JPH06200824A - 熱機関の油侵入防止装置 - Google Patents
熱機関の油侵入防止装置Info
- Publication number
- JPH06200824A JPH06200824A JP221293A JP221293A JPH06200824A JP H06200824 A JPH06200824 A JP H06200824A JP 221293 A JP221293 A JP 221293A JP 221293 A JP221293 A JP 221293A JP H06200824 A JPH06200824 A JP H06200824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crosshead
- oil
- buffer chamber
- heat engine
- power piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02G—HOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02G2253/00—Seals
- F02G2253/02—Reciprocating piston seals
Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱機関において、クロスヘッド摺動面に付着
した潤滑油が、ディスタンス室へ侵入するのを防止す
る。 【構成】 パワーピストン4に連結されたクロスヘッド
3に装着されたピストンリング9bの下部に、クロスヘッ
ド3の摺動部と、バッファ室7を連通する導通管14を設
け、クロスヘッド3の摺動部に溜った油をバッファ室7
へ戻す。一方、バッファ室7からの油を含んだガスは、
逆止弁15によって、導通管14を通ってクロスヘッド3の
摺動部へ侵入できない。
した潤滑油が、ディスタンス室へ侵入するのを防止す
る。 【構成】 パワーピストン4に連結されたクロスヘッド
3に装着されたピストンリング9bの下部に、クロスヘッ
ド3の摺動部と、バッファ室7を連通する導通管14を設
け、クロスヘッド3の摺動部に溜った油をバッファ室7
へ戻す。一方、バッファ室7からの油を含んだガスは、
逆止弁15によって、導通管14を通ってクロスヘッド3の
摺動部へ侵入できない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クランクケース加圧
型の熱機関において、その作動空間に油が侵入すること
を防止する熱機関の油侵入防止装置に関するものであ
る。
型の熱機関において、その作動空間に油が侵入すること
を防止する熱機関の油侵入防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開平1-134026号公報に示
された従来の熱機関の油侵入防止装置を示す断面図であ
り、図において、1はクランクケースであり、その下部
構造は省略した。2はクランク軸(図示せず)の偏心ピ
ン部に嵌合されたコンロッド。3はコンロッド2の他端
に連結されたクロスヘッドである。4はクロスヘッドに
固定されたパワーピストン、5はクロスヘッド3とパワ
ーピストン4との間のディスタンス室6に備えられた油
吸収材、7はバッファ室、8はパワーピストン4の上部
空間である圧縮室、9aはパワーピストン4の溝部に装着
されたピストンリングであり、クランクケース1の上部
にあるシリンダ10の内周に密着摺動し、圧縮室8を密閉
している。9bはクロスヘッド3の溝部に装着されたピス
トンリングであり、上記両室間6,7を適度にシールし
ている。11は両空間6,7を連通する連通管であり、そ
の配管の途中には油分離器12と逆止弁13が設けられてお
り、逆止弁13は図中に矢印Aで示すように下から上へガ
スを流通させるものである。
された従来の熱機関の油侵入防止装置を示す断面図であ
り、図において、1はクランクケースであり、その下部
構造は省略した。2はクランク軸(図示せず)の偏心ピ
ン部に嵌合されたコンロッド。3はコンロッド2の他端
に連結されたクロスヘッドである。4はクロスヘッドに
固定されたパワーピストン、5はクロスヘッド3とパワ
ーピストン4との間のディスタンス室6に備えられた油
吸収材、7はバッファ室、8はパワーピストン4の上部
空間である圧縮室、9aはパワーピストン4の溝部に装着
