JPH0613655Y2 - 作業車輌におけるレバー装置 - Google Patents

作業車輌におけるレバー装置

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JPH0613655Y2
JPH0613655Y2 JP1987135097U JP13509787U JPH0613655Y2 JP H0613655 Y2 JPH0613655 Y2 JP H0613655Y2 JP 1987135097 U JP1987135097 U JP 1987135097U JP 13509787 U JP13509787 U JP 13509787U JP H0613655 Y2 JPH0613655 Y2 JP H0613655Y2
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啓治 児玉
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、コンバイン等の作業車輌におけるレバー装置
に係り、詳しくは操作台に、操作レバーを走行機体左右
方向及び走行機体前後方向に傾動自在に設置したレバー
装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、作業車輌例えばコンバインは、操作台に備えた
左右サイドクラッチレバーを傾動操作することにより、
サイドクラッチ・ブレーキ装置を適宜作動して、走行機
体を操向操作している。
しかし、上述したコンバインは、前処理部を昇降作動す
る際には、サイドクラッチレバーとは別にいちいち油圧
レバーを操作しなければならないため、刈取り作業時
に、圃場端に至ったこと等によりコンバインを回行する
場合には、油圧レバーを操作して前処理部を上昇し、ま
た左右サイドクラッチレバーのいずれかを操作してサイ
ドクラッチ・ブレーキ装置を作動し走行機体を回行し、
更に回行の終了後再び油圧レバーを操作して前処理部を
圃場面付近まで下降するという煩雑な作業を余儀なくさ
れており、オペレータの負担が大きくなっていた。
そこで、前記左右サイドクラッチレバーと前記油圧レバ
ーとを一体にして1本のモノレバーとなし、該モノレバ
ーを走行機体の前後方向に傾動することに基づき前処理
部を昇降作動し、かつ走行機体の左右方向に傾動した
際、その初期傾動によりスイッチをオンして油圧シリン
ダ装置を所定量伸長し、これにより左右いずれかのサイ
ドクラッチを切断すると共に、モノレバーの同方向への
更なる傾動によりリリーフバルブを絞り操作して油圧を
高め、これにより油圧シリンダ装置を更に伸長作動して
サイドブレーキを制動・作動し得るように構成したレバ
ー装置が考えられる。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、該レバー装置にあっては、モノレバーを走行機
体の前後左右方向に傾動するために、例えば左右方向に
のみ回動し得る回動基部材にレバー部材を前後方向にの
み回動し得るように組合わせて用いなければならない
が、モノレバーを走行機体の左右方向に大きく傾動して
リリーフバルブを絞り操作する際には、該レバーによる
大きな力を必要とする。このため、前記回動基部材とレ
バー部材との連結部分は堅固な構造にしなければなら
ず、レバー装置の構造が複雑になると共にその形状も大
きくなって、装置のコンパクト化を損なう虞れがある。
そこで、本考案は、回動基部材とレバー部材をその平面
部同士が接し合うように連結し、モノレバー操作時に前
記平面部同士で力の伝達が行われるように構成して、も
って上述問題点を解消したレバー装置を提供することを
目的とするものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図に示すように、操作レバー3を、走行機体の左
右方向揺動自在に設置した回動基部材19、及び該回動
基部材19に走行機体の前後方向揺動自在に設置したレ
バー部材17から構成すると共に、前記回動基部材19
をリリーフバルブ46に連繋し、また前記回動基部材1
9及びレバー部材17に平面部26b,17cを有する
支持部材26,17aをそれぞれ設置すると共に、これ
ら支持部材26,17aを、それぞれの平面部26b,
17c同士が互いに抱合うようにして連結する。そし
て、これら平面部を貫通するように、前記支持部材に枢
支ピン29を挿通して、前記操作レバー3の機体左右方
向の揺動操作に際しては前記平面部同士26b,17c
の接触により前記レバー部材17及び回動基部材19を
一体に移動し、また前記操作レバー3の機体前後方向の
揺動操作に際しては前記枢支ピン29を中心に前記平面
部26b,17c同士を摺接して前記レバー部材17を
前記回動基部材19に対して揺動してなる。
(ホ)作用 上述構成に基づき、作業車輌による刈取り等の作業中、
走行機体を回行しようとする等により、操作レバー3を
例えば走行機体の左右方向に傾動操作した場合、回動基
部材19とレバー部材17とはそれぞれの平面部26
b,17c同士が抱合った状態で連結されているため、
回動基部材19はレバー部材17からの操作荷重を、平
面部17c,26bを介して適確に伝達される。
また、操作レバー3を機体の前後方向に傾動操作する場
合、レバー部材17は、平面部26b,17c同士が摺
接することにより案内されつつ、枢支ピン29を中心と
して揺動する。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本考案による実施例について説明
する。
コンバインにおける運転席前部に立設した操作台1は、
第2図及び第3図に示すように、その上面が操作パネル
2になっており、かつ該操作パネル2にはモノレバー3
が立設されていると共に、各種操作スイッチ、メータ及
び表示ランプが配設されている。また、前記操作台1の
両側には手動サイドクラッチレバー5,5がそれぞれ走
行機体の前後方向回動自在に、かつ通常はストッパによ
り該回動が阻止されて設置されている。また、操作台1
の内方にはシャフト6が固設され、かつ該シャフト6に
嵌合したパイプ7には前記手動サイドクラッチレバー5
の一端が固定されている。更に、シャフト6には取付板
10が機体上下方向に立設・固定されており、また該取
付板10にはレバーブラケット11が固定されている。
なお、図中8はゴムブーツである。
そして、該レバーブラケット11は、第1図に示すよう
に、L字状に形成されていると共に嵌合孔11a及び多
数のボルト孔11bが穿設され、かつその一端にはスト
ッパピン12が一側方に突出して固設されている。更
に、レバーブラケット11の他端には折曲部11cが形
成されており、かつ該折曲部11cにはボス部13が設
けられていると共にその裏面にはL字状の固定板15が
取付けられている。また、前記ボス部13には該固定板
15を貫通してロータリースイッチ16の軸14が嵌挿
され、更に該ロータリースイッチ16はそのフランジ部
16aを前記固定板15にボルト止めされる。一方、前
記モノレバー3はレバー部材17及び回動基部材19か
らなり、かつ該回動基部材19は、その略々中央部に一
側方に突出するようにボス部20を有していると共に、
下方に向いた一端にはバー部材21が垂下して固設さ
れ、更に該バー部材21には前記ボス部20と同方向に
突出して操作ピン22が固設されている。そして、回動
基部材19の他端には固定部材23及びコ字状の固定部
材25が対向して固設され、かつ該固定部材25の下方
には角柱状の支持部材26,26が所定間隔を開けて機
体横方向に対向して固設されており、更にこれら支持部
材26,26それぞれには円筒状の孔26a,26aが
形成されている。また、前記レバー部材17の下端部に
は角柱状の基部17aが形成され、かつ該基部17aに
は小判状の孔17bが機体横方向に貫通して形成されて
おり、該基部17aは支持部材26,26の間に嵌め込
まれ、その平面部17c,17cを支持部材26,26
の対向する平面部26b,26bに接した状態で、孔2
6aと孔17bとを、リンク部材27の先端両側に面取
部29a,29aを形成したシャフト29により貫通さ
れ、これによりレバー部材17と回動基部材19が連結
される。更に、前記固定部材23,25には板ばね3
0,30がそれぞれボルト止めされてレバー部材17の
下端部近傍を走行機体前後方向から付勢・支持し、これ
により該レバー部材17を矢印A及びB方向に揺動した
際、手を離すことにより該レバー部材17を解放すると
常に中央の中立位置に復帰し得るように構成されてい
る。更に、板ばね30,30は、第3図に示すように、
狭いスペースを有効に利用するべくゴムブーツ8の内方
に収納されている。そして、回動基部材19はレバー部
材17を装着しかつ2枚の回動プレート32,32及び
戻しスプリング33をそのボス部20に嵌挿した状態
