JPH06146821A - 一個構成型油圧式ラッシュアジャスターおよびその製造方法 - Google Patents
一個構成型油圧式ラッシュアジャスターおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH06146821A JPH06146821A JP29593192A JP29593192A JPH06146821A JP H06146821 A JPH06146821 A JP H06146821A JP 29593192 A JP29593192 A JP 29593192A JP 29593192 A JP29593192 A JP 29593192A JP H06146821 A JPH06146821 A JP H06146821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- lash adjuster
- separator
- oil
- partition wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 エンジンの動弁機構に用いられるラッシュア
ジャスターのリザーバ室内の油が長期停止時などに外部
へ漏れることを防止する。これにより、安定した作動を
実現する。 【構成】 プランジャ部3、プランジャキャップ部2お
よびセパレーター部14を同一材料から継ぎ目のない一
個部材として構成した。 【効果】 リザーバ室15周囲の各部材間に隙間がなく
なるので、リザーバ室内の油が長期停止時などに外部へ
漏れることを防止できる。
ジャスターのリザーバ室内の油が長期停止時などに外部
へ漏れることを防止する。これにより、安定した作動を
実現する。 【構成】 プランジャ部3、プランジャキャップ部2お
よびセパレーター部14を同一材料から継ぎ目のない一
個部材として構成した。 【効果】 リザーバ室15周囲の各部材間に隙間がなく
なるので、リザーバ室内の油が長期停止時などに外部へ
漏れることを防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧式ラッシュアジャ
スタに関する。より詳細には、主に油落ち対策のために
プランジャ部、プランジャキャップ部、セパレーター部
を連続した一個構成として形成した油圧式ラッシュアジ
ャスタに関する。
スタに関する。より詳細には、主に油落ち対策のために
プランジャ部、プランジャキャップ部、セパレーター部
を連続した一個構成として形成した油圧式ラッシュアジ
ャスタに関する。
【0002】以下、油圧式ラッシュアジャスタ(以下、
本明細書中では「油圧式」を略して単に「ラッシュアジ
ャスタ」と称する)の一般的作動を説明する。一般の内
燃機関においては、熱によるシリンダヘッドの膨張と動
弁機構の膨張との差を考慮して、バルブクリアランスを
設ける必要があるが、このバルブクリアランスが適正で
ないとエンジン作動中に騒音が発生したり、生ガス吹き
抜けにより馬力損失が生じたりする。このような不具合
を解消する手段としてラッシュアジャスタが知られてい
る。ラッシュアジャスタは、動弁機構の作動中、常にバ
ルブクリアランスをほぼ零に保持し、温度による膨張の
変化を吸収し、騒音や生ガス吹き抜けなどを防止すると
共に動弁機構の安定した作動を実現するものである。
本明細書中では「油圧式」を略して単に「ラッシュアジ
ャスタ」と称する)の一般的作動を説明する。一般の内
燃機関においては、熱によるシリンダヘッドの膨張と動
弁機構の膨張との差を考慮して、バルブクリアランスを
設ける必要があるが、このバルブクリアランスが適正で
ないとエンジン作動中に騒音が発生したり、生ガス吹き
抜けにより馬力損失が生じたりする。このような不具合
を解消する手段としてラッシュアジャスタが知られてい
る。ラッシュアジャスタは、動弁機構の作動中、常にバ
ルブクリアランスをほぼ零に保持し、温度による膨張の
変化を吸収し、騒音や生ガス吹き抜けなどを防止すると
共に動弁機構の安定した作動を実現するものである。
【0003】動弁機構にはカム軸がシリンダヘッドに配
置されてスイングアームを介してあるいは介さず直接に
吸排気弁を駆動するOHC型およびカム軸をシリンダブ
ロックに有し、プッシュロッドとスイングアームを介し
て吸排気弁を駆動するOHV型とがある。OHC型にし
ろOHV型にしろ、エンジン作動時には、ラッシュアジ
ャスタと吸排気弁とはカムの回転に応じて一体的に機能
する。
置されてスイングアームを介してあるいは介さず直接に
吸排気弁を駆動するOHC型およびカム軸をシリンダブ
ロックに有し、プッシュロッドとスイングアームを介し
て吸排気弁を駆動するOHV型とがある。OHC型にし
ろOHV型にしろ、エンジン作動時には、ラッシュアジ
ャスタと吸排気弁とはカムの回転に応じて一体的に機能
する。
【0004】エンジンを停止させた場合に、カムはその
カム面を任意の位置でラッシュアジャスタ上面に直接も
しくはスイングアームを介して間接的に当接する。した
がって、カムノーズ(カム面の突出部)がラッシュアジ
ャスタ上面に直接または間接的に当接した状態では、吸
排気弁を閉止位置に付勢している弁バネの付勢力は比較
的大きいためにラッシュアジャスタ全体には、主に軸方
向の押圧力が常にかかった状態になる。このためこの停
止状態が長時間続くとラッシュアジャスタの本体とプラ
ンジャとの間の隙間から高圧室内の油が次第に漏れ、最
終的には高圧室がもっともつぶれた状態すなわち、高圧
室の容積が最小となる状態になる(いわゆる「底着き状
態」)。
カム面を任意の位置でラッシュアジャスタ上面に直接も
しくはスイングアームを介して間接的に当接する。した
がって、カムノーズ(カム面の突出部)がラッシュアジ
ャスタ上面に直接または間接的に当接した状態では、吸
排気弁を閉止位置に付勢している弁バネの付勢力は比較
的大きいためにラッシュアジャスタ全体には、主に軸方
向の押圧力が常にかかった状態になる。このためこの停
止状態が長時間続くとラッシュアジャスタの本体とプラ
ンジャとの間の隙間から高圧室内の油が次第に漏れ、最
終的には高圧室がもっともつぶれた状態すなわち、高圧
室の容積が最小となる状態になる(いわゆる「底着き状
態」)。
【0005】その後、エンジンが再び始動した場合、こ
のカムノーズ位置で停止したラッシュアジャスタの高圧
室の容積が増加し、高圧室が負圧となりチェックボール
が開き油がリザーバから高圧室へと吸入される。高圧室
が再び所定の圧力(通常作動時の圧力)になると、チェ
ック弁は閉止する。この状態で、ラッシュアジャスタは
通常の伸縮作動をすることになる。このように作動する
ことで、ラッシュアジャスタは、任意の間隙を適宜埋め
かつ弁を適宜着座せしめるよう自動的に調節する。これ
によって、騒音の発生などを解消できる。しかし、カム
ノーズ始動となると、シリンダヘッド内の油通路などを
介して始動直後にリザーバ室より高圧室へ急激に空気を
吸い込み、高圧室が剛性を保てない、いわゆる「スポン
ジ状態」となり、カムの変位に追随できず異音を発生す
ることがある。また、エンジンが高速運転時には、特に
空気混入の多い油を高圧室に吸い込みやすい。従って、
高圧室内への空気の吸い込みを防止することが大切であ
る。そこで、空気混入の多い油がリザーバ室を介して高
圧室へ侵入することを防止するために、プランジャキャ
ップにセパレーターを別体で設けていた。
のカムノーズ位置で停止したラッシュアジャスタの高圧
室の容積が増加し、高圧室が負圧となりチェックボール
が開き油がリザーバから高圧室へと吸入される。高圧室
が再び所定の圧力(通常作動時の圧力)になると、チェ
ック弁は閉止する。この状態で、ラッシュアジャスタは
通常の伸縮作動をすることになる。このように作動する
ことで、ラッシュアジャスタは、任意の間隙を適宜埋め
かつ弁を適宜着座せしめるよう自動的に調節する。これ
によって、騒音の発生などを解消できる。しかし、カム
ノーズ始動となると、シリンダヘッド内の油通路などを
介して始動直後にリザーバ室より高圧室へ急激に空気を
吸い込み、高圧室が剛性を保てない、いわゆる「スポン
ジ状態」となり、カムの変位に追随できず異音を発生す
ることがある。また、エンジンが高速運転時には、特に
空気混入の多い油を高圧室に吸い込みやすい。従って、
高圧室内への空気の吸い込みを防止することが大切であ
る。そこで、空気混入の多い油がリザーバ室を介して高
圧室へ侵入することを防止するために、プランジャキャ
ップにセパレーターを別体で設けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような機能を有
する従来のラッシュアジャスタにおいては、例えばシリ
ンダヘッドに傾斜して装着されている場合、特にカムノ
ーズ停止時には底つき状態となり高圧室内の油量は最小
となる。かつ、リザーバ室の油がプランジャとプランジ
ャキャップとの接触面、すなわち軸方向の合わせ面およ
びプランジャキャップと本体との摺擦面を介して外部へ
と少しづつ漏れ出す。更にプランジャキャップとそれに
嵌入したセパレーターとの間からリザーバ室の油が漏出
するので、ラッシュアジャスタを長期間停止した状態で
放置した場合、油が油導入口を介してラッシュアジャス
タ外部へと逃げてしまう。このようにして、長期停止時
には、ラッシュアジャスタのリザーバ室内の油面はかな
り低下してしまう恐れがある。
する従来のラッシュアジャスタにおいては、例えばシリ
ンダヘッドに傾斜して装着されている場合、特にカムノ
ーズ停止時には底つき状態となり高圧室内の油量は最小
となる。かつ、リザーバ室の油がプランジャとプランジ
ャキャップとの接触面、すなわち軸方向の合わせ面およ
びプランジャキャップと本体との摺擦面を介して外部へ
と少しづつ漏れ出す。更にプランジャキャップとそれに
嵌入したセパレーターとの間からリザーバ室の油が漏出
するので、ラッシュアジャスタを長期間停止した状態で
放置した場合、油が油導入口を介してラッシュアジャス
タ外部へと逃げてしまう。このようにして、長期停止時
には、ラッシュアジャスタのリザーバ室内の油面はかな
り低下してしまう恐れがある。
【0007】この結果、長期停止後にエンジンを再始動
させる場合、セパレーターが設けられている場合であっ
てもリザーバ室内へ空気が侵入することになり易くな
り、特に底着き状態から始動するラッシュアジャスタの
高圧室内に空気が侵入し易くなり、異音が発生すること
がある。以上のようにラッシュアジャスタ内から外部へ
と油が流出した後、カムノーズ始動となると、シリンダ
ヘッド内の油通路などを介して始動直後にリザーバ室よ
り高圧室へ急激に空気を吸い込み、高圧室が剛性を保て
ない、いわゆる「スポンジ状態」となり、カムの変位に
追随できず異音を発生するのみならず、バルブクリアラ
ンスの調節という機能の達成にも影響が出ることが考え
られる。
させる場合、セパレーターが設けられている場合であっ
てもリザーバ室内へ空気が侵入することになり易くな
り、特に底着き状態から始動するラッシュアジャスタの
高圧室内に空気が侵入し易くなり、異音が発生すること
がある。以上のようにラッシュアジャスタ内から外部へ
と油が流出した後、カムノーズ始動となると、シリンダ
ヘッド内の油通路などを介して始動直後にリザーバ室よ
り高圧室へ急激に空気を吸い込み、高圧室が剛性を保て
ない、いわゆる「スポンジ状態」となり、カムの変位に
追随できず異音を発生するのみならず、バルブクリアラ
ンスの調節という機能の達成にも影響が出ることが考え
られる。
【0008】上述の問題を解決するために、例えば、実
開平2-14403 号には、それぞれ別体に構成されたプラン
ジャ、プランジャキャップおよびセパレーターを3つの
部材がそれぞれ接する位置で、それぞれを溶接によって
結合し、各部材間から油が漏れるのを防いぐことを開示
している。しかしながら、このように構成するとリザー
バ室からの油の漏出を防ぐ点では有効であっても、各部
材がそれぞれ別個の部材として必要となると共に、それ
らを全周にわたって溶接するという作業が必要になると
いう問題点があった。
開平2-14403 号には、それぞれ別体に構成されたプラン
ジャ、プランジャキャップおよびセパレーターを3つの
部材がそれぞれ接する位置で、それぞれを溶接によって
結合し、各部材間から油が漏れるのを防いぐことを開示
している。しかしながら、このように構成するとリザー
バ室からの油の漏出を防ぐ点では有効であっても、各部
材がそれぞれ別個の部材として必要となると共に、それ
らを全周にわたって溶接するという作業が必要になると
いう問題点があった。
【0009】上述の通り、従来のラッシュアジャスタで
は油落ち対策のための加工性が悪く、また工程も多く、
そのためコスト低減が難しかった。以上のことから、本
発明の目的は、上述の従来のラッシュアジャスタの問題
点を解決すると共に、従来に比べて簡単な構成でかつ低
コストで製造でき、長期停止時等に、ラッシュアジャス
タのリザーバ室内の油が油導入口を介してラッシュアジ
ャスタの本体から外部へ漏出することを防止すること
で、リザーバ室内の油面の水準をできるだけ高いところ
に保持し、特にカムノーズからの再始動時においても、
ラッシュアジャスタ内、特に高圧室内への空気の吸い込
みを防止すると共に異音発生を抑えることのできるラッ
シュアジャスタを提供することである。
は油落ち対策のための加工性が悪く、また工程も多く、
そのためコスト低減が難しかった。以上のことから、本
発明の目的は、上述の従来のラッシュアジャスタの問題
点を解決すると共に、従来に比べて簡単な構成でかつ低
コストで製造でき、長期停止時等に、ラッシュアジャス
タのリザーバ室内の油が油導入口を介してラッシュアジ
ャスタの本体から外部へ漏出することを防止すること
で、リザーバ室内の油面の水準をできるだけ高いところ
に保持し、特にカムノーズからの再始動時においても、
ラッシュアジャスタ内、特に高圧室内への空気の吸い込
みを防止すると共に異音発生を抑えることのできるラッ
シュアジャスタを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の油圧式ラッシュアジャスタは、シリンダ
ヘッド内に保持され、バルブクリアランスを生じること
なくカムの回転変位を吸排気バルブへと伝達する油圧式
ラッシュアジャスタであって、外部からの油を導入する
油導入口を有するカップ状の本体と、該本体内に軸方向
摺動自在に嵌合するプランジャ部と、該プランジャ部の
上方に配置され軸方向摺動自在に該本体内に嵌合される
プランジャキャップ部と、該プランジャ部と該プランジ
ャキャップ部との間に画成される空間を互いに連通した
2つの空間に分けるセパレーター部と、から成り、前記
プランジャ部、前記プランジャキャップ部および前記セ
パレーター部が同一材料で継ぎ目のない連続した一個構
成として形成されていることを特徴としている。
めに、本発明の油圧式ラッシュアジャスタは、シリンダ
ヘッド内に保持され、バルブクリアランスを生じること
なくカムの回転変位を吸排気バルブへと伝達する油圧式
ラッシュアジャスタであって、外部からの油を導入する
油導入口を有するカップ状の本体と、該本体内に軸方向
摺動自在に嵌合するプランジャ部と、該プランジャ部の
上方に配置され軸方向摺動自在に該本体内に嵌合される
プランジャキャップ部と、該プランジャ部と該プランジ
ャキャップ部との間に画成される空間を互いに連通した
2つの空間に分けるセパレーター部と、から成り、前記
プランジャ部、前記プランジャキャップ部および前記セ
パレーター部が同一材料で継ぎ目のない連続した一個構
成として形成されていることを特徴としている。
【0011】また、本発明の油圧式ラッシュアジャスタ
ーの製造方法は、シリンダヘッド内に保持され、バルブ
クリアランスを生じることなくカムの回転変位を吸排気
バルブへと伝達する油圧式ラッシュアジャスタであっ
て、外部からの油を導入する油導入口を有するカップ状
の本体内に軸方向摺動自在に嵌合するプランジャ部と、
該プランジャ部の上方に配置され軸方向摺動自在に該本
体内に嵌合されるプランジャキャップ部と、該プランジ
ャ部と該プランジャキャップ部との間に画成される空間
を互いに連通した2つの空間に分けるセパレーター部
と、から成り、前記プランジャ部、前記プランジャキャ
ップ部および前記セパレーター部が同一材料で継ぎ目の
ない連続した一個構成として形成されている油圧式ラッ
シュアジャスターの製造方法において、半径方向に形成
され、内部を2つの空間に仕切る隔壁を有し、該隔壁を
挟んで第1および第2の円筒部を備えた一個部材である
円筒部材を用意することと、前記隔壁を該セパレーター
部に成形することと、次に、前記第1円筒部を該プラン
ジャキャップ部に成形すると共に、前記第2円筒部を前
記本体との間に室を画成するための孔開き仕切り壁を備
えた前記プランジャ部に成形することと、から成ること
を特徴としている。
ーの製造方法は、シリンダヘッド内に保持され、バルブ
クリアランスを生じることなくカムの回転変位を吸排気
バルブへと伝達する油圧式ラッシュアジャスタであっ
て、外部からの油を導入する油導入口を有するカップ状
の本体内に軸方向摺動自在に嵌合するプランジャ部と、
該プランジャ部の上方に配置され軸方向摺動自在に該本
体内に嵌合されるプランジャキャップ部と、該プランジ
ャ部と該プランジャキャップ部との間に画成される空間
を互いに連通した2つの空間に分けるセパレーター部
と、から成り、前記プランジャ部、前記プランジャキャ
ップ部および前記セパレーター部が同一材料で継ぎ目の
ない連続した一個構成として形成されている油圧式ラッ
シュアジャスターの製造方法において、半径方向に形成
され、内部を2つの空間に仕切る隔壁を有し、該隔壁を
挟んで第1および第2の円筒部を備えた一個部材である
円筒部材を用意することと、前記隔壁を該セパレーター
部に成形することと、次に、前記第1円筒部を該プラン
ジャキャップ部に成形すると共に、前記第2円筒部を前
記本体との間に室を画成するための孔開き仕切り壁を備
えた前記プランジャ部に成形することと、から成ること
を特徴としている。
【0012】更に、本発明の油圧式ラッシュアジャスタ
ーの製造方法は、シリンダヘッド内に保持され、バルブ
クリアランスを生じることなくカムの回転変位を吸排気
バルブへと伝達する油圧式ラッシュアジャスタであっ
て、外部からの油を導入する油導入口を有するカップ状
の本体内に軸方向摺動自在に嵌合するプランジャ部と、
該プランジャ部の上方に配置され軸方向摺動自在に該本
体内に嵌合されるプランジャキャップ部と、該プランジ
ャ部と該プランジャキャップ部との間に画成される空間
を互いに連通した2つの空間に分けるセパレーター部
と、から成り、前記プランジャ部、前記プランジャキャ
ップ部および前記セパレーター部が同一材料で継ぎ目の
ない連続した一個構成として形成されている油圧式ラッ
シュアジャスターの製造方法において、一端に前記本体
との間に室を画成するための隔壁を備えた円筒部材を用
意することと、該円筒部材の軸方向のほぼ中間部を縮径
し、該縮径した部分をセパレーター部として形成するこ
とと同時に、該セパレーター部を形成することによって
前記円筒部材を前記隔壁と反対側部分を第1円筒部及び
前記隔壁と同じ側部分を第2円筒部に区分することと、
該第1円筒部を前記プランジャキャップ部に形成すると
共に、該第2円筒部を孔開き仕切り壁を備えた前記プラ
ンジャ部とすることと、から成ることを特徴としてい
る。
ーの製造方法は、シリンダヘッド内に保持され、バルブ
クリアランスを生じることなくカムの回転変位を吸排気
バルブへと伝達する油圧式ラッシュアジャスタであっ
て、外部からの油を導入する油導入口を有するカップ状
の本体内に軸方向摺動自在に嵌合するプランジャ部と、
該プランジャ部の上方に配置され軸方向摺動自在に該本
体内に嵌合されるプランジャキャップ部と、該プランジ
ャ部と該プランジャキャップ部との間に画成される空間
を互いに連通した2つの空間に分けるセパレーター部
と、から成り、前記プランジャ部、前記プランジャキャ
ップ部および前記セパレーター部が同一材料で継ぎ目の
ない連続した一個構成として形成されている油圧式ラッ
シュアジャスターの製造方法において、一端に前記本体
との間に室を画成するための隔壁を備えた円筒部材を用
意することと、該円筒部材の軸方向のほぼ中間部を縮径
し、該縮径した部分をセパレーター部として形成するこ
とと同時に、該セパレーター部を形成することによって
前記円筒部材を前記隔壁と反対側部分を第1円筒部及び
前記隔壁と同じ側部分を第2円筒部に区分することと、
該第1円筒部を前記プランジャキャップ部に形成すると
共に、該第2円筒部を孔開き仕切り壁を備えた前記プラ
ンジャ部とすることと、から成ることを特徴としてい
る。
【0013】更に、本発明の油圧式ラッシュアジャスタ
ーの製造方法は、シリンダヘッド内に保持され、バルブ
クリアランスを生じることなくカムの回転変位を吸排気
バルブへと伝達する油圧式ラッシュアジャスタであっ
て、外部からの油を導入する油導入口を有するカップ状
の本体内に軸方向摺動自在に嵌合するプランジャ部と、
該プランジャ部の上方に配置され軸方向摺動自在に該本
体内に嵌合されるプランジャキャップ部と、該プランジ
ャ部と該プランジャキャップ部との間に画成される空間
を互いに連通した2つの空間に分けるセパレーター部
と、から成り、前記プランジャ部、前記プランジャキャ
ップ部および前記セパレーター部が同一材料で継ぎ目の
ない連続した一個構成として形成されている油圧式ラッ
シュアジャスターの製造方法において、一側に前記プラ
ンジャキャップ部に成形した一個部材である円筒部材を
用意すること、該円筒部材の軸方向のほぼ中間部を内側
に縮径し、該縮径した部分をセパレーター部として形成
することと、前記円筒部材の他側を該本体との間に室を
形成するための孔開き仕切り壁を備えた前記プランジャ
部とすることと、から成ることを特徴としている。
ーの製造方法は、シリンダヘッド内に保持され、バルブ
クリアランスを生じることなくカムの回転変位を吸排気
バルブへと伝達する油圧式ラッシュアジャスタであっ
て、外部からの油を導入する油導入口を有するカップ状
の本体内に軸方向摺動自在に嵌合するプランジャ部と、
該プランジャ部の上方に配置され軸方向摺動自在に該本
体内に嵌合されるプランジャキャップ部と、該プランジ
ャ部と該プランジャキャップ部との間に画成される空間
を互いに連通した2つの空間に分けるセパレーター部
と、から成り、前記プランジャ部、前記プランジャキャ
ップ部および前記セパレーター部が同一材料で継ぎ目の
ない連続した一個構成として形成されている油圧式ラッ
シュアジャスターの製造方法において、一側に前記プラ
ンジャキャップ部に成形した一個部材である円筒部材を
用意すること、該円筒部材の軸方向のほぼ中間部を内側
に縮径し、該縮径した部分をセパレーター部として形成
することと、前記円筒部材の他側を該本体との間に室を
形成するための孔開き仕切り壁を備えた前記プランジャ
部とすることと、から成ることを特徴としている。
【0014】
【作用】以上のように構成してあるので、エンジン作動
中またはエンジン停止時(長期放置時)においてもプラ
ンジャ部とプランジャキャップ部との間の間隙およびプ
ランジャキャプ部とセパレーター部との間の間隙を介し
て、リザーバ室内の油が本体の油導入口から外部とへ漏
出することを防止できる。
中またはエンジン停止時(長期放置時)においてもプラ
ンジャ部とプランジャキャップ部との間の間隙およびプ
ランジャキャプ部とセパレーター部との間の間隙を介し
て、リザーバ室内の油が本体の油導入口から外部とへ漏
出することを防止できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な各実施例を添付図面を
参照して詳細に説明する。尚、各図面において、同一部
分は同一符号で示してある。図1は、本発明をエンドピ
ボット型のラッシュアジャスタに適用した第1実施例を
示す軸方向断面図である。ラッシュアジャスタ10は、
上方に開口したほぼ円筒形のカップ状の本体、すなわち
本体1と、本体1内に摺動自在に嵌合したほぼ円筒形の
プランジャ部3と、プランジャ部3と連続して継ぎ目の
ないように構成され、プランジャ部3の上方の本体1内
に嵌合するプランジャキャップ部2とから成る。
参照して詳細に説明する。尚、各図面において、同一部
分は同一符号で示してある。図1は、本発明をエンドピ
ボット型のラッシュアジャスタに適用した第1実施例を
示す軸方向断面図である。ラッシュアジャスタ10は、
上方に開口したほぼ円筒形のカップ状の本体、すなわち
本体1と、本体1内に摺動自在に嵌合したほぼ円筒形の
プランジャ部3と、プランジャ部3と連続して継ぎ目の
ないように構成され、プランジャ部3の上方の本体1内
に嵌合するプランジャキャップ部2とから成る。
【0016】プランジャキャップ部2は、その先端に油
噴出口2aが設けられており、本体1から外れることの
ない様にキャップリテナ4により保持されている。プラ
ンジャキャップ部2は、油噴出口2aの設けられた小径
部分2bとそれと一体的に連続する大径の円筒部分2c
とから成っている。
噴出口2aが設けられており、本体1から外れることの
ない様にキャップリテナ4により保持されている。プラ
ンジャキャップ部2は、油噴出口2aの設けられた小径
部分2bとそれと一体的に連続する大径の円筒部分2c
とから成っている。
【0017】プランジャ部3の所定位置には、本体1内
を2つの空間に仕切ると共にオリフィス5の設けられた
壁部3aがあり、壁部3aと本体1の底部との間には、
高圧室11が画成される。高圧室11内には、オリフィ
ス5に着座するチェックボール6と、チェックボール6
をオリフィス5に着座するように付勢するリテナスプリ
ング8と、チェックボール6およびリテナスプリング8
とを保持するリテナ7と、リテナ7を壁部3aに当接
し、プランジャ部3をプランジャキャップ部2側へと付
勢するプランジャ部スプリング9とが装着されている。
を2つの空間に仕切ると共にオリフィス5の設けられた
壁部3aがあり、壁部3aと本体1の底部との間には、
高圧室11が画成される。高圧室11内には、オリフィ
ス5に着座するチェックボール6と、チェックボール6
をオリフィス5に着座するように付勢するリテナスプリ
ング8と、チェックボール6およびリテナスプリング8
とを保持するリテナ7と、リテナ7を壁部3aに当接
し、プランジャ部3をプランジャキャップ部2側へと付
勢するプランジャ部スプリング9とが装着されている。
【0018】プランジャ部3の壁部3aの高圧室11と
反対側にはプランジャキャップ部2との間にリザーバ室
15が画成されている。従って、高圧室11とリザーバ
室15との圧力差に応じて、チェックボール6がオリフ
ィス5を開閉することで、高圧室11内にリザーバ室1
5から所定量の油を導入する。プランジャキャップ部2
の本体1に嵌合された大径の円筒部分2cには、貫通孔
13が設けられている。従って、図4に示すシリンダヘ
ッドに設けられた油通路29から導入されるエンジン油
などの油は、本体1の外周面に設けられた油導入口1a
から本体1の内周面に刻設された環状溝12を介して、
まずプランジャキャップ部2内に入り、その後リザーバ
室15内へと導入される。
反対側にはプランジャキャップ部2との間にリザーバ室
15が画成されている。従って、高圧室11とリザーバ
室15との圧力差に応じて、チェックボール6がオリフ
ィス5を開閉することで、高圧室11内にリザーバ室1
5から所定量の油を導入する。プランジャキャップ部2
の本体1に嵌合された大径の円筒部分2cには、貫通孔
13が設けられている。従って、図4に示すシリンダヘ
ッドに設けられた油通路29から導入されるエンジン油
などの油は、本体1の外周面に設けられた油導入口1a
から本体1の内周面に刻設された環状溝12を介して、
まずプランジャキャップ部2内に入り、その後リザーバ
室15内へと導入される。
【0019】プランジャキャップ部2の大径の円筒部分
2cの内周部には、セパレーター部14が、プランジャ
キャップ部2と継ぎ目なく連続して形成されている。セ
パレーター部14は、全体として油噴出口2aに向かっ
て縮径する円錐台形の形状をしており、油導入口1aお
よび貫通孔13を介してリザーバ室15内に導入された
外部からの供給油を速やかに油噴出口2aに配向させ
る。プランジャキャップ部2内にセパレーター部14を
設けているので、外部からラッシュアジャスタ10内に
導入される空気の混入の多い油は、セパレーター部14
の外周形状に沿って上方に配向される。それによりセパ
レーター部14とプランジャ部3との間に画成されるリ
ザーバ室15へ空気の混入の多い油が入り込むことを防
ぎ、ラッシュアジャスタ10の作動に伴って高圧室内へ
油の混入した空気が入り込まないようにしている。
2cの内周部には、セパレーター部14が、プランジャ
キャップ部2と継ぎ目なく連続して形成されている。セ
パレーター部14は、全体として油噴出口2aに向かっ
て縮径する円錐台形の形状をしており、油導入口1aお
よび貫通孔13を介してリザーバ室15内に導入された
外部からの供給油を速やかに油噴出口2aに配向させ
る。プランジャキャップ部2内にセパレーター部14を
設けているので、外部からラッシュアジャスタ10内に
導入される空気の混入の多い油は、セパレーター部14
の外周形状に沿って上方に配向される。それによりセパ
レーター部14とプランジャ部3との間に画成されるリ
ザーバ室15へ空気の混入の多い油が入り込むことを防
ぎ、ラッシュアジャスタ10の作動に伴って高圧室内へ
油の混入した空気が入り込まないようにしている。
【0020】図1から明瞭にわかるように、プランジャ
部3、プランジャキャップ部2およびセパレーター部1
4は連続した一個(一部品)構成の部材として形成され
ている。特に、前記3つの部分は、同一材料から継ぎ目
の無いように一部品として成形することが好ましい。第
1実施例においては、プランジャ部3、プランジャキャ
ップ部2およびセパレーター部14が連続した一個(一
部品)構成の部材として形成されているので、プランジ
ャ部とプランジャキャップ部との間の間隙およびプラン
ジャキャップ部とセパレーター部との間の間隙がないの
で、リザーバ室内の油が本体の油導入口から外部とへ漏
出することを防止できる。
部3、プランジャキャップ部2およびセパレーター部1
4は連続した一個(一部品)構成の部材として形成され
ている。特に、前記3つの部分は、同一材料から継ぎ目
の無いように一部品として成形することが好ましい。第
1実施例においては、プランジャ部3、プランジャキャ
ップ部2およびセパレーター部14が連続した一個(一
部品)構成の部材として形成されているので、プランジ
ャ部とプランジャキャップ部との間の間隙およびプラン
ジャキャップ部とセパレーター部との間の間隙がないの
で、リザーバ室内の油が本体の油導入口から外部とへ漏
出することを防止できる。
【0021】図2は、本発明の第2の実施例のラッシュ
アジャスター50を示す断面図である。第1実施例と同
様に、プランジャ部3、プランジャキャップ部2および
セパレーター部14は連続した一個(一部品)構成の部
材として形成されている。特に、前記3つの部分は、同
一材料から継ぎ目の無いように一部品として成形するこ
とが好ましい。第1実施例と異なる点は、セパレーター
部14の円錐部分が軸方向に更に長く延びている点であ
る。第1実施例においては、セパレーター部14の開口
部がプランジャキャップ部2の貫通孔13の位置にほぼ
近いレベルに位置しているが、第2実施例においては、
セパレーター部14の円錐部分の頂部に設けた孔14a
は貫通孔13の位置に比べて、かなり軸方向に離れた、
すなわち油噴出口2aに近い位置まで延在している。こ
のため、貫通孔13からプランジャキャップ部2内に入
った油は、セパレーター部14の孔14aが高いところ
にあるため、リザーバ室15に入る前に、セパレーター
部14の円錐部分の外周を周ってから、油噴出口2aの
方へ向かう。従って、その過程で、導入油中の混入空気
は油から分離し上方へ逃げやすくなる。その結果、空気
混入の少ない油がリザーバ室15内に入ることになり、
ラッシュアジャスター50作動中に高圧室11への空気
の侵入をより効果的に防ぐことができる。
アジャスター50を示す断面図である。第1実施例と同
様に、プランジャ部3、プランジャキャップ部2および
セパレーター部14は連続した一個(一部品)構成の部
材として形成されている。特に、前記3つの部分は、同
一材料から継ぎ目の無いように一部品として成形するこ
とが好ましい。第1実施例と異なる点は、セパレーター
部14の円錐部分が軸方向に更に長く延びている点であ
る。第1実施例においては、セパレーター部14の開口
部がプランジャキャップ部2の貫通孔13の位置にほぼ
近いレベルに位置しているが、第2実施例においては、
セパレーター部14の円錐部分の頂部に設けた孔14a
は貫通孔13の位置に比べて、かなり軸方向に離れた、
すなわち油噴出口2aに近い位置まで延在している。こ
のため、貫通孔13からプランジャキャップ部2内に入
った油は、セパレーター部14の孔14aが高いところ
にあるため、リザーバ室15に入る前に、セパレーター
部14の円錐部分の外周を周ってから、油噴出口2aの
方へ向かう。従って、その過程で、導入油中の混入空気
は油から分離し上方へ逃げやすくなる。その結果、空気
混入の少ない油がリザーバ室15内に入ることになり、
ラッシュアジャスター50作動中に高圧室11への空気
の侵入をより効果的に防ぐことができる。
【0022】第2実施例においても、プランジャ部3、
プランジャキャップ部2およびセパレーター部14が連
続した一個(一部品)構成の部材として形成されている
ので、プランジャ部とプランジャキャップ部との間の間
隙およびプランジャキャップ部とセパレーター部との間
の間隙がないので、リザーバ室内の油が本体の油導入口
から外部とへ漏出することを防止できる。ここで図4
は、第1実施例のラッシュアジャスター10が実際にエ
ンジンのシリンダヘッドに組み込まれた時の断面図であ
る。尚、図4に示すシリンダヘッドは、V型エンジンの
ものであるため傾斜している。また、ラッシュアジャス
タ10は、図4においては、高圧室11が最も潰れた
「底つき状態」で示してある。また、本発明のその他の
実施例のラッシュアジャスターを組み込むことができる
ことは言うまでも無い。
プランジャキャップ部2およびセパレーター部14が連
続した一個(一部品)構成の部材として形成されている
ので、プランジャ部とプランジャキャップ部との間の間
隙およびプランジャキャップ部とセパレーター部との間
の間隙がないので、リザーバ室内の油が本体の油導入口
から外部とへ漏出することを防止できる。ここで図4
は、第1実施例のラッシュアジャスター10が実際にエ
ンジンのシリンダヘッドに組み込まれた時の断面図であ
る。尚、図4に示すシリンダヘッドは、V型エンジンの
ものであるため傾斜している。また、ラッシュアジャス
タ10は、図4においては、高圧室11が最も潰れた
「底つき状態」で示してある。また、本発明のその他の
実施例のラッシュアジャスターを組み込むことができる
ことは言うまでも無い。
【0023】図4から明らかに分かるように、油導入口
1aが低い位置にあれば、傾斜してシリンダヘッド内に
組み付けられたラッシュアジャスタ10から、エンジン
始動までの段階でかなりの封入油が漏れてしまうことが
予想される。シリンダヘッド30に設けられたほぼ円筒
形のポケット28にラッシュアジャスタ10が嵌合され
ている。ポケット28には、エンジン油などが導入され
る油通路29が設けられている。油通路29を介して油
導入口1aからエンジン油等の油が導入される。プラン
ジャキャップ部2の先端部は、スイングアーム20の一
端に当接されている。スイングアーム20の面20bに
は、回転軸23に回転自在に支持されたカム21が回動
自在に接している。図4においては、カム21のカムノ
ーズ22が、面20bに接触して止まっている状態で示
している。スイングアーム20のプランジャキャップ部
2に当接する一端には貫通孔20aが、油噴出口2aと
対向するように設けられているので、ラッシュアジャス
タ10内を通過したエンジン油が油噴出口2aおよび貫
通孔20aを介してカム面と面20bとの摺動面を潤滑
する。
1aが低い位置にあれば、傾斜してシリンダヘッド内に
組み付けられたラッシュアジャスタ10から、エンジン
始動までの段階でかなりの封入油が漏れてしまうことが
予想される。シリンダヘッド30に設けられたほぼ円筒
形のポケット28にラッシュアジャスタ10が嵌合され
ている。ポケット28には、エンジン油などが導入され
る油通路29が設けられている。油通路29を介して油
導入口1aからエンジン油等の油が導入される。プラン
ジャキャップ部2の先端部は、スイングアーム20の一
端に当接されている。スイングアーム20の面20bに
は、回転軸23に回転自在に支持されたカム21が回動
自在に接している。図4においては、カム21のカムノ
ーズ22が、面20bに接触して止まっている状態で示
している。スイングアーム20のプランジャキャップ部
2に当接する一端には貫通孔20aが、油噴出口2aと
対向するように設けられているので、ラッシュアジャス
タ10内を通過したエンジン油が油噴出口2aおよび貫
通孔20aを介してカム面と面20bとの摺動面を潤滑
する。
【0024】スイングアーム20の他端には、吸排気弁
24の一端が係合している。この吸排気弁24は、弁バ
ネ25により吸排気ポート27を閉止する方向へ付勢さ
れている。すでに述べたように、図4は、カムノーズ2
2がスイングアーム20に当接しているいわゆる「カム
ノーズ停止時」の状態で、ラッシュアジャスタ10をシ
リンダヘッド30に組み付けた直後の状態を示してい
る。この状態で、エンジンが始動されると、ラッシュア
ジャスタ10は、急激に伸長し、油通路29から油導入
口1aを介して油通路29内の空気混入率の高い油を吸
い込むことになるが、リザーバ室15の油面が特に低い
場合は大量にこの油を導入することになる。しかしなが
ら、本発明の各実施例においては、プランジャ部3、プ
ランジャキャップ部2およびセパレーター部14が連続
した一個(一部品)構成の部材として形成されているの
で、プランジャ部とプランジャキャップ部との間の間隙
およびプランジャキャップ部とセパレーター部との間の
間隙がなく、リザーバ室内の油がこれらの間隙を介して
本体1の油導入口1aから外部とへ漏出することを防止
できる。この結果、セパレーター部14が設けられてい
ることと相まって、リザーバ室15内の油面が常時高い
位置に保持されているので、リザーバ室15内には常時
充分な量の油が入っていることになり、外部から空気が
侵入することがなく、高圧室11への空気の吸い込みを
防止できる。
24の一端が係合している。この吸排気弁24は、弁バ
ネ25により吸排気ポート27を閉止する方向へ付勢さ
れている。すでに述べたように、図4は、カムノーズ2
2がスイングアーム20に当接しているいわゆる「カム
ノーズ停止時」の状態で、ラッシュアジャスタ10をシ
リンダヘッド30に組み付けた直後の状態を示してい
る。この状態で、エンジンが始動されると、ラッシュア
ジャスタ10は、急激に伸長し、油通路29から油導入
口1aを介して油通路29内の空気混入率の高い油を吸
い込むことになるが、リザーバ室15の油面が特に低い
場合は大量にこの油を導入することになる。しかしなが
ら、本発明の各実施例においては、プランジャ部3、プ
ランジャキャップ部2およびセパレーター部14が連続
した一個(一部品)構成の部材として形成されているの
で、プランジャ部とプランジャキャップ部との間の間隙
およびプランジャキャップ部とセパレーター部との間の
間隙がなく、リザーバ室内の油がこれらの間隙を介して
本体1の油導入口1aから外部とへ漏出することを防止
できる。この結果、セパレーター部14が設けられてい
ることと相まって、リザーバ室15内の油面が常時高い
位置に保持されているので、リザーバ室15内には常時
充分な量の油が入っていることになり、外部から空気が
侵入することがなく、高圧室11への空気の吸い込みを
防止できる。
【0025】上述のことをリザーバ室15内の油面lを
用いて、図3に基づいて簡単に説明する。図3は、ラッ
シュアジャスター10がV型エンジンのシリンダヘッド
に用いられた場合を想定して傾斜させた状態で描いてあ
る。ただし、傾斜角度は多少誇張してある。水平方向の
油面lは、セパレーター部14の孔14aの開放端のレ
ベルになっている。プランジャ部2、プランジャキャッ
プ部3およびセパレーター部14が一個構成となってい
るので、各部分との間に間隙がなく、これらの間隙を介
してリザーバ室15内の油が油導入口1aを通り介して
外部へと漏れる恐れがない。従来であれば、この状態で
もプランジャとプランジャキャップとの間の間隙および
セパレーターとプランジャキャップとの間の間隙を介し
てリザーバ室15内の油が、外部へと漏出する恐れがあ
った。次に、図5−7を参照して本発明の第3実施例の
ラッシュアジャスターの製造方法を説明する。
用いて、図3に基づいて簡単に説明する。図3は、ラッ
シュアジャスター10がV型エンジンのシリンダヘッド
に用いられた場合を想定して傾斜させた状態で描いてあ
る。ただし、傾斜角度は多少誇張してある。水平方向の
油面lは、セパレーター部14の孔14aの開放端のレ
ベルになっている。プランジャ部2、プランジャキャッ
プ部3およびセパレーター部14が一個構成となってい
るので、各部分との間に間隙がなく、これらの間隙を介
してリザーバ室15内の油が油導入口1aを通り介して
外部へと漏れる恐れがない。従来であれば、この状態で
もプランジャとプランジャキャップとの間の間隙および
セパレーターとプランジャキャップとの間の間隙を介し
てリザーバ室15内の油が、外部へと漏出する恐れがあ
った。次に、図5−7を参照して本発明の第3実施例の
ラッシュアジャスターの製造方法を説明する。
【0026】先ず、図5に示す両端が開き、第1円筒部
102および第2円筒部103から成る一個構成の円筒
部材100を用意する。この円筒部材100の内部であ
って第1円筒部102と第2円筒部103との間には、
円筒部材100の内部を2つの空間に仕切る隔壁101
が軸方向の所定位置に設けられている。円筒部材100
は、鍛造もしくは切削などによって成形される。続いて
隔壁101に軸方向に貫通する孔14aを開け、テーパ
状に加工して、セパレーター部14とする。その状態を
図6に示してある。その後、プランジャキャップ部2、
プランジャ部3および高圧室11の壁部3aを絞り加工
などによって成形する。更に油噴出口2aおよびオリフ
ィス5も形成される。この状態を図7に示してある。壁
部3aは、リザーバ室15から軸方向外側に向かって、
若干縮径するテーパ状の円錐斜面を備えている。壁部3
aには、リザーバ室15と高圧室11(図5−7では不
図示)とを連通するオリフィス5が軸方向に貫通してい
る。このオリフィス5は、壁部3aから軸方向外方に延
在する環状のフランジ3bを備えている。環状のフラン
ジ3bの軸方向の一端部に高圧室11内に位置するチェ
ックボール6(図5−7では不図示)が圧力差に応じて
着座する。
102および第2円筒部103から成る一個構成の円筒
部材100を用意する。この円筒部材100の内部であ
って第1円筒部102と第2円筒部103との間には、
円筒部材100の内部を2つの空間に仕切る隔壁101
が軸方向の所定位置に設けられている。円筒部材100
は、鍛造もしくは切削などによって成形される。続いて
隔壁101に軸方向に貫通する孔14aを開け、テーパ
状に加工して、セパレーター部14とする。その状態を
図6に示してある。その後、プランジャキャップ部2、
プランジャ部3および高圧室11の壁部3aを絞り加工
などによって成形する。更に油噴出口2aおよびオリフ
ィス5も形成される。この状態を図7に示してある。壁
部3aは、リザーバ室15から軸方向外側に向かって、
若干縮径するテーパ状の円錐斜面を備えている。壁部3
aには、リザーバ室15と高圧室11(図5−7では不
図示)とを連通するオリフィス5が軸方向に貫通してい
る。このオリフィス5は、壁部3aから軸方向外方に延
在する環状のフランジ3bを備えている。環状のフラン
ジ3bの軸方向の一端部に高圧室11内に位置するチェ
ックボール6(図5−7では不図示)が圧力差に応じて
着座する。
【0027】プランジャ部3およびプランジャキャップ
部2内に油を導入するための、貫通孔13は、プレスま
たはドリルによって設けられる。第3実施例のラッシュ
アジャスター60をシリンダヘッドに組み込んだ状態を
図8に示した。壁部3aの傾斜があるという点、また壁
部3aに接触するリテナ7の端部の形状およびリテナス
プリング8の長さが異なる点を除けば、すでに説明した
ラッシュアジャスター10および50と基本的な構造に
はほとんど違いがない。本実施例によれば、プランジャ
部2、プランジャキャップ部3およびセパレーター部1
4が一個構成となっているので、各部分間に間隙がな
く、リザーバ室15内の油が孔14a、貫通孔13およ
び油導入口1aを介して外部へと漏れる恐れがない。
部2内に油を導入するための、貫通孔13は、プレスま
たはドリルによって設けられる。第3実施例のラッシュ
アジャスター60をシリンダヘッドに組み込んだ状態を
図8に示した。壁部3aの傾斜があるという点、また壁
部3aに接触するリテナ7の端部の形状およびリテナス
プリング8の長さが異なる点を除けば、すでに説明した
ラッシュアジャスター10および50と基本的な構造に
はほとんど違いがない。本実施例によれば、プランジャ
部2、プランジャキャップ部3およびセパレーター部1
4が一個構成となっているので、各部分間に間隙がな
く、リザーバ室15内の油が孔14a、貫通孔13およ
び油導入口1aを介して外部へと漏れる恐れがない。
【0028】図9および10は、本発明の第4実施例を
示すラッシュアジャスターの製造方法によるラッシュア
ジャスターの断面図である。上述の第3実施例と同様
に、図9に示すように、先ず両端が開き、第1円筒部1
12および第2円筒部113から成る円筒部材110を
用意する。円筒部材110の内部には、円筒部材110
の内部を2つの空間に仕切る隔壁111が軸方向の所定
位置に設けられている。円筒部材110は、鍛造もしく
は切削などによって成形される。第3実施例とは異な
り、隔壁111は、円筒部材110の一端部寄りに設け
られている。これは、この実施例においては、隔壁11
1がリザーバ室15と高圧室11(図9および10では
不図示)との間の壁部3aとして成形されるためであ
る。
示すラッシュアジャスターの製造方法によるラッシュア
ジャスターの断面図である。上述の第3実施例と同様
に、図9に示すように、先ず両端が開き、第1円筒部1
12および第2円筒部113から成る円筒部材110を
用意する。円筒部材110の内部には、円筒部材110
の内部を2つの空間に仕切る隔壁111が軸方向の所定
位置に設けられている。円筒部材110は、鍛造もしく
は切削などによって成形される。第3実施例とは異な
り、隔壁111は、円筒部材110の一端部寄りに設け
られている。これは、この実施例においては、隔壁11
1がリザーバ室15と高圧室11(図9および10では
不図示)との間の壁部3aとして成形されるためであ
る。
【0029】先ず、隔壁111にオリフィス5を開け、
壁部3aとし、その後、プランジャキャップ部2、プラ
ンジャ部3およびセパレーター部14を鍛造などにより
成形していく。本実施例においては、セパレーター部1
4は半径方向内方に向かって絞る(縮径)することで成
形される。従って、セパレーター部14は図示のように
くびれた形状となっている。プランジャ部3およびプラ
ンジャキャップ部2内に油を導入するための、貫通孔1
3は、上側くびれ部に設けられる。本実施例によれば、
プランジャ部2、プランジャキャップ部3およびセパレ
ーター部14が一個構成となっているので、各部分間に
間隙がないので、リザーバ室15内の油が孔14a、貫
通孔13および油導入口1aを介して外部へと漏れる恐
れがない。
壁部3aとし、その後、プランジャキャップ部2、プラ
ンジャ部3およびセパレーター部14を鍛造などにより
成形していく。本実施例においては、セパレーター部1
4は半径方向内方に向かって絞る(縮径)することで成
形される。従って、セパレーター部14は図示のように
くびれた形状となっている。プランジャ部3およびプラ
ンジャキャップ部2内に油を導入するための、貫通孔1
3は、上側くびれ部に設けられる。本実施例によれば、
プランジャ部2、プランジャキャップ部3およびセパレ
ーター部14が一個構成となっているので、各部分間に
間隙がないので、リザーバ室15内の油が孔14a、貫
通孔13および油導入口1aを介して外部へと漏れる恐
れがない。
【0030】最後に、図11および12を参照して、本
発明の第5実施例を示すラッシュアジャスターの製造方
法を説明する。本実施例においては上述の第3および第
4実施例とことなり、円筒部材120は、鍛造もしくは
切削などによって成形され、先端に油噴出口2aを有す
るプランジャキャップ部2を初めから備えている。ま
た、円筒部材120の内部の中間には隔壁が設けられて
いない。上記円筒部材120を先ず用意し、この円筒部
材120に絞りなどの加工を加え、セパレーター部14
および高圧室11(図11および12では不図示)の壁
部3a成形する。本実施例においては、セパレーター部
14は半径方向内方に向かって絞ることで成形される。
従って、セパレーター部14は図示のようにくびれた形
状となっている。プランジャ部3およびプランジャキャ
ップ部2内に油を導入するための、貫通孔13は、上側
くびれ部に設けられる。
発明の第5実施例を示すラッシュアジャスターの製造方
法を説明する。本実施例においては上述の第3および第
4実施例とことなり、円筒部材120は、鍛造もしくは
切削などによって成形され、先端に油噴出口2aを有す
るプランジャキャップ部2を初めから備えている。ま
た、円筒部材120の内部の中間には隔壁が設けられて
いない。上記円筒部材120を先ず用意し、この円筒部
材120に絞りなどの加工を加え、セパレーター部14
および高圧室11(図11および12では不図示)の壁
部3a成形する。本実施例においては、セパレーター部
14は半径方向内方に向かって絞ることで成形される。
従って、セパレーター部14は図示のようにくびれた形
状となっている。プランジャ部3およびプランジャキャ
ップ部2内に油を導入するための、貫通孔13は、上側
くびれ部に設けられる。
【0031】本実施例によれば、プランジャ部2、プラ
ンジャキャップ部3およびセパレーター部14が一個構
成となっているので、各部分間に間隙がないので、リザ
ーバ室15内の油が孔14a、貫通孔13および油導入
口1aを介して外部へと漏れる恐れがない。上述の説明
から明らかなように、第4および第5実施例では、セパ
レーター部14の孔14aを新たに穿孔する必要がない
という利点がある。本発明の各実施例では、内部を通過
する油を油噴出口から排出してカムの潤滑面を潤滑する
形式のラッシュアジャスターとして説明したが、本発明
はこのような形式以外のラッシュアジャスターにも適用
できることは言うまでもない。
ンジャキャップ部3およびセパレーター部14が一個構
成となっているので、各部分間に間隙がないので、リザ
ーバ室15内の油が孔14a、貫通孔13および油導入
口1aを介して外部へと漏れる恐れがない。上述の説明
から明らかなように、第4および第5実施例では、セパ
レーター部14の孔14aを新たに穿孔する必要がない
という利点がある。本発明の各実施例では、内部を通過
する油を油噴出口から排出してカムの潤滑面を潤滑する
形式のラッシュアジャスターとして説明したが、本発明
はこのような形式以外のラッシュアジャスターにも適用
できることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明した本発明のラッシュアジャス
ターによれば次のような効果が得られる。プランジャ部
2、プランジャキャップ部3およびセパレーター部14
が一個構成となっているので、各部分間に間隙が生じな
い。従って、その間隙を介してリザーバ室15内の油が
ラッシュアジャスターの外部へと漏れる恐れがない。ま
た、溶接などの工程が必要ない。従って、リザーバ室内
の油面を常に高く保つことができ、リザーバ室内には常
時最大量の油が保持されることになる。よって、エンジ
ン始動時等に、外部からの空気が高圧室へと侵入するこ
とを防ぐことができる。特に、傾斜して配置された場合
の長期停止時には、従来であれば相当量の油が漏出して
しまうことが考えられるので更に有効である。このた
め、高圧室内の剛性を良く保ち、作動の安定したラッシ
ュアジャスタを提供できる。
ターによれば次のような効果が得られる。プランジャ部
2、プランジャキャップ部3およびセパレーター部14
が一個構成となっているので、各部分間に間隙が生じな
い。従って、その間隙を介してリザーバ室15内の油が
ラッシュアジャスターの外部へと漏れる恐れがない。ま
た、溶接などの工程が必要ない。従って、リザーバ室内
の油面を常に高く保つことができ、リザーバ室内には常
時最大量の油が保持されることになる。よって、エンジ
ン始動時等に、外部からの空気が高圧室へと侵入するこ
とを防ぐことができる。特に、傾斜して配置された場合
の長期停止時には、従来であれば相当量の油が漏出して
しまうことが考えられるので更に有効である。このた
め、高圧室内の剛性を良く保ち、作動の安定したラッシ
ュアジャスタを提供できる。
【図1】本発明のラッシュアジャスターの第1実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】本発明のラッシュアジャスターの第2実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図3】第1実施例のラッシュアジャスターがシリンダ
ヘッドに傾斜して配置された場合のリザーバ室内の油面
の状態を示す縦断面図である。
ヘッドに傾斜して配置された場合のリザーバ室内の油面
の状態を示す縦断面図である。
【図4】第1実施例のラッシュアジャスタが組み込まれ
た状態で示すシリンダヘッドの断面図である。
た状態で示すシリンダヘッドの断面図である。
【図5】本発明の第3実施例のラッシュアジャスターの
プランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレータ
ー部の製造方法を示す断面図である。
プランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレータ
ー部の製造方法を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施例のラッシュアジャスターの
プランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレータ
ー部の製造方法を示す断面図である。
プランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレータ
ー部の製造方法を示す断面図である。
【図7】本発明の第3実施例のラッシュアジャスターの
プランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレータ
ー部の製造方法を示す断面図である。
プランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレータ
ー部の製造方法を示す断面図である。
【図8】第3実施例のラッシュアジャスターを組立状態
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図9】本発明の第4実施例のラッシュアジャスターの
プランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレータ
ー部の製造方法を示す断面図である。
プランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレータ
ー部の製造方法を示す断面図である。
【図10】本発明の第4実施例のラッシュアジャスター
のプランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレー
ター部の製造方法を示す断面図である。
のプランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレー
ター部の製造方法を示す断面図である。
【図11】本発明の第5実施例のラッシュアジャスター
のプランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレー
ター部の製造方法を示す断面図である。
のプランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレー
ター部の製造方法を示す断面図である。
【図12】本発明の第5実施例のラッシュアジャスター
のプランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレー
ター部の製造方法を示す断面図である。
のプランジャキャップ部、プランジャ部およびセパレー
ター部の製造方法を示す断面図である。
1 …………… 本体 2 …………… プランジャキャプ部 3 …………… プランジャ部 14 …………… セパレーター部 15 …………… リザーバ室 10、50 …………… ラッシュアジャスター
Claims (4)
- 【請求項1】 シリンダヘッド内に保持され、バルブク
リアランスを生じることなくカムの回転変位を吸排気バ
ルブへと伝達する油圧式ラッシュアジャスタであって、 外部からの油を導入する油導入口を有するカップ状の本
体と、該本体内に軸方向摺動自在に嵌合するプランジャ
部と、該プランジャ部の上方に配置され軸方向摺動自在
に該本体内に嵌合されるプランジャキャップ部と、該プ
ランジャ部と該プランジャキャップ部との間に画成され
る空間を互いに連通した2つの空間に分けるセパレータ
ー部と、 から成り、前記プランジャ部、前記プランジャキャップ
部および前記セパレーター部が同一材料で継ぎ目のない
連続した一個構成として形成されていることを特徴とす
る油圧式ラッシュアジャスター。 - 【請求項2】 シリンダヘッド内に保持され、バルブク
リアランスを生じることなくカムの回転変位を吸排気バ
ルブへと伝達する油圧式ラッシュアジャスタであって、
外部からの油を導入する油導入口を有するカップ状の本
体内に軸方向摺動自在に嵌合するプランジャ部と、該プ
ランジャ部の上方に配置され軸方向摺動自在に該本体内
に嵌合されるプランジャキャップ部と、該プランジャ部
と該プランジャキャップ部との間に画成される空間を互
いに連通した2つの空間に分けるセパレーター部と、か
ら成り、前記プランジャ部、前記プランジャキャップ部
および前記セパレーター部が同一材料で継ぎ目のない連
続した一個構成として形成されている油圧式ラッシュア
ジャスターの製造方法において、 半径方向に形成され、内部を2つの空間に仕切る隔壁を
有し、該隔壁を挟んで第1および第2の円筒部を備えた
一個部材である円筒部材を用意することと、 前記隔壁を該セパレーター部に成形することと、 次に、前記第1円筒部を該プランジャキャップ部に成形
すると共に、前記第2円筒部を前記本体との間に室を画
成するための孔開き仕切り壁を備えた前記プランジャ部
に成形することと、から成ることを特徴とする油圧式ラ
ッシュアジャスターの製造方法。 - 【請求項3】 シリンダヘッド内に保持され、バルブク
リアランスを生じることなくカムの回転変位を吸排気バ
ルブへと伝達する油圧式ラッシュアジャスタであって、
外部からの油を導入する油導入口を有するカップ状の本
体内に軸方向摺動自在に嵌合するプランジャ部と、該プ
ランジャ部の上方に配置され軸方向摺動自在に該本体内
に嵌合されるプランジャキャップ部と、該プランジャ部
と該プランジャキャップ部との間に画成される空間を互
いに連通した2つの空間に分けるセパレーター部と、か
ら成り、前記プランジャ部、前記プランジャキャップ部
および前記セパレーター部が同一材料で継ぎ目のない連
続した一個構成として形成されている油圧式ラッシュア
ジャスターの製造方法において、 一端に前記本体との間に室を画成するための隔壁を備え
た円筒部材を用意することと、 該円筒部材の軸方向のほぼ中間部を縮径し、該縮径した
部分をセパレーター部として形成することと同時に、該
セパレーター部を形成することによって前記円筒部材を
前記隔壁と反対側部分を第1円筒部及び前記隔壁と同じ
側部分を第2円筒部に区分することと、 該第1円筒部を前記プランジャキャップ部に形成すると
共に、該第2円筒部を孔開き仕切り壁を備えた前記プラ
ンジャ部とすることと、 から成ることを特徴とする油圧式ラッシュアジャスター
の製造方法。 - 【請求項4】 シリンダヘッド内に保持され、バルブク
リアランスを生じることなくカムの回転変位を吸排気バ
ルブへと伝達する油圧式ラッシュアジャスタであって、
外部からの油を導入する油導入口を有するカップ状の本
体内に軸方向摺動自在に嵌合するプランジャ部と、該プ
ランジャ部の上方に配置され軸方向摺動自在に該本体内
に嵌合されるプランジャキャップ部と、該プランジャ部
と該プランジャキャップ部との間に画成される空間を互
いに連通した2つの空間に分けるセパレーター部と、か
ら成り、前記プランジャ部、前記プランジャキャップ部
および前記セパレーター部が同一材料で継ぎ目のない連
続した一個構成として形成されている油圧式ラッシュア
ジャスターの製造方法において、 一側に前記プランジャキャップ部に成形した一個部材で
ある円筒部材を用意すること、 該円筒部材の軸方向のほぼ中間部を内側に縮径し、該縮
径した部分をセパレーター部として形成することと、 前記円筒部材の他側を該本体との間に室を形成するため
の孔開き仕切り壁を備えた前記プランジャ部とすること
と、 から成ることを特徴とする油圧式ラッシュアジャスター
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29593192A JPH06146821A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 一個構成型油圧式ラッシュアジャスターおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29593192A JPH06146821A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 一個構成型油圧式ラッシュアジャスターおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146821A true JPH06146821A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17826976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29593192A Withdrawn JPH06146821A (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 一個構成型油圧式ラッシュアジャスターおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06146821A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0808995A1 (en) * | 1996-05-24 | 1997-11-26 | General Motors Corporation | Integral formed plunger for hydraulic lash adjuster |
| JP2012503143A (ja) * | 2008-09-23 | 2012-02-02 | イートン コーポレーション | 油圧式ラッシュアジャスターに使用するボールプランジャー及び該ボールプランジャーの製造方法 |
| JP2015183767A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 株式会社椿本チエイン | チェーンテンショナ |
| WO2016038753A1 (ja) * | 2014-12-09 | 2016-03-17 | 日鍛バルブ株式会社 | 油圧式ラッシュアジャスタ |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP29593192A patent/JPH06146821A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0808995A1 (en) * | 1996-05-24 | 1997-11-26 | General Motors Corporation | Integral formed plunger for hydraulic lash adjuster |
| JP2012503143A (ja) * | 2008-09-23 | 2012-02-02 | イートン コーポレーション | 油圧式ラッシュアジャスターに使用するボールプランジャー及び該ボールプランジャーの製造方法 |
| JP2015183767A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 株式会社椿本チエイン | チェーンテンショナ |
| WO2016038753A1 (ja) * | 2014-12-09 | 2016-03-17 | 日鍛バルブ株式会社 | 油圧式ラッシュアジャスタ |
| JP5914764B1 (ja) * | 2014-12-09 | 2016-05-11 | 日鍛バルブ株式会社 | 油圧式ラッシュアジャスタ |
| CN105874174A (zh) * | 2014-12-09 | 2016-08-17 | 日锻汽门株式会社 | 油压式气门间隙调节器 |
| KR20160128198A (ko) * | 2014-12-09 | 2016-11-07 | 니탄 밸브 가부시키가이샤 | 유압식 래시 어저스터 |
| CN105874174B (zh) * | 2014-12-09 | 2017-06-13 | 日锻汽门株式会社 | 油压式气门间隙调节器 |
| US9739181B2 (en) | 2014-12-09 | 2017-08-22 | Nittan Valve Co., Ltd. | Hydraulic lash adjuster |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2528578B2 (ja) | 流体バルブリフタ | |
| JPS63170509A (ja) | 油圧式ラッシュアジャスタ | |
| JPS5862305A (ja) | ハイドロリツク・リフタ | |
| US4785790A (en) | Variable compression height piston arrangement | |
| US5245958A (en) | Direct acting hydraulic valve lifter | |
| JPH06173622A (ja) | 油圧式ラッシュアジャスターおよびその製造方法 | |
| JPH05288020A (ja) | 内燃機関のラッシュアジャスタ | |
| JPH06212917A (ja) | 油圧式ラッシュアジャスタ | |
| JPH0729204Y2 (ja) | 油圧式ラッシュアジャスタ | |
| JPH08284620A (ja) | ラッシュアジャスタ及びラッシュアジャスタを備えた内燃機関 | |
| US5067880A (en) | Fuel injection device | |
| JP2887964B2 (ja) | 油圧式位置調整装置 | |
| JPH0229205Y2 (ja) | ||
| JP6682022B2 (ja) | タペット | |
| JPS6332112A (ja) | 油圧式ラツシユアジヤスタ | |
| JPH01301906A (ja) | ハイドロリック・ラッシュアジャスタ | |
| JPS60206915A (ja) | 弁間隙自動補正装置 | |
| JPH0355767Y2 (ja) | ||
| JPH0429046Y2 (ja) | ||
| JPS5877113A (ja) | オイルタペツト | |
| JPS5941333Y2 (ja) | 内燃機関の始動用空気分配弁 | |
| JPS6129923Y2 (ja) | ||
| JPH0236881Y2 (ja) | ||
| JPH0413365Y2 (ja) | ||
| JPH075203Y2 (ja) | 油圧式ラッシュアジャスタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |