JPH0619069Y2 - 油圧作動装置 - Google Patents

油圧作動装置

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JPH0619069Y2
JPH0619069Y2 JP1988004503U JP450388U JPH0619069Y2 JP H0619069 Y2 JPH0619069 Y2 JP H0619069Y2 JP 1988004503 U JP1988004503 U JP 1988004503U JP 450388 U JP450388 U JP 450388U JP H0619069 Y2 JPH0619069 Y2 JP H0619069Y2
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case
hydraulic
atmosphere opening
pressure
opening port
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邦夫 中善寺
敏二 柴崎
三喜夫 笹原
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Toyo Denso Co Ltd
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Toyo Denso Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車等の内燃機関に使用される燃料ポン
プスイッチと油圧メータ用の可変抵抗装置を複合してな
る油圧作動装置に関する。
[従来の技術] 第15図に従来使用されている油圧作動装置の一例を示
す。この油圧作動装置は油圧通路aの出口に設けられた
ダイアフラムbと、このダイヤフラムbによって移動す
る可動ボディcとコイルスプリングdを介して連結され
た抵抗体eと、この抵抗体eとカプラfとの間に板バネ
gと共に介装された可動接点hとを備えている。なお、
板バネgはコイルスプリングdよりかなり弱いバネとな
っている。また、抵抗体eはコイル状に形成され、その
内側面に一端を可動ボディcに固定された摺動電極iの
自由端が摺接するようになっている。したがって、油圧
通路aに油圧が供給された初期段階で、まず板バネgが
変形を受けて可動接点hとカプラf側の固定接点jとが
接触して燃料ポンプをONし、続いて油圧が高まるにつ
れ、コイルスプリングdを圧縮しつつ可動ボディcが移
動するので、摺動電極iの抵抗体eに対する接触点が移
動する。その結果、油圧の変化に比例して抵抗値を変化
させ、この抵抗値を図示しない油圧メータに油圧の大き
さとして換算表示するようになっている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、上記構造の場合、可動ボディcが油圧の高ま
りに応じて右方へ移動すると、次第にケース内の内圧が
上昇する。その結果、可動ボディcの移動量が次第に減
少し、油圧の上昇と可動ボディcの移動量とが線形に近
似しなくなり、その結果抵抗値の変化も比例しなくな
る。しかし、油圧メータの表示を正確にするには、油圧
と抵抗値の変化をできるだけ厳密に線形に近似させるこ
とが望ましい。そのうえ、防水性の良好な圧力キャンセ
ルであることも必要である。
そこで本考案の目的は、かかる内圧上昇に対しても可能
な限り可動ボディの移動を油圧変化に線形的に対応させ
るようにするとともに防水性を備えた油圧作動装置を提
供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案の油圧作動装置は、ケースのうち可動ボディが加
圧時に移動する側に、内圧の上昇分をケース外へ開放す
るための圧力キャンセル装置を設けるとともに、このキ
ャンセル装置は、ケースに設けられた大気開放口と、該
大気開放口を覆って設けられる弾性変形可能かつ少なく
とも水を通過させない材料で形成されたキャンセル部材
とからなることを特徴とする。なお、圧力キャンセル装
置は、ケースに設けた大気開放口と、これにケース外部
