JPH06131092A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JPH06131092A
JPH06131092A JP4277148A JP27714892A JPH06131092A JP H06131092 A JPH06131092 A JP H06131092A JP 4277148 A JP4277148 A JP 4277148A JP 27714892 A JP27714892 A JP 27714892A JP H06131092 A JPH06131092 A JP H06131092A
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JP
Japan
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input
keyboard
recognition
character
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JP4277148A
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Inventor
Katsuaki Takahashi
勝明 高橋
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 OCRによる印刷又は手書き文字等の認識情
報をキーボード装置からのキー操作入力と同じに取り扱
えるようにすると共に、形状の同じ又は似ている入力情
報も区別して認識できるようにする。 【構成】 印刷又は手書きされた文字等の情報を光学的
に読み取って入力して認識すると、その認識コードをキ
ーボード操作コードに変換し、さらにシステム装置に対
応したキーボード信号に変換してシステム装置3へ出力
する。そして、入力する情報中の文字の種類に応じて文
字種類を切り換え、文字種類判断部17によって入力情
報の認識に用いる文字種類毎の評価値のなかから切り換
えた文字種類に対応する評価値を判断し、候補決定部1
8によってその評価値に基づいて入力情報の認識結果の
候補のなかから出力する認識コードを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文書作成装置,自動
翻訳装置等を含む各種データ処理装置(コンピュータ本
体),ファイリング装置等のシステム装置に接続して使
用される光学的文字読取装置(OCR)を用いた入力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、データ処理装置やファイリング
装置等のシステム装置の入力装置としては各種の情報を
入力するための入力キーを備えたキーボード装置が多用
されているが、そのキーボード装置のキー入力操作に慣
れるのには時間がかかるという問題があった。
【0003】そこで、キーボード装置によるキー入力操
作を補助する入力手段として、手書きあるいは印刷した
文字や記号等の情報を光学的に読み取って入力するOC
R、盤面上に直接手書きされた文字等の情報の筆跡を感
圧センサ群等によって検出し、その筆跡に該当する文字
等を認識して入力するタブレット入力装置、音声を認識
して対応する文字等を入力する音声入力装置等を備えた
各種入力装置が提案されている。
【0004】例えば、以下に示すような装置がある。 (1)タブレットから手書き入力された文字を認識処理
し、その認識した文字を判別してキーボード装置からの
出力コードと区別可能な体系の出力コードに変換し、ア
ダプタを介してその出力コードとキーボード装置からの
出力コードとを統合して制御処理本体へ出力する文字入
力装置(例えば特開昭61−223974号公報参
照)。
【0005】(2)音声又はキーボード装置から情報の
入力ができる情報入力装置に手書きOCRを接続し、読
みの判らない漢字等を入力する場合、その手書きOCR
による手書き入力ができるようにした情報入力装置(例
えば実開昭62−62368号公報参照)。
【0006】(3)キーボード装置のキー入力やパネル
上の押しボタン入力に代えて、手書き入力された文字又
は音声で入力された指示を認識して、その認識結果に対
応して予め登録テーブルに登録されている処理を選択す
る情報処理装置(例えば実開昭62−187340号公
報参照)。
【0007】(4)キーの押下により文字及び数字のコ
ードを出力するキーボード装置と、ハンドスキャナ及び
それによって読み込まれたOCR文字を識別して文字及
び数字のコードを発生すると共にキーボード装置からの
出力との論理和を出力する文字数字認識部とを有し、キ
ーボード装置とハンドスキャナのいずれからの入力も同
じ入力として扱うようにしたパソコン入力装置(例えば
特開昭64−50114号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
各装置にはそれぞれ次のような問題があった。 (1)タブレットとキーボード装置の文字入力ではそれ
ぞれ出力するコードの体系を異ならせており、出力コー
ドを受け取った制御処理装置本体がその両者の出力コー
ドを判別する処理を行なわなければならないために処理
効率を低下させてしまうばかりか、従来の一般的なデー
タ処理装置にそのまま使用することはできない。
【0009】また、そのタブレットでは文字のみしか手
書き入力できず、キーボード装置のように文字以外の各
種の制御情報をも入力することはできないので、完全に
キーボード装置の代わりには使用できない。
【0010】(2)音声入力,キーボード装置による入
力,及び手書きOCR入力をそれぞれ別個の入力インタ
フェースから本体に入力し、各々異なる認識処理を行な
わなければならないため、データ処理装置本体の構成及
びプログラムが複雑になり、汎用性もない。
【0011】(3)予め登録してある処理を手書き文字
入力又は音声入力によって選択することができるだけで
あり、キーボード装置によるキー入力の場合と同様に各
種の情報を自在に入力することはできず、特殊な用途に
限られる。
【0012】(4)キーボード装置及びハンドスキャナ
からの入力がいずれも文字及び数字のコードだけでそれ
以外の制御コード等の入力ができない。また、一般のパ
ソコンやワードプロセッサ等のデータ処理装置では、キ
ーボードインタフェースから文字及び数字のコードを入
力するようになっていない。
【0013】そのため、キーの押下位置(キーコード)
とそのオン・オフ情報を入力して、本体内でそれを文字
や数字のコード又は制御コードに変換する処理を行なっ
ているので、文字及び数字のコードを入力させるのでは
汎用性がない。また、キーボード装置とハンドスキャナ
から出力されるコードの論理和を出力するので、データ
処理装置本体に対して両者による同時入力が生じてしま
う恐れがある。
【0014】このように、上述した従来のいずれの入力
装置でも、キーボード装置によるキー入力を主とし、O
CRやタブレット入力装置,音声入力装置等を補助的入
力装置として使用できるようにしたものである。
【0015】したがって、キーボード装置以外の入力装
置によってもキーボード装置と同様に各種の情報を全て
入力できるまでに至っていなかった。また、入力手段を
増やすためにデータ処理装置本体側の構成が複雑化した
り処理の負担を増加させたり、あるいは汎用性に欠ける
という問題があった。
【0016】さらに、英文字「c」「o」「p」「s」
「x」「v」「z」等のように、大文字も小文字も形状
が同じ文字については、小文字のものを大文字として認
識してしまったり、その反対に大文字のものを小文字と
して認識してしまったりすることがあり、例えば、英語
の論文等のような英文字をOCRによって読み取った場
合、その入力情報の大文字と小文字を確実に区別して認
識することが困難であるという問題があった。
【0017】また、数字「0」と英大文字「O」や数字
「1」と英小文字「l」等のように、文字と数字とでそ
の形状が似ているものもあり、このような場合、数字
「0」を英大文字「O」や英小文字「o」に認識してし
まったり、数字「1」を英小文字「l」に認識してしま
ったりすることがあり、このような情報についても確実
に認識することが困難であるという問題があった。
【0018】したがって、例えば、数表中の数字を読み
取って表計算するときに数字「1」が英小文字「l」に
認識されてしまうと、その認識結果を基にして表計算し
たときの計算結果が間違ったものになってしまう恐れが
ある。
【0019】さらにまた、このような誤認識の恐れが有
る情報については、あらゆる形状のものを辞書に格納
し、その辞書を参照することによって誤認識を防止する
ようにしてもよいが、その辞書のために大容量のメモリ
が必要になるし、装置の規模も大きくなってしまう。し
たがって、装置のコストが増加してしまうという問題が
あった。
【0020】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、OCRによって光学的に読み取った印刷又は手
書きされた文字等の入力情報を全てキーボード装置から
のキー操作入力と全く同じに扱えるようにし、形状の同
じ又は似ている入力情報を区別して認識できるように
し、そのための装置のコストの上昇を極力押さえ、入力
操作の多様性,自在性,及び操作性を大幅に向上させ、
且つデータ処理装置本体側を何ら変更することなく使用
することができる汎用性のある入力装置を提供すること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明による入力装置
は、上記の目的を達成するため、印刷又は手書きされた
文字等の情報を光学的に読み取って入力する情報入力手
段と、その手段によって入力された情報を認識してその
認識コードを出力する入力情報認識手段と、その手段か
らの認識コードをキーボード操作コードに変換するキー
ボード操作コード作成手段と、その手段からのキーボー
ド操作コードをシステム装置に対応したキーボード信号
に変換するキーボード信号作成手段と、上記キーボード
信号をキーボードインタフェースを介してデータ処理装
置等のシステム装置へ出力するキーボード信号出力手段
を備えている。
【0022】さらに、情報入力手段によって入力する情
報中の文字の種類に応じて文字種類を切り換える文字種
類切り換え手段と、入力情報認識手段による認識に用い
る文字種類毎の評価値のなかから文字種類切り換え手段
によって切り換えた文字種類に対応する評価値を判断す
る文字種類判断手段と、その手段によって判断した評価
値に基づいて入力情報認識手段による認識結果の候補の
なかから出力する認識コードを決定する候補決定手段を
設けたものである。
【0023】また、上記情報入力手段と入力情報認識手
段とキーボード操作コード作成手段とキーボード信号作
成手段とキーボード信号出力手段を備えると共に、入力
情報認識手段によって認識した認識コードの情報中の文
字の種類を判断する文字種類判断手段と、その手段によ
って判断した文字種類に対応する偏差情報を格納する統
計的情報格納手段と、その手段に格納された偏差情報に
対応する評価値に基づいて入力情報認識手段による認識
結果の候補のなかから出力する認識コードを決定する候
補決定手段を設けた入力装置も提供する。
【0024】さらに、上記情報入力手段と入力情報認識
手段とキーボード操作コード作成手段とキーボード信号
作成手段とキーボード信号出力手段を備えると共に、情
報入力手段によって入力される情報中の特殊文字を認識
する特殊文字認識手段と、その手段によって認識した特
殊文字によって文字の種類を判断する文字種類判断手段
と、その手段によって判断した文字種類に応じた評価値
に基づいて入力情報認識手段による認識結果の候補のな
かから出力する認識コードを決定する候補決定手段を設
けた入力装置も提供する。
【0025】
【作用】この発明による入力装置は、印刷又は手書きさ
れた文字等の情報を光学的に読み取って入力し、その入
力情報を認識すると、その認識コードをキーボード操作
コードに変換し、さらにそのキーボード操作コードをシ
ステム装置に対応したキーボード信号(キーコード及び
そのオン・オフ信号)に変換してキーボードインタフェ
ースを介してデータ処理装置等のシステム装置へ出力す
る。
【0026】したがって、システム装置側では、印刷又
は手書きされた文字等の情報をキーボード装置からキー
操作によって入力された情報と全く同じに処理すること
ができるので、従来のキーボード装置を使用する各種デ
ータ処理装置本体(システム装置)を何ら変更すること
なく、そのキーボードインタフェースに接続して使用す
ることができる。
【0027】さらに、入力する情報中の文字の種類に応
じて文字種類を切り換え、入力情報の認識に用いる文字
種類毎の評価値のなかから切り換えた文字種類に対応す
る評価値を判断し、その判断した評価値に基づいて入力
情報の認識結果の候補のなかから出力する認識コードを
決定するので、入力情報の文字種類に対応する認識結果
を出力することができる。
【0028】また、入力情報を認識した認識コードの情
報中の文字の種類を判断し、その判断した文字種類に対
応する偏差情報を格納し、その格納された偏差情報に対
応する評価値に基づいて入力情報の認識結果の候補のな
かから出力する認識コードを決定するようにすれば、入
力情報の文字種類の偏差情報に応じた文字種類に対応す
る認識結果を出力することができる。
【0029】さらに、入力される情報中の特殊文字を認
識し、その認識した特殊文字によって文字の種類を判断
し、その判断した文字種類に応じた評価値に基づいて入
