JPH06131621A - 磁気ヘッドのラッピング加工装置および加工方法 - Google Patents
磁気ヘッドのラッピング加工装置および加工方法Info
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- JPH06131621A JPH06131621A JP4274693A JP27469392A JPH06131621A JP H06131621 A JPH06131621 A JP H06131621A JP 4274693 A JP4274693 A JP 4274693A JP 27469392 A JP27469392 A JP 27469392A JP H06131621 A JPH06131621 A JP H06131621A
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- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- lapping
- reference pins
- tips
- angle
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成のラッピング装置で作業者の熟練
度を要しない磁気ヘッドのラッピング装置と加工方法を
得ることを目的としている。 【構成】 貼着プレート11の貼着面12に磁気ヘッド
を貼着し、磁気ヘッドのギャップデプスが所定の深さと
なるように3体の基準ピン13の先端の高さを調節し、
また、磁気ヘッドのリーディングテーパー部が所定の角
度となるように2体の基準ピン13、13と他の1体の
基準ピン13の先端の高さを調節し、3体の基準ピン1
3がラップ盤に当接するまで磁気ヘッドをラッピング加
工する。これにより、3体の基準ピン13の先端で形成
される面に倣って磁気ヘッドは安定かつ正確にラッピン
グ加工される。
度を要しない磁気ヘッドのラッピング装置と加工方法を
得ることを目的としている。 【構成】 貼着プレート11の貼着面12に磁気ヘッド
を貼着し、磁気ヘッドのギャップデプスが所定の深さと
なるように3体の基準ピン13の先端の高さを調節し、
また、磁気ヘッドのリーディングテーパー部が所定の角
度となるように2体の基準ピン13、13と他の1体の
基準ピン13の先端の高さを調節し、3体の基準ピン1
3がラップ盤に当接するまで磁気ヘッドをラッピング加
工する。これにより、3体の基準ピン13の先端で形成
される面に倣って磁気ヘッドは安定かつ正確にラッピン
グ加工される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドを高精度に
ラッピング加工するラッピング加工装置および加工方法
に関する。
ラッピング加工するラッピング加工装置および加工方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置の小型化、高密
度記録化に伴い、磁気ヘッドに対しても小型化と高精度
化の要望が高まってきている。
度記録化に伴い、磁気ヘッドに対しても小型化と高精度
化の要望が高まってきている。
【0003】従来、磁気ヘッドのラッピング加工におい
ては、複数個横列した磁気ヘッドを貼着プレートに接着
し、磁気ヘッドの加工面を粗加工した後、ラッピング加
工により高精度仕上げ加工を行っていた。
ては、複数個横列した磁気ヘッドを貼着プレートに接着
し、磁気ヘッドの加工面を粗加工した後、ラッピング加
工により高精度仕上げ加工を行っていた。
【0004】以下、従来の磁気ヘッドラッピング加工装
置およびその加工方法について図4および図5を参照し
ながら説明する。
置およびその加工方法について図4および図5を参照し
ながら説明する。
【0005】図4において、1はスライダーで、フェラ
イトで形成され浮上面2とトラック幅を決定するセンタ
ーレール3を有している。4はC型コアで、ガラス等の
非磁性体gを介在させて形成した磁気ギャップとギャッ
プデプスDとを有してスライダー1に装着されている。
5はリーディングテーパー部で、磁気記録媒体の浮上の
立上りをスムーズに行わせる目的で32′,52′の角
度を有して浮上面2およびセンターレール3の後端部に
