JPH06270932A - ポリエステル成形ボトル及びその製造方法と装置並びにインサート・ピース - Google Patents
ポリエステル成形ボトル及びその製造方法と装置並びにインサート・ピースInfo
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- JPH06270932A JPH06270932A JP5341993A JP5341993A JPH06270932A JP H06270932 A JPH06270932 A JP H06270932A JP 5341993 A JP5341993 A JP 5341993A JP 5341993 A JP5341993 A JP 5341993A JP H06270932 A JPH06270932 A JP H06270932A
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/56—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using mould parts movable during or after injection, e.g. injection-compression moulding
- B29C45/5605—Rotatable mould parts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1684—Injecting parison-like articles
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C2949/07—Preforms or parisons characterised by their configuration
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- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ポリエステルボトルをブロー成形する際、回転
成形したインサート・ピースを用いることにより、迅速
にかつコストを低く製造することができ、機械的強度が
高く、かつ耐熱性、耐圧性、回収性に優れたボトルを成
形する。 【構成】ポリエチレンテレフタレート樹脂は融点以上の
温度で溶融され、射出成形機1から押出され、口金部2
の通路3からキャビティー6に射出される。回転コア金
型4は好ましくは200〜250r.p.m.の範囲で
回転しており、キャビティー6内に溶融ポリマーが射出
されると同時にポリマーは回転方向に延伸され配向され
る。そして外金型5は水冷されており、約25℃以下の
温度に保たれているので、迅速に固化されてインサート
・ピースの成形が完了する。次にパリソン成形工程で一
体成形され、その後ブロー成形される。
成形したインサート・ピースを用いることにより、迅速
にかつコストを低く製造することができ、機械的強度が
高く、かつ耐熱性、耐圧性、回収性に優れたボトルを成
形する。 【構成】ポリエチレンテレフタレート樹脂は融点以上の
温度で溶融され、射出成形機1から押出され、口金部2
の通路3からキャビティー6に射出される。回転コア金
型4は好ましくは200〜250r.p.m.の範囲で
回転しており、キャビティー6内に溶融ポリマーが射出
されると同時にポリマーは回転方向に延伸され配向され
る。そして外金型5は水冷されており、約25℃以下の
温度に保たれているので、迅速に固化されてインサート
・ピースの成形が完了する。次にパリソン成形工程で一
体成形され、その後ブロー成形される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性、耐圧性に優れ
たポリエステル成形ボトル及びその製造方法と装置並び
に前記ボトルに有用なインサート・ピースに関する。さ
らに詳しくは、ボトル本体及び首部をすべて実質的にポ
リエチレンテレフタレート樹脂で成形したポリエステル
成形ボトル及びその製造方法と装置並びに前記ボトルに
適したインサート・ピースに関する。
たポリエステル成形ボトル及びその製造方法と装置並び
に前記ボトルに有用なインサート・ピースに関する。さ
らに詳しくは、ボトル本体及び首部をすべて実質的にポ
リエチレンテレフタレート樹脂で成形したポリエステル
成形ボトル及びその製造方法と装置並びに前記ボトルに
適したインサート・ピースに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート樹脂は優れ
た物性及び耐久性を発揮するため、成形品、フィルム、
ボトルなど多くの分野で利用されているが、この優れた
物性及び耐久性は延伸・配向によって発現される。すな
わち、延伸・配向させないとポリエチレンテレフタレー
ト樹脂は脆く、機械的強度が低いばかりでなく、熱水消
毒などの処理の際に変形を起こし、内容物が漏れてしま
うなどの不都合があった。ポリエチレンテレフタレート
樹脂を用いたいわゆるポリエステルボトルの場合、胴体
部分はインジェクション・ブロー成形(延伸ブロー成
形)を用いることにより、機械的強度や耐熱性、耐久性
など実用的には充分な物性に保つことができるが、とく
にボトルの首部分(蓋受け部分)は延伸・配向させるこ
とが困難である。このため、従来から実用化されている
一般的な方法は、ポリカーボネート樹脂など別の樹脂を
用いて首部分(蓋受け部分)のインサート・ピースをま
ず作り、これをポリエチレンテレフタレート樹脂パリソ
ンの射出成形機にセットして一体射出成形し、次に延伸
ブロー成形していた。しかしながらこの方法は、インサ
ート・ピースがポリカーボネート樹脂など別の樹脂であ
るため、使用後の回収に問題があったり、衛生性に問題
があるなど、改善が望まれていた。
た物性及び耐久性を発揮するため、成形品、フィルム、
ボトルなど多くの分野で利用されているが、この優れた
物性及び耐久性は延伸・配向によって発現される。すな
わち、延伸・配向させないとポリエチレンテレフタレー
ト樹脂は脆く、機械的強度が低いばかりでなく、熱水消
毒などの処理の際に変形を起こし、内容物が漏れてしま
うなどの不都合があった。ポリエチレンテレフタレート
樹脂を用いたいわゆるポリエステルボトルの場合、胴体
部分はインジェクション・ブロー成形(延伸ブロー成
形)を用いることにより、機械的強度や耐熱性、耐久性
など実用的には充分な物性に保つことができるが、とく
にボトルの首部分(蓋受け部分)は延伸・配向させるこ
とが困難である。このため、従来から実用化されている
一般的な方法は、ポリカーボネート樹脂など別の樹脂を
用いて首部分(蓋受け部分)のインサート・ピースをま
ず作り、これをポリエチレンテレフタレート樹脂パリソ
ンの射出成形機にセットして一体射出成形し、次に延伸
ブロー成形していた。しかしながらこの方法は、インサ
ート・ピースがポリカーボネート樹脂など別の樹脂であ
るため、使用後の回収に問題があったり、衛生性に問題
があるなど、改善が望まれていた。
【0003】これを改善するため、ポリエチレンテレフ
タレート樹脂からなる2軸延伸シートをまず作成し、こ
れをダイスで打ち抜いてインサート・ピースを得る方法
(特公昭62−10812号公報)、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂のパリソンを射出成形する際に、溶融樹
脂を金型内に射出充填した後に、首部分のみを回転する
ことが提案されている(特公昭60−23005号公
報)。さらに、首部分をポリエチレンテレフタレート樹
脂で射出成形する際、結晶化温度(約70℃以上)で熱
処理しつつ成形する提案もある(特公昭61−3505
6号公報)。
タレート樹脂からなる2軸延伸シートをまず作成し、こ
れをダイスで打ち抜いてインサート・ピースを得る方法
(特公昭62−10812号公報)、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂のパリソンを射出成形する際に、溶融樹
脂を金型内に射出充填した後に、首部分のみを回転する
ことが提案されている(特公昭60−23005号公
報)。さらに、首部分をポリエチレンテレフタレート樹
脂で射出成形する際、結晶化温度(約70℃以上)で熱
処理しつつ成形する提案もある(特公昭61−3505
6号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術の特公昭62−10812号公報の方法は、打ち
抜き成形であるため割れが生じやすく、また屑が多く発
生して製品歩留まりに問題があり実用化に至っていな
い。また、特公昭60−23005号公報の方法は、パ
リソンの射出成形直後に首部分のみを回転するため、胴
体部分もともまわりをして、均一なパリソンを得ること
が困難であるという問題があり、実用化には至っていな
い。さらに、特公昭61−35056号公報の方法は、
約70℃以上の結晶化温度で熱処理しつつ成形するの
で、成形タイムサイクルが長く、生産性が良くないとい
う問題があるばかりでなく、全体が白化して脆く、イン
サート時に把持具によって把持する際割れやすいという
問題もあった。
来技術の特公昭62−10812号公報の方法は、打ち
抜き成形であるため割れが生じやすく、また屑が多く発
生して製品歩留まりに問題があり実用化に至っていな
い。また、特公昭60−23005号公報の方法は、パ
リソンの射出成形直後に首部分のみを回転するため、胴
体部分もともまわりをして、均一なパリソンを得ること
が困難であるという問題があり、実用化には至っていな
い。さらに、特公昭61−35056号公報の方法は、
約70℃以上の結晶化温度で熱処理しつつ成形するの
で、成形タイムサイクルが長く、生産性が良くないとい
う問題があるばかりでなく、全体が白化して脆く、イン
サート時に把持具によって把持する際割れやすいという
問題もあった。
【0005】本発明は、前記従来の問題を解決するた
め、射出成形によって迅速にかつコストを低く製造する
ことができ、機械的強度が高く、かつ耐熱性、耐圧性、
回収性に優れたポリエステル成形ボトル及びその製造方
法と装置並びに前記ボトルに適したインサート・ピース
を提供することを目的とする。
め、射出成形によって迅速にかつコストを低く製造する
ことができ、機械的強度が高く、かつ耐熱性、耐圧性、
回収性に優れたポリエステル成形ボトル及びその製造方
法と装置並びに前記ボトルに適したインサート・ピース
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のポリエステル成形ボトルは、実質的にポリ
エチレンテレフタレート樹脂からなり、首部に蓋を受け
るためのインサート・ピースが一体的に成形されたボト
ルであって、前記インサート・ピースが、実質的にポリ
エチレンテレフタレート樹脂からなり、かつ円周方向に
配向されていることを特徴とする。
め、本発明のポリエステル成形ボトルは、実質的にポリ
エチレンテレフタレート樹脂からなり、首部に蓋を受け
るためのインサート・ピースが一体的に成形されたボト
ルであって、前記インサート・ピースが、実質的にポリ
エチレンテレフタレート樹脂からなり、かつ円周方向に
配向されていることを特徴とする。
【0007】前記構成においては、インサート・ピース
の円周方向の配向が、85℃以上の熱水処理によって変
形しない程度であることが好ましい。また前記構成にお
いては、インサート・ピースの円周方向の配向が、延伸
倍率で軸方向よりも1.2〜3.0倍高い範囲であるこ
とが好ましい。
の円周方向の配向が、85℃以上の熱水処理によって変
形しない程度であることが好ましい。また前記構成にお
いては、インサート・ピースの円周方向の配向が、延伸
倍率で軸方向よりも1.2〜3.0倍高い範囲であるこ
とが好ましい。
【0008】次に本発明のポリエステル成形ボトルの製
造方法は、実質的にポリエチレンテレフタレートからな
る樹脂を溶融し、金型内に射出成形すると同時に金型の
内側部及び外側部の少なくとも一方を円周方向に回転さ
せてインサート・ピースを成形し、次に前記インサート
・ピースを、ボトル用パリソン射出成形機にセットし
て、実質的にポリエチレンテレフタレートからなる樹脂
を射出成形して前記インサート・ピースとパリソンを一
体成形し、しかる後前記パリソンを延伸ブロー成形する
ことを特徴とする。前記製造方法においては、回転成形
金型は内側部及び外側部の両方に水冷管を備え、約25
℃以下の温度に温度調節することが好ましい。
造方法は、実質的にポリエチレンテレフタレートからな
る樹脂を溶融し、金型内に射出成形すると同時に金型の
内側部及び外側部の少なくとも一方を円周方向に回転さ
せてインサート・ピースを成形し、次に前記インサート
・ピースを、ボトル用パリソン射出成形機にセットし
て、実質的にポリエチレンテレフタレートからなる樹脂
を射出成形して前記インサート・ピースとパリソンを一
体成形し、しかる後前記パリソンを延伸ブロー成形する
ことを特徴とする。前記製造方法においては、回転成形
金型は内側部及び外側部の両方に水冷管を備え、約25
℃以下の温度に温度調節することが好ましい。
【0009】前記構成においては、金型の内側部及び外
側部の少なくとも一方の回転数が100〜1000r.
p.m.の範囲であることが好ましい。とくに好ましく
は、200〜250r.p.m.の範囲である。またこ
のときの回転トルクは、2〜4kw(モータ出力)の範
囲であることが好ましい。
側部の少なくとも一方の回転数が100〜1000r.
p.m.の範囲であることが好ましい。とくに好ましく
は、200〜250r.p.m.の範囲である。またこ
のときの回転トルクは、2〜4kw(モータ出力)の範
囲であることが好ましい。
【0010】また前記構成においては、インサート・ピ
ースの成形工程が、射出・ブロー成形工程と別工程、ま
たはボトルの射出・延伸ブロー成形工程の前工程に連続
して存在することが好ましい。
ースの成形工程が、射出・ブロー成形工程と別工程、ま
たはボトルの射出・延伸ブロー成形工程の前工程に連続
して存在することが好ましい。
【0011】次に本発明のポリエステル成形ボトルの製
造装置は、円周方向に回転する金型を備えたインサート
・ピースの射出成形手段と、成形されたインサート・ピ
ースをボトル用パリソン射出成形機にセットする手段
と、前記インサート・ピースとパリソンを一体的に射出
成形する手段と、前記パリソンを延伸ブロー成形する手
段とを備えたものである。
造装置は、円周方向に回転する金型を備えたインサート
・ピースの射出成形手段と、成形されたインサート・ピ
ースをボトル用パリソン射出成形機にセットする手段
と、前記インサート・ピースとパリソンを一体的に射出
成形する手段と、前記パリソンを延伸ブロー成形する手
段とを備えたものである。
【0012】次に本発明のインサート・ピースは、首部
に蓋を受けるためのインサート・ピースを一体的に成形
された実質的にポリエチレンテレフタレート樹脂からな
るボトルのための円筒状インサート・ピースであって、
前記インサート・ピースは、実質的にポリエチレンテレ
フタレート樹脂からなり、かつ円周方向に配向されてい
ることを特徴とする。
に蓋を受けるためのインサート・ピースを一体的に成形
された実質的にポリエチレンテレフタレート樹脂からな
るボトルのための円筒状インサート・ピースであって、
前記インサート・ピースは、実質的にポリエチレンテレ
フタレート樹脂からなり、かつ円周方向に配向されてい
ることを特徴とする。
【0013】前記構成においては、円周方向の配向度合
が、密度1.360g/cm3 以上、かつ結晶化度20
%以上の範囲であることが好ましい。なお本発明におい
て、「実質的にポリエチレンテレフタレート樹脂からな
る」とは、ポリエチレンテレフタレート樹脂の性質を失
わない程度の共重合成分を含むポリエステルをいう。具
体的にはイソフタル酸成分、5−ナトリウムスルホイソ
フタル酸成分、アジピン酸成分、ジエチレングリコール
成分、ポリエチレングリコール成分、ブタンジオール成
分などの第三成分を10モル%未満共重合したエチレン
テレフタレートコポリマーも含む。
が、密度1.360g/cm3 以上、かつ結晶化度20
%以上の範囲であることが好ましい。なお本発明におい
て、「実質的にポリエチレンテレフタレート樹脂からな
る」とは、ポリエチレンテレフタレート樹脂の性質を失
わない程度の共重合成分を含むポリエステルをいう。具
体的にはイソフタル酸成分、5−ナトリウムスルホイソ
フタル酸成分、アジピン酸成分、ジエチレングリコール
成分、ポリエチレングリコール成分、ブタンジオール成
分などの第三成分を10モル%未満共重合したエチレン
テレフタレートコポリマーも含む。
【0014】
【作用】前記した本発明のポリエステル成形ボトルの構
成によれば、インサート・ピースは実質的にポリエチレ
ンテレフタレート樹脂からなり、かつ円周方向に配向さ
れていて、ボトル本体と一体的に成形されているので、
射出成形によって迅速にかつコストを低く製造すること
ができ、機械的強度が高く、かつ耐熱性、耐圧性、回収
性に優れたポリエステル成形ボトルを実現できる。
成によれば、インサート・ピースは実質的にポリエチレ
ンテレフタレート樹脂からなり、かつ円周方向に配向さ
れていて、ボトル本体と一体的に成形されているので、
射出成形によって迅速にかつコストを低く製造すること
ができ、機械的強度が高く、かつ耐熱性、耐圧性、回収
性に優れたポリエステル成形ボトルを実現できる。
【0015】また、インサート・ピースの円周方向の配
向が、85℃以上の熱水処理によって変形しない程度で
あると、85〜95℃で飲料などを高温充填するのに都
合が良い。
向が、85℃以上の熱水処理によって変形しない程度で
あると、85〜95℃で飲料などを高温充填するのに都
合が良い。
【0016】また、インサート・ピースの円周方向の配
向が、延伸倍率で軸方向よりも1.2〜3.0倍高い範
囲であるとが好ましい。次に本発明のポリエステル成形
ボトルの製造方法の構成によれば、インサート・ピース
を射出・回転成形し、このインサート・ピースをボトル
用パリソン射出成形機にセットして、インサート・ピー
スとパリソンを一体成形し、しかる後、延伸ブロー成形
することにより、ポリエステルボトルを迅速にかつコス
トを低く製造することができ、かつ耐熱性、耐圧性、回
収性に優れたポリエステル成形ボトルを実現できる。さ
らに極めて効率良く、かつ合理的に本発明のボトルを製
造することができる。
向が、延伸倍率で軸方向よりも1.2〜3.0倍高い範
囲であるとが好ましい。次に本発明のポリエステル成形
ボトルの製造方法の構成によれば、インサート・ピース
を射出・回転成形し、このインサート・ピースをボトル
用パリソン射出成形機にセットして、インサート・ピー
スとパリソンを一体成形し、しかる後、延伸ブロー成形
することにより、ポリエステルボトルを迅速にかつコス
トを低く製造することができ、かつ耐熱性、耐圧性、回
収性に優れたポリエステル成形ボトルを実現できる。さ
らに極めて効率良く、かつ合理的に本発明のボトルを製
造することができる。
【0017】また、金型の内側部及び外側部の少なくと
も一方の回転数が100〜1000r.p.m.の範囲
であると、ポリエステルを効率良く円周方向に配向させ
ることができる。
も一方の回転数が100〜1000r.p.m.の範囲
であると、ポリエステルを効率良く円周方向に配向させ
ることができる。
【0018】また、インサート・ピースの成形工程、射
出・ブロー成形工程と別工程でもよいが、好ましくは、
ボトルの射出・延伸ブロー成形工程の前工程に連続して
存在させることである(ワンステージ・ブロー成形
法)。ワンステージ・ブロー成形法にした場合は、イン
サート・ピースを貯蔵・保管する必要が無く、物流コス
トを低減できる。
出・ブロー成形工程と別工程でもよいが、好ましくは、
ボトルの射出・延伸ブロー成形工程の前工程に連続して
存在させることである(ワンステージ・ブロー成形
法)。ワンステージ・ブロー成形法にした場合は、イン
サート・ピースを貯蔵・保管する必要が無く、物流コス
トを低減できる。
【0019】次に本発明のポリエステル成形ボトルの製
造装置の構成によれば、インサート・ピースの射出・回
転成形手段と、成形されたインサート・ピースをボトル
用パリソン射出成形機にセットする手段と、前記インサ
ート・ピースとパリソンを一体的に射出成形する手段
と、前記パリソンを延伸ブロー成形する手段とを備えて
いるので、連続した工程でポリエステルボトルを効率良
く製造することができる。
造装置の構成によれば、インサート・ピースの射出・回
転成形手段と、成形されたインサート・ピースをボトル
用パリソン射出成形機にセットする手段と、前記インサ
ート・ピースとパリソンを一体的に射出成形する手段
と、前記パリソンを延伸ブロー成形する手段とを備えて
いるので、連続した工程でポリエステルボトルを効率良
く製造することができる。
【0020】また本発明のインサート・ピースの構成に
よれば、円周方向に配向されているので、強度が高く、
沸騰水程度では収縮も起こらず、実用的に充分なものと
することができる。具体的には、ボトルの製造工程でロ
ボットマシンで把持しても破壊することがなく、ボトル
に成形した後衝撃などを受けても破壊せず、また熱水処
理に耐えることができる。また円周方向の配向度合が、
密度1.360g/cm3 以上、かつ結晶化度20%以
上の範囲であると、さらに実用的に充分なものとなる。
よれば、円周方向に配向されているので、強度が高く、
沸騰水程度では収縮も起こらず、実用的に充分なものと
することができる。具体的には、ボトルの製造工程でロ
ボットマシンで把持しても破壊することがなく、ボトル
に成形した後衝撃などを受けても破壊せず、また熱水処
理に耐えることができる。また円周方向の配向度合が、
密度1.360g/cm3 以上、かつ結晶化度20%以
上の範囲であると、さらに実用的に充分なものとなる。
【0021】
【実施例】以下実施例を用いて本発明をさらに具体的に
説明する。 (実施例1)図1(a)〜(d)は本発明の一実施例の
ポリエステルボトルの製造工程を示す。図1(a)はイ
ンサート・ピースの成形工程であり、1は射出成形機、
2は射出成形機1の口金部、3は溶融ポリマーの通路、
4は回転コア金型、5は外金型、6は回転コア金型4と
外金型5で形成されるインサート・ピース成形部(キャ
ビティー)である。ポリエチレンテレフタレート樹脂は
融点以上の温度、例えば270〜300℃程度で溶融さ
れ、射出成形機1から押出され、口金部2の通路3から
キャビティー6に射出される。回転コア金型4は100
〜1000r.p.m.、とくに好ましくは200〜2
50r.p.m.の範囲で回転されており、キャビティ
ー6内に溶融ポリマーが射出されると同時にポリマーは
回転方向に延伸され配向される。そして外金型5は水冷
されており、約25℃以下の温度に保たれているので、
迅速に固化されて成形が完了する。例えばねじ山の部分
の外直径が25mm、肉厚2mm、高さ23mm、重量
約4gのインサート・ピースを成形する場合、射出時間
が約5秒、冷却時間が約5秒で、合計約10秒で成形で
きた。
説明する。 (実施例1)図1(a)〜(d)は本発明の一実施例の
ポリエステルボトルの製造工程を示す。図1(a)はイ
ンサート・ピースの成形工程であり、1は射出成形機、
2は射出成形機1の口金部、3は溶融ポリマーの通路、
4は回転コア金型、5は外金型、6は回転コア金型4と
外金型5で形成されるインサート・ピース成形部(キャ
ビティー)である。ポリエチレンテレフタレート樹脂は
融点以上の温度、例えば270〜300℃程度で溶融さ
れ、射出成形機1から押出され、口金部2の通路3から
キャビティー6に射出される。回転コア金型4は100
〜1000r.p.m.、とくに好ましくは200〜2
50r.p.m.の範囲で回転されており、キャビティ
ー6内に溶融ポリマーが射出されると同時にポリマーは
回転方向に延伸され配向される。そして外金型5は水冷
されており、約25℃以下の温度に保たれているので、
迅速に固化されて成形が完了する。例えばねじ山の部分
の外直径が25mm、肉厚2mm、高さ23mm、重量
約4gのインサート・ピースを成形する場合、射出時間
が約5秒、冷却時間が約5秒で、合計約10秒で成形で
きた。
【0022】次に図1(b)のように、回転コア金型4
を上に持ちあげ、外金型5でインサート・ピース7をチ
ャックしたまま、パリソン成形工程に移す。図1(c)
はパリソン成形工程である。図1(c)において、矢印
8は射出成形機から押出されてくる溶融ポリマーの方向
を示す。9は内金型10と外金型11によって成形され
るパリソンのキャビティである。インサート・ピース7
を金型の一端にセットして反対の方向からポリエチレン
テレフタレート溶融ポリマーを射出成形してパリソンを
得る。ポリエチレンテレフタレート樹脂は融点以上の温
度、例えば270〜300℃程度で溶融され、射出成形
機から押出され、キャビティー9に射出される。このと
きパリソンとインサート・ピース7とは一体化される。
パリソンとインサート・ピース7との接合部分は、イン
サート・ピース7の最下部(底部)の面部分のみでもよ
いし、図1(c)に示すようにインサート・ピース7の
内周面を含んでいてもよい。また、外金型11は水冷さ
れており、約25℃以下の温度に保たれているので、迅
速に固化されて成形が完了する。例えば射出時間が約5
秒、冷却時間が約5秒で、合計約10秒で成形できる。
を上に持ちあげ、外金型5でインサート・ピース7をチ
ャックしたまま、パリソン成形工程に移す。図1(c)
はパリソン成形工程である。図1(c)において、矢印
8は射出成形機から押出されてくる溶融ポリマーの方向
を示す。9は内金型10と外金型11によって成形され
るパリソンのキャビティである。インサート・ピース7
を金型の一端にセットして反対の方向からポリエチレン
テレフタレート溶融ポリマーを射出成形してパリソンを
得る。ポリエチレンテレフタレート樹脂は融点以上の温
度、例えば270〜300℃程度で溶融され、射出成形
機から押出され、キャビティー9に射出される。このと
きパリソンとインサート・ピース7とは一体化される。
パリソンとインサート・ピース7との接合部分は、イン
サート・ピース7の最下部(底部)の面部分のみでもよ
いし、図1(c)に示すようにインサート・ピース7の
内周面を含んでいてもよい。また、外金型11は水冷さ
れており、約25℃以下の温度に保たれているので、迅
速に固化されて成形が完了する。例えば射出時間が約5
秒、冷却時間が約5秒で、合計約10秒で成形できる。
【0023】次に内金型10と外金型11を外し、パリ
ソンを取り出して約60〜80℃に温度調節した後、パ
リソン内部に圧力流体を導入してブロー成形する。図1
(d)はブロー成形後のインサート・ピース7を一体成
形したポリエステルボトル12である。
ソンを取り出して約60〜80℃に温度調節した後、パ
リソン内部に圧力流体を導入してブロー成形する。図1
(d)はブロー成形後のインサート・ピース7を一体成
形したポリエステルボトル12である。
【0024】図2は前記図1(a)〜(d)を一つの工
程内に組み込んだいわゆるワンステージ・ブロー成形法
の工程図である。図2において、21はインサート・ピ
ースの回転射出成形する工程(図1の(a)〜(b)の
工程)、22はインサート・ピースをセットしてポリエ
チレンテレフタレートのパリソンを射出成形する工程、
23はパリソンの温度調節工程(省略することも可
能)、24はパリソンをブロー成形する工程である。そ
してボトル取り出し工程25でブロー成形した後ボトル
は取り出され、収納容器におさめられる。なお、26は
インサート・ピースを回転射出成形するための押出機、
27はパリソンを射出成形するための押出機である。
程内に組み込んだいわゆるワンステージ・ブロー成形法
の工程図である。図2において、21はインサート・ピ
ースの回転射出成形する工程(図1の(a)〜(b)の
工程)、22はインサート・ピースをセットしてポリエ
チレンテレフタレートのパリソンを射出成形する工程、
23はパリソンの温度調節工程(省略することも可
能)、24はパリソンをブロー成形する工程である。そ
してボトル取り出し工程25でブロー成形した後ボトル
は取り出され、収納容器におさめられる。なお、26は
インサート・ピースを回転射出成形するための押出機、
27はパリソンを射出成形するための押出機である。
【0025】(実施例2)図3は、インサート・ピース
を別の工程で回転射出成形法により製造し、パリソンの
射出成形工程に供給する例を示したものであり、図3
(a)はインサート・ピースの供給工程を示すもので、
供給装置32によってインサート・ピース31を供給
し、チャック装置33で把持する。次に、同図(b)は
チャック装置によってインサート・ピース31を把持し
パリソンの射出成形機にセットする。次に、同図(c)
はパリソンの射出成形工程、同図(d)はパリソンをブ
ロー成形した図を示すものである。前記においてインサ
ート・ピースの回転射出工程、及び(c)〜(d)の工
程は実施例1と同様であるので説明を省略する。本発明
のインサート・ピース31は回転射出成形されているの
で、十分な機械的強度があり、チャック装置33で把持
しても割れるなどのおそれはない。
を別の工程で回転射出成形法により製造し、パリソンの
射出成形工程に供給する例を示したものであり、図3
(a)はインサート・ピースの供給工程を示すもので、
供給装置32によってインサート・ピース31を供給
し、チャック装置33で把持する。次に、同図(b)は
チャック装置によってインサート・ピース31を把持し
パリソンの射出成形機にセットする。次に、同図(c)
はパリソンの射出成形工程、同図(d)はパリソンをブ
ロー成形した図を示すものである。前記においてインサ
ート・ピースの回転射出工程、及び(c)〜(d)の工
程は実施例1と同様であるので説明を省略する。本発明
のインサート・ピース31は回転射出成形されているの
で、十分な機械的強度があり、チャック装置33で把持
しても割れるなどのおそれはない。
【0026】これに対して、従来法のポリエチレンテレ
フタレート樹脂をインジェクション成形によって無配向
のインサート・ピースをまず成形し、次に熱処理し、結
晶化度を40%程度まであげたものを作成し、これをパ
リソン成形の際一体成形したものは、機械的強度が十分
で無く、チャック装置33で把持した場合割れが発生し
やすいものであった。
フタレート樹脂をインジェクション成形によって無配向
のインサート・ピースをまず成形し、次に熱処理し、結
晶化度を40%程度まであげたものを作成し、これをパ
リソン成形の際一体成形したものは、機械的強度が十分
で無く、チャック装置33で把持した場合割れが発生し
やすいものであった。
【0027】図4は、前記図3(a)〜(d)の工程図
である。図4において、41はインサート・ピースを供
給し、チャック装置33で把持して射出成形機にセット
する工程(図3の(a)〜(b)の工程)、42はセッ
トされたインサート・ピースを組み込んでポリエチレン
テレフタレートのパリソンを射出成形する工程、43は
パリソンの温度調節工程(省略することも可能)、44
はパリソンをブロー成形する工程である。ブロー成形し
た後ボトルは取り出され、収納容器におさめられる。な
お、45はパリソンを射出成形するための押出機であ
る。このような成形工程によって、効率良く合理的にボ
トルを成形できる。
である。図4において、41はインサート・ピースを供
給し、チャック装置33で把持して射出成形機にセット
する工程(図3の(a)〜(b)の工程)、42はセッ
トされたインサート・ピースを組み込んでポリエチレン
テレフタレートのパリソンを射出成形する工程、43は
パリソンの温度調節工程(省略することも可能)、44
はパリソンをブロー成形する工程である。ブロー成形し
た後ボトルは取り出され、収納容器におさめられる。な
お、45はパリソンを射出成形するための押出機であ
る。このような成形工程によって、効率良く合理的にボ
トルを成形できる。
【0028】(実施例3)図5は本発明の一実施例のイ
ンサート・ピースの回転成形装置を示すものである。図
5において、51は射出成形機の口金部、矢印52は溶
融ポリエチレンテレフタレートの流れ方向、53は同通
路、54は回転コア金型56と固定の外金型55との間
に形成されるインサート・ピースのキャビティー、57
は内金型56を回転自在に軸支する軸受、58は内金型
56の外側突出部に形成したウォームホイール、59は
ウォームホイールを駆動するウォーム、60,60´は
軸受、61は回転コア金型56の内側の水冷管、62は
冷却水の通路、63は外側金型55を冷却し温度調節す
るための水冷管である。
ンサート・ピースの回転成形装置を示すものである。図
5において、51は射出成形機の口金部、矢印52は溶
融ポリエチレンテレフタレートの流れ方向、53は同通
路、54は回転コア金型56と固定の外金型55との間
に形成されるインサート・ピースのキャビティー、57
は内金型56を回転自在に軸支する軸受、58は内金型
56の外側突出部に形成したウォームホイール、59は
ウォームホイールを駆動するウォーム、60,60´は
軸受、61は回転コア金型56の内側の水冷管、62は
冷却水の通路、63は外側金型55を冷却し温度調節す
るための水冷管である。
【0029】ポリエチレンテレフタレート樹脂は融点以
上の温度、例えば270〜300℃程度で溶融され、射
出成形機から押出され、口金部51の通路53からキャ
ビティー54に射出される。回転コア金型56は200
r.p.m.の回転数、回転トルク2.2kw(モータ
出力)で回転されており、キャビティー54内に溶融ポ
リマーが射出されると同時にポリマーは回転方向に延伸
され配向される。そして外金型55は水冷されており、
約25℃以下の温度に保たれているので、迅速に固化さ
れて成形が完了する。
上の温度、例えば270〜300℃程度で溶融され、射
出成形機から押出され、口金部51の通路53からキャ
ビティー54に射出される。回転コア金型56は200
r.p.m.の回転数、回転トルク2.2kw(モータ
出力)で回転されており、キャビティー54内に溶融ポ
リマーが射出されると同時にポリマーは回転方向に延伸
され配向される。そして外金型55は水冷されており、
約25℃以下の温度に保たれているので、迅速に固化さ
れて成形が完了する。
【0030】以上のようにして成形されたインサート・
ピースにX線(平行光線)を照射して(SPLx )、反
射強度/角度を測定した。図6(a)は軸方向の配向を
示すもので、同図(b)は円周方向の配向の状態を示
す。矢印A,Bに示す通り、円周方向の配向が軸方向よ
りも高いことが確認できた。また、密度は1.365g
/cm3 、結晶化度は25%であった。
ピースにX線(平行光線)を照射して(SPLx )、反
射強度/角度を測定した。図6(a)は軸方向の配向を
示すもので、同図(b)は円周方向の配向の状態を示
す。矢印A,Bに示す通り、円周方向の配向が軸方向よ
りも高いことが確認できた。また、密度は1.365g
/cm3 、結晶化度は25%であった。
【0031】比較例として、通常の金型を静置した射出
成形(回転金型を使わないもの)方法で成形した無配向
インサート・ピースのX線分析図を図7(a)〜(b)
に示す。図7(a)は円周方向のX線反射強度/角度を
示し、図7(b)は軸方向のX線反射強度/角度を示
す。また、図8(a)〜(b)は、インサート・ピース
を約70℃以上の結晶化温度で熱処理しつつ約30秒の
タイムサイクルで射出成形したサンプル(白化インサー
ト・ピース)もののX線反射強度/角度の分析図であ
る。図8(a)は円周方向のX線反射強度/角度を示
し、図8(b)は軸方向のX線反射強度/角度を示す。
なお前記比較例の熱結晶化サンプル(白化インサートピ
ース)は全体的に白く結晶していたが、本発明の一実施
例の回転成形インサート・ピースは部分的に結晶してお
り、透明の部分も混在しているものであった。
成形(回転金型を使わないもの)方法で成形した無配向
インサート・ピースのX線分析図を図7(a)〜(b)
に示す。図7(a)は円周方向のX線反射強度/角度を
示し、図7(b)は軸方向のX線反射強度/角度を示
す。また、図8(a)〜(b)は、インサート・ピース
を約70℃以上の結晶化温度で熱処理しつつ約30秒の
タイムサイクルで射出成形したサンプル(白化インサー
ト・ピース)もののX線反射強度/角度の分析図であ
る。図8(a)は円周方向のX線反射強度/角度を示
し、図8(b)は軸方向のX線反射強度/角度を示す。
なお前記比較例の熱結晶化サンプル(白化インサートピ
ース)は全体的に白く結晶していたが、本発明の一実施
例の回転成形インサート・ピースは部分的に結晶してお
り、透明の部分も混在しているものであった。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、イ
ンサート・ピースは実質的にポリエチレンテレフタレー
ト樹脂からなり、かつ円周方向に配向されていて、ボト
ル本体と一体的に成形されているので、射出成形によっ
て迅速にかつコストを低く製造することができ、機械的
強度が高く、かつ耐熱性、耐圧性、回収性に優れたポリ
エステル成形ボトルを実現できる。
ンサート・ピースは実質的にポリエチレンテレフタレー
ト樹脂からなり、かつ円周方向に配向されていて、ボト
ル本体と一体的に成形されているので、射出成形によっ
て迅速にかつコストを低く製造することができ、機械的
強度が高く、かつ耐熱性、耐圧性、回収性に優れたポリ
エステル成形ボトルを実現できる。
【0033】次に本発明のポリエステル成形ボトルの製
造方法によれば、インサート・ピースを射出・回転成形
し、このインサート・ピースをボトル用パリソン射出成
形機にセットして、インサート・ピースとパリソンを一
体成形し、しかる後、延伸ブロー成形することにより、
ポリエステルボトルを迅速にかつコストを低く製造する
ことができ、かつ耐熱性、耐圧性、回収性に優れたポリ
エステル成形ボトルを実現できる。さらに極めて効率良
く、かつ合理的に本発明のボトルを製造することができ
る。
造方法によれば、インサート・ピースを射出・回転成形
し、このインサート・ピースをボトル用パリソン射出成
形機にセットして、インサート・ピースとパリソンを一
体成形し、しかる後、延伸ブロー成形することにより、
ポリエステルボトルを迅速にかつコストを低く製造する
ことができ、かつ耐熱性、耐圧性、回収性に優れたポリ
エステル成形ボトルを実現できる。さらに極めて効率良
く、かつ合理的に本発明のボトルを製造することができ
る。
【0034】次に本発明のポリエステル成形ボトルの製
造装置によれば、インサート・ピースの射出・回転成形
手段と、成形されたインサート・ピースをボトル用パリ
ソン射出成形機にセットする手段と、前記インサート・
ピースとパリソンを一体的に射出成形する手段と、前記
パリソンを延伸ブロー成形する手段とを備えているの
で、連続した工程でポリエステルボトルを効率良く製造
することができる。
造装置によれば、インサート・ピースの射出・回転成形
手段と、成形されたインサート・ピースをボトル用パリ
ソン射出成形機にセットする手段と、前記インサート・
ピースとパリソンを一体的に射出成形する手段と、前記
パリソンを延伸ブロー成形する手段とを備えているの
で、連続した工程でポリエステルボトルを効率良く製造
することができる。
【0035】また本発明のインサート・ピースによれ
ば、円周方向に配向されているので、強度が高く、沸騰
水程度では収縮も起こらず、実用的に充分なものとする
ことができる。具体的には、ボトルの製造工程でロボッ
トマシンで把持しても破壊することがなく、ボトルに成
形した後衝撃などを受けても破壊せず、また熱水処理に
耐えることができる。
ば、円周方向に配向されているので、強度が高く、沸騰
水程度では収縮も起こらず、実用的に充分なものとする
ことができる。具体的には、ボトルの製造工程でロボッ
トマシンで把持しても破壊することがなく、ボトルに成
形した後衝撃などを受けても破壊せず、また熱水処理に
耐えることができる。
【図1】 (a)〜(d)は本発明の一実施例のポリエ
ステルボトルの製造工程を示す断面図。
ステルボトルの製造工程を示す断面図。
【図2】 本発明の一実施例の工程を示し、図1(a)
〜(d)を一つの工程内に組み込んだいわゆるワンステ
ージ・ブロー成形法の工程図。
〜(d)を一つの工程内に組み込んだいわゆるワンステ
ージ・ブロー成形法の工程図。
【図3】 本発明の一実施例の工程を示し、インサート
・ピースを別の工程で回転射出成形法により製造し、パ
リソンの射出成形工程に供給する例を示した工程断面
図。
・ピースを別の工程で回転射出成形法により製造し、パ
リソンの射出成形工程に供給する例を示した工程断面
図。
【図4】 本発明の一実施例の工程を示し、図3(a)
〜(d)の工程図。
〜(d)の工程図。
【図5】 本発明の一実施例のインサート・ピースの回
転成形装置の断面図。
転成形装置の断面図。
【図6】 本発明の一実施例のインサート・ピースのX
線分析図。
線分析図。
【図7】 比較例のインサート・ピースのX線分析図。
【図8】 比較例のインサート・ピースのX線分析図。
1 射出成形機 2 射出成形機の口金部 3 溶融ポリマーの通路 4 回転コア金型 5 外金型 6 インサート・ピース成形部(キャビティー) 7 インサート・ピース 8 溶融ポリマーの流れ方向 9 パリソン 10 内金型 11 外金型 12 ブロー成形されたボトル 21 インサート・ピースの回転射出成形する工程 22 パリソンを射出成形する工程 23 パリソンの温度調節工程 24 ブロー成形工程 25 ボトル取り出し工程 26,27 押出機 31 インサート・ピース 32 供給装置 33 チャック装置 41 インサート・ピースの供給・セット工程 42 パリソンを射出成形工程 43 パリソンの温度調節工程 44 ブロー成形工程 45 パリソンを射出成形するための押出機 51 射出成形機の口金部 52 溶融ポリエチレンテレフタレートの流れ方向 53 同通路 54 インサート・ピースのキャビティー 55 外金型 56 内金型 57 内金型を回転自在に軸支する軸受 58 ウォームホイール 59 ウォームホイールを駆動するウォーム 60,60´ 軸受 61 回転コア金型の内側の水冷管 62 冷却水の通路 63 外側金型を冷却し温度調節するための水冷管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 1/02 7445−3E // B29K 67:00 B29L 22:00 4F 31:56 4F
Claims (9)
- 【請求項1】 実質的にポリエチレンテレフタレート樹
脂からなり、首部に蓋を受けるためのインサート・ピー
スが一体的に成形されたボトルであって、前記インサー
ト・ピースが、実質的にポリエチレンテレフタレート樹
脂からなり、かつ円周方向に配向されていることを特徴
とするポリエステル成形ボトル。 - 【請求項2】 インサート・ピースの円周方向の配向
が、85℃以上の熱水処理によって変形しない程度であ
る請求項1に記載のポリエステル成形ボトル。 - 【請求項3】 インサート・ピースの円周方向の配向
が、延伸倍率で軸方向よりも1.2〜3.0倍高い範囲
である請求項1に記載のポリエステル成形ボトル。 - 【請求項4】 実質的にポリエチレンテレフタレートか
らなる樹脂を溶融し、金型内に射出成形すると同時に金
型の内側部及び外側部の少なくとも一方を円周方向に回
転させてインサート・ピースを成形し、次に前記インサ
ート・ピースを、ボトル用パリソン射出成形機にセット
して、実質的にポリエチレンテレフタレートからなる樹
脂を射出成形して前記インサート・ピースとパリソンを
一体成形し、しかる後前記パリソンを延伸ブロー成形す
ることを特徴とするポリエステル成形ボトルの製造方
法。 - 【請求項5】 金型の内側部及び外側部の少なくとも一
方の回転数が100〜1000r.p.m.の範囲であ
る請求項4に記載のポリエステル成形ボトルの製造方
法。 - 【請求項6】 インサート・ピースの成形工程が、射出
・ブロー成形工程と別工程、またはボトルの射出・延伸
ブロー成形工程の前工程に連続して存在する請求項4に
記載のポリエステル成形ボトルの製造方法。 - 【請求項7】 円周方向に回転する金型を備えたインサ
ート・ピースの射出成形手段と、成形されたインサート
・ピースをボトル用パリソン射出成形機にセットする手
段と、前記インサート・ピースとパリソンを一体的に射
出成形する手段と、前記パリソンを延伸ブロー成形する
手段とを少なくとも備えたポリエステル成形ボトルの製
造装置。 - 【請求項8】 首部に蓋を受けるためのインサート・ピ
ースを一体的に成形された実質的にポリエチレンテレフ
タレート樹脂からなるボトルのための円筒状インサート
・ピースであって、前記インサート・ピースは、実質的
にポリエチレンテレフタレート樹脂からなり、かつ円周
方向に配向されていることを特徴とするインサート・ピ
ース。 - 【請求項9】 円周方向の配向度合が、密度1.360
g/cm3 以上かつ結晶化度20%以上の範囲である請
求項8に記載のインサート・ピース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5341993A JPH06270932A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ポリエステル成形ボトル及びその製造方法と装置並びにインサート・ピース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5341993A JPH06270932A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ポリエステル成形ボトル及びその製造方法と装置並びにインサート・ピース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06270932A true JPH06270932A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=12942328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5341993A Pending JPH06270932A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ポリエステル成形ボトル及びその製造方法と装置並びにインサート・ピース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06270932A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1559529A3 (en) * | 2004-02-02 | 2005-10-19 | The Procter & Gamble Company | Preforms made of two or more materials and processes for obtaining them |
| JP2006175844A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-07-06 | Namio Nakazawa | プラスチック製品の製造方法及び製造装置 |
| JP2006256000A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Namio Nakazawa | プラスチック製品の製造方法及び製造装置 |
| JP2011105019A (ja) * | 2004-11-25 | 2011-06-02 | Namio Nakazawa | プラスチック製品の製造方法及び製造装置 |
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| US8980161B2 (en) | 2007-03-06 | 2015-03-17 | Mercury Plastics, Inc. | Method for making a reservoir |
| CN110395684A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-11-01 | 湖南工业大学 | 一种基于粘稠食品与酱料体系的新型结构包装方法 |
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| JPS6023005A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-05 | 株式会社名南製作所 | ベニヤ単板のテンダ−ライジング装置 |
| JPH0497822A (ja) * | 1990-08-14 | 1992-03-30 | Nissei Asb Mach Co Ltd | 合成樹脂製容器及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5341993A patent/JPH06270932A/ja active Pending
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