JPH0621575Y2 - 円柱状電子部品の塗装装置における搬送ベルト - Google Patents

円柱状電子部品の塗装装置における搬送ベルト

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JPH0621575Y2
JPH0621575Y2 JP1988041688U JP4168888U JPH0621575Y2 JP H0621575 Y2 JPH0621575 Y2 JP H0621575Y2 JP 1988041688 U JP1988041688 U JP 1988041688U JP 4168888 U JP4168888 U JP 4168888U JP H0621575 Y2 JPH0621575 Y2 JP H0621575Y2
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conveyor belt
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寛 今井
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Rohm Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、円柱状電子部品の塗装装置において、その円
柱状電子部品を搬送するための搬送ベルトの改良に関す
るものである。
〔従来の技術〕
一般に、リードレス抵抗器とかコンデンサのような円柱
状の電子部品では、その外周面に対して、絶縁塗料や、
当該電子部品における品質又は等級等を表示するための
塗料を塗布することが行なわれる。
そして、このように円柱状電子部品の外周面に対する絶
縁塗料等の塗装には、第4図に示すように、外周面に塗
料を付着させて矢印E方向に回転する塗装ローラ10の
上部外周面と、その上方に配設した押えローラ11との
間に、電子部品Aを矢印F方向に供給することにより、
該電子部品Aの外周面に対して塗装ローラ10から塗料
を転写するようにした塗装装置が使用され、この塗装装
置において、その塗装ローラ10と押えローラ11との
間に電子部品Aを供給するに際しては、前記電子部品A
が嵌まる係合孔13を長手方向に適宜間隔P′で穿設し
て成る搬送ベルト12を使用し、この搬送ベルト12
を、その各係合孔13内に電子部品Aを嵌め入れた状態
で搬送することにより、電子部品Aを塗装ローラ10と
押えローラ11との間に供給するようにしている。
この場合、搬送ベルト12における係合孔13内に嵌め
入れた電子部品Aは、回転する塗装ローラ10の外周面
に接触したとき、塗装ローラ10と押えローラ11によ
って連れ回転するものであるから、搬送ベルト12の係
合孔13における両側縁部に、塗料が付着することにな
る。
そこで、従来の搬送ベルトは、例えば、特開昭62−2
89261号公報に記載され、且つ、第5図に示すよう
に、当該搬送ベルト12における各係合孔13を、当該
係合孔13における左右両側縁部に搬送ベルト12の搬
送方向に適宜長さ(L1)だけ延びる拡張溝13aと、
搬送ベルト12の搬送方向と逆方向に適宜長さ(L2)
だけ延びる拡張溝13bとを設けて十字状の孔に構成す
ることにより、係合孔13の左右両側縁部に塗料が付着
するのを防止するようにしている。
そして、この場合、先行技術のものは、一方の拡張溝1
3aにおける長さ(L1)と他方の拡張溝13bにおけ
る長さ(L2)とを同じ寸法に構成している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このように搬送ベルト12における各係合孔1
3を、十字状の孔に構成するに際して、その一方の拡張
溝13aにおける長さ(L1)と、他方の拡張溝13b
における長さ(L2)とを同じ寸法にすることは、各係
合孔12間の間隔P′が大きくなり、搬送ベルト12の
単位長さ当たりにおける係合孔13の個数、つまり、搬
送ベルト12の単位長さ当たりに搬送できる電子部品A
の個数が少なくなるから、塗装の作業能率が低くなる点
に問題があった。
この場合、塗装の作業能率を向上するには、搬送ベルト
12の搬送速度をアップすれば良いと考えられるが、し
かし、塗装工程には、その後において塗布した塗料を乾
燥するための乾燥工程が連続しており、この乾燥は、塗
装後の電子部品Aを、前記搬送ベルトにて乾燥炉内を搬
送することによって行うもので、搬送ベルト12の搬送
速度をアップすることは、乾燥時間が短くなるから、搬
送ベルト12の搬送速度をアップをした場合には、乾燥
炉を搬送ベルトの搬送方向に沿つて長くしなければなら
ず、乾燥炉を含めた全体の設備が大型化するのである。
そこで、搬送ベルト12の各係合孔13を十字状にした
場合に、搬送ベルト12の単位長さ当たりにおける係合
孔13の個数が少なくことを防止するために、先行技術
としての特開昭63−20061号公報は、前記搬送ベ