で、該ボス部20を、レバーブラケット11の嵌合孔1
1aに嵌合・立設したピン31(第3図参照)に回動自
在に嵌合される。この際、2枚の回動プレート32,3
2それぞれの一端にて形成される間隙35には前記スト
ッパピン12が挿入され、かつ回動プレート32,32
それぞれの他端にて形成される間隙36(第2図参照)
には前記操作ピン22が挿入される。更に、回動基部材
19の裏面には、そのオン作動により左右サイドクラッ
チ・ブレーキ装置切換え用のバルブを作動するロータリ
ースイッチ37がプレート39を介して固定される。ま
た、レバーブラケット11のボス部13には、リンク部
材40のシャフト部40aが戻しスプリング41を介在
して回動自在に嵌合され、かつ該シャフト部40aには
その下方から前記ロータリースイッチ16の軸14が嵌
合される。更に、リンク部材40の両端に亘って設置さ
れたバー部材42には、プレート43を介してシャフト
29に設けたピン45が直交するように当接される。従
って、モノレバー3を第1図矢印A方向に傾動すると、
レバー部材17の揺動動作がリンク部材27に矢印C方
向の回動動作として伝達され、更にピン45がバー部材
42を押圧してリンク部材40を回動することにより、
ロータリースイッチ16をオンして前処理部を下降し、
又モノレバー3を矢印B方向に傾動すると、リンク部材
27が矢印D方向に回動してリンク部材40を解放し、
戻しスプリング41の付勢力により軸14を前回とは反
対方向に回動してロータリースイッチ16をオンし、前
処理部を上昇する。
一方、第2図に示すように、回動基部材19の下方には
バルブ操作部材46が中央部分をピン47にて回動自在
に支持されて設置され、かつ該バルブ操作部材46の上
端には2個のピン49,49を所定間隔開けて設置する
ことにより係合部50が形成されており、更に該係合部
50には前記回動基部材19に固設したバー部材21が
挿入されている。従って、モノレバー3を走行機体の横
方向に傾動した際、傾動初期状態にてロータリースイッ
チ37をオンして左右サイドクラッチ・ブレーキ装置用
の切換えバルブを作動し、油圧シリンダ装置を伸長して
左右いずれかのサイドクラッチを切断する。そして、モ
ノレバー3を同方向に更に傾動することによりバー部材
21をピン49に当接・押圧してバルブ操作部材46を
回動し、これによりワイヤ等の連牽手段を介して1個の
リリーフバルブを絞り操作し、油圧を高めて前記シリン
ダ装置を更に伸長し、サイドブレーキを制動・作動する
ように構成されている。なお、図中50はリード線であ
る。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、例えばコ
ンバインによる刈取り作業時、走行機体が圃場端に達す
る等で回行する際、まずモノレバー3を手前に、即ち第
1図矢印B方向に傾動する。すると、レバー部材17が
リンク部材27のシャフト29を伴って回動し、これに
よりピン45、が第1図矢印D方向に回動してリンク部
材40のバー部材42を解放する。このため、該リンク
部材40が戻しスプリング41の付勢力にてピン45の
移動方向にピン45に当接しながら回動し、これにより
ロータリースイッチ16の軸14が同方向に回動してオ
ンされる。これに基づき、前処理部昇降用の油圧シリン
ダ装置が伸長作動して、前処理部は上昇される。そし
て、モノレバー3を左右いずれか回行しようとする方向
に傾動すると、その初期傾動によりロータリースイッチ
37がオンしてサイドクラッチ・ブレーキ装置用の切換
えバルブを作動し、まず左右いずれか一方のサイドクラ
ッチを切断する。続いてモノレバー3を更に同方向に傾
動することにより、回動基部材19がレバー部材17と
共に回動してバー部材21がいずれか一方のピン49を
当接・回動する。これにより、バルブ操作部材46がピ
ン47を中心に回動し、ワイヤ等を介して1個のリリー
フバルブを絞り操作して油圧を高めるため、油圧シリン
ダ装置が更に伸長してサイドブレーキを制動・作動し、
従ってコンバインは回行する。この際、リリーフバルブ
を絞り操作するには大きな力を必要とするが、モノレバ
ー3を構成するレバー部材17と回動基部材19とがそ
れぞれの平面部17c,17cと26b,26bとを接
した状態で回動されて力の伝達がなされるため圧力は面
全体で受け止められ、従ってモノレバー3の連結部はそ
の強度を向上される。そして、手の力を緩め、板ばね3
0の付勢力によりモノレバー3を中立位置に戻すと、サ
イドクラッチ・ブレーキ装置用の油圧シリンダ装置が収
縮作動されてサイドブレーキを解除し、続いてサイドク
ラッチを接続する。また、モノレバー3を第1図矢印A
方向に傾動すると、レバー部材17と共にリンク部材2
7が回動してピン45が矢印C方向に回動し、バー部材
42を押圧してリンク部材40を回動する。これによ
り、軸14が前回とは逆方向に回動してロータリースイ
ッチ16をオン作動するため、前処理部用の油圧シリン
ダ装置が収縮作動して前処理部を適宜の位置まで下降
し、この状態において、再び刈取り作業が行われる。
続いて、第4図ないし第6図に沿って、装置の構造をや
や変更した第2の実施例について説明する。
コンバインの運転席前部に立設した操作台51は、第5
図及び第6図に示すように、その上面の操作パネル52
にモノレバー53が立設されている。また、操作台51
の両側には手動サイドクラッチレバー55,55がそれ
ぞれ走行機体の前後方向回動自在に設置されている。ま
た、操作台51の内方にはシャフト56が固設され、か
つ該シャフト56に嵌合したパイプ57には手動サイド
クラッチレバー55の一端が固定されている。更に、シ
ャフト56には取付板59が機体上下方向に立設・固定
されており、かつ該取付板59にはレバーブラケット6
0が固定されている。なお、図中61はゴムブーツであ
る。
一方、前記モノレバー53はレバー部材62及び回動基
部材63からなり、かつ該回動基部材63は、その略々
中央部一側方に突出するようにボス部65を有している
と共に、下方に向いた一端にはバー部材66が垂下して
固設されている。更に、ボス部65の他端には角柱状の
支持部材67が固設され、かつ該支持部材67には走行
機体の横方向に向いて孔67aが形成されており、また
該支持部材67にはその一側方に突出して操作ピン69
が固設されていると共に、該操作ピン69の上方に向い
てガイド板70が固設されている。更に、前記レバー部
材62はその下端部に支持部材71が固設され、かつ該
支持部材71の両端には平面部72a,73aをそれぞ
れ有するパイプ72,73が互いに該平面部72a,7
3a同士を対向するようにして固設されており、レバー
部材62はパイプ72,73により支持部材67を両側
から挟み、平面部72a,73aと支持部材67の平面
部67bを密接した状態で、これらパイプ72,73の
溝72b,73bと支持部材67の孔67aとをシャフ
ト74にて貫通することにより、レバー部材62と回動
基部材63が連結されている。なお、前記パイプ72,
73に代えて、第4図2点鎖線で示す角柱状の鋼材を用
いても良い。更に、前記パイプ73にはクランク状のア
ーム75が固設されており、かつ該アーム75の先端部
の表面,裏面には、センサ部76a,78aを有するマ
イクロスイッチ76,78がそれぞれ設置されている。
一方、前記回動基部材63の側面下部にはボルト77を
植設したプレート部材79が固設されており、該プレー
ト部材79には、その両端に折曲部80a,80bを形
成した感知板80がその孔80c,80cをボルト7
7,77に嵌入しかつ該ボルト77,77にナット8
1,81を螺合することにより固定されている。更に、
該感知板80の孔80c,80cの径はボルト77,7
7の径に比して大きく形成されており、また折曲部80
aのマイクロスイッチ78のセンサ部78aに対応する
位置にはナット82が固設されており、従ってプレート
部材79に感知板80を取付ける場合には、レバー部材
62を第4図矢印F方向に一杯に傾けた状態でマイクロ
スイッチ76のセンサ部76aがオンする位置でナット
81,81を締結し、更にボルト83をナット82に螺
入して、レバー部材62を第4図矢印E方向に一杯に傾
けた際、マイクロスイッチ78のセンサ部78aがオン
するように調節する。これにより、マイクロスイッチ7
6,78の作動調節を1個の感知板80を動かすだけで
容易に行うことができると共に、これらスイッチ76,
78の取付け位置が多少ばらついても感知板80の移動
により簡単に対処することができ、更にスイッチ76,
78を1個の感知板80により適宜オン・オフ作動でき
るため、レバー装置の構造をシンプルにしてコンパクト
化することができる。また、レバー部材62の下方のゴ
ムブーツ61の内方には、固定部材85,85が走行機
体の前後方向に対向して設置され、かつ該固定部材8
5,85にはそれぞれ板バネ86,86がボルト止めさ
れており、レバー部材62はこれら板バネ86,86に
よってフリー状態において中立位置に戻されるように付
勢されている。更に、板バネ86,86はゴムブーツ6
1の内方に収納されるため、レバー装置の限られたスペ
ースを有効に利用することができると共に、板バネ86
の枚数を変更することでモノレバー53の操作荷重を簡
単に調節することができる。
更に、第5図に示すように、回動基部材63の下方に
は、バルブ操作部材87が中央部分をピン89にて回動
自在に支持されて設置され、かつ該バルブ操作部材87
の上端には2個のピン90,90が所定間隔開けて設置
されることにより係合部91が形成されており、また該
係合部91には前記バー部材66が挿入されている。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、コンバイ
ンによる刈取り作業等で走行機体を回行する際、モノレ
バー53を手前に、即ち第4図矢印E方向に板バネ86
に抗して傾動する。すると、レバー部材62がアーム7
5を介してマイクロスイッチ78を感知板80の折曲部
80aに向けて回動し、これによりスイッチ78のセン
サ部78aがボルト83の先端に当接してオン作動し、
これに基づき前処理部が上昇する。また、反対にモノレ
バー53を板バネ86に抗して第4図矢印F方向に傾動
した際には、レバー部材62によりアーム75が感知板
80の折曲部80bに向けて回動し、これによりマイク
ロスイッチ76のセンサ部76aが該折曲部80bに当
接してオン作動し、これに基づき前処理部が下降され
る。この場合、マイクロスイッチ76,78は、アーム
75によりレバー部材62の回動基部の近傍に背中合せ
の状態で設置されているため、スイッチ取付けのための
スペースが少なくされていると共にレバー部材62揺動
時の動きが少なくて足り、従って前記スイッチ76,7
8への配線の動きが減少され、スイッチ76,78自体
を動かしてオン・オフ作動することに起因する結線外れ
等の不具合を防止することができる。そして、今度はモ
ノレバー53を左右いずれか回行しようとする方向に傾
動すると、その初期傾動により、回動基部材63を検知
するロータリースイッチがオンしてサイドクラッチ・ブ
レーキ装置用の切換えバルブを作動し、まず左右いずれ
か一方のサイドクラッチを切断する。続いてモノレバー
53を更に同方向に強く傾動すると、回動基部材63が
レバー部材53と共に回動してバー部材66をピン90
に当接・押圧してバルブ操作部材87を回動し、これに
よりワイヤ等の連牽手段を介して1個のリリーフバルブ
を絞り操作し、油圧を高めて前記シリンダ装置を更に伸
長し、サイドブレーキを制動・作動する。この際、モノ
レバー53は、レバー部材62と回動基部材63とが、
パイプ72,73の平面部72a,73aと支持部材6
7の平面部67b,67bが密接することにより連結さ
れているため、レバー部材62操作時の大きな力が平面
部全体にて支持され、その強度が高められている。
一方、第8図及び第9図により、モノレバーを操作台に
設置したままの状態で、該レバーの要部に給油できるよ
うに構成した他の実施例について説明する。
モノレバー3′は、第7図に示すように、その上方の握
り部分3′aからレバー部材17′の下部にかけて給油
路95が形成され、かつ該下部分には、該給油路95に
注がれたオイルをレバー回動部に注げるようにノズル9
6が設けられている。従って、モノレバー3′を操作台
から取外すことなく、オイラー97により握り部分3′
aからオイルを注ぐことにより、簡単に回動部に給油す
ることができる。
更に、第8図に示すように、モノレバー3の握り部分
3″aの内方にオイル溜り99を形成し、かつ該オイル
溜り99内に戻しスプリング100を設けると共に、該
スプリング100により、給油用逆止弁101を有する
プッシユボタン102を上方に付勢して開口部103を
通常は塞いでおき、給油の際には、プッシユボタン10
2をスプリング100の付勢力に抗して押すことにより
オイル溜り99内のオイルを給油路105に圧送し、ノ
ズル106からモノレバー3″の回動基部にオイルを注
ぎ、簡単に給油できるように構成してもよい。
(ト)考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、平面部26bを
有する支持部材26,26を設けた回動基部材19と、
平面部17c,17cを有する支持部材17aを設けた
レバー部材17を、それぞれの平面部26b、17c同
士が互いに抱合うようにして連結したので、簡単な構造
からなるものでありながら、リリーフバルブ46の作動
のためのレバー操作時のように、モノレバー3に大きな
操作荷重が作用してもその荷重を平面部26b、17c
同士の当接により堅固に支持・伝達することができ、レ
バー装置のための限られたスペースの中でモノレバー3
を効率よく設置することができると共に、その強度を向
上することができる。
また、モノレバー3の機体前後方向の揺動操作に際して
は、枢支ピン29を中心に平面部26b,17c同士を
摺接してレバー部材17を回動基部材に対して揺動する
ので、レバー部材17は、平面部26b,17cに案内
されつつ枢支ピン29に支持されて揺動され、安定し
た、正確かつ確実な操作を行うことができる。
また、レバー部材17を、回動基部材19に設置した板
バネ30,30により走行機体の前後方向に付勢するよ
うに構成すると、モノレバー3屈曲時の付勢力の作用点
をレバー部材17側に取ることにより該屈曲部分をコン
パクトにすることができ、これによりレバー装置のゴム
ブーツ8内の狭いスペースを有効に利用してモノレバー
3をコンパクトにすることができ、更に板バネ30の枚
数を変えることにより、モノレバー3の操作荷重を容易
に変更することができる。
また、支持部材17a,26が角柱状からなり、かつレ
バー部材17の2個の支持部材17aにより回動基部材
19の1個の支持部材26を挟持し、又はレバー部材1
7の1個の支持部材17aを回動基部材19の2個の支
持部材26により挟持するように構成したので、レバー
操作時の操作荷重を回動部において左右均等に分散し、
モノレバー3の強度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るレバー装置を示す組立図、第2図
はその正面図、第3図はその側面図、第4図は他の実施
例のレバー装置を示す組立図、第5図はその正面図、第
6図はその側面図である。そして、第7図及び第8図は
レバー装置の更に他の実施例を示す側面図である。 1…操作台、3…操作レバー(モノレバー)、17…レ
バー部材、17a…支持部材(基部)、19…回動基部
材、26…支持部材、17c,26b…平面部、29…
枢支ピン(シャフト)。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作台に、操作レバーを走行機体左右方向
    及び走行機体前後方向に傾動自在に設置してなる作業車
    輌におけるレバー装置において、 前記操作レバーを、走行機体の左右方向揺動自在に設置
    した回動基部材、及び該回動基部材に走行機体の前後方
    向揺動自在に設置したレバー部材から構成すると共に、
    前記回動基部材をリリーフバルブに連繋し、 前記回動基部材及びレバー部材に平面部を有する支持部
    材をそれぞれ設置し、かつこれら支持部材を、それぞれ
    の平面部同士が互いに抱合うようにして連結すると共
    に、これら平面部を貫通するように、前記支持部材に枢
    支ピンを挿通して、前記操作レバーの機体左右方向の揺
    動操作に際しては前記平面部同士の接触により前記レバ
    ー部材及び回動基部材を一体に移動し、また前記操作レ
    バーの機体前後方向の揺動操作に際しては前記枢支ピン
    を中心に前記平面部同士を摺接して前記レバー部材を前
    記回動基部材に対して揺動してなる、 作業車輌におけるレバー装置。
  2. 【請求項2】前記レバー部材が、前記回動基部材に設置
    した板バネにより走行機体の前後方向に付勢された実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の作業車輌におけるレバ
    ー装置。
  3. 【請求項3】前記支持部材が角柱状からなり、かつレバ
    ー部材の2個の支持部材により回動基部材の1個の支持
    部材を挟持し、又はレバー部材の1個の支持部材を回動
    基部材の2個の支持部材により挟持するように構成した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の作業車輌における
    レバー装置。
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