JPH06156290A - 車両の後輪操舵装置 - Google Patents
車両の後輪操舵装置Info
- Publication number
- JPH06156290A JPH06156290A JP4308825A JP30882592A JPH06156290A JP H06156290 A JPH06156290 A JP H06156290A JP 4308825 A JP4308825 A JP 4308825A JP 30882592 A JP30882592 A JP 30882592A JP H06156290 A JPH06156290 A JP H06156290A
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- relief
- spool
- hydraulic
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- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 後輪を同位相側及び逆位相側に大舵角操舵す
ることができ、しかも、生産コストの減少が図られた車
両の後輪操舵装置を提供する。 【構成】 後輪25を操舵する油圧シリンダ4と、油圧
ポンプ3からの作動油圧を制御して油圧シリンダ4を操
作する舵角制御弁5と、作動油圧の最大値を決定するリ
リーフ弁6とを備え、リリーフ弁6は、ハウジング内に
設けられたリリーフ通路を開閉するスプールと、相対移
動可能なスプリングシートと、スプリングシートとスプ
ール間に設けられ、リリーフ圧を決定する調圧スプリン
グと、前輪操舵角に応じてスプリングシートを移動さ
せ、調圧スプリングの弾性変形量を変化させてリリーフ
圧を操作する調圧手段とを具備する車両の後輪操舵装置
1である。
ることができ、しかも、生産コストの減少が図られた車
両の後輪操舵装置を提供する。 【構成】 後輪25を操舵する油圧シリンダ4と、油圧
ポンプ3からの作動油圧を制御して油圧シリンダ4を操
作する舵角制御弁5と、作動油圧の最大値を決定するリ
リーフ弁6とを備え、リリーフ弁6は、ハウジング内に
設けられたリリーフ通路を開閉するスプールと、相対移
動可能なスプリングシートと、スプリングシートとスプ
ール間に設けられ、リリーフ圧を決定する調圧スプリン
グと、前輪操舵角に応じてスプリングシートを移動さ
せ、調圧スプリングの弾性変形量を変化させてリリーフ
圧を操作する調圧手段とを具備する車両の後輪操舵装置
1である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の後輪操舵装置に関
し、特に、4輪操舵車に搭載される後輪操舵装置に関す
る。
し、特に、4輪操舵車に搭載される後輪操舵装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、4輪操舵車の後輪操舵装置とし
て、後輪操舵用の油圧シリンダと、この油圧シリンダの
作動油圧を制御する舵角制御弁と、舵角制御弁を操作す
る2系統の操作手段とを備えるものがあった。第1操作
手段は、コントローラで制御される電動モータを備えて
おり、後輪を同位相側及び逆位相側に最大1度ずつ操舵
することができる。また、第2操作手段は、前輪操舵装
置に連結されたコントロールケーブルを備えており、後
輪を逆位相側に最大5度まで操舵することができる。そ
して、第1及び第2操作手段が同時に後輪を操舵した場
合には、その操舵角は最大5度に制限されている。
て、後輪操舵用の油圧シリンダと、この油圧シリンダの
作動油圧を制御する舵角制御弁と、舵角制御弁を操作す
る2系統の操作手段とを備えるものがあった。第1操作
手段は、コントローラで制御される電動モータを備えて
おり、後輪を同位相側及び逆位相側に最大1度ずつ操舵
することができる。また、第2操作手段は、前輪操舵装
置に連結されたコントロールケーブルを備えており、後
輪を逆位相側に最大5度まで操舵することができる。そ
して、第1及び第2操作手段が同時に後輪を操舵した場
合には、その操舵角は最大5度に制限されている。
【0003】図9は、この後輪操舵装置を装着した4輪
操舵車の操舵特性図である。前輪を小さく操舵した場合
には、第1操作手段のみが後輪を操舵し、従って、後輪
を同位相側及び逆位相側に僅かな角度だけ操舵する。そ
して、前輪の操舵角が大きくなると、第1操作手段に加
えて第2操作手段が後輪を操舵し、従って、後輪を逆位
相側に大きく操舵することができる。
操舵車の操舵特性図である。前輪を小さく操舵した場合
には、第1操作手段のみが後輪を操舵し、従って、後輪
を同位相側及び逆位相側に僅かな角度だけ操舵する。そ
して、前輪の操舵角が大きくなると、第1操作手段に加
えて第2操作手段が後輪を操舵し、従って、後輪を逆位
相側に大きく操舵することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、壁際に縦列
駐車している車両を発進させる場合等には、後輪を同位
相側に大きく操舵することで車両の操作が容易になる一
方、後輪を逆位相側に大きく操舵したのでは、却って車
両の操作が難しくなることがある。しかしながら、上記
従来の後輪操舵装置においては、第1操作手段では後輪
を大きく操舵することができず、また、大舵角操舵用の
第2操作手段では、後輪を同位相側に操舵することがで
きない。このため、同位相側に後輪を大きく操舵するこ
とができないという問題があった。
駐車している車両を発進させる場合等には、後輪を同位
相側に大きく操舵することで車両の操作が容易になる一
方、後輪を逆位相側に大きく操舵したのでは、却って車
両の操作が難しくなることがある。しかしながら、上記
従来の後輪操舵装置においては、第1操作手段では後輪
を大きく操舵することができず、また、大舵角操舵用の
第2操作手段では、後輪を同位相側に操舵することがで
きない。このため、同位相側に後輪を大きく操舵するこ
とができないという問題があった。
【0005】また、上述の後輪操舵装置では、コントロ
ールケーブルが前輪操舵装置に連結されているので、こ
のケーブルを配設するためのプーリ等が多数必要にな
り、構成部品数が多くなると共に組付時の作業性が悪化
して、生産コストが増加するという問題もあった。本発
明は、上述の問題点を解決するためになされたもので、
後輪を同位相側及び逆位相側に大舵角操舵することがで
き、しかも、生産コストの減少を図ることができる車両
の後輪操舵装置を提供することを目的とする。
ールケーブルが前輪操舵装置に連結されているので、こ
のケーブルを配設するためのプーリ等が多数必要にな
り、構成部品数が多くなると共に組付時の作業性が悪化
して、生産コストが増加するという問題もあった。本発
明は、上述の問題点を解決するためになされたもので、
後輪を同位相側及び逆位相側に大舵角操舵することがで
