JPH06200992A - デフロック装置 - Google Patents
デフロック装置Info
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- JPH06200992A JPH06200992A JP34934692A JP34934692A JPH06200992A JP H06200992 A JPH06200992 A JP H06200992A JP 34934692 A JP34934692 A JP 34934692A JP 34934692 A JP34934692 A JP 34934692A JP H06200992 A JPH06200992 A JP H06200992A
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- engaged
- tooth
- output shaft
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 係合歯を被係合歯に係脱自在に噛合させてデ
フロックする噛合いクラッチ形式のデフロック装置にお
いて、デフロック解除時、旋回中等、係合歯及び被係合
歯の噛合面の摩擦力が大である時であっても、係合歯が
被係合歯からスムースに離反できるよう考慮する。 【構成】 差動装置2から突出された出力軸8L上に軸
心方向移動自在で且つ一体回動自在に設けられたデフロ
ックシフタ15の、出力軸8L軸心方向において差動装
置2のデフケース4と対向する面に、係合歯16をデフ
ケース4に向けて突設し、デフケース4に、デフロック
シフタ15を差動装置2側に移動させることで前記係合
歯16に噛合う被係合歯13をデフロックシフタ15に
向けて突設し、これら係合歯16及び被係合歯13の、
噛合う際に接触する噛合面を突出方向に向けて先細りと
なるテーパ面に形成する。
フロックする噛合いクラッチ形式のデフロック装置にお
いて、デフロック解除時、旋回中等、係合歯及び被係合
歯の噛合面の摩擦力が大である時であっても、係合歯が
被係合歯からスムースに離反できるよう考慮する。 【構成】 差動装置2から突出された出力軸8L上に軸
心方向移動自在で且つ一体回動自在に設けられたデフロ
ックシフタ15の、出力軸8L軸心方向において差動装
置2のデフケース4と対向する面に、係合歯16をデフ
ケース4に向けて突設し、デフケース4に、デフロック
シフタ15を差動装置2側に移動させることで前記係合
歯16に噛合う被係合歯13をデフロックシフタ15に
向けて突設し、これら係合歯16及び被係合歯13の、
噛合う際に接触する噛合面を突出方向に向けて先細りと
なるテーパ面に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の車両に採
用されるデフロック装置に関するものである。
用されるデフロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタにおいては、エンジンからの動
力を差動装置に入力し、ここから左右の出力軸を介して
左右の駆動輪に動力を伝達するようにしていると共に、
左右の駆動輪を一体回転させるデフロック装置を備えて
いる。このデフロック装置として、出力軸上に、軸心方
向移動自在で且つ一体回動自在に設けたデフロックシフ
タの、出力軸軸心方向において差動装置と対向する面に
係合歯を差動装置に向けて突設すると共に、差動装置側
に、左右の出力軸を一体回動させるべく、デフロックシ
フタを差動装置側に移動させることで前記係合歯に噛合
う被係合歯をデフロックシフタに向けて突設したものが
ある。
力を差動装置に入力し、ここから左右の出力軸を介して
左右の駆動輪に動力を伝達するようにしていると共に、
左右の駆動輪を一体回転させるデフロック装置を備えて
いる。このデフロック装置として、出力軸上に、軸心方
向移動自在で且つ一体回動自在に設けたデフロックシフ
タの、出力軸軸心方向において差動装置と対向する面に
係合歯を差動装置に向けて突設すると共に、差動装置側
に、左右の出力軸を一体回動させるべく、デフロックシ
フタを差動装置側に移動させることで前記係合歯に噛合
う被係合歯をデフロックシフタに向けて突設したものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のもののよう
な噛合いクラッチ形式のデフロック装置にあっては、デ
フロック状態(係合歯と被係合歯とが噛合っている状
態)で、しかも左右駆動輪に差動トルクがある場合(ト
ラクタ旋回中等)には、係合歯及び被係合歯の、噛合う
際に接触する噛合面の摩擦力が大となり、デフロックを