ルトのうち各係合孔間の部分を、上方に湾曲変形するこ
とを、また、別の先行技術としての特開昭63−200
62号公報は、各十字状係合孔を、複数個ずつ連通する
ことを提案している。
しかし、前者のように、搬送ベルトのうち各係合孔間の
部分を、上方に湾曲変形することは、搬送ベルトに対し
て、各係合孔間の部分を湾曲するための加工を施さねば
ならないから、搬送ベルトの価格が大幅にアップするば
かりか、搬送ベルトに捩じれ変形が発生するのであり、
また、後者のように、各十字状係合孔を、複数個ずつ連
通することは、搬送ベルトの強度が低下するので、当該
搬送ベルトの耐久性が低くなると言う問題がある。
本考案は、搬送ベルトの各係合孔を十字状にした場合
に、搬送ベルトの単位長さ当たりにおける係合孔の個数
が少なくなることを、搬送ベルトの価格アップ及び搬送
ベルトの捩じれ変形を招来したり、或いは、搬送ベルト
の耐久性の低下を招来したりすることなく、確実に防止
できるようにすることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、塗装ローラと押え部
材との間に供給する円柱状電子部品が一個ずつ嵌まる係
合孔を、長手方向に沿って適宜間隔で多数備え、且つ、
前記各係合孔を、その左右両側縁部に拡張溝を各々設け
て十字状の孔に構成して成る薄板製の搬送ベルトにおい
て、前記各係合孔の両側縁部における拡張溝のうち、搬
送ベルトの搬送方向に延びる一方の拡張溝における長さ
寸法を短く、搬送ベルトの搬送方向と逆方向に延びる他
方の拡張溝における長さ寸法を長くすると言う構成にし
た。
〔考案の作用〕
円柱状電子部品の塗装装置では、塗装ローラの外周面と
押え部材との間に、搬送ベルトの係合孔に嵌めた状態で
円柱状電子部品を供給し、塗装ローラと押え部材とにて
円柱状電子部品を連れ回転させることにより、塗装ロー
ラの外周面における塗料を、電子部品の外周面に対して
転写にて塗布するものであり、この場合、塗装ローラの
外周面における塗料は、塗装ローラの外周面から電子部
品の外周面に転写されるとき、電子部品によって堰止め
られて盛り上がった状態になるから、搬送ベルトにおけ
る係合孔の左右両側縁部に対する塗料の付着は、当該左
右両側縁部のうち搬送ベルトの搬送方向の手前側におけ
る側縁部において多量に発生するものである。
そこで、塗装ローラと押え部材との間に電子部品を供給
するための搬送ベルトにおける各係合孔を、その左右両
側縁部に拡張溝を各々設けて十字状の孔に構成した場合
において、各係合孔の両側縁部における拡張溝のうち、
搬送ベルトの搬送方向と逆方向に延びる他方の拡張溝に
おける長さ寸法を長くすることにより、前記のように電
子部品の堰止めにて盛り上がった塗料が搬送ベルトに付
着することを確実に防止できるのであり、また、搬送ベ
ルトの搬送方向に向かって電子部品よりも前方部位にお
いて搬送ベルトへの塗料の付着を防止するには、各係合
孔における左右両側縁部のうち一方の拡張溝は、電子部
品の外周面と係合孔側面との接触を防止できる程度の短
い長さ寸法で足りることになる。
すなわち、搬送ベルトの各係合孔における両拡張溝のう
ち一方の拡張溝の長さを短く、他方の拡張溝の長さを長
くすることによって、搬送ベルトへの塗料の付着を防止
できるから、各係合孔間の間隔を、各係合孔における両
拡張溝のうち一方の拡張溝の長さを短くする分だけ縮小
することができるのである。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、搬送ベルトへの塗料の付着を
防止した状態の下で、係合孔間の間隔を短縮でき、搬送
ベルトの単位長さ当たりにおける係合孔の個数、つま
り、搬送ベルトの単位長さ当たりに搬送できる電子部品
の個数が多くなるから、搬送ベルトの搬送速度がアッ
プ、ひいては乾燥炉の長さを増大することなく、円柱状
電子部品に対する塗装の作業能率を向上できるのであ
る。
しかも、本考案によれば、搬送ベルトの各係合孔におけ
る両拡張溝のうち一方の拡張溝の長さを長くするだけで
良く、前記先行技術のように、各係合孔間の部分を上方
の湾曲変形したり、或いは、係合孔を複数個ずつ連通し
たりすることを必要としないから、搬送ベルトの価格ア
ップ及び搬送ベルトの捩じれ変形を招来したり、或い
は、搬送ベルトの耐久性の低下を招来したりすることな
く、搬送ベルトの単位長さ当たりにおける係合孔の個数
を多くすることができる効果を有する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面(第1〜3図)に基づいて
説明すると、図において符号1は、レール2の上面に沿
つて配設した薄板製の搬送ベルト3を挟んで、押え部材
の一例としての押えローラ4と塗装ローラ5とを上下に
配設して成る塗装装置を示す。
前記塗装ローラ5の外周面には、一部を塗料タンク6に
浸漬した塗料供給ローラ7が接当すると共に、該塗装ロ
ーラ5の上部はレール2に穿設した抜き孔2aを介して
上方に突出しており、また、前記押えローラ4にはゴム
