JPH0615643A - 予備成形体の製造方法 - Google Patents

予備成形体の製造方法

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JPH0615643A
JPH0615643A JP4197762A JP19776292A JPH0615643A JP H0615643 A JPH0615643 A JP H0615643A JP 4197762 A JP4197762 A JP 4197762A JP 19776292 A JP19776292 A JP 19776292A JP H0615643 A JPH0615643 A JP H0615643A
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mouth
preform
mold
temperature
injection
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JP4197762A
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Kaneo Yamada
務夫 山田
Kenichi Morizumi
憲一 森住
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 口部に良好な耐熱性を付与でき、また口部の
寸法性も低下させない予備成形体の製造方法を提供す
る。 【構成】 (1) 口部の外側部分に接触する口部型11を含
む複数の部分型からなり、予備成形体に対応する形状の
キャビティ20を有する射出成形型1を用い、口部型11の
みを射出成形する樹脂の結晶化温度以上に保ち、他の部
分型12、13は樹脂のガラス転移温度より低い温度に保っ
て射出成形を行い、(2) 射出成形後、この型内で、得ら
れた予備成形体の口部の外側部分を徐冷するとともに、
口部の外側部分以外はガラス転移温度以下にまで急冷
し、(3) 結晶化温度以上に保った口部型11により予備成
形体2の口部を把持したまま、射出成形型の他の部分型
を離型し、(4) 予備成形体2の口部以外の部分を冷却型
14により冷却する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性に優れたボトルを
製造することができる予備成形体の製造方法に関し、特
に、予備成形体の口部を形成する樹脂を結晶化させ、口
部に良好な耐熱性を付与する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリエステル製ボトルに80〜95℃
の液体を充填するいわゆるホットフィルや、炭酸ガス入
りの果汁、乳酸菌飲料等を充填したボトルに対するホッ
トシャワーによるパステライジングが行われるようにな
り、そのため特にボトルの口部付近に優れた耐熱性が要
求されるようになった。というのは、ホットフィルでは
口部が熱い液体に最初にさらされ、またホットシャワー
によるパステライジングでも、ホットシャワーをボトル
上方から注ぐのが一般的であるからである。
【0003】ところが、通常の二軸延伸ブロー成形によ
って得られるポリエステル製ボトルでは、口部は未延伸
のまま残されるために延伸による耐熱性の付与ができ
ず、80〜95℃の液体を充填すると変形を起こすことがあ
る。
【0004】そこで、ポリエステル製ボトルの特に口部
付近に耐熱性を付与するために種々の試みがなされてい
る。たとえば、耐熱性樹脂とポリエステル樹脂等とを用
いて口部を多層構造とする方法等が試みられている。な
お、容器の胴部及び底部については、ある程度以上の倍
率で延伸を行い、かつ140 ℃以上の高温熱処理を行うこ
とで耐熱性を付与する方法がとられている。
【0005】しかしながら、予備成形体(の口部)を多
層化して、口部に耐熱性樹脂を配置した予備成形体を用
いても、ホットシャワーやホットフィル等に耐えうる耐
熱性を得ることが難しい。
【0006】また、予備成形体(または二軸延伸ブロー
成形された容器)の口部に配置されたポリエステル等の
樹脂を結晶化し、耐熱性を向上させる試みもなされてい
る。この場合、ヒータを用いて非接触方式で口部を加熱
し、口部(を形成する樹脂)を結晶化するのが一般的で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法で(少なくとも片側を非接触方式で)口部を加熱して
結晶化させると、口部が変形することがあった。特に、
一般的に行われている方法、すなわち、口部内側を把持
するが外側はフリーにする方法では、ネジ形成部分等の
内側(口部内側)では把持治具や金型で固定されるが、
外側は収縮変形しやすい。口部が変形すればネジ山部の
寸法性が悪くなる。また、この方法では、結晶化工程を