き、しかも、生産コストの減少を図ることができる車両
の後輪操舵装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、作動液体圧に応じた角度だけ後輪を
操舵できる液体圧アクチュエータと、この液体圧アクチ
ュエータに作動液体圧を供給する液体圧源と、液体圧ア
クチュエータと液体圧源との間に介在され、作動液体圧
を制御して液体圧アクチュエータを操作する制御弁と、
液体圧アクチュエータの作動液体圧の最大値を決定する
リリーフ弁とを備え、このリリーフ弁は、ハウジング
と、ハウジング内に設けられたリリーフ通路と、ハウジ
ング内に収納され、このハウジングに対して相対移動し
リリーフ通路を開閉するスプールと、ハウジング内に収
納され、このハウジングに対して相対移動可能なスプリ
ングシートと、スプリングシートとスプール間に設けら
れ、リリーフ圧を決定する調圧スプリングと、前輪操舵
角に応じてスプリングシートを移動させ、調圧スプリン
グの弾性変形量を変化させてリリーフ圧を操作する調圧
手段とを具備して車両の後輪操舵装置を構成するもので
ある。
に本発明によれば、作動液体圧に応じた角度だけ後輪を
操舵できる液体圧アクチュエータと、この液体圧アクチ
ュエータに作動液体圧を供給する液体圧源と、液体圧ア
クチュエータと液体圧源との間に介在され、作動液体圧
を制御して液体圧アクチュエータを操作する制御弁と、
液体圧アクチュエータの作動液体圧の最大値を決定する
リリーフ弁とを備え、このリリーフ弁は、ハウジング
と、ハウジング内に設けられたリリーフ通路と、ハウジ
ング内に収納され、このハウジングに対して相対移動し
リリーフ通路を開閉するスプールと、ハウジング内に収
納され、このハウジングに対して相対移動可能なスプリ
ングシートと、スプリングシートとスプール間に設けら
れ、リリーフ圧を決定する調圧スプリングと、前輪操舵
角に応じてスプリングシートを移動させ、調圧スプリン
グの弾性変形量を変化させてリリーフ圧を操作する調圧
手段とを具備して車両の後輪操舵装置を構成するもので
ある。
【0007】
【作用】制御弁は、液体圧源からの作動液体圧の大きさ
を調整すると共に、その流れ方向を切り換え、液体圧ア
クチュエータに供給する。従って、液体圧アクチュエー
タは、制御弁からの作動液体圧の大きさに応じた角度だ
け、その流れ方向に応じた方向に後輪を操舵する。
を調整すると共に、その流れ方向を切り換え、液体圧ア
クチュエータに供給する。従って、液体圧アクチュエー
タは、制御弁からの作動液体圧の大きさに応じた角度だ
け、その流れ方向に応じた方向に後輪を操舵する。
【0008】一方、リリーフ弁の調圧手段は、前輪操舵
角に応じて調圧スプリングの弾性変形量を変化させるの
で、調圧スプリングの弾性力に抗してスプールが移動し
リリーフ通路が開く圧力、即ちリリーフ圧は前輪操舵角
の変化に応じて増減する。例えば、前輪操舵角の増加に
応じてリリーフ圧が大になるように設定した場合、液体
圧源から供給される作動流体圧は、前輪操舵角の増加に
応じて増大し、従って、制御弁が液体圧アクチュエータ
に供給できる最大の作動液体圧は、前輪操舵角の増加に
応じて増大する。このため、前輪を大舵角操舵した場合
には後輪を大舵角操舵することができ、また、前輪操舵
角が小さい場合には、後輪の最大操舵角を小さく設定で
きる。
角に応じて調圧スプリングの弾性変形量を変化させるの
で、調圧スプリングの弾性力に抗してスプールが移動し
リリーフ通路が開く圧力、即ちリリーフ圧は前輪操舵角
の変化に応じて増減する。例えば、前輪操舵角の増加に
応じてリリーフ圧が大になるように設定した場合、液体
圧源から供給される作動流体圧は、前輪操舵角の増加に
応じて増大し、従って、制御弁が液体圧アクチュエータ
に供給できる最大の作動液体圧は、前輪操舵角の増加に
応じて増大する。このため、前輪を大舵角操舵した場合
には後輪を大舵角操舵することができ、また、前輪操舵
角が小さい場合には、後輪の最大操舵角を小さく設定で
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。図1は、本発明を適用した後輪操舵装置の
一実施例を示し、後輪操舵装置1は、油圧回路とコント
ローラ2等より構成されている。この油圧回路は、油圧
ポンプ3、油圧シリンダ4、舵角制御弁5、リリーフ弁
6等を備え、これらは油路で接続されている。
て詳述する。図1は、本発明を適用した後輪操舵装置の
一実施例を示し、後輪操舵装置1は、油圧回路とコント
ローラ2等より構成されている。この油圧回路は、油圧
ポンプ3、油圧シリンダ4、舵角制御弁5、リリーフ弁
6等を備え、これらは油路で接続されている。
【0010】つまり、油圧ポンプ3からは油路11,1
2が延びており、これらの油路11,12は舵角制御弁
5とリリーフ弁6にそれぞれ接続されている。また、舵
角制御弁5とリリーフ弁6から各々延びる油路13,1
4は、ともにリザーブタンク16に接続されている。さ
らに、舵角制御弁5からは一対の油路18,19が延び
ており、これらは油圧シリンダ4の各油圧室4a,4b
にそれぞれ接続されている。なお、各油路11,13は
油路21で接続されており、この油路21の途中には、
アンロード弁22が設けられている。
2が延びており、これらの油路11,12は舵角制御弁
5とリリーフ弁6にそれぞれ接続されている。また、舵
角制御弁5とリリーフ弁6から各々延びる油路13,1
4は、ともにリザーブタンク16に接続されている。さ
らに、舵角制御弁5からは一対の油路18,19が延び
ており、これらは油圧シリンダ4の各油圧室4a,4b
にそれぞれ接続されている。なお、各油路11,13は
油路21で接続されており、この油路21の途中には、
アンロード弁22が設けられている。
【0011】油圧シリンダ4は、車幅方向に延出する作
動ロッド4cを有しており、この作動ロッド4cは、左
右のタイロッド24及びナックルアーム(図示せず)を
介して各後輪25に連結されている。この作動ロッド4
cは、後述する舵角制御弁5で調整された作動油圧の大
きさに応じた距離だけ往復動する。従って、後輪25の
操舵角は、舵角制御弁5から油圧シリンダ4に供給され
る作動油圧の増加に比例して増加する。例えば、35.
0kg/cm2の作動油圧が供給された場合には、油圧シリン
ダ4は後輪を0.8度だけ操舵し、また、90.0kg/c
m2の作動油圧が供給された場合には、油圧シリンダ4は
後輪を5.0度だけ操舵する。
動ロッド4cを有しており、この作動ロッド4cは、左
右のタイロッド24及びナックルアーム(図示せず)を
介して各後輪25に連結されている。この作動ロッド4
cは、後述する舵角制御弁5で調整された作動油圧の大
きさに応じた距離だけ往復動する。従って、後輪25の
操舵角は、舵角制御弁5から油圧シリンダ4に供給され
る作動油圧の増加に比例して増加する。例えば、35.