されたピストンリングであり、クランクケース1の上部
にあるシリンダ10の内周に密着摺動し、圧縮室8を密閉
している。9bはクロスヘッド3の溝部に装着されたピス
トンリングであり、上記両室間6,7を適度にシールし
ている。11は両空間6,7を連通する連通管であり、そ
の配管の途中には油分離器12と逆止弁13が設けられてお
り、逆止弁13は図中に矢印Aで示すように下から上へガ
スを流通させるものである。
【0003】次に動作について説明する。圧縮室8の圧
力が高い時、パワーピストン4はその力で押し下げられ
ると同時に、上記パワーピストン4に固定されたクロス
ヘッド3も押し下げられる。この力がコンロッド2によ
ってクランクシャフト(図示せず)に伝わり、回転運動
として取り出される。この時、クランクシャフト(図示
せず)の軸受部等の潤滑油が飛散し、クロスヘッド摺動
部に付着する。付着した潤滑油は、クロスヘッド3に装
着されたピストンリング9bによって掻き落とされる。し
かし、一部の潤滑油は、シリンダ10とピストンリング9b
の僅かな隙間を通ってクロスヘッド3の上部に達する。
力が高い時、パワーピストン4はその力で押し下げられ
ると同時に、上記パワーピストン4に固定されたクロス
ヘッド3も押し下げられる。この力がコンロッド2によ
ってクランクシャフト(図示せず)に伝わり、回転運動
として取り出される。この時、クランクシャフト(図示
せず)の軸受部等の潤滑油が飛散し、クロスヘッド摺動
部に付着する。付着した潤滑油は、クロスヘッド3に装
着されたピストンリング9bによって掻き落とされる。し
かし、一部の潤滑油は、シリンダ10とピストンリング9b
の僅かな隙間を通ってクロスヘッド3の上部に達する。
【0004】続いてこの潤滑油がバッファ室7へ押し戻
される動作を説明する。クロスヘッド3が下降した時、
クランクシャフトが収まっているバッファ室7の作動ガ
スは圧縮され、圧力は上昇する。このバッファ室7の圧
力Pbがディスタンス室6の圧力Pdよりも大きくなると、
バッファ室7とディスタンス室6は逆止弁13を介して連
通されているため、逆止弁13が押し開かれディスタンス
室6に作動ガスが流入し、ディスタンス室6の圧力Pdが
バッファ室7の圧力Pbより高くなる。このとき、連通管
11には油分離器12が装着されているため、バッファ室7
から流れてくる作動ガスに含有されている潤滑油は分離
され、ドライなガスのみがディスタンス室6に流入す
る。また、連通管11の途中に挿入された逆止弁13によっ
て、バッファ室7の圧力Pdディスタンス室6の圧力Pdよ
りも低くなっても、ディスタンス室6の作動ガスがバッ
ファ室7に逆流することを防止し、ディスタンス室6の
圧力Pdが常にバッファ室7の圧力Pbよりも高く保たれ
る。従って、クロスヘッド3上部に溜った潤滑油は、デ
ィスタンス室6とバッファ室7の圧力差(Pd−Pb)によ
りクロスヘッド3の摺動部からバッファ室7へ押し戻さ
れる。
される動作を説明する。クロスヘッド3が下降した時、
クランクシャフトが収まっているバッファ室7の作動ガ
スは圧縮され、圧力は上昇する。このバッファ室7の圧
力Pbがディスタンス室6の圧力Pdよりも大きくなると、
バッファ室7とディスタンス室6は逆止弁13を介して連
通されているため、逆止弁13が押し開かれディスタンス
室6に作動ガスが流入し、ディスタンス室6の圧力Pdが
バッファ室7の圧力Pbより高くなる。このとき、連通管
11には油分離器12が装着されているため、バッファ室7
から流れてくる作動ガスに含有されている潤滑油は分離
され、ドライなガスのみがディスタンス室6に流入す
る。また、連通管11の途中に挿入された逆止弁13によっ
て、バッファ室7の圧力Pdディスタンス室6の圧力Pdよ
りも低くなっても、ディスタンス室6の作動ガスがバッ
ファ室7に逆流することを防止し、ディスタンス室6の
圧力Pdが常にバッファ室7の圧力Pbよりも高く保たれ
る。従って、クロスヘッド3上部に溜った潤滑油は、デ
ィスタンス室6とバッファ室7の圧力差(Pd−Pb)によ
りクロスヘッド3の摺動部からバッファ室7へ押し戻さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱機関の油侵入
防止装置は、クロスヘッド上部に油が侵入した場合、そ
の油量がディスタンス室とバッファ室の圧力差でバッフ
ァ室へ押し戻す量より多くなるとクロスヘッドの上面に
溜まる。この油が飛散し油吸収材に多量の油が吸収され
る。そして油吸収材の許容値を越えると油はパワーピス
トン摺動面から圧縮室に侵入して、熱交換器、再生器等
に油が付着し、性能の低下をもたらす等の問題点があっ
た。
防止装置は、クロスヘッド上部に油が侵入した場合、そ
の油量がディスタンス室とバッファ室の圧力差でバッフ
ァ室へ押し戻す量より多くなるとクロスヘッドの上面に
溜まる。この油が飛散し油吸収材に多量の油が吸収され
る。そして油吸収材の許容値を越えると油はパワーピス
トン摺動面から圧縮室に侵入して、熱交換器、再生器等
に油が付着し、性能の低下をもたらす等の問題点があっ
た。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、クロスヘッドに装着のピストン
リング下部の油と油を含んだガスを効率良くバッファ室
へ戻すことによって、油がディスタンス室へ侵入するこ
とを抑制できる熱機関の油侵入防止装置を提供すること
を目的としている。
ためになされたもので、クロスヘッドに装着のピストン
リング下部の油と油を含んだガスを効率良くバッファ室
へ戻すことによって、油がディスタンス室へ侵入するこ
とを抑制できる熱機関の油侵入防止装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱機関の
油侵入防止装置は、クロスヘッドに装着されたピストン
リング下方のクロスヘッド摺動部とクロスヘッド下方に
あってバッファ室に面する部分とを連通する導通管と、
その導通管にバッファ室方向へ通じる逆止弁を設けてい
る。
油侵入防止装置は、クロスヘッドに装着されたピストン
リング下方のクロスヘッド摺動部とクロスヘッド下方に
あってバッファ室に面する部分とを連通する導通管と、
その導通管にバッファ室方向へ通じる逆止弁を設けてい
る。
【0008】また、他の発明に係る熱機関の油侵入防止
装置は、クロスヘッドに装着されたピストンリング下方
のクロスヘッドと摺動するシリンダ内周部とバッファ室
とを連通する導通管と、その導通管にバッファ室方向へ
通じる逆止弁を設けている。
装置は、クロスヘッドに装着されたピストンリング下方
のクロスヘッドと摺動するシリンダ内周部とバッファ室
とを連通する導通管と、その導通管にバッファ室方向へ
通じる逆止弁を設けている。
【0009】また、他の発明に係る熱機関の油侵入防止
装置は、クロスヘッドに装着された樹脂性のピストンリ
ングと摺動するシリンダに、ピストンリングと類似の樹
脂性のシリンダライナーを設けている。
装置は、クロスヘッドに装着された樹脂性のピストンリ
ングと摺動するシリンダに、ピストンリングと類似の樹
脂性のシリンダライナーを設けている。
【0010】
【作用】この発明における熱機関の油侵入防止装置は、
クロスヘッド溝部に装着のピストンリング下部の油と油
を含んだガスを導通管を通じてバッファ室へ戻す。一
方、バッファ室側のガスは逆止弁によって、ピストンリ
ング下部へは侵入できない。
クロスヘッド溝部に装着のピストンリング下部の油と油
を含んだガスを導通管を通じてバッファ室へ戻す。一
方、バッファ室側のガスは逆止弁によって、ピストンリ
ング下部へは侵入できない。
【0011】また、他の発明に係わる熱機関の油侵入防
止装置は、シリンダライナーに、ピストンリングと類似
の樹脂材を用いたので密着性が向上する。
止装置は、シリンダライナーに、ピストンリングと類似
の樹脂材を用いたので密着性が向上する。
【0012】
実施例1.以下、この発明の1実施例を図について説明
する。図1において、1〜13は従来のものと同一で説明
を省略する。14はクロスヘッド3下部に設けられた導通
管であり、ピストンリング9b下方のクロスヘッド3外周
部とバッファ室7に面したクロスヘッド下面との間を連
通する。その配管の途中には逆止弁15が設けられてお
り、この逆止弁15は図中に矢印Bで示す方向にガスを流
通させるものである。
する。図1において、1〜13は従来のものと同一で説明
を省略する。14はクロスヘッド3下部に設けられた導通
管であり、ピストンリング9b下方のクロスヘッド3外周
部とバッファ室7に面したクロスヘッド下面との間を連
通する。その配管の途中には逆止弁15が設けられてお
り、この逆止弁15は図中に矢印Bで示す方向にガスを流
通させるものである。
【0013】次に動作について説明する。通常クロスヘ
ッド3の摺動部には、クランク軸の軸受部などの潤滑油
が飛散して侵入してくる。摺動部にある潤滑油は、潤滑
状態にあるクロスヘッド3が往復運動することによって
ほぼ機関の回転数に比例した量がポンプアップされる。
機械的にポンプアップされた油は、ディスタンス室6と
バッファ室7の圧力差(Pd−Pb)により、クロスヘッド
3の摺動部を通ってバッファ室7側へ押し戻される。
ッド3の摺動部には、クランク軸の軸受部などの潤滑油
が飛散して侵入してくる。摺動部にある潤滑油は、潤滑
状態にあるクロスヘッド3が往復運動することによって
ほぼ機関の回転数に比例した量がポンプアップされる。
機械的にポンプアップされた油は、ディスタンス室6と
バッファ室7の圧力差(Pd−Pb)により、クロスヘッド
3の摺動部を通ってバッファ室7側へ押し戻される。
【0014】ところで、流体の圧力分布を示すレイノル
ズ法則(平面軸受の原理と同じ)により、クロスヘッド
3が下降するときは、P1> Pb > Pd > P2 となるが、
連通管11の作用により装置 Pd > P2 > P1 > Pb とな
る。この為(P1− Pb)の圧力差により、潤滑油を含んだ
ガスとピストンリング9bで掻き集められた潤滑油は、導
通管14を通ってバッファ室7へ押し戻される。一方クロ
スヘッド3が上昇するときには、P1< Pb < Pd < P2
となる。もし、導通管14に逆止弁15が装着されていなけ
れば、(Pb−P1) の圧力差により潤滑油を含んだガスは
導通管14を通って、バッファ室7からピストンリング9b
の下部へ上がることなるので、逆止弁15を設けることに
よってこの流れを止める。
ズ法則(平面軸受の原理と同じ)により、クロスヘッド
3が下降するときは、P1> Pb > Pd > P2 となるが、
連通管11の作用により装置 Pd > P2 > P1 > Pb とな
る。この為(P1− Pb)の圧力差により、潤滑油を含んだ
ガスとピストンリング9bで掻き集められた潤滑油は、導
通管14を通ってバッファ室7へ押し戻される。一方クロ
スヘッド3が上昇するときには、P1< Pb < Pd < P2
となる。もし、導通管14に逆止弁15が装着されていなけ
れば、(Pb−P1) の圧力差により潤滑油を含んだガスは
導通管14を通って、バッファ室7からピストンリング9b
の下部へ上がることなるので、逆止弁15を設けることに
よってこの流れを止める。
【0015】このように、本実施例では、逆止弁を装着
した導通管をクロスヘッドに内蔵したので、クロスヘッ
ド外周に溜まった潤滑油を含んだガス及び、ピストンリ
ングで掻き集められた潤滑油をバッファ室へ戻すことに
よって、ポンプアップされる油量を減らしてクロスヘッ
ド上面に溜る油量を減少できる。従って飛散する油量を
減少でき、機関が高回転になっても作動空間に潤滑油が
侵入するのを抑制することができる。
した導通管をクロスヘッドに内蔵したので、クロスヘッ
ド外周に溜まった潤滑油を含んだガス及び、ピストンリ
ングで掻き集められた潤滑油をバッファ室へ戻すことに
よって、ポンプアップされる油量を減らしてクロスヘッ
ド上面に溜る油量を減少できる。従って飛散する油量を
減少でき、機関が高回転になっても作動空間に潤滑油が
侵入するのを抑制することができる。
【0016】実施例2.上記実施例1では、クロスヘッ
ド3のピストンリング9bの下に、逆止弁15を装着した導
通管14を数箇所設けてピストンリング9bの下部に溜った
ガスやピストンリング9bで掻き集められた油を、バッフ
ァ室7へ戻すことによって、クロスヘッド3上部に達す
る油の量を少なくしている。図2に示す本実施例では、
クロスヘッド3の外周に溝3aを設けることによって、
クロスヘッド3の溝部に溜ったガスや油を、溝部全周の
数箇所に設けられた導通管14の圧力差で、バッファ室へ
戻すことによって、クロスヘッド3の上部に達する油の
量を実施例1のときより少なくできる。
ド3のピストンリング9bの下に、逆止弁15を装着した導
通管14を数箇所設けてピストンリング9bの下部に溜った
ガスやピストンリング9bで掻き集められた油を、バッフ
ァ室7へ戻すことによって、クロスヘッド3上部に達す
る油の量を少なくしている。図2に示す本実施例では、
クロスヘッド3の外周に溝3aを設けることによって、
クロスヘッド3の溝部に溜ったガスや油を、溝部全周の
数箇所に設けられた導通管14の圧力差で、バッファ室へ
戻すことによって、クロスヘッド3の上部に達する油の
量を実施例1のときより少なくできる。
【0017】実施例3.図3に示す実施例では、クロス
ヘッド3に装着されたピストンリング9b下方のクロスヘ
ッド3と摺動するシリンダ10内周部とバッファ室7を連
通する数個の導通管と、その導通管にバッファ室7方向
へ通じる逆止弁17を設けるようにしたため構造が簡単に
なる。動作は実施例1と同じである。
ヘッド3に装着されたピストンリング9b下方のクロスヘ
ッド3と摺動するシリンダ10内周部とバッファ室7を連
通する数個の導通管と、その導通管にバッファ室7方向
へ通じる逆止弁17を設けるようにしたため構造が簡単に
なる。動作は実施例1と同じである。
【0018】実施例4.図4に示す実施例では、シリン
ダ10の内周に溝を設けることによってシリンダ10の溝10
a部に溜ったガスや油を、溝10a部全周の数箇所に設け
られた導通管16の圧力差で、バッファ室へ戻すことによ
って、クロスヘッド3の上部に達する油の量を実施例3
より少なくできる。
ダ10の内周に溝を設けることによってシリンダ10の溝10
a部に溜ったガスや油を、溝10a部全周の数箇所に設け
られた導通管16の圧力差で、バッファ室へ戻すことによ
って、クロスヘッド3の上部に達する油の量を実施例3
より少なくできる。
【0019】実施例5.図5に示す実施例では、クロス
ヘッド3のピストンリング9bが摺動するシリンダライナ
ー18をピストンリング9bと類似の樹脂材とすることで、
シリンダライナー18が金属の場合に比べて、密着性が良
くなり、ピストンリング3bで掻き落とされる潤滑油の
量が多くなる。その結果クロスヘッド3の上部に達する
油の量が低減される。
ヘッド3のピストンリング9bが摺動するシリンダライナ
ー18をピストンリング9bと類似の樹脂材とすることで、
シリンダライナー18が金属の場合に比べて、密着性が良
くなり、ピストンリング3bで掻き落とされる潤滑油の
量が多くなる。その結果クロスヘッド3の上部に達する
油の量が低減される。
【0020】実施例6.実施例1,2で説明した導通管
14と、実施例5で説明した樹脂性のシリンダライナー18
を組み合わせることによって、クロスヘッド4の上部に
達する油は、さらに減少する。
14と、実施例5で説明した樹脂性のシリンダライナー18
を組み合わせることによって、クロスヘッド4の上部に
達する油は、さらに減少する。
【0021】実施例7.実施例3,4で説明した導通管
16と、実施例5で説明した樹脂性のシリンダライナー18
を組み合わせることによって、クロスヘッド4の上部に
達する油は、さらに減少する。
16と、実施例5で説明した樹脂性のシリンダライナー18
を組み合わせることによって、クロスヘッド4の上部に
達する油は、さらに減少する。
【0022】実施例8.上記実施例1ないし実施例7で
は、連通管11は、その配管の途中に油分離器12と逆止弁
13を設けているが、これらは設けなくてもクロスヘッド
3の上部に達する油の量を減少できる。
は、連通管11は、その配管の途中に油分離器12と逆止弁
13を設けているが、これらは設けなくてもクロスヘッド
3の上部に達する油の量を減少できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、クロ
スヘッドの溝部に装着してあるピストンリングの下方に
導通管を設け、クロスヘッドの摺動部とクロスヘッド下
方のクランクケース内空間の圧力差で、クロスヘッドの
摺動部に溜ったガスと油をクランクケース内空間に効率
良く押し戻すようにしたので、クロスヘッド上面に溜る
油は減少する。また、クロスヘッドに装着のピストンリ
ングの摺動面であるシリンダライナーをピストンリング
と類似の樹脂材としたので、ピストンリングとシリンダ
ライナーの密着性が向上し、クロスヘッドの摺動部に溜
った油をクランクケース内空間に効率よく掻き落すこと
ができる。従ってクロスヘッド上面に溜る油は減少す
る。
スヘッドの溝部に装着してあるピストンリングの下方に
導通管を設け、クロスヘッドの摺動部とクロスヘッド下
方のクランクケース内空間の圧力差で、クロスヘッドの
摺動部に溜ったガスと油をクランクケース内空間に効率
良く押し戻すようにしたので、クロスヘッド上面に溜る
油は減少する。また、クロスヘッドに装着のピストンリ
ングの摺動面であるシリンダライナーをピストンリング
と類似の樹脂材としたので、ピストンリングとシリンダ
ライナーの密着性が向上し、クロスヘッドの摺動部に溜
った油をクランクケース内空間に効率よく掻き落すこと
ができる。従ってクロスヘッド上面に溜る油は減少す
る。
【図1】この発明の1実施例による熱機関の油侵入防止
装置を示す側面断面図。
装置を示す側面断面図。
【図2】この発明の2実施例による熱機関の油侵入防止
装置を示す側面断面図。
装置を示す側面断面図。
【図3】この発明の3実施例による熱機関の油侵入防止
装置を示す側面断面図。
装置を示す側面断面図。
【図4】この発明の4実施例による熱機関の油侵入防止
装置を示す側面断面図。
装置を示す側面断面図。
【図5】この発明の5実施例による熱機関の油侵入防止
装置を示す側面断面図。
装置を示す側面断面図。
【図6】従来の熱機関の油侵入防止装置を示す側面断面
図。
図。
1 クランクケース 2 コンロッド 3 クロスヘッド 4 パワーピストン 6 ディスタンス室 7 バッファ室 8 圧縮室 9b ピストンリング 10 シリンダ 14 導通管 15 逆止弁 16 導通管 17 逆止弁 18 シリンダライナー
Claims (3)
- 【請求項1】 作動空間の圧力変化を機械的な出力とし
て取り出すパワーピストンと、このパワーピストンとの
間に一定の空間を形成し、その中央部に上記パワーピス
トンの中央部が連結固定されたクロスヘッドを備え、上
記パワーピストン及びクロスヘッドの往復運動から回転
運動を発生するクランクケース加圧型の熱機関であっ
て、上記クロスヘッドに装着されたピストンリング下方
のクロスヘッド摺動部と上記クロスヘッド下方にあって
クランクケース内空間であるバッファ室に面する部分と
を連通する導通管と、この導通管にバッファ室方向へ通
じる逆止弁を設けたことを特徴とする熱機関の油侵入防
止装置。 - 【請求項2】 導通管は、クロスヘッドに装着されたピ
ストンリング下方のクロスヘッドと摺動するシリンダ内
周部と、クランクケース内空間であるバッファ室との間
に設けたことを特徴とする請求項第1項記載の熱機の油
浸入防止装置。 - 【請求項3】 作動空間の圧力変化を機械的な出力とし
て取り出すパワーピストンと、このパワーピストンとの
間に一定の空間を形成し、その中央部に上記パワーピス
トンの中央部が連結固定されたクロスヘッドを備え、上
記パワーピストン及びクロスヘッドの往復運動から回転
運動を発生するクランクケース加圧型の熱機関にあっ
て、上記クロスヘッドに装着された樹脂性のピストンリ
ングと、このピストンリングと摺動するシリンダ内面部
に樹脂性のシリンダライナーとを設けたことを特徴とす
る熱機関の油浸入防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP221293A JPH06200824A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 熱機関の油侵入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP221293A JPH06200824A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 熱機関の油侵入防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06200824A true JPH06200824A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=11523050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP221293A Pending JPH06200824A (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 熱機関の油侵入防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06200824A (ja) |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP221293A patent/JPH06200824A/ja active Pending
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