【0011】 一対の爪部23bは、フランジ部21の面方向外側に突出しており、この一対 の爪部23b先端相互の間隔Tは、ストッパピン挿入孔25の内径より長く形成 されている。また、爪部23bとフランジ部21との間隔Sは、文字盤13の厚 さとほぼ同じに形成されている。この爪部23bに対向するフランジ部21の凹 部21aは、爪部23bを成形するために必要な逃げ部であり、ストッパピン1 5の構造上においては不要である。上記凹部21aの文字盤13に接触する側の 縁部及び、フランジ部21の文字盤13に接触する側の周縁部は、図1のB矢視 図である図3及び、図2に示すように、Rまたは面取が施されている。
【0012】 次に、ストッパピン15の文字盤13への取付方法を説明する。ストッパピン 15の爪部23bを文字盤13のストッパピン挿入孔25の切欠凹部25aに整 合させた状態で挿入部23aをストッパピン挿入孔25に挿入する。この状態で 、ストッパピン15を、爪部23bが切欠凹部25aから外れた位置となるまで ほぼ90度回動させる。これにより、爪部23bとフランジ部21とで文字盤1 3を挟持した恰好となり、ストッパピン15が文字盤13に固定されることにな る。
【0013】 このような固定構造によれば、ストッパピン15を文字盤13に固定する際に は、ストッパピン15をストッパピン挿入孔25に挿入後、回動させるだけでよ いので、組付け作業が容易であり、また部品点数の増加もない。しかも、ストッ パピン15は、爪部23bとフランジ部21とで文字盤13を挟持する固定構造 であるので、弾性変形によって係止爪を文字盤に係止固定する場合と異なり、爪 部23bの形状や撓み量を特に考慮する必要がなく、製造が容易である。また、 ストッパ部17が折れるなどしてストッパピン15を交換する場合には、文字盤 13の表面19側から容易に対応できる。さらに、凹部21a及びフランジ部2 1の文字盤13側の縁部にはRがそれぞれ施されているので、ストッパピン15 を回動させる際に、文字盤13への損傷が防止される。
【0014】 図4は、ストッパピンの他の例を示している。このストッパピン27は、フラ ンジ部21の下面に一つの突起29を形成したものである。この突起29は、文 字盤13のストッパピン挿入孔25に挿入される挿入部29aと、挿入部29a の先端に形成され、ストッパピン挿入孔25の一対の切欠凹部25aから挿入可 能な一対の爪部29bとを備えている。このようなストッパピン27においても 、前述したストッパピン15と同様な方法で文字盤13に固定することができる 。
【0015】 なお、この考案の適用対象は、車両の計器に限るものではない。
【0016】
以上説明してきたように、この考案によれば、ストッパ部材を文字盤のストッ パ部材挿入孔から挿入後回転させ、爪部とフランジ部とで文字盤を挟持するよう にしてストッパ部材を文字盤に固定するようにしたので、部品点数の増加もなく 、組付け作業も容易で、しかも弾性変形を利用して固定するものではないことか ら、爪部の形状や撓み量を特に考慮する必要がなく、製造も容易である。
【図1】この考案の一実施例を示すストッパピン及び文
字盤の斜視図である。
字盤の斜視図である。
【図2】図1のストッパピンのA−A断面図である。
【図3】図1のストッパピンのB矢視図である
【図4】ストッパピンの他の例を示す図2に相当する断
面図である。
面図である。
【図5】文字盤上に指針ストッパピンを備えた計器の正
面図である。
面図である。
【図6】従来例を示すストッパピンの固定構造例の断面
図である。
図である。
【図7】他の従来例を示すストッパピンの固定構造の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図8】図7の従来例における固定構造例の断面図であ
る。
る。
【図9】さらに他の従来例を示すストッパピンの固定構
造の分解斜視図である。
造の分解斜視図である。
【図10】図9の従来例における固定構造例の断面図で
ある。
ある。
13 文字盤 15,27 ストッパピン(ストッパ部材) 21 フランジ部 23a,29a 挿入部 23b,29b 爪部 25 ストッパピン挿入孔(ストッパ部材挿入孔) 25a 切欠凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 計器の文字盤上に取付けられ指針の停止
位置を決定するストッパ部材の固定構造において、前記
ストッパ部材は、指針が停止位置にて当接するストッパ
部と、このストッパ部の基端側に形成されて前記文字盤
上に接するフランジ部と、このフランジ部の前記ストッ
パ部と反対側に形成されて前記文字盤のストッパ部材挿
入孔に挿入される挿入部と、この挿入部より外方に突出
し、前記ストッパ部材挿入孔の周縁の一部に設けた切欠
凹部から挿入可能で、前記文字盤に取付けられた状態に
て前記フランジ部とで文字盤を挟持する爪部とからなる
ことを特徴とする指針ストッパ部材の固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4993892U JPH0612996U (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 指針ストッパ部材の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4993892U JPH0612996U (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 指針ストッパ部材の固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612996U true JPH0612996U (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=12844974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4993892U Pending JPH0612996U (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 指針ストッパ部材の固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612996U (ja) |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP4993892U patent/JPH0612996U/ja active Pending
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