JPH06152258A - オペアンプの温度特性補正装置 - Google Patents
オペアンプの温度特性補正装置Info
- Publication number
- JPH06152258A JPH06152258A JP4291134A JP29113492A JPH06152258A JP H06152258 A JPH06152258 A JP H06152258A JP 4291134 A JP4291134 A JP 4291134A JP 29113492 A JP29113492 A JP 29113492A JP H06152258 A JPH06152258 A JP H06152258A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operational amplifier
- output
- correction
- input
- converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 補正データを得るための計測を少なくできる
とともに、抵抗値の経年変化などよる計測データの誤差
にも対応できるオペアンプの温度特性補正装置を提供す
る。 【構成】 第1,第2オペアンプ2,4に対して、基準
となる入力を第1,第2,第3マルチプレクサ1,3,
5を介して与え、そのときのA/Dコンバータ6の出力
に基づいて、CPU7で、補正データを算出し、この補
正データによって、実際の計測対象の計測値を補正する
ようにしている。
とともに、抵抗値の経年変化などよる計測データの誤差
にも対応できるオペアンプの温度特性補正装置を提供す
る。 【構成】 第1,第2オペアンプ2,4に対して、基準
となる入力を第1,第2,第3マルチプレクサ1,3,
5を介して与え、そのときのA/Dコンバータ6の出力
に基づいて、CPU7で、補正データを算出し、この補
正データによって、実際の計測対象の計測値を補正する
ようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計測制御分野などに利
用されるオペアンプの温度特性の補正を自動的に行う温
度特性補正装置に関する。
用されるオペアンプの温度特性の補正を自動的に行う温
度特性補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オペアンプは、周囲温度などの変化によ
ってその増幅特性が変化してくるが、このような温度変
化による増幅特性を補正する一般的な方法として、補正
データを予め計測しておき、その補正データによって補
正を行うようにしたものがある。
ってその増幅特性が変化してくるが、このような温度変
化による増幅特性を補正する一般的な方法として、補正
データを予め計測しておき、その補正データによって補
正を行うようにしたものがある。
【0003】すなわち、実際の計測に先立って、周囲温
度を変化させて各温度毎に、0V、基準電圧を入力し、
0V入力時にオフセットの補正値を、基準電圧入力時に
ゲイン補正値を算出しておき、この算出された補正値に
よって、実際の計測対象となるアナログ入力を補正する
ものである。
度を変化させて各温度毎に、0V、基準電圧を入力し、
0V入力時にオフセットの補正値を、基準電圧入力時に
ゲイン補正値を算出しておき、この算出された補正値に
よって、実際の計測対象となるアナログ入力を補正する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来例では、実際の計測対象の計測に先立って補正デー
タを得るために、周囲温度を変化させて多くの計測を行
わねばならず、さらに、実際の計測対象の計測を開始し
た後の抵抗値の経年変化などによる計測データの誤差を
補正できないといった難点がある。
従来例では、実際の計測対象の計測に先立って補正デー
タを得るために、周囲温度を変化させて多くの計測を行
わねばならず、さらに、実際の計測対象の計測を開始し
た後の抵抗値の経年変化などによる計測データの誤差を
補正できないといった難点がある。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、補正データを得るための計測を少なくできる
とともに、抵抗値の経年変化などよる計測データの誤差
にも対応できるオペアンプの温度特性補正装置を提供す
ることを目的とする。
であって、補正データを得るための計測を少なくできる
とともに、抵抗値の経年変化などよる計測データの誤差
にも対応できるオペアンプの温度特性補正装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
を達成するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、本発明は、計測対象となるアナ
ログ入力または増幅率補正用の高精度抵抗による基準電
圧入力のいずれかを切換出力する第1切換手段と、前記
