JPH08284620A - ラッシュアジャスタ及びラッシュアジャスタを備えた内燃機関 - Google Patents
ラッシュアジャスタ及びラッシュアジャスタを備えた内燃機関Info
- Publication number
- JPH08284620A JPH08284620A JP9100495A JP9100495A JPH08284620A JP H08284620 A JPH08284620 A JP H08284620A JP 9100495 A JP9100495 A JP 9100495A JP 9100495 A JP9100495 A JP 9100495A JP H08284620 A JPH08284620 A JP H08284620A
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- JP
- Japan
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- plunger
- pressure
- pressure chamber
- adjuster
- valve
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排気ブレーキ使用時に発生する不正動作をな
くすとともに、低回転駆動でも正確にバルブクリアラン
スの調整を行うことができるラッシュアジャスタを提供
する。 【構成】 内燃機関の動弁系に介装される油圧式のラッ
シュアジャスタ。圧力室24とリザーバ室47との間で
所定値以上の圧力差が生じた場合に、リザーバ室47か
ら圧力室24へのオイルの流れを許容するチェックバル
ブ50と、圧力室24の圧力が所定値以上となった場合
に開放される逆止弁60とを備えている。
くすとともに、低回転駆動でも正確にバルブクリアラン
スの調整を行うことができるラッシュアジャスタを提供
する。 【構成】 内燃機関の動弁系に介装される油圧式のラッ
シュアジャスタ。圧力室24とリザーバ室47との間で
所定値以上の圧力差が生じた場合に、リザーバ室47か
ら圧力室24へのオイルの流れを許容するチェックバル
ブ50と、圧力室24の圧力が所定値以上となった場合
に開放される逆止弁60とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の動弁系に介
装される油圧式のラッシュアジャスタに関する。
装される油圧式のラッシュアジャスタに関する。
【0002】
【従来の技術】動弁機構の一つとして、図1に示すよう
な頭上弁式(OHV式)がある。これは、エンジンのク
ランクシャフトの回転に同期させて回転させているカム
4からラッシュアジャスタ3,プッシュロッド5,ロッ
カーアーム6を経てバルブ7を開閉する方式である。
な頭上弁式(OHV式)がある。これは、エンジンのク
ランクシャフトの回転に同期させて回転させているカム
4からラッシュアジャスタ3,プッシュロッド5,ロッ
カーアーム6を経てバルブ7を開閉する方式である。
【0003】ここで、ラッシュアジャスタ3は、図2に
示すように、アジャスタボディー90内にプランジャ9
1、プッシュロッドソケット92、プランジャスプリン
グ93、チェックバルブ94等が収納されて構成されて
おり、アジャスタボディー90とプランジャ91とで形
成される圧力室95と、プランジャ91とプッシュロッ
ドソケット92との間に形成されるリザーバ室96とに
オイルが供給され、バルブクリアランスの調整を自動的
に行う。すなわち、バルブを開くときには、圧力室95
内にオイルがあるために当該プランジャ91は油圧によ
り下がらないように保持され、バルブが閉じるときに
は、プランジャスプリング93によりプランジャ91を
押し上げてバルブクリアランスを0にする方向に、アジ
ャスタボディー90の底面とプッシュロッドソケット9
2の頂面との間の距離が伸びる。
示すように、アジャスタボディー90内にプランジャ9
1、プッシュロッドソケット92、プランジャスプリン
グ93、チェックバルブ94等が収納されて構成されて
おり、アジャスタボディー90とプランジャ91とで形
成される圧力室95と、プランジャ91とプッシュロッ
ドソケット92との間に形成されるリザーバ室96とに
オイルが供給され、バルブクリアランスの調整を自動的
に行う。すなわち、バルブを開くときには、圧力室95
内にオイルがあるために当該プランジャ91は油圧によ
り下がらないように保持され、バルブが閉じるときに
は、プランジャスプリング93によりプランジャ91を
押し上げてバルブクリアランスを0にする方向に、アジ
ャスタボディー90の底面とプッシュロッドソケット9
2の頂面との間の距離が伸びる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧式のラ
ッシュアジャスタを介装しているOHV式のディーゼル
エンジンにおいて、排気ブレーキを使用すると、排気マ
ニホールドの背圧が所定値以上になり、圧縮行程の初期
に排気弁が背圧により押し下げられる現象(以下、「調
圧リフト」という)が起こる。すると、バルブ7のステ
ムヘッド7aとロッカーアーム6との間に隙間が生じて
しまい、ラッシュアジャスタ3は、クリアランスが生じ
たものとみなし、バルブクリアランスを0にするように
働いてしまう。つまり、隙間を埋めるためにプランジャ
スプリング93が伸び、プッシュロッドソケット92の
頂面とアジャスタボディー90の底面との間の距離(以
下、単に、「調整長さ」という)が所定長さより長くな
ってしまう。このようにラッシュアジャスタ3が不正動
作したまま、圧縮行程に入ると、排気バルブは完全に排
気ポートを閉じることが出来なくなる。そのため、排気
バルブは少し浮き上がった状態になり、この状態で圧縮
上死点に進むと、ピストンによる強大な圧縮圧力によ
り、排気バルブがバルブシートに押しつけられる。する
と、プッシュロッド5等の動弁系に対し、許容値を超え
る過大な荷重がかかることになる。また、バルブが完全
に閉まらない(バルブが浮き上がった)状態で、次のサ
イクルの排気上死点に進むと、バルブとピストンが干渉
するという問題がある。
ッシュアジャスタを介装しているOHV式のディーゼル
エンジンにおいて、排気ブレーキを使用すると、排気マ
ニホールドの背圧が所定値以上になり、圧縮行程の初期
に排気弁が背圧により押し下げられる現象(以下、「調