形成されている。6はスライダー1の後端のリーディン
グ部である。
イトで形成され浮上面2とトラック幅を決定するセンタ
ーレール3を有している。4はC型コアで、ガラス等の
非磁性体gを介在させて形成した磁気ギャップとギャッ
プデプスDとを有してスライダー1に装着されている。
5はリーディングテーパー部で、磁気記録媒体の浮上の
立上りをスムーズに行わせる目的で32′,52′の角
度を有して浮上面2およびセンターレール3の後端部に
形成されている。6はスライダー1の後端のリーディン
グ部である。
【0006】このように形成された磁気ヘッドHは図5
に示したようなラッピング加工装置により、ギャップデ
プスdの深さとリーディングテーパー部5の角度とがラ
ッピング加工される。
に示したようなラッピング加工装置により、ギャップデ
プスdの深さとリーディングテーパー部5の角度とがラ
ッピング加工される。
【0007】図(a)において、31は貼着プレート
で、上面に複数横列した磁気ヘッドHを貼着する貼着面
32を有し、下面に所定の逃がし寸法lを有する凹欠條
33が設けられている。磁気ヘッドHはそのリーディン
グ部6を基準にして貼着面32に接着剤により貼着され
る。磁気ヘッドHが貼着された貼着プレート31は
(b)に示したように、センターレール3を含む浮上面
2を加工する浮上面加工用プレート34に取付けられ、
浮上面2が粗加工され、次いで鏡面加工される。この鏡
面加工においてギャップデプスdの深さが高精度に加工
される。
で、上面に複数横列した磁気ヘッドHを貼着する貼着面
32を有し、下面に所定の逃がし寸法lを有する凹欠條
33が設けられている。磁気ヘッドHはそのリーディン
グ部6を基準にして貼着面32に接着剤により貼着され
る。磁気ヘッドHが貼着された貼着プレート31は
(b)に示したように、センターレール3を含む浮上面
2を加工する浮上面加工用プレート34に取付けられ、
浮上面2が粗加工され、次いで鏡面加工される。この鏡
面加工においてギャップデプスdの深さが高精度に加工
される。
【0008】このようにして浮上面加工が終了すると、
次に(c)に示したように貼着プレート31は角度加工
プレート35に取付けられる。この角度加工プレート3
5にはその端部に段差hが設けられてあり、貼着プレー
ト31は段差hの上段面36と下段面37に跨るように
位置して取付けられる。これにより、貼着プレート31
は角度加工プレート35に対して逃がし寸法lと段差h
との三角凾数で求められる角度に傾斜して取付けられ、
この角度を磁気ヘッドHのリーディングテーパー部5の
所要の角度32′または50′として角度加工が行われ
る。
次に(c)に示したように貼着プレート31は角度加工
プレート35に取付けられる。この角度加工プレート3
5にはその端部に段差hが設けられてあり、貼着プレー
ト31は段差hの上段面36と下段面37に跨るように
位置して取付けられる。これにより、貼着プレート31
は角度加工プレート35に対して逃がし寸法lと段差h
との三角凾数で求められる角度に傾斜して取付けられ、
この角度を磁気ヘッドHのリーディングテーパー部5の
所要の角度32′または50′として角度加工が行われ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の磁気
ヘッドのラッピング加工装置および加工方法では、浮上
面2の加工において横列した磁気ヘッドHの左端側と右
端側の加工量に差異が生じてギャップデプスdが不同と
なることがあった。このような不具合に対しては、加工
量の少ない側の貼着プレート31上に重錘を載せて加工
量を調節していた。しかし、このような手段は、貼着プ
レート31の精度維持のための管理の厳しさとともに、
熟練作業者を必要とし、その育成や技能レベルの維持に
困難が伴うものであった。
ヘッドのラッピング加工装置および加工方法では、浮上
面2の加工において横列した磁気ヘッドHの左端側と右
端側の加工量に差異が生じてギャップデプスdが不同と
なることがあった。このような不具合に対しては、加工
量の少ない側の貼着プレート31上に重錘を載せて加工
量を調節していた。しかし、このような手段は、貼着プ
レート31の精度維持のための管理の厳しさとともに、
熟練作業者を必要とし、その育成や技能レベルの維持に
