JPH0618302Y2 - 歯車のスリツプ機構 - Google Patents

歯車のスリツプ機構

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Publication number
JPH0618302Y2
JPH0618302Y2 JP1985117794U JP11779485U JPH0618302Y2 JP H0618302 Y2 JPH0618302 Y2 JP H0618302Y2 JP 1985117794 U JP1985117794 U JP 1985117794U JP 11779485 U JP11779485 U JP 11779485U JP H0618302 Y2 JPH0618302 Y2 JP H0618302Y2
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JP
Japan
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gear
shaft
plate surface
spring portion
circular hole
Prior art date
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Application number
JP1985117794U
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English (en)
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JPS6225891U (ja
Inventor
俊之 村田
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Rhythm Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、時計に用いられる歯車のスリップ機構に係
り、より詳細には、歯車の板面から一定間隔を設けてブ
リッジ状のバネ部を突出形成し、前記板面の中央に形成
した通孔に軸を嵌挿し、前記バネ部の押圧力にて歯車と
軸を摩擦結合する形式の歯車のスリップ機構に関する。
(従来技術) この種の歯車のスリップ機構として従来、実公昭55-268
61号公報所載の技術が知られている。
これは、第5図に示すように、歯車31の板面33か
ら、一定間隔を設けてブリッジ状のバネ部35を突出形
成し、前記板面33の中央に形成した通孔37に軸39
を嵌挿し、前記バネ部35の押圧力にて歯車31と軸3
9を摩擦結合する形式の歯車のスリップ機構であって、
前記バネ部35は2本平行に延伸し、前記軸39に形成
した鍔部41を、板面33とバネ部35との間において
所定のスリップトルクで摩擦結合しつつ係止してなるも
のである。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来の歯車のスリップ機構は、歯車を軸に組込む
際、バネ部を外方に拡げるようにして鍔部の部分を押込
まなければならないため、組立作業が面倒であるととも
に、組込み時のバネ部の変形などによりスリップトルク
のバラツキが大きく、歩留りが悪いという欠点があっ
た。さらに組込み後においても、バネ部は外方向に経時
変化しやすいので所定のスリップトルクが低下するし、
その場合、上記公報開示のものは、スリップトルクの調
整に関する方途はなされていないので、所望のスリップ
トルクが得られないときは歯車を交換しなければならな
かった。勿論、上記スリップトルクを調整する手段とし
て、種々のものが提案されてはいるが、いずれも一部品
点数が多くなったり、一部品が大きくなったりして、例
えば時計等の小さな部品の組立には、作業性や薄型化に
問題があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、この種のス
リップ機構を改良して前記従来欠点を解消せんとするも
のである。
すなわち本考案は、歯車の板面から一定間隔を設けてブ
リッジ状のバネ部を突出形成し、前記板面の中央に形成
した通孔に軸を嵌挿し、前記バネ部の押圧力にて歯車と
軸を摩擦結合する歯車のスリップ機構において、前記軸
には、前記歯車の板面に摺接する当接鍔部を設けると共
に、該軸の前記当接鍔部よりも先端側に、該当接部鍔部
よりも小径の係止鍔部を複数段形成し、他方、前記バネ
部を一枚の板状体となしてその中央に、前記係止鍔部の
一段に選択的に係合される円孔を形成し、該円孔の端縁
に少くとも一個の切割りを形成したものである。
(作用) 本考案では、軸に対し板面を当接鍔部の方から差し込ん
で行き、板面上に形成されているばね部の円孔を軸の係
止段部に外嵌装着して組立てられる。こゝで本考案にお
いては軸に係止鍔部が複数段設けられており、組立作業
者は、必要とするスリップトルクが得られる一つの係止
鍔部に円孔を係合させる。この場合、円孔の端縁に形成
されている切割りは、円孔を形変させて軸に対する移動
を容易化する。また、経時使用によってスリップトルク
が低下した場合にも、同様に行って用いる係止段部を変
更する。
(実施例) 以下に本考案に係る歯車のスリップ機構を図示の一実施
例に基いて説明する。
第1図ないし第4図において、本考案の歯車のスリップ
機構は、第5図の従来例と同様に、歯車1の板面3から
一定間隔を設けてブリッジ状のバネ部5を突出形成し、
前記板面3の中央に形成した通孔7に軸9を嵌挿し、前
記バネ部5の押圧力にて歯車1と軸9を摩擦結合するこ
とを基本構成とする。
さらに本考案では、前記バネ部5は、従来の2本平行に
延伸するものと異なり、一枚の板状体であって、該板状
体の中央に円孔11を形成してある。尚、前記円孔11
の内周には、複数個の切割り13を設けている。尤も該
切割り13は1個であってもよい。
一方、軸9は、歯車1の板面3に摺接する当接鍔部15
の先端側に係止鍔部17を複数段形成している。この当
該鍔部15が板面3に摺接することにより、歯車1と軸
9との嵌合位置決めがなされ、軸9の先端部19がバネ
部5の円孔11に摺接嵌挿することにより、第一次的に
スリップトルクがもたらされる。そして、本考案は、上
記スリップトルクを調節し得る構成とされている。すな
わち円孔11の係止鍔部17に対する係合位置を異なら
しめると、バネ部5の張力を変えることができ、これに
よって歯車1と軸9との間にスリップトルクの強弱を調
節し得る。上記係合位置の変更に際し、前述の切割り1
3が開げられて、上記位置変更操作を容易に行うことが
できる。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、歯車の板面から一定間隔
を設けてブリッジ状のバネ部を突出形成し、前記板面の
中央に形成した通孔に軸を嵌挿し、前記バネ部の押圧力
にて歯車と軸を摩擦結合する歯車のスリップ機構を改良
して、前記バネ部の中央に円孔を形成する一方、軸は、
歯車の板面に摺接する当接鍔部の先端に複数の係止鍔部
を形成して構成し、前記軸の先端部をバネ部の前記円孔
に挿通して、該円孔に対する係止鍔部の係止位置を選択
可能とすることにより、歯車と軸とのスリップトルクを
調節可能としたものであり、したがって歯車と軸との結
合に際しバネ部の外側への変形がないので、従来のよう
なスリップトルクのバラツキ発生を回避することがで
き、これにより歩留りを良くすることができる。さら
に、歯車を軸に組込む際、部品点数が少いことゝ相俟っ
て、バネ部を外方に拡げる必要がないので組立作業も容
易であり、例えば、時計組立の作業性の向上をもたらす
ことができる。又、万一スリップトルクが低下したよう
な場合であっても、切割りを利用して円孔の係止鍔部に
対する係合位置を変えることにより、スリップトルクを
大きくすればよいので、従来よりも歯車交換の頻度を少
なくし得るなどの優れた作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る歯車のスリップ機構を示す歯車と
軸の分解斜視図、第2図及び第3図は第1図のA−A矢
視及びB−B矢視図、第4図は歯車と軸を嵌合した状態
の縦断面図、第5図は従来のスリップ機構を示す歯車と
軸の結合斜視図である。 1……歯車、3……板面 5……バネ部、9……軸 11……円孔、13……切割り 15……当接鍔部、17……係止鍔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯車の板面から一定間隔を設けてブリッジ
    状のバネ部を突出形成し、前記板面の中央に形成した通
    孔に軸を嵌挿し、前記バネ部の押圧力にて歯車と軸を摩
    擦結合する歯車のスリップ機構において、前記軸には、
    前記歯車の板面に摺接する当接鍔部を設けると共に、該
    軸の前記当接鍔部よりも先端側に、該当接部鍔部よりも
    小径の係止鍔部を複数段形成し、他方、前記バネ部を一
    枚の板状体となしてその中央に、前記係止鍔部の一段に
    選択的に係合される円孔を形成し、該円孔の端縁に少く
    とも一個の切割りを形成したことを特徴とする歯車のス
    リップ機構。
JP1985117794U 1985-07-31 1985-07-31 歯車のスリツプ機構 Expired - Lifetime JPH0618302Y2 (ja)

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JP1985117794U JPH0618302Y2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 歯車のスリツプ機構

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Publication Number Publication Date
JPS6225891U JPS6225891U (ja) 1987-02-17
JPH0618302Y2 true JPH0618302Y2 (ja) 1994-05-11

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ID=31003642

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115368U (ja) * 1974-07-22 1976-02-04
JPS5526861U (ja) * 1978-08-10 1980-02-21

Also Published As

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JPS6225891U (ja) 1987-02-17

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