圧リフト」という)が起こる。すると、バルブ7のステ
ムヘッド7aとロッカーアーム6との間に隙間が生じて
しまい、ラッシュアジャスタ3は、クリアランスが生じ
たものとみなし、バルブクリアランスを0にするように
働いてしまう。つまり、隙間を埋めるためにプランジャ
スプリング93が伸び、プッシュロッドソケット92の
頂面とアジャスタボディー90の底面との間の距離(以
下、単に、「調整長さ」という)が所定長さより長くな
ってしまう。このようにラッシュアジャスタ3が不正動
作したまま、圧縮行程に入ると、排気バルブは完全に排
気ポートを閉じることが出来なくなる。そのため、排気
バルブは少し浮き上がった状態になり、この状態で圧縮
上死点に進むと、ピストンによる強大な圧縮圧力によ
り、排気バルブがバルブシートに押しつけられる。する
と、プッシュロッド5等の動弁系に対し、許容値を超え
る過大な荷重がかかることになる。また、バルブが完全
に閉まらない(バルブが浮き上がった)状態で、次のサ
イクルの排気上死点に進むと、バルブとピストンが干渉
するという問題がある。
【0005】そのため、図2に示すように、プランジャ
91の所定位置に圧力室95とリザーバ室96とを連通
するように適宜の通路面積を有する小孔97が設けられ
る。この小孔97は、圧力室内95の圧力が上昇しすぎ
ないように、圧力室からリザーバ室へ適宜オイルをリー
クする働きをする。これにより、調整長さを所定の長さ
にする対策がとられている。
91の所定位置に圧力室95とリザーバ室96とを連通
するように適宜の通路面積を有する小孔97が設けられ
る。この小孔97は、圧力室内95の圧力が上昇しすぎ
ないように、圧力室からリザーバ室へ適宜オイルをリー
クする働きをする。これにより、調整長さを所定の長さ
にする対策がとられている。
【0006】しかしながら、前記小孔97でオイルのリ
ーク量を適宜制御できる範囲は、小孔97の通路面積で
決まる。そのため、広範な運転状況の全体をカバーでき
るものではない。つまり、高回転域での過大圧力を防止
するように設けた小孔97の場合、エンジンが高回転で
駆動しているときは、正しくリーク量が制御できるが、
低回転になると、オイルのリーク量が多くなりすぎてし
まう不都合が生じる。このようにオイルのリーク量が多
くなりすぎると、調整長さが所定より短くなり、バルブ
リフト量が減少するという問題があった。
ーク量を適宜制御できる範囲は、小孔97の通路面積で
決まる。そのため、広範な運転状況の全体をカバーでき
るものではない。つまり、高回転域での過大圧力を防止
するように設けた小孔97の場合、エンジンが高回転で
駆動しているときは、正しくリーク量が制御できるが、
低回転になると、オイルのリーク量が多くなりすぎてし
まう不都合が生じる。このようにオイルのリーク量が多
くなりすぎると、調整長さが所定より短くなり、バルブ
リフト量が減少するという問題があった。
【0007】そこで本発明では、油圧式のラッシュアジ
ャスタにおける上記問題を解決し、排気ブレーキ使用時
に発生する不正動作をなくすとともに、低回転駆動でも
正確にバルブクリアランスの調整を行うことができるラ
ッシュアジャスタを提供することを目的とする。
ャスタにおける上記問題を解決し、排気ブレーキ使用時
に発生する不正動作をなくすとともに、低回転駆動でも
正確にバルブクリアランスの調整を行うことができるラ
ッシュアジャスタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、内燃機関の動弁系に介装される油圧式
のラッシュアジャスタにおいて、有底円筒形状のアジャ
スタボディーと、前記アジャスタボディーに摺動可能に
挿入されるプランジャと、前記底部を含むアジャスタボ
ディーと前記プランジャで形成される圧力室と、前記プ
ランジャを前記アジャスタボディーの開口側へ付勢する
ように前記圧力室内に配設されているプランジャスプリ
ングと、前記圧力室から吐出されるオイルを貯留するリ
ザーバ室と、所定値以上の圧力差が生じた場合に前記リ
ザーバ室から圧力室へのオイルの流れを許容するチェッ
クバルブと、前記圧力室の圧力が所定値以上となった場
合に開放される逆止弁を有するリーク通路とを備えてい
ることを特徴とするラッシュアジャスタが提供される。
に、本発明では、内燃機関の動弁系に介装される油圧式
のラッシュアジャスタにおいて、有底円筒形状のアジャ
スタボディーと、前記アジャスタボディーに摺動可能に
挿入されるプランジャと、前記底部を含むアジャスタボ
ディーと前記プランジャで形成される圧力室と、前記プ
ランジャを前記アジャスタボディーの開口側へ付勢する
ように前記圧力室内に配設されているプランジャスプリ
ングと、前記圧力室から吐出されるオイルを貯留するリ
ザーバ室と、所定値以上の圧力差が生じた場合に前記リ
ザーバ室から圧力室へのオイルの流れを許容するチェッ
クバルブと、前記圧力室の圧力が所定値以上となった場
合に開放される逆止弁を有するリーク通路とを備えてい
ることを特徴とするラッシュアジャスタが提供される。
【0009】また、本発明では、エンジンブレーキ使用
時に排気管の管路を遮断することによりエンジンブレー
キ力を増大させる排気ブレーキ手段と、油圧式のラッシ
ュアジャスタが介装されている排気動弁系とを備え、前
記ラッシュアジャスタが、有底円筒形状のアジャスタボ
ディーと、前記アジャスタボディーに摺動可能に挿入さ
れるプランジャと、前記底部を含むアジャスタボディー
と前記プランジャで形成される圧力室と、前記プランジ
ャを前記アジャスタボディーの開口側へ付勢するように
前記圧力室内に配設されているプランジャスプリング
と、前記圧力室から吐出されるオイルを貯留するリザー
バ室と、所定値以上の圧力差が生じた場合に前記リザー
バ室から圧力室へのオイルの流れを許容するチェックバ
ルブと、前記圧力室の圧力が所定値以上となった場合に
開放される逆止弁を有するリーク通路とを備えているこ
とを特徴とする内燃機関が提供される。
時に排気管の管路を遮断することによりエンジンブレー
キ力を増大させる排気ブレーキ手段と、油圧式のラッシ
ュアジャスタが介装されている排気動弁系とを備え、前
記ラッシュアジャスタが、有底円筒形状のアジャスタボ
ディーと、前記アジャスタボディーに摺動可能に挿入さ
れるプランジャと、前記底部を含むアジャスタボディー
と前記プランジャで形成される圧力室と、前記プランジ
ャを前記アジャスタボディーの開口側へ付勢するように
前記圧力室内に配設されているプランジャスプリング
と、前記圧力室から吐出されるオイルを貯留するリザー
バ室と、所定値以上の圧力差が生じた場合に前記リザー
バ室から圧力室へのオイルの流れを許容するチェックバ
ルブと、前記圧力室の圧力が所定値以上となった場合に
開放される逆止弁を有するリーク通路とを備えているこ
とを特徴とする内燃機関が提供される。
【0010】
【作用】本発明によるラッシュアジャスタは、圧力室内
の圧力が所定値以上になると、逆止弁が開いて圧力室内
のオイルをリザーバ室へリークする。
の圧力が所定値以上になると、逆止弁が開いて圧力室内
のオイルをリザーバ室へリークする。
【0011】
【実施例】本発明による第1の実施例を添付図面に基づ
いて説明する。本発明のラッシュアジャスタ1は、排気
ブレーキ手段を備える内燃機関の排気動弁系において、
図1に示すように、カム4とプッシュロッド5の基端と
の間に介装される。尚、排気ブレーキ手段は、排気管に
取り付けられた遮断弁を備えており、当該遮断弁によっ
て排気管の管路が遮断される構造となっている。排気ブ
レーキ作動時には、連続して排出される排気ガスにより
排気マニホールド内の圧力(背圧)が上昇し、排気行程
におけるポンプ仕事が増大して大きな制動力が生み出さ
れる。
いて説明する。本発明のラッシュアジャスタ1は、排気
ブレーキ手段を備える内燃機関の排気動弁系において、
図1に示すように、カム4とプッシュロッド5の基端と
の間に介装される。尚、排気ブレーキ手段は、排気管に
取り付けられた遮断弁を備えており、当該遮断弁によっ
て排気管の管路が遮断される構造となっている。排気ブ
レーキ作動時には、連続して排出される排気ガスにより
排気マニホールド内の圧力(背圧)が上昇し、排気行程
におけるポンプ仕事が増大して大きな制動力が生み出さ
れる。
【0012】ラッシュアジャスタ1は、図3に示すよう
に、アジャスタボディー10と、アジャスタボディーに
摺動可能に挿入されるプランジャ20と、プランジャを
アジャスタボディー10の開口の方向へ付勢するプラン
ジャスプリング30と、アジャスタボディーに摺動可能
に挿入され、プランジャの上部に配設されるプッシュロ
ッドソケット40とを備えている。ここで、ラッシュア
ジャスタ1内には所定量のオイルが注入されている。
に、アジャスタボディー10と、アジャスタボディーに
摺動可能に挿入されるプランジャ20と、プランジャを
アジャスタボディー10の開口の方向へ付勢するプラン
ジャスプリング30と、アジャスタボディーに摺動可能
に挿入され、プランジャの上部に配設されるプッシュロ
ッドソケット40とを備えている。ここで、ラッシュア
ジャスタ1内には所定量のオイルが注入されている。
【0013】アジャスタボディー10は、有底円筒形状
をなしており、その内周面は、下部10aが上部10b
よりも適宜縮径されて段差をなして形成されている。そ
して、上部の開口近傍の内周面には、周方向に沿って溝
が全周にわたり設けられている。この溝には、後述する
プッシュロッドソケット40の飛び出しを防止するスナ
ップリング11がはめ込まれる。
をなしており、その内周面は、下部10aが上部10b
よりも適宜縮径されて段差をなして形成されている。そ
して、上部の開口近傍の内周面には、周方向に沿って溝
が全周にわたり設けられている。この溝には、後述する
プッシュロッドソケット40の飛び出しを防止するスナ
ップリング11がはめ込まれる。
【0014】プランジャ20は、円盤状をなし、アジャ
スタボディー10の内周面下部10aの内径と略等しい
外径を有しており、アジャスタボディー内の下部に軸方
向に摺動可能且つ回転可能に挿入される。プランジャ2
0には、当該プランジャの周縁に沿って、下方側に延び
る周壁21が形成され、その中心位置に連通孔22が設
けられている。そして、アジャスタボディーの底部10
cとプランジャ20の下端面23との間には圧力室24
が画成される。尚、連通孔22の端面23側の開口は、
後述するチェックボール51が着座するように、半球状
に拡径してある。また、下端面23における連通孔22
の開口の周縁には、後述するチェックボールケージ53
がはめ込まれる凹陥部25が段差状に設けられている。
スタボディー10の内周面下部10aの内径と略等しい
外径を有しており、アジャスタボディー内の下部に軸方
向に摺動可能且つ回転可能に挿入される。プランジャ2
0には、当該プランジャの周縁に沿って、下方側に延び
る周壁21が形成され、その中心位置に連通孔22が設
けられている。そして、アジャスタボディーの底部10
cとプランジャ20の下端面23との間には圧力室24
が画成される。尚、連通孔22の端面23側の開口は、
後述するチェックボール51が着座するように、半球状
に拡径してある。また、下端面23における連通孔22
の開口の周縁には、後述するチェックボールケージ53
がはめ込まれる凹陥部25が段差状に設けられている。
【0015】チェックバルブ50は、第1チェックボー
ル51、第1チェックボールスプリング52、チェック
ボールケージ53とを備えている。チェックボールケー
ジ53は、有底円筒状(カップ状)をなし、上部開口端
に外方へ膨出するフランジ部53aを有し、側面にはオ
イルを通す複数の貫通孔53bが設けられている。この
チェックボールケージ53は、後述するプランジャスプ
リング30の付勢力によりフランジ部53aをプランジ
ャ20の凹陥部25に押し付けられている。チェックボ
ールケージ53内には、第1チェックボール51が収納
されており、当該第1チェックボールは、第1チェック
ボールスプリング52の付勢力により連通孔22を閉塞
している。このようにしてチェックバルブ50が形成さ
れ、圧力室24と後述するリザーバ室47との間で所定
値以上の圧力差が生じた場合に、リザーバ室47から圧
力室24への方向にのみオイルの流れを許容するように
働く。
ル51、第1チェックボールスプリング52、チェック
ボールケージ53とを備えている。チェックボールケー
ジ53は、有底円筒状(カップ状)をなし、上部開口端
に外方へ膨出するフランジ部53aを有し、側面にはオ
イルを通す複数の貫通孔53bが設けられている。この
チェックボールケージ53は、後述するプランジャスプ
リング30の付勢力によりフランジ部53aをプランジ
ャ20の凹陥部25に押し付けられている。チェックボ
ールケージ53内には、第1チェックボール51が収納
されており、当該第1チェックボールは、第1チェック