困難が伴うものであった。
【0010】また、リーディングテーパー部5の加工は
貼着プレート31を角度加工プレート35に取付けて行
われるため、貼着プレート31と角度加工プレート35
の精度維持のための管理が厳しいものとなる上、リーデ
ィングテーパー部5の角度が32′あるいは50′と小
さいため、32′の場合にはラッピング量(切込み量)
1に対してリーディングテーパー部5の面の長さは約1
00となり、ラッピング量の加減調節に高い熟練度を要
するものであった。
貼着プレート31を角度加工プレート35に取付けて行
われるため、貼着プレート31と角度加工プレート35
の精度維持のための管理が厳しいものとなる上、リーデ
ィングテーパー部5の角度が32′あるいは50′と小
さいため、32′の場合にはラッピング量(切込み量)
1に対してリーディングテーパー部5の面の長さは約1
00となり、ラッピング量の加減調節に高い熟練度を要
するものであった。
【0011】このような問題を解決するために、特公昭
59−129662号公報に示されたような構成のラッ
ピング方法及びその装置が提案されている。
59−129662号公報に示されたような構成のラッ
ピング方法及びその装置が提案されている。
【0012】この構成のものは、長方形の加工試料を底
辺にし加工用治具を頂点とする二等辺三角形状に加工試
料と加工用治具とを配設し、二等辺三角形の頂点になっ
ている加工用治具を自由平面内において可動可能なよう
にすることによって、二等辺三角形の面積内にかけられ
た垂直荷重を加工試料全面に均一にかけるようにし、ま
た、ラップ治具と高さ調整用リングとを螺合させ、ある
一定の角度をなす傾斜面の加工を可能にするというもの
で、加工試料を接着治具に接着保持させた後、高さ調整
用リングを回転させながら、ラップ治具の一端の高さを
調節し、ラップ治具が水平になるようにし、あるいはラ
ップ治具の傾きがその加工角度になるようにして浮上面
とリーディングテーパー部を加工するようにしている。
辺にし加工用治具を頂点とする二等辺三角形状に加工試
料と加工用治具とを配設し、二等辺三角形の頂点になっ
ている加工用治具を自由平面内において可動可能なよう
にすることによって、二等辺三角形の面積内にかけられ
た垂直荷重を加工試料全面に均一にかけるようにし、ま
た、ラップ治具と高さ調整用リングとを螺合させ、ある
一定の角度をなす傾斜面の加工を可能にするというもの
で、加工試料を接着治具に接着保持させた後、高さ調整
用リングを回転させながら、ラップ治具の一端の高さを
調節し、ラップ治具が水平になるようにし、あるいはラ
ップ治具の傾きがその加工角度になるようにして浮上面
とリーディングテーパー部を加工するようにしている。
【0013】しかし、この構成のものは、荷重棒とラッ
プ治具との首振り連結や、加工用治具とシャフトとの首
振り連結、さらには高さ調節用リングの螺合等、複雑な
機構が必要であり、また、加工試料に均一に荷重をかけ
る荷重棒とラップ治具の位置関係にずれがあると偏荷重
になって加工試料に片当りが生じるおそれがあり、その
加工精度と精度管理に厳しさが要求されるものであっ
た。
プ治具との首振り連結や、加工用治具とシャフトとの首
振り連結、さらには高さ調節用リングの螺合等、複雑な
機構が必要であり、また、加工試料に均一に荷重をかけ
る荷重棒とラップ治具の位置関係にずれがあると偏荷重
になって加工試料に片当りが生じるおそれがあり、その
加工精度と精度管理に厳しさが要求されるものであっ
た。
【0014】本発明は上記問題を解決するもので、簡単
な構成のラッピング装置で作業者の熟練度を要しない磁
気ヘッドのラッピング装置および加工方法を提供するこ
とを目的としている。
な構成のラッピング装置で作業者の熟練度を要しない磁
気ヘッドのラッピング装置および加工方法を提供するこ
とを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、磁気ヘッドのラッピング加工装置を磁気ヘ
ッドを貼着する貼着面を有する貼着プレートと、前記貼
着面に三角点状に配置され、前記プレートに螺合されて
その先端の高さが調節自在な3体の基準ピンとを備えた
構成としたものである。
するために、磁気ヘッドのラッピング加工装置を磁気ヘ
