JPH06207453A - 壁面の貼装方法 - Google Patents
壁面の貼装方法Info
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- JPH06207453A JPH06207453A JP22403893A JP22403893A JPH06207453A JP H06207453 A JPH06207453 A JP H06207453A JP 22403893 A JP22403893 A JP 22403893A JP 22403893 A JP22403893 A JP 22403893A JP H06207453 A JPH06207453 A JP H06207453A
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】壁貼材を壁面上縁部から懸垂状に貼装する。
【構成】弧状立壁の上端を拡径開口した横長挟着材Aを
壁面上縁部に固定してその開口部3に対し、壁貼材6の
上端縁を付着させた円弧状面4′を有する横長嵌合材B
を無理嵌めすることにより壁貼材6を壁面に対し簡易堅
牢に懸垂状に貼装する方法である。
壁面上縁部に固定してその開口部3に対し、壁貼材6の
上端縁を付着させた円弧状面4′を有する横長嵌合材B
を無理嵌めすることにより壁貼材6を壁面に対し簡易堅
牢に懸垂状に貼装する方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】単位壁貼材の多数枚が壁の基材面
に順次貼り付けられ、結果的には並列的に接合したシー
ト状の壁貼材が壁の基材面に対し全面一体に貼り付けら
れることよりなる従来の壁貼り方法においてはこれらの
壁貼材が壁の基材面の帯有していた凹凸をそのまま顕出
させることとなる不体裁と、貼り付け時、壁の表面に皺
や襞などの見苦しい貼り損ないを生じさせるものである
が、本発明はこのような弊害が生じないように、手際よ
く、しかも美麗に貼り替え等が行えるようにすること及
びその実施のための壁貼材や端縁処理部材に関するもの
である。
に順次貼り付けられ、結果的には並列的に接合したシー
ト状の壁貼材が壁の基材面に対し全面一体に貼り付けら
れることよりなる従来の壁貼り方法においてはこれらの
壁貼材が壁の基材面の帯有していた凹凸をそのまま顕出
させることとなる不体裁と、貼り付け時、壁の表面に皺
や襞などの見苦しい貼り損ないを生じさせるものである
が、本発明はこのような弊害が生じないように、手際よ
く、しかも美麗に貼り替え等が行えるようにすること及
びその実施のための壁貼材や端縁処理部材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来の方法は壁貼材の上端縁
部に使用する端縁処理部材として、単に側面L形の横長
材の段部上面における接着材層に対し壁貼材の上端部だ
けを貼り付けることにより、壁貼材全体を懸垂状態に保
持させるようにしたものであるばかりでなく、端面処理
部材そのものの構成上も、また打釘取付ける場合は釘の
頭部が露出するから不体裁である外、錆が現れる等の欠
点がある等、不適当なものであるため、壁の基材面に対
する強固な止め付けができない等の不利があり、また二
つ折り板状材の端縁処理部材を用いて挟着する場合でも
挟着材を用いる止め付け手段の域を出ないものであるた
め、懸垂状態の保持力は厚手の重量ある壁貼材の保持に
は安全上問題があり、従って端縁処理部材自体のみなら
ず、壁貼材の接着剤のみによる片面貼付け手段による場
合は勿論両面からの挟持手段のものにおいても共に経時
的劣化のため剥離脱落する虞が絶無とは言えないことに
鑑み、かかる多少の虞をも完全に除去するため更に工夫
されたのが本発明であり、以下の実施例に示すように構
成される。
部に使用する端縁処理部材として、単に側面L形の横長
材の段部上面における接着材層に対し壁貼材の上端部だ
けを貼り付けることにより、壁貼材全体を懸垂状態に保
持させるようにしたものであるばかりでなく、端面処理
部材そのものの構成上も、また打釘取付ける場合は釘の
頭部が露出するから不体裁である外、錆が現れる等の欠
点がある等、不適当なものであるため、壁の基材面に対
する強固な止め付けができない等の不利があり、また二
つ折り板状材の端縁処理部材を用いて挟着する場合でも
挟着材を用いる止め付け手段の域を出ないものであるた
め、懸垂状態の保持力は厚手の重量ある壁貼材の保持に
は安全上問題があり、従って端縁処理部材自体のみなら
ず、壁貼材の接着剤のみによる片面貼付け手段による場
合は勿論両面からの挟持手段のものにおいても共に経時
的劣化のため剥離脱落する虞が絶無とは言えないことに
鑑み、かかる多少の虞をも完全に除去するため更に工夫
されたのが本発明であり、以下の実施例に示すように構
成される。
【0003】
【課題を解決するための手段】適宜材質例えば木材、金
属又はプラスチックス等から成り、横断面形状におい
て、底板1と一体又は接合形成された弧状立壁2の各上
端縁2′を拡径状に形成することにより上方に開口部3
を構成した横長挟着材Aの該開口部3に対し、無理嵌め
による嵌脱を可能にする円弧状面4′を有する嵌合部4
を主体部5の下方に具える横長嵌合材Bを組合わせて成
る端縁処理部材における前記横長挟着材Aの底板1又は
底部外側に接着剤層7を塗成し、これに剥離紙8を付す
るか又は表面に剥離紙8を残置した両面粘着テープ7′
により接着剤層を構成している部分の剥離紙8を除去
し、該接着剤層7を露出させて、これを壁の基材面10
上端隅角部に予め固定しておき、主として単位壁貼材6
を多数相互の耳部で貼合せ接続させて形成したシート状
壁貼材の上端部に横長嵌合材Bの嵌合部4を当接し、こ
れらを前記横長挟着材Aの開口部3に嵌合することによ
り、挟着保持させ、壁貼材6を壁の基材面10に対し垂
下幕状に貼装させるようにしたものであり、前記横長嵌
合材Bの嵌合部4を外囲した壁貼材6の上端部を強固に
挟着保持させる横長挟着材Aの底板1をその底面に塗成