解除させる際、係合爪が被係合爪から離反しにくいと云
う問題がある。
な噛合いクラッチ形式のデフロック装置にあっては、デ
フロック状態(係合歯と被係合歯とが噛合っている状
態)で、しかも左右駆動輪に差動トルクがある場合(ト
ラクタ旋回中等)には、係合歯及び被係合歯の、噛合う
際に接触する噛合面の摩擦力が大となり、デフロックを
解除させる際、係合爪が被係合爪から離反しにくいと云
う問題がある。
【0004】そこで本発明は、旋回中等、係合歯及び被
係合歯の噛合面の摩擦力が大である時であっても、係合
歯が被係合歯からスムースに離反できるよう考慮するこ
とを目的とする。
係合歯の噛合面の摩擦力が大である時であっても、係合
歯が被係合歯からスムースに離反できるよう考慮するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が、前記目的を達
成するために講じた技術的手段は、差動装置2から左右
に出力軸8L,8Rを突出し、この出力軸8L上に、デ
フロックシフタ15を軸心方向移動自在で且つ一体回動
自在に設け、このデフロックシフタ15の、出力軸8L
軸心方向において差動装置2と対向する面に係合歯16
を差動装置2に向けて突設すると共に、差動装置2側
に、左右の出力軸8L,8Rを一体回動させるべく、デ
フロックシフタ15を差動装置2側に移動させることで
前記係合歯16に噛合う被係合歯13をデフロックシフ
タ15に向けて突設したデフロック装置において、前記
係合歯16及び被係合歯13の、噛合う際に接触する噛
合面29,30を突出方向に向けて先細りとなるテーパ
面に形成した点にある。
成するために講じた技術的手段は、差動装置2から左右
に出力軸8L,8Rを突出し、この出力軸8L上に、デ
フロックシフタ15を軸心方向移動自在で且つ一体回動
自在に設け、このデフロックシフタ15の、出力軸8L
軸心方向において差動装置2と対向する面に係合歯16
を差動装置2に向けて突設すると共に、差動装置2側
に、左右の出力軸8L,8Rを一体回動させるべく、デ
フロックシフタ15を差動装置2側に移動させることで
前記係合歯16に噛合う被係合歯13をデフロックシフ
タ15に向けて突設したデフロック装置において、前記
係合歯16及び被係合歯13の、噛合う際に接触する噛
合面29,30を突出方向に向けて先細りとなるテーパ
面に形成した点にある。
【0006】また、係合歯16又は被係合歯13の内、
一方の噛合面29の歯元側端縁31を出力軸8L軸心を
通る線分に合致させると共に、他方の噛合面30の歯先
側端縁32を出力軸8L軸心を通る線分に合致させるの
が好ましい。
一方の噛合面29の歯元側端縁31を出力軸8L軸心を
通る線分に合致させると共に、他方の噛合面30の歯先
側端縁32を出力軸8L軸心を通る線分に合致させるの
が好ましい。
【0007】
【作用】デフロックシフタを差動装置側へ移動させるこ
とで係合歯が被係合歯に噛合してデフロックされ、デフ
ロックシフタを差動装置から離反する方向へ移動させる
ことで係合歯が被係合歯から離反してデフロックが解除
される。このデフロック解除時、旋回中等におけるよう
に、噛合面の摩擦力が大であっても、両噛合面のテーパ
面の案内作用によって係合歯は被係合歯からスムースに
離反する。
とで係合歯が被係合歯に噛合してデフロックされ、デフ
ロックシフタを差動装置から離反する方向へ移動させる
ことで係合歯が被係合歯から離反してデフロックが解除
される。このデフロック解除時、旋回中等におけるよう
に、噛合面の摩擦力が大であっても、両噛合面のテーパ
面の案内作用によって係合歯は被係合歯からスムースに
離反する。
【0008】また、請求項2記載のように、係合歯又は
被係合歯の内、一方の噛合面の歯元側端縁を出力軸軸心
を通る線分に合致させると共に、他方の噛合面の歯先側
端縁を出力軸軸心を通る線分に合致させることによっ
て、両噛合面を良好に合致させ得る。
被係合歯の内、一方の噛合面の歯元側端縁を出力軸軸心
を通る線分に合致させると共に、他方の噛合面の歯先側
端縁を出力軸軸心を通る線分に合致させることによっ
て、両噛合面を良好に合致させ得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、1はトラクタの車体を構成するミ
ッションケースで、その内部には左右の後輪にエンジン
からの動力を伝達する差動装置2が収納されている。こ
の差動装置2は、入力ギヤ3が取付固定されたデフケー
ス4と、このデフケース4内に十字状に支持された2本
のデフピニオン軸5と、各デフピニオン軸5に回転自在
に支持された一対のデフピニオン6と、このデフピニオ
ン6に噛合する左右一対のデフサイドギヤ7とを備えて
成り、この差動装置2から左右に出力軸8L,8Rが突
出されている。
する。図1において、1はトラクタの車体を構成するミ
ッションケースで、その内部には左右の後輪にエンジン
からの動力を伝達する差動装置2が収納されている。こ
の差動装置2は、入力ギヤ3が取付固定されたデフケー
ス4と、このデフケース4内に十字状に支持された2本
のデフピニオン軸5と、各デフピニオン軸5に回転自在
に支持された一対のデフピニオン6と、このデフピニオ
ン6に噛合する左右一対のデフサイドギヤ7とを備えて
成り、この差動装置2から左右に出力軸8L,8Rが突
出されている。
【0010】デフケース4の左右両側には筒状支持部9
L,9Rが形成され、各支持部9L,9Rは、ミッショ
ンケース1の左右側壁に取付固定された筒状の支持体1
0L,10Rの左右内端側に軸受11L,11Rを介し
て左右方向の軸心廻り回転自在に支持されている。そし
て、左右の出力軸8L,8Rの内端側は、左右の支持体
10L,10Rを通してデフケース4の左右の支持部9
L,9Rに挿通状とされてデフサイドギヤ7にスプライ
ン嵌合されている。
L,9Rが形成され、各支持部9L,9Rは、ミッショ
ンケース1の左右側壁に取付固定された筒状の支持体1
0L,10Rの左右内端側に軸受11L,11Rを介し
て左右方向の軸心廻り回転自在に支持されている。そし
て、左右の出力軸8L,8Rの内端側は、左右の支持体
10L,10Rを通してデフケース4の左右の支持部9
L,9Rに挿通状とされてデフサイドギヤ7にスプライ
ン嵌合されている。
【0011】また、各出力軸8L,8Rの左右方向外端
側は、油圧式ディスクブレーキ装置12、終減速装置等
を介して後輪に連動連結されている。図2にも示すよう
に、前記デフケース4の左側の支持部9Lの左右方向外
端面には被係合歯13が形成されている。また、左側の
出力軸8Lのスプライン部14には、デフロックシフタ
15がスプライン嵌合されることで軸心方向移動自在で
且つ一体回動自在に設けられ、このデフロックシフタ1
5の左右方向内方側にはフランジ部15aが設けられ、
このフランジ部15aの、支持部9L左右方向外端面に
対向する面に、前記被係合歯13に噛合う係合歯16が
形成されている。
側は、油圧式ディスクブレーキ装置12、終減速装置等
を介して後輪に連動連結されている。図2にも示すよう
に、前記デフケース4の左側の支持部9Lの左右方向外
端面には被係合歯13が形成されている。また、左側の
出力軸8Lのスプライン部14には、デフロックシフタ
15がスプライン嵌合されることで軸心方向移動自在で
且つ一体回動自在に設けられ、このデフロックシフタ1
5の左右方向内方側にはフランジ部15aが設けられ、
このフランジ部15aの、支持部9L左右方向外端面に
対向する面に、前記被係合歯13に噛合う係合歯16が
形成されている。
【0012】左側の支持体10Lの内周面は左側から右
側に向けて順次径大となるように階段状に形成されてい
る。(以下、この支持体10L内側を右側から順に第
1,2,3,4嵌合孔17a,17b,17c,17d
と呼ぶ。)そして、第1嵌合孔17aにはデフケース4
の支持部9Lに外嵌された軸受11Lが内嵌されてい
る。また、支持体10Lには環状のピストン18とカラ
ー19とが右方から内嵌されている。
側に向けて順次径大となるように階段状に形成されてい
る。(以下、この支持体10L内側を右側から順に第
1,2,3,4嵌合孔17a,17b,17c,17d
と呼ぶ。)そして、第1嵌合孔17aにはデフケース4
の支持部9Lに外嵌された軸受11Lが内嵌されてい
る。また、支持体10Lには環状のピストン18とカラ
ー19とが右方から内嵌されている。
【0013】ピストン18の外周面の左右方向中間部に
は、突出部20が全周に亘って形成され、この突出部2
0は第3嵌合孔17cに慴動自在に内嵌され、ピストン
18の左側部は第4嵌合孔17dに慴動自在に内嵌され
ていて、突出部20の左端面と第3嵌合孔17cの左端
面との間が環状のロック側油室21とされている。この
ロック側油室21には、支持体10Lに形成した油路2
2及びこの油路22に接続された油圧パイプ23等を介
して圧油が供給されるようになっている。
は、突出部20が全周に亘って形成され、この突出部2
0は第3嵌合孔17cに慴動自在に内嵌され、ピストン
18の左側部は第4嵌合孔17dに慴動自在に内嵌され
ていて、突出部20の左端面と第3嵌合孔17cの左端
面との間が環状のロック側油室21とされている。この
ロック側油室21には、支持体10Lに形成した油路2
2及びこの油路22に接続された油圧パイプ23等を介