から接続するパイプ状部材又は、大気開放口を覆うキャ
ンセル部材によって構成することができる。
さらに、キャンセル部材としては、ベローズ、ダイアフ
ラム、気体のみを通過可能とする膜体等を用いることが
できる。
また、大気開放口はケース端部に接続されるカプラとケ
ース内部とを連通するように形成されるか、又はカプラ
近傍の側壁部に形成される。
[考案の作用] 本考案に係る油圧作動装置には、圧力キャンセル装置が
設けられているので、油圧の上昇に応じて可動ボディが
動し、ケースの内圧が上昇すると、圧力キャンセル装置
が作動してケース外にこの上昇分を解放して内圧上昇を
阻止する。
ゆえに、油圧の変化と可動ボディの移動量変化とが線形
的に対応しやすくなる。
またキャンセル装置を大気開放口とこれにケース外部か
ら接続するパイプ状部材、又は大気開放口とベローズや
ダイアフラム若しくは気体のみを通過可能とする膜体等
からなるキャンセル部材を用いて構成したので、圧力上
昇分を大気開放し、かつケース内部へ水の侵入を防止す
る。さらにキャンセル部材をベローズ等の気密材料とす
れば、水蒸気がケース内へ侵入することも防止される。
[実施例] 第1図乃至第14図に本考案の一実施例を示す。第1図
に外形を示す油圧作動装置は、燃料ポンプをON、OF
Fするための燃料ポンプスイッチと、油圧を検出して図
示しない別の場所に設けられる油圧メータへ表示するた
めの可変抵抗装置とを同一ケース内へ組み込んで複合一
体化した装置である。すなわち、各構成部品を分解して
示す第2図及び縦断して示す第3図にも示されるよう
に、ケース10の一端にカプラ20を取付けたものであ
り、ケース10は図示しないオイルポンプの油圧回路へ
接続する基部11と略円筒状の筒部16とからなり、こ
の内部にダイアフラム30、可動ボディ40、不動ボデ
ィ50、圧力キャンセル装置80、リターンスプリング
装置90等が収容されている。なお、不動ボディ50の
一側には燃料ポンプスイッチ60が、他側には可変抵抗
装置70(第6図参照)が設けられている。以下、各部
についての詳細構造を説明する。
この油圧作動装置の燃料ポンプスイッチ60側を示す縦
断面である第3図並びに左側面である第4図に示すよう
に、基部11は取付用ネジ部12を有する有底部材であ
り、取付用ネジ部12の中心部には油圧通路13が開口
形成され、この一部は絞られてジェット部14をなして
いる。このジェット部14は取付用ネジ部12を油圧回
路へ取付けたとき、オイルポンプから油圧通路13内へ
送り込まれる加圧油の脈動を抑制するよう作用する。ま
た、基部11と筒部16との接続部には内向きフランジ
状のカシメ部15が形成されており、筒部16の一端部
に形成された外向きフランジ部17に重なって両者が密
着一体化している。
このカシメ部15は第3図中に2点鎖線で示すように、
予め環状の壁部を形成しておき、これを内向きに折り返
すことによって得られる。図中符号18はカシメ部15
を折り返すための逃げ用の凹部であり、19はこの凹部
18によって形成されるフランジ部17に対向する段部
である。
カプラ20はその中間部において隔壁20aによって左
右2室に画成され、内側に圧力キャンセル装置80を収
容するための空間21が形成されているカプラ部22が
形成されている。
空間21は延長部20bの側壁によって囲まれ、隔壁2
0aを底部とする内部側に開口する円筒状の空間であ
り、隔壁20aに形成された大気開放口23によってカ
プラ部22と連通している。延長部20bの内方端部は
筒部16の先端部の内側に嵌合され、シール部材24に
よって気密に接続している。また、延長部20bの開口
部端面にはバネ受け部25が形成されている。このバネ
受け部25には半径方向に割溝が形成され、後述する導
体端部の位置決めを可能としている。
カプラ部22は、装置全体の右側面図である第5図に示
すように、4本の接続用端子26乃至29を収容してい
る。
ダイアフラム30は油圧通路13の内側口部を覆うよう
に基部11の凹部空間11a内に収容され、その周縁部
には比較的幅広かつ環状の膨大部31が一体形成され、
この部分が基部11の端面とフランジ部17の面とによ
