JPH0617383U - ステッピングモータ - Google Patents
ステッピングモータInfo
- Publication number
- JPH0617383U JPH0617383U JP4971092U JP4971092U JPH0617383U JP H0617383 U JPH0617383 U JP H0617383U JP 4971092 U JP4971092 U JP 4971092U JP 4971092 U JP4971092 U JP 4971092U JP H0617383 U JPH0617383 U JP H0617383U
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- ball
- stepping motor
- bearing member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステッピングモータの回転時におけるトルク
減衰および騒音の発生を低減させる。 【構成】 軸受部材10のリードスクリュー5先端と対
向する位置には、摺鉢状の底面21aを有する凹部21
が形成され、底面21aには、その中心から径方向に沿
って放射状にリードスクリュー5の先端側に突出する突
起21bが形成されている。そして、突起21bのテー
パ部21cとリードスクリュー5の端面に形成された摺
鉢状の凹部5aとの間にボール11を挟み込み、ボール
11を凹部5aからテーパ部21cへと押圧することに
より、リードスクリュー5が軸受部材10に回転自在に
支持される。ボール11と底面21aとはテーパ部21
c以外の部分では接触しないため、底面21aとボール
11との接触面積が減少する。
減衰および騒音の発生を低減させる。 【構成】 軸受部材10のリードスクリュー5先端と対
向する位置には、摺鉢状の底面21aを有する凹部21
が形成され、底面21aには、その中心から径方向に沿
って放射状にリードスクリュー5の先端側に突出する突
起21bが形成されている。そして、突起21bのテー
パ部21cとリードスクリュー5の端面に形成された摺
鉢状の凹部5aとの間にボール11を挟み込み、ボール
11を凹部5aからテーパ部21cへと押圧することに
より、リードスクリュー5が軸受部材10に回転自在に
支持される。ボール11と底面21aとはテーパ部21
c以外の部分では接触しないため、底面21aとボール
11との接触面積が減少する。
Description
【0001】
本考案は、小型ステッピングモータに係るものであり、特にモータ回転時のト ルク減衰および騒音の発生が低減されたステッピングモータに関する。
【0002】
自動焦点カメラのレンズ駆動機構等には、いわゆるステッピングモータが多く 使用されている。そして、この種のステッピングモータとして、従来より例えば 図4または図5に示すものが知られている。
【0003】 標準的なステッピングモータの構造を図4に示す。符号1は円筒状をなす一対 のヨークと、これらヨークに巻回されたコイルとからなるステータで、ステータ 1の中央に形成された空間には回転軸2およびその周囲に固定されたロータ3か らなるロータアッセイ品4が挿入されている。また、回転軸2の一端側は軸線方 向に沿って延長されるとともに周囲にネジが切られてリードスクリュー5を形成 している。一方、回転軸2の他端側のステータ1の端面には、前記他端に回転軸 2の一端方向への予圧を付加する板ばね6が抵抗溶接等の方法で当接固定されて いる。
【0004】 更に、リードスクリュー5側のステータ1の端面には平板環状をなすプレート 7の一端が当接固定され、このプレート7の中央部には回転軸2とリードスクリ ュー5との中間部を回転自在に支持するメタル軸受8が設置されているとともに 、プレート7の他端にはリードスクリュー5の先端方向に伸びるブラケット9の 一端がネジ止め等の方法で当接固定されている。
【0005】 このブラケット9のリードスクリュー5先端側には軸受部材10が固定され、 軸受部材10のリードスクリュー5先端と対向する位置には摺鉢状の凹部10a が形成されている。そして、この凹部10aとリードスクリュー5の端面に形成 された同じく摺鉢状の凹部5aとの間にボール11を挟み込み、前記板ばね6の 作用により、ボール11を凹部5aから凹部10aへと押圧することにより、リ ードスクリュー5が回転自在に支持されている。
【0006】 また、図5は、軸受部材10に形成された凹部10aの断面形状をコの字状と し、この凹部10aの底面と前記リードスクリュー5端面の凹部5aとの間に配 設したボール11を介して、リードスクリュー5を回転自在に支持した場合の例 である。
【0007】 上記の各ステッピングモータにおいては、前記コイルに通電すると、ステータ 1内に磁極が形成され、この磁極とロータ3に形成された磁極との作用によりロ ータアッセイ品4が回転軸2回りに回転する。この場合、ボール11は凹部5a から受ける接触圧により凹部5aとともに回転する。
【0008】
近年、モータ回転時に凹部10aとボール11間で発生する騒音を防止する観 点から、ボール11の材質には樹脂が多用されている。ところが、樹脂製のボー ル11を使用すると、例えば、図4に示す構造のステッピングモータでは、凹部 10aとの接触部分におけるボール11の摩耗および凹部5aからの接触圧に伴 うボール11の変形により、ボール11と凹部10aとの接触面積が増加する結 果、ボール11と凹部10a間の摩擦抵抗が増加し、この抵抗増加が原因でモー タ回転時におけるトルクが減衰することがあった。
【0009】 更に、凹部10aとボール11との間に形成された空間Sの体積がボール11 と凹部10aとの接触面積の増加に伴い減少し、空間S内が外気圧に対して陰圧 となる結果、凹部10aにボール11が吸引され、ボール11の回転が停止する ことがあった。この場合には、回転しないボール11と回転する凹部5aとの接 触部で新たな騒音が発生した。
【0010】 一方、図5に示す構造のステッピングモータでは、空間Sが形成されないため 、凹部10aにボール11が吸引されることはない。しかしながら、凹部10a に対するボール11の位置決めは専ら凹部5aからボール11への押圧によりな されているため、リードスクリュー5の軸精度等によっては、凹部10aとボー ル11との間でモータ回転方向に振れが発生し、それが原因となって騒音や振動 が発生するという問題があった。特に、ビデオカメラ等の録音機能を有する装置 に用いる場合には、これら騒音の影響が顕著であった。
【0011】
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、回転軸と、この回転軸 の周囲に設けられ、かつコイルが巻回された円筒状のヨークと、前記回転軸の一 端をその端面で回転自在に支持する軸受部材とを具備するステッピングモータに おいて、前記軸受部材には前記一端の端面と対向する摺鉢状の凹部が形成され、 しかも、前記凹部には、前記底面の中心から径方向に沿って放射状に延びる複数 の凹凸が形成されているものである。
【0012】 この場合、前記一端の端面に摺鉢状の凹部を形成し、この凹部と前記軸受部材 の凹部との間に回転自在に保持されたボールを介して前記回転軸が回転自在に支 持される構成としてもよい。
【0013】
本考案のステッピングモータにおいては、軸受部材にモータの回転軸の端面と 対向する摺鉢状の凹部が形成され、しかも、この凹部には、前記凹部の中心から 径方向に沿って放射状に延びる複数の凹凸が形成されているため、前記軸受部材 と、前記端面または前記端面と前記軸受部材間に保持されたボールとの接触面積 が減少する。従って、モータ回転時に前記軸受部材と前記端面またはボールとの 間に生じる摩擦抵抗が低下する。
【0014】
【実施例】 次に、図面に基づき、本考案の実施例について更に詳しく説明する。 図1は本考案の一実施例を示す標準的なステッピングモータの軸受部分の縦断 面図である。なお、本考案は、従来のステッピングモータにおいて、特にリード スクリューの端面を回転自在に支持する軸受部分の改良に関するものであるため 、ステッピングモータにおける他の部分については説明を省略する。
【0015】 図1において、符号20はブラケット9のリードスクリュー5先端側に固定さ れた軸受部材で、軸受部材20のリードスクリュー5先端と対向する位置には、 摺鉢状の底面21aを有する凹部21が形成されている。ここで、凹部21の直 径はリードスクリュー5の直径より若干拡大されている。
【0016】 底面21aには、図2および図3に示すように、底面21aの中心から径方向 に沿って放射状をなし、かつリードスクリュー5の先端側に突出する複数の突起 21bが形成されている。本実施例の場合、突起21bは底面21aの中心から 径方向外方に向け漸次その突出量を増してテーパ部21cを形成するが、底部2 1aの周が形成する平面からは突出せず、前記平面上にて平面部21dを形成し ている。また、突起21bは6個形成され、隣接する突起21bのなす角αは3 0°、対向する突起21bと底面21aとがなす角βは90°である。
【0017】 そして、テーパ部21cと、リードスクリュー5の端面に形成された同じく摺 鉢状の凹部5aとの間にボール11を挟み込み、図示しない板ばねの作用により 、ボール11を凹部5aからテーパ部21cへと押圧することにより、リードス クリュー5が軸受部材10に回転自在に支持される。なお、ボール11の材質と しては、例えばSUJ2、SUS等の剛球や樹脂あるいはセラミックからなる粉 体の焼結品等が使用される。
【0018】 そして、図示しないコイルに通電することにより、リードスクリュー5がその 軸線回りに回転する。この場合、ボール11は凹部5aから受ける接触圧により 凹部5aとともに回転する。
【0019】 ところで、本実施例のステッピングモータにおいては、ボール11は、底面2 1aのテーパ部21cとリードスクリュー5の凹部5aとの間に保持されている 。すなわち、ボール11と底面21aとはテーパ部21c以外の部分では接触し ないため、底面21aとボール11との接触面積が減少する。本実施例の場合、 突起21bが6個形成され、かつ隣接する突起21bのなす角αが30°である ため、底面21aとボール11との接触面積は、突起21bのない場合と比較し て1/2となる。
【0020】 従って、モータ回転時に底面21aとボール11との間に生じる摩擦抵抗が低 下し、この摩擦抵抗に伴うモータ回転時におけるトルクの減衰が抑制されるとと もに、ボール11の摩耗も減少する。
【0021】 また、底面21aとボール11との間に形成された空間Sは、隣接する突起2 1b間に形成された空間を介して外気に対し開放されているため、樹脂製のボー ル11を使用し、ボール11とテーパ部21cとの接触面積が増加した場合でも 、空間S内は外気圧と等圧である。従って、底面21aへのボール11の吸引に よるボール11の回転の停止およびそれに伴うボール11と凹部5aとの接触部 における騒音の発生が防止される。
【0022】 更に、隣接する突起21b間に形成された空間を介してグリス等の潤滑剤がま んべんなく底面21a周辺に行き渡るため、ボール11の回転が円滑になる他、 底面21aとボール11との間に異物が侵入した場合でも、この異物が前記空間 に落下するため、ボール11の円滑な回転が妨げられないという効果もある。
【0023】
以上説明した通り、上記構成を有するステッピングモータにおいては、回転軸 の端面を回転自在に支持する軸受部材と、前記回転軸の端面またはこの端面と前 記軸受部材との間に保持されたボールとの接触面積が減少するため、モータ回転 時に前記軸受部材と前記端面またはボールとの間に生じる摩擦抵抗が低下し、こ の摩擦抵抗に伴うトルクの減衰が抑制されるとともに、前記摩擦抵抗の増大によ る騒音の発生が防止される。
【図1】本考案の第一実施例を示すステッピングモータ
の軸受部分の縦断面図である。
の軸受部分の縦断面図である。
【図2】本考案の第一実施例における凹部のII方向か
ら正面図である。
ら正面図である。
【図3】本考案における第一実施例における底面の構造
を示す図である。
を示す図である。
【図4】従来のステッピングモータの縦断面図である。
【図5】従来のステッピングモータの軸受部分の縦断面
図である。
図である。
1 ステータ 2 回転軸 3 ロータ 4 ロータアッセイ品 5 リードスクリュー 5a,10a,21 凹部 6 板ばね 7 プレート 8 メタル軸受 9 ブラケット 10,20 軸受部材 11 ボール 21a 底面 21b 突起 21c テーパ部 21d 平面部 α 隣接する突起のなす角 β 対向する突起と底面の中心とがなす角
Claims (2)
- 【請求項1】 回転軸と、この回転軸の周囲に設けられ
たロータと、このロータの周囲に前記ロータと離間して
設けられ、かつコイルが巻回された円筒状のヨークと、
前記回転軸の一端をその端面で回転自在に支持する軸受
部材とを具備するステッピングモータにおいて、 前記軸受部材に前記一端の端面と対向する摺鉢状の凹部
が形成され、しかも、この凹部には、前記凹部の中心か
ら径方向に沿って放射状に延びる複数の凹凸が設けられ
ていることを特徴とするステッピングモータ。 - 【請求項2】 前記一端の端面に摺鉢状の凹部を形成
し、この凹部と前記軸受部材に形成された凹部との間に
回転自在に保持されたボールを介して前記回転軸が回転
自在に支持されていることを特徴とするステッピングモ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992049710U JP2558385Y2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | ステッピングモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992049710U JP2558385Y2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | ステッピングモータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617383U true JPH0617383U (ja) | 1994-03-04 |
| JP2558385Y2 JP2558385Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=12838749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992049710U Expired - Lifetime JP2558385Y2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | ステッピングモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558385Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0476175U (ja) * | 1990-11-07 | 1992-07-02 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP1992049710U patent/JP2558385Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0476175U (ja) * | 1990-11-07 | 1992-07-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2558385Y2 (ja) | 1997-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970805 |