して圧油が供給されるようになっている。
【0014】ピストン18の内周面の右端側には、シフ
タ係合部24が全周に亘って径外方向突出状に形成さ
れ、このシフタ係合部24はデフロックシフタ15のフ
ランジ部15aの背面にニードルベアリング25を介し
て接当され、シフタ係合部24の背面には、デフロック
シフタ15に固定されたリング体26が接当されてい
る。
タ係合部24が全周に亘って径外方向突出状に形成さ
れ、このシフタ係合部24はデフロックシフタ15のフ
ランジ部15aの背面にニードルベアリング25を介し
て接当され、シフタ係合部24の背面には、デフロック
シフタ15に固定されたリング体26が接当されてい
る。
【0015】カラー19の外周面は段付状に形成されて
いて、右半部が第2嵌合孔17bに慴動自在に内嵌さ
れ、左半部が第3嵌合孔17cとピストン18右端側と
の間に相対慴動自在に内嵌されている。そして、ピスト
ン18の突出部20とカラー19との間が環状の戻し側
油室27とされており、この戻し側油室27には、支持
体10Lに形成した油路及び該油路に接続された油圧パ
イプ等を介して圧油が供給されるようになっている。ま
た、カラー19は止め輪28によって抜止めされてい
る。
いて、右半部が第2嵌合孔17bに慴動自在に内嵌さ
れ、左半部が第3嵌合孔17cとピストン18右端側と
の間に相対慴動自在に内嵌されている。そして、ピスト
ン18の突出部20とカラー19との間が環状の戻し側
油室27とされており、この戻し側油室27には、支持
体10Lに形成した油路及び該油路に接続された油圧パ
イプ等を介して圧油が供給されるようになっている。ま
た、カラー19は止め輪28によって抜止めされてい
る。
【0016】デフケース4に形成された被係合歯13
は、図3及び図4に示すように、支持部9Lの左右方向
外端面から出力軸8L軸心方向デフロックシフタ15側
に複数個(図例では6個)突設されると共に、出力軸8
L軸心を中心とする円周上に等間隔をおいて形成されて
いる。また、デフロックシフタ15に形成された係合歯
16は、図5及び図6に示すように、フランジ部15a
の支持部9L左右方向外端面に対向する面から出力軸8
L軸心方向デフケース4側に複数個(図例では6個)突
設されると共に、被係合歯13と同様出力軸8L軸心を
中心とする円周上に等間隔をおいて形成されている。
は、図3及び図4に示すように、支持部9Lの左右方向
外端面から出力軸8L軸心方向デフロックシフタ15側
に複数個(図例では6個)突設されると共に、出力軸8
L軸心を中心とする円周上に等間隔をおいて形成されて
いる。また、デフロックシフタ15に形成された係合歯
16は、図5及び図6に示すように、フランジ部15a
の支持部9L左右方向外端面に対向する面から出力軸8
L軸心方向デフケース4側に複数個(図例では6個)突
設されると共に、被係合歯13と同様出力軸8L軸心を
中心とする円周上に等間隔をおいて形成されている。
【0017】係合歯16及び被係合歯13の、噛合う際
に接触する噛合面29,30は突出方向に向けて先細り
となるテーパ面に形成されている。そして、被係合歯1
3の噛合面29の歯元側端縁31は出力軸軸心を通る線
分に合致されており、係合歯16の噛合面30の歯先側
端縁32は出力軸軸心を通る線分に合致されていると共
に、両噛合面29,30のテーパの傾斜角度(図例では
20°)は同様に形成されていて、両噛合面29,30
が面接触するようになっている。
に接触する噛合面29,30は突出方向に向けて先細り
となるテーパ面に形成されている。そして、被係合歯1
3の噛合面29の歯元側端縁31は出力軸軸心を通る線
分に合致されており、係合歯16の噛合面30の歯先側
端縁32は出力軸軸心を通る線分に合致されていると共
に、両噛合面29,30のテーパの傾斜角度(図例では
20°)は同様に形成されていて、両噛合面29,30
が面接触するようになっている。
【0018】前記構成において、デフロックするには、
図1及び図2に示す状態から、例えば手動によるスイッ
チ操作(或いはセンサによる自動切換操作)によってソ
レノイドバルブを作動させ、該ソレノイドバルブを介し
てロック側油室21に圧油を供給すると共に、戻し側油
室27の油をドレンさせる。すると、ピストン18がデ
フケース4側に向けて移動し、これによって、デフロッ
クシフタ15が押動されて、係合歯16が被係合歯13
に噛合ってデフケース4と出力軸8L,8Rとが一体回
転し、差動装置2がロックされる。
図1及び図2に示す状態から、例えば手動によるスイッ
チ操作(或いはセンサによる自動切換操作)によってソ
レノイドバルブを作動させ、該ソレノイドバルブを介し
てロック側油室21に圧油を供給すると共に、戻し側油
室27の油をドレンさせる。すると、ピストン18がデ
フケース4側に向けて移動し、これによって、デフロッ
クシフタ15が押動されて、係合歯16が被係合歯13
に噛合ってデフケース4と出力軸8L,8Rとが一体回
転し、差動装置2がロックされる。
【0019】デフロックを解除するには、前記状態から
戻し側油室27に圧油を供給すると共に、ロック側油室
21の油をドレンさせるようにバルブを切換えることに
よって、デフロックシフタ15が戻されて、係合歯16
が被係合歯13から離反してデフロックが解除される。
この時、係合歯16及び被係合歯13の噛合面29,3
0の摩擦力が大であっても、両噛合面29,30のテー
パ面の案内作用によって係合歯16は被係合歯13から
スムースに離反する。
戻し側油室27に圧油を供給すると共に、ロック側油室
21の油をドレンさせるようにバルブを切換えることに
よって、デフロックシフタ15が戻されて、係合歯16
が被係合歯13から離反してデフロックが解除される。
この時、係合歯16及び被係合歯13の噛合面29,3
0の摩擦力が大であっても、両噛合面29,30のテー
パ面の案内作用によって係合歯16は被係合歯13から
スムースに離反する。
【0020】図7は前輪用の差動装置2を示したもので
あり、この前輪用の差動装置2は、後輪用の差動装置2
がピストン18の戻しを油圧で行う複動式とされている
のに対し、ピストン18の戻しをコイルスプリングから
成る戻しバネ33で行うようにしたものである。その他
の構成は後輪用の差動装置2と略同様に構成されてお
り、後輪用の差動装置2と同一の構成のものは同一符号
を付して説明を省略する。
あり、この前輪用の差動装置2は、後輪用の差動装置2
がピストン18の戻しを油圧で行う複動式とされている
のに対し、ピストン18の戻しをコイルスプリングから
成る戻しバネ33で行うようにしたものである。その他
の構成は後輪用の差動装置2と略同様に構成されてお
り、後輪用の差動装置2と同一の構成のものは同一符号
を付して説明を省略する。
【0021】尚、この前輪用差動装置2のデフロック及
びその解除は後輪用差動装置2と同時に行われるよう図
外の制御装置によって制御され得るようになっている。
びその解除は後輪用差動装置2と同時に行われるよう図
外の制御装置によって制御され得るようになっている。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、デフロックシフタに設
けた係合歯、及び、デフケースに設けた被係合歯の、噛
合う際に接触する噛合面を突出方向に向けて先細りとな
るテーパ面に形成したので、デフロック解除時、旋回中
等におけるように、噛合面の摩擦力が大であっても、両
噛合面のテーパ面の案内作用によって係合歯は被係合歯
からスムースに離反する。
けた係合歯、及び、デフケースに設けた被係合歯の、噛
合う際に接触する噛合面を突出方向に向けて先細りとな
るテーパ面に形成したので、デフロック解除時、旋回中
等におけるように、噛合面の摩擦力が大であっても、両
噛合面のテーパ面の案内作用によって係合歯は被係合歯
からスムースに離反する。
【0023】また、請求項2記載のように、係合歯又は
被係合歯の内、一方の噛合面の歯元側端縁を出力軸軸心
を通る線分に合致させると共に、他方の噛合面の歯先側
端縁を出力軸軸心を通る線分に合致させることによっ
て、両噛合面を良好に合致させることができる。
被係合歯の内、一方の噛合面の歯元側端縁を出力軸軸心
を通る線分に合致させると共に、他方の噛合面の歯先側
端縁を出力軸軸心を通る線分に合致させることによっ
て、両噛合面を良好に合致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体を示す背面断面図である。
【図2】要部の拡大断面図である。
【図3】デフケースの左側面図である。
【図4】図3A−A線矢示断面図である。
【図5】デフロックシフタの右側面図である。
【図6】図5B−B線矢示断面図である。
【図7】前輪用差動装置を示す要部の断面図である。
2 差動装置 8L 出力軸 8R 出力軸 13 被係合歯 15 デフロックシフタ 16 係合歯 29 噛合面 30 噛合面 31 歯元側端縁 32 歯先側端縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 研治 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (2)
- 【請求項1】 差動装置(2)から左右に出力軸(8
L),(8R)を突出し、この出力軸(8L)上に、デ
フロックシフタ(15)を軸心方向移動自在で且つ一体
回動自在に設け、このデフロックシフタ(15)の、出
力軸(8L)軸心方向において差動装置(2)と対向す
る面に係合歯(16)を差動装置(2)に向けて突設す
ると共に、差動装置(2)側に、左右の出力軸(8
L),(8R)を一体回動させるべく、デフロックシフ
タ(15)を差動装置(2)側に移動させることで前記
係合歯(16)に噛合う被係合歯(13)をデフロック
シフタ(15)に向けて突設したデフロック装置におい
て、 前記係合歯(16)及び被係合歯(13)の、噛合う際
に接触する噛合面(29),(30)を突出方向に向け
て先細りとなるテーパ面に形成したことを特徴とするデ
フロック装置。 - 【請求項2】 係合歯(16)又は被係合歯(13)の
内、一方の噛合面(29)の歯元側端縁(31)を出力
軸(8L)軸心を通る線分に合致させると共に、他方の
噛合面(30)の歯先側端縁(32)を出力軸(8L)
軸心を通る線分に合致させたことを特徴とする請求項1
記載のデフロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34934692A JPH06200992A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | デフロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34934692A JPH06200992A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | デフロック装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06200992A true JPH06200992A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18403156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34934692A Pending JPH06200992A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | デフロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06200992A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000061972A1 (en) * | 1999-04-14 | 2000-10-19 | Scania Cv Aktiebolag (Publ) | Differential lock |
| US7448978B2 (en) * | 2005-04-22 | 2008-11-11 | Zf Friedrichshafen Ag | Differential for an electrically powered driving axle |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5949445A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | Sanden Corp | 内燃機関を用いたヒ−トポンプ装置 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34934692A patent/JPH06200992A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5949445A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | Sanden Corp | 内燃機関を用いたヒ−トポンプ装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000061972A1 (en) * | 1999-04-14 | 2000-10-19 | Scania Cv Aktiebolag (Publ) | Differential lock |
| US7448978B2 (en) * | 2005-04-22 | 2008-11-11 | Zf Friedrichshafen Ag | Differential for an electrically powered driving axle |
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