JPH0621198B2 - ポリオレフィン樹脂への帯電防止性及び防曇性付与方法 - Google Patents
ポリオレフィン樹脂への帯電防止性及び防曇性付与方法Info
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- JPH0621198B2 JPH0621198B2 JP2013227A JP1322790A JPH0621198B2 JP H0621198 B2 JPH0621198 B2 JP H0621198B2 JP 2013227 A JP2013227 A JP 2013227A JP 1322790 A JP1322790 A JP 1322790A JP H0621198 B2 JPH0621198 B2 JP H0621198B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明はポリオレフィン樹脂へ帯電防止性及び防曇性を
付与する方法に関する。
付与する方法に関する。
一般に合成高分子材料は、疎水性が強く、その結果とし
ての帯電性等のために、該材料を用いた成形品の製造工
程やその成形品の使用段階において、種々の加工の上ト
ラブル、静電ショック、塵埃付着、更には水滴凝集等、
多くの問題を招き易い。ポリオレフィン樹脂についても
同様であり、例えば、その成形品であるフィルムやシー
トを包装用や農業用等に使用する場合、前述したような
その帯電性による問題や多湿雰囲気における成形品表面
への微少水滴の凝集等が大きな障害となる。
ての帯電性等のために、該材料を用いた成形品の製造工
程やその成形品の使用段階において、種々の加工の上ト
ラブル、静電ショック、塵埃付着、更には水滴凝集等、
多くの問題を招き易い。ポリオレフィン樹脂についても
同様であり、例えば、その成形品であるフィルムやシー
トを包装用や農業用等に使用する場合、前述したような
その帯電性による問題や多湿雰囲気における成形品表面
への微少水滴の凝集等が大きな障害となる。
そこで、ポリオレフィン樹脂へ帯電防止性及び防曇性を
付与することが要請されるが、該要請に応える工業上最
も有利な手段として、ポリオレフィン樹脂へ帯電防止剤
をはじめとする親水性化合物を添加混合する方法があ
る。
付与することが要請されるが、該要請に応える工業上最
も有利な手段として、ポリオレフィン樹脂へ帯電防止剤
をはじめとする親水性化合物を添加混合する方法があ
る。
本発明はかかる方法に関し、特定の組み合わせた添加剤
をポリオレフィン樹脂へ混合することにより、該ポリオ
レフィン樹脂本来の外観等その他の諸物性を損なうこと
なく、該ポリオレフィン樹脂へ経時安定性の優れた帯電
防止性及び防曇性を付与する方法に関するものである。
をポリオレフィン樹脂へ混合することにより、該ポリオ
レフィン樹脂本来の外観等その他の諸物性を損なうこと
なく、該ポリオレフィン樹脂へ経時安定性の優れた帯電
防止性及び防曇性を付与する方法に関するものである。
<従来の技術とその問題点> 従来、種々の添加剤を加えることによってポリオレフィ
ン樹脂へ帯電防止性や防曇性を付与する方法として、次
のような多くの提案がある。例えば、N,N−ビスヒド
ロキシエチルアルキルアミンを主剤としポリマーを併用
する方法(特公昭48−17746)、主剤に多価アル
コール脂肪酸エステルを併用する方法(特公昭44−9
25)、主剤に脂肪族アルコールを併用する方法(特公
昭46−1253)、主剤にグリセリンモノ脂肪酸エス
テルと有機ホスファイトとを併用する方法(特開昭58
−79042)、主剤にN,N−ビスヒドロキシエチル
アルキルアミン脂肪酸エステルを併用する方法(特公昭
55−12060)、主剤にアルカノールアミドを併用
する方法(特開昭56−2333)、N,N−ビスヒド
ロキシエチルアルキルアミン脂肪酸エステルを用いる方
法(特開昭58−191729)或いはこれにグリセリ
ンモノ脂肪酸エステルを併用する方法(特開昭54−4
8866)、ベタイン型両性界面活性剤を用いる方法
(特公昭49−5746)、炭素数が18より大きい脂
肪酸ジエタノールアミドを用いる方法(特開昭54−1
4452)、脂肪酸ジエタノールアミドとソルビタン脂
肪酸エステルとを併用する方法(特開昭53−6924
7)等がある。
ン樹脂へ帯電防止性や防曇性を付与する方法として、次
のような多くの提案がある。例えば、N,N−ビスヒド
ロキシエチルアルキルアミンを主剤としポリマーを併用
する方法(特公昭48−17746)、主剤に多価アル
コール脂肪酸エステルを併用する方法(特公昭44−9
25)、主剤に脂肪族アルコールを併用する方法(特公
昭46−1253)、主剤にグリセリンモノ脂肪酸エス
テルと有機ホスファイトとを併用する方法(特開昭58
−79042)、主剤にN,N−ビスヒドロキシエチル
アルキルアミン脂肪酸エステルを併用する方法(特公昭
55−12060)、主剤にアルカノールアミドを併用
する方法(特開昭56−2333)、N,N−ビスヒド
ロキシエチルアルキルアミン脂肪酸エステルを用いる方
法(特開昭58−191729)或いはこれにグリセリ
ンモノ脂肪酸エステルを併用する方法(特開昭54−4
8866)、ベタイン型両性界面活性剤を用いる方法
(特公昭49−5746)、炭素数が18より大きい脂
肪酸ジエタノールアミドを用いる方法(特開昭54−1
4452)、脂肪酸ジエタノールアミドとソルビタン脂
肪酸エステルとを併用する方法(特開昭53−6924
7)等がある。
ところが、これら従来の提案中に多く見られる、N,N
−ビスヒドロキシエチルアミン或いはこのエステル化誘
導体を使用する方法によると、それらが成形品表面へ経
時的にブリードする性質が強いため、初期に所望の効果
を与えるだけの量を使用した場合には経時後にブリード
過多となって成形品であるフィルムやシート等では表面
汚れやブロッキング等の問題を起し易く、逆に経時後に
好ましい効果を与える程度の量を使用したのでは初期に
所望の効果が得られず、他の成分を併用しても、実用上
経時的に安定した効果を得難い。また、ベタイン型両性
界面活性剤を使用する方法によるとこれが成形品表面へ
移行する性質が弱いため、添加後に加熱やコロナ処理等
の何らかの工程を必要とする一般には採用し難い煩わし
さがある。脂肪族のアルカノールアミド類を使用する方
法もほぼ同様である。更に、アンチブロッキング性やス
リップ性等を補なうために種々の成分を併用する他の従
来提案によっても、実際には所望通りの効果が得られな
かったり、効果の経時的劣化を促したり、或いは成形品
表面を白化したりする等、多くの問題があるのが実情で
ある。
−ビスヒドロキシエチルアミン或いはこのエステル化誘
導体を使用する方法によると、それらが成形品表面へ経
時的にブリードする性質が強いため、初期に所望の効果
を与えるだけの量を使用した場合には経時後にブリード
過多となって成形品であるフィルムやシート等では表面
汚れやブロッキング等の問題を起し易く、逆に経時後に
好ましい効果を与える程度の量を使用したのでは初期に
所望の効果が得られず、他の成分を併用しても、実用上
経時的に安定した効果を得難い。また、ベタイン型両性
界面活性剤を使用する方法によるとこれが成形品表面へ
移行する性質が弱いため、添加後に加熱やコロナ処理等
の何らかの工程を必要とする一般には採用し難い煩わし
さがある。脂肪族のアルカノールアミド類を使用する方
法もほぼ同様である。更に、アンチブロッキング性やス
リップ性等を補なうために種々の成分を併用する他の従
来提案によっても、実際には所望通りの効果が得られな
かったり、効果の経時的劣化を促したり、或いは成形品
表面を白化したりする等、多くの問題があるのが実情で
ある。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明は、ポリオレフィン樹脂へ充分な帯電防止性及び
防曇性を付与することを前提として、叙上の如き従来提
案の問題点すなわち、 付与した帯電防止性及び防曇性が経時的に劣化する
等、不安定であるという問題点、 白化、着色、表面ベタツキ等、外観その他の諸物性を
悪影響を及ぼすという問題点、 加熱、コロナ処理等、煩わしい工程が必要であるとい
う問題点、 以上の問題点を解決するものである。
防曇性を付与することを前提として、叙上の如き従来提
案の問題点すなわち、 付与した帯電防止性及び防曇性が経時的に劣化する
等、不安定であるという問題点、 白化、着色、表面ベタツキ等、外観その他の諸物性を
悪影響を及ぼすという問題点、 加熱、コロナ処理等、煩わしい工程が必要であるとい
う問題点、 以上の問題点を解決するものである。
<問題点を解決するための手段> しかして本発明者らは、前述の問題点を解決するべく鋭
意研究した結果、所定のグリセリン混合脂肪酸エステル
とジエタノールアミドとの混合物において、双方の重量
比及び該混合物中の炭素数の分布状態を特定した添加剤
を適用すると、双方の単体からは予測できない初期効果
の得られることを見出し、本発明を完成するに到った。
意研究した結果、所定のグリセリン混合脂肪酸エステル
とジエタノールアミドとの混合物において、双方の重量
比及び該混合物中の炭素数の分布状態を特定した添加剤
を適用すると、双方の単体からは予測できない初期効果
の得られることを見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち本発明は、次のAに該当するグリセリン混合脂
肪酸エステルとBに該当するジエタノールアミドとから
成り、双方の重量比が5/5≦A/B≦8/2であっ
て、双方が次の(a)の条件を充足する添加剤を、ポリ
オレフィン樹脂に対し0.05〜2.0重量%となるよ
うに添加することを特徴とするポリオレフィン樹脂へと
帯電防止性及び防曇性付与方法に係る。
肪酸エステルとBに該当するジエタノールアミドとから
成り、双方の重量比が5/5≦A/B≦8/2であっ
て、双方が次の(a)の条件を充足する添加剤を、ポリ
オレフィン樹脂に対し0.05〜2.0重量%となるよ
うに添加することを特徴とするポリオレフィン樹脂へと
帯電防止性及び防曇性付与方法に係る。
A:炭素数12〜22の脂肪酸のうちで炭素数の差が4
以内である2種又は3種の脂肪酸を使用して誘導され
る、モノエステルの含有率が90重量%以上であるグリ
セリン混合脂肪酸エステル。
以内である2種又は3種の脂肪酸を使用して誘導され
る、モノエステルの含有率が90重量%以上であるグリ
セリン混合脂肪酸エステル。
B:炭素数12〜22の脂肪酸を使用して誘導されるジ
エタノールアミド。
エタノールアミド。
(a) 使用する脂肪酸の炭素数の差が4以内のともに同じ
炭素数範囲にあるAに該当する各成分とBに該当する各
成分との合計量がA及びBの全体量を80重量%以上で
あり、且つ上記各成分の合計量中において双方の重量比
が5/5≦Aに該当する各成分の合計量/Bに該当する
各成分の合計量≦8/2であること。
炭素数範囲にあるAに該当する各成分とBに該当する各
成分との合計量がA及びBの全体量を80重量%以上で
あり、且つ上記各成分の合計量中において双方の重量比
が5/5≦Aに該当する各成分の合計量/Bに該当する
各成分の合計量≦8/2であること。
本発明で使用する前記Aのグリセリン混合脂肪酸エステ
ルの具体例としては、ラウリン酸及びミリスチン酸の混
合脂肪酸のグリセリンモノエステル、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸及びステアリン酸の混合脂肪酸のグリセリン
モノエステル、パルミチン酸及びステアリン酸の混合脂
肪酸のグリセリンモノエステル、ステアリン酸、アラキ
ン酸及びベヘニン酸の混合脂肪酸のグリセリンモノエス
テル等が挙げられる。通常グリセリン脂肪酸エステル
は、エステル化或いはエステル交換反応によりモノ、ジ
及びトリエステルの混合物として得られるので、この場
合に本発明では、該混合物を精製し、モノエステルの含
有率が90重量%以上としたものを使用する必要があ
る。これより低純度のものでは本発明の目的性能が得ら
れない。また、通常脂肪酸は天然油脂をその原料ソース
としており、炭素数分布を有する混合脂肪酸の状態で得
られるので、本発明では、かかる原料ソースの実情を考
慮して、所定の炭素数分布を有する混合脂肪酸から誘導
されるグリセリン混合脂肪酸エステルを使用する。モノ
エステルの含有率が90重量%以上である、単独脂肪酸
から誘導されるグリセリン脂肪酸エステルを使用する場
合には、高度な分留等の精製手段が必要になるが、本発
明ではそのように高度な精製手段は必要でないため、は
るかに経済的である。
ルの具体例としては、ラウリン酸及びミリスチン酸の混
合脂肪酸のグリセリンモノエステル、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸及びステアリン酸の混合脂肪酸のグリセリン
モノエステル、パルミチン酸及びステアリン酸の混合脂
肪酸のグリセリンモノエステル、ステアリン酸、アラキ
ン酸及びベヘニン酸の混合脂肪酸のグリセリンモノエス
テル等が挙げられる。通常グリセリン脂肪酸エステル
は、エステル化或いはエステル交換反応によりモノ、ジ
及びトリエステルの混合物として得られるので、この場
合に本発明では、該混合物を精製し、モノエステルの含
有率が90重量%以上としたものを使用する必要があ
る。これより低純度のものでは本発明の目的性能が得ら
れない。また、通常脂肪酸は天然油脂をその原料ソース
としており、炭素数分布を有する混合脂肪酸の状態で得
られるので、本発明では、かかる原料ソースの実情を考
慮して、所定の炭素数分布を有する混合脂肪酸から誘導
されるグリセリン混合脂肪酸エステルを使用する。モノ
エステルの含有率が90重量%以上である、単独脂肪酸
から誘導されるグリセリン脂肪酸エステルを使用する場
合には、高度な分留等の精製手段が必要になるが、本発
明ではそのように高度な精製手段は必要でないため、は
るかに経済的である。
一方、本発明で使用する前記Bのジエタノールアミドの
具体例としては、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリ
スチン酸ジエタノールアミド、パルミチン酸ジエタノー
ルアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド、ベヘニン
酸ジエタノールアミド等が挙げられる。これらは通常、
等モルのジエタノールアミンと脂肪酸或いは脂肪酸エス
テルとからアミド化やアミノリシスによって得られる。
具体例としては、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリ
スチン酸ジエタノールアミド、パルミチン酸ジエタノー
ルアミド、ステアリン酸ジエタノールアミド、ベヘニン
酸ジエタノールアミド等が挙げられる。これらは通常、
等モルのジエタノールアミンと脂肪酸或いは脂肪酸エス
テルとからアミド化やアミノリシスによって得られる。
本発明において、前記AとBとを用いる際の重量比は5
/5≦A/B≦8/2であることが必要である。この重
量比範囲を外れると、AとBとの好ましい相互作用が失
なわれる。
/5≦A/B≦8/2であることが必要である。この重
量比範囲を外れると、AとBとの好ましい相互作用が失
なわれる。
また本発明において、前記AとBとの前述したような混
合物中におけるアシル基の炭素数(AやBを誘導する際
に使用する脂肪酸の炭素数)の分布を双方の好ましい相
互作用を発揮させるためには重要である。該炭素数はい
ずれも12〜22の範囲にあることが必要であって、こ
の範囲内において双方の該炭素数が近いほどその効果を
より良く発揮し、かかる意味で該炭素数の分布状態に関
しては前述した(a)の条件を充足することが必要なの
である。前記アシル基の炭素数が12〜22の範囲を外
れたり、或いは該炭素数の分布状態に関して前述した
(a)の条件を充足しない場合には、本発明の所期効果
は得られない。
合物中におけるアシル基の炭素数(AやBを誘導する際
に使用する脂肪酸の炭素数)の分布を双方の好ましい相
互作用を発揮させるためには重要である。該炭素数はい
ずれも12〜22の範囲にあることが必要であって、こ
の範囲内において双方の該炭素数が近いほどその効果を
より良く発揮し、かかる意味で該炭素数の分布状態に関
しては前述した(a)の条件を充足することが必要なの
である。前記アシル基の炭素数が12〜22の範囲を外
れたり、或いは該炭素数の分布状態に関して前述した
(a)の条件を充足しない場合には、本発明の所期効果
は得られない。
AとBとの混合物中におけるアシル基の炭素数の分布状
態に関しては、上記と同様の意味で、前述した(a)の
条件を充足し、同時に次の(b)の条件を充足する場合
に、本発明の効果は最も優れたものとなる。
態に関しては、上記と同様の意味で、前述した(a)の
条件を充足し、同時に次の(b)の条件を充足する場合
に、本発明の効果は最も優れたものとなる。
(b) 使用する脂肪酸の炭素数が同じであるAに該当する
成分とBに該当する成分とが対を形成して1対以上存在
し、これらの各対において双方の重量比が5/5≦Aに
該当する成分/Bに該当する成分≦8/2であり、且つ
上記対を形成する双方の各成分の合計量がA及びBの全
体量の70重量%以上であること。
成分とBに該当する成分とが対を形成して1対以上存在
し、これらの各対において双方の重量比が5/5≦Aに
該当する成分/Bに該当する成分≦8/2であり、且つ
上記対を形成する双方の各成分の合計量がA及びBの全
体量の70重量%以上であること。
以上説明したAとBとから成る添加剤はポリオレフィン
樹脂に対して0.05〜2.0重量%使用することが必
要である。多すぎても、逆に少なすぎても本発明の所期
効果は得られない。
樹脂に対して0.05〜2.0重量%使用することが必
要である。多すぎても、逆に少なすぎても本発明の所期
効果は得られない。
<作用等> 本発明における添加剤の使用方法は特に限定されるもの
ではない。ポリオレフィン樹脂に対し、(a)の条件を
充足するようにして、好ましくは(a)及び(b)の条
件を同時に充足するようにして、A及びBを別々に加え
ても、又は予め双方を混合した後に加えてもよく、更に
は樹脂に直接加えても、又は一旦高濃度のマスターバッ
チとした後に加えてもよい。
ではない。ポリオレフィン樹脂に対し、(a)の条件を
充足するようにして、好ましくは(a)及び(b)の条
件を同時に充足するようにして、A及びBを別々に加え
ても、又は予め双方を混合した後に加えてもよく、更に
は樹脂に直接加えても、又は一旦高濃度のマスターバッ
チとした後に加えてもよい。
本発明の適用できる樹脂はポリオレフィン樹脂全般であ
り、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエンの
他に、これらに酢酸ビニル、エチルアクリレート、アク
リル酸等の他のモノマーを共重合した樹脂等である。そ
して本発明の効果は、インフレーション、キャスティン
グ、押出成形、射出成形等の成形加工法や、フィルム、
シート、繊維等の成形品形態による制約を受けない。
り、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエンの
他に、これらに酢酸ビニル、エチルアクリレート、アク
リル酸等の他のモノマーを共重合した樹脂等である。そ
して本発明の効果は、インフレーション、キャスティン
グ、押出成形、射出成形等の成形加工法や、フィルム、
シート、繊維等の成形品形態による制約を受けない。
尚、本発明の効果を損なわない範囲で、他の目的のため
に滑剤、安定剤、アンチブロッキング剤等を本発明の実
施に際して併用しても差し支えない。
に滑剤、安定剤、アンチブロッキング剤等を本発明の実
施に際して併用しても差し支えない。
<発明の効果> 以上説明した通り本発明には、加熱やコロナ処理等の煩
わしい余分な工程を必要とせず、そしてポリオレフィン
樹脂本来の外観その他の諸物性に悪影響を及ぼすことな
く、ポリオレフィン樹脂へ経時的に安定で且つ充分な帯
電防止性及び防曇性を付与することができる効果があ
る。
わしい余分な工程を必要とせず、そしてポリオレフィン
樹脂本来の外観その他の諸物性に悪影響を及ぼすことな
く、ポリオレフィン樹脂へ経時的に安定で且つ充分な帯
電防止性及び防曇性を付与することができる効果があ
る。
<実施例> 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明の構成及び効果
をより具体的にするが、本発明はここに挙げる実施例に
限定されるものではない。
をより具体的にするが、本発明はここに挙げる実施例に
限定されるものではない。
・実施例1〜4、比較例1〜9 低密度ポリエチレン樹脂(住友化学社製、スミカセンF
−208−1)へ、第1表記載の各添加剤をそれぞれ4
重量%又は0.8重量%(比較例5)となるように、ロ
ール混練基を用いて温度150℃で混練後、シートカッ
ターにより3mm角ペレット状のマスターバッチを作製し
た。
−208−1)へ、第1表記載の各添加剤をそれぞれ4
重量%又は0.8重量%(比較例5)となるように、ロ
ール混練基を用いて温度150℃で混練後、シートカッ
ターにより3mm角ペレット状のマスターバッチを作製し
た。
次いで、各マスターバッチ5重量部と前記低密度ポリエ
チレン樹脂95重量部とを混合後、シリンダー温度18
0〜210℃、ブローアップ比2.0の条件にてインフ
レーション成形を行ない、厚さ30μのフィルムを作製
し、これを試料とした。
チレン樹脂95重量部とを混合後、シリンダー温度18
0〜210℃、ブローアップ比2.0の条件にてインフ
レーション成形を行ない、厚さ30μのフィルムを作製
し、これを試料とした。
・実施例5〜7、比較例10〜12 低密度ポリエチレン樹脂に代えて直鎖低密度ポリエチレ
ン樹脂(三井石油化学社製、ウルトゼックス3021
F)を、また第1表記載の各添加剤に代えて第2表記載
の各添加剤を使用し、マスターバッチの各添加剤濃度を
8重量%にしたこと以外、実施例1〜4の場合と同様に
した。
ン樹脂(三井石油化学社製、ウルトゼックス3021
F)を、また第1表記載の各添加剤に代えて第2表記載
の各添加剤を使用し、マスターバッチの各添加剤濃度を
8重量%にしたこと以外、実施例1〜4の場合と同様に
した。
・実施例8〜11、比較例13〜19 ポリプロピレン樹脂(住友化学社製、ノーブレンF−6
411)へ、第3表記載の各添加剤をそれぞれ0.6重
量%又は2.2重量%(比較例13)となるように、ラ
ボプラストミル(東洋精機社製)を用いて温度200℃
で5分間混練後、温度200℃、圧力350kg/cm2の条
件にて1分間プレスを行ない、厚さ約100μのシート
を作製し、これを試料とした。
411)へ、第3表記載の各添加剤をそれぞれ0.6重
量%又は2.2重量%(比較例13)となるように、ラ
ボプラストミル(東洋精機社製)を用いて温度200℃
で5分間混練後、温度200℃、圧力350kg/cm2の条
件にて1分間プレスを行ない、厚さ約100μのシート
を作製し、これを試料とした。
そして、以上の各試料を用い、次のように測定乃至評価
した。結果を第4表〜第6表に示した。
した。結果を第4表〜第6表に示した。
・表面状態(外観) 各試料を20℃×60%RHの恒温恒湿室に放置し、3
日後及び2か月後において、それぞれ表面の白化の度合
を次の基準で肉眼評価した。
日後及び2か月後において、それぞれ表面の白化の度合
を次の基準で肉眼評価した。
◎:全く白化していない ○:部分的に薄く白化している △:全体が薄く白化している ×:全体が濃く白化している ・帯電防止性 各試料を20℃×60%RHの恒温恒湿室に放置し、3
日後及び2か月後において、放置条件と同じ条件下で表
面抵抗を測定した。
日後及び2か月後において、放置条件と同じ条件下で表
面抵抗を測定した。
・防曇性 100ml容のビーカーに20℃の水30mlを入れ、これ
を20℃×60%RHの恒温恒湿室に3日又は2か月放
置した各試料で密閉し、5℃の冷蔵庫中に1時間放置
後、各試料の内面への水滴付着状態を次の基準で肉眼評
価した。
を20℃×60%RHの恒温恒湿室に3日又は2か月放
置した各試料で密閉し、5℃の冷蔵庫中に1時間放置
後、各試料の内面への水滴付着状態を次の基準で肉眼評
価した。
5:水滴の付着がほとんどなく、透明である。
4:大きな水滴がわずかに付着しているが、透明であ
る。
る。
3:部分的に水滴の付着が認められるが、透明感はあ
る。
る。
2:多くの水滴が付着し、透明性が低下している。
1:微小水滴が全面に付着し、透明性が不良である。
第4表〜第6表における、各比較例に対する各実施例の
結果からも、本発明の効果は明白である。
結果からも、本発明の効果は明白である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5:20)
Claims (2)
- 【請求項1】次のAに該当するグリセリン混合脂肪酸エ
ステルとBに該当するジエタノールアミドとから成り、
双方の重量比が5/5≦A/B≦8/2であって、双方
が次の(a)の条件を充足する添加剤を、ポリオレフィ
ン樹脂に対し0.05〜2.0重量%となるように添加
することを特徴とするポリオレフィン樹脂への帯電防止
性及び防曇性付与方法。 A:炭素数12〜22の脂肪酸のうちで炭素数の差が4
以内である2種又は3種の脂肪酸を使用して誘導され
る、モノエステルの含有率が90重量%以上であるグリ
セリン混合脂肪酸エステル。 B:炭素数12〜22の脂肪酸を使用して誘導されるジ
エタノールアミド。 (a) 使用する脂肪酸の炭素数の差が4以内のともに同じ
炭素数範囲にあるAに該当する各成分とBに該当する各
成分との合計量がA及びBの全体量を80重量%以上で
あり、且つ上記各成分の合計量中において双方の重量比
が5/5≦Aに該当する各成分の合計量/Bに該当する
各成分の合計量≦8/2であること。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項の記載において、A
に該当するグリセリン混合脂肪酸エステルとBに該当す
るジエタノールアミドとが更に次の(b)の条件を充足
するポリオレフィン樹脂への帯電防止性及び防曇性付与
方法。 (b) 使用する脂肪酸の炭素数が同じであるAに該当する
成分とBに該当する成分とが対を形成して1対以上存在
し、これらの各対において双方の重量比が5/5≦Aに
該当する成分/Bに該当する成分≦8/2であり、且つ
上記対を形成する双方の各成分の合計量がA及びBの全
体量の70重量%以上であること。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013227A JPH0621198B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | ポリオレフィン樹脂への帯電防止性及び防曇性付与方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013227A JPH0621198B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | ポリオレフィン樹脂への帯電防止性及び防曇性付与方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59201318A Division JPS6178854A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | ポリオレフイン樹脂への帯電防止性及び防曇性付与方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02289634A JPH02289634A (ja) | 1990-11-29 |
| JPH0621198B2 true JPH0621198B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=11827296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013227A Expired - Fee Related JPH0621198B2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | ポリオレフィン樹脂への帯電防止性及び防曇性付与方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621198B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4517523B2 (ja) * | 2001-03-08 | 2010-08-04 | 住友化学株式会社 | 帯電防止多層フィルム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6058444A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-04 | Showa Denko Kk | オレフィン系重合体組成物 |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP2013227A patent/JPH0621198B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02289634A (ja) | 1990-11-29 |
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