等の弾性体が張設されている。
なお、円柱状電子部品Aはその両端が大径に形成され、
その両端部に前記押えローラ4が接当すると共に、小径
の中程部に塗装するようにしている。
前記薄板製の搬送ベルト3には、当該搬送ベルト3の長
手方向と直交した方向を向いて円柱状電子部品Aが嵌ま
るようにした係合孔8を、当該搬送ベルト3の長手方向
に沿つて適宜間隔Pで穿設すると共に、前記各係合孔8
を、搬送ベルト3の長手方向に沿った左右両方向に拡張
して平面視十字状に形成するが、このとき、前記係合孔
8の左右両側に形成された拡張溝9a,9bの長さ寸法
l1,l2を、搬送ベルト3の搬送方向(C方向)に向
けて形成した拡張部9aの長さ寸法l1が小さく、搬送
ベルト3の搬送方向と反対方向に向けて形成した拡張部
9bの拡張寸法l2が大きくなるように設定する。
以上の構成において、移送ベルト3の係合孔8内に電子
部品Aを嵌め入れ、レール2上を転動させて矢印Cに搬
送する途次、電子部品Aを押えローラ4にてピンチング
しつ、塗装ローラ5を矢印D方向に回転駆動すると、電
子部品A及び塗料供給ローラ7が連れ回転し、塗料タン
ク6内の塗料Bが塗料供給ローラ7から塗装ローラ5を
経て電子部品Aに順次転移し、電子部品Aの小径部に、
塗装ローラ5と同巾で塗料Bが塗布される。
このとき、塗装ローラ5から電子部品Aへの塗料Bの転
写に際して、電子部品Aと塗装ローラ5とが密着してい
るため、塗装ローラ5に付着した塗料Bは電子部品Bに
よって堰止めらて、盛り上がった状態になるため、塗料
Bは、搬送ベルト3の搬送方向の手前側において搬送ベ
ルト3に広い範囲で付着し易くなる一方、電子部品Aよ
りも搬送ベルト3の搬送方向に向かった前方では、搬送
ベルト3への塗料の付着は殆どない。
従って、係合孔8を平面視十字状に形成して搬送ベルト
3への塗料Bの付着を防止するに際して、各係合孔8に
おける両拡張溝9a,9bのうち、搬送ベルト3の搬送
方向と逆方向に延びる他方の拡張溝9bにおける長さ寸
法l2を長くすることにより、電子部品Aの堰止めにて
盛り上がった塗料Bが搬送ベルト5に付着することを確
実に防止できるのであり、また、搬送ベルト3の搬送方
向の前方に向かって延びる拡張溝9aの長さ寸法l1
は、電子部品Aの外周面と係合孔8側縁との接触を防止
できる程度の短い寸法で足りることになる。
このように、搬送ベルト3の各係合孔8における両拡張
溝9a,9bのうち一方の拡張溝9aの長さ寸法l1
を、搬送ベルト3への塗料Bの付着をもたらすことなく
縮小できるから、各係合孔8間の間隔Pを、各係合孔8
における両拡張溝9a,9bの長さ寸法の寸法差(l2
−l1)の分だけ縮小できることになる。
従って、搬送ベルト3の単位長さ当たりにおける係合孔
8の個数、つまり、搬送ベルト3の単位長さ当たりに搬
送できる電子部品Aの個数を増大して、搬送ベルト3の
搬送速度のアップ、延いては乾燥炉の長さを増大するこ
となく、円柱状電子部品Aに対する塗装の作業能率を向
上できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す図で第2図のI−I視平面
図、第2図は塗装装置の一部破断正面図、第3図は第2
図の要部拡大図、第4図は従来例の正面図、第5図は従
来の搬送ベルトの平面図である。 A……電子部品、B……塗料、1……塗装装置、3……
搬送ベルト、4……押え部材の一例としての押えロー
ラ、5……塗装ローラ、8……係合孔、9a,9b……
拡張溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗装ローラと押え部材との間に供給する円
    柱状電子部品が一個ずつ嵌まる係合孔を、長手方向に沿
    って適宜間隔で多数備え、且つ、前記各係合孔を、その
    左右両側縁部に拡張溝を各々設けて十字状の孔に構成し
    て成る薄板製の搬送ベルトにおいて、前記各係合孔の両
    側縁部における拡張溝のうち、搬送ベルトの搬送方向に
    延びる一方の拡張溝における長さ寸法を短く、搬送ベル
    トの搬送方向と逆方向に延びる他方の拡張溝における長
    さ寸法を長くしたことを特徴とする円柱状電子部品の塗
    装装置における搬送ベルト。
JP1988041688U 1988-03-28 1988-03-28 円柱状電子部品の塗装装置における搬送ベルト Expired - Lifetime JPH0621575Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6320062A (ja) * 1986-07-15 1988-01-27 Koa Corp 円筒形チツプ体の塗装用搬送ベルト
JPS6320061A (ja) * 1986-07-15 1988-01-27 Koa Corp 円筒形チツプ体の塗装用搬送ベルト

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