ッドを貼着する貼着面を有する貼着プレートと、前記貼
着面に三角点状に配置され、前記プレートに螺合されて
その先端の高さが調節自在な3体の基準ピンとを備えた
構成としたものである。
【0016】そして、磁気ヘッドの加工方法を、磁気ヘ
ッドを貼着面に貼着し、磁気ヘッドのギャップデプスが
所定の深さになるように3体の基準ピンの先端の高さを
調節し、前記3体の基準ピンがラップ盤に当接するまで
前記磁気ヘッドをラッピングして前記ギャップデプスの
深さを所定の深さにラッピング加工し、次いで貼着面か
ら基準ピンの先端までの高さを、3体中の2体の前記基
準ピンを所定の同一高さに調節するとともに他の1体の
前記基準ピンを前記2体の基準ピンの高さより高い所定
の高さに調節して前記2体の基準ピンの先端と前記他の
1体の基準ピンの先端とで形成される面を前記磁気ヘッ
ドのリーディングテーパー部の角度と同一の角度になる
ように調節し、前記3体の基準ピンの先端がラップ盤に
当接するまで前記磁気ヘッドをラッピングして前記磁気
ヘッドのリーディングテーパー部の角度を所定の角度に
ラッピング加工するようにしたものである。
ッドを貼着面に貼着し、磁気ヘッドのギャップデプスが
所定の深さになるように3体の基準ピンの先端の高さを
調節し、前記3体の基準ピンがラップ盤に当接するまで
前記磁気ヘッドをラッピングして前記ギャップデプスの
深さを所定の深さにラッピング加工し、次いで貼着面か
ら基準ピンの先端までの高さを、3体中の2体の前記基
準ピンを所定の同一高さに調節するとともに他の1体の
前記基準ピンを前記2体の基準ピンの高さより高い所定
の高さに調節して前記2体の基準ピンの先端と前記他の
1体の基準ピンの先端とで形成される面を前記磁気ヘッ
ドのリーディングテーパー部の角度と同一の角度になる
ように調節し、前記3体の基準ピンの先端がラップ盤に
当接するまで前記磁気ヘッドをラッピングして前記磁気
ヘッドのリーディングテーパー部の角度を所定の角度に
ラッピング加工するようにしたものである。
【0017】
【作用】上記したように、磁気ヘッドのラッピング加工
装置を、貼着プレートと貼着プレートの貼着面に三角点
状に配置され、その先端の高さが調節自在な3体の基準
ピンとで構成したので、磁気ヘッドのギャップデプスが
所定の深さになるように3体の基準ピンの先端の高さを
調節し、3体の基準ピンの先端がラップ盤に当接するま
でラッピングすることにより所定の深さのギャップデプ
スが得られる。
装置を、貼着プレートと貼着プレートの貼着面に三角点
状に配置され、その先端の高さが調節自在な3体の基準
ピンとで構成したので、磁気ヘッドのギャップデプスが
所定の深さになるように3体の基準ピンの先端の高さを
調節し、3体の基準ピンの先端がラップ盤に当接するま
でラッピングすることにより所定の深さのギャップデプ
スが得られる。
【0018】また、磁気ヘッドのリーディングテーパー
部の角度が所定の角度になるように3体の基準ピンの高
さを調節し、3体の基準ピンの先端がラップ盤に当接す
るまでラッピングすることにより所定の角度のリーディ
ングテーパー部が得られる。
部の角度が所定の角度になるように3体の基準ピンの高
さを調節し、3体の基準ピンの先端がラップ盤に当接す
るまでラッピングすることにより所定の角度のリーディ
ングテーパー部が得られる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1から図
3を参照しながら説明する。
3を参照しながら説明する。
【0020】図1において、11は貼着プレートで本実
施例では正三角形状に形成されている。貼着プレート1
1の上面の各辺部には磁気ヘッドHを貼着する貼着面1
2が設けられている。13は基準ピンで、貼着面12の
各頂点部で形成される正三角形の各頂点に三角点状に3
体配置されている。この基準ピン13は貼着プレート1
1に螺合され、貼着面12から先端までの高さが自在に
調節されるようになっている。また、その先端にはダイ
ヤモンド14が装着されている。15は止ねじ孔で、高
さが調節された基準ピン13を止着する止ねじの螺孔で
ある。なお、基準ピン13の配置は正三角形の各頂点で
も二等辺三角形の各頂点でもよいものである。
施例では正三角形状に形成されている。貼着プレート1