0kg/cm2の作動油圧が供給された場合には、油圧シリン
ダ4は後輪を0.8度だけ操舵し、また、90.0kg/c
m2の作動油圧が供給された場合には、油圧シリンダ4は
後輪を5.0度だけ操舵する。
【0012】舵角制御弁5は、例えば、一対のソレノイ
ドを有しており、後述するコントローラ2に操作されて
各油路11,13,18,19同士の接続を切り換える
と共に、各油路18,19への作動油の流入量を絞るこ
とができる。例えば、この舵角制御弁5の中立位置にお
いては、油路11と油路13、油路18と油路19がそ
れぞれ連通される。従って、舵角制御弁5が中立位置に
切り換わると、油圧シリンダ4の各油圧室4a,4b内
の圧力が等しくなり、作動ロッド4cはリターンスプリ
ング(図示せず)のばね力で中立位置に復帰される。
ドを有しており、後述するコントローラ2に操作されて
各油路11,13,18,19同士の接続を切り換える
と共に、各油路18,19への作動油の流入量を絞るこ
とができる。例えば、この舵角制御弁5の中立位置にお
いては、油路11と油路13、油路18と油路19がそ
れぞれ連通される。従って、舵角制御弁5が中立位置に
切り換わると、油圧シリンダ4の各油圧室4a,4b内
の圧力が等しくなり、作動ロッド4cはリターンスプリ
ング(図示せず)のばね力で中立位置に復帰される。
【0013】また、この舵角制御弁5の位置が切り換え
られ、油路11と油路18、油路13と油路19がそれ
ぞれ連通された場合には、油圧ポンプ3から供給された
作動油圧を油圧シリンダ4の第1油圧室4aに導くと共
に、第2油圧室4b内の作動油をリザーブタンク16に
導くことができる。従って、この場合には、油圧シリン
ダ4の作動ロッド4cは往動し、各後輪25を右側に操
舵する。このとき、舵角制御弁5は、油路18に流入す
る油量を絞ることができ、第1油圧室4a内に導く作動
油圧の大きさを調整して後輪25の操舵角を制御するこ
とができる。
られ、油路11と油路18、油路13と油路19がそれ
ぞれ連通された場合には、油圧ポンプ3から供給された
作動油圧を油圧シリンダ4の第1油圧室4aに導くと共
に、第2油圧室4b内の作動油をリザーブタンク16に
導くことができる。従って、この場合には、油圧シリン
ダ4の作動ロッド4cは往動し、各後輪25を右側に操
舵する。このとき、舵角制御弁5は、油路18に流入す
る油量を絞ることができ、第1油圧室4a内に導く作動
油圧の大きさを調整して後輪25の操舵角を制御するこ
とができる。
【0014】さらに、この舵角制御弁5の位置が切り換
えられ、油路11と油路19、油路13と油路18がそ
れぞれ連通された場合には、油圧ポンプ3から供給され
た作動油圧を油圧シリンダ4の第2油圧室4bに導くと
共に、第1油圧室4a内の作動油をリザーブタンク16
に導くことができる。従って、この場合には、油圧シリ
ンダ4の作動ロッド4cは復動し、各後輪25を左側に
操舵する。このとき、舵角制御弁5は、油路19に流入
する油量を絞ることができ、第2油圧室4b内に導く作
動油圧の大きさを調整して後輪25の操舵角を制御する
ことができる。
えられ、油路11と油路19、油路13と油路18がそ
れぞれ連通された場合には、油圧ポンプ3から供給され
た作動油圧を油圧シリンダ4の第2油圧室4bに導くと
共に、第1油圧室4a内の作動油をリザーブタンク16
に導くことができる。従って、この場合には、油圧シリ
ンダ4の作動ロッド4cは復動し、各後輪25を左側に
操舵する。このとき、舵角制御弁5は、油路19に流入
する油量を絞ることができ、第2油圧室4b内に導く作
動油圧の大きさを調整して後輪25の操舵角を制御する
ことができる。
【0015】アンロード弁22は、例えば常開式の電磁
開閉弁で、コントローラ2で開閉操作される。つまり、
図示しないエンジンが始動すると、コントローラ2は、
ソレノイドを励磁してアンロード弁22を閉弁させる。
そして、コントローラ2は、後輪操舵装置1に何らかの
異常を検出した場合には、ソレノイドの励磁を解いてこ
のアンロード弁22を開弁させる。
開閉弁で、コントローラ2で開閉操作される。つまり、
図示しないエンジンが始動すると、コントローラ2は、
ソレノイドを励磁してアンロード弁22を閉弁させる。
そして、コントローラ2は、後輪操舵装置1に何らかの
異常を検出した場合には、ソレノイドの励磁を解いてこ
のアンロード弁22を開弁させる。
【0016】コントローラ2は、マイクロコンピュータ
を有しており、その入力側には、ハンドル角センサ2
7、車速センサ28、フロントパワーステアリング圧セ
ンサ29等が、出力側には、舵角制御弁5及びアンロー
ド弁22の各ソレノイド等が電気的に接続されている。
コントローラ2は、記憶装置内に予め記憶している制御
プログラムに従い、各センサ27〜29等の検出信号に
基づいて舵角制御弁5を操作し、車両の走行状態に適し
た舵角を後輪25に与える。
を有しており、その入力側には、ハンドル角センサ2
7、車速センサ28、フロントパワーステアリング圧セ
ンサ29等が、出力側には、舵角制御弁5及びアンロー
ド弁22の各ソレノイド等が電気的に接続されている。
コントローラ2は、記憶装置内に予め記憶している制御
プログラムに従い、各センサ27〜29等の検出信号に
基づいて舵角制御弁5を操作し、車両の走行状態に適し
た舵角を後輪25に与える。
【0017】なお、油圧ポンプ3は、エンジンで駆動さ
れる。リリーフ弁6は、前輪操舵装置31のステアリン
グギヤボックス64に取り付けられており、図2に詳し
く示すように、ハウジング33内の第1空間35に収容
された開閉弁機構36と、第2空間38に収容された調
圧機構40等より構成されている。ハウジング33の所
定位置には、流入ポート33a及び流出ポート33bが
設けられている。流入ポート33aには、油路12が接
続されている。また、流出ポート33bは第1空間35
に臨んで開口し、油路14が接続されている。
れる。リリーフ弁6は、前輪操舵装置31のステアリン
グギヤボックス64に取り付けられており、図2に詳し
く示すように、ハウジング33内の第1空間35に収容
された開閉弁機構36と、第2空間38に収容された調
圧機構40等より構成されている。ハウジング33の所
定位置には、流入ポート33a及び流出ポート33bが
設けられている。流入ポート33aには、油路12が接
続されている。また、流出ポート33bは第1空間35
に臨んで開口し、油路14が接続されている。
【0018】開閉弁機構36は、ハウジング33に螺着
固定されたスリーブ42と、スリーブ42内に収容され
たスプール44と、ハウジング33に対して軸線方向に
移動可能な第1スプリングシート43と、第1スプリン
グシート43とスリーブ42間に配設された調圧スプリ
ング45等より構成されている。スリーブ42は、図3
及び図4に詳しく示すように、基端付近がねじ部42a
となっている。このねじ部42aは、ハウジング33の
ねじ部33dに噛合している。従って、スリーブ42を
回転させると、ハウジング33への挿入量が変化し、調
圧スプリング45の予荷重を調整することができる。ま
た、このスリーブ42は、ナット49で固定されてい
る。
固定されたスリーブ42と、スリーブ42内に収容され
たスプール44と、ハウジング33に対して軸線方向に
移動可能な第1スプリングシート43と、第1スプリン
グシート43とスリーブ42間に配設された調圧スプリ
ング45等より構成されている。スリーブ42は、図3
及び図4に詳しく示すように、基端付近がねじ部42a
となっている。このねじ部42aは、ハウジング33の
ねじ部33dに噛合している。従って、スリーブ42を
回転させると、ハウジング33への挿入量が変化し、調
圧スプリング45の予荷重を調整することができる。ま
た、このスリーブ42は、ナット49で固定されてい
