JPH061984B2 - 電力変換器の制御装置 - Google Patents
電力変換器の制御装置Info
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- JPH061984B2 JPH061984B2 JP15963086A JP15963086A JPH061984B2 JP H061984 B2 JPH061984 B2 JP H061984B2 JP 15963086 A JP15963086 A JP 15963086A JP 15963086 A JP15963086 A JP 15963086A JP H061984 B2 JPH061984 B2 JP H061984B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電力変換装置に係り、特に、パルス幅制御を行
うコンバータに好適な電力変換装置に関する。
うコンバータに好適な電力変換装置に関する。
コンバータの力率改善の観点から特開昭56-162976号公
報では電流しゃ断機能をもつ制御可能な開閉素子をアー
ムに接続し、パルス幅制御と位相制御を併用する方式、
又、昭和58年電気学会全国大会論文集No.453では
パルス幅制御のみを用いる方式が提案されているが、と
もに、コンバータ制御のために電源電圧との同期をとる
必要がある。従来技術ではこの同期引き込みを行う手段
として、交流電源電圧の一相が負から正に変化し、零電
圧を横切る際に発生する同期化信号をトリガとしてパル
ス列を発生させたり(パルス幅制御のみの場合)、パル
ス列発生に先立って位相制御系を起動させるなど(位相
制御も併用する場合)同期化信号に同期して一連のパル
ス発生処理を実行する方式が用いられていた。しかし、
このような同期化技術では同期化信号が発生した時に現
在どのようなパルス列を発生しているかとは無関係に強
制的に同期化が行われるので、たとえば同期化の直前
で、あるコンバータ素子に点弧指令を発生したものの同
期化処理によってすぐ消弧指令を発生しなければならな
いというような状況も十分起こり、コンバータ素子に与
える最小パルス幅確保の点から(素子の破損を防ぐ必要
から)特開昭59-103579号公報のような付加回路を設け
る必要があるなどシステムを構成する上での簡潔さに改
善の余地があった。また同期化機能の異常を検出するた
めに別途故障検出回路を設けなければシステムの信頼性
が低下するという点にも改善の余地があった。
報では電流しゃ断機能をもつ制御可能な開閉素子をアー
ムに接続し、パルス幅制御と位相制御を併用する方式、
又、昭和58年電気学会全国大会論文集No.453では
パルス幅制御のみを用いる方式が提案されているが、と
もに、コンバータ制御のために電源電圧との同期をとる
必要がある。従来技術ではこの同期引き込みを行う手段
として、交流電源電圧の一相が負から正に変化し、零電
圧を横切る際に発生する同期化信号をトリガとしてパル
ス列を発生させたり(パルス幅制御のみの場合)、パル
ス列発生に先立って位相制御系を起動させるなど(位相
制御も併用する場合)同期化信号に同期して一連のパル
ス発生処理を実行する方式が用いられていた。しかし、
このような同期化技術では同期化信号が発生した時に現
在どのようなパルス列を発生しているかとは無関係に強
制的に同期化が行われるので、たとえば同期化の直前
で、あるコンバータ素子に点弧指令を発生したものの同
期化処理によってすぐ消弧指令を発生しなければならな
いというような状況も十分起こり、コンバータ素子に与
える最小パルス幅確保の点から(素子の破損を防ぐ必要
から)特開昭59-103579号公報のような付加回路を設け
る必要があるなどシステムを構成する上での簡潔さに改
善の余地があった。また同期化機能の異常を検出するた
めに別途故障検出回路を設けなければシステムの信頼性
が低下するという点にも改善の余地があった。
上記従来技術では最小パルス幅確保回路を含めたシステ
ム全体の簡潔さに配慮がされておらず、最小パルス幅確
保回路や同期化回路用故障検出回路がシステムに不可欠
であるという問題があった。
ム全体の簡潔さに配慮がされておらず、最小パルス幅確
保回路や同期化回路用故障検出回路がシステムに不可欠
であるという問題があった。
本発明の目的は新たな同期化技術により複雑な最小パル
ス幅確保回路を不要とする電力変換器の制御装置を提供
することにある。