1の上面の各辺部には磁気ヘッドHを貼着する貼着面1
2が設けられている。13は基準ピンで、貼着面12の
各頂点部で形成される正三角形の各頂点に三角点状に3
体配置されている。この基準ピン13は貼着プレート1
1に螺合され、貼着面12から先端までの高さが自在に
調節されるようになっている。また、その先端にはダイ
ヤモンド14が装着されている。15は止ねじ孔で、高
さが調節された基準ピン13を止着する止ねじの螺孔で
ある。なお、基準ピン13の配置は正三角形の各頂点で
も二等辺三角形の各頂点でもよいものである。
【0021】上記構成の磁気ヘッドのラッピング加工装
置による磁気ヘッドHの加工方法について説明する。
置による磁気ヘッドHの加工方法について説明する。
【0022】まず、磁気ヘッドHの浮上面2とギャップ
デプスdの加工方法について図2および図4により説明
する。
デプスdの加工方法について図2および図4により説明
する。
【0023】図2(a)に示すように貼着プレート11
の3個所の貼着面12のそれぞれに、アペックス部7の
高さがロット別けされた同一ロットの複数横列の磁気ヘ
ッドHをそのリーディング部6を基準にして貼着する。
次に、貼着プレート11をハイトゲージ16がセッティ
ングされた定盤17上に載置し、アペックス部7からの
ギャップデプスdの深さが所定の値になるように3体の
基準ピン13の先端の高さをハイトゲージ16により調
節する。調節が終ると螺孔15に止ねじ18を螺入して
基準ピン13を固定する。これにより、3体の基準ピン
13の先端で形成される面はギャップデプスdを所定の
値の深さに形成する面となる。
の3個所の貼着面12のそれぞれに、アペックス部7の
高さがロット別けされた同一ロットの複数横列の磁気ヘ
ッドHをそのリーディング部6を基準にして貼着する。
次に、貼着プレート11をハイトゲージ16がセッティ
ングされた定盤17上に載置し、アペックス部7からの
ギャップデプスdの深さが所定の値になるように3体の
基準ピン13の先端の高さをハイトゲージ16により調
節する。調節が終ると螺孔15に止ねじ18を螺入して
基準ピン13を固定する。これにより、3体の基準ピン
13の先端で形成される面はギャップデプスdを所定の
値の深さに形成する面となる。
【0024】このようにして貼着プレート11に貼着さ
れた磁気ヘッドHは、その浮上面2が研削または粗ラッ
プ加工により5μm〜10μmの仕上げ加工量を残して
粗加工される。この粗加工において、たとえば、横列さ
れた磁気ヘッドHの左端側と右端側には、残された仕上
げ加工量に差異が生じることがある。つまり、横列の磁
気ヘッドHに傾斜が生じることがある。この傾斜が生じ
ると、従来は傾斜に倣って仕上げ加工されるため仕上げ
加工された磁気ヘッドHのギャップデプスdが不同とな
るという問題があり、これの解決のために傾斜の高い側
の貼着プレート31の上に重錘を載せて加工量を調節し
ていた。これに対し、本実施例によれば、図2(b)に
示したように、ラップ盤、たとえば、錫ラップ盤19に
3体の基準ピン13の総ての先端が当接するまで磁気ヘ
ッドHの浮上面2がラッピング加工されるので、粗加工
において先記したような傾斜が生じていても傾斜は修正
されて加工される。そして、3体の基準ピン13の先端
で形成される面と横列の磁気ヘッドHのアペックス部7
との間は平行に形成されているので、複数の磁気ヘッド
Hのギャップデプスdは所定の値に仕上げ加工される。
この加工方法により、従来熟練者によっても±3μmの
精度しか得られなかったが、本実施例では、非熟練者で
±1.5μmの精度にギャップデプスの精度を高めること
ができた。なお、基準ピン13の先端にはダイヤモンド
が装着されているので摩耗することはない。
れた磁気ヘッドHは、その浮上面2が研削または粗ラッ
プ加工により5μm〜10μmの仕上げ加工量を残して
粗加工される。この粗加工において、たとえば、横列さ
れた磁気ヘッドHの左端側と右端側には、残された仕上
げ加工量に差異が生じることがある。つまり、横列の磁
気ヘッドHに傾斜が生じることがある。この傾斜が生じ
ると、従来は傾斜に倣って仕上げ加工されるため仕上げ
加工された磁気ヘッドHのギャップデプスdが不同とな
るという問題があり、これの解決のために傾斜の高い側