る。
【0019】スリーブ42の外周面には、環状溝42b
が形成されている。この環状溝42bは、スリーブ42
の軸線方向略中央に位置し、流入ポート33aに対向し
ている。この環状溝42bの幅寸法(軸線方向の寸法)
は、流入ポート33aの開口部直径よりも大きく設定さ
れている。従って、スリーブ42の挿入量を変化させた
場合でも、この環状溝42bは常に流入ポート33aに
対向する。そして、この環状溝42bは、油孔42cを
介してスリーブ42内に通じている。
が形成されている。この環状溝42bは、スリーブ42
の軸線方向略中央に位置し、流入ポート33aに対向し
ている。この環状溝42bの幅寸法(軸線方向の寸法)
は、流入ポート33aの開口部直径よりも大きく設定さ
れている。従って、スリーブ42の挿入量を変化させた
場合でも、この環状溝42bは常に流入ポート33aに
対向する。そして、この環状溝42bは、油孔42cを
介してスリーブ42内に通じている。
【0020】また、スリーブ42の先端部の外周面に
は、軸線方向の延びる複数の溝42gが設けられてお
り、スリーブ42とハウジング33との間に油路94を
形成している。また、この溝42gには、油孔42dが
穿設されており、油路94はスリーブ42内に通じてい
る。なお、スリーブ42とハウジング33間は、Oリン
グ51でシールされている。
は、軸線方向の延びる複数の溝42gが設けられてお
り、スリーブ42とハウジング33との間に油路94を
形成している。また、この溝42gには、油孔42dが
穿設されており、油路94はスリーブ42内に通じてい
る。なお、スリーブ42とハウジング33間は、Oリン
グ51でシールされている。
【0021】スリーブ42内には、プラグ90及びスプ
ール44が収納されている。プラグ90は、スリーブ4
2の基端側開口を塞ぎ、スナップリング91で所定位置
に固定されている。スプール44は、小径部44a、ラ
ンド44b、段差部44c及び膨出部44fより構成さ
れ、油路44d、44eを有している。小径部44a
は、スプール44の軸線方向中央に位置し、スリーブ4
2との間に油路93を形成している。前述したスリーブ
42の油孔42cは小径部44aに対向しており、従っ
て、スリーブ42の環状溝42bは油路93に通じてい
る。
ール44が収納されている。プラグ90は、スリーブ4
2の基端側開口を塞ぎ、スナップリング91で所定位置
に固定されている。スプール44は、小径部44a、ラ
ンド44b、段差部44c及び膨出部44fより構成さ
れ、油路44d、44eを有している。小径部44a
は、スプール44の軸線方向中央に位置し、スリーブ4
2との間に油路93を形成している。前述したスリーブ
42の油孔42cは小径部44aに対向しており、従っ
て、スリーブ42の環状溝42bは油路93に通じてい
る。
【0022】ランド44bは、小径部44aの先端側に
配置され、スプール44がプラグ90側に位置している
場合には、スリーブ42の油孔42dを閉塞し、スプー
ル44が第1スプリングシート43側に移動すると、油
孔42dを開いて油路93と94とを連通させる。膨出
部44fは、スプール44の先端面の中央位置に設けら
れている。この膨出部44fは、半球状をなしている。
配置され、スプール44がプラグ90側に位置している
場合には、スリーブ42の油孔42dを閉塞し、スプー
ル44が第1スプリングシート43側に移動すると、油
孔42dを開いて油路93と94とを連通させる。膨出
部44fは、スプール44の先端面の中央位置に設けら
れている。この膨出部44fは、半球状をなしている。
【0023】段差部44cは、小径部44aの基端側に
配置され、スリーブ42の段部42fとの関係からスプ
ール44の移動距離を制限すると共に、スリーブ42と
の間を油密にシールしている。従って、スプール44が
第1スプリングシート43側に移動した場合、スプール
44とプラグ90間の空間を油圧室にすることができ
る。
配置され、スリーブ42の段部42fとの関係からスプ
ール44の移動距離を制限すると共に、スリーブ42と
の間を油密にシールしている。従って、スプール44が
第1スプリングシート43側に移動した場合、スプール
44とプラグ90間の空間を油圧室にすることができ
る。
【0024】油路44dは、スプール44の基端面から
軸線方向に延び、小径部44aに穿設された油路44e
を介して油路93に連通されている。従って、油路93
内の作動油圧は、油路44e及び44dを介して、スプ
ール44とプラグ90間の空間に伝えられる。なお、油
路44dの途中にはオリフィス部95が設けられ、この
油路44d内の流れ抵抗を発生させる。
軸線方向に延び、小径部44aに穿設された油路44e
を介して油路93に連通されている。従って、油路93
内の作動油圧は、油路44e及び44dを介して、スプ
ール44とプラグ90間の空間に伝えられる。なお、油
路44dの途中にはオリフィス部95が設けられ、この
油路44d内の流れ抵抗を発生させる。
【0025】第1スプリングシート43は、第1空間3
5内の第2空間38寄りに配置されている。第1スプリ
ングシート43の先端部(第2空間38側端部)は、コ
ネクティングロッド連結部となっており、溝43bを挟
んで二股状に延びている(図2)。溝43bは、調圧機
構40を構成する偏心シャフト54の横断面に沿って延
びている。また、第1スプリングシート43の先端近傍
位置には、孔43cが穿設されている。この孔43c
は、偏心シャフト54に平行に延びて二股部を貫通して
いる。
5内の第2空間38寄りに配置されている。第1スプリ
ングシート43の先端部(第2空間38側端部)は、コ
ネクティングロッド連結部となっており、溝43bを挟
んで二股状に延びている(図2)。溝43bは、調圧機
構40を構成する偏心シャフト54の横断面に沿って延
びている。また、第1スプリングシート43の先端近傍
位置には、孔43cが穿設されている。この孔43c
は、偏心シャフト54に平行に延びて二股部を貫通して
いる。
【0026】調圧スプリング45は、例えばコイルスプ
リングであり、第1スプリングシート43とスプール4
4間に縮設されて、第2スプリングシート96を介して
スプール44を押圧している。この調圧スプリング45
は、所定の予荷重を有しており、油路12及び11側の
作動油圧の最大値(リリーフ圧)を決定する。第2スプ
リングシート96は、円板状をなしている。第2スプリ
ングシート96の一側面(スプール44対向面)の中央
位置には、窪み96aが形成されている(図3)。この
窪み96aは、スプール44の膨出部44fを押圧して
おり、従って、調圧スプリング45の湾曲に起因してこ
のスプリングシート96がスプール44に対して傾斜し
た場合でも、スプール44を良好に押圧することができ
る。
リングであり、第1スプリングシート43とスプール4
4間に縮設されて、第2スプリングシート96を介して
スプール44を押圧している。この調圧スプリング45
は、所定の予荷重を有しており、油路12及び11側の
作動油圧の最大値(リリーフ圧)を決定する。第2スプ
リングシート96は、円板状をなしている。第2スプリ
ングシート96の一側面(スプール44対向面)の中央
位置には、窪み96aが形成されている(図3)。この
窪み96aは、スプール44の膨出部44fを押圧して
おり、従って、調圧スプリング45の湾曲に起因してこ
のスプリングシート96がスプール44に対して傾斜し
た場合でも、スプール44を良好に押圧することができ
る。
【0027】調圧機構40は、シャフト53、偏心シャ
フト54及びコネクティングロッド(以下、コンロッド
と称する)55等より構成されている(図2)。シャフ
ト53には、比較的小径のギヤ57が相対回動不能に取
り付けられている。また、このシャフト53は、ハウジ
ング33の所定位置に各軸受け58,59を介して回転
自在に支持されている。このシャフト53は、図示しな
い回転力伝達手段を介してステアリングギヤボックス6
4内のピニオンギヤ(図示せず)に連結されている。従
って、シャフト53は、ステアリングホイール63に連
動して回転する。
フト54及びコネクティングロッド(以下、コンロッド
と称する)55等より構成されている(図2)。シャフ
ト53には、比較的小径のギヤ57が相対回動不能に取
り付けられている。また、このシャフト53は、ハウジ
ング33の所定位置に各軸受け58,59を介して回転
自在に支持されている。このシャフト53は、図示しな
い回転力伝達手段を介してステアリングギヤボックス6
4内のピニオンギヤ(図示せず)に連結されている。従
って、シャフト53は、ステアリングホイール63に連
動して回転する。
【0028】なお、ステアリングホイール63の回転角
は、左右両方向にそれぞれ400度に制限されている。
偏心シャフト54は、シャフト53と平行に延びてお
り、ハウジング33の所定位置に各軸受け66,67を
介して回転自在に支持されている。この偏心シャフト5
4の中央部位は、偏心部54aとなっている。また、こ
の偏心シャフト54の基端近傍位置には、同心円状に配
置された(即ち、偏心していない)比較的大径のギヤ6
9が設けられている。このギヤ69は、シャフト53の
ギヤ57に噛み合っている。従って、シャフト53が回
転した場合には、この偏心シャフト54も回動する。な
お、ステアリングホイール63が操作されていない状態
においては、偏心部54aはシャフト53側に位置して
おり(図5に示す状態)、また、ステアリングホイール
63が最大角度(即ち400度)まで操作された状態に
おいては、偏心部54aは開閉弁機構36側に偏心して
いる(図7に示す状態)。
は、左右両方向にそれぞれ400度に制限されている。
偏心シャフト54は、シャフト53と平行に延びてお
り、ハウジング33の所定位置に各軸受け66,67を
介して回転自在に支持されている。この偏心シャフト5
4の中央部位は、偏心部54aとなっている。また、こ
の偏心シャフト54の基端近傍位置には、同心円状に配
置された(即ち、偏心していない)比較的大径のギヤ6
9が設けられている。このギヤ69は、シャフト53の
ギヤ57に噛み合っている。従って、シャフト53が回
転した場合には、この偏心シャフト54も回動する。な
お、ステアリングホイール63が操作されていない状態
においては、偏心部54aはシャフト53側に位置して
おり(図5に示す状態)、また、ステアリングホイール
63が最大角度(即ち400度)まで操作された状態に
おいては、偏心部54aは開閉弁機構36側に偏心して
いる(図7に示す状態)。
【0029】コンロッド55は、その基端部に大径孔
が、先端近傍位置に長孔55aがそれぞれ設けられ、こ
の長孔55aは、コンロッド55の軸線方向に細長く延
びている(図5)。コンロッド55の基端は、ベアリン
グ71を介して偏心シャフト54の偏心部54aに相対
回動自在に接続されている。一方、コンロッド55の先
端は、第1スプリングシート43の溝43b内に挿入さ
れ、孔43c及び長孔55aを貫通する連結棒77を介
して、当該第1スプリングシート43に相対回動自在に
連結されている。なお、連結棒77は、孔43cの内周
面に固着され、脱落不能である。
が、先端近傍位置に長孔55aがそれぞれ設けられ、こ
の長孔55aは、コンロッド55の軸線方向に細長く延
びている(図5)。コンロッド55の基端は、ベアリン
グ71を介して偏心シャフト54の偏心部54aに相対
回動自在に接続されている。一方、コンロッド55の先
端は、第1スプリングシート43の溝43b内に挿入さ
れ、孔43c及び長孔55aを貫通する連結棒77を介
して、当該第1スプリングシート43に相対回動自在に
連結されている。なお、連結棒77は、孔43cの内周
面に固着され、脱落不能である。
【0030】従って、このコンロッド55は、偏心シャ
フト54の回動運動を第1スプリングシート43の軸線
方向の直線運動に変換できる。このとき、コンロッド5
5の長孔55aは、軸線方向に細長い形状に設定されて
いるので、偏心シャフト54が回動してコンロッド55
の先端が前進した場合、先ず、長孔55aの位置が連結
棒77に対して移動し、従って、すぐには連結棒77及
び第1スプリングシート43を移動させることができな
い。そして、偏心シャフト54がさらに回動してコンロ
ッド55がより前進すると、長孔55aを規定する一側
の壁が連結棒77に当接し、以後、コンロッド55は第
1スプリングシート43を移動させる。そして、この場
合には調圧スプリング45の弾性変形量、即ち、リリー
フ弁6のリリーフ圧が増加する。
フト54の回動運動を第1スプリングシート43の軸線
方向の直線運動に変換できる。このとき、コンロッド5
5の長孔55aは、軸線方向に細長い形状に設定されて
いるので、偏心シャフト54が回動してコンロッド55
の先端が前進した場合、先ず、長孔55aの位置が連結
棒77に対して移動し、従って、すぐには連結棒77及
び第1スプリングシート43を移動させることができな
い。そして、偏心シャフト54がさらに回動してコンロ
ッド55がより前進すると、長孔55aを規定する一側
の壁が連結棒77に当接し、以後、コンロッド55は第
1スプリングシート43を移動させる。そして、この場
合には調圧スプリング45の弾性変形量、即ち、リリー
フ弁6のリリーフ圧が増加する。
【0031】以下、後輪操舵装置1の作動について説明
する。エンジンが始動され、油圧ポンプ3が駆動される
と、油圧シリンダ4の作動油圧が発生する。リリーフ弁
6は、この作動油圧の最大値を設定する。つまり、油圧
ポンプ3から吐出された作動油は、油路12を介してリ
リーフ弁6の流入ポート33aに供給される。この作動
油は、環状溝42b及び油孔42cを介して油路93内
に流入し、そして、油路44eを介して油路44dに流
れ込む。従って、油路12側の作動油圧は、油路44d
内に伝えられる。この場合において、調圧スプリング4
5で設定されるリリーフ圧が油路44d内の圧力よりも
大きいときには、図3に示すように、スプール44はプ
ラグ90に押し付けられている。
する。エンジンが始動され、油圧ポンプ3が駆動される
と、油圧シリンダ4の作動油圧が発生する。リリーフ弁
6は、この作動油圧の最大値を設定する。つまり、油圧
ポンプ3から吐出された作動油は、油路12を介してリ
リーフ弁6の流入ポート33aに供給される。この作動
油は、環状溝42b及び油孔42cを介して油路93内
に流入し、そして、油路44eを介して油路44dに流
れ込む。従って、油路12側の作動油圧は、油路44d
内に伝えられる。この場合において、調圧スプリング4
5で設定されるリリーフ圧が油路44d内の圧力よりも
大きいときには、図3に示すように、スプール44はプ
ラグ90に押し付けられている。
【0032】この状態より、油路12側の作動油圧が上
昇して油路44d内の圧力が上昇し、そして、リリーフ
圧よりも大きくなると、スプール44は、図4に示すよ
うに、調圧スプリング45の弾性力に抗して第1スプリ
ングシート43側に移動する。従って、スプール44の
ランド44bがスリーブ42の油孔42dを開き、油路
93と油孔42dとが接続されて、油路93内の作動油
が油孔42d及び油路94を介して第1空間35に流出
する。これにより、油路12側の作動油圧が流出ポート
33bを介して油路14へ、そして、リザーブタンク1
6へと逃がされ、従って、油路12側、即ち油圧シリン
ダ4の作動油圧の上昇を制限する。
昇して油路44d内の圧力が上昇し、そして、リリーフ
圧よりも大きくなると、スプール44は、図4に示すよ
うに、調圧スプリング45の弾性力に抗して第1スプリ
ングシート43側に移動する。従って、スプール44の
ランド44bがスリーブ42の油孔42dを開き、油路
93と油孔42dとが接続されて、油路93内の作動油
が油孔42d及び油路94を介して第1空間35に流出
する。これにより、油路12側の作動油圧が流出ポート
33bを介して油路14へ、そして、リザーブタンク1
6へと逃がされ、従って、油路12側、即ち油圧シリン
ダ4の作動油圧の上昇を制限する。
【0033】さらにこの状態より、油路12側の作動油
圧が減少して油路44d内の圧力が減少し、リリーフ圧
よりも小さくなると、スプール44は、調圧スプリング
45に押圧されて移動しプラグ90に押し付けられる
(図3)。従って、スプール44のランド44bがスリ
ーブ42の油孔42dを閉塞し、油路93と油孔42d
との接続が絶たれる。これにより、油圧シリンダ4の作
動油圧は、リリーフ圧に達するまでの範囲で上昇するこ
とができる。
圧が減少して油路44d内の圧力が減少し、リリーフ圧
よりも小さくなると、スプール44は、調圧スプリング
45に押圧されて移動しプラグ90に押し付けられる
(図3)。従って、スプール44のランド44bがスリ
ーブ42の油孔42dを閉塞し、油路93と油孔42d
との接続が絶たれる。これにより、油圧シリンダ4の作
動油圧は、リリーフ圧に達するまでの範囲で上昇するこ
とができる。
【0034】ところで、油路12側の圧力は、スプール
44の移動との関係から、リリーフ圧付近で変動するこ
とがあり、この場合には、スプールは移動を繰り返して
激しく振動しようとする。つまり、油路12側の圧力が
上昇してリリーフ圧に達すると、スプール44は調圧ス
プリング45の弾性力に抗して第1スプリングシート4
3側に移動し、油路12側の作動油を第1空間35に逃
す。従って、油路12側の圧力が急激に減少してリリー
フ圧よりも低くなり、スプール44は調圧スプリング4
5に押し戻されて再びプラグ90側に移動し、ランド4
4bが油孔42dを閉塞する。これにより、油路12側
の圧力は上昇し始める。そして、油路12側の圧力がリ
リーフ圧に達すると、上述の場合と同様にスプール44
が第1スプリングシート43側に移動して、油路12側
の圧力を減少させる。これらの動作を繰り返し、スプー
ル44は激しく振動しようとする。
44の移動との関係から、リリーフ圧付近で変動するこ
とがあり、この場合には、スプールは移動を繰り返して
激しく振動しようとする。つまり、油路12側の圧力が
上昇してリリーフ圧に達すると、スプール44は調圧ス
プリング45の弾性力に抗して第1スプリングシート4
3側に移動し、油路12側の作動油を第1空間35に逃
す。従って、油路12側の圧力が急激に減少してリリー
フ圧よりも低くなり、スプール44は調圧スプリング4
5に押し戻されて再びプラグ90側に移動し、ランド4
4bが油孔42dを閉塞する。これにより、油路12側
の圧力は上昇し始める。そして、油路12側の圧力がリ
リーフ圧に達すると、上述の場合と同様にスプール44
が第1スプリングシート43側に移動して、油路12側
の圧力を減少させる。これらの動作を繰り返し、スプー
ル44は激しく振動しようとする。
【0035】この場合、スプール44が移動すると、ス
プール44とプラグ90間の空間の容積が変化し、この
容積の変化に伴い、油路44d内には作動油の流れが発
生する。油路44dには、オリフィス部95が設けられ
ており、このオリフィス部95は作動油の流れ抵抗を発
生させるので、発生した流れ抵抗がスプール44の移動
抵抗となり、スプール44の移動を緩やかにして振動を
減衰させる。
プール44とプラグ90間の空間の容積が変化し、この
容積の変化に伴い、油路44d内には作動油の流れが発
生する。油路44dには、オリフィス部95が設けられ
ており、このオリフィス部95は作動油の流れ抵抗を発
生させるので、発生した流れ抵抗がスプール44の移動
抵抗となり、スプール44の移動を緩やかにして振動を
減衰させる。
【0036】次に、リリーフ弁6のリリーフ圧の設定に
ついて説明する。このリリーフ圧は、前輪73の操舵角
に応じた値に設定される。つまり、リリーフ弁6は、ス
テアリングホイール63が操作されていない状態では、
図5に示すように、その調圧機構40の偏心シャフト5
4の偏心部54aをシャフト53側に位置させており、
従って、コンロッド55は第1スプリングシート43を
移動させることなく、調圧スプリング45の弾性変形量
は最小となる。この弾性変形量が最小のときには、リリ
ーフ圧は最小値P1(例えば、35.0kg/cm2)とな
る。従って、油圧ポンプ3から舵角制御弁5に供給され
る作動油圧(即ち、油圧シリンダ4の作動油圧の最大
値)は、値P1に設定される。
ついて説明する。このリリーフ圧は、前輪73の操舵角
に応じた値に設定される。つまり、リリーフ弁6は、ス
テアリングホイール63が操作されていない状態では、
図5に示すように、その調圧機構40の偏心シャフト5
4の偏心部54aをシャフト53側に位置させており、
従って、コンロッド55は第1スプリングシート43を
移動させることなく、調圧スプリング45の弾性変形量
は最小となる。この弾性変形量が最小のときには、リリ
ーフ圧は最小値P1(例えば、35.0kg/cm2)とな
る。従って、油圧ポンプ3から舵角制御弁5に供給され
る作動油圧(即ち、油圧シリンダ4の作動油圧の最大
値)は、値P1に設定される。
【0037】この状態から、ステアリングホイール63
が操作されると、前輪操舵装置31のピニオンギヤが回
転するので、調圧機構40のシャフト53が回転され
て、偏心シャフト54が回動する。従って、コンロッド
55の先端は、図中右側に移動(前進)するが、この場
合には、長孔55aの位置が連結棒77に対して移動す
るので、コンロッド55の移動は第1スプリングシート
43に影響を与えることなく、第1スプリングシート4
3は調圧スプリング45に押圧されて第1空間35の図
中左端に位置している。このため、ステアリング操作さ
れていない状態から前輪73が操舵され始めた後暫くの
間は、リリーフ弁6のリリーフ圧は値P1に保持され、
油圧ポンプ3から舵角制御弁5に供給される作動油圧は
値P1に設定される。
が操作されると、前輪操舵装置31のピニオンギヤが回
転するので、調圧機構40のシャフト53が回転され
て、偏心シャフト54が回動する。従って、コンロッド
55の先端は、図中右側に移動(前進)するが、この場
合には、長孔55aの位置が連結棒77に対して移動す
るので、コンロッド55の移動は第1スプリングシート
43に影響を与えることなく、第1スプリングシート4
3は調圧スプリング45に押圧されて第1空間35の図
中左端に位置している。このため、ステアリング操作さ
れていない状態から前輪73が操舵され始めた後暫くの
間は、リリーフ弁6のリリーフ圧は値P1に保持され、
油圧ポンプ3から舵角制御弁5に供給される作動油圧は
値P1に設定される。
【0038】さらに、ステアリングホイール63が操作
され、その角度が、例えば230度に達すると、調圧機
構40の偏心シャフト54は、図6に示す位置まで回動
し、長孔55aを規定する一側の壁が連結棒77に当接
する。そして、この状態からさらにステアリングホイー
ル63が操作されると、長孔55aの一側壁が連結棒7
7を押して第1スプリングシート43を移動させ、調圧
スプリング45を押し縮める。従って、調圧スプリング
45の弾性変形量が増加し、リリーフ圧が増加する。こ
れにより、油圧ポンプ3から舵角制御弁5に供給される
作動油圧が値P1よりも大きくなる。
され、その角度が、例えば230度に達すると、調圧機
構40の偏心シャフト54は、図6に示す位置まで回動
し、長孔55aを規定する一側の壁が連結棒77に当接
する。そして、この状態からさらにステアリングホイー
ル63が操作されると、長孔55aの一側壁が連結棒7
7を押して第1スプリングシート43を移動させ、調圧
スプリング45を押し縮める。従って、調圧スプリング
45の弾性変形量が増加し、リリーフ圧が増加する。こ
れにより、油圧ポンプ3から舵角制御弁5に供給される
作動油圧が値P1よりも大きくなる。
【0039】そして、ステアリングホイール63の回転
角度がその最大値である400度にまで達すると、図7
に示すように、偏心シャフト54の偏心部54aが開閉
弁機構36側に位置し、第1スプリングシート43の移
動距離は最大値Lに達する。従って、調圧スプリング4
5の弾性変形量が最大となり、リリーフ圧は値P2(例
えば、90.0kg/cm2)に達する。これにより、油圧ポ
ンプ3から舵角制御弁5に供給される作動油圧は、最大
値P2に設定される。
角度がその最大値である400度にまで達すると、図7
に示すように、偏心シャフト54の偏心部54aが開閉
弁機構36側に位置し、第1スプリングシート43の移
動距離は最大値Lに達する。従って、調圧スプリング4
5の弾性変形量が最大となり、リリーフ圧は値P2(例
えば、90.0kg/cm2)に達する。これにより、油圧ポ
ンプ3から舵角制御弁5に供給される作動油圧は、最大
値P2に設定される。
【0040】この状態から、ステアリングホイール63
を戻し操作すると、偏心シャフト54が上述の場合とは
逆方向に回動し始める。従って、コンロッド55の長孔
55aの位置は図中左側に移動し、これに伴い、第1ス
プリングシート43は調圧スプリング45に押圧されて
左端に向けて移動する。これにより、調圧スプリング4
5の弾性変形量が減少し、リリーフ圧も減少する。即
ち、油圧ポンプ3から舵角制御弁5に供給される作動油
圧が減少する。
を戻し操作すると、偏心シャフト54が上述の場合とは
逆方向に回動し始める。従って、コンロッド55の長孔
55aの位置は図中左側に移動し、これに伴い、第1ス
プリングシート43は調圧スプリング45に押圧されて
左端に向けて移動する。これにより、調圧スプリング4
5の弾性変形量が減少し、リリーフ圧も減少する。即
ち、油圧ポンプ3から舵角制御弁5に供給される作動油
圧が減少する。
【0041】そして、ステアリングホイール63の回転
角が上述した230度まで戻され、調圧機構40の偏心
シャフト54が図6に示す位置にまで戻されると、第1
スプリングシート43が第1空間35の左端に到達す
る。従って、調圧スプリング45の弾性変形量は最小と
なり、リリーフ圧が最小値P1にまで減少し、油圧ポン
プ3から舵角制御弁5に供給される作動油圧が最小値P
1に設定される。
角が上述した230度まで戻され、調圧機構40の偏心
シャフト54が図6に示す位置にまで戻されると、第1
スプリングシート43が第1空間35の左端に到達す
る。従って、調圧スプリング45の弾性変形量は最小と
なり、リリーフ圧が最小値P1にまで減少し、油圧ポン
プ3から舵角制御弁5に供給される作動油圧が最小値P
1に設定される。
【0042】この状態から、さらにステアリングホイー
ル63が戻し操作されると、偏心シャフト54が回動し
てコンロッド55の長孔55aの位置がさらに左側に移
動する。第1スプリングシート43は、既に左端に到達
しているので、長孔55aの位置は、連結棒77に対し
て相対的に移動する。従って、この場合の長孔55aの
移動は、調圧スプリング45の弾性変形量、即ち、リリ
ーフ圧には影響を与えない。従って、リリーフ圧は、値
P1に保持される。
ル63が戻し操作されると、偏心シャフト54が回動し
てコンロッド55の長孔55aの位置がさらに左側に移
動する。第1スプリングシート43は、既に左端に到達
しているので、長孔55aの位置は、連結棒77に対し
て相対的に移動する。従って、この場合の長孔55aの
移動は、調圧スプリング45の弾性変形量、即ち、リリ
ーフ圧には影響を与えない。従って、リリーフ圧は、値
P1に保持される。
【0043】ところで、ステアリングホイール63が操
作され、第1スプリングシート43が図中右側に移動し
ている状態において、この第1スプリングシート43や
調圧スプリング45等がハウジング33に引っ掛かり、
所謂スティック現象が発生することがある。本実施例の
調圧機構40では、連結片77がコンロッド55の長孔
55a内を貫通しているため、第1スプリングシート4
3を第1空間35の左端に戻す際、長孔55aを規定す
る他側の壁で連結棒77を引っ張ることができ、この第
1スプリングシート43を第1空間35の左端まで確実
に復帰させることができる。
作され、第1スプリングシート43が図中右側に移動し
ている状態において、この第1スプリングシート43や
調圧スプリング45等がハウジング33に引っ掛かり、
所謂スティック現象が発生することがある。本実施例の
調圧機構40では、連結片77がコンロッド55の長孔
55a内を貫通しているため、第1スプリングシート4
3を第1空間35の左端に戻す際、長孔55aを規定す
る他側の壁で連結棒77を引っ張ることができ、この第
1スプリングシート43を第1空間35の左端まで確実
に復帰させることができる。
【0044】図8は、後輪操舵装置1の操舵特性を示
し、ステアリングホイール63の回転角度(ステアリン
グ角)が左右両方向に230度以下の範囲では、上述し
たように、油圧ポンプ3から舵角制御弁5に供給される
作動油圧は値P1に設定されている。舵角制御弁5は、
この作動油圧(即ち、値P1)を保持しながら、あるい
は減圧しながら油圧シリンダ4の第1油圧室4aあるい
は第2油圧室4bに供給する。従って、このステアリン
グ角の範囲内においては、車両の走行状態に応じて、同
位相側及び逆位相側に最大0.8度まで後輪25が操舵
される。
し、ステアリングホイール63の回転角度(ステアリン
グ角)が左右両方向に230度以下の範囲では、上述し
たように、油圧ポンプ3から舵角制御弁5に供給される
作動油圧は値P1に設定されている。舵角制御弁5は、
この作動油圧(即ち、値P1)を保持しながら、あるい
は減圧しながら油圧シリンダ4の第1油圧室4aあるい
は第2油圧室4bに供給する。従って、このステアリン
グ角の範囲内においては、車両の走行状態に応じて、同
位相側及び逆位相側に最大0.8度まで後輪25が操舵
される。
【0045】この状態から、さらにステアリングホイー
ル63が操作され、ステアリング角が左右両方向に23
0度を超えると、上述したように、リリーフ弁6の第1
スプリングシート43が移動を開始して調圧スプリング
45の弾性変形量が増加し、作動油圧が値P1よりも大
きくなる。従って、油圧シリンダ4の作動ロッド4cが
往復動できる距離が増加し、後輪25の最大操舵角も同
位相側及び逆位相側に増加する。
ル63が操作され、ステアリング角が左右両方向に23
0度を超えると、上述したように、リリーフ弁6の第1
スプリングシート43が移動を開始して調圧スプリング
45の弾性変形量が増加し、作動油圧が値P1よりも大
きくなる。従って、油圧シリンダ4の作動ロッド4cが
往復動できる距離が増加し、後輪25の最大操舵角も同
位相側及び逆位相側に増加する。
【0046】そして、ステアリングホイール63の操作
角が左右に最大の400度に達すると、リリーフ弁6の
リリーフ圧が最大になり、作動油圧が値P2に設定され
る。従って、油圧シリンダ4は、最大5.0度まで同位
相側及び逆位相側に後輪25を操舵することができる。
このように、後輪25の最大操舵角は、ステアリング角
に応じてリリーフ圧を増減させるリリーフ弁6により決
定される。従って、ステアリング角が比較的小さい車両
の高速走行時においては、後輪25の最大操舵角は小さ
く設定されており、たとえコントローラ2が舵角制御弁
5を誤操作した場合でも、高速走行中に後輪25が大舵
角操舵されることがない。また、ステアリングを大きく
操作した場合には、後輪25を同位相側及び逆位相側に
大舵角操舵することができるので、車両の運転操作が容
易になる。
角が左右に最大の400度に達すると、リリーフ弁6の
リリーフ圧が最大になり、作動油圧が値P2に設定され
る。従って、油圧シリンダ4は、最大5.0度まで同位
相側及び逆位相側に後輪25を操舵することができる。
このように、後輪25の最大操舵角は、ステアリング角
に応じてリリーフ圧を増減させるリリーフ弁6により決
定される。従って、ステアリング角が比較的小さい車両
の高速走行時においては、後輪25の最大操舵角は小さ
く設定されており、たとえコントローラ2が舵角制御弁
5を誤操作した場合でも、高速走行中に後輪25が大舵
角操舵されることがない。また、ステアリングを大きく
操作した場合には、後輪25を同位相側及び逆位相側に
大舵角操舵することができるので、車両の運転操作が容
易になる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、作
動液体圧に応じた角度だけ後輪を操舵できる液体圧アク
チュエータと、この液体圧アクチュエータに作動液体圧
を供給する液体圧源と、液体圧アクチュエータと液体圧
源との間に介在され、作動液体圧を制御して液体圧アク
チュエータを操作する制御弁と、液体圧アクチュエータ
の作動液体圧の最大値を決定するリリーフ弁とを備え、
このリリーフ弁は、ハウジングと、ハウジング内に設け
られたリリーフ通路と、ハウジング内に収納され、この
ハウジングに対して相対移動しリリーフ通路を開閉する
スプールと、ハウジング内に収納され、このハウジング
に対して相対移動可能なスプリングシートと、スプリン
グシートとスプール間に設けられ、リリーフ圧を決定す
る調圧スプリングと、前輪操舵角に応じてスプリングシ
ートを移動させ、調圧スプリングの弾性変形量を変化さ
せてリリーフ圧を操作する調圧手段とを具備して車両の
後輪操舵装置を構成した。このため、後輪を同位相側及
び逆位相側に大舵角操舵することができて、車両の操作
性が向上する。また、前輪の操舵角に応じて後輪の最大
操舵角を決定するので、安全性の向上を図ることができ
る。さらに、後輪操舵装置の組付作業が容易になり、生
産性の向上を図ることができる等の優れた効果がある。
動液体圧に応じた角度だけ後輪を操舵できる液体圧アク
チュエータと、この液体圧アクチュエータに作動液体圧
を供給する液体圧源と、液体圧アクチュエータと液体圧
源との間に介在され、作動液体圧を制御して液体圧アク
チュエータを操作する制御弁と、液体圧アクチュエータ
の作動液体圧の最大値を決定するリリーフ弁とを備え、
このリリーフ弁は、ハウジングと、ハウジング内に設け
られたリリーフ通路と、ハウジング内に収納され、この
ハウジングに対して相対移動しリリーフ通路を開閉する
スプールと、ハウジング内に収納され、このハウジング
に対して相対移動可能なスプリングシートと、スプリン
グシートとスプール間に設けられ、リリーフ圧を決定す
る調圧スプリングと、前輪操舵角に応じてスプリングシ
ートを移動させ、調圧スプリングの弾性変形量を変化さ
せてリリーフ圧を操作する調圧手段とを具備して車両の
後輪操舵装置を構成した。このため、後輪を同位相側及
び逆位相側に大舵角操舵することができて、車両の操作
性が向上する。また、前輪の操舵角に応じて後輪の最大
操舵角を決定するので、安全性の向上を図ることができ
る。さらに、後輪操舵装置の組付作業が容易になり、生
産性の向上を図ることができる等の優れた効果がある。
【図1】本発明を適用した車両の後輪操舵装置の一実施
例を示す概略構成図である。
例を示す概略構成図である。
【図2】図1のリリーフ弁の断面図である。
【図3】図2のリリーフ弁のスプール位置付近を詳しく
示し、リリーフ通路が閉じている状態の断面図である。
示し、リリーフ通路が閉じている状態の断面図である。
【図4】図2のリリーフ弁のスプール位置付近を詳しく
示し、リリーフ通路が開いている状態の断面図である。
示し、リリーフ通路が開いている状態の断面図である。
【図5】図2の調圧機構とスプリングシートとの位置関
係を示し、ステアリング操作されていない状態の断面図
である。
係を示し、ステアリング操作されていない状態の断面図
である。
【図6】図2の調圧機構とスプリングシートとの位置関
係を示し、ステアリング角が230度に達した状態の断
面図である。
係を示し、ステアリング角が230度に達した状態の断
面図である。
【図7】図2の調圧機構とスプリングシートとの位置関
係を示し、ステアリング角が400度に達した状態の断
面図である。
係を示し、ステアリング角が400度に達した状態の断
面図である。
【図8】図1の後輪操舵装置の操舵特性図である。
【図9】従来の後輪操舵装置を装着した4輪操舵車の操
舵特性図である。
舵特性図である。
1 後輪操舵装置 2 コントローラ 3 油圧ポンプ 4 油圧シリンダ 5 舵角制御弁 6 リリーフ弁 16 リザーブタンク 25 後輪 40 調圧機構 42 スリーブ 43 第1スプリングシート 44 スプール 45 調圧スプリング 54 偏心シャフト 55 コネクティングロッド
Claims (1)
- 【請求項1】 作動液体圧に応じた角度だけ後輪を操舵
できる液体圧アクチュエータと、この液体圧アクチュエ
ータに作動液体圧を供給する液体圧源と、液体圧アクチ
ュエータと液体圧源との間に介在され、作動液体圧を制
御して液体圧アクチュエータを操作する制御弁と、液体
圧アクチュエータの作動液体圧の最大値を決定するリリ
ーフ弁とを備え、 このリリーフ弁は、ハウジングと、ハウジング内に設け
られたリリーフ通路と、ハウジング内に収納され、この
ハウジングに対して相対移動しリリーフ通路を開閉する
スプールと、ハウジング内に収納され、このハウジング
に対して相対移動可能なスプリングシートと、スプリン
グシートとスプール間に設けられ、リリーフ圧を決定す
る調圧スプリングと、前輪操舵角に応じてスプリングシ
ートを移動させ、調圧スプリングの弾性変形量を変化さ
せてリリーフ圧を操作する調圧手段とを具備することを
特徴とする車両の後輪操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4308825A JPH06156290A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 車両の後輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4308825A JPH06156290A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 車両の後輪操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06156290A true JPH06156290A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=17985762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4308825A Withdrawn JPH06156290A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 車両の後輪操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06156290A (ja) |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP4308825A patent/JPH06156290A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |