JPH0618025U - 自動車用モールディング - Google Patents

自動車用モールディング

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JPH0618025U
JPH0618025U JP6334192U JP6334192U JPH0618025U JP H0618025 U JPH0618025 U JP H0618025U JP 6334192 U JP6334192 U JP 6334192U JP 6334192 U JP6334192 U JP 6334192U JP H0618025 U JPH0618025 U JP H0618025U
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leg
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幸彦 矢田
俊和 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールディングに必要な剛性を得つつ、良好
な装着作業性及び運搬性を得、しかも良好な外観意匠性
を得ることを可能とする。 【構成】 ほぼ直線状に装着される一般部32A,32
Cにおける脚部322を、硬質性材料P1により成形し
て高剛性化するとともに、曲線状に曲げられつつ装着さ
れる湾曲部における脚部322を、柔軟性材料P2で成
形して曲げ性を向上させ、かつ装飾部321の少なくと
も車外側表面部分を、全長にわたって同一の材料P3に
より構成して継ぎ目のない一連の意匠性を得るように構
成してなるもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のウインドガラス周縁やバンパー面等に装着される自動車用 モールディング及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車体には、種々のモールディングが装着されている。例えば、車体パ ネルの窓開口部に取り付けられたウインドガラスの周縁部には、シール機能及び 装飾機能を備えたウインドモールディングが装着されているとともに、バンパー の前面から側面にかけては、装飾用のバンパーモールが装着されている。これら の各モールディングは、通常、ゴム・樹脂等のエラストマーを長尺状に押出成形 することが多く、車体側に嵌着・固定するための脚部と、外部側に露出配置され る装飾部とを有している。このような樹脂モールディングは、車体パネル側への 取付作業性及び姿勢保持性等の観点からしてみれば、より剛性の高い材料を用い ることが好ましい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところがモールディングの剛性を向上させるために、当該モールディングの全 体を高剛性材料で成形した場合には、取付時にコーナー部の曲げ作業が困難にな り、生産性が低下するという問題がある。コーナー部を良好に曲げるための提案 が、実開昭58−73014号公報、特開昭59−8523号公報あるいは特開 昭60−248426号公報等において種々なされてはいるが、これらでは、モ ールディングの成形及び取付における工程数が増大しており、やはり生産性上の 問題があるとともに、運搬時等に曲げた状態で収容せざるを得ず、大きな収容ス ペースを要するという問題もある。また特開平1−145223号公報(米国特 許4968543号)には、鉄芯をインサートすることによって剛性を付与した ものが開示されているが、大型の成形型を要するとともに、上述した運搬性の問 題もある。
【0004】 そこで本考案は、必要な剛性を得つつ、良好な意匠性、装着性及び運搬性を得 ることができ、しかも簡易に連続成形することができるようにした自動車用モー ルディングを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案にかかる自動車用モールディングは、車体側に 対してほぼ直線状に装着される一般部と、曲線状に曲げられつつ装着される湾曲 部とを備え、これら一般部及び湾曲部は、車外側に露出される装飾部と、この装 飾部から突出して車体側に嵌着固定される脚部とを有する自動車用モールディン グにおいて、前記脚部及び装飾部は、一般部及び湾曲部の全長にわたって一連の 押出成形部材からなるとともに、上記装飾部の少なくとも車外側表面部分が、一 般部及び湾曲部の全長にわたって同一の材料からなり、かつ上記脚部の湾曲部に 相当する部分が、一般部に比して柔軟性を有する材料から構成されている。
【0006】
【作用】
このような構成を有する各手段によれば、硬質性材料によって一般部に必要な 剛性が得られ、良好な装着性及び姿勢保持性が確保されると同時に、柔軟性材料 によって湾曲部における曲げ作業が容易に行われるようになっている。 またそのとき、装飾部の少なくとも車外側表面部分が全長にわたって同一の材 料から形成されているため、モールディングの外観意匠性が、継ぎ目のない一連 の意匠状態に維持されるようになっている。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 まず図1に表わされているように、自動車のフロント側のウインドガラス1の 周縁部には、長尺帯状の押出樹脂部材からなるウインドモールディング32が装 着されている。このウインドモールディング32は、前記ウインドガラス1の上 縁部とルーフパネル3との間の隙間に装着された一般部としてのアッパーモール ディング32Aと、ウインドガラス1の両側縁部とピラーパネル4との間の隙間 に装着された一般部としてのサイドモール32Cと、これらアッパーモールディ ング32Aとサイドモールディング32Cとを湾曲状に連結している湾曲部とし てのコーナーモールディング32Bとを有している。これら各モールディング3 2A,32B,32Cは、ゴム、合成樹脂等の弾性材料を所定の押出成形装置に よって長尺帯状に一連一体に押出成形してなるものであり、図2のように直線状 に一体連続的に押出成形された後に、図3のように湾曲させられて装着が行われ る。
【0009】 このウインドモールディング32は、図2及び図3に示されているようにウイ ンドガラスの周縁部と、車体パネルとの間隙に介挿された脚部322を有してい るとともに、ウインドガラスと車体パネルとの間を車外側から覆う装飾部321 を備えている。そしてこれら装飾部321と脚部322とによって、長手方向に 直交する横断面形状が略T字状になされている。
【0010】 前記脚部322は、一般部としてのサイドモールディング32C及びアッパー モールディング32Aが硬質性材料P1から構成されているとともに、湾曲部と してのコーナーモールディング32Bが柔軟性材料P2から構成されている。こ の脚部322内には、装飾部321との連結部分に芯材としての金属ワイヤー3 23が埋設されている。さらに脚部322の車内側端縁には、ウインドガラスの 下部を支持する支持片324が全長にわたって設けられている。そしてこの支持 片324と上記装飾部321との間に、ウインドガラスを受け入れるためのガラ ス嵌合支持溝が、全長にわたって均一な横断面コの字形状にて画成されている。 また当該脚部322の車内外方向途中部分には、車体パネルの壁面側に向かって 突出し圧接する弾性リップ片325が全長にわたって設けられている。この弾性 リップ片325は、全長にわたって柔軟性材料P3から構成されている。
【0011】 上記装飾部321は、脚部322の車外側端から、ウインドガラス側及び車体 パネル側にそれそれ延びるガラス側装飾部321aとパネル側装飾部321bと を有しており、モールディングの全長にわたって均一な肉厚及び形状に設定され ている。この装飾部321の車外側表層部分は、全長にわたって同一の樹脂材料 からなり、上述した弾性リップ325と同様の柔軟性材料P3から構成されてい る。またこの装飾部321における内部側の芯部分は、上記脚部322と同様の 硬質性材料P1(サイド部とアッパー部)及び軟質性材料P2(コーナー部)か ら構成されている。
【0012】 上記脚部322の車内外方向の高さは、車体パネル側の段差に対応して変化さ れており、アッパーモールディング32Aにおいて短く設定されているとともに 、サイドモールディング32Cにおいてやや長く設定されている。そして脚部3 22の高さが拡大されているサイドモールディング32Cにおいては、当該脚部 322を内周側に膨出してなる肉厚部分が設けられており、この膨出厚肉部分の 内周側壁面と装飾部321のガラス面とによって、雨水受け溝が画成されるよう になっている。内周側に開口する雨水受け溝の大きさは、脚部322の膨出厚肉 部分の立上り高さに比例して変化されている。このような膨出厚肉部分を脚部3 22に設けることは、例えば特開平3−128721号等により可能である。
【0013】 このような実施例にかかるモールディング32においては、一般部のうちの特 に雨水受け溝構成部分の剛性が硬質性材料P1によって高められていることによ り、装着時及び装着後の姿勢が安定的に保持される。また湾曲部としてのコーナ ーモールディング32Bの曲げ性が良好に確保され、モールディングの曲げ装着 作業が容易に行われるとともに、曲げ周長の差によるシワ発生等の不具合も生じ ることがない。 さらにモールディングの外観を構成する装飾部321が、全長にわたって同一 の樹脂材料P3から形成されているため、モールディングの外観意匠性が、継ぎ 目のない良好な状態に維持されるようになっている。
【0014】 次に図4及び図5に示された実施例は、バンパーモールディングに本考案を適 用したものである。バンパーモールディング52は、ゴム、合成樹脂等を一体連 続的に押出成形してなるものであり、図1に示されているように、自動車バンパ ー5の前面部にほぼ直線状をなすように装着される一般部としてのフロントモー ルディング52Aと、バンパー5の側面部に対してほぼ直線状をなすように装着 される一般部としてのサイドモールディング52Cと、バンパー5のコーナー面 部に対して曲線状をなすように装着される湾曲部としてのコーナーモールディン グ52Bとを有している。
【0015】 このバンパーモールディング52は、車外側に露出される装飾部521と、こ の装飾部521からバンパー側に突出する脚部522とを備えており、これら装 飾部521と脚部522とによって、長手方向に直交する横断面形状が略T字状 になされている。装飾部521は、脚部522と一体に成形された横断面略D字 形状の基部521aの表面側に、インサート材としての積層フィルム521bを 介して透明樹脂層521cを被着してなるものである。上記基部521aには、 例えば黒色のアイオノマー樹脂が採用されているとともに、積層フィルム521 bとしては、例えばポリエステルフィルムの両面に蒸着アルミニウムを被着し、 その上からエチレン・コ・ポリマーコーティングを施したものが採用されている 。また透明樹脂層521cとしては、例えば無色透明のアイオノマー樹脂が採用 されている。
【0016】 上記脚部522は、装飾部521からの突出先端部分が矢先形状に成形されて おり、バンパー5側に嵌め込まれて係止されるようになっている。この脚部52 2は、まず図4に示されているように、所定の押出成形装置によって上記装飾部 521と同時にモールディングの全長にわたって横断面略一定の形状で一旦押出 成形され、その後、不要な部分が所定の切除工程によって除去される。これによ り図5に表わされているように、モールディングの長手方向に複数体の脚部52 2が点在される形態になされる。なおこの脚部522は、上述したように装飾部 521の基部521aと一体に成形される。
【0017】 ここで上述した装飾部521のうちの車外側表面を構成する透明樹脂層521 cは、モールディングの全長にわたって一様な樹脂材料P6から構成されている 。これに対して、装飾部521の基部521a及び脚部522を構成している材 料は、上記実施例と同様にモールディングの長手方向に変更されている。すなわ ち一般部としてのフロントモールディング52A及びサイドモールディング52 Cにおいては、基部521a及び脚部522が、硬質性材料P4から構成されて いるとともに、湾曲部としてのコーナーモールディング42Bにおける基部52 1a及び脚部522は、柔軟性材料P5から構成されている。
【0018】 したがってバンパーモールディング52をバンパー5に装着する際に、一般部 としてのフロントモールディング52A及びサイドモールディング52Cは、硬 質性材料P4の剛性によって良好な嵌め込みが行われるとともに、嵌め込み後の 姿勢が安定的に保持される。一方湾曲部としてのコーナーモールディング52B は、柔軟性材料P5の撓み性によって良好な曲げ作業が行われるとともに、曲げ 周長の差によるシワ発生等の不具合は生じることがない。 さらにモールディングの外観を構成する装飾部521の透明樹脂層521cが 、全長にわたって同一の樹脂材料P3から形成されているため、モールディング の外観意匠性が、継ぎ目のない良好な状態に維持されるようになっている。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように本考案は、ほぼ直線状に装着される一般部における脚部を、 硬質性材料により成形して高剛性化するとともに、曲線状に曲げられつつ装着さ れる湾曲部における脚部を、柔軟性材料で成形して曲げ性を向上させ、かつ装飾 部の少なくとも車外側表面部分を、全長にわたって同一の材料により構成して継 ぎ目のない一連の意匠性を得るように構成してなるものであるから、一般部の嵌 め込み装着性及び姿勢保持性を良好に維持しつつ、湾曲部の曲げ装着作業を向上 させ、また運搬時におけるスペースを低減することができ、しかも良好な外観意 匠性を得ることができ、モールディングの有用性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用してなる自動車の前部を表わした
外観斜視説明図である。
【図2】図1に用いられているウインドモールディング
の押出状態を表わした外観斜視説明図である。
【図3】図2に表わされたウインドモールディングの曲
げ状態を表わした外観斜視説明図である。
【図4】本考案の他の実施例におけるバンパーモールデ
ィングの押出状態を表わした図2相当の外観斜視説明図
である。
【図5】図4に表わされたバンパーモールディングの曲
げ状態を表わした外観斜視説明図である。
【符号の説明】
1 ウインドガラス 3,4 車体パネル 32 ウインドモールディング 32A アッパーモールディング 32B コーナーモールディング 32C サイドモールディング 321 装飾部 52 バンパーモールディング 52A フロントモールディング 52B コーナーモールディング 52C サイドモールディング 521 装飾部 522 脚部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に対してほぼ直線状に装着される
    一般部と、曲線状に曲げられつつ装着される湾曲部とを
    備え、これら一般部及び湾曲部は、車外側に露出される
    装飾部と、この装飾部から突出して車体側に嵌着固定さ
    れる脚部とを有する自動車用モールディングにおいて、 前記脚部及び装飾部は、一般部及び湾曲部の全長にわた
    って一連の押出成形部材からなるとともに、 上記装飾部の少なくとも車外側表面部分が、一般部及び
    湾曲部の全長にわたって同一の材料からなり、 かつ上記脚部の湾曲部に相当する部分が、一般部に比し
    て柔軟性を有する材料から構成されていることを特徴と
    する自動車用モールディング。
  2. 【請求項2】 車体側に対してほぼ直線状に装着される
    一般部と、曲線状に曲げられつつ装着される湾曲部とを
    備え、これら一般部及び湾曲部は、車外側に露出される
    装飾部と、この装飾部から突出して車体側に嵌着固定さ
    れる脚部とを有する自動車用モールディングにおいて、 前記脚部及び装飾部は、一般部及び湾曲部の全長にわた
    って一連の押出成形部材からなるとともに、 上記装飾部の車外側部分が、一般部及び湾曲部の全長に
    わたって同一の材料からなり、 かつ上記装飾部の車内側部分及び脚部の湾曲部に相当す
    る部分が、一般部に比して柔軟性を有する材料から構成
    されていることを特徴とする自動車用モールディング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000665A (ja) * 2013-06-17 2015-01-05 株式会社イノアックコーポレーション ウインドモール

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