JPH06190483A - 転造ダイス - Google Patents

転造ダイス

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JPH06190483A
JPH06190483A JP35665892A JP35665892A JPH06190483A JP H06190483 A JPH06190483 A JP H06190483A JP 35665892 A JP35665892 A JP 35665892A JP 35665892 A JP35665892 A JP 35665892A JP H06190483 A JPH06190483 A JP H06190483A
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JP
Japan
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blade portion
introduction
angle
die
rolling
Prior art date
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Pending
Application number
JP35665892A
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English (en)
Inventor
Koichi Ikushima
幸一 生島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP35665892A priority Critical patent/JPH06190483A/ja
Publication of JPH06190483A publication Critical patent/JPH06190483A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形限界範囲を拡大して環状溝の大型化に対
処する。 【構成】 ダイス本体11の上面に、所定の導入角α1
を有する導入刃部12と、前記導入角α1 より小さい傾
斜角度α2 を有する予成形刃部13と、均一高さを有す
る仕上刃部14と、逆傾斜の逃げ刃部15とを順に設定
し、さらに、ダイス本体11の両側縁部を所定の角度θ
2 の傾斜面16でカットして、導入刃部12および予成
形刃部13の刃幅を所定の角度θで漸増させ、溝深さ方
向および溝幅方向へ徐々に加工を進行させるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸状のワークの周面に
環状溝を転造成形するための転造ダイスに関する。
【0002】
【従来の技術】転造成形としては、平ダイスを用いる平
転造と丸ダイスを用いる丸転造とがあり、例えば平転造
により環状溝を転造成形するには、図7および8に示す
ように、表面に刃部1を形成した一対の平ダイス2、3
を用意し、この一対の平ダイス2、3を所定の間隔で転
造盤(図示略)に組込み、両者の間に一対のセンタ4、
5にて回動可能に挾持して軸状ワークWを配置した後、
一対の平ダイス2、3を矢印A、A´で示すように相対
移動させて、両者の間でワークWを回転させるように
し、これによりワークWの周面には所定の深さtと幅L
とを有する環状溝6が加工されるようになる。なお、こ
の転造に際しては平ダイス2、3の側面に沿って材料が
盛り上がるので、転造成形後、この盛り上り部7を切除
して環状溝6を仕上げる。また、丸転造の場合は、一対
の丸ダイスの間でワークを回転させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の転
造成形においては、溝深さtとワーク径Dとの比すなわ
ち圧下率が大きくなると、材料流動が軸中心部まで及ん
でいわゆるマンネスマン欠陥(内部亀裂)が発生し易く
なり、その上、成形に無理な力がかかって、ダイスとワ
ークとのすべりや表層剥離が生じて転造不能の状態とな
る。そして従来、この圧下率は、前記した成形上の制約
により平転造の場合で10%程度、丸転造の場合で15
%程度が限界とされており、これ以上に深い環状溝が要
求される場合は切削に頼らざるを得ない現状にあった。
【0004】本発明は、上記背景に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、成形限界範囲を大幅に拡
大せしめることができ、もって環状溝の大型化に対処で
きる転造ダイスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ダイス本体の表面に、喰付始端から順に所
定の導入角を有する導入刃部と、前記導入角より小さい
傾斜角を有する予成形刃部と、均一高さを有する仕上刃
部とを設定し、前記喰付始端から仕上刃部にかけて、該
仕上刃部の幅方向中心線を中心として刃幅を漸増させ、
かつ前記導入刃部および予成形刃部の稜線とダイス本体
の側縁との間を、所定の傾斜角度を有する傾斜面で結ん
だことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記のように構成した転造ダイスにおいては、
予成形刃部の高さおよび幅が徐変されていることより、
ワークの半径方向(溝深さ方向)および軸方向(溝幅方
向)へ徐々に加工が進行し、ワーク中心への材料流動が
抑制されてマンネスマン欠陥が生じ難くなり、その分、
圧下率を高めることができる。また、ワークの一回転当
りに排除される材料も少なくなるので、成形に無理な力
が加わらず、すべりや表層剥離の発生が抑制される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
【0008】図1〜3は、本発明にかゝる転造ダイスを
示したものである。本実施例は、平転造に用いる平ダイ
スに関するもので、図中、11で示すダイス本体の上面
(表面)には、その喰付始端aから順に、所定の導入角
α1 を有する導入刃部12と、前記導入角α1 より小さ
い傾斜角α2 を有する予成形刃部13と、均一高さを有
する仕上刃部14と、逆傾斜となる逃げ刃部15とが設
定されている。こゝで、前記導入刃部12の導入角α1
は、ワークへの喰付を良好ならしめるために必要なもの
で、従来一般の平ダイスと同様に20〜30度に設定さ
れている。また予成形刃部12の傾斜角α2 は、徐変加
工を行うために必要なもので、加工しようとする環状溝
6の深さtおよび幅L(図8)、ワークWの材質などを
考慮して5〜15度に設定されている。
【0009】上記導入刃部12および予成形刃部13の
範囲は、喰付始端aから仕上刃部14にかけて、仕上刃
部14の幅方向中心線を中心として所定の開き角度θ1
で刃幅が漸増させられている。また、導入刃部12およ
び予成形刃部13の稜線とダイス本体11の側縁との間
は、所定の傾斜角度を有する傾斜面16、16で結ばれ
ている。すなわち、導入刃部12および予成形刃部13
は、高さ方向へ所定の閉じ角度θ2 で集束して断面山形
をなしている。こゝで、前記長手方向への開き角度θ1
は、加工しようとする環状溝6の幅L(図8)方向への
材料移動量を制御するパラメータであり、徐変加工を行
うにはこれが小さい方が望ましい。しかし、この開き角
度θ1 は、あまり小さいとダイス長がいたずらに長くな