ス幅確保回路を不要とする電力変換器の制御装置を提供
することにある。
上記目的は、パルスパターン発生処理中は同期化処理を
行わず、同期化信号が発生したことと発生時刻を記憶す
るのみとし、パルスパターン発生処理の終了後に、記憶
内容から同期化処理を行うことにより達成される。
行わず、同期化信号が発生したことと発生時刻を記憶す
るのみとし、パルスパターン発生処理の終了後に、記憶
内容から同期化処理を行うことにより達成される。
制御用ワンチップマイコン内のFIFO(first-in first-ou
t)RAMは同期化信号の発生と発生時刻を記憶するよう
に動作する。同期化処理はパルスパターン発生処理終了
後にFIFORAMの内容を読み出し、次に発生するパルスパ
ターンが電源と同期するように動作する。パルスパター
ン発生処理中は同期化を行うことがないので素子に悪影
響を及ぼす過小パルス幅のパルスが発生することはな
く、パルス幅確保回路のような付加回路は不要となる。
t)RAMは同期化信号の発生と発生時刻を記憶するよう
に動作する。同期化処理はパルスパターン発生処理終了
後にFIFORAMの内容を読み出し、次に発生するパルスパ
ターンが電源と同期するように動作する。パルスパター
ン発生処理中は同期化を行うことがないので素子に悪影
響を及ぼす過小パルス幅のパルスが発生することはな
く、パルス幅確保回路のような付加回路は不要となる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。1は
コンバータ2に供給される交流電源、3はコンバータ2
の直流出力電流を検出する電流検出器、4は負荷の例と
してのL−R負荷、5は直流電源指令I*入力端子、6
は指令I*と帰還値ifとの偏差Δiを求める比較器、
8は交流電圧値がゼロクロスした時パルスを発生する同
期化信号発生器、10はコンバータ2の構成素子に消点
弧パターンを発生するワンチップマイコン、110は電
流偏差Δiに応じて第二の位相指令PH2*と通流率指令
PH*を発生する関数発生処理部、120は電源周波数
指令ω*を一定時間ごとに積分し、第一の位相指令PH
1*を作成する一方、第二の位相指令PH2*とから総合位
相指令θT*を作成する位相作成処理部、130は総合位
相指令θT*の値に応じてθT*が0°〜60°,60°〜
120°,120°〜180°,180°〜240°,
240°〜300°,300°〜360°の六つの領域
のうちどの領域に含まれるかを判定する領域判定処理
部、140は判定情報Mo、総合位相指令θT*、通流率
指令PU*とからどの素子にどのようなパルスパターン
を与えるべきかを決定するパルス分配処理部、101は
同期化信号発生器8の出力が変化したことを検出する入
力変化検出部、102はその時刻調査用のタイマ部、1
03は同期化信号変化とその時刻を記憶するFIFORAM、
104はFIFORAMの内容を保持する保持レジスタ、15
0は同期化信号の変化の有無とその時刻から位相作成処
理部120内の周波数指令ω*の積分値∫ω*Δt格納
レジスタの内容を修正する同期化処理部などから構成さ
れる。
コンバータ2に供給される交流電源、3はコンバータ2
の直流出力電流を検出する電流検出器、4は負荷の例と
してのL−R負荷、5は直流電源指令I*入力端子、6
は指令I*と帰還値ifとの偏差Δiを求める比較器、
8は交流電圧値がゼロクロスした時パルスを発生する同
期化信号発生器、10はコンバータ2の構成素子に消点
弧パターンを発生するワンチップマイコン、110は電
流偏差Δiに応じて第二の位相指令PH2*と通流率指令
PH*を発生する関数発生処理部、120は電源周波数
指令ω*を一定時間ごとに積分し、第一の位相指令PH
1*を作成する一方、第二の位相指令PH2*とから総合位
相指令θT*を作成する位相作成処理部、130は総合位
相指令θT*の値に応じてθT*が0°〜60°,60°〜
120°,120°〜180°,180°〜240°,
240°〜300°,300°〜360°の六つの領域
のうちどの領域に含まれるかを判定する領域判定処理
部、140は判定情報Mo、総合位相指令θT*、通流率
指令PU*とからどの素子にどのようなパルスパターン
を与えるべきかを決定するパルス分配処理部、101は
同期化信号発生器8の出力が変化したことを検出する入
力変化検出部、102はその時刻調査用のタイマ部、1
03は同期化信号変化とその時刻を記憶するFIFORAM、
104はFIFORAMの内容を保持する保持レジスタ、15
0は同期化信号の変化の有無とその時刻から位相作成処
理部120内の周波数指令ω*の積分値∫ω*Δt格納
レジスタの内容を修正する同期化処理部などから構成さ
れる。
次にどの動作について具体的に示す。
各装置の動作はフローチャートで説明する。
第2図には二つの主な処理である同期化処理150とパ
ターン発生処理10の概略フローチャートを示す。
ターン発生処理10の概略フローチャートを示す。
まず、同期化処理150について説明する。この同期化
処理150は電源の同期化信号U↑によって起動される
から、仮に電源に変動等がなく、50Hzの電源を使用し
ていれば20msecごとにこのサブルーチンが実行される
ことになる。このサブルーチンの主な処理は同期化信号
の発生と発生時刻の保存処理152である。この保存処
理152により保存されたデータをどのように利用する
かは総合位相作成処理120で詳細に説明する。
処理150は電源の同期化信号U↑によって起動される
から、仮に電源に変動等がなく、50Hzの電源を使用し
ていれば20msecごとにこのサブルーチンが実行される
ことになる。このサブルーチンの主な処理は同期化信号
の発生と発生時刻の保存処理152である。この保存処
理152により保存されたデータをどのように利用する
かは総合位相作成処理120で詳細に説明する。
この保存処理152は入力変化検出部101により同期
化信号を検出し、この時の時刻をタイマー部102で調
査し、そのデータをFIFORAM104に保存する処理を周
辺回路部に実行させることにより、実現する。なお、ワ
ンチップマイコン10では入力変化検出部101の検出
条件をあらかじめセットしておけば主なプロセッサは同
期化信号の発生と発生時刻の保存処理から解放されるの
で非割込み処理とすることができる。
化信号を検出し、この時の時刻をタイマー部102で調
査し、そのデータをFIFORAM104に保存する処理を周
辺回路部に実行させることにより、実現する。なお、ワ
ンチップマイコン10では入力変化検出部101の検出
条件をあらかじめセットしておけば主なプロセッサは同
期化信号の発生と発生時刻の保存処理から解放されるの
で非割込み処理とすることができる。
処理151は外乱に対してこの同期化処理が誤動作しに
くくするための付加処理である。すなわち、理想的な同
期化信号が入力される時には位相指令PH1*は電気角3
60°に近づいているはずである。このPH1*の値があ
まりに360°とかけはなれた場合に受けつけた同期化
信号では同期化処理を行わずに同期化信号待ちにもどる
ようにしている。この付加処理によって同期化処理の誤
動作を防止することができる。第3図はこのような現象
を発生する例を示す。(a)は理想的な場合、(b)は
誤同期化信号が発生する場合である。電源電圧波形Vu
は、常に、(a)のような状態にある保障はなく、
(b)のようにノイズが重畳することは十分に考えら
れ、この誤ゼロクロスパルスによってそのたびに同期化
処理が行われれば正常なパターン発生は期待できない。
くくするための付加処理である。すなわち、理想的な同
期化信号が入力される時には位相指令PH1*は電気角3
60°に近づいているはずである。このPH1*の値があ
まりに360°とかけはなれた場合に受けつけた同期化
信号では同期化処理を行わずに同期化信号待ちにもどる
ようにしている。この付加処理によって同期化処理の誤
動作を防止することができる。第3図はこのような現象
を発生する例を示す。(a)は理想的な場合、(b)は
誤同期化信号が発生する場合である。電源電圧波形Vu
は、常に、(a)のような状態にある保障はなく、
(b)のようにノイズが重畳することは十分に考えら
れ、この誤ゼロクロスパルスによってそのたびに同期化
処理が行われれば正常なパターン発生は期待できない。
次にパターン発生処理10について説明する。このパタ
ーン発生処理10はほぼ一定時間Δtごとに起動される
タイマ割込みタスクである。このタスクによってΔtご
とにコンバータ素子はON,OFFするのでコンバータ
のスイッチング周波数はこの値によって決まり1/Δt
(Hz)ということになる。
ーン発生処理10はほぼ一定時間Δtごとに起動される
タイマ割込みタスクである。このタスクによってΔtご
とにコンバータ素子はON,OFFするのでコンバータ
のスイッチング周波数はこの値によって決まり1/Δt
(Hz)ということになる。
さらに20msec/Δtが整数となるようにΔtを決め同
期化信号に同期するようにタイマ割込みをセットし、か
つ電源が周波数変動を起こさなければ、このパターン発
生処理は同期化処理と同期して動くことになるが、周波
数変動等は必ず生じるので、このパターン発生処理は電
源とは非同期に起動している。
期化信号に同期するようにタイマ割込みをセットし、か
つ電源が周波数変動を起こさなければ、このパターン発
生処理は同期化処理と同期して動くことになるが、周波
数変動等は必ず生じるので、このパターン発生処理は電
源とは非同期に起動している。
両タスクの起動タイミングを第4図に示す。T1時点の
同期化処理はパターン発生処理中にFIFORAMと保持レジ
スタにより同期化信号の発生と発生した時刻保存を行っ
ているが、この同期化信号の発生がパターン発生処理の
前であれば同期動作は*1で示すパターン発生処理で実
行されるが、同期化信号の発生がパターン発生処理中で
あれば、同期動作はタイマ割込み分遅れて*2でパター
ン発生に反映されることになる。T2時点で同期化信号
の発生が行われた場合もやはり*3でパターン発生に同
期化が反映されることになる。
同期化処理はパターン発生処理中にFIFORAMと保持レジ
スタにより同期化信号の発生と発生した時刻保存を行っ
ているが、この同期化信号の発生がパターン発生処理の
前であれば同期動作は*1で示すパターン発生処理で実
行されるが、同期化信号の発生がパターン発生処理中で
あれば、同期動作はタイマ割込み分遅れて*2でパター
ン発生に反映されることになる。T2時点で同期化信号
の発生が行われた場合もやはり*3でパターン発生に同
期化が反映されることになる。
次にパターン発生処理10の処理内容について詳細に説
明する。処理110は第5図に示すように電流偏差Δi
に応じて通流率指令PU*と第二の位相指令PH2*を発
生する関数発生処理である。このΔiが小さい領域βで
は位相制御が動作し、Δiの絶対値が大きい領域αでは
パルス幅制御が動作することになる。さらにここで最小
通流率PUminを設定しているが、この値は前述した最
小パルス幅にリンクする数値である。そしてこの値自体
は同期化処理の影響を受けないので、PU*minを確保す
れば付加回路なくして最小パルス幅を確保できることに
なる。勿論パルス幅制御だけで位相制御が不要な用途に
はこのPH2*が不要となるだけで同期化に関する本発明
の本質は影響を受けない。
明する。処理110は第5図に示すように電流偏差Δi
に応じて通流率指令PU*と第二の位相指令PH2*を発
生する関数発生処理である。このΔiが小さい領域βで
は位相制御が動作し、Δiの絶対値が大きい領域αでは
パルス幅制御が動作することになる。さらにここで最小
通流率PUminを設定しているが、この値は前述した最
小パルス幅にリンクする数値である。そしてこの値自体
は同期化処理の影響を受けないので、PU*minを確保す
れば付加回路なくして最小パルス幅を確保できることに
なる。勿論パルス幅制御だけで位相制御が不要な用途に
はこのPH2*が不要となるだけで同期化に関する本発明
の本質は影響を受けない。
処理120は総合位相作成処理であり、その詳細を第6
図に示す。処理121で同期化信号の発生があったかど
うかの判定を行う。もしなければ処理122で前回の位
相PH1*にゲインk倍した電源周波数指令ω*を加算す
ることによって今回の位相PH1*を求める。一方、同期
化信号の発生があった時には処理123で同期化信号発
生から現在までの経過時間Tpを算出する。この際、FI
FORAM103と保持レジスタ104によって保持してお
いた同期化信号の発生と発生時刻データを用いる。
図に示す。処理121で同期化信号の発生があったかど
うかの判定を行う。もしなければ処理122で前回の位
相PH1*にゲインk倍した電源周波数指令ω*を加算す
ることによって今回の位相PH1*を求める。一方、同期
化信号の発生があった時には処理123で同期化信号発
生から現在までの経過時間Tpを算出する。この際、FI
FORAM103と保持レジスタ104によって保持してお
いた同期化信号の発生と発生時刻データを用いる。
尚、FIFORAM103と保持レジスタ104に保存してお
いた同期化信号発生と発生時刻データは一旦読出してを
行うとクリアされるので、あえて、内容をリセットする
処理は不要である。
いた同期化信号発生と発生時刻データは一旦読出してを
行うとクリアされるので、あえて、内容をリセットする
処理は不要である。
次に処理124で位相PH1*用のイニシャルデータを下
式より作成する。
式より作成する。
ここで、Δtは積分インターバルである。
処理125で前回のPH1*を今回のPH1*に書きかえ次
の積分の準備をする。処理126で今回の第一の位相P
H1*と第二の位相PH2*より総合位相θT*を求める。こ
こでω*は電源の周波数であるから50Hz又は60Hzで
ある。さらに、パルス幅制御だけで位相制御と行わない
場合には処理126は不要となる。
の積分の準備をする。処理126で今回の第一の位相P
H1*と第二の位相PH2*より総合位相θT*を求める。こ
こでω*は電源の周波数であるから50Hz又は60Hzで
ある。さらに、パルス幅制御だけで位相制御と行わない
場合には処理126は不要となる。
第7図に位相PH1*が作成される状態を示す。(a)は
Δtごとに起動されるパターン発生処理で、PH1*がk
・ω*ずつ積分されている状態である。一方、(b)は
同期化処理が途中で発生した場合のPH1*の状態を示し
ている。同期化処理が発生してから次のパターン発生処
理までの経過時間TPに応じてイニシャルデータ がPH1*に格納されることによって同期化が行われ、以
後のパターン発生処理ではこれをベースにしてkω*が
加算され積分が行われてゆく。このように同期化信号の
発生とパターン発生処理は非同期で動作しつつ、電源と
の同期化処理は位相データPH1*の修正ということで実
現している。
Δtごとに起動されるパターン発生処理で、PH1*がk
・ω*ずつ積分されている状態である。一方、(b)は
同期化処理が途中で発生した場合のPH1*の状態を示し
ている。同期化処理が発生してから次のパターン発生処
理までの経過時間TPに応じてイニシャルデータ がPH1*に格納されることによって同期化が行われ、以
後のパターン発生処理ではこれをベースにしてkω*が
加算され積分が行われてゆく。このように同期化信号の
発生とパターン発生処理は非同期で動作しつつ、電源と
の同期化処理は位相データPH1*の修正ということで実
現している。
処理130はθT*を用いて電気角360°のうちのどの
領域のパルスを出したらよいかを判定する処理である。
その詳細を第8図に示す。まず、処理131でθT*の値
が電気角360°のうちのどの60°区間に存在するか
を(Mo)調べる。この判定によってコンバータ構成素
子のうち、Δtの間連続して点弧すべき素子、短絡すべ
き素子、短絡素子に消弧し、次に点弧すべき第一の点弧
素子、第一の点弧素子に消弧して次に点弧すべき第二の
素子などこのΔt時間の間に消点弧すべき素子が判定さ
れる。さらに処理132でθT*が60°区間のうちのど
のΔt区間に存在するか(St)を調べる。仮にΔt=
555.6μsecとすると60°区間内には六個のΔt区間の
あることがわかる(電源が50Hz)の場合)。このSt
がわかれば消点弧時間を検索する際にどのデータテーブ
ルを使用すればよいかがわかる。なお、ここでは正弦波
化(不等パルス)を実現できる方式を例にとって説明し
たが、等パルスでよい場合にはこの処理132は不要と
なる。
領域のパルスを出したらよいかを判定する処理である。
その詳細を第8図に示す。まず、処理131でθT*の値
が電気角360°のうちのどの60°区間に存在するか
を(Mo)調べる。この判定によってコンバータ構成素
子のうち、Δtの間連続して点弧すべき素子、短絡すべ
き素子、短絡素子に消弧し、次に点弧すべき第一の点弧
素子、第一の点弧素子に消弧して次に点弧すべき第二の
素子などこのΔt時間の間に消点弧すべき素子が判定さ
れる。さらに処理132でθT*が60°区間のうちのど
のΔt区間に存在するか(St)を調べる。仮にΔt=
555.6μsecとすると60°区間内には六個のΔt区間の
あることがわかる(電源が50Hz)の場合)。このSt
がわかれば消点弧時間を検索する際にどのデータテーブ
ルを使用すればよいかがわかる。なお、ここでは正弦波
化(不等パルス)を実現できる方式を例にとって説明し
たが、等パルスでよい場合にはこの処理132は不要と
なる。
パルス分配処理140について説明する。まず、前述の
領域判定処理130によってθT*がどの60°領域にい
るかがわかれば、第9図に示すように消点弧すべき素子
がわかる。次に消点弧の時間がわかればよいのである
が、これには通流率指令PH*を用いる。ここではθT*
が0°〜60°区間にある場合を例にとって説明する。
さらにスイッチング周波数1.8kHzとすると60°区
間はさらに六つのステージから構成される。ここでθT*
が第一番目のステージにあったとし、通流率指令PU*
=0.6であったと仮定すると第10図に示す通流率対
消点弧時間テーブルを参照することにより次の1)〜
4)の分配処理内容がわかる。
領域判定処理130によってθT*がどの60°領域にい
るかがわかれば、第9図に示すように消点弧すべき素子
がわかる。次に消点弧の時間がわかればよいのである
が、これには通流率指令PH*を用いる。ここではθT*
が0°〜60°区間にある場合を例にとって説明する。
さらにスイッチング周波数1.8kHzとすると60°区
間はさらに六つのステージから構成される。ここでθT*
が第一番目のステージにあったとし、通流率指令PU*
=0.6であったと仮定すると第10図に示す通流率対
消点弧時間テーブルを参照することにより次の1)〜
4)の分配処理内容がわかる。
1)素子25をΔtの間常時点弧 2)t<t1の間 短絡用素子22を点弧、21,23,24,26を消弧 3)t1≦t≦t2の間 素子23を点弧、21,22,24,26は消弧 4)t2≦t<Δtの間 素子21を点弧、22,23,24,26は消弧 なお、l1〜l6の設定値は出力を正弦波化するために
あらかじめ計算で求めておいたデータであるが、この値
は本発明の本質を制限するものではない。
あらかじめ計算で求めておいたデータであるが、この値
は本発明の本質を制限するものではない。
このようにパルス分配処理140では第11図に示すよ
うに処理141で消点弧すべき素子を調べ、処理142
でその具体的な時期を調べ、処理143で出力ポートに
スケジュールを組むことによってパルス分配を行う。
うに処理141で消点弧すべき素子を調べ、処理142
でその具体的な時期を調べ、処理143で出力ポートに
スケジュールを組むことによってパルス分配を行う。
本実施例によれば、パターン発生処理は電源同期化処理
にもとづいてデータの径正を受けるもののパターン発生
自体には影響を受けないので、パターン発生処理内で決
定した最小パルス幅が同期化処理の影響を受けて削られ
るようなことはない。その結果、本実施例では最小パル
ス幅確保回路のような付加回路はいっさい不要となる効
果がある。
にもとづいてデータの径正を受けるもののパターン発生
自体には影響を受けないので、パターン発生処理内で決
定した最小パルス幅が同期化処理の影響を受けて削られ
るようなことはない。その結果、本実施例では最小パル
ス幅確保回路のような付加回路はいっさい不要となる効
果がある。
第12図ないし第14図に本発明の他の実施例を示す。
この実施例では同期化処理を電気角60°ごとに行うよ
うにしている。回路構成は第12図に示すように電源電
圧の取り込みが三相であり、各相の立上り,立下りのゼ
ロクロス点を同期化処理のトリガとしている点が第1図
と異なる。
この実施例では同期化処理を電気角60°ごとに行うよ
うにしている。回路構成は第12図に示すように電源電
圧の取り込みが三相であり、各相の立上り,立下りのゼ
ロクロス点を同期化処理のトリガとしている点が第1図
と異なる。
第13図にフローチャートを示す。第2図と異なるのは
処理153と1500である。処理150では同期化処理が
電気角360°に一度であったのに対して、この実施例
では電気角60°に一度、同期化信号の入力があるので
その近傍で同期化信号発生時刻の保存処理を有効にする
処理153を行う。さらに、位相PH1*のイニシャライ
ズはそのベースとなる位相値が0°,60°,120
°,180°,240°,300°と六種類となるので
処理1500のPH1*の修正処理がやや複雑となるが、先に
述べた方式が20msecに一回しか同期化を行わないのに
比較して3.3msecに一回に同期化を行うので出力電流
の低リップル化には特に効果が増大する。
処理153と1500である。処理150では同期化処理が
電気角360°に一度であったのに対して、この実施例
では電気角60°に一度、同期化信号の入力があるので
その近傍で同期化信号発生時刻の保存処理を有効にする
処理153を行う。さらに、位相PH1*のイニシャライ
ズはそのベースとなる位相値が0°,60°,120
°,180°,240°,300°と六種類となるので
処理1500のPH1*の修正処理がやや複雑となるが、先に
述べた方式が20msecに一回しか同期化を行わないのに
比較して3.3msecに一回に同期化を行うので出力電流
の低リップル化には特に効果が増大する。
第14図に位相PH1*のイニシャライズ作成のフローチ
ャートを示す。処理1501で同期化信号発生からの経過時
間TPを求め、処理1502でイニシャルデータのうち可変
分データPH10*を求める。ここまでは第6図の処理1
23,124と同様であるが、これからがやや異なる。
ャートを示す。処理1501で同期化信号発生からの経過時
間TPを求め、処理1502でイニシャルデータのうち可変
分データPH10*を求める。ここまでは第6図の処理1
23,124と同様であるが、これからがやや異なる。
処理1503で位相PH1*が電気角30°よりも小さいかど
うかを調べる。小さければ処理1504で位相PH1*に可変
分PH10*と0°を加算して代入する。小さくなければ
処理1505でPH1*が90°よりも小さいかどうかが比較
され、Yesであれば今回の同期は電気角60°付近で
発生するW相の立下りであると判断され、位相PH1*は
PH10*と60°データが加算されたものが代入され
る。以下同様にV相立上り,U相立下り,W相立上り,
V相立下り,U相立上りのゼロクロス信号に対応して処
理1508,1510,1512,1513で位相PH1*のイニシャルデー
タセットが実行される。
うかを調べる。小さければ処理1504で位相PH1*に可変
分PH10*と0°を加算して代入する。小さくなければ
処理1505でPH1*が90°よりも小さいかどうかが比較
され、Yesであれば今回の同期は電気角60°付近で
発生するW相の立下りであると判断され、位相PH1*は
PH10*と60°データが加算されたものが代入され
る。以下同様にV相立上り,U相立下り,W相立上り,
V相立下り,U相立上りのゼロクロス信号に対応して処
理1508,1510,1512,1513で位相PH1*のイニシャルデー
タセットが実行される。
このように本発明の他の実施例によれば、ややソフト処
理は複雑になるものの同期化が短い間隔で行われるので
出力電流特性の改善が期待できる。
理は複雑になるものの同期化が短い間隔で行われるので
出力電流特性の改善が期待できる。
また、ワンチップマイコンの中で同期化を行うので同期
化の異常はチップの異常と等価になるため、ワンチップ
マイコンの自己診断(例えばウォッチドッグタイマ)で
同期化の異常を検出し対策を行うことができ、信頼性の
高いシステムを実現できる。
化の異常はチップの異常と等価になるため、ワンチップ
マイコンの自己診断(例えばウォッチドッグタイマ)で
同期化の異常を検出し対策を行うことができ、信頼性の
高いシステムを実現できる。
本発明によれば、パルス発生処理中に同期化処理を行わ
ないで同期化を達成できるので、素子に悪影響を及ぼす
様な過小パルス幅のパルスは発生せず、最小パルス幅確
保回路のような付加回路は不要となるため、回路の簡素
化,信頼性の向上が図れる。
ないで同期化を達成できるので、素子に悪影響を及ぼす
様な過小パルス幅のパルスは発生せず、最小パルス幅確
保回路のような付加回路は不要となるため、回路の簡素
化,信頼性の向上が図れる。
第1図は本発明の一実施例の系統図、第2図ないし第1
1図は本発明の実施例の動作説明図、第12図は本発明
の他の実施例の系統図、第13図,第14図は本発明の
他の実施例の動作説明図である。 2…コンバータ。
1図は本発明の実施例の動作説明図、第12図は本発明
の他の実施例の系統図、第13図,第14図は本発明の
他の実施例の動作説明図である。 2…コンバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 一裕 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 中里 眞朗 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (56)参考文献 特開 昭54−90528(JP,A) 特開 昭54−19643(JP,A) 特開 昭56−162976(JP,A) 特開 昭59−103579(JP,A) 特開 昭59−139868(JP,A)
Claims (6)
- 【請求項1】交流電源を直流に変換するコンバータ、前
記コンバータの動作位相と前記交流電源の位相を同期化
するための同期化信号発生器、前記コンバータを構成す
るスイッチング素子、前記スイッチング素子にパルスパ
ターン信号を出力する処理を行う制御用ワンチップマイ
コンよりなる電力変換器において、 前記制御用ワンチップマイコン内に同期化信号の発生お
よび/または発生時刻を記憶する処理を設け、前記記憶
内容を所定の周期で参照し、前記記憶内容に応じたパル
スパターン信号を出力する手段を設けたことを特徴とす
る電力変換器の制御装置。 - 【請求項2】前記記憶内容に応じた前記パルスパターン
信号を出力する処理は、前記パルスパターン信号の出力
処理に用いるデータを修正する処理であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の電力変換器の制御装
置。 - 【請求項3】前記修正するパルスパターン信号出力処理
に用いるデータは位相角のデータであることを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載の電力変換器の制御装置。 - 【請求項4】前記位相角のデータは前記交流電源の周波
数を一定時間に積分することによって得られるデータで
あることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の電
力変換器の制御装置。 - 【請求項5】前記位相角のデータは同期化信号の発生か
ら前記交流電源の周波数積分処理までの経過時間に応じ
た位相角のデータであることを特徴とする特許請求の範
囲第3項または第4項記載の電力変換器の制御装置。 - 【請求項6】記憶内容に応じた前記パルスパターン信号
を発生させる処理は前記位相角0°〜360°の期間に
複数回行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
し第5項のいずれかに記載の電力変換器の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15963086A JPH061984B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 電力変換器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15963086A JPH061984B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 電力変換器の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6318968A JPS6318968A (ja) | 1988-01-26 |
| JPH061984B2 true JPH061984B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15697912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15963086A Expired - Fee Related JPH061984B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 電力変換器の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061984B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102275238A (zh) * | 2011-09-05 | 2011-12-14 | 镇江大成新能源有限公司 | 一种连接籽晶的夹具 |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP15963086A patent/JPH061984B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102275238A (zh) * | 2011-09-05 | 2011-12-14 | 镇江大成新能源有限公司 | 一种连接籽晶的夹具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6318968A (ja) | 1988-01-26 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |