JPH0614997Y2 - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
- Publication number
- JPH0614997Y2 JPH0614997Y2 JP1234688U JP1234688U JPH0614997Y2 JP H0614997 Y2 JPH0614997 Y2 JP H0614997Y2 JP 1234688 U JP1234688 U JP 1234688U JP 1234688 U JP1234688 U JP 1234688U JP H0614997 Y2 JPH0614997 Y2 JP H0614997Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic member
- mold
- die
- mold plate
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vibration Dampers (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は射出成形用金型に係わり、特に、金型の開閉騒
音を低減する弾性部材の改良に関する。
音を低減する弾性部材の改良に関する。
「従来の技術」 第5図はこの種の射出成形用金型の一例を示すもので、
図中符号1は固定取付板、2はランナストリッパ、3は
固定型板、4は可動型板、5はスペーサ、6は可動取付
板である。
図中符号1は固定取付板、2はランナストリッパ、3は
固定型板、4は可動型板、5はスペーサ、6は可動取付
板である。
固定型板3と可動型板4には、これらの最大離間量を規
制するプラボルト7が型開き方向に貫通され、その固定
側端部には固定型板3に係合するツバ部8が、可動側に
は型開き時に可動型板4を係止する緩衝部9が備えられ
ている。この緩衝部9は、第6図のようにポリウレタン
等からなる弾性部材10と、リング11とを通したボル
ト12をプラボルト7の端部にねじ込んだもので、前記
弾性部材10が型開き時に可動型板4に当たって縮むこ
とにより、型開きの衝撃を緩和し騒音を低減する。ま
た、第5図中符号13もプラボルトであり、その一端に
は前記と同じ緩衝部9が設けられている。
制するプラボルト7が型開き方向に貫通され、その固定
側端部には固定型板3に係合するツバ部8が、可動側に
は型開き時に可動型板4を係止する緩衝部9が備えられ
ている。この緩衝部9は、第6図のようにポリウレタン
等からなる弾性部材10と、リング11とを通したボル
ト12をプラボルト7の端部にねじ込んだもので、前記
弾性部材10が型開き時に可動型板4に当たって縮むこ
とにより、型開きの衝撃を緩和し騒音を低減する。ま
た、第5図中符号13もプラボルトであり、その一端に
は前記と同じ緩衝部9が設けられている。
一方、固定型板3には、第7図のように可動型板4との
対向面に凹部14が形成され、この凹部14内に有底円
筒状の弾性部材15がボルト16で固定されている。こ
の弾性部材15は前記弾性部材10と同材質で、その先
端は例えば0.5mm程度凹部14から突出しており、型閉
め時には、この弾性部材15の先端面が可動型板4に当
たることにより、固定型板3と可動型板4との衝突を緩
衝して、騒音を低減する作用を果たしている。
対向面に凹部14が形成され、この凹部14内に有底円
筒状の弾性部材15がボルト16で固定されている。こ
の弾性部材15は前記弾性部材10と同材質で、その先
端は例えば0.5mm程度凹部14から突出しており、型閉
め時には、この弾性部材15の先端面が可動型板4に当
たることにより、固定型板3と可動型板4との衝突を緩
衝して、騒音を低減する作用を果たしている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところが上記金型の弾性部材10(15)においては、型開
き時(型閉め時)に圧縮により内部に生じる応力が大き
いため、長期のうちには圧縮疲労を生じて弾性部材が破
損することがあり、耐用寿命が短いという欠点があっ
た。
き時(型閉め時)に圧縮により内部に生じる応力が大き
いため、長期のうちには圧縮疲労を生じて弾性部材が破
損することがあり、耐用寿命が短いという欠点があっ
た。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記問題を解決するためになされたもので、弾
性部材の金型部材への当接面に、突条や突起等の凸部を
形成したことを特徴とする。
性部材の金型部材への当接面に、突条や突起等の凸部を
形成したことを特徴とする。
「作用」 この金型では、弾性部材が金型部材に押圧されると、ま
ず第1段階として先端の凸部が横に広がりながら圧縮さ
れる。このように横に逃げることができる分、凸部の内
部に生じる応力は比較的小さく、圧縮疲労の発生は少な
い。
ず第1段階として先端の凸部が横に広がりながら圧縮さ
れる。このように横に逃げることができる分、凸部の内
部に生じる応力は比較的小さく、圧縮疲労の発生は少な
い。
次いで凸部の圧縮が略終わると、第2段階として弾性部
材本体が圧縮されるが、前記凸部による緩衝作用の分、
この本体部分の圧縮率は従来品よりも小さくすることが
でき、生じる疲労も少ない。したがって、弾性部材全体
としての破損に至るまでの耐用寿命を、従来品よりも延
長することができる。
材本体が圧縮されるが、前記凸部による緩衝作用の分、
この本体部分の圧縮率は従来品よりも小さくすることが
でき、生じる疲労も少ない。したがって、弾性部材全体
としての破損に至るまでの耐用寿命を、従来品よりも延
長することができる。
「実施例」 以下、第1図および第2図を用いて、本考案に係わる射
出成形用金型の一例の要部を説明する。
出成形用金型の一例の要部を説明する。
第1図は、前述の第6図に対応する部分を示し、図中符
号4は可動型板、20はプラボルトである。このプラボ
ルト20の可動側先端部には細径部20Aが形成され、
ここにポリウレタン等の弾性材からなる、プラボルト2
0より大径の円環形弾性部材21が嵌め合わされてい
る。
号4は可動型板、20はプラボルトである。このプラボ
ルト20の可動側先端部には細径部20Aが形成され、
ここにポリウレタン等の弾性材からなる、プラボルト2
0より大径の円環形弾性部材21が嵌め合わされてい
る。
この弾性部材21の可動型板4との当接面には、断面略
半円状の突条(凸部)21Aが同心状に複数、切削加工
等により形成されている。これら突条21Aの幅,高
さ,個数は、弾性部材21の緩衝作用を考慮して設定さ
れる。
半円状の突条(凸部)21Aが同心状に複数、切削加工
等により形成されている。これら突条21Aの幅,高
さ,個数は、弾性部材21の緩衝作用を考慮して設定さ
れる。
さらにプラボルト20の先端には、直角に起立した周壁
部22Aを有する円板状のストッパ22が、前記周壁部
22Aで弾性部材21を覆うようにボルト23で固定さ
れている。周壁部22Aの内径は弾性部材21の外径よ
りも若干大きく、また周壁部22Aの高さは弾性部材2
1の最大厚さより所定長Pだけ小さくされている。これ
により、弾性部材21が可動型板4に当たって寸法Pだ
け圧縮されると、ストッパ周壁部22Aの先端面が可動
型板4に当接して、弾性部材21の最大圧縮量を規制す
る。なお図示はしないが、金型の他の部位のプラボルト
にも上記と同じ構成の緩衝部が設けられている。
部22Aを有する円板状のストッパ22が、前記周壁部
22Aで弾性部材21を覆うようにボルト23で固定さ
れている。周壁部22Aの内径は弾性部材21の外径よ
りも若干大きく、また周壁部22Aの高さは弾性部材2
1の最大厚さより所定長Pだけ小さくされている。これ
により、弾性部材21が可動型板4に当たって寸法Pだ
け圧縮されると、ストッパ周壁部22Aの先端面が可動
型板4に当接して、弾性部材21の最大圧縮量を規制す
る。なお図示はしないが、金型の他の部位のプラボルト
にも上記と同じ構成の緩衝部が設けられている。
一方、第2図は前述の第7図に対応する部分を示してお
り、固定型板3に形成された凹部14内には、前記弾性
部材21と同材質からなる有底円筒状の弾性部材25が
ボルト26で固定されている。この弾性部材25の可動
型板4との当接面にも、前記同様に突条(凸部)25A
…が切削加工等で形成されており、その先端は凹部14
から所定長Qだけ突出している。この突出量Qは必要と
される緩衝効果に応じて決定される。
り、固定型板3に形成された凹部14内には、前記弾性
部材21と同材質からなる有底円筒状の弾性部材25が
ボルト26で固定されている。この弾性部材25の可動
型板4との当接面にも、前記同様に突条(凸部)25A
…が切削加工等で形成されており、その先端は凹部14
から所定長Qだけ突出している。この突出量Qは必要と
される緩衝効果に応じて決定される。
上記構成からなる射出成形用金型にあっては、第3図お
よび第4図に簡略化して示すように、型開き時に弾性部
材21が型板4に押圧されると、まず第1段階として先
端の突条21A…がそれぞれ横に広がりながら圧縮され
る。このように突条21Aは横方向に逃げながら圧縮さ
れるため、その内部に生じる応力は比較的小さく、弾性
限界を越えて圧縮疲労を生じることは少ない。
よび第4図に簡略化して示すように、型開き時に弾性部
材21が型板4に押圧されると、まず第1段階として先
端の突条21A…がそれぞれ横に広がりながら圧縮され
る。このように突条21Aは横方向に逃げながら圧縮さ
れるため、その内部に生じる応力は比較的小さく、弾性
限界を越えて圧縮疲労を生じることは少ない。
こうして突条21Aの圧縮が略終わると、次には第2段
階として弾性部材本体21Bが圧縮される。ところが、
前記突条21Aによって得られる緩衝作用分、この本体
部分21Bの圧縮長は同等の緩衝効果を持つ従来品の圧
縮長Rより小さくてよく、よって第4図のように最も圧
縮された状態にあっても内部応力が必然的に少ないた
め、弾性部材21は、突条21Aおよび本体21Bを合
わせた全体としても、従来品より疲労破損が生じにく
く、耐用寿命を延長することができる。同様に弾性部材
25においても、型閉め時に上記同様の効果が得られ、
寿命延長が図れる。
階として弾性部材本体21Bが圧縮される。ところが、
前記突条21Aによって得られる緩衝作用分、この本体
部分21Bの圧縮長は同等の緩衝効果を持つ従来品の圧
縮長Rより小さくてよく、よって第4図のように最も圧
縮された状態にあっても内部応力が必然的に少ないた
め、弾性部材21は、突条21Aおよび本体21Bを合
わせた全体としても、従来品より疲労破損が生じにく
く、耐用寿命を延長することができる。同様に弾性部材
25においても、型閉め時に上記同様の効果が得られ、
寿命延長が図れる。
なお以上の実施例では、各弾性部材に円環状の突条を形
成し凸部としていたが、その代わりに、突条を放射状に
多数形成したり、多数の不連続な突起を形成したりして
もよい。
成し凸部としていたが、その代わりに、突条を放射状に
多数形成したり、多数の不連続な突起を形成したりして
もよい。
また本考案は、金型の他の部位の弾性部材にも適用可能
であるし、あるいは全ての弾性部材に使用せずに特に破
損しやすい一部の弾性部材にのみ適用することも可能で
ある。
であるし、あるいは全ての弾性部材に使用せずに特に破
損しやすい一部の弾性部材にのみ適用することも可能で
ある。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案に係わる射出成形用金型に
よれば、型開きあるいは型閉め時に弾性部材が金型部材
に押圧されると、まず第1段階として先端の突条が横に
広がりながら圧縮される。このように突条は横方向に逃
げながら圧縮されるため、その内部に生じる応力は比較
的小さくて済み、弾性限界を越えて圧縮疲労が生じるこ
とは少ない。こうして突条の圧縮が略終わると、次に第
2段階として弾性部材本体が圧縮されるが、前記凸部に
よる緩衝作用の分、この本体部分の圧縮長は従来品の圧
縮長より小さくてよく、よって内部に生じる疲労を低減
することができる。したがって、弾性部材の疲労破損が
少なく、耐用寿命が延長できる。
よれば、型開きあるいは型閉め時に弾性部材が金型部材
に押圧されると、まず第1段階として先端の突条が横に
広がりながら圧縮される。このように突条は横方向に逃
げながら圧縮されるため、その内部に生じる応力は比較
的小さくて済み、弾性限界を越えて圧縮疲労が生じるこ
とは少ない。こうして突条の圧縮が略終わると、次に第
2段階として弾性部材本体が圧縮されるが、前記凸部に
よる緩衝作用の分、この本体部分の圧縮長は従来品の圧
縮長より小さくてよく、よって内部に生じる疲労を低減
することができる。したがって、弾性部材の疲労破損が
少なく、耐用寿命が延長できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係わる射出成形用金型の一実施例の要
部を示す断面図、第2図は同金型の他の要部を示す断面
図、第3図および第4図は本考案の効果を示す説明図で
ある。 また、第5図は従来の射出成形用金型の断面図、第6図
および第7図は同金型のそれぞれ異なる要部を示す断面
図である。 3,4…金型部材、20…プラボルト、 21…弾性部材、21A…突条(凸部)、 21B…弾性部材の本体、22…ストッパ、 22A…ストッパ周壁部、25…弾性部材、 25A…突条(凸部)。
部を示す断面図、第2図は同金型の他の要部を示す断面
図、第3図および第4図は本考案の効果を示す説明図で
ある。 また、第5図は従来の射出成形用金型の断面図、第6図
および第7図は同金型のそれぞれ異なる要部を示す断面
図である。 3,4…金型部材、20…プラボルト、 21…弾性部材、21A…突条(凸部)、 21B…弾性部材の本体、22…ストッパ、 22A…ストッパ周壁部、25…弾性部材、 25A…突条(凸部)。
Claims (1)
- 【請求項1】開閉操作される複数の金型部材と、型開き
時または型閉め時に前記金型部材に当接して開閉の衝撃
を緩衝する樹脂製の弾性部材とを具備した射出成形用金
型において、 前記弾性部材の金型部材への当接面に、凸部を形成した
ことを特徴とする射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1234688U JPH0614997Y2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1234688U JPH0614997Y2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | 射出成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01116616U JPH01116616U (ja) | 1989-08-07 |
| JPH0614997Y2 true JPH0614997Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31221711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1234688U Expired - Lifetime JPH0614997Y2 (ja) | 1988-02-01 | 1988-02-01 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614997Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK201470308A (da) * | 2014-05-28 | 2014-05-28 | Lego As | Formværktøj til sprøjtestøbning |
| IT202100006656A1 (it) * | 2021-03-19 | 2022-09-19 | Adm S R L Startup Innovativa | Stampo ammortizzato per materie plastiche |
-
1988
- 1988-02-01 JP JP1234688U patent/JPH0614997Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01116616U (ja) | 1989-08-07 |
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