の貼着プレート31の上に重錘を載せて加工量を調節し
ていた。これに対し、本実施例によれば、図2(b)に
示したように、ラップ盤、たとえば、錫ラップ盤19に
3体の基準ピン13の総ての先端が当接するまで磁気ヘ
ッドHの浮上面2がラッピング加工されるので、粗加工
において先記したような傾斜が生じていても傾斜は修正
されて加工される。そして、3体の基準ピン13の先端
で形成される面と横列の磁気ヘッドHのアペックス部7
との間は平行に形成されているので、複数の磁気ヘッド
Hのギャップデプスdは所定の値に仕上げ加工される。
この加工方法により、従来熟練者によっても±3μmの
精度しか得られなかったが、本実施例では、非熟練者で
±1.5μmの精度にギャップデプスの精度を高めること
ができた。なお、基準ピン13の先端にはダイヤモンド
が装着されているので摩耗することはない。
【0025】次に、磁気ヘッドHのリーディングテーパ
ー部5の加工方法について図3および図4により説明す
る。
ー部5の加工方法について図3および図4により説明す
る。
【0026】浮上面2の仕上げ加工が終了した磁気ヘッ
ドHは貼着プレート11に貼着されたままでリーディン
グテーパー部5の加工が行われる。
ドHは貼着プレート11に貼着されたままでリーディン
グテーパー部5の加工が行われる。
【0027】図3(a)に示したように、3個所の貼着
面12に貼着された磁気ヘッドHのうち、H1 で示した
磁気ヘッドのリーディングテーパー部5を加工する場合
について説明すると、図(b)に示したように、所定の
リーディングテーパー部5の角度と加工代、すなわち、
リーディングテーパー部5の錫ラップ盤20に対する角
度θと加工代から、磁気ヘッドH1 の両側に位置する2
体の基準ピン13a,13bの先端の高さと磁気ヘッド
H1 の対面側に位置する他の1体の基準ピン13cの先
端の高さを算出する。そして、算出した値から図2
(a)に示した定盤17上でハイトゲージ16により基
準ピン13a,13b,13cの先端の高さを調節す
る。この調節により、図3(b)に示したように、2体
の基準ピン13aと13bとはその先端が同一高さに調
節され、他の1体の基準ピン13cの先端は2体の基準
ピン13a,13cの先端よりも高く調節されて、2体
の基準ピン13a,13bの先端と他の1体の基準ピン
13cの先端とで形成される面はリーディングテーパー
部5と同一の所定の角度θを有する面に形成される。
面12に貼着された磁気ヘッドHのうち、H1 で示した
磁気ヘッドのリーディングテーパー部5を加工する場合
について説明すると、図(b)に示したように、所定の
リーディングテーパー部5の角度と加工代、すなわち、
リーディングテーパー部5の錫ラップ盤20に対する角
度θと加工代から、磁気ヘッドH1 の両側に位置する2
体の基準ピン13a,13bの先端の高さと磁気ヘッド
H1 の対面側に位置する他の1体の基準ピン13cの先
端の高さを算出する。そして、算出した値から図2
(a)に示した定盤17上でハイトゲージ16により基
準ピン13a,13b,13cの先端の高さを調節す
る。この調節により、図3(b)に示したように、2体
の基準ピン13aと13bとはその先端が同一高さに調
節され、他の1体の基準ピン13cの先端は2体の基準
ピン13a,13cの先端よりも高く調節されて、2体
の基準ピン13a,13bの先端と他の1体の基準ピン
13cの先端とで形成される面はリーディングテーパー
部5と同一の所定の角度θを有する面に形成される。
【0028】このようにして角度調節された貼着面12
上の磁気ヘッドH1 は、錫ラップ盤20に3体の基準ピ
ン13a,13b,13cが当接するまでラッピング加
工される。これにより磁気ヘッドH1 のリーディングテ
ーパー部5は所定の角度θと所定の長さに加工される。
上の磁気ヘッドH1 は、錫ラップ盤20に3体の基準ピ
ン13a,13b,13cが当接するまでラッピング加
工される。これにより磁気ヘッドH1 のリーディングテ
ーパー部5は所定の角度θと所定の長さに加工される。
【0029】なお、他の貼着面12に貼着された磁気ヘ
ッドH2 ,H3 のリーディングテーパー部5も磁気ヘッ
ドH1 の加工と同様の手順により加工されるものであ
