JPH05337430A - 電子写真用感光体の感光層の成膜方法 - Google Patents

電子写真用感光体の感光層の成膜方法

Info

Publication number
JPH05337430A
JPH05337430A JP14466292A JP14466292A JPH05337430A JP H05337430 A JPH05337430 A JP H05337430A JP 14466292 A JP14466292 A JP 14466292A JP 14466292 A JP14466292 A JP 14466292A JP H05337430 A JPH05337430 A JP H05337430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
coating
conductive substrate
forming
dipping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14466292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Komiyama
秀樹 小宮山
Kunio Otsuki
邦夫 大月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP14466292A priority Critical patent/JPH05337430A/ja
Publication of JPH05337430A publication Critical patent/JPH05337430A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】円筒状の感光体導電性基体にディッピング法に
より塗膜を形成する際基体を塗布液より引き上げるとき
に生じる塗膜のむらを少なくする。 【構成】貯溜槽4から流出する塗布液2を浸漬槽1に流
入させて常時溢れるようにし、この浸漬槽1に鉛直方向
に移動させられる円筒状の導電性基体11を浸漬させて
塗膜を形成する際浸漬槽1の液面上に生じる溶剤の蒸気
層12の高さ寸法30mm以下にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子写真用感光体の円
筒状導電性基体の表面に塗布液を塗布して塗膜を形成す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体は、アルミニウムなどの良導電性
金属を円筒状に加工して基体を形成し、この導電性円筒
状基体(以下単に基体と称する)の表面に光導電材料が
成膜されて製作される。この場合、光導電材料としては
硫化カドミウム,アモルファスセレン,セレンひ素,酸
化亜鉛などの無機材料,ポリビニルカルバゾール,フタ
ロシアニンなどの有機材料が単独または樹脂に分散され
た形で使用され、この材料が基体の表面に層状に成膜さ
れる。
【0003】一般に物体表面の成膜には塗装が行われ、
その代表的な方法として刷毛塗りやスプレーガンによる
吹付けが挙げられる。このような塗装方法は塗膜厚がた
とえば10μm程度以上の塗膜を得るのには有効であ
る。すなわち被塗装物の下地色を隠蔽するための顔料を
含有する塗料による成膜や被塗装物の防錆のための成膜
のようにどちらかというと塗膜の厚い方が望ましい場合
が多く、そのような場合の塗膜形成には非常に有効な方
法である。
【0004】しかしながら、近年、電子写真用感光体の
感光層やプリント基板のフラックス塗布などでは、従来
に比較してより薄い成膜が要求されるようになってき
た。さらにこのような塗膜はその基板上でその機能が均
一であることが要求されるが、より一層薄膜にされてい
るため従来問題とならなかった僅かな膜厚のばらつきで
もその機能の大幅な低下につながるようになっている。
そのため従来の刷毛塗りやスプレーガンによる吹付け塗
装は適用できず、均一な膜厚が得られるスピンコート法
やディッピング法が主として用いられる。しかしながら
スピンコート法はその装置に高速回転の駆動機構を必要
とし塗膜を形成する基体表面の面積が広い場合や表面の
形状が複雑な場合には塗布が困難さらには不可能きなる
ので、主としてディッピング法が広く採用される。
【0005】ディッピング法では機能性の材料(たとえ
ば硫化カドミウム,酸化亜鉛など)を有機溶媒(たとえ
ばポリカーボネート樹脂,ポリエステル樹脂など)に溶
解あるいは分散させ、場合によってはさらに粘着剤,可
塑剤などを加えて塗布液を構成し、この塗布液は液槽の
中に貯溜し、基体をこの液槽の中の塗布液に浸漬させ、
ついで基体を液槽より引き上げたのち基体表面に付着し
ている塗布液を乾燥させて塗膜を形成する。このディッ
ピング法は簡便であり、しかも塗布液の粘度、基体を塗
布液から引き上げる速度を調整すれば比較的簡単に薄膜
を得ることができる。
【0006】図1は感光体の基体表面にディッピング法
により塗膜を形成するのに用いられる塗布装置で、浸漬
槽1と、貯溜槽4と、ポンプ5等からなり、浸漬槽1に
常に溢れる状態に塗布液2を充填し、この浸漬槽1から
溢れ出た塗布液2は浸漬槽1の外周を取り巻くドーナツ
状の受皿1Aから、この受皿1Aに連通接続された配管
3Aを介して貯溜槽4に流入するようにしている。なお
受皿1Aの開口部には基体1が挿通し得る孔1Cを有す
る覆い蓋3Bが着脱可能に取付けてある。貯溜槽4内の
塗布液2は配管3Bに接続されているポンプ5の駆動に
より配管3Cを流れて浸漬槽1に流入し、浸漬槽1から
塗布液2が溢れ出るように常に循環させ、浸漬槽1の液
面を一定に保っている。また基台6に鉛直に植設された
ガイドレール7に昇降機8が取付けられ、昇降機8から
水平に伸張しているアーム9の先端に基体保持具10が
取付けられている。基体11はその一方端を基体保持具
10にて保持されて昇降機8の上下動により太矢印P方
向へ下降し覆い蓋1Bの孔1Cを通って塗布液2に浸漬
され、また太矢印Q方向へ上昇して塗布液2より引き上
げられる。図2は図1のR矢印部分の詳細図で、符号1
2で示すものは塗布液2の有機溶剤の蒸気層である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来外径が60mmΦよ
り大きい基体を前述した塗布装置を使用してディッピン
グ法により浸漬槽内の塗布液に浸漬したのち、塗布液よ
り引き上げる過程では、基体表面が塗布液を離れると塗
布液中の溶剤の蒸発潜熱の影響により基体の表面温度が
急激に低下する。このため塗布液を離れた基体表面に塗
布された塗膜が蒸気層を通過する際そこの個所の溶剤の
蒸発が行われず塗膜は重力方向(下方向)へ流れ、基体
の引き上げ方向に対し塗膜にむらが生じるという問題が
あった。
【0008】この発明の目的は上述した問題点に鑑み、
基体を塗布液より引き上げる際生じる溶剤の蒸発潜熱に
よる急激な温度低下の影響により生じる塗膜のむらを抑
制することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明では、感光層形
成用の塗布液を常時溢れる状態に充填した浸漬槽に円筒
状導電性基体を浸漬させ、しかる後該導電性基体を浸漬
槽から引き上げてその表面を乾燥させることにより導電
性基体表面に感光層の塗膜を形成する方法において、浸
漬槽の液面上に生じる塗布液中の溶剤の蒸気層の高さ寸
法を30mm以下とする。より具体的には浸漬槽の外周を
取り巻く受皿の上面に被せられ導電性基体を挿入し得る
孔を有する覆い蓋の深さを30mm以下とした浸漬槽を用
いて塗膜を形成する。塗布液としてポリエステル樹脂
1:ジクロロメタン100なる重量比率の溶液の中にX
型無金属フタロシアニンを混合したものを使用し、導電
性基体をこの塗布液を満たし浸漬槽に浸漬後10mm/s
ecの一定速度で浸漬槽から引き上げて導電性基体の表
面にCG層(電荷発生層)を形成する、またこのCG層
(電荷発生層)の上に形成されるCT層(電荷輸送層)
は、塗布液としてヒドラゾン誘導体1:ポリカーボネー
ト樹脂1:ジクロロメタン9なる重量比率の混合溶液を
使用し、導電性基体をこの塗布液を満たした浸漬槽に浸
漬後2mm/secの一定速度で浸漬槽から引き上げて形
成する。
【0010】
【作用】この発明による電子写真用感光体の感光層の成
膜方法によれば、浸漬槽の上面に生じる塗布液中の溶剤
の蒸気層の高さを30mm以下としてディッピング法を行
うことにより、塗布液に浸漬した基体を引き上げる過程
で基体表面が溶剤の蒸発潜熱の影響により急激に温度低
下しても蒸気層を通過する距離・時間が短いので溶剤の
蒸発が行われない部分が少なくこれがため基体の引き上
げ方向に塗膜のむらが生じなくなる。
【0011】
【実施例】この実施例では先に説明した図1,図2に示
す塗布装置を使用する。基体11の表面にCG層(電荷
発生層)を形成するときは、塗布液2としてポリエステ
ル樹脂1:ジクロロメタン100なる重量比率の溶液の
中にX型無金属フクロシアニンを混合分散させたものを
使用する。基体保持具10に78Φ×340Lなる基体
11を取付け、昇降機8を駆動して基体11を下降させ
浸漬槽1内の塗布液2に浸漬させる。次に塗布液2が付
着している基体11を引き上げるときは再び昇降機8を
駆動して10mm/secの一定速度で基体11を上昇さ
せる。基体11を基体保持具10より取外し、図示せぬ
乾燥機にて基体11を乾燥させる。
【0012】このCG層(電荷発生層)が形成された基
体11にCT層(電荷輸送層)を形成するときは図1,
図2に示す別なる塗布装置を使用するが、そのときの塗
布液2としてはヒドラゾン誘導体:ポリカーボネート樹
脂1:ジクロロメタン9なる重量比率の混合溶液を使用
する。基体11の浸漬,引き上げ動作は前述と同様なの
で省略するが、この場合の基体11の引き上げ速度は2
mm/secの一定速度とする。このようにしてCG層
(電荷発生層)とCT層(電荷輸送層)が形成された基
体11の全膜厚は20μmとした。
【0013】
【発明の効果】塗布装置の蒸気層12の高さ寸法を変え
ながら上述の方法で成膜した感光体基体を、CG層の軸
方向膜厚偏差に伴うCG層の明度偏差、レーザ光源によ
り照射されることによる明部電位偏差、実機画像による
画像濃度偏差について求めたところ次の表のような結果
が得られた。
【0014】
【表1】 この結果、浸漬槽の液面上に生じる塗布液中の溶剤の蒸
気層の高さを30mm以下にした場合、画像偏差は生じな
いことが判明した。なお蒸気層を30mm以下にするには
覆い蓋の深さ寸法が30mm以下のものを使用すればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光体基体をディッピング法により塗膜を形成
する塗布装置の正面図
【図2】図1のR矢視個所の詳細図
【符号の説明】
1 浸漬槽 1A 受皿 1B 覆い蓋 1C 孔 2 塗布液 4 貯溜槽 12 蒸気層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光層形成用の塗布液を常時溢れる状態に
    充填した浸漬槽に円筒状導電性基体を浸漬させ、しかる
    後該導電性基体を浸漬槽から引き上げてその表面を乾燥
    させることにより導電性基体表面に感光層の塗膜を形成
    する方法において、浸漬槽の液面上に生じる塗布液中の
    溶剤の蒸気層の高さ寸法を30mm以下としたことを特徴
    とする電子写真用感光体の感光層の成膜方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、浸漬槽の外
    周を取り巻く受皿の上面に被せられ導電性基体を挿入し
    得る孔を有する覆い蓋の深さを30mm以下とした浸漬槽
    を用いて塗膜を形成することを特徴とする電子写真用感
    光体の感光層の成膜方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のものにおいて、塗布液とし
    てポリエステル樹脂1:ジクロロメタン100なる重量
    比率の溶液の中にX型無金属フタロシアニンを混合した
    ものを使用し、導電性基体をこの塗布液を満たし浸漬槽
    に浸漬後10mm/secの一定速度で浸漬槽から引き上
    げて導電性基体の表面にCG層(電荷発生層)を形成す
    ることを特徴とする電子写真用感光体の感光層の成膜方
    法。
  4. 【請求項4】請求項3記載のものにおいて、塗布液とし
    てヒドラゾン誘導体1:ポリカーボネート樹脂1:ジク
    ロロメタン9なる重量比率の混合溶液を使用し、導電性
    基体をこの塗布液を満たした浸漬槽にに浸漬後2mm/s
    ecの一定速度で浸漬槽から引き上げてCG層(電荷発
    生層)の上にCT層(電荷輸送層)を形成することを特
    徴とする電子写真用感光体の感光層の成膜方法。
JP14466292A 1992-06-05 1992-06-05 電子写真用感光体の感光層の成膜方法 Pending JPH05337430A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14466292A JPH05337430A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 電子写真用感光体の感光層の成膜方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14466292A JPH05337430A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 電子写真用感光体の感光層の成膜方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05337430A true JPH05337430A (ja) 1993-12-21

Family

ID=15367311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14466292A Pending JPH05337430A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 電子写真用感光体の感光層の成膜方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05337430A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289982A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Fuji Xerox Co Ltd 塗布装置、塗布方法及び電子写真感光体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289982A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Fuji Xerox Co Ltd 塗布装置、塗布方法及び電子写真感光体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4620996A (en) Coating device and coating method by use thereof
JPH05337430A (ja) 電子写真用感光体の感光層の成膜方法
JPH0545951B2 (ja)
EP1321196B1 (en) Dip coating method
JP5274628B2 (ja) 塗布装置、電子写真感光体の製造方法および電子写真感光体の量産方法
JPH06320089A (ja) 電子写真用感光体の感光層塗布装置と感光体の製造方法
JP2005177656A (ja) 浸漬塗工方法、浸漬塗工装置、及び電子写真感光体の製造方法
JP2924220B2 (ja) 電子写真感光体の製造方法
JPH1124292A (ja) 電子写真感光体の製造方法および製造装置
JP2794746B2 (ja) 導電性基体の浸漬塗布装置及び浸漬塗布方法
JP4357760B2 (ja) 電子写真感光体、その製造方法、製造装置及びその感光体を具備する画像形成装置
JPH0619140A (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP2014178365A (ja) 電子写真感光体およびその製造方法
JPH09297411A (ja) 電子写真用感光体の製造方法
JPH11327167A (ja) 電子写真感光体の塗膜端部処理方法および処理装置
JP4856892B2 (ja) 塗布方法及び電子写真感光体の製造方法
JP3577812B2 (ja) 浸漬塗布方法
JPH05341540A (ja) 電子写真感光体の製造方法
JPH01274867A (ja) 塗布方法及び塗布装置
JPH03151A (ja) 薄膜塗布装置
JPH09281722A (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP2000181101A (ja) 感光体ドラムの製造方法および処理槽
JPH05341541A (ja) 電子写真感光体の製造方法および製造装置
JPS59127678A (ja) 塗膜の形成法
JPH0716519A (ja) 塗布装置