JPH0619140A - 電子写真感光体の製造方法 - Google Patents

電子写真感光体の製造方法

Info

Publication number
JPH0619140A
JPH0619140A JP17332392A JP17332392A JPH0619140A JP H0619140 A JPH0619140 A JP H0619140A JP 17332392 A JP17332392 A JP 17332392A JP 17332392 A JP17332392 A JP 17332392A JP H0619140 A JPH0619140 A JP H0619140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
solvent
immersion
coating film
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17332392A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Sakuma
忠司 佐久間
Masafumi Tanaka
雅史 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP17332392A priority Critical patent/JPH0619140A/ja
Publication of JPH0619140A publication Critical patent/JPH0619140A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 導電性基体であるドラムの外周面に感光層と
なる塗膜を形成後、この塗膜を溶解しうる溶剤内に前記
ドラムの端部を浸漬させてドラム端部の塗膜を除去して
電子写真感光体を製造するにあたり、(1) 前記ドラム端
部の溶剤への浸漬速度が10mm/秒以下、(2) 溶剤か
らの退出速度が5mm/秒以下であり、(3) 浸漬時間が
60秒以上であり、浸漬中は静止状態を維持して、ドラ
ム端部の塗膜を溶解除去する。 【効果】 ドラム端部の浸漬から退出までの過程で溶剤
液面が安定し、液面の乱れや溶剤の飛び散りがないの
で、高い精度でドラム端部の塗膜除去を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム端部の感光層と
なる塗膜を除去する電子写真感光体の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真感光体ドラムは、アル
ミニウム素管などの導電性基体であるドラムを感光層の
塗布液中に浸漬させ、ついで塗布液から引き上げて、ド
ラムの外周面に均一な塗膜を形成することによって製造
されている。一方、電子写真感光体ドラムでは、ドラム
の端部にフランジを嵌合させたり、導電処理を行った
り、また各種の部材をドラム端部に接触させたりするた
め、ドラム端部には塗布液が塗布されていないことが必
要である。すなわち、図2に示すように、ドラム1の両
端から感光層2が除去され、ドラム1が露出しているこ
とが必要である。しかし、上述の浸漬による感光層の形
成方法では、ドラムが略鉛直に保持されて、塗布液内か
ら退出されるため、そのドラムの下端部には必ず塗膜が
形成される。そのため、塗膜が形成されたドラムは、塗
膜形成後にドラム端部の塗膜を除去しなければならな
い。
【0003】ドラム端部に形成された塗膜を除去するた
めには、塗膜を溶解し得る溶剤内に、塗膜を除去すべき
ドラム端部を浸漬させる方法がある。このような方法で
は、鉛直状に保持されたドラムの下端部を溶剤内に浸漬
させて、該ドラム下端部の塗膜を除去している。また、
ドラム下端部の塗膜を短時間に確実に除去するために、
溶剤浸漬時にドラムを上下させることも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近時、複写機等の小型
化に伴い、ドラム端部処理の精度が求められている。即
ち、ドラムと現像スリーブとの距離を一定に制御するた
め、図3に示すように現像スリーブ4の両端にいわゆる
D−Sコロ3を取り付け、このD−Sコロ3を直接ドラ
ム1に当接させている。この場合、ドラム1上のD−S
コロ3が当接する部分に塗膜があれば塗膜の剥離が生
じ、種々の不具合が発生する。一方、ドラム端部の塗膜
除去が必要以上に大きくなると、ドラムの画像形成領域
まで塗膜を除去するおそれがある。したがって、ドラム
1上のD−Sコロ3が当接する部分の塗膜は精度良く除
去されなければならない(通常、ドラム下端から10.
00mm±1.50mmの精度が要求される)。
【0005】しかし、従来の浸漬による塗膜除去方法で
は、ドラム端部の溶剤への浸漬時および溶剤からの退出
時(引上げ時)に発生する溶剤液面の乱れや溶剤の飛び
散りにより塗膜除去寸法の精度が低く、そのためドラム
の歩留まりが向上しないという問題があった。とくに、
浸漬時にドラムを上下させて塗膜を除去する方法では、
短時間に溶剤を除去できる反面、精度がより一層わるく
なる。
【0006】したがって、本発明の目的は、ドラム端部
の塗膜を高精度でかつ極めて容易に除去しうる電子写真
感光体の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真感光体
の製造方法は、導電性基体であるドラムの外周面に感光
層となる塗膜を形成後、この塗膜を溶解しうる溶剤内に
前記ドラムの端部を浸漬させてドラム端部の塗膜を除去
するものであって、(1) 前記ドラム端部の溶剤への浸漬
速度が10mm/秒以下、(2) 溶剤からの退出速度が5
mm/秒以下であり、(3) 浸漬時間が60秒以上であ
り、浸漬中は静止状態を維持することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、溶剤への浸漬速度が10mm
/秒以下で退出速度が5mm/秒以下であることが必要
であり、これにより浸漬または退出時における溶剤の液
面の乱れを防止できる。また、浸漬時間はできるだけ充
分にとると共に、浸漬中は静止状態にしておくことによ
り、塗膜除去寸法の精度を低下させることなく、溶剤に
よる塗膜除去を確実に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の電子写真感光体
の製造方法を詳細に説明する。図1は、本発明の方法に
使用するドラム端部の塗膜除去装置を示している。この
装置は、外周面に感光層となる塗膜を形成したアルミニ
ウム素管などのドラム10を昇降可能に保持し、溶剤層
20内に貯留される溶剤9にドラム10の下端を浸漬し
て、この下端部分の塗膜を溶解除去するものである。塗
膜を溶解しうる溶剤9としては、例えばテトラヒドロフ
ラン(THF)、トリクレン、ジクロロメタン、クロロ
ホルムなどがあげられる。
【0010】外周面に塗膜が形成されたドラム10は、
ドラムチャッキング装置30により鉛直に吊持され、所
定の速度で下降してドラム下端部を溶剤21に浸漬させ
る。この場合、ドラム10の昇降速度はコントローラー
40によって制御される。すなわち、コントローラー4
0は、電源45とモーター41との間に介在し、モータ
ー41に連結するボールスプライン(またはウォームギ
ア)42の回転数を制御することにより、ボールスプラ
イン42にボールナット43で連結するドラムチャッキ
ング保持板44の下降速度、従ってドラム10の浸漬速
度を前述のように10mm/秒以下に制御することがで
きる。ドラム10の端部が溶剤9に浸漬される所定位置
まで下降したときに、ドラム10の下降を停止させ、静
止状態でドラム10を120秒以上浸漬し、ドラム10
の端部の塗膜を溶解除去する。ついで、ボールスプライ
ン42を前記とは逆方向に回転させて、ドラムチャッキ
ング保持板44を5mm/秒以下の速度で溶剤21から
退出させる。
【0011】これらの操作において、ドラム10の溶剤
21への浸漬速度V1 が10mm/秒を超えると、浸漬
時に溶剤が飛び散り、ドラムの除去領域以外の塗膜に付
着するおそれがある。また、浸漬速度が速いと溶剤液面
に乱れが生じ、溶剤がドラムの除去領域以外の感光層も
溶解されるおそれがある。一方、ドラム10の退出速度
2 が5mm/秒を超えると、ドラム10の下端から落
下した溶剤9の雫が溶剤液面ではねかえり、ドラムの除
去領域以外の感光層に付着するおそれがある。
【0012】また、ドラム10の溶剤21への浸漬時間
1 が120秒未満であると、溶剤が塗膜内に十分に浸
透しないため、塗膜の溶剤への溶解が十分でなく、塗膜
除去が完全に行われなくなる。従って、本発明における
ドラム端部の溶剤9への浸漬速度は10mm/秒以下、と
くに5〜1mm/秒であり、溶剤からの退出速度は5mm
/秒以下、とくに2.5〜0.5mm/秒であるのが好
ましい。また、ドラム端部の溶剤9中への浸漬中は静止
状態を維持しておく必要があり、また浸漬時間は60秒
以上、とくに120〜240秒であるのが好ましい。
【0013】なお、図1において、45はベアリングで
あり、46は案内ガイドを兼ねた支柱、47はこの支柱
46に沿って昇降する摺動部材である。支柱46および
摺動部材47はそれぞれ前記と同じボールスプラインお
よびボールナットであってもよい。次に、本発明の方法
によって電子写真感光体を製造し、ドラム端部の感光層
除去精度を調べた結果を説明する。 (1) 使用ドラム 肉厚0.75mm、内径30mmのアルミニウム素管 (2) 感光層 下記組成の電荷発生層用塗布液に上記アルミニウム素管
を浸漬し自然乾燥して電荷発性層を形成した。
【0014】 (成分) (重量部) オキソチタニルフタロシアニン 8 ポリビニルブチラール樹脂 3 テトラヒドロフラン 所定量 次いで下記組成の電荷輸送層用塗布液に浸漬し自然乾燥
して、厚さ20μmの積層タイプの感光層を得た。
【0015】 (成分) (重量部) N,N’−(o,p−ジメチルフェニル) −N,N’−(ジフェニル)ベンジジン 7 ポリカーボーネート 10 トルエン 所定量 (2) 試験方法 溶剤:テトラヒドロフラン ドラムの浸漬速度:4mm/秒 ドラムの退出速度:1mm/秒 静止状態でのドラム浸漬時間:120秒 ドラム端部の感光層除去寸法(目標設定値):ドラム下
端から10.00mm (3) 試験結果 (a) ドラム間の感光層除去寸法の精度 サンプル数:24本 最大値:10.66mm 最小値: 9.30mm 平均値:10.00mm (b) ドラム内の感光層除去寸法の精度 ドラム1本あたり8ポイントを測定し、24本のサンプ
ルについて、それらの結果から最大値と最小値の平均値
Xと標準偏差σとを求めた。
【0016】最大値:X 10.366mm σ 0.365mm 最小値:X 9.633mm σ 0.347mm これらの試験結果から、本発明の方法によって得られる
感光層はそのドラム端部の感光層の除去が10mm±1.
5mmの範囲内に入る高い精度で行われていることがわか
る。また、本発明の方法によって下端処理した後、熱処
理を行なうことで電子写真特性の優れた電子写真感光体
が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の電子写真感光体の
製造方法は、ドラム端部の溶剤浸漬による塗膜除去が所
定の浸漬速度および退出速度で行われ、かつ浸漬も静止
状態で溶剤除去に充分な時間浸漬されるので、溶剤液面
が安定し、液面の乱れや溶剤の飛び散りがないので、高
い精度でドラム端部の塗膜除去を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体の製造方法に使用され
る浸漬装置の一部破断正面図である。
【図2】端部の塗膜を除去した電子写真感光体ドラムの
正面図である。
【図3】電子写真感光体ドラムの使用状態を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 感光層 9 溶剤 10 ドラム 20 溶剤槽 30 ドラムチャッキング装置 40 コントローラー 41 モーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性基体であるドラムの外周面に感光層
    となる塗膜を形成後、この塗膜を溶解しうる溶剤内に前
    記ドラムの端部を浸漬させてドラム端部の塗膜を除去す
    る電子写真感光体の製造方法において、 (1) 前記ドラム端部の溶剤への浸漬速度が10mm/秒
    以下、 (2) 溶剤からの退出速度が5mm/秒以下であり、 (3) 浸漬時間が60秒以上であり、浸漬中は静止状態を
    維持することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
JP17332392A 1992-06-30 1992-06-30 電子写真感光体の製造方法 Pending JPH0619140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17332392A JPH0619140A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 電子写真感光体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17332392A JPH0619140A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 電子写真感光体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0619140A true JPH0619140A (ja) 1994-01-28

Family

ID=15958308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17332392A Pending JPH0619140A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 電子写真感光体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0619140A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4828970A (en) * 1986-04-18 1989-05-09 Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. Method for processing a light-sensitive silver halide color photographic material by controlling the pH value of the bleach fixing solution

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4828970A (en) * 1986-04-18 1989-05-09 Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. Method for processing a light-sensitive silver halide color photographic material by controlling the pH value of the bleach fixing solution

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5578410A (en) Dip coating method
JPH0236936B2 (ja)
JPH0619140A (ja) 電子写真感光体の製造方法
JPH1080656A (ja) 円筒体の垂直方向塗布装置および塗布方法並びに電子写真感光体の作製方法
US6214419B1 (en) Immersion coating process
JPH11276961A (ja) 浸漬塗工装置
US5616365A (en) Coating method using an inclined surface
EP1321196B1 (en) Dip coating method
JP2784222B2 (ja) 感光体ドラムの製造方法
JP2749893B2 (ja) ドラム塗布方法
JPH0378751A (ja) ドラム塗布方法
JPH02173754A (ja) 浸漬塗布方法
JPH05337430A (ja) 電子写真用感光体の感光層の成膜方法
JP3577812B2 (ja) 浸漬塗布方法
JP3654320B2 (ja) 円筒基体の浸漬塗布方法
JP3223667B2 (ja) 浸漬塗布方法
JP4902297B2 (ja) 浸漬塗工方法と浸漬塗工装置、及び電子写真感光体
JPH0566584A (ja) ドラム塗布方法
JP2014178365A (ja) 電子写真感光体およびその製造方法
JPH04215663A (ja) 電子写真感光体の塗布方法
JPH11231557A (ja) 円筒体の塗布装置及び塗布方法
JPH1020525A (ja) 浸漬塗工装置及びこれを用いる電子写真感光体の製造方法
JPH08222B2 (ja) ドラム塗布方法
JP2001321708A (ja) 浸漬塗工装置及び電子写真用感光体の製造方法
JP2009112997A (ja) ローラ基材における上層塗工方法および塗工装置