って転造盤の大型化が避けられなくなるので、10〜2
0度に設定するのが望ましい。
【0010】また、高さ方向への上記閉じ角度θ2 は、
ワークWとダイスとの摩擦力を制御するパラメータであ
る。この閉じ角度θ2 が小さい場合と大きい場合とで
は、図4および5に示すように、ワークWとダイスとの
接触面積に大きな差が生じ、結果として摩擦力F1 、F
2 にも差が生じる。したがって、予成形刃部13の前側
あるいは導入刃部12で刃幅が狭くなるような領域で
は、この閉じ角度θ2 を小さくし過ぎると摩擦力F1
低下によりワークWとダイスとの間にすべりが生じ、転
造不能の状態となり、そこで、本実施例では、この閉じ
角度θ2 の下限を60度に設定している。一方、この閉
じ角度θ2 が大きくなり過ぎると、成形に無理な力がか
かってすべりや表層剥離が発生し易くなるので、本実施
例では、この閉じ角度θ2 の上限を160度に設定して
いる。すなわち、60度≦θ2 ≦160度、の範囲とな
るように閉じ角度θ2 は設定されている。
【0011】転造成形に際しては、上記のように構成し
た平ダイスの一対を、前出図7に示す状態で転造盤に組
込み、これを相対移動させる。すると、先ず導入刃部1
2がワークWに喰付いてワークWが回転させられ、続い
て予成形刃部13がワークW上に移行しその周面に食込
む。この時、予成形刃部13の高さおよび幅が徐変され
ていることより、溝加工はワークWの半径方向(溝深さ
方向)および軸方向(溝幅方向)へ徐々に進行し、この
結果、ワーク中心への材料流動が抑制されて、マンネス
マン欠陥が生じ難くなり、その分、圧下率を高めること
ができる。また、ワークの一回転当りに排除される材料
も少なくなるので、成形に無理な力が加わらず、すべり
や表層剥離の発生が抑制される。その後、ワークW上に
仕上刃部14が移行し、所定の深さtと幅Lとを有する
環状溝6(図8)が仕上げられ、ワークWは逃げ刃部1
5を経てダイス外へ開放される。
【0012】こゝで、上記平ダイスとして、仕上刃部1
4の幅=15mm,開き角度θ1 =60度,閉じ角度θ2
=4度にそれぞれ設定し、かつ予成形刃部13の傾斜角
α2を種々に変化させたものを用い、材質JIS SCM 43
2,直径10mmのワークを対象に実際に環状溝を転造成
形し、成形限界を求めた。図6は、その結果を示したも
ので、横軸は圧下率γを、縦軸は加工速度(単位時間当
りの溝加工深さ)Vをそれぞれ表している。なお、加工
速度は予成形刃部13の傾斜角α2 により定まる値であ
る。これより、本平ダイスの成形限界は実線のレベルと
なり、圧下率γが20%までは加工速度Vを大きく変化
させても、マンネスマン欠陥、すべり、表層剥離等は発
生せず、成形性に優れていることが確認できた。因み
に、同じ大きさの環状溝を丸転造により成形する場合
は、同図に破線で示すように、その成形限界は小圧下率
γ側および小加工速度V側にループとなり、本転造ダイ
スに比べれば成形範囲は著しく狭いものとなっている。
【0013】なお、本発明は、丸転造用ダイスへも適用
できることはもちろんで、この場合は、丸ダイスの周面
に、図1に示す状態で各刃部を設定し、一対の丸ダイス
間の回転位相を合わせて該丸ダイスを回転させれば良
い。
【0014】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かゝる転造ダイスによれば、溝深さ方向および溝幅方向
へ徐々に加工が進行するので、マンネスマン欠陥が生じ
難くなるばかりか、すべりや表層剥離の発生が抑制さ
れ、大きな環状溝を精度良くかつ安定して成形できる効
果がある。また、加工速度を高めることができるので、
生産性の向上を達成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかゝる転造ダイスの外観を示す斜視図
である。
【図2】本転造ダイスの平面図である。
【図3】本転造ダイスの側面図である。
【図4】本転造ダイスにおける刃部角度の設定原理を示
す説明図である。
【図5】本転造ダイスにおける刃部角度の設定原理を示
す説明図である。
【図6】本転造ダイスの成形限界の一例を示すグラフで
ある。
【図7】従来一般に用いられている平ダイスとその使用
態様を模式的に示す斜視図である。
【図8】従来一般に用いられている平ダイスとその使用
態様を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
6 環状溝 11 ダイス本体 12 導入刃部 13 予成形刃部 14 仕上刃部 15 逃げ刃部 16 傾斜面 W ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイス本体の表面に、喰付始端から順に
    所定の導入角を有する導入刃部と、前記導入角より小さ
    い傾斜角を有する予成形刃部と、均一高さを有する仕上
    刃部とを設定し、前記喰付始端から仕上刃部にかけて、
    該仕上刃部の幅方向中心線を中心として刃幅を漸増さ
    せ、かつ前記導入刃部および予成形刃部の稜線と前記ダ
    イス本体の側縁との間を、所定の傾斜角度を有する傾斜
    面で結んだことを特徴とする転造ダイス。
JP35665892A 1992-12-22 1992-12-22 転造ダイス Pending JPH06190483A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35665892A JPH06190483A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 転造ダイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35665892A JPH06190483A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 転造ダイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06190483A true JPH06190483A (ja) 1994-07-12

Family

ID=18450135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35665892A Pending JPH06190483A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 転造ダイス

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JP (1) JPH06190483A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302423A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Osg Corp 転造ダイス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302423A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Osg Corp 転造ダイス

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