第1切換手段の出力が与えられる第1オペアンプと、前
記第1オペアンプの出力、可変抵抗倍率補正用の0Vま
たは可変抵抗倍率補正用の基準電圧のいずれかを切換出
力する第2切換手段と、前記第2切換手段の出力が与え
られる第2オペアンプと、前記第2オペアンプに、複数
の帰還抵抗のいずれかを切換接続する第3切換手段と、
前記第2オペアンプの出力をA/D変換するA/Dコン
バータと、前記各切換手段の切換えを制御するととも
に、前記A/Dコンバータの出力に基づいて、オペアン
プの温度特性の補正データを算出する制御手段とを備え
ている。
ログ入力または増幅率補正用の高精度抵抗による基準電
圧入力のいずれかを切換出力する第1切換手段と、前記
第1切換手段の出力が与えられる第1オペアンプと、前
記第1オペアンプの出力、可変抵抗倍率補正用の0Vま
たは可変抵抗倍率補正用の基準電圧のいずれかを切換出
力する第2切換手段と、前記第2切換手段の出力が与え
られる第2オペアンプと、前記第2オペアンプに、複数
の帰還抵抗のいずれかを切換接続する第3切換手段と、
前記第2オペアンプの出力をA/D変換するA/Dコン
バータと、前記各切換手段の切換えを制御するととも
に、前記A/Dコンバータの出力に基づいて、オペアン
プの温度特性の補正データを算出する制御手段とを備え
ている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、各オペアンプに対して、基
準となる入力を必要に応じて切換手段を介して与えるこ
とにより、制御手段では、補正データを算出することが
可能となり、したがって、実際の計測に先立って、補正
データを得るために、周囲温度を変化させて多数の計測
を行う必要がなくなり、また、抵抗値の経年変化などよ
って計測データに誤差が生じるような場合にも、各オペ
アンプに対して、基準となる入力を切換手段を介して与
え、補正データを算出することにより、容易に対応でき
ることになる。
準となる入力を必要に応じて切換手段を介して与えるこ
とにより、制御手段では、補正データを算出することが
可能となり、したがって、実際の計測に先立って、補正
データを得るために、周囲温度を変化させて多数の計測
を行う必要がなくなり、また、抵抗値の経年変化などよ
って計測データに誤差が生じるような場合にも、各オペ
アンプに対して、基準となる入力を切換手段を介して与
え、補正データを算出することにより、容易に対応でき
ることになる。
【0009】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
て、詳細に説明する。
【0010】実施例1.図1は、本発明の一実施例の構
成図であり、この実施例の温度特性補正装置は、計測対
象となるアナログ入力または増幅率補正用の高精度抵抗
Rによる基準電圧入力のいずれかを切換出力する第1切
換手段ととしての第1マルチプレクサ1と、この第1マ
ルチプレクサ1の出力が与えられる第1オペアンプ2
と、この第1オペアンプ2の出力、可変抵抗倍率補正用
の0Vまたは可変抵抗倍率補正用の基準電圧のいずれか
を切換出力する第2切換手段としての第2マルチプレク
サ3と、この第2マルチプレクサ3の出力が与えられる
第2オペアンプ4と、この第2オペアンプ4に、複数の
帰還抵抗R1〜R4のいずれかを切換接続する第3切換
手段としての第3マルチプレクサ5と、第2オペアンプ
4の出力をA/D変換するA/Dコンバータ6と、各マ
ルチプレクサ1,3,5の切換えを制御するとともに、
A/Dコンバータ6の出力に基づいて、オペアンプの温
度特性の補正データを後述のように算出する制御手段と
してのCPU7とを備えている。
成図であり、この実施例の温度特性補正装置は、計測対
象となるアナログ入力または増幅率補正用の高精度抵抗
Rによる基準電圧入力のいずれかを切換出力する第1切
換手段ととしての第1マルチプレクサ1と、この第1マ
ルチプレクサ1の出力が与えられる第1オペアンプ2
と、この第1オペアンプ2の出力、可変抵抗倍率補正用
の0Vまたは可変抵抗倍率補正用の基準電圧のいずれか
を切換出力する第2切換手段としての第2マルチプレク
サ3と、この第2マルチプレクサ3の出力が与えられる
第2オペアンプ4と、この第2オペアンプ4に、複数の
帰還抵抗R1〜R4のいずれかを切換接続する第3切換
手段としての第3マルチプレクサ5と、第2オペアンプ
4の出力をA/D変換するA/Dコンバータ6と、各マ
ルチプレクサ1,3,5の切換えを制御するとともに、
A/Dコンバータ6の出力に基づいて、オペアンプの温
度特性の補正データを後述のように算出する制御手段と
してのCPU7とを備えている。
【0011】第1マルチプレクサ1は、入力A,B間に
計測対象となるアナログ入力が与えられ、入力C,D間
に、電源8および増幅率補正用の温度の影響をほとんど
受けない高精度抵抗Rが接続され、さらに、入力Aが入
力B1に、入力Bが入力A1に、入力Cが入力D1に、
入力Dが入力C1にそれぞれ接続されている。
計測対象となるアナログ入力が与えられ、入力C,D間
に、電源8および増幅率補正用の温度の影響をほとんど
受けない高精度抵抗Rが接続され、さらに、入力Aが入
力B1に、入力Bが入力A1に、入力Cが入力D1に、
入力Dが入力C1にそれぞれ接続されている。
【0012】第1オペアンプ2は、差動アンプであっ
て、第1マルチプレクサ1からの出力を差動増幅する。
て、第1マルチプレクサ1からの出力を差動増幅する。
【0013】第2マルチプレクサ3は、入力A2に、第
1オペアンプ2の出力が与えられ、入力B2に、可変抵
抗倍率補正用の基準電圧が与えられ、入力C2に、可変
抵抗倍率補正用の0Vが与えられ、いずれかを切換出力
する。
1オペアンプ2の出力が与えられ、入力B2に、可変抵
抗倍率補正用の基準電圧が与えられ、入力C2に、可変
抵抗倍率補正用の0Vが与えられ、いずれかを切換出力
する。
【0014】第2オペアンプ4の一方の入力は、抵抗R
5を介して第2マルチプレクサ3の出力側に接続されて
おり、この抵抗R5と一方の入力との間には、第3マル
チプレクサ5が接続されており、第2オペアンプ4の出
力は、A/Dコンバータ6に接続されている。
5を介して第2マルチプレクサ3の出力側に接続されて
おり、この抵抗R5と一方の入力との間には、第3マル
チプレクサ5が接続されており、第2オペアンプ4の出
力は、A/Dコンバータ6に接続されている。
【0015】第3マルチプレクサ5は、入力A3,B
3,C3,D3が、それぞれ帰還抵抗R1〜R4を介し
て第2オペアンプ4の出力に接続されている。
3,C3,D3が、それぞれ帰還抵抗R1〜R4を介し
て第2オペアンプ4の出力に接続されている。
【0016】A/Dコンバータ6の出力は、CPU7に
与えられ、CPU7は、後述のようにして補正データを
算出し、算出した補正データに基づいて、実際の計測デ
ータを補正し、また、このCPU7は、各マルチプレク
サ1,3,5の切換えを制御するものである。
与えられ、CPU7は、後述のようにして補正データを
算出し、算出した補正データに基づいて、実際の計測デ
ータを補正し、また、このCPU7は、各マルチプレク
サ1,3,5の切換えを制御するものである。
【0017】次に、上記構成を有する補正装置による補
正データの算出について説明する。 (a)先ず、第2マルチプレクサ3の出力を、入力C
2、すなわち、可変抵抗倍率補正用の0Vに固定し、こ
の0Vを第2オペアンプ4の一方の入力に与える。そし
て、第3マルチプレクサ5の出力を、入力A3,B3,
C3,D3に順次切換え、そのときのA/Dコンバータ
6の出力Vc2A3,Vc2B3,Vc2c3,Vc2D3を順次取り込
む。なお、入力A3に切換えられたときの可変抵抗倍率
を1倍とする。
正データの算出について説明する。 (a)先ず、第2マルチプレクサ3の出力を、入力C
2、すなわち、可変抵抗倍率補正用の0Vに固定し、こ
の0Vを第2オペアンプ4の一方の入力に与える。そし
て、第3マルチプレクサ5の出力を、入力A3,B3,
C3,D3に順次切換え、そのときのA/Dコンバータ
6の出力Vc2A3,Vc2B3,Vc2c3,Vc2D3を順次取り込
む。なお、入力A3に切換えられたときの可変抵抗倍率
を1倍とする。
【0018】(b)次に、第2マルチプレクサ3の出力
を、入力B2、すなわち、可変抵抗倍率補正用の基準電
圧に固定し、上述と同様に、第3マルチプレクサ5の出
力を、入力A3,B3,C3,D3に順次切換え、その
ときのA/Dコンバータ6の出力VB2A3,VB2B3,V
B2c3,VB2D3を順次取り込む。
を、入力B2、すなわち、可変抵抗倍率補正用の基準電
圧に固定し、上述と同様に、第3マルチプレクサ5の出
力を、入力A3,B3,C3,D3に順次切換え、その
ときのA/Dコンバータ6の出力VB2A3,VB2B3,V
B2c3,VB2D3を順次取り込む。
【0019】このように第2オペアンプ4の一方の入力
に、第2マルチプレクサ3を介して0Vと基準電圧とを
切換えて与え、それぞれに対応して第3マルチプレクサ
5によって帰還抵抗R1〜R4を切換えた場合のA/D
コンバータ6の出力Vc2A3,Vc2B3,Vc2c3,Vc2D3,
VB2A3,VB2B3,VB2c3,VB2D3から各可変抵抗倍率の
校正データHA3〜HD3を算出すると、次式(1)〜
(4)となる。
に、第2マルチプレクサ3を介して0Vと基準電圧とを
切換えて与え、それぞれに対応して第3マルチプレクサ
5によって帰還抵抗R1〜R4を切換えた場合のA/D
コンバータ6の出力Vc2A3,Vc2B3,Vc2c3,Vc2D3,
VB2A3,VB2B3,VB2c3,VB2D3から各可変抵抗倍率の
校正データHA3〜HD3を算出すると、次式(1)〜
(4)となる。
【0020】 HA3=(基準電圧)/(VB2A3−Vc2A3) …(1) HB3={(VB2A3−Vc2A3)/(VB2B3−Vc2B3)}×l …(2) HC3={(VB2A3−Vc2A3)/(VB2C3−Vc2C3)}×m …(3) HD3={(VB2A3−Vc2A3)/(VB2D3−Vc2D3)}×n …(4) ここで、l,m,nは、任意の可変倍率である。