した強力な接着剤層又は場合により該底部1の内面より
螺鋲により壁の基材面10における上端隅角部(入隅又
は出隅を含む)に確実に固定し、これら挟着保持型すな
わち組合せ挟着形式の端縁処理部材(A・B)を用い懸
垂方式により、在来方法のように、壁の基材面に直接貼
付けることなく、壁装することを特徴とする本発明の方
法は後記の如く、未だ試みられなかつた極めて安全且つ
確実で新規な方法を提案するものである。
属又はプラスチックス等から成り、横断面形状におい
て、底板1と一体又は接合形成された弧状立壁2の各上
端縁2′を拡径状に形成することにより上方に開口部3
を構成した横長挟着材Aの該開口部3に対し、無理嵌め
による嵌脱を可能にする円弧状面4′を有する嵌合部4
を主体部5の下方に具える横長嵌合材Bを組合わせて成
る端縁処理部材における前記横長挟着材Aの底板1又は
底部外側に接着剤層7を塗成し、これに剥離紙8を付す
るか又は表面に剥離紙8を残置した両面粘着テープ7′
により接着剤層を構成している部分の剥離紙8を除去
し、該接着剤層7を露出させて、これを壁の基材面10
上端隅角部に予め固定しておき、主として単位壁貼材6
を多数相互の耳部で貼合せ接続させて形成したシート状
壁貼材の上端部に横長嵌合材Bの嵌合部4を当接し、こ
れらを前記横長挟着材Aの開口部3に嵌合することによ
り、挟着保持させ、壁貼材6を壁の基材面10に対し垂
下幕状に貼装させるようにしたものであり、前記横長嵌
合材Bの嵌合部4を外囲した壁貼材6の上端部を強固に
挟着保持させる横長挟着材Aの底板1をその底面に塗成
した強力な接着剤層又は場合により該底部1の内面より
螺鋲により壁の基材面10における上端隅角部(入隅又
は出隅を含む)に確実に固定し、これら挟着保持型すな
わち組合せ挟着形式の端縁処理部材(A・B)を用い懸
垂方式により、在来方法のように、壁の基材面に直接貼
付けることなく、壁装することを特徴とする本発明の方
法は後記の如く、未だ試みられなかつた極めて安全且つ
確実で新規な方法を提案するものである。
【0004】
【実施例】上記要旨に係る本発明において使用する端縁
処理部材(A・B)は、上記任意の材質から成り、その
一部材である横長挟着材Aは、横断面形状において、底
板1と一体又は接合形成された孤状立壁2,2の各上端
縁2′,2′を拡径状に形成することにより上方部に開
口部3を形成したものすなわちその横断面形状は恰も低
丈の花瓶の縦断面形状を呈するような形状のものであつ
て、このように形成された横長挟着材Aの前記開口部3
に無理嵌め手段により嵌合され、弧状立壁2,2間で挟
着される横長嵌合材Bの嵌合部4は、主体部5と一体的
に、横断面形状において球面に相当する円弧状面を有す
る下垂突体として形成され、その直径は概ね3〜9mm
であり、主体部5に連なる脛部はできるだけ短く形成す
る。かかる横長 嵌合材Bの嵌合部4を捲込むようにそ
の円弧状面に外接させた壁貼材6の上端部を共に無理嵌
め手段により嵌合させる横長挟着材Aの開口部3の開口
幅及び弧状立壁2,2の内側面の広さは、上記嵌入対象
物(壁貼材包着の嵌合部)の大きさに対応する大きさで
あることは勿論であるが横長嵌合材Bの該円弧状面4′
を囲繞するように巻付け又は貼付けた壁貼材6の端縁部
を、上方に間隙を長く開口させた、いわゆる開放型の、
側面において弧状彎曲面形状をなす横長挟着材Aの長い
開口部3に対し、これを押し拡げつつ無理嵌めすること
により挟着させる弧状立壁2,2を底板1上に連接した
横長挟着材Aとこれと対応する前記横長嵌合材Bとを嵌
合組合わせることにより、壁貼材6の端縁を固定するよ
うにしたものである。
処理部材(A・B)は、上記任意の材質から成り、その
一部材である横長挟着材Aは、横断面形状において、底
板1と一体又は接合形成された孤状立壁2,2の各上端
縁2′,2′を拡径状に形成することにより上方部に開
口部3を形成したものすなわちその横断面形状は恰も低
丈の花瓶の縦断面形状を呈するような形状のものであつ
て、このように形成された横長挟着材Aの前記開口部3
に無理嵌め手段により嵌合され、弧状立壁2,2間で挟
着される横長嵌合材Bの嵌合部4は、主体部5と一体的
に、横断面形状において球面に相当する円弧状面を有す
る下垂突体として形成され、その直径は概ね3〜9mm
であり、主体部5に連なる脛部はできるだけ短く形成す
る。かかる横長 嵌合材Bの嵌合部4を捲込むようにそ
の円弧状面に外接させた壁貼材6の上端部を共に無理嵌
め手段により嵌合させる横長挟着材Aの開口部3の開口
幅及び弧状立壁2,2の内側面の広さは、上記嵌入対象
物(壁貼材包着の嵌合部)の大きさに対応する大きさで
あることは勿論であるが横長嵌合材Bの該円弧状面4′
を囲繞するように巻付け又は貼付けた壁貼材6の端縁部
を、上方に間隙を長く開口させた、いわゆる開放型の、
側面において弧状彎曲面形状をなす横長挟着材Aの長い
開口部3に対し、これを押し拡げつつ無理嵌めすること
により挟着させる弧状立壁2,2を底板1上に連接した
横長挟着材Aとこれと対応する前記横長嵌合材Bとを嵌
合組合わせることにより、壁貼材6の端縁を固定するよ
うにしたものである。
【0005】また上記の如き両部材(A・B)の組合せ
抱持態様における固定手段により壁の基材面10に対し
取付けられた壁貼材6の下端部を固定的に処理する手段
としては下記の端縁処理部材を用いる方法が最も好まし
いものである。すなわち、金属薄板又はプラスチックス
薄板、若しくは場合によつては不織布,樹脂コーテイン
グを施した厚手の紙質材から成り、側面において、U字
形又はJ字形乃至釣針形の如く折曲げ部11bから折曲
げ形成されるべき縁押え部12を一体的に構成する基板
部11aからなる端縁処理部材11は少なくとも基板部
11aの外側及び縁押え部12の内側に剥離紙8を有す
る接着剤層7又は両面粘着テープ(7′)を具え該基板
部11a外側の接着剤層7,7′により壁の基材面10
(壁の基礎地部分・以下同じ)に対し固着されるもので
あるが、必要に応じ複合的補強手段として釘,鋲等で固
定する手段を併用することも自由である。第1図に示す
実施例は、上記端縁処理部材11すなわち横長二つ折り
板状材を壁の基材面10の下側隅角部に取付けて実施す
る場合に関するものであるが、壁の基材面10の両側隅
角部及び窓枠及び扉枠(図示省略)の周囲には側面L形
状の段部を有する横長材から成る端縁処理部材を取付け
て実施するのが施工上便利である。また場合によつて
は、耐牽引性を補増できるように側面L形状の段部を有
する横長材から成る端縁処理部材の該横長材の段部上面
に構成した接着剤層7を介し又は介することなく概ね単
位壁貼材6の横幅間に少なくとも1個を配設するように
適所に、トリコット編みの起毛布又はループ織物から成
る雌片と、これと対応するナイロン製などの基布上にポ
リプロピレンのモノフイラメントから成るキノコ状の膨
頭部を有する嵌止突起等を多数形成した雄片を組合わせ
て成る面接合フアスナーの何れかの部材を固定したもの
を用いるときは、壁貼材のより強固な張設目的を達成さ
せ得るものである。上記の端縁処理部材11は、これを
予め、施工する壁の基材面10の下端部に対し基板部1
1a外側の接着剤層7(7′)により固定するか又は場
合によつては鋲又は釘止め等し、前記端縁処理部材の段
部表面に具えた接着剤層7(7′)の剥離紙8を除去し
壁貼材の耳部分を貼着可能にする。本発明に係る壁面の
貼装方法の実施に当り利用する壁貼材6は、従来利用さ
れている素材すなわち、レーヨン、スフ、麻などを基糸
として構成されたもの又はパイル、ベルベット、フロッ
キー、金華山などと称せられるドレープクロス類のもの
はもとより、ビニール系のものとしては、発泡ビニール
若しくはエンボス加工を施したもののほか防カビ剤又は
防災剤等を混入加工したもの乃至同系その他の樹脂コー
ト紙若しくは通常の壁紙等特に限定されたものではない
が、上記素材生地の厚薄度合により種々の前加工が必要
とされ、これらが選択実施される。例えば厚手のドレー
プクロス,ビニールクロス殊に発泡系のものは勿論、紙
製のものにあつてもその厚さ概ね1mm以上のもの、ド
レープクロスの4mm厚さ,ビニールクロスの6mm厚
さのものに至るまでの厚さのものがあり、これらのもの
は概ね1mm以上のものにおけると同様に、生地又は生
地に相当する厚さ0.5mm程度にまで耳部を剥ぎ取る
か又は織成時若しくは製造工程中において長さ方向の左
右両端縁部又は一側端縁部に夫々厚さ1/2程度に耳部
を、対応する正逆の段状に形成させる。該耳の段状形成
幅は素材種別にもよるが概ね5乃至15mmとし、通常
は同幅のものを左右両端縁部において、しかも各表裏部
に逆の段部を形成させることが必要であることは、ここ
に図示説明するまでもなく接合手段として当然のことで
ある。
抱持態様における固定手段により壁の基材面10に対し
取付けられた壁貼材6の下端部を固定的に処理する手段
としては下記の端縁処理部材を用いる方法が最も好まし
いものである。すなわち、金属薄板又はプラスチックス
薄板、若しくは場合によつては不織布,樹脂コーテイン
グを施した厚手の紙質材から成り、側面において、U字
形又はJ字形乃至釣針形の如く折曲げ部11bから折曲
げ形成されるべき縁押え部12を一体的に構成する基板
部11aからなる端縁処理部材11は少なくとも基板部
11aの外側及び縁押え部12の内側に剥離紙8を有す
る接着剤層7又は両面粘着テープ(7′)を具え該基板
部11a外側の接着剤層7,7′により壁の基材面10
(壁の基礎地部分・以下同じ)に対し固着されるもので
あるが、必要に応じ複合的補強手段として釘,鋲等で固
定する手段を併用することも自由である。第1図に示す
実施例は、上記端縁処理部材11すなわち横長二つ折り
板状材を壁の基材面10の下側隅角部に取付けて実施す
る場合に関するものであるが、壁の基材面10の両側隅
角部及び窓枠及び扉枠(図示省略)の周囲には側面L形
状の段部を有する横長材から成る端縁処理部材を取付け
て実施するのが施工上便利である。また場合によつて
は、耐牽引性を補増できるように側面L形状の段部を有
する横長材から成る端縁処理部材の該横長材の段部上面
に構成した接着剤層7を介し又は介することなく概ね単
位壁貼材6の横幅間に少なくとも1個を配設するように
適所に、トリコット編みの起毛布又はループ織物から成
る雌片と、これと対応するナイロン製などの基布上にポ
リプロピレンのモノフイラメントから成るキノコ状の膨
頭部を有する嵌止突起等を多数形成した雄片を組合わせ
て成る面接合フアスナーの何れかの部材を固定したもの
を用いるときは、壁貼材のより強固な張設目的を達成さ
せ得るものである。上記の端縁処理部材11は、これを
予め、施工する壁の基材面10の下端部に対し基板部1
1a外側の接着剤層7(7′)により固定するか又は場
合によつては鋲又は釘止め等し、前記端縁処理部材の段
部表面に具えた接着剤層7(7′)の剥離紙8を除去し
壁貼材の耳部分を貼着可能にする。本発明に係る壁面の
貼装方法の実施に当り利用する壁貼材6は、従来利用さ
れている素材すなわち、レーヨン、スフ、麻などを基糸
として構成されたもの又はパイル、ベルベット、フロッ
キー、金華山などと称せられるドレープクロス類のもの
はもとより、ビニール系のものとしては、発泡ビニール
若しくはエンボス加工を施したもののほか防カビ剤又は
防災剤等を混入加工したもの乃至同系その他の樹脂コー
ト紙若しくは通常の壁紙等特に限定されたものではない
が、上記素材生地の厚薄度合により種々の前加工が必要
とされ、これらが選択実施される。例えば厚手のドレー
プクロス,ビニールクロス殊に発泡系のものは勿論、紙
製のものにあつてもその厚さ概ね1mm以上のもの、ド
レープクロスの4mm厚さ,ビニールクロスの6mm厚
さのものに至るまでの厚さのものがあり、これらのもの
は概ね1mm以上のものにおけると同様に、生地又は生
地に相当する厚さ0.5mm程度にまで耳部を剥ぎ取る
か又は織成時若しくは製造工程中において長さ方向の左
右両端縁部又は一側端縁部に夫々厚さ1/2程度に耳部
を、対応する正逆の段状に形成させる。該耳の段状形成
幅は素材種別にもよるが概ね5乃至15mmとし、通常
は同幅のものを左右両端縁部において、しかも各表裏部
に逆の段部を形成させることが必要であることは、ここ
に図示説明するまでもなく接合手段として当然のことで
ある。
【0006】而して前記任意の手段により段状に形成さ
れた縦方向(長手方向)の端縁部における接合用の段部
すなわち貼り合せ耳部の各段部表面には、接着剤層7と
これを覆う剥離紙8が貼着されるか、又は両面粘着テー
プが貼付けられており、横の接合に当り、剥離紙8が剥
がされた直後において、各耳部の断面が齧合状に突き合
わされてシート状に接合されたものであることは勿論で
ある。また壁貼材6が比較的薄いか又はその材質上接着
性のよいものにあつては、長手方向の一定の側端縁部に
形成された適当幅の耳部裏面にのみ接着剤層7を形成さ
せるか又は両面粘着テープを貼付け、使用時までは剥離
紙8を付したままとするが、場合によつては特に図示し
ないが、後記単位壁貼材の長手方向の一側端縁部におけ
る適当幅間の裏面に、両面粘着テープの横幅の1/2を
貼付け、残余の1/2幅のはみ出し部を重ねしろとし、
この重ねしろを成す耳部相当部分の表面並びに裏面全体
には剥離紙を残置させておくことが好ましいものではあ
るが、本発明の実施上は必ずしも両面粘着テープを用い
ることは必要ではなく、はみ出し部分を全幅の約1/2
とする接合テープの、他の接続させるべき単位壁貼材と
重接する重ねしろ部分(はみ出し部分)の表面における
接着剤層が剥離紙で覆われており、接合時において、該
剥離紙を除去された接着剤層を有するはみ出し部すなわ
ち重ねしろ部分の上面に隣接する単位壁貼材端縁の耳部
裏面が載置貼り合されるようにされていれば足りるもの
である。
れた縦方向(長手方向)の端縁部における接合用の段部
すなわち貼り合せ耳部の各段部表面には、接着剤層7と
これを覆う剥離紙8が貼着されるか、又は両面粘着テー
プが貼付けられており、横の接合に当り、剥離紙8が剥
がされた直後において、各耳部の断面が齧合状に突き合
わされてシート状に接合されたものであることは勿論で
ある。また壁貼材6が比較的薄いか又はその材質上接着
性のよいものにあつては、長手方向の一定の側端縁部に
形成された適当幅の耳部裏面にのみ接着剤層7を形成さ
せるか又は両面粘着テープを貼付け、使用時までは剥離
紙8を付したままとするが、場合によつては特に図示し
ないが、後記単位壁貼材の長手方向の一側端縁部におけ
る適当幅間の裏面に、両面粘着テープの横幅の1/2を
貼付け、残余の1/2幅のはみ出し部を重ねしろとし、
この重ねしろを成す耳部相当部分の表面並びに裏面全体
には剥離紙を残置させておくことが好ましいものではあ
るが、本発明の実施上は必ずしも両面粘着テープを用い
ることは必要ではなく、はみ出し部分を全幅の約1/2
とする接合テープの、他の接続させるべき単位壁貼材と
重接する重ねしろ部分(はみ出し部分)の表面における
接着剤層が剥離紙で覆われており、接合時において、該
剥離紙を除去された接着剤層を有するはみ出し部すなわ
ち重ねしろ部分の上面に隣接する単位壁貼材端縁の耳部
裏面が載置貼り合されるようにされていれば足りるもの
である。
【0007】上記本発明の実施例において壁貼材6の左
右側における端縁部の各表裏面に接合用の耳部を形成さ
せるため、特に一枚の壁貼材6…の対応する表裏の端縁
部の双方に接着剤層7,7′等を形成させたのは、ビニ
ール系等の樹脂製乃至樹脂含浸クロス材表面にエンボス
加工が施こされるか若しくは同様に表面粗面状を呈する
ドレープクロス類である場合並びに樹脂コート紙等接着
性を強化する必要があることに伴なう複合的な接着力補
増手段としてのものであるから、かかる必要性の乏しい
場合は既に選択的接合手段として詳述したいずれかの方
法を任意採用し得ることは勿論であり、本発明に係る壁
面の貼装方法の要蹄とするところは、壁貼材を直接壁の
基材面10に貼り付けることなく、手際よく簡単且つ迅
速美麗に貼装させるものであることに鑑みれば、上述の
如き壁貼材の接合手段が任意選択され得るものであるこ
とはいうまでもない。要するに本発明の実施に当り利用
される壁貼材6は上述の如く、各種材質から成るもので
あつて、その横幅は一般的には概ね92cmのものが用
いられ、場合によつては広幅120cmのもの又は場所
により幅45cm乃至53cmのものも使用されるが、
いずれのものにあつてもその長さは略々50mの長尺も
のとして製造される。而して、本発明方法の実施上は予
め所定長さに截断されたものが利用されるが、前記いず
れの接着剤層の塗成手段を用いるとしても、可能な限り
長尺物として製造乃至加工されることが生産コスト上好
ましいことはいうまでもない。また一般の実施者が自ら
本発明方法により壁貼り作業をなすに当り所要量を購買
可能のものとして截断提供されるようにすることが希望
され、迅速安価にその希望が満足されるよう配慮される
べきであるが、施工者の好みによつては、切断された普
通の単位壁貼材を貼り合せ用の接合テープ等を利用し又
は両側端縁部を重ね合わせて接合することにより、シー
ト状の接合壁貼材を形成実施することも、本発明方法の
排斥する手段でないこともまた当然である。
右側における端縁部の各表裏面に接合用の耳部を形成さ
せるため、特に一枚の壁貼材6…の対応する表裏の端縁
部の双方に接着剤層7,7′等を形成させたのは、ビニ
ール系等の樹脂製乃至樹脂含浸クロス材表面にエンボス
加工が施こされるか若しくは同様に表面粗面状を呈する
ドレープクロス類である場合並びに樹脂コート紙等接着
性を強化する必要があることに伴なう複合的な接着力補
増手段としてのものであるから、かかる必要性の乏しい
場合は既に選択的接合手段として詳述したいずれかの方
法を任意採用し得ることは勿論であり、本発明に係る壁
面の貼装方法の要蹄とするところは、壁貼材を直接壁の
基材面10に貼り付けることなく、手際よく簡単且つ迅
速美麗に貼装させるものであることに鑑みれば、上述の
如き壁貼材の接合手段が任意選択され得るものであるこ
とはいうまでもない。要するに本発明の実施に当り利用
される壁貼材6は上述の如く、各種材質から成るもので
あつて、その横幅は一般的には概ね92cmのものが用
いられ、場合によつては広幅120cmのもの又は場所
により幅45cm乃至53cmのものも使用されるが、
いずれのものにあつてもその長さは略々50mの長尺も
のとして製造される。而して、本発明方法の実施上は予
め所定長さに截断されたものが利用されるが、前記いず
れの接着剤層の塗成手段を用いるとしても、可能な限り
長尺物として製造乃至加工されることが生産コスト上好
ましいことはいうまでもない。また一般の実施者が自ら
本発明方法により壁貼り作業をなすに当り所要量を購買
可能のものとして截断提供されるようにすることが希望
され、迅速安価にその希望が満足されるよう配慮される
べきであるが、施工者の好みによつては、切断された普
通の単位壁貼材を貼り合せ用の接合テープ等を利用し又
は両側端縁部を重ね合わせて接合することにより、シー
ト状の接合壁貼材を形成実施することも、本発明方法の
排斥する手段でないこともまた当然である。
【0008】以上述べた如く適宜縦又は横の方向に連接
可能に加工され所定寸法に切断された単位壁貼材6を、
予め壁の基材面10の少なくとも上端隅角部(入隅又は
出隅をも含む)に固定された端縁処理部材を用いて懸垂
状又は横張状に張設する本発明方法の実施は次の如く行
われる。先ず壁の基材面10の上端隅角部に適合する長
さに切断された端縁処理部材として第4,5図に示す如
き、断面形状において、底板1と一体又は底部弧状面を
底板上に固定する等の方法で接合形成された弧状立壁
2,2の各上端縁2′,2′を拡径状に形成することに
より、側断面形状では恰も丈の低い普通の花瓶を中央部
から切断した如き形状を呈する横長挟着材A上方の開口
部3に嵌合させるべき嵌合部4を主体部5の下方に有す
る横長嵌合材Bの該嵌合部4をその円弧状面4′,4′
の下部から、多少の弾性を有するように構成されている
前記横長挟着材A上方の開口部3内に無理嵌めすること
により両部材(A・B)を、相互の嵌合部4表面の円弧
状面4′,4′に対応する弧状立壁2,2の内側面によ
り挟持結合する組合せ体から成る端縁処理部材一方の部
材である横長挟着材A底板1の接着剤層7,7′又はこ
れらと共に用いることのある固着補強用の鋲,釘等を利
用して壁の基材面10に固定し、その開口部3に対し、
他の部材である前記横長嵌入材Bの円弧状面4′の表面
に既述の方法で、連接したシート状壁貼材6の端部表面
を捲付けるか接着した嵌着すべき部分を当接し、これを
横長挟着材A上部における横長の開口部3に無理嵌めす
べく圧入手段により該開口端縁辺を押し拡げて嵌入し、
前記内外面の緊接状態において壁貼材6の上端縁を挟着
固定する。またこれとは別に上記壁の基材面10下端の
隅角部(入隅又は出隅等)に、側面においてU字形又は
J字形で折曲げ可能にされた横長二つ折り板状材11の
基板部11aと縁押え部12を折曲げ部11b部分で開
閉自在の一体形に形成すると共に、前記基板部11aの
外側及び少なくとも縁押え部12の内側に構成した接着
剤層7上に剥離紙8を具えたものの各剥離紙8を除去し
て固定し、単位壁貼材6下端裏面の接着剤層7又は前記
横長二つ折り板状材の基板部11a内側の接着剤層7に
単位壁貼材6の下端部を貼り付け、然る後、縁押え部1
2を第6図に示す如く閉塞状に折上げることにより挟着
固定するものであるから、極めて強固に壁貼材6の下端
縁を固定することができるが、段部を形成した横長材を
使用して同上の止め付けを行う場合に、面接合フアスナ
ーの複合使用によりその固定作用を補増させることがで
きる。要するに本発明は横断面形状において、底板1と
一体又は接合形成された弧状立壁2の各上端縁2′を拡
径状に形成することにより上方に開口部3を構成した横
長挟着材Aの該開口部3に対し、無理嵌めによる嵌脱を
可能にする円弧状面4′を有する嵌合部4を主体部5の
下方に備える横長嵌合材Bを組合わせてなる端縁処理部
材における前記横長挟着材Aの底板1又は底部外側に接
着剤層7を塗成し、これに剥離紙8を付するか又は表面
に剥離紙8を残置した両面粘着テープ7′により接着剤
層を構成している部分の剥離紙8を除去し、該接着剤層
7(7′)を露出させて、これを壁の基材面10上端隅
角部に予め固定しておき、主として単位壁貼材6を多数
相互の耳部で貼合せ接続させて形成したシート状壁貼材
の上端部に横長嵌合材Bの嵌合部4を当接し、これらを
前記横長挟着材Aの開口部3に嵌合することにより、挟
着保持させ、壁貼材6を壁の基材面10に対し垂下幕状
に貼装させることを要旨とするものであつて、上記の如
く強固に上端縁を止め付けられ下垂状に保持された壁貼
材は、壁の基材面に凹凸がある場合でもその凹凸に伴う
同様形状の凹凸形状を呈するか又は大きな凹凸形として
の波打ち状等の見苦しい凹凸状を呈することなく、全面
一様に極めて垂直度の高い新たな、仕上げの美麗な壁面
を顕出させることができるものであるが、若し、若干で
も浮上がり気味が気がかりになる場合は化粧用の飾り鋲
等を所望箇所に打ち込むことにより、その懸念を取り除
くことができる。
可能に加工され所定寸法に切断された単位壁貼材6を、
予め壁の基材面10の少なくとも上端隅角部(入隅又は
出隅をも含む)に固定された端縁処理部材を用いて懸垂
状又は横張状に張設する本発明方法の実施は次の如く行
われる。先ず壁の基材面10の上端隅角部に適合する長
さに切断された端縁処理部材として第4,5図に示す如
き、断面形状において、底板1と一体又は底部弧状面を
底板上に固定する等の方法で接合形成された弧状立壁
2,2の各上端縁2′,2′を拡径状に形成することに
より、側断面形状では恰も丈の低い普通の花瓶を中央部
から切断した如き形状を呈する横長挟着材A上方の開口
部3に嵌合させるべき嵌合部4を主体部5の下方に有す
る横長嵌合材Bの該嵌合部4をその円弧状面4′,4′
の下部から、多少の弾性を有するように構成されている
前記横長挟着材A上方の開口部3内に無理嵌めすること
により両部材(A・B)を、相互の嵌合部4表面の円弧
状面4′,4′に対応する弧状立壁2,2の内側面によ
り挟持結合する組合せ体から成る端縁処理部材一方の部
材である横長挟着材A底板1の接着剤層7,7′又はこ
れらと共に用いることのある固着補強用の鋲,釘等を利
用して壁の基材面10に固定し、その開口部3に対し、
他の部材である前記横長嵌入材Bの円弧状面4′の表面
に既述の方法で、連接したシート状壁貼材6の端部表面
を捲付けるか接着した嵌着すべき部分を当接し、これを
横長挟着材A上部における横長の開口部3に無理嵌めす
べく圧入手段により該開口端縁辺を押し拡げて嵌入し、
前記内外面の緊接状態において壁貼材6の上端縁を挟着
固定する。またこれとは別に上記壁の基材面10下端の
隅角部(入隅又は出隅等)に、側面においてU字形又は
J字形で折曲げ可能にされた横長二つ折り板状材11の
基板部11aと縁押え部12を折曲げ部11b部分で開
閉自在の一体形に形成すると共に、前記基板部11aの
外側及び少なくとも縁押え部12の内側に構成した接着
剤層7上に剥離紙8を具えたものの各剥離紙8を除去し
て固定し、単位壁貼材6下端裏面の接着剤層7又は前記
横長二つ折り板状材の基板部11a内側の接着剤層7に
単位壁貼材6の下端部を貼り付け、然る後、縁押え部1
2を第6図に示す如く閉塞状に折上げることにより挟着
固定するものであるから、極めて強固に壁貼材6の下端
縁を固定することができるが、段部を形成した横長材を
使用して同上の止め付けを行う場合に、面接合フアスナ
ーの複合使用によりその固定作用を補増させることがで
きる。要するに本発明は横断面形状において、底板1と
一体又は接合形成された弧状立壁2の各上端縁2′を拡
径状に形成することにより上方に開口部3を構成した横
長挟着材Aの該開口部3に対し、無理嵌めによる嵌脱を
可能にする円弧状面4′を有する嵌合部4を主体部5の
下方に備える横長嵌合材Bを組合わせてなる端縁処理部
材における前記横長挟着材Aの底板1又は底部外側に接
着剤層7を塗成し、これに剥離紙8を付するか又は表面
に剥離紙8を残置した両面粘着テープ7′により接着剤
層を構成している部分の剥離紙8を除去し、該接着剤層
7(7′)を露出させて、これを壁の基材面10上端隅
角部に予め固定しておき、主として単位壁貼材6を多数
相互の耳部で貼合せ接続させて形成したシート状壁貼材
の上端部に横長嵌合材Bの嵌合部4を当接し、これらを
前記横長挟着材Aの開口部3に嵌合することにより、挟
着保持させ、壁貼材6を壁の基材面10に対し垂下幕状
に貼装させることを要旨とするものであつて、上記の如
く強固に上端縁を止め付けられ下垂状に保持された壁貼
材は、壁の基材面に凹凸がある場合でもその凹凸に伴う
同様形状の凹凸形状を呈するか又は大きな凹凸形として
の波打ち状等の見苦しい凹凸状を呈することなく、全面
一様に極めて垂直度の高い新たな、仕上げの美麗な壁面
を顕出させることができるものであるが、若し、若干で
も浮上がり気味が気がかりになる場合は化粧用の飾り鋲
等を所望箇所に打ち込むことにより、その懸念を取り除
くことができる。
【0009】また本発明の方法においては、壁貼材6の
下端を正確にそろえておく限り壁の基材面の下端縁部に
密合するように貼り下げることにより完工することがで
きる。然しながら若し直接に壁の基材面に壁貼材6の下
端縁が貼り付けられた場合、畳又は床若しくはカーペツ
トとの接触縁辺における水その他の汚れが気がかりであ
るときは、下端縁に適当な幅木又はこれに相当する端縁
処理部材を配置し、この部材面に貼り付けるか又は後記
の如く包合固定する方法を講じて仕上げることも自由と
する。而して素人が壁貼を自ら実施できるようにした本
発明本来の目的に適合する実施態様は、より一層の容易
性と確実性が求められるものであることに鑑み、殊に壁
貼材6…の下端部を正確な均等長さに揃え難い場合の不
体裁を避けるために、かかる不揃いの下端縁を隠して美
麗な外観を顕出させる手段を講ずることが必要であると
ころ、この必要を満たす他の端縁処理部材としては壁貼
材6の下端縁を包合又は挟着して仕上げるための挟着固
定手段を採ることが最も好都合な方法である。すなわち
この方法は第6,7図に示す如く、側面においてU字形
又はJ字形をなし折曲げ部11bから折曲げられるべき
縁押え部12が高いものにあつては側面釣針型を呈させ
ることを可能とし、扁平な基板部11aが外側の接着剤
層7,7′等により壁の基材面10に対し固着されるよ
うにすると共に該基板部11aに連なる縁押え部12の
内側面及び又は基板部11aの内側面等により、上部の
端縁処理部材に止め付け、下方に亘り張設された壁貼材
6…の下端縁を可及的に下方に引張り、緊張状態として
先ず基板部11aの内側面に貼り付けるか又はその他適
宜の方法で固定し、然る後更に縁押え部12を折上げ
て、その内側の接着剤層7,7′により挟着状に固定し
て仕上げるものであるから、先ず壁貼材6…の下端縁に
おける切断縁が不揃いであつても、美麗に化粧すること
ができ、好体裁な仕上げをすることができるほか、壁貼
材全体を緊張状態で壁の基材面10に沿い張設すること
ができるため、一層凹凸面のない全面垂直な均整面とし
て仕上げると共に、壁の基材面との間に、若し壁の基材
面が完全垂直(面の拡がりにおいて完全水平)であると
仮定すれば、極めて均等な間隔を有する層間空隙すなわ
ち空間を形成することとなるものであるから、現実の壁
の基材面に凹凸があろうとも、広い空間を形成し得るも
のであり、従って、壁貼材6の材質により差異があると
しても可成りの防音乃至恒温保持力を有するものである
等の効果をも奏する有用な発明である。
下端を正確にそろえておく限り壁の基材面の下端縁部に
密合するように貼り下げることにより完工することがで
きる。然しながら若し直接に壁の基材面に壁貼材6の下
端縁が貼り付けられた場合、畳又は床若しくはカーペツ
トとの接触縁辺における水その他の汚れが気がかりであ
るときは、下端縁に適当な幅木又はこれに相当する端縁
処理部材を配置し、この部材面に貼り付けるか又は後記
の如く包合固定する方法を講じて仕上げることも自由と
する。而して素人が壁貼を自ら実施できるようにした本
発明本来の目的に適合する実施態様は、より一層の容易
性と確実性が求められるものであることに鑑み、殊に壁
貼材6…の下端部を正確な均等長さに揃え難い場合の不
体裁を避けるために、かかる不揃いの下端縁を隠して美
麗な外観を顕出させる手段を講ずることが必要であると
ころ、この必要を満たす他の端縁処理部材としては壁貼
材6の下端縁を包合又は挟着して仕上げるための挟着固
定手段を採ることが最も好都合な方法である。すなわち
この方法は第6,7図に示す如く、側面においてU字形
又はJ字形をなし折曲げ部11bから折曲げられるべき
縁押え部12が高いものにあつては側面釣針型を呈させ
ることを可能とし、扁平な基板部11aが外側の接着剤
層7,7′等により壁の基材面10に対し固着されるよ
うにすると共に該基板部11aに連なる縁押え部12の
内側面及び又は基板部11aの内側面等により、上部の
端縁処理部材に止め付け、下方に亘り張設された壁貼材
6…の下端縁を可及的に下方に引張り、緊張状態として
先ず基板部11aの内側面に貼り付けるか又はその他適
宜の方法で固定し、然る後更に縁押え部12を折上げ
て、その内側の接着剤層7,7′により挟着状に固定し
て仕上げるものであるから、先ず壁貼材6…の下端縁に
おける切断縁が不揃いであつても、美麗に化粧すること
ができ、好体裁な仕上げをすることができるほか、壁貼
材全体を緊張状態で壁の基材面10に沿い張設すること
ができるため、一層凹凸面のない全面垂直な均整面とし
て仕上げると共に、壁の基材面との間に、若し壁の基材
面が完全垂直(面の拡がりにおいて完全水平)であると
仮定すれば、極めて均等な間隔を有する層間空隙すなわ
ち空間を形成することとなるものであるから、現実の壁
の基材面に凹凸があろうとも、広い空間を形成し得るも
のであり、従って、壁貼材6の材質により差異があると
しても可成りの防音乃至恒温保持力を有するものである
等の効果をも奏する有用な発明である。
【0010】
【発明の効果】要するに本発明は、特殊な工夫に係る端
縁処理部材と取扱を簡便に構成した壁貼材の使用により
従来の壁貼乃至壁の張替え時の壁の基材面に対する直接
的貼付けをなすことなく、これを避けて壁貼材の全体を
シート状の連接状態でしかも凹凸形状を呈することなく
均整ある好体裁に迅速簡易に形成させる貼装方法の実施
を可能にしたものであつて、これにより壁貼り仕上げの
能率の向上並びに手数の省略と迅速化を共に実現するこ
とができるほか素人による壁の張替えなどをも容易確実
且つ迅速低廉に行わせることができる等幾多の利便を齎
らすものである。なお本発明の方法によれば、如何に厚
手且つ強靭な重量ある壁貼材6をも極めて堅固確実に壁
の基材面10に、従来の周知方法の如く直接貼り付ける
手段によらず、該壁の基材面とは遊離させた状態で層間
空隙すなわち適度の空間を存置して離間形態において垂
下状に壁貼材を貼装することが可能であることを特徴と
する便利な方法であり、この特殊な方法に係る施工手段
においては、防音又は恒温保持効果を付与するため単な
る層間空隙による空気層を利用するにとどまらず、積極
的に当該層間空隙を利用することにより、シート状の広
面積に接合され、本発明端縁処理部材(A・B)により
下垂状に張設されるべき接合壁貼材6の裏面全体又は所
要部分としての一部にポリウレタンホームその他発泡性
の多孔性樹脂層を一体又は貼着形成させたものを利用す
ることも可能であるから、一層上記効果を増大させるこ
ともできるものであり併せて既述の如く壁の基材面10
が帯有する凹凸形状を顕出させる弊害をも克く防止する
目的を充分に達成させ得るものである。
縁処理部材と取扱を簡便に構成した壁貼材の使用により
従来の壁貼乃至壁の張替え時の壁の基材面に対する直接
的貼付けをなすことなく、これを避けて壁貼材の全体を
シート状の連接状態でしかも凹凸形状を呈することなく
均整ある好体裁に迅速簡易に形成させる貼装方法の実施
を可能にしたものであつて、これにより壁貼り仕上げの
能率の向上並びに手数の省略と迅速化を共に実現するこ
とができるほか素人による壁の張替えなどをも容易確実
且つ迅速低廉に行わせることができる等幾多の利便を齎
らすものである。なお本発明の方法によれば、如何に厚
手且つ強靭な重量ある壁貼材6をも極めて堅固確実に壁
の基材面10に、従来の周知方法の如く直接貼り付ける
手段によらず、該壁の基材面とは遊離させた状態で層間
空隙すなわち適度の空間を存置して離間形態において垂
下状に壁貼材を貼装することが可能であることを特徴と
する便利な方法であり、この特殊な方法に係る施工手段
においては、防音又は恒温保持効果を付与するため単な
る層間空隙による空気層を利用するにとどまらず、積極
的に当該層間空隙を利用することにより、シート状の広
面積に接合され、本発明端縁処理部材(A・B)により
下垂状に張設されるべき接合壁貼材6の裏面全体又は所
要部分としての一部にポリウレタンホームその他発泡性
の多孔性樹脂層を一体又は貼着形成させたものを利用す
ることも可能であるから、一層上記効果を増大させるこ
ともできるものであり併せて既述の如く壁の基材面10
が帯有する凹凸形状を顕出させる弊害をも克く防止する
目的を充分に達成させ得るものである。
【図1】本発明の実施態様を一部を切截して示す正面図
である。
である。
【図2】本発明の実施態様を一部を切截して示す側断面
図である。
図である。
【図3】本発明に用いる単位壁貼材一部の正面図であ
る。
る。
【図4】本発明の一実施態様を示すものであつて、嵌着
接合方式に係る端縁処理部材と壁貼材の固定態様を示す
一部切截斜視図である。
接合方式に係る端縁処理部材と壁貼材の固定態様を示す
一部切截斜視図である。
【図5】図4の端縁処理部材と壁貼材の固定態様を示す
拡大横断面図である。
拡大横断面図である。
【図6】本発明の一実施態様を示すものであつて、横長
二つ折り板状材により壁貼材の下端縁を挟着させる状態
を示す拡大斜視図である。
二つ折り板状材により壁貼材の下端縁を挟着させる状態
を示す拡大斜視図である。
【図7】本発明の一実施態様を示すものであつて、横長
二つ折り板状材の展延側面図である。
二つ折り板状材の展延側面図である。
A…横長挟着材(端縁処理部材) B…横長嵌合材 1…底板 2…弧状立壁 2′…上端縁 3…開口部 4′…嵌合部4の円弧状面 5…主体部 6…壁貼材 7…接着剤層 8…剥離紙 9…鋲釘等 10…壁の基材面 11…横長二つ折り板状材(端縁処理部材) 11a…基板部 11b…折り曲げ部 12…縁押え部
Claims (5)
- 【請求項1】横断面形状において、底板と一体又は接合
形成された弧状立壁の各上端縁を拡径状に形成すること
により上方に開口部を構成した横長挟着材の該開口部に
対し、無理嵌めによる嵌脱を可能にする円弧状面を有す
る嵌合部を下方に具える横長嵌合材を組合わせてなる端
縁処理部材における前記横長挟着材の底板又は底部外側
に接着剤層を塗成し、これに剥離紙を付するか又は表面
に剥離紙を残置した両面粘着テープにより接着剤層を構
成している部分の剥離紙を除去し、該接着剤層を露出さ
せて、これを壁の基材面上端隅角部に予め固定してお
き、その開口部に単位壁貼材の左右側若しくは一側の耳
部分により適数枚を貼合わせて成るシート状の接合壁貼
材または後に左右側若しくは一側の耳部により隣接する
もの同士を貼合わすべき各単位壁貼材上縁部の重ねしろ
(耳部)を重接させた状態における接合すべき壁貼材の
各上縁部に、端縁処理部材一方の構成部材である横長嵌
入材の嵌合部を当接し、これを充分に抱合するようにし
て他方の部材である横長挟着材の開口部両側における弧
状立壁の上端縁を無理嵌め手段により押し拡げて嵌入挟
着させることにより前記壁貼材を壁の基材面に対し上端
で強固に固定させ、下端を適宜の方法で止付け処理し全
体又はその大部分を垂下幕状に貼装させることを特徴と
する壁面の貼装方法。 - 【請求項2】シート状の接合壁貼材又は並列させ耳部で
相互に接合させるべき各単位壁貼材の下端縁部は、これ
を横長挟着材と横長嵌入材により壁の基材面の下端部に
固定させることにより仕上げ処理する特許請求の範囲第
1項記載の壁面の貼装方法。 - 【請求項3】シート状の接合壁貼材又は並列させ耳部で
相互に接合させるべき各単位壁貼材の下端部を壁の基材
面に固定させた側面L形の横長材から成る端面処理部材
の段部上面の接着剤層により該段部上面に貼着固定する
と共にその上面に段部の奥行、厚さと略々同様の当板を
当接し、これが主体部の表面と同一平面になるよう化粧
貼りして仕上げる特許請求の範囲第1項記載の壁面の貼
装方法。 - 【請求項4】シート状の壁貼材又は並列させ耳部で相互
に接合させるべき各単位壁貼材の下端縁部の全体を任意
の材質から成り、U字形又はJ字形に折曲げ可能な横長
板状材の少なくとも縁押え部内側面及び基板部外側面
に、夫々剥離紙を具えた接着剤層又は表面に剥離紙を残
した両面粘着テープを有する端縁処理部材における前記
基板部を壁の基材面下端部に対し、予め縁押え部が、後
記貼付け作業を行い易い程度に開いた状態で固定された
該基板部内側面に対し貼付けた後、前記の開いた状態に
ある縁押え部を、壁貼材の下端部表面を覆うように折上
げ両者を密着状態にして化粧仕上げすることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の壁面の貼装方法。 - 【請求項5】横長嵌合材を弾性的に挟持する上部開放型
の横長挟着材における対向する弧状立壁には、これらに
より挟持すべき単位壁貼材の略々横幅に相当する間隔又
は適当間隔の切目を設け、該切目間の弧状立壁が各切目
間毎に逐次挟持作用を行うように構成した横長挟着材を
用いる特許請求の範囲第1,2,3又は第4項記載の壁
面の貼装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22403893A JPH0784787B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 壁面の貼装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22403893A JPH0784787B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 壁面の貼装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06207453A true JPH06207453A (ja) | 1994-07-26 |
| JPH0784787B2 JPH0784787B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=16807625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22403893A Expired - Lifetime JPH0784787B2 (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 壁面の貼装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784787B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP22403893A patent/JPH0784787B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0784787B2 (ja) | 1995-09-13 |
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