る。また、3体の基準ピン13が二等辺三角形の頂点に
配置されたものにおいても、上記した手順により浮上面
2とギャップデプス2およびリーディングテーパー部5
を加工することができる。
ッドH2 ,H3 のリーディングテーパー部5も磁気ヘッ
ドH1 の加工と同様の手順により加工されるものであ
る。また、3体の基準ピン13が二等辺三角形の頂点に
配置されたものにおいても、上記した手順により浮上面
2とギャップデプス2およびリーディングテーパー部5
を加工することができる。
【0030】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、磁気ヘッドのラッピング加工装置
を、貼着プレートと貼着プレートの貼着面に三角点状に
配置され、その先端の高さが調節自在な3体の基準ピン
とで構成し、磁気ヘッドのギャップデプスが所定の深さ
になるように3体の基準ピンの先端の高さを調節し、3
体の基準ピンの先端がラップ盤に当接するまで浮上面を
ラッピングすることにより、所定の深さのギャップデプ
スを得ることができる。
に、本発明によれば、磁気ヘッドのラッピング加工装置
を、貼着プレートと貼着プレートの貼着面に三角点状に
配置され、その先端の高さが調節自在な3体の基準ピン
とで構成し、磁気ヘッドのギャップデプスが所定の深さ
になるように3体の基準ピンの先端の高さを調節し、3
体の基準ピンの先端がラップ盤に当接するまで浮上面を
ラッピングすることにより、所定の深さのギャップデプ
スを得ることができる。
【0031】また、磁気ヘッドのリーディングテーパー
部の角度が所定の角度になるように3体の基準ピンの高
さを調節し、3体の基準ピンの先端がラップ盤に当接す
るまでリーディングテーパー部をラッピングすることに
より、所定の角度のリーディングテーパー部を得ること
ができる。
部の角度が所定の角度になるように3体の基準ピンの高
さを調節し、3体の基準ピンの先端がラップ盤に当接す
るまでリーディングテーパー部をラッピングすることに
より、所定の角度のリーディングテーパー部を得ること
ができる。
【0032】このように本発明によれば、ラッピング装
置の構成が簡単なものとなるので精度の維持管理が容易
となり、また、3体の基準ピンの先端で平面が形成され
るので、この平面に倣って磁気ヘッドは安定かつ確実に
ラッピングされ、作業の熟練度を要することなくギャッ
プデプスの深さとリーディングテーパー部の角度を正確
に得ることができる。
置の構成が簡単なものとなるので精度の維持管理が容易
となり、また、3体の基準ピンの先端で平面が形成され
るので、この平面に倣って磁気ヘッドは安定かつ確実に
ラッピングされ、作業の熟練度を要することなくギャッ
プデプスの深さとリーディングテーパー部の角度を正確
に得ることができる。
【図1】(a)は本発明の一実施例の磁気ヘッドのラッ
ピング装置の斜視図 (b)は同要部の斜視図
ピング装置の斜視図 (b)は同要部の斜視図
【図2】(a)は磁気ヘッドのラッピング方法における
ギャップデプスの深さのための基準ピンの先端の高さ調
節工程の側面図 (b)は同ラッピング工程の側面図
ギャップデプスの深さのための基準ピンの先端の高さ調
節工程の側面図 (b)は同ラッピング工程の側面図
【図3】(a)は同リーディングテーパー部の角度のた
めの基準ピンの先端の高さ調節工程の平面図 (b)は同ラッピング工程の側面図
めの基準ピンの先端の高さ調節工程の平面図 (b)は同ラッピング工程の側面図
【図4】(a)は磁気ヘッドの斜視図 (b)は同要部の側面図
【図5】(a)は従来例の磁気ヘッドのラッピング装置
の斜視図 (b)は同磁気ヘッドのラッピング方法におけるギャッ
プデプスの深さのためのラッピング装置の取付け状態の
側面図 (c)は同磁気ヘッドのラッピング方法におけるリーデ
ィングテーパー部の角度のためのラッピング装置の取付
け状態の側面図
の斜視図 (b)は同磁気ヘッドのラッピング方法におけるギャッ
プデプスの深さのためのラッピング装置の取付け状態の
側面図 (c)は同磁気ヘッドのラッピング方法におけるリーデ
ィングテーパー部の角度のためのラッピング装置の取付
け状態の側面図
2 浮上面 5 リーディングテーパー部 11 貼着プレート 12 貼着面 13 基準ピン 14 ダイヤモンド 19,20 ラップ盤 H 磁気ヘッド d ギャップデプス
