JPH0614143Y2 - リップ型シール - Google Patents
リップ型シールInfo
- Publication number
- JPH0614143Y2 JPH0614143Y2 JP1988165091U JP16509188U JPH0614143Y2 JP H0614143 Y2 JPH0614143 Y2 JP H0614143Y2 JP 1988165091 U JP1988165091 U JP 1988165091U JP 16509188 U JP16509188 U JP 16509188U JP H0614143 Y2 JPH0614143 Y2 JP H0614143Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip
- rubber
- rubber lip
- thermal expansion
- type seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばカーエアコン用コンプレッサなどの機
体の回転軸部を軸封するに用いられるリップ型シールの
構造に関するものである。
体の回転軸部を軸封するに用いられるリップ型シールの
構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のカーエアコン用コンプレッサなどの軸封
装置として用いられる高圧用のリップ型シールにおいて
は、第3図に例示するように、図示しない機体のハウジ
ング内に挿通された回転軸(S)の軸周に先端部(1
a)が摺接されるゴム製リップ(1)の大気側(A)を
3フッ化エチレン樹脂または4フッ化エチレン樹脂から
なる合成樹脂製リップ(2)でバックアップして、大気
側(A)と高圧(約5kgf/cm2)な密封液側(B)と
をシールしてなる構成を有するものがある。
装置として用いられる高圧用のリップ型シールにおいて
は、第3図に例示するように、図示しない機体のハウジ
ング内に挿通された回転軸(S)の軸周に先端部(1
a)が摺接されるゴム製リップ(1)の大気側(A)を
3フッ化エチレン樹脂または4フッ化エチレン樹脂から
なる合成樹脂製リップ(2)でバックアップして、大気
側(A)と高圧(約5kgf/cm2)な密封液側(B)と
をシールしてなる構成を有するものがある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来構造のリップ型シールで
は、ゴム製リップ(1)が1種類のゴム製リップ素材か
ら形成されているために、回転軸(S)の回転に伴う密
封液の温度上昇して、ゴム製リップ(1)が温度上昇す
ると、ゴム製リップ先端部(1a)の面圧が、第3図点
線に示す先鋭な先当り状態から実線で示すハラ当り状態
に変形し、これによって、回転軸(S)とのシール面の
幅が広がり、回転軸が摩耗し易く、シール性が不安定に
なるといった問題があった。
は、ゴム製リップ(1)が1種類のゴム製リップ素材か
ら形成されているために、回転軸(S)の回転に伴う密
封液の温度上昇して、ゴム製リップ(1)が温度上昇す
ると、ゴム製リップ先端部(1a)の面圧が、第3図点
線に示す先鋭な先当り状態から実線で示すハラ当り状態
に変形し、これによって、回転軸(S)とのシール面の
幅が広がり、回転軸が摩耗し易く、シール性が不安定に
なるといった問題があった。
[考案の目的] 本考案は、上記の事情のもとになされたもので、その目
的とするところは、シール性を安定して維持することが
できるようにしたリップ型シールを提供することにあ
る。
的とするところは、シール性を安定して維持することが
できるようにしたリップ型シールを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記した課題を解決するために、本考案は、回転軸の軸
周に先端部が摺接されるゴム製リップを、互いに熱膨張
係数の異なる複数種のゴム製リップ素材で積層形成し、
かつ密封液側に面するリップ素材の熱膨張係数を大きく
してなる構成としたもので、この場合、前記ゴム製リッ
プを、例えば2種類のゴム製リップ素材で形成し、かつ
その大気側を合成樹脂製リップでバックアップすること
が好ましい。
周に先端部が摺接されるゴム製リップを、互いに熱膨張
係数の異なる複数種のゴム製リップ素材で積層形成し、
かつ密封液側に面するリップ素材の熱膨張係数を大きく
してなる構成としたもので、この場合、前記ゴム製リッ
プを、例えば2種類のゴム製リップ素材で形成し、かつ
その大気側を合成樹脂製リップでバックアップすること
が好ましい。
[作用] すなわち、本考案は、上記の構成とすることによって、
ゴム製リップが熱膨張係数の異なる複数種のゴム製リッ
プ素材で積層形成され、かつ密封液側に面するリップ素
材の熱膨張係数が大きくなっているために、回転軸の回
転に伴う密封液の温度上昇で、ゴム製リップが温度上昇
すると、密封液側に面する外側のリップ素材の伸びが大
きく、内側のリップ素材の伸びが小さくて、その差が大
きくなることから、回転軸へのリップ先端部の面圧が安
定状態を維持し、回転軸の摩耗が防止されるとともに、
運転停止時のような低温時においても、リップ先端部の
曲がりが少ないことから、回転軸との締付力が大きくな
り、これによって、安定したシール性が得られる。
ゴム製リップが熱膨張係数の異なる複数種のゴム製リッ
プ素材で積層形成され、かつ密封液側に面するリップ素
材の熱膨張係数が大きくなっているために、回転軸の回
転に伴う密封液の温度上昇で、ゴム製リップが温度上昇
すると、密封液側に面する外側のリップ素材の伸びが大
きく、内側のリップ素材の伸びが小さくて、その差が大
きくなることから、回転軸へのリップ先端部の面圧が安
定状態を維持し、回転軸の摩耗が防止されるとともに、
運転停止時のような低温時においても、リップ先端部の
曲がりが少ないことから、回転軸との締付力が大きくな
り、これによって、安定したシール性が得られる。
[実施例] 以下、本考案を第1図及び第3図に示す一実施例を参照
しながら説明する。なお、本考案に係る図示の実施例に
おいて、第3図に示す従来構造のリップ型シールと構成
が重複する部分は同一符号を用いて説明する。
しながら説明する。なお、本考案に係る図示の実施例に
おいて、第3図に示す従来構造のリップ型シールと構成
が重複する部分は同一符号を用いて説明する。
すなわち、本考案は、第1図に示すように、合成樹脂製
リップ(2)でバックアップされたゴム製リップ(1)
を、互いに熱膨張係数の異なる第1のゴム製リップ素材
(11)と第2のゴム製リップ素材(12)とで積層形
成し、かつ、前記密封液側(B)に面する外側の第1の
ゴム製リップ素材(11)を、内側の第2のゴム製リッ
プ素材(12)よりも熱膨張係数を大きくしてなる構成
を有するものであり、これによって、第2図に示すよう
に、運転時にゴム製リップ(1)の温度が上昇した場
合、密封液側(B)に面する第1のリップ素材(11)
の伸びが大きく、第2のリップ素材(12)の伸びが小
さくて、その差が大きくなり、回転軸(S)へのリップ
先端部(1a)の面圧は、常に安定状態に維持される。
リップ(2)でバックアップされたゴム製リップ(1)
を、互いに熱膨張係数の異なる第1のゴム製リップ素材
(11)と第2のゴム製リップ素材(12)とで積層形
成し、かつ、前記密封液側(B)に面する外側の第1の
ゴム製リップ素材(11)を、内側の第2のゴム製リッ
プ素材(12)よりも熱膨張係数を大きくしてなる構成
を有するものであり、これによって、第2図に示すよう
に、運転時にゴム製リップ(1)の温度が上昇した場
合、密封液側(B)に面する第1のリップ素材(11)
の伸びが大きく、第2のリップ素材(12)の伸びが小
さくて、その差が大きくなり、回転軸(S)へのリップ
先端部(1a)の面圧は、常に安定状態に維持される。
また、運転停止時のような低温時においても、リップ先
端部(1a)の曲がりが少ないことから、回転軸(S)
との締付力が大きくなり、これによって、安定したシー
ル性を維持するようになっている。
端部(1a)の曲がりが少ないことから、回転軸(S)
との締付力が大きくなり、これによって、安定したシー
ル性を維持するようになっている。
なお、本考案は、上記した実施例には何等限定されない
ものであり、本考案の要旨を変えない範囲で種々変更実
施可能なことは勿論である。
ものであり、本考案の要旨を変えない範囲で種々変更実
施可能なことは勿論である。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、回転
軸の軸周に先端部が摺接されるゴム製リップを、互いに
熱膨張係数の異なる複数種のゴム製リップ素材で積層形
成し、かつ密封液側に面するリップ素材の熱膨張係数を
大きくしてなる構成としたことから、回転軸の回転に伴
う密封液の温度上昇で、ゴム製リップが温度上昇して
も、密封液側に面する外側のリップ素材の伸びが大き
く、内側のリップ素材の伸びが小さくて、その差が大き
くなるために、回転軸へのリップ先端部の面圧を常に安
定状態に維持することができ、回転軸の摩耗を防止する
ことができるとともに、運転停止時のような低温時にお
いても、リップ先端部の曲がりが少ないことから、回転
軸との締付力が大きくなり、これによって、安定したシ
ール性を得ることができるというすぐれた効果を奏する
ものである。
軸の軸周に先端部が摺接されるゴム製リップを、互いに
熱膨張係数の異なる複数種のゴム製リップ素材で積層形
成し、かつ密封液側に面するリップ素材の熱膨張係数を
大きくしてなる構成としたことから、回転軸の回転に伴
う密封液の温度上昇で、ゴム製リップが温度上昇して
も、密封液側に面する外側のリップ素材の伸びが大き
く、内側のリップ素材の伸びが小さくて、その差が大き
くなるために、回転軸へのリップ先端部の面圧を常に安
定状態に維持することができ、回転軸の摩耗を防止する
ことができるとともに、運転停止時のような低温時にお
いても、リップ先端部の曲がりが少ないことから、回転
軸との締付力が大きくなり、これによって、安定したシ
ール性を得ることができるというすぐれた効果を奏する
ものである。
第1図は本考案に係るリップ型シールの一実施例を示す
要部概略的説明図、第2図は同じく高温時の回転軸に対
するゴム製リップの面圧状態を示す説明図、第3図は従
来のリップ型シールの要部概略的説明図である。 (S)……回転軸、 (1)……ゴム製リップ、(1a)……リップ先端部、 (11)……第1のゴム製リップ素材、 (12)……第2のゴム製リップ素材、 (2)……合成樹脂製リップ、 (A)……大気側、(B)……密封液側。
要部概略的説明図、第2図は同じく高温時の回転軸に対
するゴム製リップの面圧状態を示す説明図、第3図は従
来のリップ型シールの要部概略的説明図である。 (S)……回転軸、 (1)……ゴム製リップ、(1a)……リップ先端部、 (11)……第1のゴム製リップ素材、 (12)……第2のゴム製リップ素材、 (2)……合成樹脂製リップ、 (A)……大気側、(B)……密封液側。
Claims (2)
- 【請求項1】回転軸の軸周に先端部が摺接されるゴム製
リップを、互いに熱膨張係数の異なる複数種のゴム製リ
ップ素材で積層形成し、かつ密封液側に面するリップ素
材の熱膨張係数を大きくたことを特徴とするリップ型シ
ール。 - 【請求項2】ゴム製リップを2種類のゴム製リップ素材
で形成し、かつその大気側を合成樹脂製リップでバック
アップしたことを特徴とする請求項1記載のリップ型シ
ール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988165091U JPH0614143Y2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | リップ型シール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988165091U JPH0614143Y2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | リップ型シール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0285070U JPH0285070U (ja) | 1990-07-03 |
| JPH0614143Y2 true JPH0614143Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31451264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988165091U Expired - Lifetime JPH0614143Y2 (ja) | 1988-12-22 | 1988-12-22 | リップ型シール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614143Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-22 JP JP1988165091U patent/JPH0614143Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0285070U (ja) | 1990-07-03 |
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