って挟持されて、液密にシールされている。このように
膨大部31を幅広とすることにより、挟持部からの破断
を防止することができる。
可動ボティ40は有底筒状の部材であり、ダイアフラム
30の内側に収容され、油圧通路13内に加圧油が供給
されたとき、ダイアフラム30と共に図の右方へ移動で
きるようになっている。可動ボディ40の外周部にはフ
ランジ41が設けられ、段部19に対して図の左方移動
時のストッパになるとともに、後述するバネ受けとして
機能する。底部42の中央よりずれた位置にはボス43
が一体に立設されている。また、フランジ41より図の
右方へ延出し、内側に摺動空間44を形成する環状の壁
部45(第6図参照)の一部には、先端部内側に薄肉部
46が形成され、一般肉厚部とテーパー部47で接続し
ている。
不動ボディ50は断面がH状で先端側が摺動空間44内
へ嵌合可能となっている延出部50aを有し、隔壁50
bにより両側に空間50c及び50dが画成されてい
る。空間50c内には反転スプリングを有するマイクロ
スイッチからなる燃料ポンプスイッチ60が収容されて
いる。
第7図は不動ボディ50に対する燃料ポンプスイッチ6
0の組み付けを示す図であり、燃料ポンプスイッチ60
は固定接点61を一端に有する導体である屈曲板状部材
62と、可動接点63を一端に有し長穴64aが形成さ
れた枠状の可動接点板64と、この可動接点板64と反
転スプリング65を介して接続し2段に屈曲する導体の
支持板66と、この支持板66に一端を支点支持された
揺動板67と、この揺動板67の一端を上下動させる段
付のピン部材68とからなる。なお、反転スプリング6
5の一端65aは長穴64aの可動接点63側端部内へ
係合し、他端は支持板66の上段部に形成された穴部6
6bに係合している。この支持板66の一端66aは長
穴64a内を通って上方へ延出している。揺動板67の
上端部67aも長穴64a内を通って上方へ出て水平方
向へ屈曲し、ピン部材68のフランジ部68aが当接す
る受け部となっている。揺動板67の下端部67bは支
持板66の上段部に形成された穴66cに係合してい
る。また、支持板66の下端部及び屈曲板状部材62の
上端部にはそれぞれ接続穴66d及び62aが形成さ
れ、これに端子26及び27の各端部26a及び27a
が刺し通されている(第3図参照)。
第7図の符号51はピン部材68の頭部を出入自在に嵌
合する切欠部、52は支持板66の上端部66aを係合
するための切欠部、53は不動ボディ50の基部50e
との境界部に形成された溝部、54aは可動接点63の
上動位置を規制するため延出部50aと一体に形成され
たストッパ、54bは固定接点61を支持するための延
出部、55は支持板66の下端部を嵌合するための溝部
である。
また、基部50eに形成されている溝50f及び50g
(第3図も合わせて参照)は端子26及び27の各端部
26a及び27aを貫通させるためのものであり、各導
体例えば屈曲板状部材の穴26a等の位置と一致する。
さらに、蓋50hは空間50cの側方を覆う蓋であり、
その内側面にボスが突設されており、このボスを延出部
50aの側部に形成された取付穴内へ嵌合することによ
り取付けられる。
一方、空間50dには可変抵抗装置70が収容される。
第8図は可変抵抗装置70部分を縦断するように第3図
に対して180°変位した断面の要部を示すものであ
る。可変抵抗装置70は摺動電極71と面状抵抗体72
及びアース用導体73とから構成されている。摺動電極
71は第9図にも示すように、二又状で自由端側が拡開
傾向の板バネ部材からなり、中央部でカシメ部材74に
よって可動ボディ40のボス43頂部へ取付けられてい
る。摺動電極71の両自由端部には公知のワイヤブラシ
75が溶接されている。
一方、面状抵抗体72は金属導体76上に絶縁用セラミ
ック77を挟んで、例えばカーボンとアルミナの混合体
等よりなる公知の抵抗層78が形成され、抵抗層78と
金属導体76の各先端部がハンダ79等によって導通さ
れている。なお、アース用導体73は適宜な金属導体よ
りなる。これら面状抵抗体72とアース用導体73の各
端部も端子28及び29の各端部28a及び29a(第
