JPH0617774Y2 - 振動部品供給機における部品受容器 - Google Patents

振動部品供給機における部品受容器

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JPH0617774Y2
JPH0617774Y2 JP1988024746U JP2474688U JPH0617774Y2 JP H0617774 Y2 JPH0617774 Y2 JP H0617774Y2 JP 1988024746 U JP1988024746 U JP 1988024746U JP 2474688 U JP2474688 U JP 2474688U JP H0617774 Y2 JPH0617774 Y2 JP H0617774Y2
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伸泰 中島
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神鋼電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 内周壁部にスパイラル状のトラックを形成させたほゞ皿
状又はわん形状の部品受容器にねじり振動を与えて前記
トラック上の部品を移送させるようにした振動部品供給
機における部品受容器に関する。
〔従来技術〕 最近、種々の形状の小型の電子部品を整送して次行程に
供給するのに振動部品供給機が広く使用されているが、
例えば、長さが30mm、巾2mm、厚さ0.6mmの細長い形状の
部品mを移送方向をその長手方向に沿って1個づつ次工
程に供給するのに用いられている。第8図は振動パーツ
フィーダーの一部を示すものであるが、この部品受容器
(ボール)(1)は公知のようにわん形状をしており、こ
の内周壁部に沿ってスパイラル状に部品移送用のトラッ
ク(2)が形成されている。このトラック(2)がボール(1)
の径外方側に向って下向きに傾斜しており、部品mがね
じり振動によりこのトラック(2)に沿って移送されるの
であるが、部品mは上述のように、細長い形状であるた
めに、ボール(1)の底部の登り口から上昇してくる時
に、一個宛整列した姿勢で上昇することができず、塊ま
りとなって上昇し始め、またトラック(2)はわん曲し、
かつボール径外方向側に向って下向きに傾斜しているた
めに部品mでボール(1)の側壁部(1)に片寄って移送され
るものは、その三点、すなわち両端部分及び中央部にお
いて側壁部又は、トラック(2)面と当接して移送される
ために、ねじり振動を受けて移送されるのであるが、そ
の姿勢は安定せず不安定となり、かつボール(1)の底部
からこのトラック(2)の登り口に上昇する時には、整列
して昇る事ができず、塊まりとなって移送されるため
に、又このトラック(2)に上昇しても三点接触により不
規則な振動を受けるために第8図に示すように、複雑に
交錯した姿勢で移送される事になる。すなわち、ほゞ塊
状となって移送されるために仮にこの下流側にこのよう
な部品を単列で又は単層で整送するための手段を設けて
いても、そこに至るとこれら塊まりとなった部品mは、
そのまゝボール(1)の内方へと一団となって除去されて
しまい、この下流側にはほとんど導かれないという事態
に至る事が多い。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上述の問題に鑑みて成され、上述のような形状
の細長い部品であっても効率良く振動部品供給機におい
て移送する事ができ、かつ整送作用を効率良く受けて次
工程へと高能率で供給する事ができる振動パーツフィー
ダにおける部品受容器を提供する事を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、内周壁部にスパイラル状のトラックを形成
させたほゞ皿状又はわん形状の部品受容器にねじり振動
を与えて前記トラック上の部品を移送させるようにした
振動部品供給機における部品受容器において、前記部品
は断面が長方形状で直線的で細長い部品であり少なくと
も前記部品受容器の底部から始まる前記トラックの上流
側部分の断面形状を前記部品の巾の大きさに比べ充分に
曲率半径の大きい円弧状とし、かつ整送すべき前記細長
い部品の巾より充分に大きい巾としていることを特徴と
する振動部品供給器における部品受容器によって達成さ
れる。
〔作用〕
部品は断面が長方形状で直線的に細長い部品であっても
円滑に上流側部分のトラックの始端を昇り始め、このト
ラックの途上においても従来のように塊状となることな
く、中心線に向う重力作用と振動作用とによりほゞすべ
ての部品を長手方向を移送方向に揃えて多列で移送させ
ることができる。よってこの下流側に何らかの部品整送
装置があっても効率よく、これによって整送作用を受け
ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例による振動パーツフィーダーにお
けるボール(11)について説明する。
第1図及び第2図は、本考案の実施例による振動パーツ
フィーダの全体を示すものであるが、振動パーツフィー