力情報の認識結果の候補のなかから出力する認識コード
を決定するようにすれば、特殊文字によって指定された
入力情報の文字種類に対応する認識結果を出力すること
ができる。
【0030】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図2はこの発明による入力装置を使用し
たデータ処理装置の外観斜視図である。このデータ処理
装置は、入力装置1がキーボードインタフェース(I/
F)ケーブル2を介して、文書作成機能やデータ処理機
能等を備えたシステム装置3に接続されている。
【0031】その入力装置1は挿入口1aから挿入され
る原稿上に印刷又は手書きされた文字,数字等の各種の
情報を光学的に読み取ってそれをキーボード信号に変換
処理する機能を持つ。また、この入力装置1は入力情報
に対して通常の認識の他に、その文字種類毎の評価値に
よって認識結果を決定する機能も持つ。そのため、文字
種類モード切り換えのためのタッチキー方式等の文字種
類切り換えスイッチ16を備えている。
【0032】その評価値とは、原稿上に記載された文字
等の情報のイメージを読み込んだとき、その認識結果の
候補となる情報がいくつかある場合、その各情報のうち
のいずれが最も適しているかを示す確率を数値化したも
のである。
【0033】さらに、キーボード装置12がキーボード
インタフェース(I/F)ケーブル13を介して入力装
置1に接続されており、そのキーボード装置12からの
キー入力によるキーボード信号が入力装置1のキーボー
ドインタフェース(I/F)ケーブル2を介してシステ
ム装置3に送られる。
【0034】図1は図2に示した入力装置1の第1実施
例の機能構成をシステム装置3と共に示すブロック図で
あり、この入力装置1は情報入力部4,入力情報認識部
5,キーボード操作コード作成部6,キーボード操作コ
ード作成情報格納部7,キーボード信号作成部8,キー
ボード信号作成情報格納部9,及びキーボード信号出力
部10の各機能を備えている。
【0035】さらに、キーボード制御情報格納部14,
キーボード信号切換部15,文字種類切り換えスイッチ
16,文字種類判断部17,及び候補決定部18の各機
能も備えている。また、音声入力部11a及び音声認識
部11bを設けるようにしてもよい。
【0036】情報入力部4は原稿に印刷又は手書きされ
た文字等の情報をスキャナによって光学的に読み取り、
その情報を二値化して入力情報認識部5へ送る。さら
に、キーボード制御情報格納部14に対して情報入力開
始時及び終了時にそれを示す情報を設定する。
【0037】入力情報認識部5は情報入力部4から受け
取った二値化された情報をOCRによって文字等の情報
認識処理を行ない、その認識結果の候補の認識コードを
候補決定部18へ送る。文字種類切り換えスイッチ16
は情報入力部4によって入力する情報中の文字の種類に
応じて文字種類のモードを切り換える。
【0038】文字種類判断部17は、文字種類切り換え
スイッチ16によって切り換えられたモードを参照し、
入力情報認識部5による認識に用いる文字種類毎の評価
値のなかからその切り換えられた文字種類のモードに対
応する評価値を判断し、その評価値を候補決定部18へ
送る。また、通常モードの場合は通常の評価値を出力す
る。そのため、通常の評価値及び文字種類毎の評価値を
格納したテーブルを備えている。
【0039】候補決定部18は、通常のときは通常の評
価値を基にして入力情報認識部5から受け取った候補の
なかから認識コードを決定し、それをキーボード操作コ
ード作成部6へ出力する。
【0040】また、文字種類切り換えスイッチ16によ
ってモードが切り換えられた場合は、文字種類判断部1
7から受け取った評価値に基づいて入力情報認識部5か
ら受け取った認識結果の候補のなかから出力する認識コ
ードを決定し、その決定した認識コードをキーボード操
作コード作成部6へ出力する。
【0041】キーボード操作コード作成部6はキーボー
ド操作コード作成情報格納部7に格納されている情報を
もとにして、候補決定部18から送られた認識コードを
キーボード操作コード(キー操作に対応するコード)に
変換してキーボード信号作成部8へ送る。
【0042】キーボード操作コード作成情報格納部7は
キーボード操作コード作成部6が参照する情報をテーブ
ル形式で格納しており、入力情報認識部5で認識できる
文字等の全ての情報に対して、それらの認識コードをイ
ンデックスとして対応させたキーボード操作コードが登
録してある。
【0043】キーボード信号作成部8は、キーボード信
号作成情報格納部9に格納してある情報をもとにして、
キーボード操作コード作成部6から送られたキーボード
操作コードをキーボード信号(キーボード装置上のキー
押下時のキーコードおよびそのオン・オフ信号に相当す
る)に変換し、それをキーボード信号出力部10へ送
る。
【0044】キーボード信号作成情報格納部9はキーボ
ード信号作成部8が参照する情報を格納するメモリであ
り、ここにはキーボード装置上の各キーボード操作コー
ド(1キー入力)に対応するそれぞれのキーボード信号
データがテーブル形式で登録してある。
【0045】そのキーボード信号データとは、キーボー
ド装置上の各キー単位に決められているキー押下及び押
下解除に関する通知情報をいう。例えば、キーボード装
置からシステム装置に対して文字「A」を入力した場
合、キーボード装置からはシステム装置に対してキーボ
ード装置上のキー配列における文字「A」の物理的な位
置(キーコード)と共に、そのキーが押されたこと(オ
ン)と離されたこと(オフ)を示すデータとしてキーボ
ード信号データを通知している。
【0046】キーボード信号出力部10はシステム装置
3とキーボード装置間のデータの遣り取りを行なうキー
ボードI/Fケーブル2を介して、キーボード信号作成
部8から受け取ったキーボード信号データをシステム装
置3へ出力する。キーボード制御情報格納部14はキー
ボード信号切換部15が参照する情報を格納するメモリ
であり、ここには情報入力部4が情報入力開始時及び終
了時に設定する情報入力の開始と終了を示すキーボード
制御情報を格納する。
【0047】キーボード信号切換部15は、キーボード
制御情報格納部14に格納されているキーボード制御情
報にしたがって、キーボード装置12からのキーボード
信号とキーボード信号作成部8からのキーボード信号デ
ータとを切り換えてキーボード信号出力部10へ出力す
る。
【0048】図3は図1に示したキーボード操作コード
作成情報格納部7におけるキーボード操作コード作成情
報の格納フォーマットの一例を示す図である。そのキー
ボード操作コード作成情報は、認識用データとキーボー
ド操作データからなり、認識用データはキーボード装置
上の各キーに対応する文字や記号等の情報(例えば、
「0」「A」「ア」等)であり、キーボード操作データ
は、それらの各情報を入力するためのキーボード操作の
情報である。
【0049】例えば、認識用データ「0」に対応する
‘0’を入力するキーボード操作データは、操作データ
制御情報としてキー操作数=2(2回のキー操作が必要
であることを示す)と、‘英数’キーの操作を示すキー
ボード信号作成情報で‘英数’キーを指すポインタと、
‘0’キーの操作を示すキーボード信号作成情報で
‘0’キーを指すポインタとからなる。
【0050】また、認識用データ「ア」に対応する
‘ア’を入力するキーボード操作データは、操作データ
制御情報としてキー操作数=2と、‘カタカナ’キーの
操作を示すキーボード信号作成情報で‘カタカナ’キー
を指すポインタと、‘3’キーの操作を示すキーボード
信号作成情報で‘3’キーを示すポインタ(‘ア’のキ
ーは‘3’のキーを兼用しているので)とからなる。
【0051】なお、このキーボード操作コード作成テー
ブルに、各種制御情報を示す特殊マークの情報を格納す
る拡張用テーブルを増設してもよい。つまり、「スペー
ス」「上カーソル」「下カーソル」「改行」「改頁」
「シフト」「全角/半角/倍角」等の指示機能を示すマ
ークに対してそれらの各情報を入力するためのキーボー
ド操作データを格納する。
【0052】例えば、「上カーソル」を示す認識用デー
タ(上向きの矢印)に対応する‘上カーソル’を入力す
るキーボード操作データは、操作データ制御情報として
キー操作数=1と、‘上カーソル’キーの操作を示すキ
ーボード信号作成情報で‘上カーソル’キーを指すポイ
ンタとからなる。
【0053】図4は図1に示したキーボード信号作成情
報格納部9におけるキーボード信号作成情報の格納フォ
ーマットの一例を示す図である。そのキーボード信号作
成情報は各キーの押下時と解放時のキーボード信号から
なる。
【0054】次に、図1に示した入力装置1の各部間の
作用について説明する。まず、情報入力部4から文字等
の情報入力が開始されるとキーボード制御情報格納部1
4に禁止情報が設定される そして、入力情報認識部5は認識した文字等に対する結
果の候補について、キーボード操作コード作成情報格納
部7内にある該当文字に対応したキーボード操作データ
を指すポインタを出力する。
【0055】そのキーボード操作データは、図5に示す
ように操作データ制御情報としてのキー操作数と、操作
データとしてのキーの操作情報を持ち、そのキー操作数
とは認識した文字を実際にキーボード装置から入力する
場合のキー操作回数であり、操作データとは入力操作手
順に相当し、キーの操作(入力キーの種類)を入力順に
キー操作数だけ並べてある。また、キーの操作情報には
キーボード信号作成情報格納部9に格納されている該当
キーを指すポインタが設定されている。
【0056】文字種類判断部17は、文字種類切り換え
スイッチ16によって切り換えられた文字種類のモード
を参照し、その文字種類のモードに対応する評価値を候
補決定部18へ送る。候補決定部18はその評価値を基
にして入力情報認識部5が認識した結果の候補のなかか
ら最も評価値の高い評価文字のポインタをキーボード操
作コード作成部6へ出力する。
【0057】キーボード操作コード作成部6は候補決定
部18からポインタを受け取ると、そのポインタに対応
するキー操作数と操作データとを取り出し、キー操作数
だけ操作データから順にキーの操作情報(キーボード信
号作成情報へのポインタ)を入力してキーボード信号作
成部8へ出力する。
【0058】キーボード信号作成部8はキーボード操作
コード作成部6からのポインタによって該当するキーの
コードとその押下及び解放を示すキーボード信号を順次
キーボード信号切換部15へ出力する。キーボード信号
切換部15は情報入力部4が制御するキーボード制御情
報格納部14に格納されている禁止又は許可情報によっ
て、キーボード装置12からのキーボード信号を出力す
るか無効にするかの判断を行なう。
【0059】この場合は、情報入力部4からの入力が有
効だからキーボード信号作成部8からのキーボード信号
をキーボード信号出力部10へ送る。そして、キーボー
ド信号出力部10はキーボードI/Fケーブル2を介し
てシステム装置3へそのキーボード信号を出力する。
【0060】次に、情報入力部4による入力操作が終了
すると、キーボード制御情報にキーボード入力許可情報
が設定され、ここで、オペレータがキーボード装置12
からキー入力を行なうと、そのキー入力によるキーボー
ド信号がキーボード信号切換部15へ送られる。
【0061】そして、キーボード信号切換部15はキー
ボード制御情報格納部14の許可情報によって、今度は
キーボード装置12から送られるキーボード信号をキー
ボード信号出力部10へ送り、キーボード信号出力部1
0は、キーボードI/Fケーブル2を介してシステム装
置3へそのキーボード信号を出力する。
【0062】次に、図6に示すフローチャートによっ
て、この入力装置における入力情報の文字種類毎に評価
値を切り換えて情報認識するときの処理について説明す
る。まず、入力情報について文字認識をすると、その認
識した文字種類の判断を行ない、すなわち、認識した情
報に対して切り換えられた文字種類モードがいずれであ
るかを判断し、その文字種類に対応する文字種類モード
を選択する。
【0063】その後、その文字種類モードに対応する評
価値を決定し、その評価値を基にして入力情報の認識結
果の候補のなかから出力すべき候補を決定して出力して
この処理を終える。
【0064】次に、文字種類モードとして、「英小文字
モード」「英大文字モード」「漢字かなモード」「数字
モード」の4つのモードを設けた場合の具体的な認識結
果の候補の決定処理について説明する。表1は評価文字
とその通常の評価値及び文字種類毎の評価値の一例を示
す表である。
【0065】この表は、文字種類は異なるが形状が同じ
又は似ている半角数字「1」,全角数字「1」,英小文
字「エル」,及び英大文字「I」について、上記4つの
モード毎に設定した評価値の一覧であり、その評価値
は、入力情報に対する認識結果の候補となる情報がいく
つかある場合、その各情報のうちのいずれが最も適して
いるかを示す確率を数値化したものである。
【0066】例えば、入力情報から認識した結果の候補
がそれぞれ半角数字「1」,全角数字「1」,半角英小
文字「l」,半角英大文字「I」の場合、文字種類モー
ドが英小文字モードのときは、そのモードにおける各文
字情報の評価値のなかから最も高い評価値「70%」で
ある英小文字(半角)のエルの認識コードを出力すべき
ものと決定する。
【0067】また、英大文字モードのときは英大文字
(半角)の「I」の認識コードを、漢字かなモードのと
きは数字(全角)の「1」の認識コードを、数字モード
のときは数字(半角)の「1」の認識コードをそれぞれ
出力すべきものと決定する。なお、通常の評価値の場合
は数字(半角)の「1」を決定する。
【0068】つまり、表1に示した評価値を基にすれ
ば、例えば文字情報「┃」を認識したときに、文字種類
モードが英小文字モードに切り換えられていれば、英小
文字モードの各評価値のうち最も高い評価値である英小
文字(半角)のエルに決定する可能性が大きくなる。
【0069】
【表1】
【0070】このようにして、入力情報の文字種類に応
じて文字種類モードを切り換えることにより、その切り
換えたれた文字種類モード毎の評価値によって入力情報
の認識結果を決定することができるので、認識率が向上
する。
【0071】なお、文字種類判断部17の評価値を任意
に登録又は変更可能にすると便利である。例えば、この
入力装置に評価値登録・変更モードを指定する手段と文
字種類判断部17に対して評価値を登録又は変更する手
段を設ける。
【0072】そして、そのモードに切り換えた後、専用
のシートに記入された登録又は変更すべき評価文字とそ
の各文字種類モードにおける評価値の情報を情報入力部
4が読み取り、その読み取った情報を評価値登録・変更
手段が文字種類判断部17の評価値テーブルに対して登
録又は変更させるようにするとよい。
【0073】次に、図7のフローチャートによって入力
装置1による情報入力切り換えの処理について説明す
る。情報入力部4から光学的読み取りによる情報入力が
開始されない間は、キーボード制御情報格納部14へ入
力許可情報を設定する。そして、キーボード信号切換部
15がそのキーボード制御情報格納部14に格納されて
いる情報を参照して、その情報が禁止情報か否かを判断
する。
【0074】この時は入力許可情報なので入力許可状態
と判断し、キーボード装置12からの入力を有効にして
キーボード装置12からキー入力があればそのキーボー
ド信号をキーボード信号出力部10へ出力し、キーボー
ド制御情報格納部14のキーボード制御情報を参照する
処理に戻る。その後、情報入力部4に入力文字(情報)
データがあるとその入力を開始して、キーボード制御情
報格納部14に入力禁止情報を設定する。
【0075】そして、情報入力部4によって読み取った
情報から認識した文字等の情報に相当するキーボード信
号をキーボード信号作成部8がキーボード信号切換部1
5へ送出し、そのキーボード信号切換部15がキーボー
ド制御情報格納部14に格納されている情報を参照し
て、その情報が禁止情報か否かを判断する。
【0076】今度はその情報が禁止情報なので禁止状態
と判断し、キーボード装置12からの入力を無効にして
キーボード信号切換部15によってキーボード信号作成
部8から受け取ったキーボード信号をキーボード信号出
力部10へ送る。
【0077】次に、図8のフローチャートによって入力
装置1による情報入力の処理について説明する。まず、
情報入力部4から文字等の情報を入力すると入力情報認
識部5へ送り、入力情報認識部5はその文字等の認識の
処理を行なって認識結果の候補のポインタを候補決定部
18へ送る。
【0078】そのポインタを受け取った候補決定部18
は文字種類判断部17から受け取った評価値を基にして
候補のなかから出力するものを決定し、そのポインタを
キーボード操作コード作成部6へ出力する。キーボード
操作コード作成部6は、そのポインタの指す該当データ
をキーボード作成コード情報からキー操作数Ktを得
て、キーの操作の取り出し数Knを0に設定する。
【0079】このキー操作数Ktとキーの操作の取り出
し数Knを比較して、等しければ入力完了か否かを判断
してYESなら終了するが、NOなら再び情報入力部4
による情報入力処理を繰り返す。
【0080】一方、KtとKnが等しくなければ、キー
ボード信号作成部8によってKnに1を加算して操作デ
ータからKn番目のキーの操作を得て、それが指すポイ
ンタでキーボード信号作成情報から押下時キーボード信
号を得て、キーボード信号出力部10によってキーボー
ド信号を出力する。
【0081】さらに、Kn番目のキーの操作が指すポイ
ンタによってキーボード信号作成情報から解放時キーボ
ード信号を得て、キーボード信号出力部10によって出
力すると、KtとKnを比較する処理に戻り、KtとK
nが等しくなるまで処理を繰り返す。
【0082】次に、図9のブロック図によってさらにこ
の入力装置1における実際の文字入力の処理例について
説明する。ここでは、カタカナ「ア」を入力して通常の
評価値によって判断する場合について説明する。
【0083】まず、情報入力部4による情報の読み取り
が開始される時は、情報入力部4はキーボード制御情報
格納部14に対して禁止情報を設定し、キーボード信号
切換部15によってキーボード装置12からのキー入力
を無効にする。
【0084】そして、情報入力部4が原稿Pに記入され
たカタカナ「ア」を読み取って入力情報認識部5へ送る
と、入力情報認識部5はそのカタカナ「ア」を認識し、
キーボード操作コード作成情報の認識用データ「ア」を
指すポインタを候補決定部18へ送る。
【0085】候補決定部18は通常の評価値によって出
力すべきポインタを判断し、その認識用データ「ア」を
指すポインタをそのままキーボード操作コード作成部6
へ送る。キーボード操作コード作成部6は、キーボード
操作コード作成情報格納部7に格納されている情報中の
認識用データ「ア」に対応するキーボード操作データと
してキーの操作回数のデータも含んで、‘カタカナ’キ
ーの操作および‘3’キーの操作のポインタをキーボー
ド信号作成部8へ送る。
【0086】キーボード信号作成部8では、そのポイン
タによってキーボード信号作成情報格納部9に格納され
ている情報内の‘カタカナ’キー押下時のキーボード信
号と‘カタカナ’キー解放時のキーボード信号、及び
‘3’キー押下時のキーボード信号と‘3’キー解放時
のキーボード信号をキーボード信号出力部10へ出力す
る。
【0087】このようにして、キー入力以外の手段によ
って入力された文字等の情報をキーボード装置からキー
入力されたかのようにキーボード信号でシステム装置に
出力するので、システム装置はキーボード装置以外から
の入力情報もキーボード装置からのキー操作入力と同じ
データとして処理することができる。
【0088】また、情報入力の際に入力すべき情報の文
字種類を示す文字種類モードに切り換えることにより、
その文字種類に対応する認識結果を出力する確率を高め
るので、入力情報の文字種類に対応する認識結果を出力
することができる。
【0089】なお、情報入力部4がキーボード制御情報
格納部14に設定するキーボード入力制御情報に基づい
てキーボード装置12からのキー入力が可能状態の時に
照光式スイッチ内のキーボード入力許可通知ランプを点
灯するキーボード入力許可通知部を設けるようにすれ
ば、オペレータに対してキーボード装置12からの入力
可否を知らせることができる。
【0090】また、図1に破線で示すように、音声入力
部11a及び音声認識部11bを設け、その音声入力部
11からの音声情報を入力し、それを音声認識部11b
によって認識してその認識コードをキーボード操作コー
ド作成部6へ送出するようにすれば、音声による情報入
力も行なえる。
【0091】さらに、音声入力部11aがキーボード制
御情報格納部14に対して音声情報入力開始時及び終了
時にそれを示す情報を設定するようにすれば、音声情報
入力中にキーボード装置12からのキー入力を無効にす
ることができ、音声情報にキー入力による情報が混入す
ることがなくなる。
【0092】そして、キーボード制御情報格納部14に
設定された情報に基づいて情報入力部4からの入力情報
と音声入力部11aからの音声情報とが同時にキーボー
ド操作コード作成部6に出力されることがなくなり、入
力情報と音声情報の混入を防止できる。
【0093】以下、この実施例の入力装置1におけるそ
の他の効果を列挙する。まず、マン−マシンインタフェ
ースの向上に関するものとして、 (1)キー配列を覚えなくてもよいので入力が容易にな
る。 (2)キー操作の熟練が不要になる。
【0094】(3)不慣れなキーボード装置を使用しな
くても、手書き入力等によって文字だけでなく、各種制
御情報(例えば、半角,倍角,改行,改頁,変換等)を
も、文字の組み合わせや記号,マーク等によって素早く
入力することができる。
【0095】(4)文字等を間違えて入力しない限り誤
入力の恐れがない。 (5)日常使用する業務プログラム起動のような、一連
の操作情報を印刷したカードを読み取らせて装置を起動
させるような定形入力操作を容易に行なえる。 (6)障害者でも容易に文字等の入力を行なえるように
なる。
【0096】また、ハード面に関して、 (7)すべての入力情報がキーボードI/Fからキーボ
ード信号で入力されるため、システム装置側で入力手段
に応じて異なる認識処理を行なうような負荷の増加がな
い。 (8)一般のキーボード装置を使用するほとんどのデー
タ処理装置にそのまま使用でき、汎用性がある。
【0097】(9)操作性を低下させることなく小型化
を容易にできる。 (10)ファイリング装置に適用すれば、ファイリング
処理の際にイメージではなくコードで入力できるためデ
ータ量が少なくて済み、システム装置におけるメモリ等
の資源を有効に活用することができる。
【0098】(11)キーボード装置からの入力の方が
簡単で便利な時はそちらを使用することができるので、
入力作業の自在性が増す。 (12)キーボード装置と光学的読取装置を1本の接続
コード(キーボードI/Fケーブル)によってシステム
装置と接続でき、光学的読取装置及びキーボード装置に
よる入力作業を交互に行なうこともできる。
【0099】次にこの発明による入力装置の第2実施例
について説明する。図10はこの発明による入力装置の
第2実施例の機能構成をシステム装置3と共に示すブロ
ック図であり、図1と共通する部分には同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0100】この第2実施例の入力装置1は、図1に示
した文字種類切り換えスイッチ16を除き、新たに統計
的情報格納部19を設けており、情報を入力してからそ
の認識結果を決定するまでの機能が第1実施例の入力装
置1と若干異なる。
【0101】すなわち、文字種類判断部17によって入
力情報認識部が認識した認識コードの情報中の文字の種
類を判断し、その判断した文字種類に対応する偏差情報
を統計的情報格納部19に格納し、その格納された偏差
情報に対応する評価値に基づいて候補決定部18が入力
情報認識部5による認識結果の候補のなかから出力する
認識コードを決定する。この偏差情報とは、文字等の情
報を認識した後に英字,漢字かな,数字等のいずれの文
字種類に偏りがあるかを判断するための統計的情報であ
る。
【0102】次に、この入力装置1における情報認識の
処理について説明する。図11はその処理を示すフロー
チャートであり、まず、文字認識をすると文字種類の判
断を行ない、その判断した文字種類に対応する偏差情報
を統計的情報格納部19に登録(格納)する。
【0103】その後、その偏差情報に対応する評価値を
決定し、その評価値を基にして認識結果の候補のなかか
ら出力すべき候補を決定して出力し、この処理を終え
る。つまり、その偏差情報を基にして認識結果の候補の
なかから出力する認識コードを決定する際の評価値を自
動的に設定する。
【0104】次に、この第2実施例の入力装置による具
体的な文字認識について説明する。ここでは、文章「今
期売上100万円」を入力して認識する場合について説
明する。表2はその文章を読み込む前の偏差情報を示す
表であり、文字種類の偏差情報がそれぞれ、「英字」が
10%、「漢字かな」が60%、「数字」が30%、で
あったとする。
【0105】
【表2】
【0106】まず、文章「今期売上100万円」の先頭
文字「今」を読み取り、それを入力情報認識部5によっ
て認識するとその認識結果を候補決定部18及び文字種
類判断部17へ送る。文字種類判断部17はその認識結
果から「漢字かな」であることを判断し、統計的情報格
納部19に対して「漢字かな」に偏りがあることを示す
情報を送る。
【0107】すると、統計的情報格納部19では受け取
った情報を基にして「漢字かな」に対する偏差情報を更
新し、その更新後の「漢字かな」の偏差情報を文字種類
判断部17へ送る。そして、文字種類判断部17はその
偏差情報に対応する評価値を候補決定部18へ送り、候
補決定部18はその評価値を基にして入力情報認識部5
から送られる認識結果の候補のなかから出力する認識コ
ードを決定する。
【0108】さらに、文字種類判断部17において表1
に示した通常の評価値が得られており、文章「今期売上
100万円」の数字「1」の部分を認識し、文字種類判
断部17は統計的情報格納部19の偏差情報を更新す
る。
【0109】例えば、表3はその更新後の偏差情報の一
例を示す表である。このように、文字種類毎の偏差情報
はそれぞれ英字「10%」,漢字かな「60%」,数字
「30%」であり、当初は漢字が読み込まれていたので
「漢字かな」の偏差率が高くなっている。
【0110】
【表3】
【0111】その認識結果の候補が半角数字「1」,全
角数字「1」,英小文字「エル」,及び英大文字「I」
であったとき、この偏差情報の値が最も高い「漢字か
な」のモードに対応する評価値、つまり表1の漢字かな
モードの評価値のなかから最も高い値の全角数字「1」
を決定する。
【0112】こうして、入力情報の文字種類を判断し、
その判断した文字種類に基づいた認識結果の候補のなか
から出力する認識コードを決定するので、入力情報の文
字種類に応じた認識結果を自動的に出力することができ
る。
【0113】次にこの発明による入力装置の第3実施例
について説明する。図12はこの発明による入力装置の
第3実施例の機能構成をシステム装置3と共に示すブロ
ック図であり、図1と共通する部分には同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0114】この第3実施例の入力装置1は、図1に示
した文字種類切り換えスイッチ16を除き、新たに特殊
文字認識部20を設けており、情報を入力してからその
認識結果を決定するまでの機能が第1実施例の入力装置
1と若干異なる。
【0115】その特殊文字認識部20は情報入力部4に
よって入力される情報中の特殊文字を認識する。そのた
め、予め文字種類毎の特殊文字が登録されている。ま
た、文字種類判断部17は特殊文字認識部20によって
認識した特殊文字によって文字の種類を判断し、候補決
定部18は文字種類判断部17によって判断した文字種
類に応じた評価値に基づいて入力情報認識部5による認
識結果の候補のなかから出力する認識コードを決定す
る。
【0116】つまり、特殊文字認識部20によって特殊
文字を認識すると、文字種類判断部17によっていずれ
の文字種類に対応する評価値を上げるか判断し、その評
価値を候補決定部18へ送る。その後認識された候補の
なかから既に設定された評価値によって決定し、その評
価値は次の特殊文字を認識するまで有効にする。
【0117】次に、この入力装置1における情報認識の
処理について説明する。図13はその処理を示すフロー
チャートであり、まず、入力情報から特殊文字を認識し
たか否かを判断し、認識しなければ通常の評価値によっ
て文字認識を行ない、その認識結果の候補のなかから認
識コードを出力すべき候補を決定してこの処理を終了す
る。
【0118】また、特殊文字を認識したらその特殊文字
に対応する文字種類を判断し、文字認識を行なうと共
に、その文字種類に対応する評価値に変更する。そし
て、その評価値を基にして認識結果の候補のなかから認
識コードを出力すべき候補を決定してこの処理を終了す
る。つまり、入力情報に対して特殊文字によって示され
る文字種類に応じた認識結果を出力するようにする。
【0119】次に、この第3実施例の入力装置による具
体的な文字認識について説明する。図14は英文が記載
された原稿の一例を示す図であり、原稿S上に記載され
た英文「The sales for the present term totals 1000
000 Yen.」を入力した場合、通常では単語「sales」及
び「totals」の各文字「l」(エル)が数字の「1」に
認識される可能性が高い。そこで、この英文を入力して
認識するときの文字種類を指定する。
【0120】図15は特殊文字(特殊マーク)の一例を
示す図、図16は図14に示した英文に図16に示す文
字種類を示す特殊文字を記入した原稿を示す図である。
図15の(a)に示す特殊文字M1は英文字を示すもの
であり、同図の(b)に示す特殊文字M2は数字を示す
ものである。すなわち、特殊文字M1は情報認識の際に
英文字としての評価を上げるためのマークであり、特殊
文字M2は情報認識の際に数字としての評価を上げるマ
ークである。
【0121】そして、図16に示すように、英文「The
sales for the present term totals 1000000 Yen.」の
先頭に特殊文字M1を記入し、数字「1000000」の前に
特殊文字M2を記入してこの原稿Sを読み取らせると、
「The sales for the present term totals」について
は英文字の評価値を高めて認識し、「1000000 Yen.」に
ついては数字の評価値を高めて認識する。
【0122】したがって、単語「sales」「total」の
「l」の認識結果は英小文字のエルに決定され、数字
「1000000」の「1」の認識結果は数字の1に決定され
る。このようにして、入力情報中の特殊文字を認識し、
その特殊文字によって判断した文字種類に応じた評価値
に基づいて入力情報の認識結果の候補のなかから出力す
る認識コードを決定するので、情報入力の際に情報の文
字種類が変わる毎にその文字種類の指定を行なう必要が
ない。
【0123】なお、上述した特殊文字を任意に登録・変
更できるようにしてもよい。例えば、この入力装置に特
殊文字登録・変更モードを指定する手段と特殊文字認識
部20の特殊文字格納テーブルに対して特殊文字を登録
又は変更する手段を設ける。そして、そのモードに切り
換えた後、専用のシートに記入された登録又は変更すべ
き特殊文字とその特殊文字が示す文字種類を情報入力部
4が読み取り、その読み取った情報を特殊文字登録・変
更手段が特殊文字認識部20の特殊文字格納テーブルに
対して登録又は変更させるようにするとよい。
【0124】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る入力装置によれば、OCRによるキーボード装置以外
の情報入力手段による入力情報を、キーボード装置から
のキー操作入力と同じキーボード信号にしてシステム装
置に入力させることができるので、一般のキーボード装
置を使用する各種データ処理装置等にそのまま接続して
使用でき、入力手段の多様性及び自在性が増すので、マ
ン−マシンインタフェースを向上させることができる。
【0125】さらに、入力する情報中の文字の種類に応
じた文字種類毎の評価値に基づいて入力情報の認識結果
の候補のなかから出力する認識コードを決定する。ま
た、入力情報を認識した認識コードの情報中の文字の種
類に応じた偏差情報に対応する評価値に基づき、入力情
報の認識結果の候補のなかから出力する認識コードを決
定する。
【0126】さらにまた、入力される情報中の特殊文字
を認識してその文字の種類を判断し、その文字種類に応
じた評価値に基づいて入力情報の認識結果の候補のなか
から出力する認識コードを決定する。したがって、入力
情報の文字種類に応じた認識結果を出力することがで
き、英語の大文字と小文字や数字と英文字等のように区
別して認識することが難しい入力情報を文字種類によっ
て確実に区別して認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示す入力装置1の第1実施例の機能構成
をシステム装置3と共に示すブロック図である。
【図2】この発明による一実施例である入力装置を使用
したデータ処理装置の外観斜視図である。
【図3】図1に示すキーボード操作コード作成情報格納
部7におけるキーボード操作コード作成情報の格納フォ
ーマットの一例を示す図である。
【図4】図1に示すキーボード信号作成情報格納部9に
おけるキーボード信号作成情報の格納フォーマットの一
例を示す図である。
【図5】図1に示したキーボード操作コード作成情報格
納部7におけるキーボード操作コード作成情報の格納フ
ォーマットの一例を示す図である。
【図6】図1に示す入力装置における文字種類毎に評価
値を切り換えた情報認識の処理を示すフローチャートで
ある。
【図7】図1に示す入力装置1による情報入力切り換え
の処理について示すフローチャートである。
【図8】図1に示す入力装置1による情報入力の処理に
ついて示すフローチャートである。
【図9】図1に示す入力装置1による実際の文字入力処
理例について説明するためのブロック図である。
【図10】図2に示す入力装置1の第2実施例の機能構
成をシステム装置3と共に示すブロック図である。
【図11】図10に示す入力装置における文字種類毎に
評価値を切り換えた情報認識の処理を示すフローチャー
トである。
【図12】図2に示す入力装置1の第3実施例の機能構
成をシステム装置3と共に示すブロック図である。
【図13】図12に示す入力装置における文字種類毎に
評価値を切り換えた情報認識の処理を示すフローチャー
トである。
【図14】英文を記載した原稿の一例を示す図である。
【図15】特殊文字の一例を示す図である。
【図16】図14に示した英文に図15に示す文字種類
を示す特殊文字を記入した原稿を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 1a 挿入口 2,13 キーボードインタフェース(I/F)ケーブ
ル 3 システム装置 4 情報入力部 5 入力情報認識部 6 キーボード操作
コード作成部 7 キーボード操作コード作成情報格納部 8 キー
ボード信号作成部 9 キーボード信号作成情報格納部 10 キ
ーボード信号出力部 11a 音声入力部 11b 音声認識部 12 キーボード装置 14 キーボード制
御情報格納部 15 キーボード信号切換部 16 文字種類切り
換えスイッチ 17 文字種類判断部 18 候補決定部 19 統計的情報格納部 20 特殊文字認識
部 M1,M2 特殊文字(特殊マーク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/38 W 7323−5L G06K 9/00 K 8623−5L 9/20 310 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷又は手書きされた文字等の情報を光
    学的に読み取って入力する情報入力手段と、該手段によ
    って入力された情報を認識してその認識コードを出力す
    る入力情報認識手段と、該手段からの認識コードをキー
    ボード操作コードに変換するキーボード操作コード作成
    手段と、該手段からのキーボード操作コードをシステム
    装置に対応したキーボード信号に変換するキーボード信
    号作成手段と、前記キーボード信号をキーボードインタ
    フェースを介してデータ処理装置等のシステム装置へ出
    力するキーボード信号出力手段とを備えると共に、 前記情報入力手段によって入力する情報中の文字の種類
    に応じて文字種類を切り換える文字種類切り換え手段
    と、前記入力情報認識手段による認識に用いる文字種類
    毎の評価値のなかから前記文字種類切り換え手段によっ
    て切り換えた文字種類に対応する評価値を判断する文字
    種類判断手段と、該手段によって判断した評価値に基づ
    いて前記入力情報認識手段による認識結果の候補のなか
    から出力する認識コードを決定する候補決定手段とを設
    けたことを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 印刷又は手書きされた文字等の情報を光
    学的に読み取って入力する情報入力手段と、該手段によ
    って入力された情報を認識してその認識コードを出力す
    る入力情報認識手段と、該手段からの認識コードをキー
    ボード操作コードに変換するキーボード操作コード作成
    手段と、該手段からのキーボード操作コードをシステム
    装置に対応したキーボード信号に変換するキーボード信
    号作成手段と、前記キーボード信号をキーボードインタ
    フェースを介してデータ処理装置等のシステム装置へ出
    力するキーボード信号出力手段とを備えると共に、 前記入力情報認識手段によって認識した認識コードの情
    報中の文字の種類を判断する文字種類判断手段と、該手
    段によって判断した文字種類に対応する偏差情報を格納
    する統計的情報格納手段と、該手段に格納された偏差情
    報に対応する評価値に基づいて前記入力情報認識手段に
    よる認識結果の候補のなかから出力する認識コードを決
    定する候補決定手段とを設けたことを特徴とする入力装
    置。
  3. 【請求項3】 印刷又は手書きされた文字等の情報を光
    学的に読み取って入力する情報入力手段と、該手段によ
    って入力された情報を認識してその認識コードを出力す
    る入力情報認識手段と、該手段からの認識コードをキー
    ボード操作コードに変換するキーボード操作コード作成
    手段と、該手段からのキーボード操作コードをシステム
    装置に対応したキーボード信号に変換するキーボード信
    号作成手段と、前記キーボード信号をキーボードインタ
    フェースを介してデータ処理装置等のシステム装置へ出
    力するキーボード信号出力手段とを備えると共に、 前記情報入力手段によって入力される情報中の特殊文字
    を認識する特殊文字認識手段と、該手段によって認識し
    た特殊文字によって文字の種類を判断する文字種類判断
    手段と、該手段によって判断した文字種類に応じた評価
    値に基づいて前記入力情報認識手段による認識結果の候
    補のなかから出力する認識コードを決定する候補決定手
    段とを設けたことを特徴とする入力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014006753A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Optoelectronics Co Ltd 操作データ出力装置、操作データ出力方法及びプログラム

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JP2014006753A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Optoelectronics Co Ltd 操作データ出力装置、操作データ出力方法及びプログラム

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