JPH0615708B2 - 連続焼鈍機用冷却装置 - Google Patents
連続焼鈍機用冷却装置Info
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- JPH0615708B2 JPH0615708B2 JP62326503A JP32650387A JPH0615708B2 JP H0615708 B2 JPH0615708 B2 JP H0615708B2 JP 62326503 A JP62326503 A JP 62326503A JP 32650387 A JP32650387 A JP 32650387A JP H0615708 B2 JPH0615708 B2 JP H0615708B2
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Description
本発明は、電極輪を介して走行する銅及び銅合金の線材
に電流を供給し走行させながら焼鈍を行い該線材を最終
段の電極輪に懸架中に一定の流速で連続的に供給される
冷却水によって冷却する冷却槽を備えた連続焼鈍機装置
に係り、特に、還元剤を添加していない純水を冷却水と
して用いても線材の表面を酸化させることなく焼鈍を行
うことのできる。連続焼鈍機用冷却装置に関する。
に電流を供給し走行させながら焼鈍を行い該線材を最終
段の電極輪に懸架中に一定の流速で連続的に供給される
冷却水によって冷却する冷却槽を備えた連続焼鈍機装置
に係り、特に、還元剤を添加していない純水を冷却水と
して用いても線材の表面を酸化させることなく焼鈍を行
うことのできる。連続焼鈍機用冷却装置に関する。
一般に、線材の連続焼鈍機は、電極輪を介して走行する
銅及び銅合金の線材に電流を供給して加熱し、線材を走
行させながら冷却して冷却を行なうものである。したが
って、従来の連続焼鈍機は、第7図に示す如き構成を有
している。すなわち、連続焼鈍機100は、伸線され所
望の線径に形成された線材500を懸架し該線材500
に推進力を付加する電極ホイル110を有している。こ
の電極ホイル110は、線材500に電流を供給する電
極を役目を有している。この電極ホイル110に懸架さ
れた線材500は、管路130内を通って電極ホイル1
20に懸架されている。この電極ホイル120も、電極
ホイル110同様、線材500に推進力を付加すると共
に、線材500に推進力を付加すると共に、線材500
に電流を供給する電極を構成している。この電極ホイル
110と電極ホイル120との間で、電極ホイル110
と電極ホイル120との間に懸架された線材500に電
流を供給する。この電流によって線材500は、ジュー
ル熱を発し、約400℃〜800℃に加熱され、赤熱さ
れた線材550になる。この赤熱された線材550が空
気中に晒されると線材550の表面が酸化してしまうの
で、この線材550の表面の酸化を防止するため、管路
130内には、水蒸気あるいは、窒素(N2)ガス等の
不活性ガス雰囲気で充満されている。この管路130
は、冷却槽140の上端部に接続されており、電極ホイ
ル120は、この冷却槽140内に収納されている。す
なわち、冷却槽140は、電極ホイル120をとり囲む
ように構成されており、電極ホイル120の周囲に冷却
水150が充満するように構成されている。また、この
冷却槽140と管路130との境にはシールド166が
設けらており、冷却水150が容易に管路130内に流
入しないように構成されている。この冷却槽140の赤
熱された線材550流入側側壁略中央には、冷却水供給
口142が設けられており、この冷却水供給口142に
は冷却水供給管170が接続されている。この冷却水供
給管170には、ポンプ180が設けられており、この
ポンプ180によって冷却槽140に冷却水150が所
定流速で供給される。 一方、電極ホイル120に懸架された線材550の送出
側の冷却槽140上部には、ガイドパイプ190が設け
られている。このガイドパイプ190と冷却槽140と
の境にはシールド165が設けられており、冷却水15
0が容易にガイドパイプ190内に流入しないように構
成されている。このガイドパイプ190は、冷却された
線材600をガイドするものである。このガイドパイプ
190を出た線材600は、ガイドホイル200に懸架
されて図示されていない装置で巻き取られる。 また、冷却槽140の冷却水供給口142が設けられて
いる側と反対側側壁には、冷却水排出口144が設けら
れており、冷却水排出口144には冷却水排出管210
が接続されている。 このように構成されるものであるから電極ホイル110
から電極コイル120に流れていく間に線材500は、
供給される電流によって電極コイル110、120間を
走行しながら約400℃〜800℃に加熱され、冷却槽
140において冷却槽140中を走行しながら冷却水に
よって冷却され焼鈍が行なわれる。この冷却槽140中
の冷却水150は、ポンプ180によって一定の流量で
矢印Aに示す方向に供給される。この冷却水150は、
矢印B、Cに示す如く分流して電線ホイル120の周囲
を流れ冷却水排出管210から矢印Dに示す方向に流出
する。このようにして赤熱された線材550は、冷却槽
140に流入し電極ホイル120に懸架されて、ガイド
パイプ190に送出されるまでに約50℃まで冷却され
る。この焼鈍し終わった線材600は、ガイドホイル2
00を介して巻き取られる。
銅及び銅合金の線材に電流を供給して加熱し、線材を走
行させながら冷却して冷却を行なうものである。したが
って、従来の連続焼鈍機は、第7図に示す如き構成を有
している。すなわち、連続焼鈍機100は、伸線され所
望の線径に形成された線材500を懸架し該線材500
に推進力を付加する電極ホイル110を有している。こ
の電極ホイル110は、線材500に電流を供給する電
極を役目を有している。この電極ホイル110に懸架さ
れた線材500は、管路130内を通って電極ホイル1
20に懸架されている。この電極ホイル120も、電極
ホイル110同様、線材500に推進力を付加すると共
に、線材500に推進力を付加すると共に、線材500
に電流を供給する電極を構成している。この電極ホイル
110と電極ホイル120との間で、電極ホイル110
と電極ホイル120との間に懸架された線材500に電
流を供給する。この電流によって線材500は、ジュー
ル熱を発し、約400℃〜800℃に加熱され、赤熱さ
れた線材550になる。この赤熱された線材550が空
気中に晒されると線材550の表面が酸化してしまうの
で、この線材550の表面の酸化を防止するため、管路
130内には、水蒸気あるいは、窒素(N2)ガス等の
不活性ガス雰囲気で充満されている。この管路130
は、冷却槽140の上端部に接続されており、電極ホイ
ル120は、この冷却槽140内に収納されている。す
なわち、冷却槽140は、電極ホイル120をとり囲む
ように構成されており、電極ホイル120の周囲に冷却
水150が充満するように構成されている。また、この
冷却槽140と管路130との境にはシールド166が
設けらており、冷却水150が容易に管路130内に流
入しないように構成されている。この冷却槽140の赤
熱された線材550流入側側壁略中央には、冷却水供給
口142が設けられており、この冷却水供給口142に
は冷却水供給管170が接続されている。この冷却水供
給管170には、ポンプ180が設けられており、この
ポンプ180によって冷却槽140に冷却水150が所
定流速で供給される。 一方、電極ホイル120に懸架された線材550の送出
側の冷却槽140上部には、ガイドパイプ190が設け
られている。このガイドパイプ190と冷却槽140と
の境にはシールド165が設けられており、冷却水15
0が容易にガイドパイプ190内に流入しないように構
成されている。このガイドパイプ190は、冷却された
線材600をガイドするものである。このガイドパイプ
190を出た線材600は、ガイドホイル200に懸架
されて図示されていない装置で巻き取られる。 また、冷却槽140の冷却水供給口142が設けられて
いる側と反対側側壁には、冷却水排出口144が設けら
れており、冷却水排出口144には冷却水排出管210
が接続されている。 このように構成されるものであるから電極ホイル110
から電極コイル120に流れていく間に線材500は、
供給される電流によって電極コイル110、120間を
走行しながら約400℃〜800℃に加熱され、冷却槽
140において冷却槽140中を走行しながら冷却水に
よって冷却され焼鈍が行なわれる。この冷却槽140中
の冷却水150は、ポンプ180によって一定の流量で
矢印Aに示す方向に供給される。この冷却水150は、
矢印B、Cに示す如く分流して電線ホイル120の周囲
を流れ冷却水排出管210から矢印Dに示す方向に流出
する。このようにして赤熱された線材550は、冷却槽
140に流入し電極ホイル120に懸架されて、ガイド
パイプ190に送出されるまでに約50℃まで冷却され
る。この焼鈍し終わった線材600は、ガイドホイル2
00を介して巻き取られる。
このような連続焼鈍機用冷却装置においては、冷却水に
純水を使用すると、赤熱された線材550が冷却水15
0によって冷却される時、赤熱温度が約400℃〜80
0℃と高温であるため、赤熱された線材550が冷却水
150中に入った瞬間水蒸気を発生し、この水蒸気が線
材550の表面に細かい気泡となって付着して線材表面
を覆い、線材冷却効果が低下する。このため、線材55
0の表面は、冷却水中の微量の酸素(O2)と反応し酸
化被膜を形成する。 そこで、従来は、冷却水中に還元剤を添加させて線材表
面の酸化を防止している。このため、従来の連続焼鈍機
用冷却装置にあっては、還元剤である添加剤の濃度管理
を定期的に行なわねばならず濃度管理のための人手を必
要とするという問題点を有している。 また、従来の連続焼鈍機用冷却装置にあっては、冷却水
に還元剤を添加しているため、冷却槽が汚れやすく、こ
の汚れた添加剤やその老化物が線材表面に付着したり、
また、添加剤は潤滑性を有することが多いため、添加剤
が線材表面に付着してしまうことがあり、次工程におけ
る加工が線材表面の付着物を除去してからでないとでき
ない場合があり、加工効率を低下させるという問題点を
有している。 さらに従来の連続焼鈍機用冷却装置にあっては、冷却水
中に還元剤を添加してあるため、汚れてもそのまま下水
に流すことができず、廃液処理を施さなければならない
という問題点を有している。 またさらに、従来の連続焼鈍機用冷却装置にあっては、
冷却槽に供給される冷却水が定量的に赤熱された線材に
供給されるようになっているため、線材の冷却速度が遅
く焼鈍速度を上げると線材表面の酸化が激しくなるとい
う問題点を有している。 本発明は、還元剤を添加していない純水を冷却水として
用いても線材の表面を酸化させることなく、かつ短時間
での焼鈍を行うことのできる連続焼鈍機用冷却装置を提
供することを目的としている。
純水を使用すると、赤熱された線材550が冷却水15
0によって冷却される時、赤熱温度が約400℃〜80
0℃と高温であるため、赤熱された線材550が冷却水
150中に入った瞬間水蒸気を発生し、この水蒸気が線
材550の表面に細かい気泡となって付着して線材表面
を覆い、線材冷却効果が低下する。このため、線材55
0の表面は、冷却水中の微量の酸素(O2)と反応し酸
化被膜を形成する。 そこで、従来は、冷却水中に還元剤を添加させて線材表
面の酸化を防止している。このため、従来の連続焼鈍機
用冷却装置にあっては、還元剤である添加剤の濃度管理
を定期的に行なわねばならず濃度管理のための人手を必
要とするという問題点を有している。 また、従来の連続焼鈍機用冷却装置にあっては、冷却水
に還元剤を添加しているため、冷却槽が汚れやすく、こ
の汚れた添加剤やその老化物が線材表面に付着したり、
また、添加剤は潤滑性を有することが多いため、添加剤
が線材表面に付着してしまうことがあり、次工程におけ
る加工が線材表面の付着物を除去してからでないとでき
ない場合があり、加工効率を低下させるという問題点を
有している。 さらに従来の連続焼鈍機用冷却装置にあっては、冷却水
中に還元剤を添加してあるため、汚れてもそのまま下水
に流すことができず、廃液処理を施さなければならない
という問題点を有している。 またさらに、従来の連続焼鈍機用冷却装置にあっては、
冷却槽に供給される冷却水が定量的に赤熱された線材に
供給されるようになっているため、線材の冷却速度が遅
く焼鈍速度を上げると線材表面の酸化が激しくなるとい
う問題点を有している。 本発明は、還元剤を添加していない純水を冷却水として
用いても線材の表面を酸化させることなく、かつ短時間
での焼鈍を行うことのできる連続焼鈍機用冷却装置を提
供することを目的としている。
上記問題点を解決するために、本発明の連続焼鈍機用冷
却装置においては、電極輪を介して走行する銅及び銅合
金の線材に電流を供給して加熱する不活性ガス雰囲気の
充満した管路を有し、該管路に接続され前記最終段の電
極輪の外周縁に沿って管状に形成し該管内に一定の流速
で連続的に純水によって構成される冷却水を送水し前記
管路に設けられたシールドによって前記冷却水の前記管
路内への流入を防止した冷却槽を備え、前記冷却槽に接
続され前記冷却水を連続的に前記冷却槽に供給する冷却
水供給管を備えてなる連続焼鈍機装置において、上記管
路に接続され上記冷却槽内部に所定長さ突出して形成さ
れる筒体を設けると共に、該筒体の上記赤熱された線材
の冷却開始位置近傍に冷却水供給口を開口し該冷却水供
給口に冷却水供給管の先端部を細く絞り込んだ絞り部を
嵌合して前記筒体内部に突出して構成した急速予冷却装
置を設け、前記冷却水内に走行してきた上記赤熱された
線材に当接するように該線材に直交する方向から噴流と
して供給するようにしたものである。
却装置においては、電極輪を介して走行する銅及び銅合
金の線材に電流を供給して加熱する不活性ガス雰囲気の
充満した管路を有し、該管路に接続され前記最終段の電
極輪の外周縁に沿って管状に形成し該管内に一定の流速
で連続的に純水によって構成される冷却水を送水し前記
管路に設けられたシールドによって前記冷却水の前記管
路内への流入を防止した冷却槽を備え、前記冷却槽に接
続され前記冷却水を連続的に前記冷却槽に供給する冷却
水供給管を備えてなる連続焼鈍機装置において、上記管
路に接続され上記冷却槽内部に所定長さ突出して形成さ
れる筒体を設けると共に、該筒体の上記赤熱された線材
の冷却開始位置近傍に冷却水供給口を開口し該冷却水供
給口に冷却水供給管の先端部を細く絞り込んだ絞り部を
嵌合して前記筒体内部に突出して構成した急速予冷却装
置を設け、前記冷却水内に走行してきた上記赤熱された
線材に当接するように該線材に直交する方向から噴流と
して供給するようにしたものである。
電極輪を介して銅及び銅合金の線材を不活性ガス雰囲気
の充満した管路に供給する。この走行する銅及び銅合金
の線材は、電極輪を介して走行する間に加熱される。こ
の加熱した銅及び銅合金の線材を冷却槽内部に所定長さ
突出して形成される筒体内の冷却水中に供給する。冷却
水中に入った赤熱された線材の表面には水蒸気泡が発生
するが、この線材の表面に発生した水蒸気泡は、瞬時に
筒体に開口された冷却水供給管の先端部を細く絞り込ん
で形成した冷却水供給口から噴出される冷却水の噴流に
よって吹き飛ばす。 したがって、還元剤を添加していない純水を冷却水とし
て用いた場合の線材の表面の酸化を防止することができ
る。また、線材の表面に水蒸気泡が発生しても直ちに水
蒸気泡を吹き飛ばすことができるため、線材の表面の水
蒸気泡による被膜の発生を防止でき、短時間で焼鈍を行
うことができる。
の充満した管路に供給する。この走行する銅及び銅合金
の線材は、電極輪を介して走行する間に加熱される。こ
の加熱した銅及び銅合金の線材を冷却槽内部に所定長さ
突出して形成される筒体内の冷却水中に供給する。冷却
水中に入った赤熱された線材の表面には水蒸気泡が発生
するが、この線材の表面に発生した水蒸気泡は、瞬時に
筒体に開口された冷却水供給管の先端部を細く絞り込ん
で形成した冷却水供給口から噴出される冷却水の噴流に
よって吹き飛ばす。 したがって、還元剤を添加していない純水を冷却水とし
て用いた場合の線材の表面の酸化を防止することができ
る。また、線材の表面に水蒸気泡が発生しても直ちに水
蒸気泡を吹き飛ばすことができるため、線材の表面の水
蒸気泡による被膜の発生を防止でき、短時間で焼鈍を行
うことができる。
以下、本発明に係る連続焼鈍機用冷却装置の実施例につ
いて説明する。 図において、伸線され所望の線径に形成された線材50
0は電極ホイル1に懸架されている。この電極ホイル1
は、線材500に推進力を付加すると共に、該線材50
0に電流を供給する電極の役目を有している。この電極
ホイル1に懸架された線材500は、管路3を通って電
極ホイル2に懸架されている。この電極ホイル2も、電
極ホイル1同様、線材500に推進力を付加すると共
に、線材500に電流を供給する電極を構成している。
この電極ホイル1と電極ホイル2との間で、電極ホイル
2と電極ホイル2との間に懸架された線材500に電流
を供給する。この電流によって線材500は、ジュール
熱を発し、約400℃〜800℃に加熱され、赤熱され
た線材500になる。この赤熱された線材550が空気
中に晒されると線材550の表面が酸化してしまうの
で、この線材500の表面の酸化を防止するため、管路
3内には、水蒸気あるいは、窒素(N2)ガス等の不活
性ガス雰囲気が充満されている。 この管路3には、筒体5が冷却槽11内部に所定長さ突
出して設けられている。この筒体5は、管路3の径と同
一の径を有しており、この筒体5と管路3とを別体で構
成しても、本実施例のように管路3と一体に構成しても
よい。この筒体5には、冷却水供給口6が設けられてい
る。この冷却水供給口6に、冷却水供給管7の先端部を
細く絞り込んで形成した絞り部8が嵌合されている。こ
の絞り部8は、第2図に示す如く筒体5内に突出して形
成されている。この筒体5と、冷却水供給口6と、冷却
水供給管7の先端部を細く絞り込んで形成した絞り部8
とによって急速冷却装置4が構成されている。 冷却水供給管7には、図示されていないポンプが接続さ
れており、赤熱された線材550を冷却するための冷却
水10が一定流量で供給されている。また、管路3と筒
体5との境には、シールド9が設けられており、急速予
冷却装置4の筒体5内の冷却水10が容易に管路3内に
流入しないように構成されている。この冷却水10は純
水が用いられている。 この急速予冷却装置4内を通った線材550は、冷却槽
11に導かれる。この冷却槽11には、線材550を導
入する線材導入口12が設けられており、この線材導入
口12に前記急速予冷却装置4が設けられている。この
冷却槽11内に電極ホイル2は、収納されている。すな
わち、冷却槽11は、電極ホイル2をとり囲むように構
成されており、電極ホイル2の周囲に冷却水10が充満
するように構成されている。この冷却水10は、図示さ
れていないポンプから第1図図示矢印Aに示す方向に定
量的に冷却水供給管7内を流れてくる。この冷却水供給
管7の冷却水供給口6の部分との接続部近傍には、第2
図に示す如く冷却水供給管7の本管より細い径に絞られ
た絞り部8が設けられている。したがって、冷却水10
は、冷却水供給管7の先端部絞り部8で急に管路が狭め
られているため、この冷却水供給管7の先端部絞り部8
で流速が増大し、この絞り部8から噴流となって噴射さ
れる。 また、冷却槽11の冷却水供給口6が設けられている側
壁と反対側の側壁には、冷却水排出口13が設けられて
おり、この冷却水排出口13には冷却水排出管14が接
続されている。 さらに、電極ホイル2の懸架された線材550と送出側
冷却槽11上部には、線材排出口15が設けられてお
り、この線材排出口15にはガイドパイプ16が接続さ
れている。この線材排出口16には、シールド17が設
けられており、冷却水10が容易にガイドパイプ16に
流入しないように構成されている。このガイドパイプ1
6は、約50℃に冷却された線材600をガイドするも
のである。このガイドパイプ16を出た線材600は、
ガイドホイル200に懸架されて次工程に流れていく。 なお、ポンプから送出される冷却水の流速は、冷却水供
給管7の先端部絞り部8で急に管路が狭められているた
め、従来の冷却槽に供給される冷却水の流速よりも速く
なっている。このように赤熱された線材550を冷却す
るのに用いられる冷却水10の流速を速くするのは、冷
却水10の流速を速くすることによって冷却時に線材5
50の表面に付着する気泡を取り除くと共に、冷却速度
を速くするためである。 このように構成されるものであるから、冷却水10は、
図示されていないポンプによって第1図図示矢印Aに示
す方向に送出され、定量的に冷却水供給管7内に流れて
くる。ところが、冷却水10は、ポンプからは定量的に
供給されているが、冷却水供給管7の先端部絞り部8で
急に管路が狭められると、一定の流速で定量的に供給す
ることはできず、この絞り部で流速は増大する。このた
め、冷却水供給管7の本管内を流れてきた冷却水10
は、冷却水供給管7の先端部絞り部8で急に流速が増大
し、第2図図示矢印Aに示す如く管路3内を矢印Dに示
す方向に走行して急速予冷却装置4の筒体5内に入って
きた赤熱された線材550に向かって噴流となって噴射
される。この急速予冷却装置4の筒体5内に入った冷却
水10は、筒体5内を第2図図示矢印B→矢印Cと乱流
となって筒体5内を撹拌し冷却槽11の方に流れてい
く。この冷却槽11内に入った冷却水10は、冷却槽1
1内の電極ホイル2に懸架されている線材550を冷却
して、冷却水排出口13から冷却水排出管14に入り、
第1図図示矢印Bに示す方向に排出される。このような
冷却水10の流れの中で、線材500は、電極ホイル
1、電極ホイル2間で赤熱線材550となり、急速予冷
却装置4の筒体5内で急激に冷却され、次の冷却槽11
において完全に冷却する。急速予冷却装置4の筒体5内
では、冷却時に線材550の表面で水蒸気泡が発生する
が、この気泡が線材550の表面から流される程度の冷
却流10の流速が冷却水供給管7の先端部絞り部8から
噴流となって確保されている。 したがって、本実施例によれば、冷却水に純水を用いて
も、冷却水の流速を従来より上げてあるため、線材表面
に気泡が付着することなく線材表面の酸化を防止するこ
とができる。また、本実施例によれば、冷却水に純水を
用いているため、還元剤の濃度管理を行なう必要がな
く、使用後の冷却水をそのまま下水に排出することがで
きる。 第2実施例(第3図、第4図) 第2図には、本発明の第2実施例が示されている。 本実施例が第1図図示第1実施例と異なる点は、第1図
図示第1実施例における急速予冷却装置の筒体の径を管
路の径よりも小さくした点である。すなわち、第3図に
おいて、管路3には、急速予冷却装置20が接続されて
いる。この急速予冷却装置20は、所定長さの筒状に形
成された筒体21と、冷却水供給管22とによって構成
されている。この筒体21は、管路3の径よりも小さい
径に形成されている。すなわち、この筒体21は、第4
図に示す如く管路3の径Lよりも小さい径L0となって
いる。このため、筒体21の径L0によって定まる体積
は、管路3の径Lによって定まる体積よりも小さい体積
となっている。 また、この冷却水供給管22は、急速予冷却装置20の
筒体21の側壁適宜箇所に設けられている冷却水供給口
23に接続されている。この冷却水供給管22には、図
示されていないポンプが接続されており、赤熱された線
材550を冷却するための冷却水10が一定流量で供給
されている。この冷却水供給管22の先端部、すなわち
冷却水供給口23の部分との接続部近傍には、第4図に
示す如く冷却水供給管22の本管より細い径に絞られた
絞り部24が設けられている。また、急速予冷却装置2
0と管路3との境には、シールド9が設けられており、
急速予冷却装置20の筒体21内の冷却水10が容易に
管路3内に流入しないように構成されている。この冷却
水10は純水が用いられている。その他の構成は、第1
図図示実施例と同様である。 したがって、冷却水10は、図示されていないポンプか
ら第3図図示矢印Aに示す方向に定量的に冷却水供給管
22内を流れてくる。この冷却水10は、冷却水供給管
22の先端部絞り部24で急に管路が狭められているた
め、この冷却水供給管22の先端部絞り部24で流速が
増大し、この絞り部24から噴流となって噴射される。
すなわち、冷却水供給管22の本管内を流れてきた冷却
水10は、冷却水供給管22の先端部絞り部24で急に
流速が増大し、第4図図示矢印Aに示す如く管路3内を
矢印Dに示す方向に走行して急速予冷却装置20の筒体
21内に入ってきた赤熱された線材550に向って噴流
となって噴射される。この急速予冷却装置20の筒体2
1内に入った冷却水10は、筒体24を第4図図示矢印
B→矢印Cと乱流となって筒体24内を撹拌し冷却槽1
1の方に流れていく。この筒体24内の体積は、第1実
施例における筒体の体積よりも小さいため、赤熱された
線材550に向かって噴射され線材550を冷却して多
少温度が上昇した冷却水10は、早く冷却槽11内に押
し出されることになる。この冷却槽11内に入った冷却
水10は、冷却槽11内の電極ホイル2に懸架さててい
る線材550を冷却して、冷却水排出口13から冷却水
排出管14に入り、第3図図示矢印Bに示す方向に排出
される。 なお、ポンプから送出される冷却水の流速は、冷却水供
給管22の先端部絞り部24で急に管路が狭められてい
るため、従来の冷却槽に供給される冷却水の流速よりも
速くなっている。また、急速予冷却装置20の筒体21
内の体積が小さく構成されているため、筒体21から冷
却槽11内に流出していく冷却水の流速が第1実施例よ
りも速くなっている。このように赤熱された線材550
を冷却するのに用いられている冷却水10の流速を速く
するのは、冷却水10の流速を速くすることによって冷
却時に線材550の表面に付着する気泡を取り除くと共
に、冷却速度を速くするためである。 したがって、本実施例によれば、冷却水に純水に用いて
も、冷却水の流速を従来より、また、第1実施例よりも
上げてあるため、線材表面に気泡が付着することなく線
材表面の酸化を防止することができる。また、本実施例
によれば、冷却水に純水を用いているため、還元剤の濃
度管理を行なう必要がなく、使用後の冷却水をそのまま
下水に排出することができる。 第3実施例(第5図、第6図) 第5図には、本発明の第3実施例が示されている。 本実施例が第3図図示第2実施例と異なる点は、第3図
図示第2実施例における急速予冷却装置の筒体の外側に
第1図図示第1実施例における急速予冷却装置の筒体を
さらに設けた点である。すなわち、第5図において、管
路3には、急速予冷却装置30が接続されている。この
急速予冷却装置30は、管路3の径と同一の径を有し筒
状に形成され所定流さを有する筒体31と、管路3の径
よりも小さい径の所定長さの筒状に形成された筒体32
と、冷却水供給管33とによって構成されている。この
筒体32は、第6図に示す如く管路3の径Lよりも小さ
い径L0となっている。このため、筒体32の径L0に
よって定まる体積は、管路3の径Lによって定まる体積
よりも小さい体積となっている。 また、この冷却水供給管33は、急速予冷却装置30の
筒体32の側壁適宜箇所に設けられている冷却水供給口
34に接続されている。この冷却水供給管33には、図
示されていないポンプが接続されており、赤熱された線
材550を冷却するための冷却水10が一定流量で供給
されている。この冷却水供給管33の先端部、すなわち
冷却水供給口34の部分との接続部近傍には、第6図に
示す如く冷却水供給管33の本管より細い径に絞られた
絞り部35が設けられている。また、急速予冷却装置3
0と管路3との境には、シールド9が設けられており、
急速予冷却装置30の筒体31、32内の冷却水10が
容易に管路3内に流入しないように構成されている。こ
の冷却水10は純水が用いられている。その他の構成
は、第1図及び第3図図示実施例と同様である。 したがって、冷却水10は、図示されていないポンプか
ら第5図図示矢印Aに示す方向に定量的に冷却水供給管
33内を流れてくる。この冷却水10は、冷却水供給管
33の先端部絞り部35で急に管路が狭められているた
め、この冷却水供給管33の先端部絞り部35で流速が
増大し、この絞り部35から噴流となって噴射される。
すなわち、冷却水供給管33の本管内を流れてきた冷却
水10は、冷却水供給管33の先端部絞り部35で急に
流速が増大し、第6図図示矢印Aに示す如く管路3内を
矢印D示す方向に走行して急速予冷却装置30の筒体3
2内に入ってきた赤熱された線材550に向かって噴流
となって噴射される。この急速予冷却装置30の筒体3
2内に入った冷却水10は、筒体35内を第6図図示矢
印B→矢印Cと乱流となって筒体35内を撹拌し冷却槽
11の方に流れていく。この筒体35内の体積は、第1
実施例における筒体の体積よりも小さいため、赤熱され
た線材550に向かって噴射され線材550を冷却して
多少温度が上昇した冷却水10は、早く冷却槽11内に
押し出されることになる。また、急速冷却装置30の筒
体31内に入っている冷却水10は、筒体32の外側か
ら筒体32内の冷却水10を間接的に冷却している。こ
の冷却槽11内に入った冷却水10は、冷却槽11内の
電極ホイル2に懸架されている線材550を冷却して、
冷却水排出口13から冷却水排出管14に入り、第3図
図示矢印Bに示す方向に排出される。 したがって、本実施例によれば、冷却水に純水を用いて
も、冷却水の流速を従来より、また、第1実施例よりも
上げてあるため、線材表面に気泡が付着することなく線
材表面の酸化を防止することができる。また、本実施例
によれば、線材を直接冷却する冷却水を外側からさらに
冷却しているため、より赤熱された線材の冷却効果を向
上することができる。またさらに、本実施例によれば、
冷却水に純水を用いているため、還元剤の濃度管理を行
なう必要がなく、使用後の冷却水をそのまま下水に排出
することができる。
いて説明する。 図において、伸線され所望の線径に形成された線材50
0は電極ホイル1に懸架されている。この電極ホイル1
は、線材500に推進力を付加すると共に、該線材50
0に電流を供給する電極の役目を有している。この電極
ホイル1に懸架された線材500は、管路3を通って電
極ホイル2に懸架されている。この電極ホイル2も、電
極ホイル1同様、線材500に推進力を付加すると共
に、線材500に電流を供給する電極を構成している。
この電極ホイル1と電極ホイル2との間で、電極ホイル
2と電極ホイル2との間に懸架された線材500に電流
を供給する。この電流によって線材500は、ジュール
