JPH0620134U - 車両用灯具の車体一時預け構造 - Google Patents

車両用灯具の車体一時預け構造

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JPH0620134U
JPH0620134U JP3616192U JP3616192U JPH0620134U JP H0620134 U JPH0620134 U JP H0620134U JP 3616192 U JP3616192 U JP 3616192U JP 3616192 U JP3616192 U JP 3616192U JP H0620134 U JPH0620134 U JP H0620134U
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boss portion
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徹 江原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のこの種の車体一時預け構造において
は、車体側に取付前の仮保持を行わせるときには固定状
態で行われ、これにより、それ以降のネジ止め工程に車
両用灯具と車体側とに位置ズレなどを生じて、作業性が
悪くなる問題点を生じていた。 【構成】 車両用灯具1の車体20への取付状態での重
心Gを通る鉛直線方向上方に略一致し且つ重心Gに向か
い突出するボス2aを有するフック2が設けられている
車両用灯具1としたことで、仮保持を行わせたときには
前記ボス2aを支点として振子状に揺動自在に懸垂する
ものとし、位置ズレなどの補正を容易なものとして課題
を解決する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は前照灯、尾灯など車両用灯具に関するものであり、詳細には車両用灯 具を車体に取付けるときに、例えば車両用灯具を所定位置に保持しながら螺着を 行わせるなど作業者に負担を与えることのないように、車体に略取付位置として 仮保持させる構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用灯具90におけるこの種の車体一時預け構造の例を示すものが図 6であり、車両用灯具90のハウジング91の背面の2〜3箇所には先細のテー パー状としたボス92を設けておき、このボス92を車体80側に前記ボス92 の最大径よりも僅かに小径とされたソケット孔81に挿入し、前記ボス92とソ ケット孔81のチャッキングにより仮保持させるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の構成においては仮保持の性能が車両用灯具90 側と車体80側との精度に左右されるものとなり、例えば、ボス92がソケット 孔81に所定位置まで挿入不能となって取付が不可能となったり、或いはその逆 にソケット孔81にボス92がチャッキングされず仮保持が不可能となったり、 更には、仮保持が行われた状態で車両用灯具90側の取付孔93と車体80側の ネジ孔82とに位置ズレを生じて取付不能となるなどの問題点を生じ、この点の 解決が課題とされるものとなっていた。
【0004】 尚、前記した従来例は説明を簡素化し理解を容易とするために車両用灯具90 の仮着を行う方向と、螺着など車体80への取付を行う方向とが一致している場 合で説明したが、実際の実施に当たっては、例えば側方から螺着が行われるなど 一致しない事態もあり、このような場合には一層に仮着や取付作業に困難を生じ たり、或いは仮着構造自体が成立しない事態を生じていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、車両用灯具 の車体への係着時に略取付位置として仮保持させる車両用灯具の車体一時預け構 造において、前記車両用灯具には、この車両用灯具の車体への取付状態での鉛直 線方向上方に略一致し且つ前記鉛直線方向に向かい突出するボス部を有するフッ クが設けられていることを特徴とする車両用灯具の車体一時預け構造を提供する ことで前記した従来の課題を解決するものである。
【0006】
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。 図1及び図2に符号1で示すものは本考案に係る車両用灯具であり、この車両 用灯具1は従来例のものと同様に車体20への取付時において仮保持が行われる ものとされているが、本考案により前記車両用灯具1の取付状態での上方の一箇 所にフック2が設けられるものとされている。
【0007】 前記フック2について更に詳細に説明を行えば、このフック2は図2に示すよ うに前記車両用灯具1のハウジング3から後方に向かい略水平に棚板状に突出さ れる基板部2aと、該基板部2aに対し略直角方向、即ち前記車両用灯具1の車 体20への取付状態での垂直方向に向かい突出されるボス部2bとで形成されて いる。
【0008】 ここで、前記フック2、特にボス部2bは、本考案により基本的には前記車両 用灯具1の重心Gの位置に基づいてその位置及び方向が定められるものであり、 前記ボス部2bは車両用灯具1を車体20への取付が行われたのと同じ状態に位 置させ、この状態で前記重心Gを通る鉛直線に略一致し、且つ上方に有るように 位置が決定されるものであり、同時に、前記ボス部2bは前記基板部2aから突 出する方向を前記重心Gに向かうものとされている。
【0009】 一方、車体20側においては前記ボス部2bが挿入可能とした承孔21aが設 けられた棚板状のハンガー部21が形成され、このハンガー部21は前記ボス部 2bを承孔21aに挿入した状態では前記車両用灯具1に設けられた取付孔4と 、車体20側に設けられたネジ孔22とを一致させる位置として配置されている 。尚、実際の実施に当たって前記取付孔4、ネジ孔22の位置及び方向は、車体 20側の寸法的な制約などにより適宜に変更されるものである点は従来例でも説 明した通りである。
【0010】 図3に示すものは前記フック2を更に詳細に示すもので、このフック2はハウ ジング3のレンズシール溝3aの外周に一体化して形成され、前記基板部2aは 棚板状とされることで板厚方向に適宜の弾性を有するものとされ、その先端寄り に前記ボス部2bが設けられるものとされている。
【0011】 このときに、前記ボス部2bは前記ハンガー部21への掛着方向側の面は掛着 を容易とするために曲面2cが形成されると共に、その反対側の面は一旦掛着が 行われた後には容易に離脱を生じないようにボデー掛着用凸部2dが形成された 形状とされている。尚、実際の成型に当たり前記基板部2aとボス部2bとを一 体に成型することが困難な場合には図4に示すように基板部2a側はハウジング 3と一体成型し、ボス部2b側は別体に成型して、例えば高周波溶着などで両者 、即ち基板部2aとボス部2bとを一体化しても良い。
【0012】 次いで、上記の構成とした本考案の作用及び効果について説明を行えば、前記 車両用灯具1は取付位置での重心Gの上方の一箇所にボス部2bが設けられた構 成とされたことで、このボス部2bで支持を行わせるときには、前記ボス部2b を支点として恰も振子状に懸垂し且つその懸垂した状態は車体20に対して取付 位置となり、取付孔4とネジ孔22とを一致させるものとなる。
【0013】 本考案の構成における作用上の特徴は上記の懸垂状態で支持されることにあり 、例えば取付孔4とネジ孔22とに不一致を生じていたとしても前記車両用灯具 1は前記ボス部2bを支点として振子状に揺動が自在として仮保持が行われてい るものであるので、その位置を合致させるための移動による修正は極めて容易と なり、これにより部品精度に起因して組付不能となるものが生ずることなどを防 止する。
【0014】 また、前記フック2の基板部2aを板状とし弾性を有するものとしたことで、 例えば仮保持状態で取付孔4とネジ孔22とに全体的な上下方向への不一致を生 じていた場合には、前記基板部2aを撓めることで合致させることを可能とする と共に、このときに生ずる応力をレンズシール溝3aに伝わることのないものと し、このレンズシール溝3a内に充填されるシール材5に剥離、クラックなどを 生じないものとして、ハウジング3とレンズ6との気密性の低下を(図3参照) 防止する。
【0015】 尚、実際の実施に当たっては、更に一層の自由度を与えるために前記ボス部2 bの外径に対して前記承孔21aの孔径を例えば図5に示すように左右方向に大 径のものとして、前記した揺動作用、撓み作用に加えて左右への適宜な量の平行 移動を可能とすることも自在であり、また前記ボス部2bが設けられる位置を前 記重心Gから適宜に離芯させ、ハンガー部21に載置した際には目的方向、例え ば後屈状態となるように意識的に傾きを持たせることも自在であり、要は掛着が 行われた状態での多少の移動で容易に離脱することがないことが肝要であり、そ の他の条件は組付が行われる時の作業条件などに合致させて最適のものとすれば 良い。
【0016】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、車両用灯具は取付位置での重心の上方の 一箇所にボスが設けられ、このボスにより車体への仮保持が行われる構成とした ことで、仮保持は正規の取付状態として行われるにも係わらず、前記ボスを支点 として揺動自在のものとなり、例えば部品精度などにより車両用灯具側の取付孔 と車体側のネジ孔とに不一致を生じているときにも、極めて容易に位置修正を可 能なものとし、以て、この種の車両用灯具の車体への取付作業効率の向上に極め て優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用灯具の車体一時預け構造
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 図2のB部の拡大断面図である。
【図4】 同じく本考案の別の実施例を要部で示す断面
図である。
【図5】 更に別の実施例を要部で示す上面図である。
【図6】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具 2……フック 2a……基板部、2b……ボス部 2c……曲面、2d……ボデー掛着用凸部 3……ハウジング 3a……レンズシール溝 4……取付孔 5……シール材 6……レンズ 20……車体 21……ハンガー部 21a……承孔 22……ネジ孔 G……重心

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用灯具の車体への係着時に略取付位
    置として仮保持させる車両用灯具の車体一時預け構造に
    おいて、前記車両用灯具のハウジングには、この車両用
    灯具の車体への取付状態での鉛直線方向上方に略一致し
    且つ前記鉛直線方向に向かい突出するボス部を先端側に
    有するフックが設けられていることを特徴とする車両用
    灯具の車体一時預け構造。
  2. 【請求項2】 前記フックの基板部は前記ハウジングの
    レンズシール溝の外周に前記車両用灯具の取付に対し上
    下方向に弾性を有するようにして一体成型され、且つ前
    記ボス部は前記車両用灯具の取付方向に対し曲面とさ
    れ、その反対方向にボデー掛着用凸部が形成された形状
    とされていることを特徴とする請求項1記載の車両用灯
    具の車体一時預け構造。
  3. 【請求項3】 前記フックのボス部は別体で成型され、
    前記基板部の先端側に固着されていることを特徴とする
    請求項1及び請求項2記載の車両用灯具の車体一時預け
    構造。
JP1992036161U 1992-04-30 1992-04-30 車両用灯具の車体一時預け構造 Expired - Lifetime JP2517914Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8297817B2 (en) 2006-11-24 2012-10-30 Isuzu Motors Limited Lamp installation structure for vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975339U (ja) * 1982-11-15 1984-05-22 トヨタ自動車株式会社 車両用ランプ取付構造
JPS6032405U (ja) * 1983-08-06 1985-03-05 森口 和彦 自走油圧ランマ

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