JPH06168830A - コイルの構造 - Google Patents
コイルの構造Info
- Publication number
- JPH06168830A JPH06168830A JP17164391A JP17164391A JPH06168830A JP H06168830 A JPH06168830 A JP H06168830A JP 17164391 A JP17164391 A JP 17164391A JP 17164391 A JP17164391 A JP 17164391A JP H06168830 A JPH06168830 A JP H06168830A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cores
- core
- coil
- shaped
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一対のE字型コアの中央突起に導線を巻回し
たボビンを遊嵌せしめ前記両コアを密着固定するタイプ
のコイルに於て前記E字型コアの両側突起を瞬間接着剤
で固定していたことに起因して発生するプリント基板へ
の表面実装時両コア接合面剥離の問題を解決することを
目的とする。 【構成】 基本的に前記E字型コアの両側突起端面間に
耐熱性接着剤を施し両コアを所定圧力にてクランプし加
熱接着することにより製品間のインダクタンスのバラツ
キ、表面実装時熱によるコア接合面剥離を解消すると共
に製造コストを大幅に低減したものである。
たボビンを遊嵌せしめ前記両コアを密着固定するタイプ
のコイルに於て前記E字型コアの両側突起を瞬間接着剤
で固定していたことに起因して発生するプリント基板へ
の表面実装時両コア接合面剥離の問題を解決することを
目的とする。 【構成】 基本的に前記E字型コアの両側突起端面間に
耐熱性接着剤を施し両コアを所定圧力にてクランプし加
熱接着することにより製品間のインダクタンスのバラツ
キ、表面実装時熱によるコア接合面剥離を解消すると共
に製造コストを大幅に低減したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイル、殊にプリント板
に表面実装するに適したコイル或はトランスの構造に関
する。
に表面実装するに適したコイル或はトランスの構造に関
する。
【0002】
【従来技術】従来からプリント板に実装する小型コイル
或はトランスとしては図3に示す如きものが広く使用さ
れている。即ち、E字型断面を有する一対のフェライト
・コア1、2の中央突起3、4に導線5を巻回したボビ
ン6を遊嵌し、前記ボビン6の基部7から突出するリ−
ド8、8−−−に前記導線の端部を接続するものであ
る。
或はトランスとしては図3に示す如きものが広く使用さ
れている。即ち、E字型断面を有する一対のフェライト
・コア1、2の中央突起3、4に導線5を巻回したボビ
ン6を遊嵌し、前記ボビン6の基部7から突出するリ−
ド8、8−−−に前記導線の端部を接続するものであ
る。
【0003】このような構造を有する従来のコイル或は
トランスは、まずE字型コア1の中央突起3に導線5を
巻回したボビン6を嵌め込んだ後他のE字型コア2の中
央突起4をボビン6の中央孔に挿入し、然る後に対とな
ったE字型コア1、2の外周をテ−プ9で巻き締めた上
で前記E字型コア1、2の両側突起当接端面間に毛管現
象による吸込みを期待し得る瞬間接着剤10、11を注
入して一対のコアを密着固定せしめ、更にコア1、2と
ボビン6との固定の為該ボビン6のフランジとE字型コ
ア2の張出部との間隙にエポキシ系接着剤の如き充填効
果のある接着剤12を注入するという極めて手間のかか
る製法を用いていた。
トランスは、まずE字型コア1の中央突起3に導線5を
巻回したボビン6を嵌め込んだ後他のE字型コア2の中
央突起4をボビン6の中央孔に挿入し、然る後に対とな
ったE字型コア1、2の外周をテ−プ9で巻き締めた上
で前記E字型コア1、2の両側突起当接端面間に毛管現
象による吸込みを期待し得る瞬間接着剤10、11を注
入して一対のコアを密着固定せしめ、更にコア1、2と
ボビン6との固定の為該ボビン6のフランジとE字型コ
ア2の張出部との間隙にエポキシ系接着剤の如き充填効
果のある接着剤12を注入するという極めて手間のかか
る製法を用いていた。
【0004】しかしながら斯る構造を有する従来のコイ
ルは前記テ−プ9の巻き締めの程度をコントロ−ルする
ことが困難である為前記E字型コア接合面間隙に微妙な
差を保持したまま固定される故、製品間のインダクタン
スにバラツキが多いのみならずこれをプリント板に実装
する場合、殊に表面実装せんとしてリフロ−工程にかけ
ると、該工程の加熱によって前記E字型コア1、2を接
合していた瞬間接着剤10、11による接合面が剥利し
コア間の密接が破れる為コイルのインダクタンスが実装
前に比して大幅に低下し電子回路が所望の特性を呈しな
い或は機能を失うという重大な欠陥があった。
ルは前記テ−プ9の巻き締めの程度をコントロ−ルする
ことが困難である為前記E字型コア接合面間隙に微妙な
差を保持したまま固定される故、製品間のインダクタン
スにバラツキが多いのみならずこれをプリント板に実装
する場合、殊に表面実装せんとしてリフロ−工程にかけ
ると、該工程の加熱によって前記E字型コア1、2を接
合していた瞬間接着剤10、11による接合面が剥利し
コア間の密接が破れる為コイルのインダクタンスが実装
前に比して大幅に低下し電子回路が所望の特性を呈しな
い或は機能を失うという重大な欠陥があった。
【0005】更に斯る構造のコイルを昇圧トランスの如
く交番電圧を印加するものに適用した場合、コア間の機
械的固定が破れていることに伴いビビリ振動を生じその
対策に苦慮すると云う欠陥を併せもつものであった。
く交番電圧を印加するものに適用した場合、コア間の機
械的固定が破れていることに伴いビビリ振動を生じその
対策に苦慮すると云う欠陥を併せもつものであった。
【0006】
【発明の目的】本発明は上述した如き従来のコイルが有
する欠陥を一挙に解決すべくなされたものであって、製
造の工数を低減し、加熱後においてもコア間及びコアと
ボビンとの機械的固定を確保することができ、しかも製
品間のインダクタンスのバラツキを抑えることが可能な
構造を有するコイルを提供することを目的とする。
する欠陥を一挙に解決すべくなされたものであって、製
造の工数を低減し、加熱後においてもコア間及びコアと
ボビンとの機械的固定を確保することができ、しかも製
品間のインダクタンスのバラツキを抑えることが可能な
構造を有するコイルを提供することを目的とする。
【0007】
【発明の概要】上述の目的を達成する為、本発明に係る
コイルは基本的に導線を巻回したボビン内壁をE字型コ
ア中央突起に遊嵌するタイプのコイルに於て、前記字型
コア両側突起端面に耐熱性接着剤を施した構造とする。
コイルは基本的に導線を巻回したボビン内壁をE字型コ
ア中央突起に遊嵌するタイプのコイルに於て、前記字型
コア両側突起端面に耐熱性接着剤を施した構造とする。
【0008】
【発明の実施例】以下本発明を図面に示した実施例によ
って詳細に説明する。図1(a)乃至(c)は夫々本発
明の基本的実施例を示す平面一部破断図、正面断面図及
び側面断面図である。本図において、1及び2は対をな
すE字型フェライトコアであってその中央突起3、4に
導線5を巻回したボビン6を遊嵌せしめると共に前記ボ
ビン6の基部7から突出するリ−ド8、8−−−に前記
導線5の端部を接続するという基本構造は従来のコイル
とまったく同様である。
って詳細に説明する。図1(a)乃至(c)は夫々本発
明の基本的実施例を示す平面一部破断図、正面断面図及
び側面断面図である。本図において、1及び2は対をな
すE字型フェライトコアであってその中央突起3、4に
導線5を巻回したボビン6を遊嵌せしめると共に前記ボ
ビン6の基部7から突出するリ−ド8、8−−−に前記
導線5の端部を接続するという基本構造は従来のコイル
とまったく同様である。
【0009】本発明にかかるコイルが従来のそれと異な
る点はテ−プによって前記両コア1、2を巻き締めるこ
とを行わず、代わりにまずコア1の突起3にボビン6を
遊嵌せしめた後前記E字型コア1両側突起端面にアクリ
ル系接着剤の如く耐熱性接着剤13を適量塗布し然る後
に他のコア2の中央突起4を前記ボビン6に挿入し両コ
アの中央及び両側突起の端面を一致せしめた上で所定の
圧力にてクランプし、所定時間加熱するという製法を用
いるものである。
る点はテ−プによって前記両コア1、2を巻き締めるこ
とを行わず、代わりにまずコア1の突起3にボビン6を
遊嵌せしめた後前記E字型コア1両側突起端面にアクリ
ル系接着剤の如く耐熱性接着剤13を適量塗布し然る後
に他のコア2の中央突起4を前記ボビン6に挿入し両コ
アの中央及び両側突起の端面を一致せしめた上で所定の
圧力にてクランプし、所定時間加熱するという製法を用
いるものである。
【0010】斯くすることによって両E字型コア1、2
は相互に固定され、このコイルをプリント基盤上の然る
べき回路パタ−ン上に整置しリフロ−工程に掛け加熱し
ても何等問題を生ずることがない。 この際前記中央突
起3、4の当接する端面間には空気層が介在すると共に
コアの両側突起端面間には接着剤層が介在することにな
り、これらは当該コアを貫通する磁力線を乱すことには
なるが、そもそも斯るコアは当接すべき端面を鏡面仕上
していることもあってコイルのインダクタンスに重大な
影響を及ぼすことがないことは経験的に判明している。
は相互に固定され、このコイルをプリント基盤上の然る
べき回路パタ−ン上に整置しリフロ−工程に掛け加熱し
ても何等問題を生ずることがない。 この際前記中央突
起3、4の当接する端面間には空気層が介在すると共に
コアの両側突起端面間には接着剤層が介在することにな
り、これらは当該コアを貫通する磁力線を乱すことには
なるが、そもそも斯るコアは当接すべき端面を鏡面仕上
していることもあってコイルのインダクタンスに重大な
影響を及ぼすことがないことは経験的に判明している。
【0011】尚、組立を容易にするためコアとボビンと
の間には幾分の遊隙を設けてある為、以上の如き構造の
コイルを昇圧トランスの如く交番電圧を印加するものに
適用するとビビリ振動を発生する可能性が高い。これを
防止する為には前記コア2とボビン6のフランジとの間
隙適所にも耐熱性接着剤13を施せばよい。或は前記E
字型コア1にボビン6を挿入する際、前記E字型コア1
の中央突起3の基部に接着剤を塗布しておき、外部と前
記ボビン6の基部7とを接着するようにしてもよい。
の間には幾分の遊隙を設けてある為、以上の如き構造の
コイルを昇圧トランスの如く交番電圧を印加するものに
適用するとビビリ振動を発生する可能性が高い。これを
防止する為には前記コア2とボビン6のフランジとの間
隙適所にも耐熱性接着剤13を施せばよい。或は前記E
字型コア1にボビン6を挿入する際、前記E字型コア1
の中央突起3の基部に接着剤を塗布しておき、外部と前
記ボビン6の基部7とを接着するようにしてもよい。
【0012】以上の説明からも明らかな如く本発明にか
かるコイルは両コアを接着する際印加するクランプ圧力
を一定にし得ることから製品間のインダクタンスのバラ
ツキが減少し、プリント板への表面実装時の加熱に対し
てコア間の機械的固定が破れることもないので実装後コ
イルのインダクタンスが変化することもなく、この構造
を昇圧トランス等に適用した場合コア接合面の剥離に起
因するビビリ振動が発生する虞もない。その上製造に要
する工数が激減することは自明であるからコストを大幅
に低下せしめ得ることが理解されよう。なお、E字型フ
ェライト・コア1、2の両側突起端面間に介在する接着
層の影響を低減する為接着剤中に微細なフェライト粉末
を混入することも効果的であろう。
かるコイルは両コアを接着する際印加するクランプ圧力
を一定にし得ることから製品間のインダクタンスのバラ
ツキが減少し、プリント板への表面実装時の加熱に対し
てコア間の機械的固定が破れることもないので実装後コ
イルのインダクタンスが変化することもなく、この構造
を昇圧トランス等に適用した場合コア接合面の剥離に起
因するビビリ振動が発生する虞もない。その上製造に要
する工数が激減することは自明であるからコストを大幅
に低下せしめ得ることが理解されよう。なお、E字型フ
ェライト・コア1、2の両側突起端面間に介在する接着
層の影響を低減する為接着剤中に微細なフェライト粉末
を混入することも効果的であろう。
【0013】更に本発明にかかるコイルは図2に示す如
く変形することができる。即ち、コアとしてE字型コア
1と平板コア14とを組み合わせる場合があるが、斯る
場合にもE字型コア1の両側突起端面に耐熱性接着剤1
3を施した上前記平板コア14を載置し位置合わせの後
クランプし、加熱すればよい。
く変形することができる。即ち、コアとしてE字型コア
1と平板コア14とを組み合わせる場合があるが、斯る
場合にもE字型コア1の両側突起端面に耐熱性接着剤1
3を施した上前記平板コア14を載置し位置合わせの後
クランプし、加熱すればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明にかかるコイルは上述した如き構
造を有するものであるから、その製造工程を勘案するに
まず製造に要する工数の大幅な低下に伴いコストが低下
すると共に製品間のインダクタンスのバラツキ減少によ
る歩留の向上によって更に製造単価の低減が可能となる
のみならずプリント板に実装した後コアの接合面剥離の
可能性が殆ど解消する為インダクタンスの低下による電
子回路の機能不良あるいは喪失の虞がなくなるからこの
コイルを用いた電子装置の製造の歩留向上に著しい効果
を奏する。又、本発明の構造を昇圧トランス等に適用す
れば従来のそれに頻発した如きコア接合面剥離に起因す
るビビリ振動が発生する余地もないから、プリント基板
上に於て余分な対策を講ずる必要もなく電子回路のコス
ト低減に著しく貢献する。
造を有するものであるから、その製造工程を勘案するに
まず製造に要する工数の大幅な低下に伴いコストが低下
すると共に製品間のインダクタンスのバラツキ減少によ
る歩留の向上によって更に製造単価の低減が可能となる
のみならずプリント板に実装した後コアの接合面剥離の
可能性が殆ど解消する為インダクタンスの低下による電
子回路の機能不良あるいは喪失の虞がなくなるからこの
コイルを用いた電子装置の製造の歩留向上に著しい効果
を奏する。又、本発明の構造を昇圧トランス等に適用す
れば従来のそれに頻発した如きコア接合面剥離に起因す
るビビリ振動が発生する余地もないから、プリント基板
上に於て余分な対策を講ずる必要もなく電子回路のコス
ト低減に著しく貢献する。
【0015】
【図1】 本発明の基本的実施例を示す図であって
(a)はその平面一部破断図、(b)は正面断面図、
(c)は側面断面図である。
(a)はその平面一部破断図、(b)は正面断面図、
(c)は側面断面図である。
【図2】 本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】 従来のコイルの構造を示す図であって(a)
はその平面一部破断図、(b)は正面断面図、(c)は
側面断面図。
はその平面一部破断図、(b)は正面断面図、(c)は
側面断面図。
【0017】
1、2及び14−−−E字型、3、4−−−コアの中央
突起 5−−−線輪、6−−−ボビン、13−−−接着剤
突起 5−−−線輪、6−−−ボビン、13−−−接着剤
Claims (2)
- 【請求項1】 導線を巻回したボビンをE字型断面を有
するコアの中央突起に遊嵌する形式のコイルに於て、少
なくとも前記E字型コア両側突起の端面当接部に耐熱性
接着剤を施したことを特徴とするコイルの構造。 - 【請求項2】 前記ボビンのフランジと前記コアとの相
対面する間隙にも耐熱性接着剤を充填したことを特徴と
する請求項1記載のコイルの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3171643A JPH0797533B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | コイルの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3171643A JPH0797533B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | コイルの構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06168830A true JPH06168830A (ja) | 1994-06-14 |
| JPH0797533B2 JPH0797533B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=15927014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3171643A Expired - Lifetime JPH0797533B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | コイルの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0797533B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58159725U (ja) * | 1982-04-20 | 1983-10-25 | 松下電器産業株式会社 | トランス |
| JPH02146797U (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-13 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP3171643A patent/JPH0797533B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58159725U (ja) * | 1982-04-20 | 1983-10-25 | 松下電器産業株式会社 | トランス |
| JPH02146797U (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0797533B2 (ja) | 1995-10-18 |
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