JPH06163583A - 薄膜トランジスタアレイの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタアレイの製造方法Info
- Publication number
- JPH06163583A JPH06163583A JP30553692A JP30553692A JPH06163583A JP H06163583 A JPH06163583 A JP H06163583A JP 30553692 A JP30553692 A JP 30553692A JP 30553692 A JP30553692 A JP 30553692A JP H06163583 A JPH06163583 A JP H06163583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass substrate
- film
- metal
- wiring
- metal material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 23
- 239000010409 thin film Substances 0.000 title claims description 18
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 112
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims abstract description 31
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims abstract description 24
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims abstract 3
- 239000010408 film Substances 0.000 claims description 84
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 6
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 76
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 45
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 45
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 46
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 description 13
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 9
- 238000009713 electroplating Methods 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 8
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 7
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 6
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 description 6
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 5
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 4
- 239000010407 anodic oxide Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000005388 borosilicate glass Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 239000005361 soda-lime glass Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造工程及び大面積化が容易であり、段差の
無い薄膜トランジスタアレイの製造方法を提供する。 【構成】 第1の製造方法は、絶縁基板表面を後工程で
金属材料を埋設する箇所に沿ってエッチング除去し、次
いで前記絶縁基板上に金属材料を成膜し、さらに前記絶
縁基板表面を研磨して前記エッチング除去された箇所以
外の金属材料を除去するものである。第2の製造方法
は、絶縁基板上に金属材料を成膜し、次いで前記金属材
料により配線パターンを形成し、さらに前記絶縁基板上
に絶縁膜を成膜した後、前記絶縁基板表面を研磨して配
線パターン上の絶縁膜を除去するとともに絶縁膜表面を
平滑化するものである。第3の製造方法は、絶縁基板表
面を後工程で配線材料を埋設する箇所に沿ってエッチン
グ除去し、次いでエッチング除去された箇所に針金状の
金属材料を配置固定した後、絶縁基板上に絶縁膜を成膜
し、さらに前記絶縁基板を研磨して配線パターン上の絶
縁膜を除去するとともに絶縁膜表面を平滑化するもので
ある。
無い薄膜トランジスタアレイの製造方法を提供する。 【構成】 第1の製造方法は、絶縁基板表面を後工程で
金属材料を埋設する箇所に沿ってエッチング除去し、次
いで前記絶縁基板上に金属材料を成膜し、さらに前記絶
縁基板表面を研磨して前記エッチング除去された箇所以
外の金属材料を除去するものである。第2の製造方法
は、絶縁基板上に金属材料を成膜し、次いで前記金属材
料により配線パターンを形成し、さらに前記絶縁基板上
に絶縁膜を成膜した後、前記絶縁基板表面を研磨して配
線パターン上の絶縁膜を除去するとともに絶縁膜表面を
平滑化するものである。第3の製造方法は、絶縁基板表
面を後工程で配線材料を埋設する箇所に沿ってエッチン
グ除去し、次いでエッチング除去された箇所に針金状の
金属材料を配置固定した後、絶縁基板上に絶縁膜を成膜
し、さらに前記絶縁基板を研磨して配線パターン上の絶
縁膜を除去するとともに絶縁膜表面を平滑化するもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタアレ
イの性能向上に関するものである。
イの性能向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリックス駆動液晶ディス
プレイは、表示品位が高いことから液晶ディスプレイの
本流となりつつある。しかしながら、従来の駆動液晶デ
ィスプレイにおいては、大面積かつ大容量の表示を行う
ためにさまざまな問題があった。
プレイは、表示品位が高いことから液晶ディスプレイの
本流となりつつある。しかしながら、従来の駆動液晶デ
ィスプレイにおいては、大面積かつ大容量の表示を行う
ためにさまざまな問題があった。
【0003】図9に、従来の液晶ディスプレイに使用さ
れる薄膜トランジスタ(TFT)の断面構造を示す。同
図において、1はガラス基板、32はゲート電極、33
はゲート絶縁膜、34は画素電極そして35は非晶質シ
リコン層である。また、38は前記画素電極34に接続
されるドレイン電極であり、36は非晶質シリコン35
とドレイン電極38とのオーミック接触を取るためのn
型非晶質シリコン層である。さらに、39は外部から画
像信号を送り込むソース電極であり、n型非晶質シリコ
ン層37を介して非晶質シリコン層35に接続される。
また、ソース電極39は電極40に接続される。この電
極40は、各画素のTFTへ画像信号を給電する配線で
ある。
れる薄膜トランジスタ(TFT)の断面構造を示す。同
図において、1はガラス基板、32はゲート電極、33
はゲート絶縁膜、34は画素電極そして35は非晶質シ
リコン層である。また、38は前記画素電極34に接続
されるドレイン電極であり、36は非晶質シリコン35
とドレイン電極38とのオーミック接触を取るためのn
型非晶質シリコン層である。さらに、39は外部から画
像信号を送り込むソース電極であり、n型非晶質シリコ
ン層37を介して非晶質シリコン層35に接続される。
また、ソース電極39は電極40に接続される。この電
極40は、各画素のTFTへ画像信号を給電する配線で
ある。
【0004】図10にTFTアレイの平面図を示す。同
図において、41はゲート選択線である。前記ゲート選
択線41は、図9のゲート電極32と電気的に接続され
ており、該ゲート電極32とゲート選択線41は同一材
料からなる金属薄膜で形成されている。なお、42はT
FTを示している。
図において、41はゲート選択線である。前記ゲート選
択線41は、図9のゲート電極32と電気的に接続され
ており、該ゲート電極32とゲート選択線41は同一材
料からなる金属薄膜で形成されている。なお、42はT
FTを示している。
【0005】また、図10のTFTアレイを動作させる
には、ゲート選択線41に選択電圧を印加し、この印加
により一本のゲート選択線41に接続された全てのTF
T42がオン状態となる。このタイミングで電極40に
画像信号電圧を印加すると、電圧が画素電極34に書き
込まれる。次のタイミングにて隣接するゲート選択線4
1に選択電圧が印加されると、同様に画像信号電圧がT
FTに接続された画素電極34に書き込まれる。これら
を繰り返すことにより、TFTアレイの上に形成された
液晶の配向を制御して画像の表示ができる。
には、ゲート選択線41に選択電圧を印加し、この印加
により一本のゲート選択線41に接続された全てのTF
T42がオン状態となる。このタイミングで電極40に
画像信号電圧を印加すると、電圧が画素電極34に書き
込まれる。次のタイミングにて隣接するゲート選択線4
1に選択電圧が印加されると、同様に画像信号電圧がT
FTに接続された画素電極34に書き込まれる。これら
を繰り返すことにより、TFTアレイの上に形成された
液晶の配向を制御して画像の表示ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶デ
ィスプレイの表示容量が大きくなるにつれてさまざまな
問題が発生してきた。これらの問題は以下に要約され
る。
ィスプレイの表示容量が大きくなるにつれてさまざまな
問題が発生してきた。これらの問題は以下に要約され
る。
【0007】(1)すなわち、表示容量が大きくなると
必然的に一画素に割り当てられる面積が小さくなる。こ
れに対し、TFT42、ゲート選択線41、画像給電線
の占める面積は余り小さくできないことから、開口率
(全体の面積に占める表示可能な面積の割合)が小さく
なる。従って、照明光の利用効率が減少し、表示画像が
暗くなってしまう。
必然的に一画素に割り当てられる面積が小さくなる。こ
れに対し、TFT42、ゲート選択線41、画像給電線
の占める面積は余り小さくできないことから、開口率
(全体の面積に占める表示可能な面積の割合)が小さく
なる。従って、照明光の利用効率が減少し、表示画像が
暗くなってしまう。
【0008】(2)また、開口率向上のためゲート選択
線41の幅を狭くすると、ゲート選択線41の抵抗値が
上昇し、寄生容量との関係からゲート選択線41の応答
速度が低下してしまう。従って、TFT42のゲートに
かかる電圧が不十分となり、画像信号の画素電極書き込
みが不十分となる。この現象は、大面積大容量表示で特
に問題となる。この問題を解決するための方法として、
配線薄膜の膜厚を厚くすることが考えられる。しかしな
がら、膜厚を厚くすると図9に示すゲート電極32の膜
厚が厚くなり段差が大きくなってしまう。このため、段
差部で短絡を誘発しTFTの製造工程上問題となる。
線41の幅を狭くすると、ゲート選択線41の抵抗値が
上昇し、寄生容量との関係からゲート選択線41の応答
速度が低下してしまう。従って、TFT42のゲートに
かかる電圧が不十分となり、画像信号の画素電極書き込
みが不十分となる。この現象は、大面積大容量表示で特
に問題となる。この問題を解決するための方法として、
配線薄膜の膜厚を厚くすることが考えられる。しかしな
がら、膜厚を厚くすると図9に示すゲート電極32の膜
厚が厚くなり段差が大きくなってしまう。このため、段
差部で短絡を誘発しTFTの製造工程上問題となる。
【0009】ところで、従来のTFTアレイにおいて、
ゲート電極としてTa金属材料を用いた場合、その膜厚
は通常0.3μm、幅10μm程度である。また、Ta
自体の電気抵抗率は12μΩ/cm、すなわち0.4Ω
/□であるから、配線抵抗は40Ω/mm程度である。
ゲート電極としてTa金属材料を用いた場合、その膜厚
は通常0.3μm、幅10μm程度である。また、Ta
自体の電気抵抗率は12μΩ/cm、すなわち0.4Ω
/□であるから、配線抵抗は40Ω/mm程度である。
【0010】従来の一辺30cm程度の大型液晶ディス
プレイにおいて、基板終端までの抵抗値は12KΩ程度
である。この抵抗値で1000pFの寄生容量を駆動す
ることを考えた場合、RC時定数は12μsである。従
って、RC時定数のみで立ち上がり、立ち下がりを含め
て24μsを必要とする。一方、テレビジョン方式から
1ライン当たり30μs以下で書き込みを終了させねば
ならない。画像データの完全な書き込みには、少なくと
もRC時定数の2〜3倍以上の時間、即ち75μs程度
の時間が必要である。従って、ゲート電極32の給電点
の近傍では十分なデータ書き込みが可能であっても、ゲ
ート電極32の終端近傍においてはデータ書き込みが不
十分となり、この結果、画像品質を低下させていた。
プレイにおいて、基板終端までの抵抗値は12KΩ程度
である。この抵抗値で1000pFの寄生容量を駆動す
ることを考えた場合、RC時定数は12μsである。従
って、RC時定数のみで立ち上がり、立ち下がりを含め
て24μsを必要とする。一方、テレビジョン方式から
1ライン当たり30μs以下で書き込みを終了させねば
ならない。画像データの完全な書き込みには、少なくと
もRC時定数の2〜3倍以上の時間、即ち75μs程度
の時間が必要である。従って、ゲート電極32の給電点
の近傍では十分なデータ書き込みが可能であっても、ゲ
ート電極32の終端近傍においてはデータ書き込みが不
十分となり、この結果、画像品質を低下させていた。
【0011】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、製造工程及び大面積化が
容易であり、大面積大容量表示が可能でしかも段差の無
いTFTアレイの製造方法を提供することを目的とす
る。
ためになされたものであって、製造工程及び大面積化が
容易であり、大面積大容量表示が可能でしかも段差の無
いTFTアレイの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の製造方法は、まず絶縁基板表面をエッチング除去して
金属材料の埋設部を形成し、次いで該金属材料の埋設部
を含む絶縁基板の表面全体に金属材料を成膜し、さらに
該絶縁基板表面を研磨して該金属材料の埋設部のみに金
属材料を残存させるとともに該絶縁基板表面を平滑化
し、そして該絶縁基板上にTFTを形成することにより
達成される。
の製造方法は、まず絶縁基板表面をエッチング除去して
金属材料の埋設部を形成し、次いで該金属材料の埋設部
を含む絶縁基板の表面全体に金属材料を成膜し、さらに
該絶縁基板表面を研磨して該金属材料の埋設部のみに金
属材料を残存させるとともに該絶縁基板表面を平滑化
し、そして該絶縁基板上にTFTを形成することにより
達成される。
【0013】また、本発明の第2の製造方法は、絶縁基
板の表面に金属材料を成膜し、この金属材料により配線
パターンを形成し、次いで該パターニングされた絶縁基
板の表面全体に絶縁膜を成膜し、さらに該絶縁基板を研
磨して該配線パターン上の絶縁膜を除去するとともに該
絶縁膜表面を平滑化し、そして該絶縁基板上にTFTを
形成することにより達成される。
板の表面に金属材料を成膜し、この金属材料により配線
パターンを形成し、次いで該パターニングされた絶縁基
板の表面全体に絶縁膜を成膜し、さらに該絶縁基板を研
磨して該配線パターン上の絶縁膜を除去するとともに該
絶縁膜表面を平滑化し、そして該絶縁基板上にTFTを
形成することにより達成される。
【0014】さらに、本発明の第3の製造方法は、まず
絶縁基板表面をエッチング除去して金属材料の埋設部を
形成し、次いで該金属材料の埋設部に針金状の材料を配
置固定し、続いて該埋設部を含む絶縁基板の表面全体に
絶縁材料を成膜し、さらに前記絶縁材料の成膜された絶
縁基板の表面を研磨して該金属材料上の絶縁膜を除去す
るとともに該絶縁膜表面を平滑化し、そして該絶縁基板
上にTFTを形成することにより達成することができ
る。
絶縁基板表面をエッチング除去して金属材料の埋設部を
形成し、次いで該金属材料の埋設部に針金状の材料を配
置固定し、続いて該埋設部を含む絶縁基板の表面全体に
絶縁材料を成膜し、さらに前記絶縁材料の成膜された絶
縁基板の表面を研磨して該金属材料上の絶縁膜を除去す
るとともに該絶縁膜表面を平滑化し、そして該絶縁基板
上にTFTを形成することにより達成することができ
る。
【0015】以下、本発明をさらに詳細に説明する。図
1は、本発明のTFTの断面構造を示す図である。ま
た、図2は本発明の金属配線となる金属材料が埋設され
た絶縁基板の斜視概略図である。図2において、TFT
ゲート電極として機能する箇所2aは太幅に構成されて
おり、またゲート配線として機能する箇所2bは開口率
向上のため細幅に構成されている。
1は、本発明のTFTの断面構造を示す図である。ま
た、図2は本発明の金属配線となる金属材料が埋設され
た絶縁基板の斜視概略図である。図2において、TFT
ゲート電極として機能する箇所2aは太幅に構成されて
おり、またゲート配線として機能する箇所2bは開口率
向上のため細幅に構成されている。
【0016】図1において、1は絶縁基板の一例として
のガラス基板であって、2は該ガラス基板1内に埋設さ
れて表面部分が該ガラス基板1と面一に形成された金属
配線である。前記ガラス基板1としては、ソーダライム
ガラス、石英ガラス、ほう珪酸ガラス等を用いることが
できる。また、金属配線2としては、Ta、Al、Cr
またはCu等の金属材料を用いることができる。
のガラス基板であって、2は該ガラス基板1内に埋設さ
れて表面部分が該ガラス基板1と面一に形成された金属
配線である。前記ガラス基板1としては、ソーダライム
ガラス、石英ガラス、ほう珪酸ガラス等を用いることが
できる。また、金属配線2としては、Ta、Al、Cr
またはCu等の金属材料を用いることができる。
【0017】金属配線2として、例えばTaを幅10μ
mで、かつ、ガラス基板1の表面から10μm深さに矩
形に埋設した場合の配線抵抗は、Ta自体の電気抵抗率
が12μΩcmであることから、約1.2Ω/mmとな
る。従来の方法では、Taの配線抵抗は40Ω/mmで
あるから、本発明のガラス基板1面内への金属配線2の
埋設により、配線抵抗を従来構造に比較して約1/30
に低減することができる。また、前記金属配線2の線幅
を細幅とすれば表面積が増加するため、開口率をさらに
向上させることが可能である。
mで、かつ、ガラス基板1の表面から10μm深さに矩
形に埋設した場合の配線抵抗は、Ta自体の電気抵抗率
が12μΩcmであることから、約1.2Ω/mmとな
る。従来の方法では、Taの配線抵抗は40Ω/mmで
あるから、本発明のガラス基板1面内への金属配線2の
埋設により、配線抵抗を従来構造に比較して約1/30
に低減することができる。また、前記金属配線2の線幅
を細幅とすれば表面積が増加するため、開口率をさらに
向上させることが可能である。
【0018】ガラス基板1表面のTFT25の構造は、
図9に示す従来のTFT42の構造とほぼ同様である。
すなわち、ガラス基板1上にゲート絶縁膜3が形成さ
れ、該ゲート絶縁膜3上の一部に画素電極4及び非晶質
シリコン層5が形成され、該非晶質シリコン層5上には
該非晶質シリコン層5とドレイン電極8とのオーミック
接触を取るためのn型非晶質シリコン層6が形成されて
いる。また、9は外部から画像信号を送り込むソース電
極であり、n型非晶質シリコン層7を介して非晶質シリ
コン層5に接続されている。
図9に示す従来のTFT42の構造とほぼ同様である。
すなわち、ガラス基板1上にゲート絶縁膜3が形成さ
れ、該ゲート絶縁膜3上の一部に画素電極4及び非晶質
シリコン層5が形成され、該非晶質シリコン層5上には
該非晶質シリコン層5とドレイン電極8とのオーミック
接触を取るためのn型非晶質シリコン層6が形成されて
いる。また、9は外部から画像信号を送り込むソース電
極であり、n型非晶質シリコン層7を介して非晶質シリ
コン層5に接続されている。
【0019】次に、本発明の製造方法について述べる。
まず、第1の製造方法として、ガラス基板1上に金属膜
を成膜し、フォトリソグラフィー法により金属配線2を
形成する部分の上の金属膜を除去した窓を形成する。続
いて、前記ガラス基板1表面をエッチング処理し、1〜
10μmの範囲で溝を形成させる。該エッチング処理方
法として、HFを主成分とするウエットエッチング法、
あるいはCF4を主成分としたエッチングガスによる反
応性イオンエッチング法(RIE法)のいづれかの方法
を採用することができる。なお、前記ウエットエッチン
グ法は処理工程が簡易でコストメリットを有するが、そ
の反面エッチングが半球状に進行するため、最終的にエ
ッチング深さの倍の幅が必要となり、微細パターンを形
成させることが難しい。
まず、第1の製造方法として、ガラス基板1上に金属膜
を成膜し、フォトリソグラフィー法により金属配線2を
形成する部分の上の金属膜を除去した窓を形成する。続
いて、前記ガラス基板1表面をエッチング処理し、1〜
10μmの範囲で溝を形成させる。該エッチング処理方
法として、HFを主成分とするウエットエッチング法、
あるいはCF4を主成分としたエッチングガスによる反
応性イオンエッチング法(RIE法)のいづれかの方法
を採用することができる。なお、前記ウエットエッチン
グ法は処理工程が簡易でコストメリットを有するが、そ
の反面エッチングが半球状に進行するため、最終的にエ
ッチング深さの倍の幅が必要となり、微細パターンを形
成させることが難しい。
【0020】この後、前記エッチング処理の施されたガ
ラス基板1面上にTFTアレイのゲート配線となる金属
膜10を成膜する。成膜法として、電解めっき法、スパ
ッタ法、蒸着法、あるいはCVD法等を用いることがで
きる。また、成膜される金属膜10は前述のTa、A
l、CrまたはCu等の金属材料が用いられるが、金属
膜はその厚みが大きいため、高速で成膜できる方法を採
用することが望ましい。この点で、電解めっき法が優れ
ている。しかしながら、前記電解めっき方法はガラス基
板1との密着性が悪い。したがって、予めガラス基板1
との密着性の良好なスパッタ法を用いてガラス基板1上
に下地層21を形成しておき、該下地層21上に電解め
っき法を用いて金属膜10を成膜することが望ましい。
ラス基板1面上にTFTアレイのゲート配線となる金属
膜10を成膜する。成膜法として、電解めっき法、スパ
ッタ法、蒸着法、あるいはCVD法等を用いることがで
きる。また、成膜される金属膜10は前述のTa、A
l、CrまたはCu等の金属材料が用いられるが、金属
膜はその厚みが大きいため、高速で成膜できる方法を採
用することが望ましい。この点で、電解めっき法が優れ
ている。しかしながら、前記電解めっき方法はガラス基
板1との密着性が悪い。したがって、予めガラス基板1
との密着性の良好なスパッタ法を用いてガラス基板1上
に下地層21を形成しておき、該下地層21上に電解め
っき法を用いて金属膜10を成膜することが望ましい。
【0021】次に、前記ガラス基板1表面を研磨し、前
記ガラス基板1上の前記エッチング部分のみに金属膜1
0を残存させ、他の部分に形成された金属膜10を除去
する。
記ガラス基板1上の前記エッチング部分のみに金属膜1
0を残存させ、他の部分に形成された金属膜10を除去
する。
【0022】前述の工程を経て、ガラス基板1表面を金
属材料の埋設部分と共に平滑化する。さらに、前記工程
の後に前記金属膜10表面を陽極酸化し、酸化膜22を
形成させることもできる。前記陽極酸化膜22は、ピン
ホールが少なく緻密な膜であるため、前記金属膜10上
に陽極酸化膜22を形成させることにより、ピンホール
等に伴う欠陥の低減に大きく寄与する。そしてこの後、
前記金属配線2を形成したガラス基板1面上にTFTを
従来周知の方法により形成させる。
属材料の埋設部分と共に平滑化する。さらに、前記工程
の後に前記金属膜10表面を陽極酸化し、酸化膜22を
形成させることもできる。前記陽極酸化膜22は、ピン
ホールが少なく緻密な膜であるため、前記金属膜10上
に陽極酸化膜22を形成させることにより、ピンホール
等に伴う欠陥の低減に大きく寄与する。そしてこの後、
前記金属配線2を形成したガラス基板1面上にTFTを
従来周知の方法により形成させる。
【0023】次に、第2の製造方法について説明する。
まず、ガラス基板1面上に金属膜10を成膜する。成膜
される金属材料及び成膜法は上述の第1の製造方法と同
様に電解めっき法、スパッタ法、蒸着法またはCVD法
等を用いることができる。
まず、ガラス基板1面上に金属膜10を成膜する。成膜
される金属材料及び成膜法は上述の第1の製造方法と同
様に電解めっき法、スパッタ法、蒸着法またはCVD法
等を用いることができる。
【0024】前記ガラス基板1上にフォトリソグラフィ
ー法でゲート電極配線パターンを形成する。さらに、前
述のウエットエッチング法あるいはRIE法を用いてゲ
ート配線パターンに沿ってエッチング除去し、金属配線
2を得る。
ー法でゲート電極配線パターンを形成する。さらに、前
述のウエットエッチング法あるいはRIE法を用いてゲ
ート配線パターンに沿ってエッチング除去し、金属配線
2を得る。
【0025】この後、前記金属配線2の形成されたガラ
ス基板1表面に絶縁膜24を成膜する。該絶縁膜24と
しては透明なSiO2膜が好ましいが、絶縁性を有する
材料膜であればこれに限定されない。また、成膜法は上
述と同様に電解めっき法、スパッタ法、蒸着法あるいは
CVD法等を用いることができる。
ス基板1表面に絶縁膜24を成膜する。該絶縁膜24と
しては透明なSiO2膜が好ましいが、絶縁性を有する
材料膜であればこれに限定されない。また、成膜法は上
述と同様に電解めっき法、スパッタ法、蒸着法あるいは
CVD法等を用いることができる。
【0026】次に、前記絶縁膜24の成膜されたガラス
基板1の表面を研磨して、金属配線2上の絶縁膜24を
除去するとともに絶縁膜表面を平滑化する。この後、前
記ガラス基板1上にTFTを形成させる。
基板1の表面を研磨して、金属配線2上の絶縁膜24を
除去するとともに絶縁膜表面を平滑化する。この後、前
記ガラス基板1上にTFTを形成させる。
【0027】さらに、第3の製造方法について説明す
る。まず、ガラス基板1表面上に金属膜を成膜し、フォ
トリソグラフィー法で金属配線2を形成する部分の上の
膜を除去した窓を形成する。続いて、前記ガラス基板1
表面をエッチング処理し、1〜10μmの範囲で溝を形
成させる。
る。まず、ガラス基板1表面上に金属膜を成膜し、フォ
トリソグラフィー法で金属配線2を形成する部分の上の
膜を除去した窓を形成する。続いて、前記ガラス基板1
表面をエッチング処理し、1〜10μmの範囲で溝を形
成させる。
【0028】さらに、エッチング処理後のガラス基板1
の溝にTFTアレイとの電極接触を取るため金属配線2
を形成する。方法としては、金属材料として直径1〜1
0μm程度の針金、ワイヤー等が用いられる。この金属
材料上に絶縁膜24を成膜する。次に、前記ガラス基板
1表面を研磨し、金属材料上の絶縁膜を除去するととも
に絶縁膜24表面を平滑化する。この後、前記ガラス基
板1上にTFTを形成させる。
の溝にTFTアレイとの電極接触を取るため金属配線2
を形成する。方法としては、金属材料として直径1〜1
0μm程度の針金、ワイヤー等が用いられる。この金属
材料上に絶縁膜24を成膜する。次に、前記ガラス基板
1表面を研磨し、金属材料上の絶縁膜を除去するととも
に絶縁膜24表面を平滑化する。この後、前記ガラス基
板1上にTFTを形成させる。
【0029】
【作用】本発明は、TFTに電極接触を取るための金属
材料を絶縁基板に埋設したものであるから、金属配線の
断面積を大きくとることができ、金属材料の内部寄生抵
抗によるゲート線伝播遅延を発生させることなく、低抵
抗のゲート配線を実現させることができる。また、絶縁
基板表面が平滑となるよう調整したので、絶縁基板上へ
のTFT形成及び結合効率が向上する。
材料を絶縁基板に埋設したものであるから、金属配線の
断面積を大きくとることができ、金属材料の内部寄生抵
抗によるゲート線伝播遅延を発生させることなく、低抵
抗のゲート配線を実現させることができる。また、絶縁
基板表面が平滑となるよう調整したので、絶縁基板上へ
のTFT形成及び結合効率が向上する。
【0030】さらに、ゲート配線の抵抗値を一定として
幅を変化させたゲート配線を形成させることもでき、開
口率の向上に寄与できる。
幅を変化させたゲート配線を形成させることもでき、開
口率の向上に寄与できる。
【0031】
(実施例1)図3は、本発明のTFTアレイの第1の製
造方法による工程を示す一部断面図である。
造方法による工程を示す一部断面図である。
【0032】まず、ガラス基板1の表面に蒸着法を用い
て金属膜を成膜し、次いでフォトリソグラフィー法によ
り金属配線を形成する部分の金属膜を除去して窓を形成
した。さらに、前記窓の形成されたガラス基板1に対し
てHFを主成分とするウエットエッチング法によりエッ
チング処理を行い、ガラス基板1上に溝を形成した後、
金属膜を除去した(図3a)。
て金属膜を成膜し、次いでフォトリソグラフィー法によ
り金属配線を形成する部分の金属膜を除去して窓を形成
した。さらに、前記窓の形成されたガラス基板1に対し
てHFを主成分とするウエットエッチング法によりエッ
チング処理を行い、ガラス基板1上に溝を形成した後、
金属膜を除去した(図3a)。
【0033】前記溝を含むガラス基板1上に、スパッタ
法を用いてTa薄膜10を7μm厚さに成膜した(同図
b)。さらに、前記Ta膜10の成膜されたガラス基板
1表面を研磨して、前記ガラス基板1上の前記凹部のみ
にTa膜2を残存させた。研磨後におけるガラス基板1
表面とTa膜2表面とは略面一状態となり、十分な平滑
性を有していた。(同図c)そして、前記ガラス基板1
上にTFTを形成し、前記Ta膜2をゲート配線および
ゲート電極として機能させた。 (実施例2)本発明の第2の実施例の製造工程図を図4
に示す。まず、ガラス基板1表面をウエットエッチング
法により深さ5μmまでエッチング除去した(図4
a)。この結果、エッチングが等方的に進み、略半球状
の凹部20が形成された。次に、前記ガラス基板1に対
してスパッタ法によりTa薄膜21を0.1μm厚さに
成膜した(同図b)。
法を用いてTa薄膜10を7μm厚さに成膜した(同図
b)。さらに、前記Ta膜10の成膜されたガラス基板
1表面を研磨して、前記ガラス基板1上の前記凹部のみ
にTa膜2を残存させた。研磨後におけるガラス基板1
表面とTa膜2表面とは略面一状態となり、十分な平滑
性を有していた。(同図c)そして、前記ガラス基板1
上にTFTを形成し、前記Ta膜2をゲート配線および
ゲート電極として機能させた。 (実施例2)本発明の第2の実施例の製造工程図を図4
に示す。まず、ガラス基板1表面をウエットエッチング
法により深さ5μmまでエッチング除去した(図4
a)。この結果、エッチングが等方的に進み、略半球状
の凹部20が形成された。次に、前記ガラス基板1に対
してスパッタ法によりTa薄膜21を0.1μm厚さに
成膜した(同図b)。
【0034】さらに、前記Ta薄膜21上に電解めっき
法によりTa膜10を7μm厚さに成膜した(同図
c)。この後、ガラス基板1表面のTa薄膜10、21
を研磨し、前記ガラス基板1上の前記凹部20のみにT
a膜2、2’を残存させるとともにガラス基板1表面を
平滑化させた(同図d)。さらに、前記研磨の施された
ガラス基板1上のTa膜2、2’表面を陽極酸化し、酸
化膜22を形成した(同図e)。この後、前記ガラス基
板1上にTFTを形成し、前記酸化膜22の形成された
Ta膜2、2’をゲート配線およびゲート電極として機
能させた。 (実施例3)本発明の第3の実施例の製造工程図を図5
に示す。本実施例では、実施例1の製造工程の内、ガラ
ス基板1表面のエッチング処理をRIE法を用いて行っ
た。
法によりTa膜10を7μm厚さに成膜した(同図
c)。この後、ガラス基板1表面のTa薄膜10、21
を研磨し、前記ガラス基板1上の前記凹部20のみにT
a膜2、2’を残存させるとともにガラス基板1表面を
平滑化させた(同図d)。さらに、前記研磨の施された
ガラス基板1上のTa膜2、2’表面を陽極酸化し、酸
化膜22を形成した(同図e)。この後、前記ガラス基
板1上にTFTを形成し、前記酸化膜22の形成された
Ta膜2、2’をゲート配線およびゲート電極として機
能させた。 (実施例3)本発明の第3の実施例の製造工程図を図5
に示す。本実施例では、実施例1の製造工程の内、ガラ
ス基板1表面のエッチング処理をRIE法を用いて行っ
た。
【0035】まず、ガラス基板1をRIE法によりエッ
チング除去して深さ5μmの凹部20を形成した(図5
a)。RIE法は、サイドエッチングを抑えることがで
きるため、図5aに示されるように縦横比の大きい形状
を実現できた。次に、ガラス基板1に対してスパッタ法
によりTa薄膜21を0.1μm厚さに成膜した(同図
b)。さらに、前記Ta薄膜21上に電解めっき法によ
りTa膜10を7μm厚さに成膜した(同図c)。この
後、前記ガラス基板1表面のTa膜10、21を研磨
し、ガラス基板1上の前記凹部20のみにTa膜2、
2’を残存させるとともにガラス基板1表面を平滑化さ
せた(同図d)。さらに、前記研磨の施されたガラス基
板1上のTa膜2、2’表面を陽極酸化し、酸化膜22
を形成した(同図e)。この後、前記ガラス基板1上に
TFTを形成し、前記酸化膜22の形成されたTa膜
2、2’をゲート配線およびゲート電極として機能させ
た。 (実施例4)本発明の第4の実施例を図6に示す。実施
例3のRIE法によるエッチング工程では、縦横比の大
きい溝を得ることは可能であるが、RIE装置自体が高
価なため製品がコスト高とならざるを得ず、またRIE
法ではエッチレートが遅くスループットが小さいといっ
た問題点がある。そこで、本実施例においては、安価な
ウエットエッチング法を用いて縦横比の大きい溝を得
た。
チング除去して深さ5μmの凹部20を形成した(図5
a)。RIE法は、サイドエッチングを抑えることがで
きるため、図5aに示されるように縦横比の大きい形状
を実現できた。次に、ガラス基板1に対してスパッタ法
によりTa薄膜21を0.1μm厚さに成膜した(同図
b)。さらに、前記Ta薄膜21上に電解めっき法によ
りTa膜10を7μm厚さに成膜した(同図c)。この
後、前記ガラス基板1表面のTa膜10、21を研磨
し、ガラス基板1上の前記凹部20のみにTa膜2、
2’を残存させるとともにガラス基板1表面を平滑化さ
せた(同図d)。さらに、前記研磨の施されたガラス基
板1上のTa膜2、2’表面を陽極酸化し、酸化膜22
を形成した(同図e)。この後、前記ガラス基板1上に
TFTを形成し、前記酸化膜22の形成されたTa膜
2、2’をゲート配線およびゲート電極として機能させ
た。 (実施例4)本発明の第4の実施例を図6に示す。実施
例3のRIE法によるエッチング工程では、縦横比の大
きい溝を得ることは可能であるが、RIE装置自体が高
価なため製品がコスト高とならざるを得ず、またRIE
法ではエッチレートが遅くスループットが小さいといっ
た問題点がある。そこで、本実施例においては、安価な
ウエットエッチング法を用いて縦横比の大きい溝を得
た。
【0036】まず、エッチレートの異なる2種類の基板
材料、ずなわち下層をガラス基板1、上層をリンを含む
SiO2膜11として、これらの基板材料1、11を積
層し、該積層基板1、11をウエットエッチング処理し
た(図6)。
材料、ずなわち下層をガラス基板1、上層をリンを含む
SiO2膜11として、これらの基板材料1、11を積
層し、該積層基板1、11をウエットエッチング処理し
た(図6)。
【0037】この後、実施例2あるいは実施例3と同様
の工程を経た結果、ガラス基板1上の前記エッチング除
去部分のみにTa膜2を残存させた。なお、研磨後のガ
ラス基板1の表面は十分な平滑性を有していた。そし
て、前記ガラス基板1上にTFTを形成し、前記Ta膜
2をゲート配線およびゲート電極として機能させた。 (実施例5)本発明の第5の実施例の製造工程図を図7
に示す。まず、ガラス基板1上にTa薄膜10をスパッ
タ法により5μm厚さに成膜し(図7a)、さらにフォ
トリソグラフィー法により配線パターンを形成させた
(同図b)。次に、前記パターニングされたガラス基板
1上にCVD法によりSiO2膜の絶縁膜24を7μm
厚さに成膜した(同図c)。この後、前記SiO2膜の
成膜されたガラス基板1を研磨してTa膜2上の絶縁膜
を除去し、ガラス基板1表面を平滑化させた(同図
d)。そして、前記ガラス基板1上にTFTを形成し、
前記Ta膜2をゲート配線およびゲート電極として機能
させた。 (実施例6)本発明の第6の実施例の製造工程を図8に
示す。まず、ガラス基板1表面に蒸着法を用いて金属膜
を成膜し、次いでフォトリソグラフィー法により金属配
線を形成する部分の上の金属膜を除去して窓を形成し
た。続いて、前記窓の形成されたガラス基板1に対して
RIE法によりエッチング処理を行い、ガラス基板1表
面に4μm深さの溝を形成した(図8a)。
の工程を経た結果、ガラス基板1上の前記エッチング除
去部分のみにTa膜2を残存させた。なお、研磨後のガ
ラス基板1の表面は十分な平滑性を有していた。そし
て、前記ガラス基板1上にTFTを形成し、前記Ta膜
2をゲート配線およびゲート電極として機能させた。 (実施例5)本発明の第5の実施例の製造工程図を図7
に示す。まず、ガラス基板1上にTa薄膜10をスパッ
タ法により5μm厚さに成膜し(図7a)、さらにフォ
トリソグラフィー法により配線パターンを形成させた
(同図b)。次に、前記パターニングされたガラス基板
1上にCVD法によりSiO2膜の絶縁膜24を7μm
厚さに成膜した(同図c)。この後、前記SiO2膜の
成膜されたガラス基板1を研磨してTa膜2上の絶縁膜
を除去し、ガラス基板1表面を平滑化させた(同図
d)。そして、前記ガラス基板1上にTFTを形成し、
前記Ta膜2をゲート配線およびゲート電極として機能
させた。 (実施例6)本発明の第6の実施例の製造工程を図8に
示す。まず、ガラス基板1表面に蒸着法を用いて金属膜
を成膜し、次いでフォトリソグラフィー法により金属配
線を形成する部分の上の金属膜を除去して窓を形成し
た。続いて、前記窓の形成されたガラス基板1に対して
RIE法によりエッチング処理を行い、ガラス基板1表
面に4μm深さの溝を形成した(図8a)。
【0038】次に、この溝に直径5μmのワイヤー25
を配置し固定した(同図b)。そして、前記ガラス基板
1上にスパッタ法によりSiO2膜24を8μm厚さに
成膜した(同図c)。この後、前記ガラス基板1の表面
を研磨してワイヤー25上の絶縁膜を除去し、ガラス基
板1表面を平滑化させた(同図d)。さらに、前記ガラ
ス基板1上にTFTを形成し、前記埋設されたワイヤー
25をゲート配線およびゲート絶縁膜として機能させ
た。
を配置し固定した(同図b)。そして、前記ガラス基板
1上にスパッタ法によりSiO2膜24を8μm厚さに
成膜した(同図c)。この後、前記ガラス基板1の表面
を研磨してワイヤー25上の絶縁膜を除去し、ガラス基
板1表面を平滑化させた(同図d)。さらに、前記ガラ
ス基板1上にTFTを形成し、前記埋設されたワイヤー
25をゲート配線およびゲート絶縁膜として機能させ
た。
【0039】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、TFTに電
極接触を取るための金属配線となる金属材料が絶縁基板
表面に埋設されるため、従来のTFTアレイに比較して
ゲート配線の抵抗を大きく低減することができ、大容
量、大面積のディスプレイに適用した場合もゲート配線
の伝播遅延を発生させることなく、画質劣化を防止でき
る。また、縦横比の大きなゲート配線を形成することに
よりゲート配線幅を狭くすることができ、開口率を大き
くとることが可能である。
極接触を取るための金属配線となる金属材料が絶縁基板
表面に埋設されるため、従来のTFTアレイに比較して
ゲート配線の抵抗を大きく低減することができ、大容
量、大面積のディスプレイに適用した場合もゲート配線
の伝播遅延を発生させることなく、画質劣化を防止でき
る。また、縦横比の大きなゲート配線を形成することに
よりゲート配線幅を狭くすることができ、開口率を大き
くとることが可能である。
【図1】本発明のTFTの断面構造図
【図2】本発明のゲート選択線の形成されたガラス基板
の斜視構造図
の斜視構造図
【図3】本発明の第1の実施例を示す概略工程図
【図4】本発明の第2の実施例を示す概略工程図
【図5】本発明の第3の実施例を示す概略工程図
【図6】本発明の第4の実施例を示す概略工程図
【図7】本発明の第5の実施例を示す概略工程図
【図8】本発明の第6の実施例を示す概略工程図
【図9】従来例のTFTの断面構造図
【図10】従来例のTFTアレイの平面図
1 ガラス基板 2 金属配線 2a 太幅部 2b 細幅部 3 ゲート絶縁膜 4 画素電極 5 非晶質シリコン 6、7 n型非晶質シリ
コン 8 ドレイン配線 9 ソース電極 10 金属膜 25 TFT
コン 8 ドレイン配線 9 ソース電極 10 金属膜 25 TFT
Claims (3)
- 【請求項1】 以下の工程を包含することを特徴とする
薄膜トランジスタアレイの製造方法: (A)絶縁基板表面を後工程で金属材料を埋設する箇所
に沿ってエッチング除去する工程、(B)前記(A)工
程でエッチング除去された箇所を含む絶縁基板上に金属
材料を成膜する工程、(C)前記(B)工程で得られた
絶縁基板表面を研磨して、前記(A)工程でエッチング
除去された箇所以外の金属材料を除去する工程、(D)
前記(C)工程で得られた絶縁基板上に薄膜トランジス
タを形成する工程。 - 【請求項2】 以下の工程を包含することを特徴とする
薄膜トランジスタアレイの製造方法: (A)絶縁基板上に金属材料を成膜し、該金属材料によ
り配線パターンを形成する工程、(B)前記(A)工程
で得られた絶縁基板上に絶縁膜を成膜する工程、(C)
前記(B)工程で得られた絶縁基板表面を研磨して、前
記配線パターン上の絶縁膜を除去するとともに該絶縁膜
表面を平滑化する工程、(D)前記(C)工程で得られ
た絶縁基板上に薄膜トランジスタを形成する工程。 - 【請求項3】 以下の工程を包含することを特徴とする
薄膜トランジスタアレイの製造方法: (A)絶縁基板表面を後工程で配線材料を埋設する箇所
に沿ってエッチング除去する工程、(B)前記(A)工
程でエッチング除去された箇所に針金状の金属材料を配
置固定する工程、(C)前記(B)工程で得られた絶縁
基板上に絶縁膜を成膜する工程、(D)前記(C)工程
で得られた絶縁基板表面を研磨して、前記配線材料上の
絶縁膜を除去するとともに該絶縁膜表面を平滑化する工
程、(E)前記(D)工程で得られた絶縁基板上に薄膜
トランジスタを形成する工程。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30553692A JPH06163583A (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 薄膜トランジスタアレイの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30553692A JPH06163583A (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 薄膜トランジスタアレイの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06163583A true JPH06163583A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=17946341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30553692A Pending JPH06163583A (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 薄膜トランジスタアレイの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06163583A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010080327A (ko) * | 1999-09-08 | 2001-08-22 | 모리시타 요이찌 | 표시장치 및 그 제조방법 |
| JP2003066864A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Sharp Corp | 埋め込み構造を有する基板およびそれを用いた表示装置ならびにその製造方法 |
| JP2007183672A (ja) * | 2007-03-19 | 2007-07-19 | Sharp Corp | 埋め込み構造を有する基板およびそれを備える表示装置 |
| KR100876587B1 (ko) * | 2002-05-22 | 2008-12-31 | 엘지디스플레이 주식회사 | 박막트랜지스터를 포함하는 액정표시장치용 어레이기판과그 제조방법 |
-
1992
- 1992-11-16 JP JP30553692A patent/JPH06163583A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010080327A (ko) * | 1999-09-08 | 2001-08-22 | 모리시타 요이찌 | 표시장치 및 그 제조방법 |
| US6961111B1 (en) | 1999-09-08 | 2005-11-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Display device and method of producing same |
| JP2003066864A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Sharp Corp | 埋め込み構造を有する基板およびそれを用いた表示装置ならびにその製造方法 |
| US6992008B2 (en) | 2001-08-24 | 2006-01-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method of making a substrate having buried structure and method for fabricating a display device including the substrate |
| KR100876587B1 (ko) * | 2002-05-22 | 2008-12-31 | 엘지디스플레이 주식회사 | 박막트랜지스터를 포함하는 액정표시장치용 어레이기판과그 제조방법 |
| JP2007183672A (ja) * | 2007-03-19 | 2007-07-19 | Sharp Corp | 埋め込み構造を有する基板およびそれを備える表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6383831B2 (en) | Methods of forming thin-film transistor display devices | |
| US5066106A (en) | Liquid crystal display device having redundant buses | |
| KR100583979B1 (ko) | 액정 표시장치 제조방법 및 그 제조방법에 따른액정표시장치 | |
| JPH06160904A (ja) | 液晶表示装置とその製造方法 | |
| EP0898785A1 (en) | Active matrix displays and method of making | |
| JP2001021919A (ja) | 液晶表示装置 | |
| US5657101A (en) | LCD having a thin film capacitor with two lower capacitor electrodes and a pixel electrode serving as an upper electrode | |
| JPH04280231A (ja) | 薄膜トランジスタアレイ基板及びその製造方法 | |
| JPH1048664A (ja) | 液晶表示装置及びその製造方法 | |
| JPH08330592A (ja) | 薄膜トランジスタおよび液晶表示装置 | |
| TWI252059B (en) | Electro-optical device and electronic apparatus | |
| US20020063282A1 (en) | Buried transistor for a liquid crystal display system | |
| JPH08179362A (ja) | 薄膜トランジスタアレイ基板 | |
| JPH0812539B2 (ja) | 表示装置及びその製造方法 | |
| JPH0566410A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH075450A (ja) | 透明配線付き基板およびその製造方法 | |
| KR101144706B1 (ko) | 액정표시장치용 어레이 기판 및 그 제조방법 | |
| JPH06151463A (ja) | 薄膜トランジスタアレイ | |
| JPH03105325A (ja) | アクティブマトリクス表示装置 | |
| JPH0961835A (ja) | 液晶表示基板およびその製造方法 | |
| KR100583978B1 (ko) | 액정 표시장치 제조방법 및 그 제조방법에 따른액정표시장치 | |
| JPH0340511B2 (ja) | ||
| JP2818013B2 (ja) | 薄膜トランジスタ装置およびその装置を製造する方法 | |
| JPH06224221A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
| JPH03790B2 (ja) |