別にとるため熱効率も悪く、作業性、経済性に劣る。
【0008】したがって本発明の目的は、射出成形型の
一部を離型することなく、結晶化に使用することにより
上記の不都合を解消し、口部に良好な耐熱性を付与で
き、また口部の寸法性も低下させない予備成形体の製造
方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意研究の結果、本発明者は、予備成形体の射出成形
の工程から熱処理の工程まで一貫して、予備成形体の口
部の外側部分に接触する口部型を樹脂の結晶化温度以上
に保つとともにこの口部型を予備成形体の口部から離型
しなければ、変形を生じさせないで口部を結晶化するこ
とができることを発見し、本発明を完成した。
【0010】すなわち、サポートリングを有する口部
と、胴部と、底部とを有し、前記口部の少なくとも外側
部分が結晶化された二軸延伸ブロー成形用の予備成形体
を製造する本発明の方法は、(1) 前記口部の外側部分に
接触する口部型を含む複数の部分型からなり、前記予備
成形体に対応する形状のキャビティを形成する射出成形
型を用い、前記口部型のみを射出成形する樹脂の結晶化
温度以上に保ち、他の部分型は前記樹脂のガラス転移温
度より低い温度に保って射出成形を行い、(2) 射出成形
後、前記射出成形型内で、得られた予備成形体の口部の
外側部分を徐冷するとともに、前記口部の外側部分以外
は前記ガラス転移温度以下にまで急冷し、(3) 前記結晶
化温度以上に保った前記口部型により前記予備成形体の
口部を把持したまま、前記射出成形型の他の部分型を離
型し、(4) 前記口部型により前記予備成形体の口部を把
持したまま、前記予備成形体の口部以外の部分を冷却型
により冷却することを特徴とする。
【0011】ここで、結晶化温度は樹脂の種類、分子量
等により多少異なるので、使用する樹脂(の結晶化温
度)に合わせて口部型の温度を適宜調節する。例えばポ
リエチレンテレフタレートでは、120 〜160 ℃位で結晶
化が起こるので、この温度範囲内に口部型の温度を設定
する。なお、ポリエチレンテレフタレートにおいて、最
も結晶化が速く進行する温度は140 ℃位である。
【0012】
【実施例】以下本発明を添付図面を参照して詳細に説明
するが、その前にまず、本発明において製造される予備
成形体について説明する。図3は本発明の方法により製
造される予備成形体の一例を示しているが、予備成形体
2は、サポートリング22を有する口部21と、胴部23と、
底部24とからなる。本発明において、口部21は、予備成
形体2の開口端部からサポートリング22の形成部位より
わずかに下の部位までを指すが、この口部21は二軸延伸
ブロー成形により実際に延伸されない部分である。ま
た、予備成形体2の胴部23と底部24は、二軸延伸ブロー
成形されて容器の肩部、胴部及び底部を形成する部分で
ある。
【0013】また、以下の説明において、口部21の外側
部分の温度T1 とは、サポートリング22にかからない口
部21の外側表面Aからわずかに内部に入った部分の温度
である。具体的な目安としては、口部21の外側表面Aか
ら、サポートリング22を除外して計測した口部21の厚さ
tの5%程度の深さまで予備成形体の内部に入った点で
の樹脂温度を指す。
【0014】一方、口部21の内側部分の温度T2 とは、
予備成形体2の口部21の内側表面Bからわずかに内部に
入った部分の温度である。具体的な目安としては、口部
21の内側表面Bから、サポートリング22を除外して計測
した口部21の厚さtの5%程度の深さまで予備成形体の
内部に入った点での樹脂温度を指す。
【0015】さらに、予備成形体の胴部23の樹脂温度T
3 として、胴部23の長さ方向のほぼ中央部における胴部
壁の厚さの中央部位Cでの樹脂温度を用いる。
【0016】以下、本発明の方法における製造工程の流
れを示す図1、及び製造工程中の予備成形体の各部(口
部21の外側部分、口部21の内側部分及び胴部)の温度変
化を示す図2を参照して本発明を説明する。なお、以下
の説明において、図2の横軸における範囲(又は時点)
(a) 〜(d) は、それぞれ図1の工程(a) 〜(d) に対応す
るものである。
【0017】まず、(a) 射出成形型1を用いて予備成形
体を製造する。図1に示す実施例においては、射出成形
型1は口部型11と、インジェクションキャビティ型12
と、インジェクションコア型13とからなり、これらの部
分型が組合わさって目的とする予備成形体の形状に対応
するキャビティ20を形成する。
【0018】この射出成形型1を用いてポリエステル等
の樹脂を射出成形するが、その際、射出成形型1を構成
する部分型のうち、得られる予備成形体の口部の外側部
分に接触する口部型11のみを樹脂の結晶化温度以上に保
ち、他の部分型(図1の例ではインジェクションキャビ
ティ型12とインジェクションコア型13)を樹脂のガラス