【0021】(c)次に、第2マルチプレクサ3の出力
を、入力A2、すなわち、第1オペアンプ2の出力に固
定し、さらに、第1マルチプレクサ1の出力を、増幅率
補正用の高精度抵抗Rが接続された入力C,C1間、お
よび、入力D,D1にそれぞれ切換える。そして、各切
換状態において、第3マルチプレクサ5の出力を、入力
A3,B3,C3,D3に順次切換え、各可変倍率1,
l,m,nについての以下のA/Dコンバータの出力を
取り込む。
を、入力A2、すなわち、第1オペアンプ2の出力に固
定し、さらに、第1マルチプレクサ1の出力を、増幅率
補正用の高精度抵抗Rが接続された入力C,C1間、お
よび、入力D,D1にそれぞれ切換える。そして、各切
換状態において、第3マルチプレクサ5の出力を、入力
A3,B3,C3,D3に順次切換え、各可変倍率1,
l,m,nについての以下のA/Dコンバータの出力を
取り込む。
【0022】(1)第1マルチプレクサ1の出力を、入力
C,C1間にした場合 a)可変倍率1倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VCC1A3 b)可変倍率l倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VCC1B3 c)可変倍率m倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VCC1C3 d)可変倍率n倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VCC1D3 (2)第1マルチプレクサ1の出力を、入力D,D1間に
した場合 a)可変倍率1倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VDD1A3 b)可変倍率l倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VDD1B3 c)可変倍率m倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VDD1C3 d)可変倍率n倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VDD1D3 このようにして順次取り込まれたA/Dコンバータ6の
出力VCC1A3,VCC1B3,VCC1C3,VCC1D3,VDD1A3,
VDD1B3,VDD1C3,VDD1D3から可変抵抗倍率の補正以
外のオペアンプの補正データを、各可変抵抗倍率につい
て算出すると、次式(5)〜(8)となる。
C,C1間にした場合 a)可変倍率1倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VCC1A3 b)可変倍率l倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VCC1B3 c)可変倍率m倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VCC1C3 d)可変倍率n倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VCC1D3 (2)第1マルチプレクサ1の出力を、入力D,D1間に
した場合 a)可変倍率1倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VDD1A3 b)可変倍率l倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VDD1B3 c)可変倍率m倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VDD1C3 d)可変倍率n倍のときのA/Dコンバータ6の出力 VDD1D3 このようにして順次取り込まれたA/Dコンバータ6の
出力VCC1A3,VCC1B3,VCC1C3,VCC1D3,VDD1A3,
VDD1B3,VDD1C3,VDD1D3から可変抵抗倍率の補正以
外のオペアンプの補正データを、各可変抵抗倍率につい
て算出すると、次式(5)〜(8)となる。
【0023】 HCDA3=V/(VCC1A3−VDD1A3) …(5) HCDB3=V/(VCC1B3−VDD1B3) …(6) HCDC3=V/(VCC1C3−VDD1C3) …(7) HCDD3=V/(VCC1D3−VDD1D3) …(8) ここで、Vは、増幅率補正用の高精度抵抗Rが出力すべ
き基準電圧V(=VCC1−VDD1)である。
き基準電圧V(=VCC1−VDD1)である。
【0024】上述のようにして算出された補正データ
(1)〜(8)に基づいて、実際の計測対象となるアナ
ログ入力値を次のようにして補正する。