熱を発し、約400℃〜800℃に加熱され、赤熱され
た線材500になる。この赤熱された線材550が空気
中に晒されると線材550の表面が酸化してしまうの
で、この線材500の表面の酸化を防止するため、管路
3内には、水蒸気あるいは、窒素(N2)ガス等の不活
性ガス雰囲気が充満されている。 この管路3には、筒体5が冷却槽11内部に所定長さ突
出して設けられている。この筒体5は、管路3の径と同
一の径を有しており、この筒体5と管路3とを別体で構
成しても、本実施例のように管路3と一体に構成しても
よい。この筒体5には、冷却水供給口6が設けられてい
る。この冷却水供給口6に、冷却水供給管7の先端部を
細く絞り込んで形成した絞り部8が嵌合されている。こ
の絞り部8は、第2図に示す如く筒体5内に突出して形
成されている。この筒体5と、冷却水供給口6と、冷却
水供給管7の先端部を細く絞り込んで形成した絞り部8
とによって急速冷却装置4が構成されている。 冷却水供給管7には、図示されていないポンプが接続さ
れており、赤熱された線材550を冷却するための冷却
水10が一定流量で供給されている。また、管路3と筒
体5との境には、シールド9が設けられており、急速予
冷却装置4の筒体5内の冷却水10が容易に管路3内に
流入しないように構成されている。この冷却水10は純
水が用いられている。 この急速予冷却装置4内を通った線材550は、冷却槽
11に導かれる。この冷却槽11には、線材550を導
入する線材導入口12が設けられており、この線材導入
口12に前記急速予冷却装置4が設けられている。この
冷却槽11内に電極ホイル2は、収納されている。すな
わち、冷却槽11は、電極ホイル2をとり囲むように構
成されており、電極ホイル2の周囲に冷却水10が充満
するように構成されている。この冷却水10は、図示さ
れていないポンプから第1図図示矢印Aに示す方向に定
量的に冷却水供給管7内を流れてくる。この冷却水供給
管7の冷却水供給口6の部分との接続部近傍には、第2
図に示す如く冷却水供給管7の本管より細い径に絞られ
た絞り部8が設けられている。したがって、冷却水10
は、冷却水供給管7の先端部絞り部8で急に管路が狭め
られているため、この冷却水供給管7の先端部絞り部8
で流速が増大し、この絞り部8から噴流となって噴射さ
れる。 また、冷却槽11の冷却水供給口6が設けられている側
壁と反対側の側壁には、冷却水排出口13が設けられて
おり、この冷却水排出口13には冷却水排出管14が接
続されている。 さらに、電極ホイル2の懸架された線材550と送出側
冷却槽11上部には、線材排出口15が設けられてお
り、この線材排出口15にはガイドパイプ16が接続さ
れている。この線材排出口16には、シールド17が設
けられており、冷却水10が容易にガイドパイプ16に
流入しないように構成されている。このガイドパイプ1
6は、約50℃に冷却された線材600をガイドするも
のである。このガイドパイプ16を出た線材600は、
ガイドホイル200に懸架されて次工程に流れていく。 なお、ポンプから送出される冷却水の流速は、冷却水供
給管7の先端部絞り部8で急に管路が狭められているた
め、従来の冷却槽に供給される冷却水の流速よりも速く
なっている。このように赤熱された線材550を冷却す
るのに用いられる冷却水10の流速を速くするのは、冷
却水10の流速を速くすることによって冷却時に線材5
50の表面に付着する気泡を取り除くと共に、冷却速度
を速くするためである。 このように構成されるものであるから、冷却水10は、
図示されていないポンプによって第1図図示矢印Aに示
す方向に送出され、定量的に冷却水供給管7内に流れて
くる。ところが、冷却水10は、ポンプからは定量的に
供給されているが、冷却水供給管7の先端部絞り部8で
急に管路が狭められると、一定の流速で定量的に供給す
ることはできず、この絞り部で流速は増大する。このた
め、冷却水供給管7の本管内を流れてきた冷却水10
は、冷却水供給管7の先端部絞り部8で急に流速が増大
し、第2図図示矢印Aに示す如く管路3内を矢印Dに示
す方向に走行して急速予冷却装置4の筒体5内に入って
きた赤熱された線材550に向かって噴流となって噴射
される。この急速予冷却装置4の筒体5内に入った冷却
水10は、筒体5内を第2図図示矢印B→矢印Cと乱流
となって筒体5内を撹拌し冷却槽11の方に流れてい
く。この冷却槽11内に入った冷却水10は、冷却槽1
1内の電極ホイル2に懸架されている線材550を冷却
して、冷却水排出口13から冷却水排出管14に入り、
第1図図示矢印Bに示す方向に排出される。このような
冷却水10の流れの中で、線材500は、電極ホイル
1、電極ホイル2間で赤熱線材550となり、急速予冷
却装置4の筒体5内で急激に冷却され、次の冷却槽11
において完全に冷却する。急速予冷却装置4の筒体5内
では、冷却時に線材550の表面で水蒸気泡が発生する
が、この気泡が線材550の表面から流される程度の冷
却流10の流速が冷却水供給管7の先端部絞り部8から
噴流となって確保されている。 したがって、本実施例によれば、冷却水に純水を用いて
も、冷却水の流速を従来より上げてあるため、線材表面
に気泡が付着することなく線材表面の酸化を防止するこ
とができる。また、本実施例によれば、冷却水に純水を
用いているため、還元剤の濃度管理を行なう必要がな
く、使用後の冷却水をそのまま下水に排出することがで
きる。 第2実施例(第3図、第4図) 第2図には、本発明の第2実施例が示されている。 本実施例が第1図図示第1実施例と異なる点は、第1図
図示第1実施例における急速予冷却装置の筒体の径を管
路の径よりも小さくした点である。すなわち、第3図に
おいて、管路3には、急速予冷却装置20が接続されて
いる。この急速予冷却装置20は、所定長さの筒状に形
成された筒体21と、冷却水供給管22とによって構成
されている。この筒体21は、管路3の径よりも小さい
径に形成されている。すなわち、この筒体21は、第4
図に示す如く管路3の径Lよりも小さい径L0となって
いる。このため、筒体21の径L0によって定まる体積
は、管路3の径Lによって定まる体積よりも小さい体積
となっている。 また、この冷却水供給管22は、急速予冷却装置20の
筒体21の側壁適宜箇所に設けられている冷却水供給口
23に接続されている。この冷却水供給管22には、図
示されていないポンプが接続されており、赤熱された線
材550を冷却するための冷却水10が一定流量で供給
されている。この冷却水供給管22の先端部、すなわち
冷却水供給口23の部分との接続部近傍には、第4図に
示す如く冷却水供給管22の本管より細い径に絞られた
絞り部24が設けられている。また、急速予冷却装置2
0と管路3との境には、シールド9が設けられており、
急速予冷却装置20の筒体21内の冷却水10が容易に
管路3内に流入しないように構成されている。この冷却
水10は純水が用いられている。その他の構成は、第1
図図示実施例と同様である。 したがって、冷却水10は、図示されていないポンプか
ら第3図図示矢印Aに示す方向に定量的に冷却水供給管
22内を流れてくる。この冷却水10は、冷却水供給管
22の先端部絞り部24で急に管路が狭められているた
め、この冷却水供給管22の先端部絞り部24で流速が
増大し、この絞り部24から噴流となって噴射される。
すなわち、冷却水供給管22の本管内を流れてきた冷却
水10は、冷却水供給管22の先端部絞り部24で急に
流速が増大し、第4図図示矢印Aに示す如く管路3内を
矢印Dに示す方向に走行して急速予冷却装置20の筒体
21内に入ってきた赤熱された線材550に向って噴流
となって噴射される。この急速予冷却装置20の筒体2
1内に入った冷却水10は、筒体24を第4図図示矢印
B→矢印Cと乱流となって筒体24内を撹拌し冷却槽1
1の方に流れていく。この筒体24内の体積は、第1実
施例における筒体の体積よりも小さいため、赤熱された
線材550に向かって噴射され線材550を冷却して多
少温度が上昇した冷却水10は、早く冷却槽11内に押
し出されることになる。この冷却槽11内に入った冷却
水10は、冷却槽11内の電極ホイル2に懸架さててい
る線材550を冷却して、冷却水排出口13から冷却水
排出管14に入り、第3図図示矢印Bに示す方向に排出
される。 なお、ポンプから送出される冷却水の流速は、冷却水供
給管22の先端部絞り部24で急に管路が狭められてい
るため、従来の冷却槽に供給される冷却水の流速よりも
速くなっている。また、急速予冷却装置20の筒体21
内の体積が小さく構成されているため、筒体21から冷
却槽11内に流出していく冷却水の流速が第1実施例よ
りも速くなっている。このように赤熱された線材550
を冷却するのに用いられている冷却水10の流速を速く
するのは、冷却水10の流速を速くすることによって冷
却時に線材550の表面に付着する気泡を取り除くと共
に、冷却速度を速くするためである。 したがって、本実施例によれば、冷却水に純水に用いて
も、冷却水の流速を従来より、また、第1実施例よりも
上げてあるため、線材表面に気泡が付着することなく線
材表面の酸化を防止することができる。また、本実施例
によれば、冷却水に純水を用いているため、還元剤の濃
度管理を行なう必要がなく、使用後の冷却水をそのまま
下水に排出することができる。 第3実施例(第5図、第6図) 第5図には、本発明の第3実施例が示されている。 本実施例が第3図図示第2実施例と異なる点は、第3図
図示第2実施例における急速予冷却装置の筒体の外側に
第1図図示第1実施例における急速予冷却装置の筒体を
さらに設けた点である。すなわち、第5図において、管
路3には、急速予冷却装置30が接続されている。この
急速予冷却装置30は、管路3の径と同一の径を有し筒
状に形成され所定流さを有する筒体31と、管路3の径
よりも小さい径の所定長さの筒状に形成された筒体32
と、冷却水供給管33とによって構成されている。この
筒体32は、第6図に示す如く管路3の径Lよりも小さ
い径L0となっている。このため、筒体32の径L0に
よって定まる体積は、管路3の径Lによって定まる体積
よりも小さい体積となっている。 また、この冷却水供給管33は、急速予冷却装置30の
筒体32の側壁適宜箇所に設けられている冷却水供給口
34に接続されている。この冷却水供給管33には、図
示されていないポンプが接続されており、赤熱された線
材550を冷却するための冷却水10が一定流量で供給
されている。この冷却水供給管33の先端部、すなわち
冷却水供給口34の部分との接続部近傍には、第6図に
示す如く冷却水供給管33の本管より細い径に絞られた
絞り部35が設けられている。また、急速予冷却装置3
0と管路3との境には、シールド9が設けられており、
急速予冷却装置30の筒体31、32内の冷却水10が
容易に管路3内に流入しないように構成されている。こ
の冷却水10は純水が用いられている。その他の構成
は、第1図及び第3図図示実施例と同様である。 したがって、冷却水10は、図示されていないポンプか
ら第5図図示矢印Aに示す方向に定量的に冷却水供給管
33内を流れてくる。この冷却水10は、冷却水供給管
33の先端部絞り部35で急に管路が狭められているた
め、この冷却水供給管33の先端部絞り部35で流速が
増大し、この絞り部35から噴流となって噴射される。
すなわち、冷却水供給管33の本管内を流れてきた冷却
水10は、冷却水供給管33の先端部絞り部35で急に
流速が増大し、第6図図示矢印Aに示す如く管路3内を
矢印D示す方向に走行して急速予冷却装置30の筒体3
2内に入ってきた赤熱された線材550に向かって噴流
となって噴射される。この急速予冷却装置30の筒体3
2内に入った冷却水10は、筒体35内を第6図図示矢
印B→矢印Cと乱流となって筒体35内を撹拌し冷却槽
11の方に流れていく。この筒体35内の体積は、第1
実施例における筒体の体積よりも小さいため、赤熱され
た線材550に向かって噴射され線材550を冷却して
多少温度が上昇した冷却水10は、早く冷却槽11内に
押し出されることになる。また、急速冷却装置30の筒
体31内に入っている冷却水10は、筒体32の外側か
ら筒体32内の冷却水10を間接的に冷却している。こ
の冷却槽11内に入った冷却水10は、冷却槽11内の
電極ホイル2に懸架されている線材550を冷却して、
冷却水排出口13から冷却水排出管14に入り、第3図
図示矢印Bに示す方向に排出される。 したがって、本実施例によれば、冷却水に純水を用いて
も、冷却水の流速を従来より、また、第1実施例よりも
上げてあるため、線材表面に気泡が付着することなく線
材表面の酸化を防止することができる。また、本実施例
によれば、線材を直接冷却する冷却水を外側からさらに
冷却しているため、より赤熱された線材の冷却効果を向
上することができる。またさらに、本実施例によれば、
冷却水に純水を用いているため、還元剤の濃度管理を行
なう必要がなく、使用後の冷却水をそのまま下水に排出
することができる。
以上説明したように、本発明によれば、電極輪を介して
走行する銅及び銅合金の線材に電流を供給し走行させな
がら焼鈍を行い該線材を最終段の電極輪に懸架中に一定
の流速で連続的に供給される冷却水によって冷却する冷
却層を備えた連続焼鈍機装置に係り、特に、還元剤を添
加していない純水を冷却水として用いても線材の表面を
酸化させることなく焼鈍を行うことのできる。
走行する銅及び銅合金の線材に電流を供給し走行させな
がら焼鈍を行い該線材を最終段の電極輪に懸架中に一定
の流速で連続的に供給される冷却水によって冷却する冷
却層を備えた連続焼鈍機装置に係り、特に、還元剤を添
加していない純水を冷却水として用いても線材の表面を
酸化させることなく焼鈍を行うことのできる。
第1図は本発明の第1実施例を示す連続焼鈍機用冷却装
置の全体構成模式図、第2図は第1図図示連続焼鈍機用
冷却装置の一部拡大図、第3図は本発明の第2実施例を
示す連続焼鈍機用冷却装置の全体構成図、第4図は第3
図図示連続焼鈍機用冷却装置の一部拡大図、第5図は本
発明の第3実施例を示す連続焼鈍機用冷却装置の全体構
成図、第6図は第5図図示連続焼鈍機用冷却装置の一部
拡大図、第7図は従来の連続焼鈍機の全体構成模式図で
ある。 1,2……電極ホイル 3……管路 4,20,30……急速予冷却装置 5,21,31,32……筒体 6,23,34……冷却水供給口 7,22,33……冷却水供給管 8,24,35……絞り部 14……冷却水排出管 16……ガイドパイプ 10……冷却水 200……ガイドホイル 500,550,600……線材
置の全体構成模式図、第2図は第1図図示連続焼鈍機用
冷却装置の一部拡大図、第3図は本発明の第2実施例を
示す連続焼鈍機用冷却装置の全体構成図、第4図は第3
図図示連続焼鈍機用冷却装置の一部拡大図、第5図は本
発明の第3実施例を示す連続焼鈍機用冷却装置の全体構
成図、第6図は第5図図示連続焼鈍機用冷却装置の一部
拡大図、第7図は従来の連続焼鈍機の全体構成模式図で
ある。 1,2……電極ホイル 3……管路 4,20,30……急速予冷却装置 5,21,31,32……筒体 6,23,34……冷却水供給口 7,22,33……冷却水供給管 8,24,35……絞り部 14……冷却水排出管 16……ガイドパイプ 10……冷却水 200……ガイドホイル 500,550,600……線材
Claims (1)
- 【請求項1】電極輪を介して走行する銅及び銅合金の線
材に電流を供給して加熱する不活性ガス雰囲気の充満し
た管路を有し、該管路に接続され前記最終段の電極輪の
外周縁に沿って管状に形成し該管内に一定の流速で連続
的に純水によって構成される冷却水を送水し前記管路に
設けられたシールドによって前記冷却水の前記管路内へ
の流入を防止した冷却槽を備え、前記冷却槽に接続され
前記冷却水を連続的に前記冷却槽に供給する冷却水供給
管を備えてなる連続焼鈍機装置において、上記管路に接
続され上記冷却槽内部に所定長さ突出して形成される筒
体を設けると共に、該筒体の上記赤熱された線材の冷却
開始位置近傍に冷却水供給口を開口し該冷却水供給口に
冷却水供給管の先端部を細く絞り込んだ絞り部を嵌合し
て前記筒体内部に突出して構成した急速予冷却装置を設
け、前記冷却水内に走行してきた上記赤熱された線材に
当接するように該線材に直交する方向から噴流として供
給するようにしたことを特徴とする連続焼鈍機用冷却装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62326503A JPH0615708B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 連続焼鈍機用冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62326503A JPH0615708B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 連続焼鈍機用冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01168822A JPH01168822A (ja) | 1989-07-04 |
| JPH0615708B2 true JPH0615708B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=18188557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62326503A Expired - Fee Related JPH0615708B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 連続焼鈍機用冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615708B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0816788B2 (ja) * | 1989-07-28 | 1996-02-21 | キヤノン株式会社 | 記録方法 |
| CN104131150A (zh) * | 2014-08-19 | 2014-11-05 | 江苏巨业电缆有限公司 | 一种铜线冷却槽 |
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1987
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