転移温度より低い温度に保持する。
【0019】このような温度条件に各部分型を保持して
射出成形を行い、射出成形型1内に予備成形体2を形成
する。口部型11は樹脂の結晶化温度以上に保たれてお
り、これに接触する予備成形体2の口部の外側部分は徐
冷され、この部分で樹脂の結晶化が始まる。
【0020】一方、インジェクションコア型13及びイン
ジェクションキャビティ型12は樹脂のガラス転移温度よ
り低く設定されているので、これらの部分型に接してい
る予備成形体の部分は急冷される。具体的には、予備成
形体の胴部及び底部は、その外側がインジェクションキ
ャビティ型12に、内側がインジェクションコア型13にそ
れぞれ接しているので、容易にガラス転移温度より低い
温度にまで急冷される。また、予備成形体1の口部21の
内側部分も、インジェクションコア型13に接触している
ので急冷される。したがって、口部21の内側部分は、こ
の時点では結晶化されない。
【0021】工程(a) における予備成形体2の各部の温
度変化を図2を用いてさらに詳しく説明すると、射出成
形直後(図2のグラフにおいて横軸が0の点)から予備
成形体は冷却していく。口部21の外側部分の樹脂温度T
1 は、ごく初期の段階では急速に低下するが、口部型11
が結晶化温度に保持されているため、徐々にその低下の
割合(冷却の速度)が小さくなり、工程(a) の後半では
しだいに徐冷されるようになる。ここで、徐冷とは3〜
8℃/秒程度のスピードで冷却していくことを指す。
【0022】一方、予備成形体の胴部23における温度
(底部24における樹脂温度は示されていないが、胴部23
における温度と同程度である)T3 及び口部の内側部分
の温度T2 は、図2からわかるように、ともに急速に低
くなっていく。すなわち、胴部23、底部24及び口部21の
内側部分は急冷される。ここで、急冷とは8〜20℃/
秒程度のスピードで冷却していくことを指す。
【0023】図1(a) の工程により、口部21の外側部分
は高温であるが、その他の部分はガラス転移温度より低
い温度まで冷却され離型に必要な固さまでになったら、
予備成形体2からインジェクションコア型13及びインジ
ェクションキャビティ型12をすばやく離型する。ただ
し、このとき、図1(b) に示すように、口部型11は予備
成形体2から離型しない。図1(b) に示す状態において
も、口部型11は結晶化温度以上に保たれており、予備成
形体2の口部21を外側から温度調節していることにな
る。
【0024】口部型11以外を離型したときの(図1(b)
の状態での)予備成形体2の各部の温度は、図2におい
て、横軸の(b) 点における各グラフ上の点で表される。
すなわち、口部21の内側部分の温度T2 及び胴部の温度
3 (上述の通り、底部24の温度もこれにほぼ等しい)
はガラス転移温度Tgより低くなっており、一方、口部21
の外側部分の温度T1 は結晶化温度TC より高い。この
ように口部21の内側部分、胴部及び底部の温度をガラス
転移温度Tgより低い温度にまで冷却しておけば離型は容
易である。また、胴部及び底部の温度は、その中心部の
温度T3 がTgよりも高くても、表面層はインジェクショ
ンコア型13ないしはインジェクションキャビティ型12に
より冷却されて固くなるため、この部分(表面層)がTg
以下で離型することができる。
【0025】口部型11以外の部分型を離型したら、図1
(c) に示すように、口部型11を口部21から外さない状態
で、胴部23及び底部24を冷却型14内の凹部16に入れ、胴
部23及び底部24を冷却する。ここで、冷却型14はガラス
転移温度Tgより低い温度に設定されている。一方、口部
型11は結晶化温度TC 以上に保たれている。このよう
に、口部型11と冷却型14との間に大きな温度差があるの
で、図1(c) に示すように、口部型11と冷却型14との間
に断熱材15を配置するのが好ましい。
【0026】この工程(c) では、ガラス転移温度以下に
保った冷却型14の凹部表面16に、予備成形体2の胴部22
及び底部23を接触させるか又は近接させて、この部分を
冷却する。冷却型14の凹部表面16に予備成形体2を接触
させるとき密封し、加圧エアを吹き込むことにより内面
からある程度の圧力をかける(押圧する)こともでき
る。
【0027】工程(c) において、予備成形体2の内部に
はなにも挿入しない。すなわち予備成形体2の内部は空
洞となっている。したがって、予備成形体2の各部の温
度変化は、予備成形体2の外側の表面に接触する型の温
度に依存することになる。図2からわかるように、工程
(c) では、口部型11は樹脂の結晶化温度TC 以上に保た
れているために、予備成形体2の口部21の外側部分は結
晶化温度TC より低くはならず、温度T1 は結晶化温度
C に近づく。一方、口部21の内側の表面は部分型(冷
却型)には接していないので冷却されず、逆に、口部21
の外側部分からの熱の伝導により温度が上昇していく。
すなわち、工程(c) では口部の内側部分の温度T2 は結
晶化温度TC に向かって徐々に上昇していく。なお、胴
部の温度T3 は冷却型14の温度に近づくことになる。
【0028】この工程(c) を長くすればするほど、口部
21の内側部分の温度T2 が結晶化温度TC に近づき、最
終的には口部全体が結晶化されることになる。したがっ
て、工程(c) の時間を調節することで、予備成形体の口
部21全体を結晶化することができるし、また、口部の内
側部分を結晶化させないこともできる。
【0029】さらにまた、工程(c) において、予備成形
体2の内部にロッドヒータ等を非接触で近接挿入するこ
ともできる。この場合は、口部21の内側表面より加熱が
進み、急速に結晶化温度(TC )へ温度が上昇するた
め、結晶化をはやめることができる。
【0030】最後に、工程(d) として予備成形体2を全
ての型から取り外し、放冷する。なお、そのときの予備
成形体の各部の温度変化は図2の(d) に示されている。
【0031】以上の方法によれば、いわゆるコールドパ
リソン法に用いる口部結晶化の予備成形体を製造するこ
とができるが、上述の工程(c) において、冷却型14の代
わりに温度調節型を用いれば、口部21の結晶化と同時に
予備成形体の胴部、及び底部の温度を二軸延伸ブロー成
形に適するように調節することができ、その後に、直ぐ
に二軸延伸ブロー成形を行うこともできる(ホットパリ
ソン法を適用することもできる)。
【0032】図4(a) 及び(b) に、本発明の方法により
得られる予備成形体の口部付近の結晶化の状態を示す
が、図4(a) では、口部21の内側部分に非晶質部分25が
残っている。このような予備成形体は、上述した工程
(c) の時間をある程度短くすることにより得ることがで
きる。また、図4(b) では、口部21全体が結晶化してい
る。このような予備成形体は、上述した工程(c) の時間
を十分長くすることにより製造することができる。
【0033】予備成形体を形成する樹脂としてはポリエ
ステル樹脂が好ましい。ポリエステル樹脂を二軸延伸ブ
ロー成形して得られる容器壁は、表面性、機械的強度等
に良好となり、耐内容物性にも優れる。ポリエステル樹
脂としては、飽和ジカルボン酸と飽和二価アルコールと
からなる熱可塑性樹脂が使用できる。飽和ジカルボン酸
としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナ
フタレン-1,4- 又は2,6-ジカルボン酸、ジフェニルエー
テル-4,4′- ジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸
類、ジフェノキシエタンジエタンジカルボン酸類等の芳
香族ジカルボン酸類、アジピン酸、セバチン酸、アゼラ
イン酸、デカン-1,10-ジカルボン酸等の脂肪族ジカルボ
ン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボ
ン酸等を使用することができる。また飽和二価アルコー
ルとしては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール、ドデカメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族グリコール
類、シクロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコー
ル、2,2-ビス(4′- β- ヒドロキシエトキシフェニル)
プロパン、その他の芳香族ジオール類等を使用すること
ができる。好ましいポリエステルは、テレフタル酸とエ
チレングリコールとからなるポリエチレンテレフタレー
トである。
【0034】ポリエスル樹脂は、固有粘度が 0.5〜1.5
、好ましくは0.55〜0.8 の範囲の値を有する。またこ
のようなポリエステルは、溶融重合で製造され、 180〜
250 ℃の温度下で減圧処理または不活性ガス雰囲気で熱
処理されたもの、または固相重合して低分子量重合物で
あるオリゴマーやアセトアルデヒドの含有量を低減させ
たものが好適である。
【0035】また、上記のポリエステル樹脂と耐熱性樹
脂とを組み合わせて予備成形体を製造することもでき
る。具体的には、ポリエステル樹脂と耐熱性樹脂とをブ
レンドして単層の予備成形体を製造する方法や、ポリエ
ステル樹脂と耐熱性樹脂とを共射出成形して多層の予備
成形体とする方法がある。予備成形体の口部をポリエス
テル樹脂と耐熱性樹脂との多層構造に形成し、これに対
して本発明の方法を適用することもできる。
【0036】なお、耐熱性樹脂としては、ポリアリレー
ト、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリサルフォ
ン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルフ
ォン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリエチレンナフタレート等の熱変形温度の高いポ
リエステル系樹脂及びこれらの樹脂とポリエチレンテレ
フタレートとのブレンドポリマー、及び上記耐熱性樹脂
間のブレンドポリマー、さらには上記耐熱性樹脂の2種
以上の樹脂とポリエチレンテレフタレートとのブレンド
ポリマー、Uポリマー(ユニチカ製、ポリアリレートと
ポリエチレンテレフタレートのブレンドポリマー)等を
使用することができる。これらの中ではUポリマー、ポ
リカーボネート等を使用するのが好ましい。
【0037】なお本発明で使用するポリエステル樹脂な
いし耐熱性樹脂中には、本発明の目的を損なわない範囲
で安定剤、顔料、酸化防止剤、熱劣化防止剤、紫外線劣
化防止剤、帯電防止剤、抗菌剤等の添加剤やその他の樹
脂を適量加えることができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明では、予備成
形体の射出成形の段階から熱処理工程まで一貫して、予
備成形体の口部の外側部分に接触する口部型を樹脂の結
晶化温度以上に保つとともにこの口部型を予備成形体の
口部から離型しないので、変形を生じさせないで口部の
少なくとも外側部分を結晶化することができる。また、
予備成形体の胴部及び底部は、射出成形型から離型後、
冷却型により冷却するので、二軸延伸ブロー成形に好適
な非晶質プラスチックとすることができる。
【0039】本発明の方法では、予備成形体の口部の結
晶化の度合いを適宜調節することができ、口部に良好な
耐熱性を付与することができる。
【0040】本発明の方法による予備成形体を用い、二
軸延伸ブロー成形して得られるボトルは、ホットシャワ
ーによるパステライジング等を適用するのに十分な耐熱
性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法における工程の流れを示す説明図
である。
【図2】予備成形体の各部の樹脂温度の変化を示すグラ
フである。
【図3】本発明の方法により製造される予備成形体の一
例を示す概略断面図である。
【図4】(a) 、(b) ともに、本発明の方法によって得ら
れる予備成形体の口部付近の結晶化の状態を示す部分概
略断面図である。
【符号の説明】
1 射出成形型 2 予備成形体 11 口部型 12 インジェクションキャビティ型 13 インジェクションコア型 14 冷却型 15 断熱材 21 口部 22 サポートリング 23 胴部 24 底部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 67:00 B29L 22:00 4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サポートリングを有する口部と、胴部
    と、底部とを有し、前記口部の少なくとも外側部分が結
    晶化された二軸延伸ブロー成形用の予備成形体を製造す
    る方法であって、(1) 前記口部の外側部分に接触する口
    部型を含む複数の部分型からなり、前記予備成形体に対
    応する形状のキャビティを形成する射出成形型を用い、
    前記口部型のみを射出成形する樹脂の結晶化温度以上に
    保ち、他の部分型は前記樹脂のガラス転移温度より低い
    温度に保って射出成形を行い、(2) 射出成形後、前記射
    出成形型内で、得られた予備成形体の口部の外側部分を
    徐冷するとともに、前記口部の外側部分以外は前記ガラ
    ス転移温度以下にまで急冷し、(3) 前記結晶化温度以上
    に保った前記口部型により前記予備成形体の口部を把持
    したまま、前記射出成形型の他の部分型を離型し、(4)
    前記口部型により前記予備成形体の口部を把持したま
    ま、前記予備成形体の口部以外の部分を冷却型により冷
    却することを特徴とする予備成形体の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記予
    備成形体の口部の外側部分のみを結晶化することを特徴
    とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、前記予
    備成形体の口部全体を結晶化することを特徴とする方
    法。
JP4197762A 1992-07-01 1992-07-01 予備成形体の製造方法 Pending JPH0615643A (ja)

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