ダは全体として(10)で示され、そのわん形状のボール(1
1)の底部には可動コア取付け部材(12)が固定され、それ
に磁性材でなる可動コア(13)が固定されている。この可
動コア(13)は等角度間隔で傾斜して配設された板ばね(1
7)によりベース(14)と結合されている。ベース(14)上に
は、コイル(15)を巻装させた固定側電磁石(16)が固定さ
れており、以上このようにしてねじり振動駆動部が構成
されるのであるが、このねじり振動駆動部全体が筒状の
カバー(18)により被覆されている。そして振動パーツフ
ィーダ(10)全体は防振ゴム(19)により床上に支持されて
いる。
ボール(11)は公知のようにわん形状を呈するものである
が、底部(20)は所謂、陣傘形状、もしくは、高さの小さ
い円錐形状を呈しており、この中央部に上方から投入さ
れた部品mは、重力作用により外方へと拡がろうとす
る。ボール(11)の内周壁部にはこの内周壁部に沿って底
部(20)からその始端部が始まる上流側トラック(21)及び
これの端部に連設して整列トラック(22)がスパイラル状
にボール(11)の内周壁に取付けられている。本実施例に
よれば、上流側トラック(21)と整送トラック(22)は、ほ
ゞ180°の範囲内で延在しており、上流側トラック(21)
の始端部はボール(11)の内側の最外周側部分から始って
おり、従って部品mは底部(20)から上流側トラック(21)
の始端部に導かれるのであるが、この始端部が、底部(2
0)のボール(11)内における最外周に位置しているため
に、整送する部品は細長い部品であるが、この部分にお
いてはボールの曲率半径が充分に大きくなっているため
に、容易にこの始端部を昇って行く事ができる。仮に従
来の一般のボールのように更に内方から始端が始まる場
合には、この部分においては曲率半径が小さいために、
細長い部品mは、この始端部から上昇する事が困難であ
るが、本実施例においては、効率良くこの昇り口を上昇
して行く事ができる。上流側トラック(21)と下流側トラ
ックすなわち整送トラック部(22)との境界部(30)は第6
図に示すように、下流側の整送トラック(22)の移送面の
方が低いように結合されている。
第3図には上流側トラック(21)の詳細が示されている
が、この移送面(24)は、図示するように部品mの巾に比
べて曲率半径が充分に大きい円弧状であって、この両側
に側壁部(25a)(25b)が形成され、外側の側壁部(25a)が
ボール(11)の側壁部(23)に、たとえば溶接により固定さ
れている。又、第4図及び第5図には、整送トラック(2
2)の詳細が示されているが、このトラックの移送面(26)
は直線的であってボール(11)の中心側に向って下向きに
傾斜しており、その両側には側壁部(27a)(27b)が形成さ
れていて、この一方の側壁部(27a)はボール(11)の側壁
部(23)に固定されている。下側のすなわち内側の側壁部
(27b)の高さは部品mの厚さより小さい。従ってこゝに
重って到来した部品mはその重なりが矢印で示すごとく
除去されるようになっている。そして第5図に示すよう
にこのトラック(22)の一部には切欠き(28)がその移送路
に沿って形成されており、よってこのトラック(22)の一
部は、挾路とされ、この挾路の巾は部品mの巾よりは、
わずかに小さい、従ってこゝに第4図に示すように、多
列で到来した部品はこの切欠き(28)から下方へと落下
し、こゝを通過した部品mは単列で下流側へと移送され
る事になる。
なお、本実施例では、このような切欠き(28)が2ケ所に
おいて設けられ、最初に部品を投入した時に、これら切
欠き間に部品mが落下したとしても確実に一列で供給さ
れるように構成されている。そしてこの整送トラック(2
0)の排出端部に姿勢保持用の保持トラック(40)が形成さ
れ、これは公知のように構成されるが、こゝで部品mは
長手方向を移送方向に向けた姿勢で、一列、一層で次工
程へと供給されるようになっている。
本考案の実施例は以上のように構成されるが、次にこの
作用について説明する。
細長い部品mは、従来技術で述べたような形状を呈する
のであるが、このような部品mが図においては散在的に
示すが、実際には更に高密度で、ボール(11)内に投入さ
れる。そしてボール(11)にねじり振動力を与えると、部
品mは上流側トラック(21)の始端部に導かれる。なお、
部品を投入した時には、ボール(11)の底部(20)が第1図
に示すように、円錐形状であるために振動力と重力作用
が相まって効率良くボール(11)の内側の最外周側に導か
れて、上流側トラック(21)の始端部から部品mは上昇し
ていく。上流側トラック(21)は、第3図に示すようにそ
の移送面(24)が部品mの巾に比べ充分に曲率半径が大な
る円弧状を呈するために整送作用を受ける。従来のトラ
ックでは部品mが種々雑多な方向をとろうとするのであ
るが、本実施例ではこの移送面(24)が円弧状である、す
なわち、その移送面(24)の中心線に向って、下向きに傾
斜した形状を呈するために、部品mは振動を受けながら
第7図に示す矢印方向に移送される移送力を受けるので
あるが、中心線に向う傾斜のために、長手方向に沿って
移送されようとする力を受ける。第7図に示すように、
従来は第8図に示したように、塊まりとなってそのまゝ
移送されようとしたが、本実施例では、ほゞ全ての部品
mが長手方向に向けて移送される。
この様な状態で、整送トラック(22)に導入されるのであ
るかが、こゝでは、移送面(26)が内側に向って直線的に
下向きに傾斜しており、従って部品mは多列でこゝに到
来し、かつ第4図で示すような整列した状態で、下流側
へと向う。更に内側側壁部(27b)は部品mの厚さより小
さいので、こゝで重っている部品mは、最下方の部品m
の上面を滑って、矢印に示すごとくボール(11)の内方へ
と除去される。多列で、このようにして移送される部品
mは、切欠き(28)に至って第5図に示すように、径外方
の列の部品mは全てこの切欠き(28)から落下してボール
(11)の内方へと導かれる。よってこゝを通過する部品m
は、一列で一層で下流側へと向う。なお本実施例によれ
ば、更に、もう1つの切欠き(28)が形成され、挾路が設
けられているが、こゝをそのまゝ通過して、姿勢保持ト
ラック(40)に至り、こゝで姿勢を保持されて次工程へと
1個づつ供給される事になる。
以上、本考案の実施例について説明したが、勿論、本考
案はこれに限定される事なく、本考案の技術的思想に基
づいて種々の変形が可能である。
又、以上の実施例では、ボール(11)の内側の最外周側で
その始端部が始まるように上流側トラック(22)が巻装さ
れたが、これに代えて、従来よく行われているように更
に内側からその始端部が始まるようにしてもよい。又、
以上の実施例では、上流側トラック(22)をほゞ180°の
範囲内で延在させたが、更に短く、あるいは更に長くた
とえば、2〜3回転、巻装させるようにしてもよい。
又、以上の実施例では上流側トラック(22)の下流側に整
送トラック(22)が設けられ、こゝで単列、かつ単層にさ
れたが、この内、単列だけ行うように構成してもよく、
あるいは単層だけ行うようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の振動部品供給機における部
品受容器によれば、断面が長方形状で直線的に細長い部
品であってもこれを効率よく次工程へ供給する事がで
き、このために部品受容器に複雑な構成を備える必要は
全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例による振動部品供給機の断面
図、第2図は同平面図、第3図は第2図におけるIII−I
II線方向断面図、第4図は同IIII−IIII線方向断面図、
第5図は同V−V線方向断面図、第6図は、第2図にお
ける上流側トラック部分と下流側トラック部分の境界部
分を示す拡大斜視図、第7図は同実施例の作用を説明す
るための要部の拡大平面図及び第8図は従来例の部品受
容器の要部を示す拡大斜視図である。 なお図において、 (21)……上流側トラック部分

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周壁部にスパイラル状のトラックを形成
    させたほゞ皿状又はわん形状の部品受容器にねじり振動
    を与えて前記トラック上の部品を移送させるようにした
    振動部品供給機における部品受容器において、前記部品
    は断面が長方形状で直線的で細長い部品であり少なくと
    も前記部品受容器の底部から始まる前記トラックの上流
    側部分の断面形状を前記部品の巾の大きさに比べ充分に
    曲率半径の大きい円弧状とし、かつ整送すべき前記細長
    い部品の巾より充分に大きい巾としていることを特徴と
    する振動部品供給器における部品受容器。
  2. 【請求項2】少なくとも一部に径外方側に片寄って部品
    の移送方向に沿って延在する切欠き又は孔を形成させて
    整送すべき前記部品の巾にほゞ等しい巾の狭路を有し径
    内方に向って下向きに傾斜し、下端縁部の高さは前記部
    品の厚さより小なる単列整送トラックを前記上流側部分
    のトラックの終端部に連接させている請求項1に記載の
    振動部品供給機における部品受容器。
  3. 【請求項3】前記トラックの上流側部分は前記部品受容
    器の内側の円筒形状の周壁部から始まって約180度の範
    囲で延在し、これに約180度の範囲で前記単列整送ト
    ラックが連接して延在している請求項2に記載の振動部
    品供給機における部品受容器。
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JPS5351582Y2 (ja) * 1974-09-18 1978-12-09
JPS5191485U (ja) * 1975-01-17 1976-07-22
JPS566818U (ja) * 1979-06-25 1981-01-21
JPS6029260A (ja) * 1983-07-25 1985-02-14 Rohm Co Ltd バ−ツフイ−ダにおける物品の表裏整列機構

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