ボールスプリング52の付勢力により連通孔22を閉塞
している。このようにしてチェックバルブ50が形成さ
れ、圧力室24と後述するリザーバ室47との間で所定
値以上の圧力差が生じた場合に、リザーバ室47から圧
力室24への方向にのみオイルの流れを許容するように
働く。
【0016】プランジャ20には、チェックバルブ50
に関して偏倚して逆止弁60が配設されている。この逆
止弁60は、プランジャ20の所定位置に設けられたリ
ーク通路29に、第2チェックボール61と、第2チェ
ックボールスプリング62と、リテーナプレート63と
を収納することにより形成され、圧力室24内の圧力が
所定値以上になった場合に開弁し、オイルをリザーバ室
47へリークする。
に関して偏倚して逆止弁60が配設されている。この逆
止弁60は、プランジャ20の所定位置に設けられたリ
ーク通路29に、第2チェックボール61と、第2チェ
ックボールスプリング62と、リテーナプレート63と
を収納することにより形成され、圧力室24内の圧力が
所定値以上になった場合に開弁し、オイルをリザーバ室
47へリークする。
【0017】リーク通路29は、プランジャの下端面2
3に臨むように開口した小径リーク孔27と、プランジ
ャ20の上方に臨むように開口した大径リーク孔28と
が、同心的に設けられた貫通孔である。つまり、小径リ
ーク孔27と大径リーク孔28とは、互いに連通して段
差をなしている。小径リーク孔27の大径リーク孔28
に面した開口は、第2チェックボール61が着座するよ
うに、半球状に大径リーク孔28側に向かって拡径して
いる。大径リーク孔28の上部開口端の近傍の内周面に
は、後述するリテーナプレート63を固定するスナップ
リング64がはめ込まれる溝が全周にわたり設けられて
いる。
3に臨むように開口した小径リーク孔27と、プランジ
ャ20の上方に臨むように開口した大径リーク孔28と
が、同心的に設けられた貫通孔である。つまり、小径リ
ーク孔27と大径リーク孔28とは、互いに連通して段
差をなしている。小径リーク孔27の大径リーク孔28
に面した開口は、第2チェックボール61が着座するよ
うに、半球状に大径リーク孔28側に向かって拡径して
いる。大径リーク孔28の上部開口端の近傍の内周面に
は、後述するリテーナプレート63を固定するスナップ
リング64がはめ込まれる溝が全周にわたり設けられて
いる。
【0018】リーク通路29内においては、大径リーク
孔28の上部開口端近傍に、大径リーク孔28と略等し
い大きさの円形のリテーナプレート63が配設されてい
る。このリテーナプレート63は、その外周近傍の上端
面を前記溝にはめ込まれたスナップリング64により、
それ以上上方に移動しないように配設されている。ま
た、リテーナプレート63にはオイルを通す複数の孔6
3aが設けられている。そして、リテーナプレート63
と、第2チェックボールとの間に、第2チェックボール
スプリング62が縮設され、第2チェックボール61
を、小径リーク孔27側に押圧している。つまり、第2
チェックボール61は、第2チェックボールスプリング
62の付勢力により小径リーク孔27の着座部分に押し
付けられ、当該小径リーク孔27を閉塞している。そし
て、第2チェックボール61は、圧力室24から後述す
るリザーバ室47方向にのみオイルの流れを許容するよ
うになっている。
孔28の上部開口端近傍に、大径リーク孔28と略等し
い大きさの円形のリテーナプレート63が配設されてい
る。このリテーナプレート63は、その外周近傍の上端
面を前記溝にはめ込まれたスナップリング64により、
それ以上上方に移動しないように配設されている。ま
た、リテーナプレート63にはオイルを通す複数の孔6
3aが設けられている。そして、リテーナプレート63
と、第2チェックボールとの間に、第2チェックボール
スプリング62が縮設され、第2チェックボール61
を、小径リーク孔27側に押圧している。つまり、第2
チェックボール61は、第2チェックボールスプリング
62の付勢力により小径リーク孔27の着座部分に押し
付けられ、当該小径リーク孔27を閉塞している。そし
て、第2チェックボール61は、圧力室24から後述す
るリザーバ室47方向にのみオイルの流れを許容するよ
うになっている。
【0019】ここで、第2チェックボールスプリング6
2は、排気ブレーキ使用時に起こる調圧リフトが原因で
圧力室24内に過大圧力が発生した場合には収縮し、通
常運転時や、低回転駆動時の圧力室24内の圧力では収
縮しないように、バネ圧が調整されている。つまり、逆
止弁60は、圧力室24に過大な圧力がかかった場合の
み開弁し、通常運転時や低回転駆動時には開弁しない。
2は、排気ブレーキ使用時に起こる調圧リフトが原因で
圧力室24内に過大圧力が発生した場合には収縮し、通
常運転時や、低回転駆動時の圧力室24内の圧力では収
縮しないように、バネ圧が調整されている。つまり、逆
止弁60は、圧力室24に過大な圧力がかかった場合の
み開弁し、通常運転時や低回転駆動時には開弁しない。
【0020】プランジャスプリング30は、プランジャ
20の下端面23とアジャスタボディーの底部10cと
の間に縮設され、チェックボールケージ53のフランジ
部53aを凹陥部25に押しつけながらプランジャ20
をアジャスタボディー10の開口方向、つまり、プッシ
ュロッド5の方向へ付勢している。プッシュロッドソケ
ット40は、円盤状をなし、アジャスタボディーの内周
面上部10bの内径と略等しいに外径を有しており、ア
ジャスタボディー内の上部10bに軸方向に摺動可能且
つ回転可能に挿入される。そして、アジャスタボディー
10の上端開口近傍の前記溝にスナップリング11がは
め込まれることにより、プッシュロッドソケット40
が、アジャスタボディー10の外へ飛び出すことが抑え
られる。
20の下端面23とアジャスタボディーの底部10cと
の間に縮設され、チェックボールケージ53のフランジ
部53aを凹陥部25に押しつけながらプランジャ20
をアジャスタボディー10の開口方向、つまり、プッシ
ュロッド5の方向へ付勢している。プッシュロッドソケ
ット40は、円盤状をなし、アジャスタボディーの内周
面上部10bの内径と略等しいに外径を有しており、ア
ジャスタボディー内の上部10bに軸方向に摺動可能且
つ回転可能に挿入される。そして、アジャスタボディー
10の上端開口近傍の前記溝にスナップリング11がは
め込まれることにより、プッシュロッドソケット40
が、アジャスタボディー10の外へ飛び出すことが抑え
られる。
【0021】プッシュロッドソケット40は、上部端面
(頂面)中央に、プッシュロッド5と摺接する凹部41
が設けられ、下部端面中央には前述のプランジャ20と
当接する円柱状のボス42が突設されている。そして、
周縁部には、下方に臨んでスカート壁43が一体に形成
されている。ここで、凹部41は、プッシュロッド5の
基端の曲面と略等しい曲面となるように成形されてい
る。また、ボス42は、その軸心に有底穴44があけて
あるとともに、その側面において、前記穴44に直交す
るように複数の貫通孔45が設けられている。このた
め、有底穴44と後述するリザーバ室47とは、貫通孔
45を介して連通される。
(頂面)中央に、プッシュロッド5と摺接する凹部41
が設けられ、下部端面中央には前述のプランジャ20と
当接する円柱状のボス42が突設されている。そして、
周縁部には、下方に臨んでスカート壁43が一体に形成
されている。ここで、凹部41は、プッシュロッド5の
基端の曲面と略等しい曲面となるように成形されてい
る。また、ボス42は、その軸心に有底穴44があけて
あるとともに、その側面において、前記穴44に直交す
るように複数の貫通孔45が設けられている。このた
め、有底穴44と後述するリザーバ室47とは、貫通孔
45を介して連通される。
【0022】ボス42の外周面においては、前記貫通孔
45よりも上方の全周にわたりダイヤフラムシール46
の内周端部が液密に固定されている。そして、前記ダイ
ヤフラムシール46の外周端部は、アジャスタボディー
の内周面下部10aの上端に全周にわたり液密に固定さ
れている。このようにして、ダイヤフラムシール46,
アジャスタボディーの内周面下部10a,プランジャ2
0,プッシュロッドソケット40のボス42の外周面に
よって、リザーバ室47が画成される。
45よりも上方の全周にわたりダイヤフラムシール46
の内周端部が液密に固定されている。そして、前記ダイ
ヤフラムシール46の外周端部は、アジャスタボディー
の内周面下部10aの上端に全周にわたり液密に固定さ
れている。このようにして、ダイヤフラムシール46,
アジャスタボディーの内周面下部10a,プランジャ2
0,プッシュロッドソケット40のボス42の外周面に
よって、リザーバ室47が画成される。
【0023】以上のようなラッシュアジャスタ1を排気
動弁系に介装した、排気ブレーキ手段を備える内燃機関
において、排気ブレーキを作動させた場合の作用を以下
に説明する。前記内燃機関の運転中に排気ブレーキを作
動させると、排気マニホールドの背圧が所定値以上にな
り、圧縮行程の初期に排気弁が背圧により押し下げられ
る所謂調圧リフトが起こる。すると、バルブのステムヘ
ッドとロッカーアームとの間に隙間が生じるので、ラッ
シュアジャスタ1は、バルブクリアランスを0にするよ
うに動作する。つまり、ラッシュアジャスタ1において
は、隙間を埋めるためにプランジャスプリング30が伸
び、プランジャ20およびプランジャに当接しているプ
ッシュロッドソケット40を押し上げる。すると、圧力
室24内の容積は増加し、圧力室24内の圧力は低下す
るので、第1のチェックボール51が下がり、リザーバ
室47から圧力室24へ向かってオイルが流入する。そ
して、バルブクリアランスを0に保つ。このとき、調整
長さは、所定よりも長くなっている。
動弁系に介装した、排気ブレーキ手段を備える内燃機関
において、排気ブレーキを作動させた場合の作用を以下
に説明する。前記内燃機関の運転中に排気ブレーキを作
動させると、排気マニホールドの背圧が所定値以上にな
り、圧縮行程の初期に排気弁が背圧により押し下げられ
る所謂調圧リフトが起こる。すると、バルブのステムヘ
ッドとロッカーアームとの間に隙間が生じるので、ラッ
シュアジャスタ1は、バルブクリアランスを0にするよ
うに動作する。つまり、ラッシュアジャスタ1において
は、隙間を埋めるためにプランジャスプリング30が伸
び、プランジャ20およびプランジャに当接しているプ
ッシュロッドソケット40を押し上げる。すると、圧力
室24内の容積は増加し、圧力室24内の圧力は低下す
るので、第1のチェックボール51が下がり、リザーバ
室47から圧力室24へ向かってオイルが流入する。そ
して、バルブクリアランスを0に保つ。このとき、調整
長さは、所定よりも長くなっている。
【0024】この場合、ラッシュアジャスタ1は不正動
作状態であるので、排気バルブは完全に排気ポートを閉
じることが出来ない。よって、排気バルブは、圧縮上死
点でも少し浮き上がった状態になってしまう。しかし、
圧縮上死点では、ピストンによる強大な圧縮圧力が排気
バルブにかかるので、排気バルブは、強制的にバルブシ
ートに押しつけらる。すると、プッシュロッド5に通常
運転時の荷重よりも大きな荷重がかかろうとするが、そ
れにともなって、プッシュロッドソケット40を介して
プランジャ20も矢印A方向に押され、圧力室24内の
圧力が上昇する。そして、圧力室24内の圧力が所定値
以上になると、逆止弁60の第2チェックボールスプリ
ング62が縮み、第2チェックボール61が押し上げら
れ、これによって、圧力室24からリザーバ室47へ向
かって、余分なオイルがリークされ、過大な圧力上昇は
防止される。かくして、調整長さは、所定の長さに戻る
ので排気バルブの浮き上がりは解消される。
作状態であるので、排気バルブは完全に排気ポートを閉
じることが出来ない。よって、排気バルブは、圧縮上死
点でも少し浮き上がった状態になってしまう。しかし、
圧縮上死点では、ピストンによる強大な圧縮圧力が排気
バルブにかかるので、排気バルブは、強制的にバルブシ
ートに押しつけらる。すると、プッシュロッド5に通常
運転時の荷重よりも大きな荷重がかかろうとするが、そ
れにともなって、プッシュロッドソケット40を介して
プランジャ20も矢印A方向に押され、圧力室24内の
圧力が上昇する。そして、圧力室24内の圧力が所定値
以上になると、逆止弁60の第2チェックボールスプリ
ング62が縮み、第2チェックボール61が押し上げら
れ、これによって、圧力室24からリザーバ室47へ向
かって、余分なオイルがリークされ、過大な圧力上昇は
防止される。かくして、調整長さは、所定の長さに戻る
ので排気バルブの浮き上がりは解消される。
【0025】ラッシュアジャスタ1における逆止弁60
の第2チェックボールスプリング62は、所定値以上の
圧力がかかった時のみ縮むようにバネ圧を調整してあ
る。このため、排気ブレーキ非作動時,低回転駆動時に
は、逆止弁60は開弁しない。したがって、低回転駆動
の場合にオイルが過剰にリークされることはなく、低回
転駆動時のバルブリフトの減少は防止される。
の第2チェックボールスプリング62は、所定値以上の
圧力がかかった時のみ縮むようにバネ圧を調整してあ
る。このため、排気ブレーキ非作動時,低回転駆動時に
は、逆止弁60は開弁しない。したがって、低回転駆動
の場合にオイルが過剰にリークされることはなく、低回
転駆動時のバルブリフトの減少は防止される。
【0026】次に、本発明における第2の実施例につい
て添付図面に基づいて説明する。本発明のラッシュアジ
ャスタ2は、図4に示すように、逆止弁70に底部が平
坦に加工された弁スプリング71を用いたことを除いて
は、第1の実施例におけるラッシュアジャスタ1と同様
な構成をとる。よって、同一部材には、同一番号を付し
て、詳しい説明は省略する。
て添付図面に基づいて説明する。本発明のラッシュアジ
ャスタ2は、図4に示すように、逆止弁70に底部が平
坦に加工された弁スプリング71を用いたことを除いて
は、第1の実施例におけるラッシュアジャスタ1と同様
な構成をとる。よって、同一部材には、同一番号を付し
て、詳しい説明は省略する。
【0027】ラッシュアジャスタ2におけるプランジャ
80は、プランジャ20と同様に、円盤状をなし、アジ
ャスタボディー10の内周面下部10aの内径と略等し
い外径を有しており、アジャスタボディー10内の下部
10aに軸方向に摺動可能且つ回転可能に挿入される。
プランジャ80は、プランジャ20と同様な、周壁81
と連通孔82とを備えている。そして、プランジャ80
の上面に、所定深さの円環状凹溝84が、連通孔82と
同心的に全周にわたって設けられている。
80は、プランジャ20と同様に、円盤状をなし、アジ
ャスタボディー10の内周面下部10aの内径と略等し
い外径を有しており、アジャスタボディー10内の下部
10aに軸方向に摺動可能且つ回転可能に挿入される。
プランジャ80は、プランジャ20と同様な、周壁81
と連通孔82とを備えている。そして、プランジャ80
の上面に、所定深さの円環状凹溝84が、連通孔82と
同心的に全周にわたって設けられている。
【0028】凹溝84の底部には、オイルを通すための
複数の貫通孔85が設けられている。また、凹溝84の
上部開口近傍の側面には、全周にわたって溝86が設け
られており、この溝86には、ドーナツ状のプレート7
2がはめこまれている。そして、凹溝84の底部と、プ
レート72との間には、弁スプリング71が縮設されて
いる。
複数の貫通孔85が設けられている。また、凹溝84の
上部開口近傍の側面には、全周にわたって溝86が設け
られており、この溝86には、ドーナツ状のプレート7
2がはめこまれている。そして、凹溝84の底部と、プ
レート72との間には、弁スプリング71が縮設されて
いる。
【0029】弁スプリング71は、下部から上部にかけ
て徐々に線径が細くなっていくスプリングの、最下部を
平坦に加工し、線の断面が略半円形状になるようにした
ものである。このため、下端の平坦部により、貫通孔8
5(リーク通路)を閉塞することができる。また、弁ス
プリング71自体のバネ圧を所定値に調整しておくこと
により、圧力室24に過大な圧力がかかった場合、弁ス
プリング71は収縮し、貫通孔85を開放することがで
きる。
て徐々に線径が細くなっていくスプリングの、最下部を
平坦に加工し、線の断面が略半円形状になるようにした
ものである。このため、下端の平坦部により、貫通孔8
5(リーク通路)を閉塞することができる。また、弁ス
プリング71自体のバネ圧を所定値に調整しておくこと
により、圧力室24に過大な圧力がかかった場合、弁ス
プリング71は収縮し、貫通孔85を開放することがで
きる。
【0030】このように、ラッシュアジャスタ2は、逆
止弁に弁スプリング71を用いることにより形成されて
いる。また、ラッシュアジャスタ2を排気動弁系に介装
した、排気ブレーキ手段を備える内燃機関において、排
気ブレーキを作動させた場合、第1の実施例の場合と同
様に、調圧リフトが原因で排気バルブが浮き上がり、プ
ッシュロッドに過大な荷重がかかっても、圧力室内の圧
力が所定値以上になると弁スプリング71が縮み、貫通
孔85(リーク通路)が開放され、余分なオイルがリー
クされる。このため、排気バルブの浮き上がりは抑えら
れ、それにともなう不都合は解消される。
止弁に弁スプリング71を用いることにより形成されて
いる。また、ラッシュアジャスタ2を排気動弁系に介装
した、排気ブレーキ手段を備える内燃機関において、排
気ブレーキを作動させた場合、第1の実施例の場合と同
様に、調圧リフトが原因で排気バルブが浮き上がり、プ
ッシュロッドに過大な荷重がかかっても、圧力室内の圧
力が所定値以上になると弁スプリング71が縮み、貫通
孔85(リーク通路)が開放され、余分なオイルがリー
クされる。このため、排気バルブの浮き上がりは抑えら
れ、それにともなう不都合は解消される。
【0031】ここで、弁スプリング71には、下端が平
坦で、線径が徐々に変化していくものを用いたが、貫通
孔85(リーク通路)の閉塞にはドーナツ形状の座金を
用い、前記座金を線径が一定である通常のスプリングで
付勢しても構わない。尚、本発明の実施例では、密閉型
の油圧ラッシュアジャスタにおける構造を示したが、一
般的に用いられている外給式の油圧ラッシュアジャスタ
についても本発明の構成を適用することができる。
坦で、線径が徐々に変化していくものを用いたが、貫通
孔85(リーク通路)の閉塞にはドーナツ形状の座金を
用い、前記座金を線径が一定である通常のスプリングで
付勢しても構わない。尚、本発明の実施例では、密閉型
の油圧ラッシュアジャスタにおける構造を示したが、一
般的に用いられている外給式の油圧ラッシュアジャスタ
についても本発明の構成を適用することができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1のラッシュアジャスタは、排気
ブレーキ使用時に起こる調圧リフトが原因でプッシュロ
ッドに過大荷重がかかろうとした場合に、逆止弁が開弁
し、余分なオイルをリークし、直ぐに通常状態に復帰す
ることができる。このため、プッシュロッドやバルブメ
カに過大荷重がかかることが避けられるとともに、排気
バルブとピストンとの干渉を抑えることができる。した
がって、排気ブレーキ付きの内燃機関に好適に用いるこ
とができる。また、このラッシュアジャスタの逆止弁
は、所定値以上の圧力がかかった場合のみ開弁するの
で、通常運転時には、バルブクリアランスの調整を正確
に行う。よって、エンジンの低回転駆動時にオイルを過
剰にリークするようなことはない。そのため、低回転駆
動時にバルブリフトが減少することも防止することがで
きる。
ブレーキ使用時に起こる調圧リフトが原因でプッシュロ
ッドに過大荷重がかかろうとした場合に、逆止弁が開弁
し、余分なオイルをリークし、直ぐに通常状態に復帰す
ることができる。このため、プッシュロッドやバルブメ
カに過大荷重がかかることが避けられるとともに、排気
バルブとピストンとの干渉を抑えることができる。した
がって、排気ブレーキ付きの内燃機関に好適に用いるこ
とができる。また、このラッシュアジャスタの逆止弁
は、所定値以上の圧力がかかった場合のみ開弁するの
で、通常運転時には、バルブクリアランスの調整を正確
に行う。よって、エンジンの低回転駆動時にオイルを過
剰にリークするようなことはない。そのため、低回転駆
動時にバルブリフトが減少することも防止することがで
きる。
【0033】請求項2の内燃機関は、所定値以上の圧力
がかかった場合に開弁する逆止弁を有するラッシュアジ
ャスタを備えているので、排気ブレーキ使用時に生じて
いた調圧リフトによる排気バルブの浮き上がりを防止す
ることができる。このため、プッシュロッドやバルブメ
カに過大荷重がかかったり、排気バルブとピストンとが
干渉するといった事態を回避することができる。そのた
め、故障の発生が極めて少ない。また、ここで用いてい
るラッシュアジャスタは、エンジンの低回転駆動時等に
オイルを過剰にリークするようなことはないので、低回
転駆動時にバルブリフトが減少することが防止され、低
回転でも良好な運転ができる。
がかかった場合に開弁する逆止弁を有するラッシュアジ
ャスタを備えているので、排気ブレーキ使用時に生じて
いた調圧リフトによる排気バルブの浮き上がりを防止す
ることができる。このため、プッシュロッドやバルブメ
カに過大荷重がかかったり、排気バルブとピストンとが
干渉するといった事態を回避することができる。そのた
め、故障の発生が極めて少ない。また、ここで用いてい
るラッシュアジャスタは、エンジンの低回転駆動時等に
オイルを過剰にリークするようなことはないので、低回
転駆動時にバルブリフトが減少することが防止され、低
回転でも良好な運転ができる。
【図1】OHV式の動弁機構の概略構成図である。
【図2】従来の油圧式ラッシュアジャスタの概略構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】第1の実施例のラッシュアジャスタの概略構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】第2の実施例のラッシュアジャスタの概略構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1,2 ラッシュアジャスタ(本発明) 3 ラッシュアジャスタ(従来例) 10 アジャスタボディー 20 プランジャ 24 圧力室 30 プランジャスプリング 47 リザーバ室 50 チェックバルブ 60 逆止弁 70 逆止弁 80 プランジャ
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関の動弁系に介装される油圧式の
ラッシュアジャスタにおいて、有底円筒形状のアジャス
タボディーと、前記アジャスタボディーに摺動可能に挿
入されるプランジャと、前記底部を含むアジャスタボデ
ィーと前記プランジャで形成される圧力室と、前記プラ
ンジャを前記アジャスタボディーの開口側へ付勢するよ
うに前記圧力室内に配設されているプランジャスプリン
グと、前記圧力室から吐出されるオイルを貯留するリザ
ーバ室と、所定値以上の圧力差が生じた場合に前記リザ
ーバ室から圧力室へのオイルの流れを許容するチェック
バルブと、前記圧力室の圧力が所定値以上となった場合
に開放される逆止弁を有するリーク通路とを備えている
ことを特徴とするラッシュアジャスタ。 - 【請求項2】 エンジンブレーキ使用時に排気管の管路
を遮断することによりエンジンブレーキ力を増大させる
排気ブレーキ手段と、油圧式のラッシュアジャスタが介
装されている排気動弁系とを備え、前記ラッシュアジャ
スタが、有底円筒形状のアジャスタボディーと、前記ア
ジャスタボディーに摺動可能に挿入されるプランジャ
と、前記底部を含むアジャスタボディーと前記プランジ
ャで形成される圧力室と、前記プランジャを前記アジャ
スタボディーの開口側へ付勢するように前記圧力室内に
配設されているプランジャスプリングと、前記圧力室か
ら吐出されるオイルを貯留するリザーバ室と、所定値以
上の圧力差が生じた場合に前記リザーバ室から圧力室へ
のオイルの流れを許容するチェックバルブと、前記圧力
室の圧力が所定値以上となった場合に開放される逆止弁
を有するリーク通路とを備えていることを特徴とする内
燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9100495A JPH08284620A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | ラッシュアジャスタ及びラッシュアジャスタを備えた内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9100495A JPH08284620A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | ラッシュアジャスタ及びラッシュアジャスタを備えた内燃機関 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08284620A true JPH08284620A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14014368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9100495A Withdrawn JPH08284620A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | ラッシュアジャスタ及びラッシュアジャスタを備えた内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08284620A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0990773A3 (en) * | 1998-08-24 | 2000-05-24 | Ford Global Technologies, Inc. | Hydraulic lash adjuster with pressure relief check valve |
| WO2000042298A1 (de) * | 1999-01-13 | 2000-07-20 | Daimlerchrysler Ag | Vorrichtung zum betätigen eines gaswechselventils |
| WO2008116710A1 (de) * | 2007-03-24 | 2008-10-02 | Schaeffler Kg | Hubkolbenbrennkraftmaschine mit motorbremseinrichtung |
| JP2009281158A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Honda Motor Co Ltd | エンジン用密閉型油圧タペット |
| WO2018166612A1 (en) | 2017-03-17 | 2018-09-20 | Wärtsilä Finland Oy | A control arrangement for a gas exchange valve in an internal combustion piston engine and method of operating a control arrangement for a gas exchange valve in an internal combustion engine |
| EP3112625B1 (en) * | 2012-04-19 | 2020-01-01 | Eaton Intelligent Power Limited | A valve train assembly for use with an engine exhaust brake system |
| US10823018B1 (en) | 2019-06-25 | 2020-11-03 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Valve train arrangement including engine brake system and lost-motion hydraulic lash adjuster |
| US11060427B2 (en) | 2019-06-24 | 2021-07-13 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Valve train including engine braking system |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP9100495A patent/JPH08284620A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0990773A3 (en) * | 1998-08-24 | 2000-05-24 | Ford Global Technologies, Inc. | Hydraulic lash adjuster with pressure relief check valve |
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| US6481395B2 (en) | 1999-01-13 | 2002-11-19 | Daimler Chrysler A.G. | Device for actuating a gas exchange valve |
| WO2008116710A1 (de) * | 2007-03-24 | 2008-10-02 | Schaeffler Kg | Hubkolbenbrennkraftmaschine mit motorbremseinrichtung |
| JP2009281158A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Honda Motor Co Ltd | エンジン用密閉型油圧タペット |
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| WO2018166612A1 (en) | 2017-03-17 | 2018-09-20 | Wärtsilä Finland Oy | A control arrangement for a gas exchange valve in an internal combustion piston engine and method of operating a control arrangement for a gas exchange valve in an internal combustion engine |
| US11060427B2 (en) | 2019-06-24 | 2021-07-13 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Valve train including engine braking system |
| US10823018B1 (en) | 2019-06-25 | 2020-11-03 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Valve train arrangement including engine brake system and lost-motion hydraulic lash adjuster |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |