JPH0617247B2 - 耐熱性絶縁電子回路基板およびその製造方法 - Google Patents

耐熱性絶縁電子回路基板およびその製造方法

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JPH0617247B2
JPH0617247B2 JP2328259A JP32825990A JPH0617247B2 JP H0617247 B2 JPH0617247 B2 JP H0617247B2 JP 2328259 A JP2328259 A JP 2328259A JP 32825990 A JP32825990 A JP 32825990A JP H0617247 B2 JPH0617247 B2 JP H0617247B2
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/12Silica-free oxide glass compositions
    • C03C3/16Silica-free oxide glass compositions containing phosphorus
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K1/00Printed circuits
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は耐熱絶縁性基板または積層構体に関し、さら
に詳しくは磁性または非磁性の金属またはステンレス鋼
の表面に耐熱絶縁性ガラスまたは耐熱絶縁性ガラスまた
は金属酸化物焼結体をフィラーとした可視光硬化型樹脂
を積層し、機械的強度、耐熱性、電気的特性、加工性等
に優れた耐熱絶縁電子回路基板または積層構体およびそ
の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
電子回路基板用支持体として従来から用いられている材
料は鉄、ステンレス鋼、銅、リン青銅、アルミニウム、
アルミニウム合金等の金属、セラミックスおよびFRP
に代表される樹脂等がある。これらの材料の中、金属材
料は機械的強度、熱放散性、柔軟性等に優れており、表
面に絶縁性被覆を積層してその上に設計された電子回路
パターンを印刷して電子機器に使用されている。特にス
テンレス鋼は磁性、非磁性の両者共耐熱性でかつ低酸化
性のため、特別な雰囲気処理を必要としないで加工処理
ができる利点があり好ましい材料とされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしステンレス鋼は絶縁性被覆特にガラスおよび樹脂
との密着性が弱いためステンレス鋼とガラスまたは樹脂
との接合すなわち両者の溶着がむつかしく、かつステン
レス鋼に対してハンダ付けが不可能とされる等の問題が
あった。ステンレス鋼を電子回路基板の支持材として使
用するためには、このような接合要素を解決しなければ
ならず、そのため従来表面に電解または無電解により1
μm以下程度のニッケルメッキを施すか、塩酸またはカ
セイソーダ等で化学的にエッチングを施すか、硫酸浸漬
により部分酸化または予備酸化を行う等の前処理を行っ
てから絶縁性被覆を積層しなければならなかった。
本発明は前記のような問題を解決し、何等の前処理を必
要とせず、ステンレス鋼に直接ガラスまたは樹脂の絶縁
層を被覆した電子回路基板およびその製造方法を見出し
てなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は重量に基づきSiO0〜8%,B4〜
15%,P20〜71%,ZnO0〜2%,Al
0〜10%,PbO 0〜1%,ZrO0〜2
%,TiO0〜2%,LiO0〜1%,Na
0〜2%,KO 0〜11%,MgO 0〜5%,C
aO 0〜14%,SrO 0〜18%,BaO 0〜
42%,Nb0〜1%,Ta0〜4%,L
0〜11%,WO0〜1%,Y0〜1