(1)〜(8)に基づいて、実際の計測対象となるアナ
ログ入力値を次のようにして補正する。
【0025】すなわち、実際の計測対象となるアナログ
入力の計測においては、第1マルチプレクサ1の出力
を、入力A,A1間、および、入力B,B1間に切換
え、そのときのA/Dコンバータ6の出力をVAA1,V
BB1とすると、アナログ入力値は、補正データに基づい
て、次式(9)〜(12)で算出されることになる。
入力の計測においては、第1マルチプレクサ1の出力
を、入力A,A1間、および、入力B,B1間に切換
え、そのときのA/Dコンバータ6の出力をVAA1,V
BB1とすると、アナログ入力値は、補正データに基づい
て、次式(9)〜(12)で算出されることになる。
【0026】 (a)可変倍率1倍 アナログ入力値=(VAA1−VBB1)×HCDA3 …(9) (b)可変倍率l倍 アナログ入力値=(VAA1−VBB1)×HB3×HCDB3 …(10) (c)可変倍率m倍 アナログ入力値=(VAA1−VBB1)×HC3×HCDC3 …(11) (d)可変倍率n倍 アナログ入力値=(VAA1−VBB1)×HD3×HCDD3 …(12) 以上のようにしてオペアンプの補正を行うものである。
【0027】この実施例では、必要に応じて図示しない
外部の設定手段からの指令によってCPU7は、各マル
チプレクサ1,3,5を制御して上述のようにして補正
データ(1)〜(8)を算出する。その後、実際の計測
対象のアナログ入力を計測し、CPU7は、上述の補正
式(9)〜(12)に従ってアナログ入力値を算出す
る。すなわち、オペアンプの温度特性の補正を行うもの
である。
外部の設定手段からの指令によってCPU7は、各マル
チプレクサ1,3,5を制御して上述のようにして補正
データ(1)〜(8)を算出する。その後、実際の計測
対象のアナログ入力を計測し、CPU7は、上述の補正
式(9)〜(12)に従ってアナログ入力値を算出す
る。すなわち、オペアンプの温度特性の補正を行うもの
である。
【0028】したがって、従来例のように、実際の計測
に先立って、補正データを得るために、周囲温度を変化
させて多数の計測を行う必要がなくなり、また、抵抗値
の経年変化などよって計測データに誤差が生じるような
場合にも、上述の補正データ(1)〜(8)を新たに算
出することにより、容易に対応できることになる。
に先立って、補正データを得るために、周囲温度を変化
させて多数の計測を行う必要がなくなり、また、抵抗値
の経年変化などよって計測データに誤差が生じるような
場合にも、上述の補正データ(1)〜(8)を新たに算
出することにより、容易に対応できることになる。
【0029】なお、本発明の他の実施例として、補正デ
ータ(1)〜(8)を算出を、一定時間毎、あるいは、
温度センサを設置して一定の温度変化が生じる毎に行う
ようにしてもよい。
ータ(1)〜(8)を算出を、一定時間毎、あるいは、
温度センサを設置して一定の温度変化が生じる毎に行う
ようにしてもよい。
【0030】また、本発明のアナログ入力を、ひずみゲ
ージの出力に接続し、その状態で、ひずみゲージの負荷
を0にし、温度を上げていくことにより、ひずみゲージ
のオフセット特性を算出することもできる。
ージの出力に接続し、その状態で、ひずみゲージの負荷
を0にし、温度を上げていくことにより、ひずみゲージ
のオフセット特性を算出することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各オペア
ンプに対して、基準となる入力を切換手段を介して与え
ることにより、補正データを必要に応じて算出すること
が可能であり、従来例のように、実際の計測に先立っ
て、補正データを得るために、周囲温度を変化させて多
数の計測を行う必要がなくなり、また、抵抗値の経年変
化などよって計測データに誤差が生じるような場合に
も、容易に対応できることになる。
ンプに対して、基準となる入力を切換手段を介して与え
ることにより、補正データを必要に応じて算出すること
が可能であり、従来例のように、実際の計測に先立っ
て、補正データを得るために、周囲温度を変化させて多
数の計測を行う必要がなくなり、また、抵抗値の経年変
化などよって計測データに誤差が生じるような場合に
も、容易に対応できることになる。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
1,3,5 第1,第2,第3マルチプレク
サ(切換手段) 2,4 第1,第2オペアンプ 6 A/Dコンバータ 7 CPU(制御手段) R 高精度抵抗 R1〜R4 帰還抵抗
サ(切換手段) 2,4 第1,第2オペアンプ 6 A/Dコンバータ 7 CPU(制御手段) R 高精度抵抗 R1〜R4 帰還抵抗
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】実施例1.図1は、本発明の一実施例の構
成図であり、この実施例の温度特性補正装置は、計測対
象となるアナログ入力または増幅率補正用の高精度抵抗
R00,R01,R02による基準電圧入力のいずれか
を切換出力する第1切換手段ととしての第1マルチプレ
クサ1と、この第1マルチプレクサ1の出力が与えられ
る第1オペアンプ2と、この第1オペアンプ2の出力、
可変抵抗倍率補正用の0Vまたは可変抵抗倍率補正用の
基準電圧のいずれかを切換出力する第2切換手段として
の第2マルチプレクサ3と、この第2マルチプレクサ3
の出力が与えられる第2オペアンプ4と、この第2オペ
アンプ4に、複数の帰還抵抗R1〜R4のいずれかを切
換接続する第3切換手段としての第3マルチプレクサ5
と、第2オペアンプ4の出力をA/D変換するA/Dコ
ンバータ6と、各マルチプレクサ1,3,5の切換えを
制御するとともに、A/Dコンバータ6の出力に基づい
て、オペアンプの温度特性の補正データを後述のように
算出する制御手段としてのCPU7とを備えている。
成図であり、この実施例の温度特性補正装置は、計測対
象となるアナログ入力または増幅率補正用の高精度抵抗
R00,R01,R02による基準電圧入力のいずれか
を切換出力する第1切換手段ととしての第1マルチプレ
クサ1と、この第1マルチプレクサ1の出力が与えられ
る第1オペアンプ2と、この第1オペアンプ2の出力、
可変抵抗倍率補正用の0Vまたは可変抵抗倍率補正用の
基準電圧のいずれかを切換出力する第2切換手段として
の第2マルチプレクサ3と、この第2マルチプレクサ3
の出力が与えられる第2オペアンプ4と、この第2オペ
アンプ4に、複数の帰還抵抗R1〜R4のいずれかを切
換接続する第3切換手段としての第3マルチプレクサ5
と、第2オペアンプ4の出力をA/D変換するA/Dコ
ンバータ6と、各マルチプレクサ1,3,5の切換えを
制御するとともに、A/Dコンバータ6の出力に基づい
て、オペアンプの温度特性の補正データを後述のように
算出する制御手段としてのCPU7とを備えている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】第1マルチプレクサ1は、入力A,B間に
計測対象となるアナログ入力が与えられ、入力C,D間
に、電源8(アナログ入力に歪ゲージを接続する場合は
歪ゲージと同一電源)および増幅率補正用の温度の影響
をほとんど受けない高精度抵抗R00,R01,R02
が接続され、さらに、入力Aが入力B1に、入力Bが入
力A1に、入力Cが入力D1に、入力Dが入力C1にそ
れぞれ接続されている。
計測対象となるアナログ入力が与えられ、入力C,D間
に、電源8(アナログ入力に歪ゲージを接続する場合は
歪ゲージと同一電源)および増幅率補正用の温度の影響
をほとんど受けない高精度抵抗R00,R01,R02
が接続され、さらに、入力Aが入力B1に、入力Bが入
力A1に、入力Cが入力D1に、入力Dが入力C1にそ
れぞれ接続されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1,3,5 第1,第2,第3マルチプレク
サ(切換手段) 2,4 第1,第2オペアンプ 6 A/Dコンバータ 7 CPU(制御手段) R00〜R02 高精度抵抗 R1〜R4 帰還抵抗
サ(切換手段) 2,4 第1,第2オペアンプ 6 A/Dコンバータ 7 CPU(制御手段) R00〜R02 高精度抵抗 R1〜R4 帰還抵抗
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (1)
- 【請求項1】 計測対象となるアナログ入力または増幅
率補正用の高精度抵抗による基準電圧入力のいずれかを
切換出力する第1切換手段と、 前記第1切換手段の出力が与えられる第1オペアンプ
と、 前記第1オペアンプの出力、可変抵抗倍率補正用の0V
または可変抵抗倍率補正用の基準電圧のいずれかを切換
出力する第2切換手段と、 前記第2切換手段の出力が与えられる第2オペアンプ
と、 前記第2オペアンプに、複数の帰還抵抗のいずれかを切
換接続する第3切換手段と、 前記第2オペアンプの出力をA/D変換するA/Dコン
バータと、 前記各切換手段の切換えを制御するとともに、前記A/
Dコンバータの出力に基づいて、オペアンプの温度特性
の補正データを算出する制御手段と、 を備えることを特徴とするオペアンプの温度特性補正装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291134A JP2940321B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | オペアンプの温度特性補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4291134A JP2940321B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | オペアンプの温度特性補正装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06152258A true JPH06152258A (ja) | 1994-05-31 |
| JP2940321B2 JP2940321B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=17764894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4291134A Expired - Fee Related JP2940321B2 (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | オペアンプの温度特性補正装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2940321B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009100120A (ja) * | 2007-10-15 | 2009-05-07 | Denso Corp | 差動増幅回路およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP4291134A patent/JP2940321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009100120A (ja) * | 2007-10-15 | 2009-05-07 | Denso Corp | 差動増幅回路およびその製造方法 |
| US7777565B2 (en) | 2007-10-15 | 2010-08-17 | Denso Corporation | Differential amplification circuit and manufacturing method thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2940321B2 (ja) | 1999-08-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS58500301A (ja) | 環境要因に対応するブリツジ回路補償方法及びその装置 | |
| US20040070495A1 (en) | Sensor signal conditioner | |
| US6401541B1 (en) | Multiple pressure sensing system | |
| EP2522962A1 (en) | Method and apparatus for increasing the effective resolution of a sensor | |
| JP3309380B2 (ja) | ディジタル測定器 | |
| JP5128910B2 (ja) | 温度補正装置及び温度補正方法 | |
| JP3244212B2 (ja) | ディジタル測定器 | |
| JP2001174489A (ja) | デジタル電圧計 | |
| US20050140450A1 (en) | Digital compensation for offset and gain correction | |
| US6279374B1 (en) | Compensating method and compensating apparatus for positioner | |
| JP2940321B2 (ja) | オペアンプの温度特性補正装置 | |
| JPS61199199A (ja) | アナログ入力装置 | |
| JPH0829269A (ja) | 温度補償回路 | |
| JP2003032108A (ja) | 直線性補償装置及び直線性補償方法 | |
| CN115347895B (zh) | 一种应用于宽范围电流检测的adc校正电路 | |
| JPH0545520U (ja) | センサの補正装置 | |
| JPH1164123A (ja) | ロードセルのスパン温度補償装置 | |
| JP2878602B2 (ja) | アナログ出力装置 | |
| JP2994649B2 (ja) | 自動校正機能付電圧印加電流測定装置 | |
| JPH11271163A (ja) | 圧力計の較正方法及び装置 | |
| JPH0915272A (ja) | 電圧測定回路 | |
| JPH0613899A (ja) | アナログ/ディジタル変換器の入力校正方法 | |
| JP2588391B2 (ja) | デジタル指示計におけるゲインの初期較正方法 | |
| JP2594722B2 (ja) | アナログ入力方式 | |
| JP2026048481A (ja) | 測定回路および電圧生成装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |