JPH0614592U - ボール式減速機 - Google Patents

ボール式減速機

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JPH0614592U
JPH0614592U JP10951091U JP10951091U JPH0614592U JP H0614592 U JPH0614592 U JP H0614592U JP 10951091 U JP10951091 U JP 10951091U JP 10951091 U JP10951091 U JP 10951091U JP H0614592 U JPH0614592 U JP H0614592U
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JP
Japan
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ball
driven
drive
casing
output shaft
Prior art date
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JP10951091U
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English (en)
Inventor
暁弘 細川
均 大原
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 大きなトルクの伝達と、バックラッシュをな
くすことができるボール式減速機を提供する。 【構成】 入力軸31に偏心して回転自在に具えられた
偏心円板34と、ケーシング33の円上に配設され駆動
ボール35を受け入れる複数の駆動ボール受け凹部36
と、偏心円板の一方の側面に形成され駆動ボール受け凹
部の数より波の数が少ない波状をしたエピトロコイド曲
線の溝37と、偏心円板の他方の側面に形成されエピト
ロコイド曲線の溝と同心の円上に配設され従動ボール3
8を受け入れる複数の従動ボール遊動受け凹部39と、
出力軸32の円上に配設され従動ボール38を受け入れ
る複数の従動ボール受け凹部40と、出力軸を前記ケー
シング内に押込むナット41とを有し、駆動ボール受け
凹部とエピトロコイド曲線の溝とで駆動ボールを挟持
し、従動ボール遊動受け凹部と従動ボール受け凹部とで
従動ボールを挟持している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転速度を減速するための減速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、減速機として、図19、図20に示すように、ピンを用いた減速機20 がある。 この減速機20は、入力軸21に回転自在に具えられた3枚の偏心円板22と 、トロコイド曲線の形状をした偏心円板の外周に接触する外ピン23と、出力軸 24に設けられ3枚の偏心円板22を貫通する内ピン25とを有している。トロ コイド曲線の波26の数は、外ピン23の数より少ない。 入力軸21が回転すると、3枚の偏心円板22は公転しながら入力軸21とは 逆方向に自転する。自転の回転数は公転の回転数より少ない。偏心円板22の自 転は内ピン25を介して出力軸24に伝達される。図20中、O21は入力軸2 1の中心であり、O22は偏心円板22の中心である。 これによって、減速機20は、入力軸21に入力された回転を減速することが できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような減速機20は、長期間の使用によってピン23,24が 摩耗しても、バックラッシュを除去することができないという問題点を有してい る。 又、内ピン25が片持ち状態で出力軸24に設けられているため、大きなトル クが加わると傾く恐れがあり、トルクを円滑に伝達することができないという問 題点も有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、入力軸と出力軸とを間隔をおいて突き合わせるようにして回転自在 に軸支するケーシングと、前記入力軸に偏心して回転自在に具えられた偏心円板 と、前記入力軸を中心とする前記ケーシングの円上に配設され駆動ボールを受け 入れる複数の駆動ボール受け凹部と、前記偏心円板の一方の側面に形成され前記 駆動ボール受け凹部の数より波の数が少ない波状をしたエピサイトロコイド曲線 の溝と、前記偏心円板の他方の側面に形成され前記エピサイトロコイド曲線の溝 と同心の円上に配設され従動ボールを遊動状態で受け入れる複数の従動ボール遊 動受け凹部と、前記出力軸を中心とする前記出力軸の円上に配設され前記従動ボ ールを受け入れる複数の従動ボール受け凹部と、前記ケーシングに具えられ前記 出力軸を前記ケーシング内に押込むナットとを有し、前記駆動ボール受け凹部と 前記エピサイトロコイド曲線の溝とで前記駆動ボールを挟持し、さらに、前記従 動ボール遊動受け凹部と前記従動ボール受け凹部とで前記従動ボールを挟持する ボール式減速機により、前記の課題を解決したものである。
【0005】
【作用】
入力軸の角速度をω1、エピサイトロコイド曲線の波の数をZaとする。 ケーシングを固定し、入力軸を仮に右回転させると偏心円板も右回転する。こ の右回転は、入力軸を中心とする偏心公転である。さらに、偏心円板のエピサイ トロコイド曲線の溝と駆動ボール受けとに駆動ボールが噛み合っているため、偏 心円板は(ω1/Za)=ω2の角速度で左方向に自転もさせられる。即ち、偏 心円板は、ω1の角速度で右方向に偏心公転しながら角速度ω1より遅いω2の 角速度で左方向に自転する。 偏心円板は偏心公転しても従動ボール遊動受け凹部が従動ボールに対して偏心 量だけ遊動可能に係合しているため、偏心円板の偏心公転は出力軸に伝達されな い。しかし、偏心円板の自転は、従動ボール遊動受け凹部、従動ボール、従動ボ ール受け凹部を介して出力軸に伝達される。 従って、出力軸は偏心円板と同じ角速度ω2で左方向に回転する。 長期間の使用によって、各部に摩耗が生じた場合は、ナットを締め込むと、駆 動ボールが駆動ボール受け凹部と前記エピサイトロコイド曲線の溝との間で、従 動ボールが従動ボール遊動受け凹部と前記従動ボール受け凹部との間で各々「が た」なく挟持される。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 ボール式減速機30は、入力軸31と、出力軸32と、ケーシング33と、遊 星円板(偏心円板)34と、駆動ボール35と、複数の駆動ボール受け凹部36 と、エピサイトロコイド曲線の溝37と、従動ボール38と、複数の従動ボール 遊動受け凹部39と、複数の従動ボール受け凹部40と、ナット41と、2枚の 皿バネ42とを有している。駆動ボール35と従動ボール38は同径である。
【0007】 ケーシング33(図1参照)は、間隔をおいて突き合わせるようにして入力軸 31と出力軸32とを回転自在に軸支しており、脚50が取付けられている。入 力軸31の先端と出力軸32の先端は、ベアリング51を介して互いに連結され ている。 入力軸31には、遊星円板34が取付けられる偏心軸部52が形成されている 。偏心軸部52は、入力軸31と出力軸32の共通の中心線CLから距離Aだけ 偏心している。又、入力軸31には、遊星円板34と重量バランスを取るバラン サー53が一体に形成されている。
【0008】 出力軸32は、ボールベアリング60と、ローラベアリング61とによってケ ーシング33に軸承されている。ローラベアリング61は、ケーシング33内に ねじ込まれるナット41に設けられている。ローラベアリング61と出力軸32 の太径部62との間には、ばね押え63と、一対の皿ばね42,42とが出力軸 32に遊嵌している。 ナット41には、ナット41をケーシング33に固定するボルト64,64が 貫通する長孔65,65(図2参照)が2つ形成されている。
【0009】 遊星円板34(図1参照)はベアリング66を介して入力軸31の偏心軸部5 2に回転自在に設けられている。 遊星円板34(図3参照)の左側面には図4に示すような波状をしたエピサイ トロコイド曲線の溝37が形成され、右側面には図5に示すように複数の従動ボ ール遊動受け凹部39が形成されている。
【0010】 エピサイトロコイド曲線の溝37は、駆動ボール35に接触する部分であり、 基礎円67(図6参照)上を転がる創成円板68上の点Pの軌跡を基準にして形 成された円環波状の溝37である。点Pは、創成円板68の中心O1から偏心量 Aだけ離れた位置にある点である。波は全部で10個形成されている。創成円板 68の中心O1の軌跡が溝37のピッチ円76である。 ピッチ円76の半径Rb、創成円板の半径Rc、基礎円の半径Rdの関係は、 図6に示すように、Rd=Rb−Rcとなっている。図4、図6中、O2は遊星 円板34の中心である。 溝37は、図7に示すように、駆動ボール35の半径Reより大きい半径Rf の2つ円弧69,69によって形成された壁面に駆動ボール35が接触し、駆動 ボール35の中心O3が溝37内に沈み込まない深さに形成されている。
【0011】 従動ボール遊動受け凹部39は、従動ボール38を遊動状態で受け入れる半円 状の凹部であり、図5に示すように、半径Rgの円72上に等間隔で16個形成 されている。 従動ボール遊動受け凹部39は、図8に示すように、従動ボール38の半径R jより大きい半径Rhによって形成された球面状の壁面70に従動ボール38が 接触するようになっている。従動ボール遊動受け凹部39は後述するように偏心 運動に伴って従動ボール38との接触位置が変化するようになっている。従動ボ ール38に対する従動ボール遊動受け凹部39の位置変化量Bは、偏心軸部52 の偏心量Aの2倍である。 又、従動ボール遊動受け凹部39(図1参照)は、従動ボール受け凹部40と の相対位置関係によって、従動ボール38の中心O4(図8参照)が従動ボール 遊動受け凹部39内に沈み込まない深さに形成されている。
【0012】 駆動ボール受け凹部36(図9参照)は、駆動ボール35を受け入れる凹部で あり、エピサイトロコイド曲線の溝37と対向し、ケーシング33に一体に取付 けられた固定円板71上に等間隔で11個形成されている。駆動ボール受け凹部 36の数は、減速機30に減速機能を持たせるため、エピサイトロコイド曲線の 溝37の波の数より必ず多くなければならない。複数の駆動ボール受け凹部36 は、半径Raの円73上に配設されている。円23の中心O5は、入力軸31と 出力軸32の共通の中心線CL上にある。 駆動ボール受け凹部36は、駆動ボール35の半径Reより大きい半径の球面 状(図示省略)の壁面に駆動ボール35が接触するようになっている。
【0013】 従動ボール受け凹部40(図10参照)は、従動ボール38を受け入れる凹部 であり、従動ボール遊動受け凹部39と対向し、出力軸32と一体の出力円板7 4上に等間隔で16個形成されている。従動ボール受け凹部40は、従動ボール 遊動受け凹部39とで従動ボール38を挟持するため、従動ボール遊動受け凹部 39と同数形成されていなければならない。複数の従動ボール受け凹部40は、 従動ボール遊動受け凹部39の配設円72(図5参照)の半径Rgと同一半径の 円75上に形成されている。従動ボール受け凹部40の配設円75の中心O6は 、入力軸31と出力軸32の共通の中心線CL上にある。 従動ボール受け凹部40は、従動ボール38の半径Reより大きい半径の球面 状(図示省略)の壁面に、従動ボール38が接触するようになっている。
【0014】 次に動作を説明する。 複数の駆動ボール35は、遊星円板34の溝37と固定円板71上の駆動ボー ル受け凹部36とに挟持されているため、駆動ボール受け凹部36から抜け出る ことなく駆動ボール受け凹部36内で回転するようになっている。このため、遊 星円板34は、溝37と、駆動ボール35との係合に拘束されて、回転するよう になっている。
【0015】 説明の便宜上、主に、第1、第2、第3の3つの駆動ボール351,352, 353(図11乃至図14参照)と、この駆動ボール351,352,353に 対応する波状の溝37の頭部371,372,373と谷部375,376,3 77との動きに注目して説明する。 ケーシング33を固定した状態で、図11の状態から、図12の状態へ、入力 軸31を右方向へ60度回転させると、各駆動ボール35が駆動ボール受け凹部 36内に納まって移動できないようになっているため、遊星円板34は、偏心軸 部52に対して左方向へ約6度回転させられる。即ち、遊星円板34は公転しな がら自転することになる。
【0016】 この自転は次のようにして行なわれる。 偏心軸部52の右回転によって、遊星円板34は、右方向に移動し、第2駆動 ボール352に接近し、且つ、第3、第1駆動ボール353,351から離れる 。このため、遊星円板34と一体の溝37も同様な移動をし、第2谷部376が 第2駆動ボール352に接近し、且つ、第3、第1谷部377,375が第3、 第1駆動ボール353,351から離れる。このとき、溝37は移動に伴って各 駆動ボール35に押し返され、遊星円板34に左方向への回転力を生じさせる。 遊星円板34の左方向への回転によって、図12に示すように、第2駆動ボー ル352が第2谷部376に接近し、且つ、第3、第1頭部373,371が第 3、第1駆動ボール353,351に接近する。 このようにして、図13、図14に示すように、遊星円板34は、偏心軸部5 2の回転に伴って右方向に公転しながら、左方向に自転させられる。
【0017】 従って、駆動ボール35の数をZb、溝37の波の数をZaとすると、減速比 は−[(Zb−Za)/]であるから、入力軸31が1回転する間に、遊星円板 34は−[(Zb−Za)/Za]回転することになる。−の符号は逆方向への 回転を意味する。 又、入力軸31の角速度をω1、遊星円板34の角速度をω2とすると、ω2 =(ω1/Za)となる。 実施例では、Zb=11、Za=10であるから、入力軸31が1回転する間 に、遊星円板34は−[(11−10)/10]=−(1/10)回転すること になる。即ち、36度回転することになる。
【0018】 このようにして、遊星円板34が左方向に自転すると、遊星円板34の回転は 、従動ボール遊動受け凹部39と従動ボール受け凹部40とで従動ボール38を 挟持している構造によって、出力円板74に伝達される。 遊星円板34は、出力円板74に対して偏心公転をするが、従動ボール遊動受 け凹部39の大きさを偏心公転を見込んだ大きさに形成してあるため、偏心公転 運動が許容される。 従って、最終的に、出力軸32は入力軸31より遅く、且つ、逆方向に回転さ せられる。
【0019】 長期間の使用による各部に摩耗によって駆動ボール35が駆動ボール受け凹部 36と溝37との間、或いは、従動ボール38が従動ボール遊動受け凹部39と 前記従動ボール受け凹部40との間に生じる隙間は、皿ばね42の弾力、或いは 、ナット41の締め込みによって除去することができる。
【0020】 なお、以上の説明では、ケーシング33を固定した状態で出力軸32から回転 力を取出すようになっているが、出力軸32を固定し、ケーシング33から回転 力を取出すようにしてもよい。この場合、ケーシングは入力軸と同一方向に回転 する。又、減速比は[(Zb−Za)/(Za+1)]となる。
【0021】
【考案の効果】
本考案のボール式減速機は、ボールを挟持した構造になっているため、片持ち 状態のピンを有する従来の減速機より大きなトルクを円滑に伝達することができ る。 又、長期間の使用によって摩耗が生じてもナットを締め込むことによってバッ クラッシュを除去することができ、トルクの伝達効率を、常時、略々一定に保こ とができる。
【提出日】平成4年9月18日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、入力軸と出力軸とを間隔をおいて突き合わせるようにして回転自在 に軸支するケーシングと、前記入力軸に偏心して回転自在に具えられた偏心円板 と、前記入力軸を中心とする前記ケーシングの円上に配設され駆動ボールを受け 入れる複数の駆動ボール受け凹部と、前記偏心円板の一方の側面に形成され前記 駆動ボール受け凹部の数より波の数が少ない波状をしたエピドロコイド曲線の溝 と、前記偏心円板の他方の側面に形成され前記エピトロコイド曲線の溝と同心の 円上に配設され従動ボールを遊動状態で受け入れる複数の従動ボール遊動受け凹 部と、前記出力軸を中心とする前記出力軸の円上に配設され前記従動ボールを受 け入れる複数の従動ボール受け凹部と、前記ケーシングに具えられ前記出力軸を 前記ケーシング内に押込むナットとを有し、前記駆動ボール受け凹部と前記エピ トロコイド曲線 の溝とで前記駆動ボールを挟持し、さらに、前記従動ボール遊動 受け凹部と前記従動ボール受け凹部とで前記従動ボールを挟持するボール式減速 機により、前記の課題を解決したものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【作用】 入力軸の角速度をω1、エピトロコイド曲線の波の数をZaとする。 ケーシングを固定し、入力軸を仮に右回転させると偏心円板も右回転する。こ の右回転は、入力軸を中心とする偏心公転である。さらに、偏心円板のエピトロ コイド曲線 の溝と駆動ボール受けとに駆動ボールが噛み合っているため、偏心円 板は(ω1/Za)=ω2の角速度で左方向に自転もさせられる。即ち、偏心円 板は、ω1の角速度で右方向に偏心公転しながら角速度ω1より遅いω2の角速 度で左方向に自転する。 偏心円板は偏心公転しても従動ボール遊動受け凹部が従動ボールに対して偏心 量だけ遊動可能に係合しているため、偏心円板の偏心公転は出力軸に伝達されな い。しかし、偏心円板の自転は、従動ボール遊動受け凹部、従動ボール、従動ボ ール受け凹部を介して出力軸に伝達される。 従って、出力軸は偏心円板と同じ角速度ω2で左方向に回転する。 長期間の使用によって、各部に摩耗が生じた場合は、ナットを締め込むと、駆 動ボールが駆動ボール受け凹部とエピトロコイド曲線の溝との間で、従動ボール が従動ボール遊動受け凹部と前記従動ボール受け凹部との間で各々「がた」なく 挟持される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 ボール式減速機30は、入力軸31と、出力軸32と、ケーシング33と、遊 星円板(偏心円板)34と、駆動ボール35と、複数の駆動ボール受け凹部36 と、エピトロコイド曲線の溝37と、従動ボール38と、複数の従動ボール遊動 受け凹部39と、複数の従動ボール受け凹部40と、ナット41と、2枚の皿バ ネ42とを有している。駆動ボール35と従動ボール38は同径である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 遊星円板34(図1参照)はベアリング66を介して入力軸31の偏心軸部5 2に回転自在に設けられている。 遊星円板34(図3参照)の左側面には図4に示すような波状をしたエピトロ コイド曲線 の溝37が形成され、右側面には図5に示すように複数の従動ボール 遊動受け凹部39が形成されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 エピトロコイド曲線の溝37は、駆動ボール35に接触する部分であり、基礎 円67(図6参照)上を転がる創成円板68上の点Pの軌跡を基準にして形成さ れた円環波状の溝37である。点Pは、創成円板68の中心O1から偏心量Aだ け離れた位置にある点である。波は全部で10個形成されている。創成円板68 の中心O1の軌跡が溝37のピッチ円76である。 ピッチ円76の半径Rb、創成円板の半径Rc、基礎円の半径Rdの関係は、 図6に示すように、Rd=Rb−Rcとなってぃる。図4、図6中、O2は遊星 円板34の中心である。 溝37は、図7に示すように、駆動ボール35の半径Reより大きい半径Rf の2つ円弧69,69によって形成された壁面に駆動ボール35が接触し、駆動 ボール35の中心O3が溝37内に沈み込まない深さに形成されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 駆動ボール受け凹部36(図9参照)は、駆動ボール35を受け入れる凹部で あり、エピトロコイド曲線の溝37と対向し、ケーシング33に一体に取付けら れた固定円板71上に等間隔で11個形成されている。駆動ボール受け凹部36 の数は、減速機30に減速機能を持たせるため、エピトロコイド曲線の溝37の 波の数より必ず多くなければならない。複数の駆動ボール受け凹部36は、半径 Raの円73上に配設されている。円23の中心O5は、入力軸31と出力軸3 2の共通の中心線CL上にある。 駆動ボール受け凹部36は、駆動ボール35の半径Reより大きい半径の球面 状(図示省略)の壁面に駆動ボール35が接触するようになっている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 従って、駆動ボール35の数をZb、溝37の波の数をZaとすると、減速比 は−[(Zb−Za)/Za]であるから、入力軸31が1回転する間に、遊星 円板34は−[(Zb−Za)/Za]回転することになる。−の符号は逆方向 への回転を意味する。 又、入力軸31の角速度をω1、遊星円板34の角速度をω2とすると、Zb −Za=1の場合、 ω2=(ω1/Za)となる。 実施例では、Zb=11、Za=10であるから、入力軸31が1回転する間 に、遊星円板34は−[(11−10)/10]=−(1/10)回転すること になる。即ち、36度回転することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のボール式減速機の入出力軸に沿った断
面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】遊星円板の断面図である。
【図4】図3の左側面図である。
【図5】図3の右側面図である。
【図6】エピサイトロコイド曲線の作図説明図である。
【図7】溝の断面詳細図である。
【図8】従動ボール遊動受け凹部の詳細断面図である。
【図9】固定円板の側面図である。
【図10】出力円板の側面図である。
【図11】図1において左側から見た遊星円板の動作説
明図である。
【図12】図1において左側から見た遊星円板の動作説
明図であり、入力軸が60度回転した状態の図である。
【図13】図1において左側から見た遊星円板の動作説
明図であり、入力軸が120度回転した状態の図であ
る。
【図14】図1において左側から見た遊星円板の動作説
明図であり、入力軸が240度回転した状態の図であ
る。
【図15】図1において左側から見た遊星円板と出力円
板の動作説明図である。
【図16】図1において左側から見た遊星円板と出力円
板の動作説明図であり、遊星円板が60度回転した状態
の図である。
【図17】図1において左側から見た遊星円板と出力円
板の動作説明図であり、遊星円板が120度回転した状
態の図である。
【図18】図1において左側から見た遊星円板と出力円
板の動作説明図であり、遊星円板が240度回転した状
態の図である。
【図19】従来の減速機の入出力軸に沿った断面図であ
る。
【図20】図19の減速機を模擬的に示した動作説明用
の図である。
【符号の説明】
30 ボール式減速機 31 入力軸 32 出力軸 33 ケーシング 34 遊星円板(偏心円板) 35 駆動ボール 36 駆動ボール受け凹部 37 溝 38 従動ボール 39 従動ボール遊動受け凹部 40 従動ボール受け凹部 41 ナット 72 従動ボール遊動受け凹部の配設円 73 駆動ボール受け凹部の配設円 75 従動ボール受け凹部の配設円 O2 遊星円板(偏心円板)の中心 A 偏心量 CL 入力軸の中心線
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項1】 入力軸と出力軸とを間隔をおいて突き合
わせるようにして回転自在に軸支するケーシングと、前
記入力軸に偏心して回転自在に具えられた偏心円板と、
前記入力軸を中心とする前記ケーシングの円上に配設さ
れ駆動ボールを受け入れる複数の駆動ボール受け凹部
と、前記偏心円板の一方の側面に形成され前記駆動ボー
ル受け凹部の数より波の数が少ない波状をしたエピトロ
コイド曲線の溝と、前記偏心円板の他方の側面に刑成さ
れ前記エピトロコイド曲線の溝と同心の円上に配設され
従動ボールを遊動状態で受け入れる複数の従動ボール遊
動受け凹部と、前記出力軸を中心とする前記出力軸の円
上に配設され前記従動ボールを受け入れる複数の従動ボ
ール受け凹部と、前記ケーシングに具えられ前記出力軸
を前記ケーシング内に押込むナットとを有し、前記駆動
ボール受け凹部と前記エピトロコイド曲線の溝とで前記
駆動ボールを挟持し、さらに、前記従動ボール遊動受け
凹部と前記従動ボール受け凹部とで前記従動ボールを挟
持することを特徴とする、ボール式減速機。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月18日
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】 エピトロコイド曲線の作図説明図である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸と出力軸とを間隔をおいて突き合
    わせるようにして回転自在に軸支するケーシングと、前
    記入力軸に偏心して回転自在に具えられた偏心円板と、
    前記入力軸を中心とする前記ケーシングの円上に配設さ
    れ駆動ボールを受け入れる複数の駆動ボール受け凹部
    と、前記偏心円板の一方の側面に形成され前記駆動ボー
    ル受け凹部の数より波の数が少ない波状をしたエピサイ
    トロコイド曲線の溝と、前記偏心円板の他方の側面に形
    成され前記エピサイトロコイド曲線の溝と同心の円上に
    配設され従動ボールを遊動状態で受け入れる複数の従動
    ボール遊動受け凹部と、前記出力軸を中心とする前記出
    力軸の円上に配設され前記従動ボールを受け入れる複数
    の従動ボール受け凹部と、前記ケーシングに具えられ前
    記出力軸を前記ケーシング内に押込むナットとを有し、
    前記駆動ボール受け凹部と前記エピサイトロコイド曲線
    の溝とで前記駆動ボールを挟持し、さらに、前記従動ボ
    ール遊動受け凹部と前記従動ボール受け凹部とで前記従
    動ボールを挟持することを特徴とする、ボール式減速
    機。
JP10951091U 1991-12-12 1991-12-12 ボール式減速機 Pending JPH0614592U (ja)

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