Claims (5)
- 【請求項1】磁気ヘッドを貼着する貼着面を有する貼着
プレートと、前記貼着面に三角点状に配置され、前記プ
レートに螺合されてその先端の高さが調節自在な3体の
基準ピンとを備えたことを特徴とする磁気ヘッドのラッ
ピング加工装置。 - 【請求項2】3体の基準ピンを正三角形または二等辺三
角形の各頂点に配置したことを特徴とする請求項1記載
の磁気ヘッドのラッピング加工装置。 - 【請求項3】基準ピンの先端部をダイヤモンドで形成し
たことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドのラッピ
ング加工装置。 - 【請求項4】請求項1記載の磁気ヘッドラッピング加工
装置において、磁気ヘッドを貼着面に貼着し、前記磁気
ヘッドのギャップデプスが所定の深さになるように3体
の基準ピンの先端の高さを調節し、前記3体の基準ピン
がラップ盤に当接するまで前記磁気ヘッドをラッピング
して前記ギャップデプスの深さを所定の深さにラッピン
グ加工する磁気ヘッドのラッピング加工方法。 - 【請求項5】請求項1記載の磁気ヘッドラッピング加工
装置において、磁気ヘッドを貼着面に貼着し、貼着面か
ら基準ピンの先端までの高さを、3体中の2体の前記基
準ピンを所定の同一高さに調節するとともに他の1体の
前記基準ピンを前記2体の基準ピンの高さより高い所定
の高さに調節して前記2体の基準ピンの先端と前記他の
1体の基準ピンの先端とで形成される面を前記磁気ヘッ
ドのリーディングテーパー部の角度と同一の角度になる
ように調節し、前記3体の基準ピンの先端がラップ盤に
当接するまで前記磁気ヘッドをラッピングして前記磁気
ヘッドのリーディングテーパー部の角度を所定の角度に
ラッピング加工する磁気ヘッドのラッピング加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4274693A JPH06131621A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 磁気ヘッドのラッピング加工装置および加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4274693A JPH06131621A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 磁気ヘッドのラッピング加工装置および加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06131621A true JPH06131621A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17545258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4274693A Pending JPH06131621A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 磁気ヘッドのラッピング加工装置および加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06131621A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005169556A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Tdk Corp | 研磨装置及び研磨方法 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP4274693A patent/JPH06131621A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005169556A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Tdk Corp | 研磨装置及び研磨方法 |
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