%,からなる高温絶縁性ガラスが磁性または非磁性の金
属またはステンレス鋼の板状支持体上に積層されている
ことを特徴とする耐熱性絶縁電子回路基板または積層構
体である。本発明は前記組成のガラスに、さらに焼結し
た金属酸化物を0〜10重量%添加した高温絶縁性ガラ
スを用いることができる。又、上記組成のガラスを溶融
粉砕した粉体または焼結した金属酸化物粉体をフィラー
として10〜95重量%含有する耐熱絶縁性可視光硬化
型樹脂が磁性または非磁性の金属またはステンレス鋼か
らなる板状支持体上に積層されていることを特徴とする
耐熱性絶縁電子回路基板または積層構体である。
さらに、耐熱性絶縁電子回路基板または積層構体は、上
記組成の高温絶縁性ガラスを、5〜10重量%のセルロ
ース誘導体のブチルカルビトールアセテート(BCA)
またはα−ターピネオールの溶液をバインダーとしてペ
ースト化し、磁性または非磁性の金属またはステンレス
鋼の板状支持体上に積層し焼結して製造される。
前記ガラスまたは焼結金属酸化物の粉体がフィラーとし
て含有された可視光硬化型樹脂をステンレス支持体等に
積層された電子回路基板または積層構体については、前
記ガラスを溶融粉砕した粉体または金属酸化焼結物の粉
体を、フィラーとして10〜95重量%含有する耐熱絶
縁性可視光硬化型樹脂を、ペースト化し、磁性または非
磁性の金属またはステンレス鋼の板状支持体上に積層し
硬化させて製造される。
本発明の電子回路基板の支持体としては磁性または非磁
性の金属またはステンレス鋼である。金属として例えば
鉄、銅、リン青銅、アルミニウムおよびアルミニウム合
金等がある。本発明には磁性または非磁性のステンレス
鋼からなる基板支持体が好適に用いられる。ステンレス
鋼は他の金属に較べて酸化を受け難く、絶縁層を積層す
るとき特別な雰囲気処理をする必要がない利点を有す
る。なかでも比較的低膨張係数(100〜300℃にお
ける線膨張係数α100〜300が110〜140×10−7
/℃)のものが好適である。
本発明の支持体上に積層されたガラスの組成は前記の通
りである。SiO,BおよびPはガラス
の基本構造をなす網目構造形成酸化物として、またLi
O,NaO,MgO,CaO等は網目修飾酸化物と
して周知の酸化物である。
本発明に用いられるガラスは、そのほかにZnO,Al
,ZrO,La等多くの酸化物を添加成
分として含有し、前記基本構造をなす各成分の含有量と
の関係から前記の組成範囲が限定されたもので、前記範
囲外の組成では本発明の所期の目的を達成するガラスを
得ることができない。
本発明に用いられるガラスに前記の他にAsおよ
びSbの少なくとも1種が添加成分として1重量
%含有される方が清澄作用に有効である。該成分はガラ
スを溶融するときの清澄剤として作用するものであり、
これを欠くと脱泡困難となる場合がある。
本発明に用いられるガラスはさらに10重量%以下の焼
結した金属酸化物、例えば市販の焼結顔料またはフォル
ステライトセラミックを添加成分として含有することが
できる。該成分はガラスの積層化に必要な耐熱性の向上
に有効である。市販の焼結顔料としては具体的には例え
ばTi,Sb,Cr,Fe,Ni,Al,Zn,Si,
Co,Cu,Mn,Zr,Sn,Pb等の酸化物の少な
くとも二種以上の焼結粉体すなわちセラミックカラー粉
砕物(粉径<10μm)等である。
本発明に用いられるガラスの具体的な組成の例を第1表
に示す。
本発明の電子回路基板または積層構体は金属またはステ
ンレス鋼の板状支持体上に前記組成を有するガラスまた
は前記金属酸化物焼結体の微粉体をフィラーとして添加
した可視光硬化型樹脂が積層された構造体である。
従来ステンレス鋼に絶縁層として積層されるガラスまた
は樹脂は、ステンレス鋼との密着性が悪いため、積層に
先立ちステンレス鋼の表面に電解メッキもしくは無電解
メッキにより1μm以下のニッケルメッキを施すか、塩
酸または化成ソーダ等により化学的エッチングを行う
か、あるいは硫酸に浸漬して部分酸化を行う等の前処理
が必要であった。
請求項1および2の本発明は前記のようなステンレス鋼
の下地処理を必要とせず、ステンレス鋼と密着性のよい
ガラス絶縁層が形成され、かつ積層されたガラス面は凹
凸が少なく(200Å以下)研磨仕上げは殆ど必要な
い。またフレキシビリティーに優れ、ガラス中に添加さ
れた前記微量成分により耐化学薬品性、耐久性が向上し
ている。
ステンレス鋼に積層されるガラスは比較的低膨張率のも
ので可及的ステンレス鋼支持体の線膨張係数に近いもの
であることが好ましい。例えば第1表に掲げた組成のガ
ラスの中で適宜選択して積層することができる。
請求項3の本発明は、金属またはステンレス鋼の板状支
持体上に前記請求項1で用いるガラスまたは焼結金属酸
化物がフィラーとして10〜95重量%添加された可視
光硬化型樹脂を絶縁層として積層した耐熱性絶縁電子回
路基板または積層構体である。ガラスの含有率が10重
量%以下では樹脂の耐熱性向上に効果がなく好ましくな
い。その意味でガラスの含有率としては50重量%以上
であることが好ましい。また可視光硬化型樹脂の屈折率
(n)と添加されるガラスの屈折率(n)とが同一
であることが望ましい。樹脂の屈折率とガラスの屈折率
とが同一でないと硬化積層したときパターンの鮮明度が
低下するため好ましくないからである。可視光硬化型樹
脂としては市販品を使用することができ、その屈折率と
同一の屈折率を有する本発明に用いられるガラス組成を
適宜選択することができる。
次に本発明の耐熱性絶縁電子回路基板の製造方法につい
て説明する。
請求項4および5の本発明は、請求項1または2で用い
るガラスフリットを、5〜10重量%のセルロース誘導
体のBCA溶液またはα−ターピネオール溶液をバイン
ダーとしてペーストとし、該ペーストを支持体上に塗布
して焼結する耐熱性絶縁電子回路基板の製造方法であ
る。
本発明は前記セルロース系バインダーを見出し、これを
用いてガラスフリットの長期安定なペーストの調製方法
を発明したことによりなされたものである。その結果特
に下地処理を要しないでステンレス鋼に直接印刷が可能
となり、密着性の大きい積層体が得られると共にステン
レス鋼の任意の部分に接合する技術が完成したものであ
る。
次に本発明の絶縁回路基板の製造方法を詳説する。
ガラスフリットの調製: 本発明のガラス組成部を混合し、石英ルツボ中で粗溶解
し、水砕乾燥した後、白金ルツボを用いて再度溶融す
る。溶融温度および溶融時間はガラス組成によって任意
に選択することができ特に制限はないが、1,200〜
1,400℃で90〜150分の範囲が好ましい。この
溶融は無気泡のガラスにするため光学溶融が望ましい。
溶融物を水砕乾燥後風篩分粒し、10μm以上はカット
する。10μm以上の粒子はペーストとして塗布すると
き好ましくないからである。10μm以上の粒径粉を除
いたガラスフリットは例えば第1図および第2図に示す
ような粉度分布を示し、その平均粒径は2〜3μmであ
る。
ペーストの調製: 分粒されたガラスフリット(粒径10μm未満)にビー
クルを加え、例えばスリーロールミル等の混練機を用い
て4時間以上混練機してペーストを調製する。ここで用
いられるピークルは本発明の特徴とするもので、5〜1
0重量%のセルロース誘導体のBCAまたはα−ターピ
ネオールの溶液が用いられる。セルロース誘導体として
はメチルセルロース、エチルセルロース等のアルキルセ
ルロースが好適に用いられる。本発明におれるガラスフ
リットのペースト化はこのアルキルセルロースを5〜1
0重量%のBCA溶液等として使用する。溶剤としては
BCAが好ましい。溶液のアルキルセルロースの濃度は
ペーストの粘度の調製に重要で、通常5〜10重量%の
範囲が好ましい。このビークルを用いて前記ガラスフリ
ットと混練すれば長期間安定なペーストを調製すること
ができ、かつこのペーストは何等の下地処理をしなくて
もステンレス鋼の表面に塗布して焼結することにより密
着性に優れた積層体を形成することができる。この場合
のペーストの粘度は100〜200ボイズが好適で、前
記濃度のビークルとガラスフリットとの混合比を適宜選
択して調製することができる。
絶縁基板の製造: 絶縁基板は前記のペーストを金属またはステンレス鋼支
持体表面に塗布または印刷し、加熱乾燥、次いで焼成し
て製造される。ペーストの塗布方法は例えばロールコー
ター、スクリーンコーター、オートディスペンサー等、
印刷方法は例えばスクリーン印刷等いずれも従来公知の
方法を用いて行うことができる。このとき特にステンレ
ス鋼に対してもニッケルメッキ等、良好な接合性を与え
るための下地処理は不要である。勿論従来通り表面の酸
またはアルカリによる化学エッチング、ニッケルメッ
キ、硫酸による部分酸化物等を行っても問題はない。ペ
ーストの塗布厚さは50〜200μmである。
ペーストを塗布または印刷した後まず120〜150℃
で15分程度乾燥する。次いでこれを焼成するが乾燥、
焼成は空気中で行うことができ、バインダーの分解燃焼
が活発な350〜400℃の間では昇温速度をできるだ
けゆるやかにすることが好ましい。焼成の加熱および冷
却のパターンは第3図のように示すことができる。35
0℃までは40℃/分で昇温し、350〜400℃の間
は前記のように昇温速度を落とし、約5℃/分とする。
400℃に達した後は10℃分で750℃〜850℃に
昇温し、この温度で約20分焼成する。焼成後は放冷し
て室温に戻す。
請求項6の本発明は、請求項1で用いるガラスフリット
または焼結金属酸化物微粉をフィラーとして10〜95
重量%含有する耐熱絶縁性可視光硬化型樹脂を、ペース
ト化し、該ペーストを支持体上に塗布して光硬化させる
耐熱絶縁性電子回路基板または積層構体の製造方法であ
る。
フィラーとして添加されるガラスフリットまたは焼結金
属酸化物微粉の調製については、請求項4および5の説
明で述べた方法と同様である。このガラスフリットまた
は焼結金属酸化物微粉を可視光硬化型樹脂と前記の割合
で混合する。この場合樹脂と同一の屈折率を有するガラ
ス組成を選ぶことが必要である。これは前記のように基
板上のパターンの鮮明度すなわち光散乱による透過およ
び反射をよくするためである。
ペーストを支持体上に塗布する方法はガラスのみのペー
ストの塗布の場合と同様公知の方法を用いることができ
るが、本発明においてはオートディスペンサーを用いて
噴霧塗布する方法が表面の平滑性を一層よくするため好
ましい。
塗布されたペーストは、窒素気流中でメタルハライド光
源(470nm)を使用して数十秒〜数分照射すること
により硬化する。
本発明においては、さらに前記ビークルとして用いたセ
ルロース誘導体のバインダーペーストを予め塗布するこ
とにより、従来不可能であったステンレス鋼へのハンダ
付けを可能とすることができる。この目的で使用される
ペーストとしては、5〜10重量%の無機酸が添加され
る。すなわちその構成は5〜10%の無機酸を添加した
セルロース誘導体のBCA溶液またはα−ターピネオー
ル溶液からなるペーストである。BCA溶液またはα−
ターピネオール溶液中のセルロース誘導体の濃度は5〜
10重量%が好適である。セルロス誘導体としてはアル
キルセルロースが好ましく、メチルセルロースおよびエ
チルセルロースは好適である。また添加される無機酸と
しては、塩酸、フッ酸およびフッ酸とリン酸との混酸が
好ましい。混酸の組成としてはリン酸3〜10容量%が
好適である。
このペーストをステンレス鋼のハンダ付け部分に予め塗
布または印刷しておくことにより、ステンレス鋼に極め
て容易にハンダ付けすることができ、ステンレス鋼を支
持体とする電子回路のハイブリッド化に対する要求特性
の多彩化に適した基板を作製することができる。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 重量%でNi74.09,Cr15.69,Fe9.2
2,Mn0.31,Co0.3,Si0.21,P0.
009,S0.001,Cu0.04の組成の非磁性ス
テンレス鋼(100〜300℃における線膨張係数α
100〜300=137,2×10−7/℃)からなる板状支
持体(以下「A基板」という)の上に第1表のNo.3の
組成を有するガラス(α100〜300=128,0×10
−7/℃)を積層して基盤を作製した。
ガラスフリットの製造:No3の組成の混合物を4の石
英ルツボで粗溶解した後溶解物を水砕、乾燥した。この
乾燥物を4の白金ルツボを用いて、1,250℃で9
0分再度溶融した後水砕、乾燥し、風篩で分粒し10μ
m以上をカットしたものを用いた。
ガラスグレーズ基板の作製:前記で得られたガラスフリ
ット(325メッシュパス100%、平均粒径2.77
μm)にビークルを加え、スリーロールミルで4時間混
練した後抜気して、粘度約200ポイズのペーストを調
製した。ビークルとしては、エチルセルロース(8重量
%の塩酸を含む)の7%BCA溶液を使用した。このペ
ーストをステンレス鋼150メッシュの印刷用スクリー
ンを用いて前記A基板上に約100μmの厚さに塗布
し、130℃で15分間乾燥した後焼成を行った。焼成
のスケジュールは第3図に示したように、まず約40℃
/分程度の速度で350℃迄加熱し、350℃〜400
℃の間はバインダー等の分解、燃焼が活発なため5℃/
分と昇温速度を暖め、400℃に達した後は10℃/分
で750℃に昇温し、750℃で20分間焼成する。焼
成終了後は約40℃/分で冷却した。
上記のようにして得られたステンレスグレーズ基板は第
2表に示した特性値を有し、回路基板として極めて優れ
たものであった。
実施例2 重量%でCr16.75,Mn0.54,Nb0.5
2,Si0.49,Cu0.38,P0.026,C
0.015,S0.003を含むFeからなる磁性ステ
ンレス鋼(α100〜300=110,2×10−7/℃)の
板状支持体(以下「B基板」という)の上に第1表のN
o.5の組成を有するガラス(α100〜300=105×10
−7/℃)を積層して基板を作製した。
ガラスフリットの製造およびガラスグレーズ基板の作成
は実施例1と同様な手順で行った。得られた磁性ステン
レスグレーズ基板の特性値は第2表の値を満足するもの
であった。
実施例3 ICI社製可視光硬化型樹脂LCRX0403
(n:1.5408)にフィラーとして第1表のNo
8の組成のガラスフリット(n:1.54〜1.5
5)を70重量%の含有率になるように添加して樹脂組
成物を調製した。ガラスフリットは実施例1と同様にし
て製造した。このガラスの線膨張係数α100〜300は95
×10−7/℃であった。
上記の樹脂組成物を混合してスリーロールミルで4時間
混練し、続いて抜気して粘度約170ポイズのペースト
とした。このペーストを、ディスペンサーにてエア圧力
4.0kg/cm2、風量170N/分でA基板およびB
基板上に噴霧塗布してフィルム状に積層し、メタルハラ
イド光源(470nm)を用いて、窒素気流中で2分間
照射し硬化させた。この表面は研磨して仕上げた基板
は、200℃以下の使用範囲で耐ヒートサイクル性に異
常がなく、体積固有抵抗は常温で1015Ωcm以上、1
00〜200℃で1013Ωcm以上、絶縁耐圧3KV/
100μm以上、比誘電率(1010Hz)7.0〜
11.0で特性値を十分クリアーした。
〔発明の効果〕
本発明の耐熱性絶縁電子回路基板は、機械的強度、耐熱
性、加工性に優れ、従来の絶縁性基板では実現できなか
った電子回路のハイブリッド化に適した絶縁基板であ
り、大型異型基板ができ、かつセラミック基板と同様に
スナップラインを設けて多数個取りも可能である。また
磁性ステンレス鋼を支持体としたものは、静電および電
磁シールド基板としての特性を具備している。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のガラスフリットの粒度分
布の例を示す図、第3図はガラスペーストの焼成時の加
熱・冷却のパターンを示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量に基づきSiO0〜8%,B
    4〜15%,P20〜71%,ZnO0〜2%,
    Al0〜10%,PbO 0〜1%,ZrO
    〜2%,TiO0〜2%,LiO0〜1%,Na
    O 0〜2%,KO 0〜11%,MgO 0〜5
    %,CaO 0〜14%,SrO 0〜18%,BaO
    0〜42%,Nb0〜1%,Ta0〜4
    %,La0〜11%,WO0〜1%,Y
    0〜1%,からなる高温絶縁性ガラスが磁性または非磁
    性の金属またはステンレス鋼の板状支持体上に積層され
    ていることを特徴とする耐熱性絶縁電子回路基板または
    積層構体。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の組成を有するガラスに
    添加成分として焼結した金属酸化物0〜10%を加えた
    高温絶縁性ガラスが磁性または非磁性の金属またはステ
    ンレス鋼の板状支持体上に積層されていることを特徴と
    する耐熱性絶縁電子回路基板または積層構体。
  3. 【請求項3】重量に基づきSiO0〜8%,B
    4〜15%,P20〜71%,ZnO0〜2%,
    Al0〜10%,PbO 0〜1%,ZrO
    〜2%,TiO0〜2%,LiO0〜1%,Na
    O 0〜2%,KO 0〜11%,MgO 0〜5
    %,CaO 0〜14%,SrO 0〜18%,BaO
    0〜42%,Nb0〜1%,Ta0〜4
    %,La0〜11%,WO0〜1%,Y
    0〜1%,からなるガラスまたは焼結した金属酸化物0
    〜10%からなる高温絶縁性物質の粉体を、フィラーと
    して10〜95重量%含有する耐熱絶縁性可視光硬化型
    樹脂が磁性または非磁性の金属またはステンレス鋼から
    なる板状支持体上に積層されていることを特徴とする耐
    熱性絶縁電子回路基板または積層構体。
  4. 【請求項4】重量に基づきSiO0〜8%,B
    4〜15%,P20〜71%,ZnO0〜2%,
    Al0〜10%,PbO 0〜1%,ZrO
    〜2%,TiO0〜2%,LiO0〜1%,Na
    O 0〜2%,KO 0〜11%,MgO 0〜5
    %,CaO 0〜14%,SrO 0〜18%,BaO
    0〜42%,Nb0〜1%,Ta0〜4
    %,La0〜11%,WO0〜1%,Y
    0〜1%,からなる高温絶縁性ガラスを、5〜10重量
    %のセルロース誘導体のブチルカルビトールアセテート
    またはα−ターピネオールの溶液をバインダーとしてペ
    ースト化し、磁性または非磁性の金属またはステンレス
    鋼の板状支持体上に積層して焼結することを特徴とする
    耐熱性絶縁電子回路基板または積層構体の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項(4)記載の組成を有するガラスに
    添加成分として焼結した金属酸化物0〜10%を加えた
    高温絶縁ガラスを、5〜10重量%のセルロース誘導体
    のブチルカルビトールアセテートまたはα−ターピネオ
    ールの溶液をバインダーとしてペースト化し、磁性また
    は非磁性の金属またはステンレス鋼の板状支持体上に積
    層して焼結することを特徴とする耐熱性電子回路基板ま
    たは積層構体の製造方法。
  6. 【請求項6】重量に基づきSiO0〜8%,B
    4〜15%,P20〜71%,ZnO0〜2%,
    Al0〜10%,PbO 0〜1%,ZrO
    〜2%,TiO0〜2%,LiO0〜1%,Na
    O 0〜2%,KO 0〜11%,MgO 0〜5
    %,CaO 0〜14%,SrO 0〜18%,BaO
    0〜42%,Nb0〜1%,Ta0〜4
    %,La0〜11%,WO0〜1%,Y
    0〜1%,からなるガラスまたは焼結した金属酸化物の
    粉体を、フィラーとして10〜95重量%含有する耐熱
    絶縁性可視光硬化型樹脂をペースト化し、磁性または非
    磁性の金属またはステンレス鋼の板状支持体上に積層し
    硬化させることを特徴とする耐熱性絶縁電子回路基板ま
    たは積層構体の製造方法。
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