2図参照)とをそれぞれ接続して導通している。
そこで、摺動電極71の両端部のワイヤブラシ75をア
ース用導体73と抵抗層78にそれぞれ接触させた状態
で可動ボディ40と共に摺動電極71を移動させると抵
抗値が変化する。
第11図は延出部50aに対する可変抵抗装置70の構
成部品の取付図であり、延出部50aと基部50eとの
境界部には、上下に溝56、57が形成され、かつ、延
出部50aの上辺に沿って所定の間隔をもってボス58
が形成されているので、溝56及びボス58と延出部5
0aとの間隙に屈曲した面状抵抗体72を圧入する。こ
のとき、金属導体76の屈曲端部は基部50eの前面に
沿い、その穴76aと基部50eの溝50fとが一致す
る。また、延出部50aの下辺には溝57が屈曲して形
成されるように所定間隔をもって延出部59が一体形成
されるので、この間隙に屈曲形状のアース用導体73が
圧入される。その後さらに蓋50iが空間50dの側部
を覆うように取付けられる。この取付けは前述の蓋50
hと同様、内側に一体形成されたボスを延出部50aの
上下辺並びにボス58に形成された取付穴へ嵌合するこ
とにより行う。
第8図中の符号50jはカプラ20の空間21と連通さ
せるための通気口である。
第12図は不動ボディ50とカプラ20の小組立状態を
示すものであり、これらは第12図に示すように、カプ
ラ20の内方端面に各端子の端部26a乃至29aを突
出させた状態で、燃料ポンプスイッチ60及び可変抵抗
装置70を組み込んだ(第7図及び第11図参照)不動
ボディ50を取付ける。このとき、基部50eには各導
体端部の穴62a、66d、73a及び76a(各穴に
ついても第7図及び第11図を参照のこと)に一致する
溝50f及び50gが形成されているので、各突出端2
6a乃至29aをそれぞれ対応する穴に通してからカシ
メ止めする。すなわち、第13図に端子27と支持板6
6接続部を例示するように、支持板66の穴66aに端
部27aを刺し通し、その後、端部27aの先端部をプ
レス装置により割り開くと、2点鎖線で示すように左右
方向に開き、カプラ20と不動ボディ50のカシメ止め
固定並びに各導体と各端子との導通接続が同時に達成さ
れる。なお、カプラ20と不動ボディ50の一体化に先
立って、予めカプラ20の空間21内に後述する圧力キ
ャンセル装置80の構成部品を収容しておく。
圧力キャンセル装置80は第3図に示すように空間21
内に収容されるゴムや適当な合成樹脂などからなるベロ
ーズ81と大気開放口23とで構成されている。ベロー
ズ81の一端は開口して厚肉部82をなし、内側に硬質
のプラスチック等からなるリング83が嵌め込まれてい
る。空間21内にベローズ81を収容する前の状態で
は、リング83を嵌めたときの厚肉部82の外径は、空
間21の内径と同程度以上となるようにされている。し
たがって、ベローズ81を空間21内へ圧入すると、厚
肉部82が延長部20b内面と密着し、かつカプラ20
の隔壁20a内側へリング83が密着するので、ベロー
ズ81が、大気開放口23に対して内部を気密にシール
する。ベローズ81の頂部84は空間21の開口部に取
付けられた基部50eによって覆われる。但し、空間2
1内と筒部16内側の空間とは、通気口50jにより連
通されているので、可動ボディ40の移動による内圧の
上昇を圧力キャンセル装置80によってキャンセルでき
る。
なお、本実施例における圧力キャンセル装置80は、大
気開放口23をカプラ部22内と連通するよう開口形成
しているが、ベローズ81内部と連通する横穴を空間2
1を形成する延長部20bに直接形成してもよい。さら
に、キャンセルすべき空気量が比較的小さいときは、ダ
イアフラムを用いることもできる。
また、気体の通過のみを許容し、液体の通過を阻止する
膜体で覆えば、大気開放口23から内部への水の侵入を
防いで圧力キャンセルすることもできる。
さらに筒部16内と連通するパイプ部材を外部に設け、
かつその開放端を車体取付時に下方へ向けておけば、圧
力キャンセル装置80内へ水の侵入を防止できる。
リターンスプリング装置90はバネ定数の比較的大きな
抵抗側リターンスプリング91と、バネ受け用のリング
92並びにバネ定数が比較的小さなスイッチ側リターン
スプリング93とからなる。これらは可動ボディ40及
び延出部50aの周囲に設けられている。抵抗側リター
ンスプリング91はフランジ41とバネ受け用のリング
92の間に弾装され、スイッチ側リターンスプリング9
3はバネ受け用のリング92とバネ受け部25の間に弾
装される。
次に、本実施例における作用を説明する。まず、第3図
すなわち燃料ポンプスイッチ60及び可変抵抗装置70
の作動前状態において、図示しない内燃機関が始動し、
油圧通路13へ加圧油が供給されると、ダイアフラム3
0が図の右方へ押され、これにより同時に可動ボディ4
0が押される。すると、バネ定数の比較的大きな抵抗側
リターンスプリング91は圧縮されないので、可動ボデ
ィ40はバネ定数の比較的小さなスイッチ側リターンス
プリング93のみを圧縮しながら図の右方へ移動する。
この移動により、テーパー部47がピン部材68に乗り
上げると、ピン部材68は下方へ押し下げられるので、
揺動板67は下端部67bを支点として上端部67aが
反時計回りに揺動し、可動接点板64を反転スプリング
65の弾力に抗して引き下げる。その結果、可動接点板
64が反転スプリング65の死点より下方へ下がると、
反転スプリング65は付勢方向を反転させ、可動接点板
64を斜め下方へ押し下げるので、可動接点63が固定
接点61と接触してスイッチがONとなり、燃料ポンブ
を作動させる。この燃料ポンプスイッチ60は反転スイ
ッチによって構成されているので、油圧通路13へ供給
される油圧が脈動しても、その影響をあまり受けること
なくON又はOFF状態を維持できる。しかも、油圧通
路13にはジェット14が設けられているので、脈動自
体も抑制できる。
次いで、油圧通路13に対する加圧がさらに高まると、
可動ボディ40がさらに右方へ進み、やがて抵抗側リタ
ーンスプリング91が圧縮され始める。すると、可動ボ
ディ40と共に摺動電極71の先端部に形成されたワイ
ヤブラシ75がアース用導体73と面状抵抗体72とに
摺接しながら移動するので、抵抗値が変化する。そこ
で、この抵抗値に対応する油圧を図示しない油圧メータ
に換算表示させることができる。
なお、本実施例では、面状抵抗体72を用い、かつこれ
にワイヤブラシ75を摺接させたので、検出される抵抗
値の変化は第4図に示すように滑らかとなり、かつ摺動
電極71が仮に傾いてもワイヤブラシ75を構成する多
数のワイヤのうち何本かが常時面状抵抗体72と接触を
保ち得るようにすることは容易はなる。
このような状態でさらに可動ボディ40が右方へ移動す
ると、次第に筒部16内の内圧が上昇する。すると、基
部50eに形成された通気口50j(第8図参照)を通
してベローズ81を押すので、ベローズ81内の空気が
大気開放口23よりカプラ部22内へ逃げることによ
り、圧力上昇がキャンセルされる。ゆえに、内圧の上昇
を防止することができ、抵抗値の変化を可動ボディ40
の移動量と対応して直線的になるよう近似させることが
できる。この状態は第14図によって明らかである。
なお、ベローズ81は筒部16内部に対して大気開放口
23を気密にシールするので、水滴のみならず水蒸気の
侵入をかなりの程度防止可能となる。また、本実施例で
は、不動ボディ50とカプラ20をカシメ固定したの
で、作業が簡単、迅速になるのに加え、燃料ポンプスイ
ッチ60と可変抵抗装置70を延出部50aの両側部に
組み込むので、第7図並びに第11図乃至第13図の各
工程を連続して行えば、自動化による組立作業が可能と
なり、さらに作業性を向上できる。
[考案の効果] 本考案に係る油圧作動装置は、内圧上昇に対する圧力キ
ャンセル装置を設けたので、可動ボディの移動量変化は
油圧変化に線形的に近似できる。ゆえに、抵抗値の変化
も油圧変化に対して線形的に近似することができ、油圧
メータの信頼性を高めることができる。また、キャンセ
ル部材を気密又は水密のいずれかの防水性を有する部材
としたので、ケース内部の防水が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第14図は本考案の実施例を示し、第1図は
