JPH0617302U - 電気・油圧式駆動車両の駆動制御装置 - Google Patents

電気・油圧式駆動車両の駆動制御装置

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JPH0617302U
JPH0617302U JP057188U JP5718892U JPH0617302U JP H0617302 U JPH0617302 U JP H0617302U JP 057188 U JP057188 U JP 057188U JP 5718892 U JP5718892 U JP 5718892U JP H0617302 U JPH0617302 U JP H0617302U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インチング操作時等での短時間での電気モー
タの起動、停止の繰り返しを抑え、中立時にはできる限
り電気モータの駆動を停止させる。 【構成】 走行操作操作レバー7aが操作されると、電
力供給制御回路20はこの操作に応じてバッテリ11か
ら電気モータ12への電力供給をオン・オフ制御する。
走行操作レバー7aが走行を行わせる位置にあるときに
は電気モータ12への電力供給を行わせて電気モータ1
2を駆動し、走行操作レバー7aが中立位置にあるとき
には電気モータ12への電力供給を遮断する。但し、こ
の電力供給制御回路20内には遅延回路21が配設され
ており、走行操作レバー7aが中立位置に戻されてバッ
テリ11から電気モータ12への電力供給を遮断するき
には、所定時間の遅れをおいた後、この電力供給の遮断
を行わせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車載バッテリにより駆動される電気モータにより油圧ポンプを駆動 し、この油圧ポンプからの油圧供給を受けて駆動される油圧モータにより走行用 クローラ、車輪等を駆動して車両の走行駆動を行うようになった電気・油圧式駆 動車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような電気・油圧式駆動車両は、比較的小型の高所作業車等に用いられて おり、その走行制御は、車両上に搭乗したオペレータが走行制御レバーを操作す る等して行われる。走行制御レバーが操作されると、その操作に応じて油圧ポン プから油圧モータへの供給油量を制御する油圧制御バルブの作動を制御し、これ により油圧モータの駆動制御を行って、車両の走行制御が行われる。
【0003】 走行制御レバーが中立位置にあるときには、油圧制御バルブにより油圧モータ への供給油量を零にして車両の駆動を行わせれば良いのであるが、このときには 電気モータの駆動も必要がなく、電気モータへの電力供給を停止してバッテリの 電力消費をできる限り抑えるのが望ましい。このため、従来の電気・油圧式駆動 車両においては、走行制御レバーが中立位置に位置すると、油圧制御バルブを閉 止して油圧モータへの油圧供給を停止するとともに、バッテリから電気モータへ の電力供給も停止するようになっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように構成すると、走行するときにのみバッテリから電力供給がなされて 電気モータが駆動されるため、効率の良い走行制御が行え、バッテリ寿命も延ば すことができる。しかしながら、頻繁にインチング操作を繰り返す走行制御を行 うような場合には、電気モータが起動、停止を繰り返すことになり、起動の都度 にバッテリから電気モータに大電流が流れるためにかえってバッテリの消耗が大 きくなるという問題や、電力供給制御を行うスイッチの接点に悪影響を及ぼすと いう問題がある。
【0005】 本考案はこのような問題に鑑みたもので、インチング操作等を行った場合に、 短時間での電気モータの起動、停止の繰り返しを行わせることがなく、且つ、中 立時にはできる限り電気モータの駆動を停止してバッテリの消費を抑えることが できるような構成の駆動制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本考案においては、走行操作手段(走行操作レバ ー、スイッチ等)がオペレータにより操作されると、電力供給制御回路はこの操 作に応じてバッテリから電気モータへの電力供給をオン・オフ制御する。例えば 、走行操作手段が走行を行わせる位置にあるときには電気モータへの電力供給を 行わせてこの電気モータを駆動し、走行操作手段が中立位置にあるときには電気 モータへの電力供給を遮断する。但し、この電力供給制御回路内には遅延回路が 配設されており、走行操作手段が中立位置に戻される等してバッテリから電気モ ータへの電力供給を遮断するきには、所定時間の遅れをおいた後、この電力供給 の遮断を行わせるようになっている。
【0007】
【作用】
このような構成の駆動制御装置を用いた場合、走行操作手段を走行位置に位置 させる操作を行うと、この操作に対応して電力供給制御回路は、バッテリから電 気モータへの電力供給を行わせる。これにより、電気モータが駆動されて油圧ポ ンプが駆動され、この油圧ポンプからの油圧供給を受けて油圧モータが駆動され 、車両が走行駆動される。 一方、走行操作手段が中立位置に戻されたときには遅延回路が働き、この走行 制御信号が入力されたときから所定の時間遅れをおいて電力供給制御回路により 電力供給が停止される。すなわち、走行操作手段が中立位置に戻されたときには 、これと同時に電気モータの駆動が停止されるのではなく、所定時間遅れの後に 電気モータの駆動が停止される。このため、インチング操作等のように走行操作 手段が走行位置と中立位置とで短時間に切り換え操作されるような場合には、電 気モータは継続して駆動される。これにより、短時間で電気モータが起動、停止 されるようなことがなくなり、バッテリの耐久性が向上するとともに、スイッチ 接点の耐久性も向上する。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の好ましい実施例について説明する。 本考案に係る駆動制御装置を有した電気・油圧式駆動車両の一例として、シザ ース式自走高所作業車を図1に示している。この高所作業車は、駆動スプロケッ ト8a、転動輪8bおよび遊動輪8cに巻き掛けられたクローラ8を車体1の左 右両側に有する。駆動スプロケット8aは油圧モータ16により駆動され、これ により車両が走行駆動されるようになっている。 車体1内に、バッテリ11と、このバッテリ11からの電力供給を受けて回転 駆動される電気モータ12と、この電気モータ12により駆動される油圧ポンプ 15とが搭載されており、上記油圧モータ16はこの油圧ポンプ15から油圧供 給を受けて回転駆動される。
【0009】 車体1上には、シザースリンク2が取り付けられ、このシザースリンク2の上 に作業台4が取り付けられている。シザースリンク2は昇降シリンダ3により上 下に伸縮されるようになっており、昇降シリンダ3の伸縮に応じて、作業台4は 、図において実線で示す上動位置と2点鎖線で示す下動位置との間で昇降移動さ れる。 このように昇降される作業台4にオペレータ(作業者)が搭乗して高所作業を 行う。そのため、安全手摺5が設けられるとともに、手摺5の前部に車両の走行 制御操作および作業台の昇降制御操作を行うための操作レバー7a,7bを有し た操作制御装置6が設けられている。
【0010】 この操作制御装置6の走行操作レバー7aを操作することにより油圧モータ1 6の駆動制御を行って車両の走行駆動制御が行われ、昇降操作レバー7bを操作 することにより昇降シリンダ3の伸縮制御を行って作業台4の昇降制御が行われ る。 以下においては、走行操作レバー7aの操作に伴う走行駆動制御について説明 する。なお、昇降操作レバー7bの操作による作業台4の昇降制御は、従来から 良く知られているとともに、本考案の構成とは直接関係しないので、その説明は 省略する。
【0011】 走行駆動制御装置の全体構成を図2に示している。バッテリ11からの電力は 操作制御装置6および電力供給制御回路20を介して電気モータ12に供給され るようになっている。操作制御装置6は、走行操作レバー7aの作動に応じて作 動される走行切換スイッチ6aと、ポテンショメータを構成する可変抵抗6bと を有する。走行操作レバー7aは、前進位置、中立位置および後進位置の間で操 作可能であり、これが中立位置にあるときに走行切換スイッチ6aがオフとなり 、前進もしくは後進位置にあるときにオンとなる。さらに、前進位置および後進 位置においては中立位置から離れる程、その前進もしくは後進速度を増大させる 制御を行うようになっており、この前進側もしくは後進側操作量はポテンショメ ータを構成する可変抵抗6bにより検出される。
【0012】 走行切換スイッチ6aに電力供給制御回路20が繋がっている。このため、走 行操作レバー7aが中立位置から前進側に操作されてこの走行切換スイッチ6a がオンになると、バッテリ11からの電流はライン31から遅延回路21を介し てそのままコンタクタ(電磁開閉器)22に送られ、コンタクタ22のスイッチ 22aをオンにする。これによりライン33を介してバッテリ11から電気モー タ12に電流が流れ、電気モータ12が回転駆動される。 この電気モータ12には油圧ポンプ15が連結されており、電気モータ12に より油圧ポンプ15が駆動され、その吐出油が走行制御バルブ28を介して油圧 モータ16に供給される。油圧モータ16には駆動スプロケット8aが連結され ており、油圧モータ16が油圧ポンプ15からの油圧供給を受けて駆動されると 、駆動スプロケット8aが回転駆動され車両が走行駆動される。
【0013】 一方、ポテンショメータ6bからの操作信号がライン34から速度制御回路2 5を介して走行制御バルブ28に出力されるようになっている。このため、上記 のように走行操作レバー7aが中立位置から前進側に操作されると、この走行操 作レバー7aの操作方向および操作量に対応した信号が速度制御回路25に送ら れ、速度制御回路25はこれら信号に対応して走行制御バルブ28を制御する。 これにより、油圧ポンプ15から油圧モータ16に供給される作動油の供給方向 および供給量が制御される。 すなわち、走行操作レバー7aが前進側に操作されると、油圧モータ16が駆 動スプロケット8aを前進側に回転駆動するように作動油の供給方向が設定され 、且つそのときの油量は走行操作レバー7aの操作量が大きいほど大きくなる。 これにより、走行操作レバー7aを中立位置から前進側に操作すれば車両を前進 させることができ、そのときの走行速度は走行操作レバー7aの操作量に応じて 調整することができる。なお、走行操作レバー7aを後進側に操作するときも同 様である。
【0014】 次に、このようにして前進側に操作した走行操作レバー7aを中立位置に戻す と、走行切換スイッチ6aがオフとなる。これによりライン31を介しての電力 供給が遮断される。しかしながら、このオンからオフへの切り換えをなされると 遅延回路21が働き、所定時間の間はライン32を介して電力供給を行わせ、所 定時間の後にこの電力供給を完全に遮断するようになっている。このため、走行 操作レバー7aが中立位置に戻されても、所定時間の間はコンタクタ22は通電 されてそのスイッチ22aはオンのまま保持され、電気モータ12が駆動され続 ける。そして、所定時間の時間遅れをおいて電力供給が遮断されてスイッチ22 aがオフとなり、電気モータ12への電力供給が遮断される。
【0015】 このように前進位置から中立位置に戻してから所定時間経過しないと電気モー タ12への電力供給が遮断されないため、例えば車両を極くゆっくり走行させよ うとして走行操作レバー7aをインチング操作、すなわち、中立位置と前進位置 とを頻繁に切り換える操作を行った場合等においては、レバー7aが中立位置に 戻された後この電力供給が遮断される前にレバー7aが再び前進位置に切り換わ ることになり、電気モータ12は連続して駆動される。これにより、走行操作レ バー7aをインチング操作したような場合に、電気モータ12が頻繁に起動、停 止を繰り返すような作動制御が防止される。
【0016】 なお、本例においてはクローラ式駆動装置を有したシザース式自走高所作業車 を例にして説明したが、本考案は車輪式駆動装置を有した車両でも適用可能であ り、且つ他の形式の作業車に用いることも可能であるのは無論である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、走行操作手段(レバー等)を走行位置 に位置させる操作を行うと、この操作に対応して電力供給制御回路は、バッテリ から電気モータへの電力供給を行わせ、これにより電気モータが駆動されて油圧 ポンプが駆動され、この油圧ポンプからの油圧供給を受けて油圧モータが駆動さ れ、車両が走行駆動される。 一方、この状態から走行操作手段が中立位置に戻されたときには遅延回路が働 き、この走行制御信号が入力されたときから所定の時間遅れをおいて電力供給制 御回路により電力供給が停止される。すなわち、走行操作手段が中立位置に戻さ れたときには、これと同時に電気モータの駆動が停止されるのではなく、所定時 間遅れの後に電気モータの駆動が停止される。このため、インチング操作等のよ うに走行操作手段が走行位置と中立位置とで短時間に切り換え操作されるような 場合には、電気モータは継続して駆動され、これにより短時間で電気モータが起 動、停止されるようなことがなくなり、バッテリの耐久性を向上させるとともに 、スイッチ接点の耐久性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る駆動制御装置を有した高所作業車
の斜視図である。
【図2】この駆動制御装置の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
2 シザースリンク 3 昇降シリンダ 4 作業台 8 クローラ 11 バッテリ 12 電気モータ 15 油圧ポンプ 16 油圧モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両上に搭載されたバッテリと、このバ
    ッテリからの供給電力により駆動される電気モータと、
    この電気モータにより駆動される油圧ポンプと、この油
    圧ポンプからの供給油圧により駆動されて前記車両の走
    行駆動を行う油圧モータとからなる電気・油圧式駆動車
    両の駆動制御装置であって、 オペレータにより操作され車両の走行制御を行う走行操
    作手段と、 この走行操作手段の操作に応じて前記バッテリから前記
    電気モータへの電力供給を制御する電力供給制御回路
    と、 この電力供給制御回路内に配設され、前記バッテリから
    前記電気モータへの電力供給を遮断するときには所定時
    間の遅れをおいた後に前記電気モータへの電力供給を遮
    断させる遅延回路とを有することを特徴とする電気・油
    圧式駆動車両の駆動制御装置。
JP1992057188U 1992-07-22 1992-07-22 電気・油圧式駆動車両の駆動制御装置 Expired - Lifetime JP2585379Y2 (ja)

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JPS6128779A (ja) * 1984-07-18 1986-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機の排水ポンプ装置

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