JPH06204810A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JPH06204810A
JPH06204810A JP4361493A JP36149392A JPH06204810A JP H06204810 A JPH06204810 A JP H06204810A JP 4361493 A JP4361493 A JP 4361493A JP 36149392 A JP36149392 A JP 36149392A JP H06204810 A JPH06204810 A JP H06204810A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部からの入力信号に対するセットアップタ
イムと、その入力信号に対応して集積回路から出力され
るべき出力信号出力までのディレータイムの改善を実現
し、高周波動作を可能すとる大規模集積回路に関し、チ
ップ面積の大きなLSIの交流特性、特にセットアップ
タイムとディレータイムの両方の特性を改善し、高周波
動作を可能とする大規模集積回路を提供することを目的
とする。 【構成】 集積回路の外部からの入力信号と集積回路の
内部の制御信号とに対応して出力信号を制御するための
出力制御信号をラッチするマスタースレーブラッチが、
マスターラッチとスレーブラッチとに分割される。そし
てマスターラッチは外部からの入力信号の入力端子の近
くに配置され、マスターラッチの出力が入力されるスレ
ーブラッチは出力信号の出力端子の近くに配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大規模集積回路に係り、
更に詳しくは外部からの入力信号に対するセットアップ
タイムと、その入力信号に対応して集積回路から出力さ
れるべき出力信号出力までのディレータイムの改善を実
現し、高周波動作を可能とする大規模集積回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
半導体集積回路の技術が向上し、100万トランジスタ
を越えるLSIが多々出現するようになってきた。ま
た、それらのLSIは50MHz以上の高速動作のもの
がほとんどである。
【0003】100万トランジスタを集積するとチップ
サイズもそれ相応に大きくなり、チップ内を引き回され
る配線長も長くなる。配線長が長いということによっ
て、当然のことながら、そこで遅延が生じることにな
る。
【0004】また、50MHz以上動作するLSIに供
給されるクロックは単相クロックが主流になっている。
なぜならば、LSI内部でノーオーバラップの2相クロ
ックを生成する場合、供給されるクロックのデューティ
比がかなり問題となり、外部より供給されるクロックに
対して適切なデューティ比を要求することは高周波にな
ると困難なためであるからである。単相クロックの場
合、クロックの立ち上がりに意味があり、1サイクルで
処理されたデータはクロックの立ち上がりエッジでラッ
チされる。
【0005】単相クロックでチップサイズが大きい、す
なわち配線長が長いLSIでは、データバスとアドレス
バスの3ステート制御信号を生成するために、外部端子
部を経由して入力された外部信号と内部制御信号との論
理をとった結果をLSI内部の制御ブロックでラッチ
し、それらの信号をデータバスとアドレスバスの外部端
子部まで引っ張り、制御を行っている。制御ブロックを
LSIのどこに配置するかで、3ステート制御信号を生
成するための外部からの入力信号に対するセットアップ
タイムの条件と、データバス、アドレスバスまでのデー
タ出力のディレータイムとが問題となるために両方のつ
りあいのとれた辺りで配置を決めていたわけであるが、
入力信号のセットアップタイムの改善と出力信号のディ
レータイムの改善すなわちAC特性の改善をより一層追
求するための方法が望まれている。
【0006】従来のデータバスの3ステート制御のため
のマスタースレーブラッチの配置を図11に示す。図1
1のLSIを大規模集積回路としてのプロセッサとし、
プロセッサ内部に2クロックサイクルでリードされるレ
ジスタがあるとする。このレジスタ(Aレジスタ)1の
内容がリードされる場合、まず第1サイクルでアドレス
制御部2において、チップセレクト信号(CS#)を検
出しR/W#信号でリードの選択信号を検出し、例えば
32ビットのアドレス(A<0:31>)のデコードを
行い、Aレジスタアドレスであることを確認したら、A
レジスタアクセス信号をデータバス制御部3に送信す
る。データバス制御部3では、Aレジスタアクセス信号
と内部の制御信号と論理をとり、その結果をマスタース
レーブラッチ4でクロックの立ち上がりエッジでラッチ
する。第2サイクルでは、ラッチされたAレジスタアク
セス信号をバッファ5を介してデータバス外部端子部に
送信する。データバス外部端子部では、例えばデータバ
ス(D<0:63>)64ビットをドライブするために
複数のドライバを設け、そのドライバの出力をデータバ
スの3ステート制御セルの制御端子に接続し、LSIよ
りAレジスタ1の内容を外部に出力する。なお、データ
バス外部端子部は図11の下側の斜線部分である。
【0007】このように従来の構成であると、第1サイ
クルでは、外部信号であるアドレスのデコードおよびC
S#やR/W#信号と論理をとって、データバス制御部
3に送信し内部の制御信号と論理をとってマスタースレ
ーブラッチ4にラッチするまでの時間、すなわち、外部
信号としてのA<0:31>やCS#およびR/W#信
号のセットアップタイムに直接係わるものが問題とな
る。
【0008】また、第2サイクルでは、データバス制御
部3でラッチしたAレジスタ制御信号を外部データバス
制御部に送信し、なおかつ64ビットをドライブするた
めの複数のドライバをあけ、データを出力する。すなわ
ち、チップ内の配線遅延が大きく影響し、LSIのディ
レータイムに直接係わるものが問題となる。
【0009】このように、セットアップタイムとディレ
ータイムは密接な関係にあり、Aレジスタアクセス信号
のラッチをどこに配置するかで、セットアップタイム条
件を緩くするか、ディレータイムを速くするかが決ま
る。しかし、セットアップタイム条件を緩くしようとし
て、アドレスやCS#,R/W#信号の端子が存在する
近辺にAレジスタアクセス信号のラッチを配置すれば、
そのラッチからデータバス外部端子部までの距離が長く
なり、配線による遅延が大きく影響し、プロセッサから
出力されるデータのディレータイムが大きくなる。ディ
レータイムを速くしようとしてAレジスタアクセス信号
のラッチをデータバス外部端子部の近辺に配置すると、
アドレスやCS#,R/W#信号のセットアップタイム
条件が厳しくなってしまうという問題点があった。
【0010】本発明はチップ面積の大きなLSIの交流
特性、特にセットアップタイムとディレータイムの両方
の特性を改善し、高周波動作を可能とする大規模集積回
路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。同図は単相クロックで制御される集積回
路において、外部からの入力信号に対するセットアップ
タイム、およびその入力信号に対応して出力されるべき
信号出力までのディレータイムの改善を図ることを目的
とする本発明の原理ブロック図である。
【0012】図1において、集積回路10の外部からの
入力信号と集積回路の内部の制御信号とに対応して出力
信号を制御するための出力制御信号をラッチするマスタ
ースレーブラッチが、マスターラッチ12とスレーブラ
ッチ14とに分割される。そしてマスターラッチ12は
外部からの入力信号の入力端子11の近くに配置され、
マスターラッチ12の出力が入力されるスレーブラッチ
14は出力信号の出力端子13の近くに配置される。な
お、図1には出力信号、例えば64ビットを32ビット
ずつに分割して出力するためにデータ出力を制御するス
レーブラッチ14が2個示されている。
【0013】
【作用】本発明は、例えば1チップ上に集積されたベク
トル演算プロセッサのような大規模集積回路から、その
集積回路内のあるレジスタの内容を外部からのアドレス
指定入力に応じて外部に出力するような場合を対象とす
る。すなわち、チップ内での配線長が長く、配線による
信号の遅延の影響が大きく、かつその内部が単相のクロ
ックで制御されるているLSIにおいて、例えばアドレ
ス、チップセレクト、およびリード/ライト選択信号な
どのLSIの外部からの入力信号と内部での制御信号と
に対応した出力制御信号がマスターラッチ12にラッチ
され、その出力が出力端子13、例えばデータバス外部
端子部の近くに配置されたスレーブラッチ14によって
ラッチされ、出力データの制御に用いられる。
【0014】前述のように、例えばベクトル演算プロセ
ッサの内部に2クロックサイクルでリードされるレジス
タがあるとする。マスターラッチ12はクロックが
‘L’レベルの時にオン状態となり、‘H’レベルの時
に以前の状態を保持し、スレーブラッチ14は‘H’レ
ベルでオン状態となり、‘L’レベルで以前の状態を保
持するものとすれば、第1のクロックの‘L’レベル状
態において出力制御信号がマスターラッチ12にラッチ
され、マスターラッチ12の出力は第2クロックの
‘H’レベルの区間でスレーブラッチ14にラッチさ
れ、直ちに出力制御に用いられる。これによって、従来
のように第2クロックの立ち上がりエッジで出力制御信
号が入力端子11の近くに配置されたマスタースレーブ
ラッチにラッチされ、その出力が出力端子13、例えば
データバス外部端子部まで長い配線を介して長い遅延の
後に送られ、データ出力の制御に用いられる場合に比べ
て、高周波特性を向上させることが可能となる。
【0015】
【実施例】図2は本発明が適用される集積回路としての
ベクトルプロセッサユニット(VPU)の構成ブロック
図である。同図において、ベクトルプロセッサユニット
はベクトルユニット21、命令バッファユニット22、
制御ユニット23、アドレスユニット24、およびバス
制御ユニット25から構成されている。
【0016】ベクトルユニット21はベクトル演算を行
うものであり、ベクトルレジスタ26、マスクレジスタ
27、スカラレジスタ28、ロード/ストアパイプ2
9、加算器31、乗算器32、除算器33、画像処理部
34、およびマスク処理部35を備えている。
【0017】図3はベクトルプロセッサユニット20を
備え、その全体動作がホストCPU41によって制御さ
れるコンピュータシステムの実施例である。同図におい
て、ベクトルプロセッサユニット20とホストCPU4
1とは相互にアドレスバス42およびデータバス43を
介して接続されると共に、それぞれメモリ44に接続さ
れている。このシステムにおいて、ホストCPU41が
ベクトルプロセッサユニット21を起動して、ベクトル
演算を行わせる手順を簡単に説明する。
【0018】まずフェーズP1において、ホストCPU
41はメモリ44に格納されている制御プログラムを実
行し、ベクトルプロセッサユニット20の内部の各種内
部レジスタ46を初期化する。この場合の制御プログラ
ムはメモリ44内のホストCPUプログラム格納領域に
格納されている。内部レジスタ46の初期化後、ホスト
CPU41はベクトルプロセッサユニット20を起動す
る。
【0019】フェーズP2において、メモリ44内のV
PUプログラム領域に格納されている命令コードはVP
U20に取り込まれ、図2の命令バッファユニット22
に格納される。
【0020】その後フェーズP3において、命令バッフ
ァユニット22によって、格納された命令が解読され、
その結果に応じて実行されるべき命令の内容が各種内部
レジスタなどに出力され、フェーズP4においてベクト
ルプロセッサユニット20は必要な演算を実行する。
【0021】このような処理が終了すると、ホストCP
U41はベクトルプロセッサユニット20の内部の各種
レジスタにアクセスし、演算が正常に終了したことを確
認する。本発明はこのようなアクセスに対してベクトル
プロセッサユニット20の内部のレジスタの内容をホス
トCPU41に出力するような場合を対象としている。
【0022】図4は本発明の対象としてのベクトルプロ
セッサユニットの実施例である。同図において図2と同
じ部分には( )内に同じ符号を付してある。図2に追
加された部分として、アドレスバスに対する入出力部
(I/O)50、チップセレクト信号入力端子51、リ
ード/ライト選択信号入力端子52、データに対する入
出力部(I/O)53、データバスへのデータの入出力
を制御するデータバス制御部(DCNT)54が示され
ている。なお、データバス制御部(DCNT)54と入
出力部(I/O)53は図11で説明したデータバス外
部端子部の近傍(または内部)に設けられる。
【0023】図5は本発明におけるマスターラッチとス
レーブラッチの配置の実施例である。同図において、図
11の従来例と実質的に同様の部分には同じ符号を付し
てある。本発明においては、外部から入力されるアドレ
ス、チップセレクト信号、およびリード/ライト選択信
号と内部制御信号とに対応して、アドレス制御部2によ
ってAレジスタアクセス信号がアドレス制御部2内のマ
スターラッチ60にラッチされ、マスターラッチ60の
出力はバッファ61を介してデータバス制御部3内のス
レーブラッチ62に出力される。
【0024】本実施例においては、データバスが64ビ
ットとそのビット数が多く、1つのスレーブラッチで6
4個のデータに対する入出力部53をドライブするのは
負荷が重いために、データバス制御部3を2個設け、そ
れぞれにスレーブラッチ62を備え、32ビット分ずつ
入出力部53を駆動する構成となっている。
【0025】図6は図5のアドレス制御部2の構成ブロ
ック図である。アドレス制御部2は、例えば図3におい
てベクトルプロセッサユニット20がアドレスバス4
2、およびデータバス43のバス権を獲得し独自にメモ
リ44にアクセスするような場合に、そのアクセスのア
ドレスを生成するアドレス生成部64、および本発明の
対象として説明したようにホストCPU41がベクトル
プロセッサユニット20の内部レジスタにアクセスする
場合に、そのアドレスが内部のレジスタのいずれに対応
するかなどを判定するアドレス判定部65から構成され
ている。
【0026】図7は図6のアドレス判定部65の実施例
の構成ブロック図である。同図においてアドレス判定部
65は、図5においてアドレスバスから入力される、例
えば32ビットのアドレスをデコードするデコーダ7
0、例えばベクトルプロセッサユニットの内部に存在し
ないレジスタなどのアドレスが入力されたことを示すス
レーブエラー信号(負論理)が入力されるマスタースレ
ーブラッチ71、マスタースレーブラッチ71の出力と
リード/ライト選択信号が入力される第1のアンド回路
72、第2のアンド回路73、オア回路74、第3のア
ンド回路75、マスターラッチ76、およびマスターラ
ッチ76の出力をラッチしてオア回路74の一方の入力
端子に入力させるスレーブラッチ77から構成されてい
る。
【0027】外部から入力されたアドレスはデコーダ7
0によってデコードされ、そのアドレスが図5のAレジ
スタ1を指すものである時には、そのことを示す信号
外1
【0028】
【外1】
【0029】が第2のアンド回路73の一方の入力端子
に入力される。この時マスタースレーブラッチ71に入
力されるスレーブエラー信号は‘H’であり、リード/
ライト選択信号がリードを示す‘H’であれば第1のア
ンド回路72の出力 外2
【0030】
【外2】
【0031】は‘H’となり、その信号は第2のアンド
回路73のもう一方の入力端子に入力される。そして第
2のアンド回路73の出力はオア回路74を介して第3
のアンド回路75に入力される。
【0032】第3のアンド回路75のもう一方の入力端
子には負論理のデータストローブ信号(DS#)が入力
されている。この信号はAレジスタの内容を受け取った
ことを示す、例えばホストCPUから入力される信号で
あり、この信号が‘L’にアサートされないとき第3の
アンド回路75の出力は‘H’であり、その値はマスタ
ーラッチ60に入力される。
【0033】マスターラッチ60内部のスリーステート
バッファ60aはクロックが‘L’レベルの時にオンと
なるスリーステートバッファであり、第3のアンド回路
75の出力はラッチ作用を持つインバータ60bと60
c(60cによるフィードバックによってラッチ作用が
行われる)によってラッチされる。そしてその結果は、
図5に示したバッファ61を介して、2つのスレーブラ
ッチ62に与えられることになる。
【0034】図7において第2のアンド回路73、オア
回路74、および第3のアンド回路75は全体として1
つのリセットセットフリップフロップ(R−S FF)
を構成している。すなわち、このFFは外部からデータ
を受け取ったことを示すデータストローブ信号がリセッ
ト信号としてアサートされるまでセット状態を維持する
ものであり、これは外部からデータを受け取ったことを
示す信号が入力されない限りデータ出力状態を維持する
必要があるためである。その状態を維持するために、オ
ア回路74に対してスレーブラッチ77の出力が入力さ
れる。
【0035】このスレーブラッチの出力内容は図5にお
けるスレーブラッチ62の出力内容と同じであるが、本
発明においてはスレーブラッチ62がアドレス制御部2
内のマスターラッチ60と離れた位置に設けられるため
に、オア回路74への配線が長くなり、信号遅延の問題
などが生じるためにスレーブラッチ77が独立して設け
られている。またスレーブラッチの内容をフィードバッ
クさせる理由は、マスターラッチの出力をフィードバッ
クさせるのではデータがすぐに切り換わってしまってセ
ット状態が保てないためである。
【0036】図8は図7のアドレス判定部の出力がバッ
ファ61を介して入力されるデータバス制御部(DCN
T)の構成ブロック図である。同図において、データバ
ス制御部はスレーブラッチ62とその出力を入出力部
(I/O)53に出力するためのバッファ81から構成
されている。スレーブラッチ62の構成は図7における
マスターラッチ60の構成と類似しているが、マスター
ラッチ60内部のスリーステートバッファ60aがクロ
ック信号の‘L’レベルでオンとなったのに対して、ス
レーブラッチ62内のスリーステートバッファ62aは
クロック信号の‘H’レベルでオンとなる点だけが異な
っている。
【0037】図9はデータバスに対する入出力部(I/
O)の構成ブロック図である。同図において入出力部
は、図8に示したデータバス制御部のバッファ81から
出力されるデータバススリーステート制御信号が入力さ
れるインバータ83、データバスへの出力データ、すな
わち図5においてAレジスタアクセス信号がアサートさ
れた時のAレジスタの内容が内部データバスを介して入
力される出力用フリップフロップ84、アンドゲート8
5、ノアゲート86、MOS FET87,88および
外部からデータバスを介して入力されるデータを格納す
る入力用フリップフロップ89から構成される。
【0038】なお図9において、Dn90はデータバス
1ビット分を示し、図4において入出力部(I/O)5
3が64ビット分存在することに対応している。そして
この64ビット分の入出力部のうち、32ビット分ずつ
のデータ出力が図4の2つのデータバス制御部54によ
ってそれぞれ制御されることになる。すなわちデータ出
力時には図7の第2のアンド回路73、オア回路74、
および第3のアンド回路75によって論理値‘1’がマ
スターラッチ60に入力され、図8のスレーブラッチ6
2も‘1’をラッチし、図9のI/Oに対してはデータ
バススリーステート制御信号として‘1’が入力され
る。
【0039】図10は本発明におけるデータ出力タイミ
ングと従来例との比較説明図である。前述のようにAレ
ジスタのリードが2クロックサイクルで行われるものと
し、従来例すなわち図11においてはマスタースレーブ
ラッチ4への出力制御信号のラッチが第2クロックの立
ち上がりエッジで行われるものとして本発明の効果を説
明する。
【0040】本発明においては、図7,図8で説明した
ようにマスターラッチへのラッチはクロックが‘L’レ
ベル、スレーブラッチへのラッチは‘H’レベルの時に
行われる。このため第1クロックで入力されたチップセ
レクト信号、リード/ライト選択信号などに対応して、
Aレジスタアドレスが第1クロックの後半において出力
されると、図7において直ちに第3のアンド回路75の
出力のマスターラッチ60へのラッチが行われ、その出
力は例えば図に示す配線ディレーの後に第2クロックが
‘H’の区間でスレーブラッチ62に伝えられ、直ちに
データ出力、すなわちAレジスタの内容の出力が行われ
る。
【0041】そして外部からのDS#信号がアサートさ
れると、第3のクロックの立ち上がりによってそれが検
出され、その時点で図9におけるデータバススリーステ
ート制御信号は‘L’となり、データ出力は停止され
る。このため従来例、すなわち第2クロックの立ち上が
りでマスタースレーブラッチの出力が行われ、配線ディ
レーの後にデータ出力が行われる場合に比べて、データ
出力までの時間が短くなる。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ればマスターラッチを含むアドレス制御部をアドレス入
力端子の近くに、またスレーブラッチを含むデータバス
制御部をデータバス外部端子部の近くに配置することに
より、入力信号に対するセットアップタイムと出力信号
出力までのディレータイムの両方を同時に改善すること
が可能となり、集積回路における高周波特性の改善に寄
与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成ブロック図である。
【図2】本発明の対象としてのベクトルプロセッサユニ
ットの一般的構成を示すブロック図である。
【図3】ベクトルプロセッサユニットを含むコンピュー
タシステムの構成を示すブロック図である。
【図4】ベクトルプロセッサユニットの実施例の構成を
示すブロック図である。
【図5】本発明におけるマスターラッチとスレーブラッ
チの配置の実施例を示すブロック図である。
【図6】アドレス制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】アドレス判定部の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】データバス制御部(DCNT)の構成を示すブ
ロック図である。
【図9】入出力部(I/O)の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】本発明の効果を説明するためのタイムチャー
トである。
【図11】集積回路におけるマスタースレーブラッチの
配置の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 Aレジスタ 2 アドレス制御部 3 データバス制御部(DCNT) 10 集積回路 11 入力端子 12,60 マスターラッチ 13 出力端子 14,62 スレーブラッチ 21 ベクトルプロセッサユニット 41 ホストCPU 44 メモリ 53 入出力部(I/O)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相クロックで制御される集積回路(1
    0)において、 外部からの入力信号と内部の制御信号とに対応して出力
    信号を制御するための出力制御信号をラッチするマスタ
    ースレーブラッチを、前記外部からの入力信号の入力端
    子(11)の近くに配置されるマスターラッチ(12)
    と、 該マスターラッチ(12)の出力が入力され、前記出力
    信号の出力端子(13)の近くに配置されるスレーブラ
    ッチ(14)と、 に分割して構成することにより、前記入力信号に対する
    セットアップタイム、および出力信号出力までのディレ
    ータイムの両方の向上を図ることを特徴とする集積回
    路。
  2. 【請求項2】 前記マスターラッチ(12)に対して、
    該マスターラッチ(12)の出力が入力されるスレーブ
    ラッチ(14)を2つ備えたことを特徴とする請求項1
    記載の集積回路。
  3. 【請求項3】 前記入力信号に対するセットアップタイ
    ム、および出力信号出力までのディレータイムを分割さ
    れたスレーブラッチ同志で略等しくすることを特徴とす
    る請求項1記載の集積回路。
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