外観の斜視図、第2図は展開斜視図、第3図は縦断面
図、第4図は左側面図、第5図は左側面図、第6図は第
3図のVI−VI線断面図、第7図は要部の展開斜視図、第
8図は要部の断面図、第9図は要部の斜視図、第10図
は要部の展開斜視図、第11図乃至第13図は要部の斜
視図、第14図は油圧と抵抗値の変化を示すグラフであ
る。第15図は従来例の断面図である。 (符号の説明) 10……ケース、20……カプラ、23……大気開放
口、30……ダイヤフラム、40……可動ボディ、50
……不動ボディ、60……燃料ポンプスイッチ、70…
…可変抵抗装置、71……摺動電極、72……面状抵抗
体、75……ワイヤブラシ、80……圧力キャンセル装
置、81……ベローズ、90……リターンスプリング装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−83828(JP,A) 特公 昭35−18091(JP,B1) 実公 昭41−23753(JP,Y1)

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧の上昇により接続する燃料ポンプスイ
    ッチと、油圧に応じて移動する可動ボディによって抵抗
    値を変化させる油圧メータ用可変抵抗装置とを同一のケ
    ース内に組み込んだ油圧作動装置において、前記ケース
    のうち前記可動ボディが加圧時に移動する側に、内圧の
    上昇分を前記ケース外へ開放するための圧力キャンセル
    装置を設けるとともに、この圧力キャンセル装置は、ケ
    ースに設けられた大気開放口と、該大気開放口を覆って
    設けられる弾性変形可能かつ少なくとも水を通過させな
    い材料で形成されたキャンセル部材とからなることを特
    徴とする圧力作動装置。
  2. 【請求項2】前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    油圧作動装置において、キャンセル装置は、ケース内部
    と連通してその外部に設けられるパイプ状部材からなる
    ことを特徴とする油圧作動装置。
  3. 【請求項3】前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    油圧作動装置において、キャンセル部材はベローズから
    なり、大気開放口をケースの内側から気密にシールする
    ことを特徴とする油圧作動装置。
  4. 【請求項4】前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    油圧作動装置において、キャンセル部材は、大気開放口
    を覆って設けられるダイアフラムであることを特徴とす
    る油圧作動装置。
  5. 【請求項5】前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    油圧作動装置において、キャンセル部材は前記大気開放
    口を覆って取付けられ、気体のみを通過可能な膜体であ
    ることを特徴とする圧力作動装置。
  6. 【請求項6】前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    油圧作動装置において、可動ボディが加圧時に移動する
    方向のケース端部にカプラが接続されるとともに、大気
    開放口が前記カプラと前記ケース内部とを連通するよう
    に形成されていることを特徴とする油圧作動装置。
  7. 【請求項7】前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    油圧作動装置において、大気開放口はカプラ近傍のケー
    ス側壁部に形成されていることを特徴とする油圧作動装
    置。
JP1988004503U 1988-01-18 1988-01-18 油圧作動装置 Expired - Lifetime JPH0619069Y2 (ja)

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