JPH0618134Y2 - カメラ雲台のカウンターバランス機構 - Google Patents

カメラ雲台のカウンターバランス機構

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JPH0618134Y2
JPH0618134Y2 JP1988094539U JP9453988U JPH0618134Y2 JP H0618134 Y2 JPH0618134 Y2 JP H0618134Y2 JP 1988094539 U JP1988094539 U JP 1988094539U JP 9453988 U JP9453988 U JP 9453988U JP H0618134 Y2 JPH0618134 Y2 JP H0618134Y2
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JP
Japan
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cam
roller
wall surface
spring
shaft
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JP1988094539U
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JPH0216899U (ja
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賢一 上原
宏 齋藤
Original Assignee
株式会社ダイワ製作所
有限会社コーセツ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ビデオカメラ、シネカメラ等のカメラを上下
方向に回動させることができる雲台のカメラの重量によ
って重心が移動することによって生ずる回転モーメント
を実用的にバランスさせるためのカウンターバランス機
構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のカウンターバランス機構には、たとえば
第5図に示すように、雲台の上下方向回転軸13にねじり
コイルバネ20を捲装して、その両端の一方をカメラ取付
台9側に固定するとともに、他方を基台3側に固定し、
カメラ取付台9が上下方向回転軸13を中心に回動するこ
とにより生ずるねじりコイルバネ20のねじりモーメント
によりカウンターバランスをとる手段がある。第5図に
おいて8はカメラ取付台9の左右に垂下する側板であ
る。
この手段によるときは、構造は極めて簡単に構成できる
が、バランスさせるための回転モーメントの特性カーブ
が線形となり、理想的なサインカーブとはならず、また
バランス力を調整するための調整装置もそなえていない
ために、カウンターバランスの強さの調節も不可能であ
った。
上記の欠点を除き、完全なカウンターバランスがとれ、
その強さの調節も可能な手段が、公開特許公報昭57−
19268,公開特許公報62−246694,公開特
許公報62−274194に示されているが、いずれの
手段も構造が複雑で、コストが高く、また強度や大きさ
などに問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、理想的なサインカーブに近いカウンターバラ
ンスをとることができ、カウンターバランスの強さの調
整も可能且容易であって、而も構造が簡単で強度があ
り、大きさも小嵩にでき、廉価なカメラ雲台のカウンタ
ーバランス機構を提供することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記課題を解決するため横方向に回転可能に形
成された基台3に、カメラ取付台9を、その両側板8,
8′において上下方向に回動可能に軸13により支持して
なるカメラ雲台において、基台3内にボックス状の空間
21を形成し、上記空間21内に軸13の中心線と直交する方
向に摺動するカム1を嵌装し、カム1のカム壁面1a
と、上記壁面と対向するボックス状の空間21の内壁との
間であって軸13の中心を通る横方向の直線上に両側板
8,8′に取付けられ、ボックス状の空間21を貫通する
ローラー機構を設け、且、カム壁面1aをローラー機構
に常に弾圧するバネとバネの撥力を調整するためのバラ
ンス調整機構を設けたことを特徴とするカメラ雲台のカ
ウンターバランス機構。なる手段を有するものである。
〔作用〕
カメラ取付台9が水平の状態を示す第3図、及びカメラ
取付台9をθの角度回転させた状態を示す第4図により
本考案の作用を計算式で説明する。なおカム面1aの形
状はカム1が直線状に摺動する摺動方向と直角な面とす
る。又 θ:カメラ取付台9や側板8,8′の水平状態からの傾
き角度。
R:回転軸13とローラー軸12の偏心距離。
r:ローラー11の半径(後述の式には使用していな
い。) xθ:バランス調整装置6により変化するバネ5の初期
たわみ量。
x:θ傾くことによって得られるバネ5のたわみ量。
y:θ傾くことによって得られるローラー軸12と、回転
軸13を通るコイルバネ5の中心軸X−X′との変位 y=Rsinθ k:バネ常数(図には示されていない。) p:ローラー11をカム1が直線状に摺動する方向に押す
力。カム1を摺動するためのローラー装置2、ローラー
11などの摩擦抵抗が小であるため、バネのたわみ(=X
θ+X)によって生ずる軸荷重に等しい。
P=K(Xθ+X) θの傾きによって生ずるカウンターバランスとなる回転
モーメントをMとすると、 M=y×p=Rksinθ(Xθ+X) =kRsinθ{Xθ+R(1−cosθ)} =kR{(Xθ+R)sinθ−Rsinθcosθ} =kR{(Xθ+R)sinθ−R/2sin2θ}……
…(I) 重心の移動によるモーメント(本来打消すべきモーメン
ト)をMとすると、回転する部分の重量Wと、その重
心の回転軸13からの距離Hの積Cは C=W×H ∴M=Csinθ………(II) であらわすことができる。
(I)式と(II)式はモーメントの向きが逆なので
(I)式と(II)式とが等しければ常にカウンターバラ
ンスを保っていられるが、(I)式の第2項の −kR×R/2sin2θ………(III) が余分である。
しかし、バネ5の初期たわみ量Xθを大きめに取り、ま
た傾き角θの小さい部分で使う分には、この(III)式
の影響を小さくすることができ、充分実用的に使用する
ことができる。
また傾き角θが大きい部分では、正確なモーメントの差
は、バランスが不足する方ではてく、過剰になる方であ
るため(傾き角θが小さいときにほぼバランスするよう
に調整したとき、)と傾き角θが大きいときは、水平方
向に戻るように力がはたらき、転倒という点からみて、
かえって安全である。
なお(I)式を見れば、バランス力の調整は、バネ5の
初期たわみXを増減することが可能なことが明らかであ
る。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図に示す縦断面図、及び第2図に
示す分解図により説明すれば次の通りである。
カメラ雲台は、適当な水平回転機(図示せず)を下部に
そなえた基台3と、両側下、面に垂下する側板8,8′
をそなえたカメラ取付台9とからなり、カメラ取付台9
の側板8,8′はボールベアリング10,10′を介して軸1
3に中心に上下方向に回動可能に基台3に取付けられて
いる。側板8,8′は、ローラー軸12によっても連結さ
れているが、上記ローラー軸12は後述のように前記軸13
と偏心して取付けられている。
基台3は、カメラ取付台9、即ち側板8,8′が上下方
向に回動する側の一方が開口され、上記開口部3aに蓋
4を施蓋固定することによりボックス状に形成され、ボ
ックス状の内部にカム1が蓋4と基台3の蓋4の対面3
bとの間を直線的に摺動可能なボックス状の空間21を形
成する。上記空間21内にカム1を前記の方向に摺動可能
に嵌め込む。上記カム1はカム壁面1aの上下にローラ
ー機構支持壁面1b,1cをカム壁面1aと直角方向に
突設し、カム壁面1aの対面を開口1dした一方開口の
縦断面コ状を呈するボックス状を呈し、上記カム1の上
部ローラー機構支持壁面1bと基台3の空間3aの上面
との間にローラー機構2を、又カム1の下部ローラー機
構支持壁面1cと、基台3の空間3aの下面との間にロ
ーラー機構2を介在させてある。ローラー機構2は、ロ
ーラーをローラー保持板により保持したものである。カ
ム1の縦断面コ状内にコイルバネ5を嵌装し、基台3の
蓋4を貫挿した螺杆6aに取付けたバネ押し板7をボッ
クス状のカム1の開口部1dに嵌め込む。6はツマミで
ありツマミ6を左右にまわすことによりバネ押し板7の
カム1内の位置をかえ、バネ5の圧縮度を調節し、バネ
5の撥力を調整する。即ちバネ5、バネ押し板7、螺杆
6a、ツマミ6によりバランス調整装置を構成し、バラ
ンス調整装置により調節された圧力によりカム1のカム
壁面1aが基台3の蓋4と対向する内壁面3bに常に弾
圧されるようにしてある。又上記内壁面3bと、カム1
のカム壁面1aとの間において、側板8,8′間に取付
けられたローラー軸12を介在させる。即ち上記ローラー
軸12は螺杆6aの中心軸線I−I′上であり且カメラ取
付台9、即ち側板8,8′の回動軸13に対し偏心してい
る。
カム1のカム壁面1aはバネ5により常にローラー軸12
と弾圧状態で接している。ローラー軸12にはローラー11
を同軸に設け、このローラー11はニードルベアリング等
で軽く回転することがのぞましい。なおローラー軸12は
側板8,8′に固定してもよいし、側板8,8′に対し
回動自在に取付けることでローラー11を回転させてもよ
い。
尚カム壁面1aの形状はカム1の摺動方向と直角な平面
で充分実用的であるが、より正確なカウンターバランス
を達成する必要があるときは、適当な曲面に形成しても
よい。
〔考案の効果〕
本考案は、理想的なサインカーブに近いカウンターバラ
ンスをとることができ、カウンターバランスの強さの調
整も可能且容易であって、而も構造が簡単で強度があ
り、大きさも小嵩にでき、廉価なカメラ雲台のカウンタ
ーバランス機構を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカウンターバランス機構の1実施例を
そなえたカメラ雲台の縦断面図、第2図は第1図の分解
斜視図、第3図はカメラ取付台が水平状態のときのカム
とローラー機構との関係を示すカムの縦断面図、第4図
はカメラ取付台をθの角度回転させたときのカムとロー
ラー機構との関係を示すカムの縦断面図、第5図は公知
のカメラ雲台のカウンターバランス機構を示す縦断面図
である。 1…カム,1a…カム壁面,1d…開口部、3…基台、
5…バネ、6…ツマミ、6a…螺杆、7…バネ押板、
8,8′…両側板、9…カメラ取付台、11…ローラー、
12…ローラー軸、13…軸、21…空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横方向に回転可能に形成された基台3に、
    カメラ取付台9を、その両側板8,8′において上下方
    向に回動可能に軸13により支持してなるカメラ雲台にお
    いて、基台3内にボックス状の空間21を形成し、上記空
    間21内に軸13の中心線と直交する方向に摺動するカム1
    を嵌装し、カム1のカム壁面1aと、上記壁面と対向す
    るボックス状の空間21の内壁との間であって軸13の中心
    を通る横方向の直線上に両側板8,8′に取付けられ、
    ボックス状の空間21を貫通するローラー機構を設け、
    且、カム壁面1aをローラー機構に常に弾圧するバネと
    バネの撥力を調整するためのバランス調整機構を設けた
    ことを特徴とするカメラ雲台のカウンターバランス機
    構。
JP1988094539U 1988-07-19 1988-07-19 カメラ雲台のカウンターバランス機構 Expired - Lifetime JPH0618134Y2 (ja)

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